JPH0643780Y2 - 面発光装置 - Google Patents

面発光装置

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JPH0643780Y2
JPH0643780Y2 JP1988109469U JP10946988U JPH0643780Y2 JP H0643780 Y2 JPH0643780 Y2 JP H0643780Y2 JP 1988109469 U JP1988109469 U JP 1988109469U JP 10946988 U JP10946988 U JP 10946988U JP H0643780 Y2 JPH0643780 Y2 JP H0643780Y2
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JP
Japan
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light
light source
reflection
guide plate
emitting device
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幸治 佐内
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば液晶表示パネルの背面照明を行なう
ための面発光装置に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の従来の技術として、例えば実開昭62-69281号公
報に記載のものがある。このものは、第5図に示すよう
に、導光板1と、その端面に設けられた白熱電球2a,2b
と、これら導光板1および白熱電球2a,2bとを囲む反射
枠3等によって構成され、白熱電球2a,2bからの光を導
光板1に導き、導光板1の背面に施された散乱反射層
(図示せず)によって上記光を散乱反射させ、導光板1
の板面から放射させるようにしたものである。これによ
って導光板1の前面に設けた液晶表示パネル(図示せ
ず)等を照明することができるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来のものにおいては、例えば、第6図に示すよう
に、白熱電球2aが、そのフィラメント2a′の長手方向が
反射枠3の反射面3aに平行となるように配設された場
合、白熱電球2aの輝度の分布は図示A(点線上では光が
同じ強さであることを示す)のようになり、導光板1の
端面1aのうち、白熱電球2aに近い部分では、入光量が多
く、同じく遠い部分では入光量は少なくなり、結局、入
光量の分布は図示B(点線上では光が同じ強さであるこ
とを示す)のようになる。このようになると、導光板1
の板面からの放射光は、白熱電球2aの近傍が強く、白熱
電球2aから遠方の部分では弱くなり、均一な面発光が得
られないという課題があった。
この考案は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、放射光の強度が場所によらず均一となる面発
光装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る面発光装置は、方向により輝度分布の異
なる光を発生する光源、この光源の光を反射させる反射
枠を備え、この反射枠を上記光源の輝度の弱い部分に対
向して設けられた平坦な反射面と、上記光源の輝度の強
い部分に対向して設けられ、この光を上記平坦な反射面
による光の反射方向に屈曲させる傾斜反射面とから構成
したものである。
〔作用〕
この考案においては、傾斜反射面により光源の輝度の強
い光を、平坦な反射面により反射された光の方向に屈曲
させることになるので、反射光の輝度を均一にできる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第1図はこの考案による面発光装置の第2図のI-I線に
おける断面図、第2図は第1図のII-II線における側断
面図、第3図は第1図における要部の拡大断面図であ
る。各図において、4は表示パターン(図示せず)が透
明電極(図示せず)によって形成され、制御回路(図示
せず)の信号に基づき、所定の表示パターンを点消灯さ
せる液晶表示パネルであり、液晶材料(図示せず)を挟
持する第1および第2ガラス板4aおよび4bを有してい
る。4a′は第1ガラス板4a上に、透明電極の端子を配列
した端子部、5aないし5hは液晶表示パネル4の端子部4
a′の各透明電極とそれぞれ電気的に接続されたリード
であり、各リード、例えば、リード5cの挟持部5c′が第
1ガラス板4aの端子部4a′を挟持している。6は液晶表
示パネル4の背面、すなわち第2ガラス板4b側に配設さ
れ、光を散乱させて均一化する透光性の調光板、7は調
光板6の背面に配設され、光を着色する有色透光性の濾
光板、8は液晶表示パネル4のリード5aないし5hが半田
付されたプリント基板、9,10は、プリント基板8にリー
ド9aが半田付された白熱電球からなる光源、9b,10bは、
光源9,10のフィラメントであり、第1図において、長手
方向が図示上下方向となるように、光源9,10が配設され
ている。11は光源9,10からの光を円形の光入光面11aよ
り入射する導光性の例えばアクリル樹脂からなる導光板
で、この導光板11は背面を上記光源から離れるに伴って
外端側を徐々に肉厚を薄くしてある。そしてこの導光板
11の背面に例えば白色塗装膜等の散乱反射層11bが形成
してある。12は、脚部12aがプリント基板8に半田付さ
れ、光源9,10を光源包囲部12b,12cで包囲するととも
に、導光板11の3つの端面11d,11e,11fに密接して導光
板11を保持すると共に、光源9,10の上半分の光を反射さ
せ、導光板の短手方向(上下方向)に光の進行角度を換
え散乱反射層11bへ導く例えばアルミ板からなる反射枠
であり、これら光源9,10、導光板11および反射枠12によ
って面発光装置13を構成している。
以下、上記のように構成された実施例の作用について説
明する。光源9,10は、それぞれ、フィラメント9b,10bが
光源包囲部12b,12cと直角になるように配設されてお
り、第4図に示すように、光源9の輝度分布は図示C
(点線上では光が同じ強さであることを示す)のように
なる。従って反射枠12の光源包囲部12b,12cのうち光源
9に近い部分では、光源9の輝度は弱く、光源9から遠
い部分では、光源9の輝度は強くなり、図示D(点線で
は光が同じ強さであることを示す)のように、結果とし
て、光源9に近い部分と遠い部分とにおいて、それぞれ
に入射する光量の差が小さくなる。この差は、第3図に
示すように、反射枠12の光源包囲部12bの形状を光源9,1
0より遠いほど導光板11の方へ緩やかに曲げるとよい。
例えば実施例では光源包囲部12bの傾斜反射面12b′を45
°より少し小さい角度をなすように構成して反射光を取
入れることにより左右方向の光量不足を補っている。
上記のように導光板11の光入光面11aから入射した光は
反射光によりどの部分においても光量をほぼ均一にする
ことができるため、入光面11aから入射した光は導光板1
1全体に均一に伝搬し、その後、散乱反射層11bで光源に
近いほど液晶表示パネル4への照射を弱めるように平坦
に遠ざかるにつれて肉厚を薄く光源から角度をもっての
ぞむようにしてパネルへの照射を強くして散乱反射さ
れ、全面の光量をほぼ等しくできる。
これによって、第1図で見た導光板11の板面11cの各点
における輝度分布は均一なものとなり、入光面11aから
の入射光は濾光板7を均一に照明する。つぎに、上記放
射光は、濾光板7を通ることにより着色され、調光板6
で輝度分布をさらに均一化された後、液晶表示パネル4
を照明する。このように、導光板11の板面11cは均一な
発光面となり、液晶表示パネル4を均一に照明すること
ができる。
ところで、この実施例においては、光源9,10を液晶表示
パネル4の端子部4a′の裏側に配設しているため、光源
9,10および光源包囲部12b,12cのための特別な占有場所
(例えば第1図に示す位置E)を必要とせず、装置の占
める占有面積を小さくすることができる。
さらに、この実施例においては、リード5aないし5hと接
続された第1ガラス板4aを外側にし、第2ガラス板4bを
面発光装置13側にしたため、反射枠12の光源包囲部12b,
12cとリード5aないし5hの挟持部5caとの間隔を広くと
れ、これにより、反射枠12が導電性を有している場合に
は反射枠12によるリード5aないし5h同志の短絡が生じに
くくなるものである。
なお、上記実施例では、液晶表示パネルを照明する場合
について説明したが、その他の透光性表示パネルを表示
する場合や、単に、照明装置として使用する場合にも利
用できることはいうまでもない。また、光源包囲部12b,
12cは反射枠12の一部に設けたが、その他導光板11にア
ルミメッキなどにより設けてもよい。さらに光源包囲部
12b,12cは放熱のための孔を部分的に設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、方向により輝度分布の
異なる光を発生する光源を用い、この光源の輝度の弱い
部分に対向して設けた平坦な反射面と、上記光源の輝度
の強い部分に対向して設けられ、この光を上記平坦な反
射面による光の反射方向に屈曲させる傾斜反射面とから
なる反射枠を備えたもので、このように構成することに
より輝度の均一な反射光を得ることが可能となるため、
液晶表示パネルを輝度むらなく照明することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による面発光装置の第2図
のI-I線における断面図、第2図は第1図のII-II線にお
ける側断面図、第3図は第1図の要部の拡大断面図、第
4図はこの考案における光源の強度分布を示す説明図、
第5図は従来の面発光装置の斜視図、第6図は従来にお
ける装置の光源の強度分布を示す説明図である。 9,10…光源、12…反射枠、12b,12c…光源包囲部、12b′
…傾斜反射面。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方向により輝度分布の異なる光を発生する
    光源、この光源の光を反射させる反射枠を備え、この反
    射枠を上記光源の輝度の弱い部分に対向して設けられた
    平坦な反射面と、上記光源の輝度の強い部分に対向して
    設けられ、この光を上記平坦な反射面による光の反射方
    向に屈曲させる傾斜反射面とから構成したことを特徴と
    する面発光装置。
JP1988109469U 1988-08-19 1988-08-19 面発光装置 Expired - Lifetime JPH0643780Y2 (ja)

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JP1988109469U JPH0643780Y2 (ja) 1988-08-19 1988-08-19 面発光装置

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JP1988109469U JPH0643780Y2 (ja) 1988-08-19 1988-08-19 面発光装置

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Publication Number Publication Date
JPH0230924U JPH0230924U (ja) 1990-02-27
JPH0643780Y2 true JPH0643780Y2 (ja) 1994-11-14

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JP1988109469U Expired - Lifetime JPH0643780Y2 (ja) 1988-08-19 1988-08-19 面発光装置

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JPH0230924U (ja) 1990-02-27

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