JP2558443Y2 - 面照明装置 - Google Patents

面照明装置

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JP2558443Y2
JP2558443Y2 JP1991107041U JP10704191U JP2558443Y2 JP 2558443 Y2 JP2558443 Y2 JP 2558443Y2 JP 1991107041 U JP1991107041 U JP 1991107041U JP 10704191 U JP10704191 U JP 10704191U JP 2558443 Y2 JP2558443 Y2 JP 2558443Y2
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light
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準 光井
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本考案は平面ディスプレイ表示、
とりわけ液晶表示に用いられる面照明装置に関する。
【従来の技術】近年、平面ディスプレイ表示に用いられ
る面照明装置が特公平2−43282号公報等に開示さ
れている。しかしこの装置では光源として、螢光灯等が
用いられるため、螢光灯用の反射板を含めて装置の厚さ
が約8ないし10mmとなり、装置が十分に薄型とはい
えない。そのため薄型化を目的として、本願出願人が、
特願平3−184925号に於て出願した装置を図5の
断面図にて示す。この図に於て導光板31は側面に近い
底面にて凹部32が形成されている。その凹部32に収
納する様に発光ダイオードランプ33が配置されてい
る。回路基板34上の反射板35の上に接着剤36を介
して発光ダイオードランプ33が固定されている。発光
ダイオードランプ33のフレーム37は曲げられて回路
基板34に半田付けされている。そして導光板31の上
に液晶表示器38が配置されている。しかして上述の装
置では、液晶表示器38への照明が不均一になるという
欠点がある。特に液晶表示器38のXY面に直交するZ
軸方向に於て不均一である。何故ならばZ軸方向、すな
わち導光板の側面に沿う方向に対しては、点光源として
の発光ダイオードランプ33が1個ずつしか設けられて
いないからである。更にこの装置では、発光ダイオード
ランプ33の略真上の導光板31の範囲、すなわちCの
部分が明るすぎて被照明物を配置することができない。
発光ダイオードランプ33の長さは比較的長いのでCの
部分も約10mmと長く、有効発光面積が小さい。さら
に、発光ダイオードランプ33からの光がフレーム37
と導光板31との隙間から洩れるので、導光板31内へ
の入光量が減るという欠点が生じる。一方、実開平3−
5132号公報には、導光板の側面に凹部を形成し、基
板表面に基板の長手方向に沿ってチップLEDを線状に
配列固着し、基板を導光板の側面に配置して導光板の凹
部にチップLEDを配置する点が開示されているが、導
光板の凹部は、上下面が開放した形状となっているの
で、チップLEDの光が凹部の開放した上下面から漏れ
やすく、照明が不均一となるという問題を有している。
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は上述の
欠点を解消し、均一照明でき、しかも有効発光面積を大
きくすることができる面照明装置を提供することを課題
とする。加えて、回路基板との接続が容易で組立作業性
の良い面照明装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】本考案は、光拡散手段を
有する導光板と、該導光板の側面に該導光板の厚みより
も狭い幅で前記側面の長手方向に形成された凹部と、前
記導光板の前記側面に配置した基板と、各辺の大きさが
前記導光板の厚みよりも十分に小さく、前記凹部の中に
位置する様に前記基板の長手方向に沿って線状に整列固
着された発光ダイオードとを備え、前記基板は、回路基
板への固定用の爪と電源端子を兼ねる突起部を備えた事
を特徴とする。
【作用】本考案は上述の様に、点光源としての発光ダイ
オードを基板の長手方向に沿って線状に整列固着したの
で、導光板の側面に沿う方向を線状に照明することがで
き、均一照明が得られる。そしてまた、発光ダイオード
を配置するために導光板側面の長手方向に形成された凹
部は、導光板の厚みよりも狭い幅であり、しかも発光ダ
イオードは各辺の大きさが導光板の厚みよりも十分に小
さいので、導光板の明るすぎる端の部分の長さを短くし
て、有効発光面積を大きくすることができるとともに、
照明の均一化を図ることができ、導光板の薄型化、面照
明装置の薄型化に適した構造を提供することができる。
加えて、基板は、回路基板への固定用の爪と電源端子を
兼ねる突起部を備えているので、基板の回路基板への固
定作業性と配線作業性を良好にすることができ、構造の
簡素化と組立て作業性を高めることができる。
【実施例】以下、本考案実施例を図面に従って説明す
る。図1は本実施例に係る面照明装置の断面図であり、
図2はその装置の分解斜視図である。これらの図に於
て、導光板1は主にアクリル樹脂から成り、厚さ約4m
mの平板状である。導光板1の側面2に凹部3が形成さ
れている。凹部3の幅は約2mm、深さBは約2mmで
あり、導光板1の厚みよりも狭い幅で側面2の長手方向
に沿って形成されている。具体的には、導光板1は底部
に反射板1aを、その上に透明板1bと1cと1dが積
層され、その上に拡散板1eを設けたものである。そし
て導光板1は内部に光拡散手段を有する。すなわち透明
板1b,1c,1dはよく知られている様に、アクリル
板の裏面に白色塗料を斑点状に印刷されたものである。
またはアクリル等の板の裏面にシボ加工を施すことによ
って、裏面にて光を乱反射させて光拡散性を向上したも
のでも良い。拡散板1eもアクリル板から成る。そして
望ましくは側面2以外の他の3つの側面2a、2b、2
cの表面上に接着剤を介して合成紙が貼り付けられてい
る。この合成紙により側面からの光が洩れることを防止
して、光が有効に導光板の上面から取り出される。基板
4は例えばガラスエポキシ樹脂から成る樹脂層5の上に
電源端子6と導電層7a、7b、7cが印刷配線され、
導電層7bの周囲等を除く表面上に白色塗装部8が形成
された長尺のものである。基板4の電源端子6が設けら
れた部分は、後述する回路基板21との固定用の爪とし
ても機能する突起部を構成する。白色塗装部8は白色レ
ジストなどの塗料が塗布されたものである。基板4は直
径約1.5mmの透孔9を3個有し、厚さは約0.5m
mである。基板4の導電層7bの上に銀ペースト等の導
電性接着剤10を介して発光ダイオード11が固着され
ている。発光ダイオード11は例えば燐化ガリウムから
成り、約580nmの緑色を発光し、大きさは一辺が約
300μmの略立方体であり、各辺の大きさが前記導光
板1の厚みよりも十分に小さな形状となっている。発光
ダイオード11は基板4の長手方向に沿って、前記導光
板1の厚みよりも狭い約2mmのピッチで基板4の表面
上に線状に整列して固着される。ピッチがこれより大き
いと、基板4の線状方向に対して、照明ムラが大きくな
る。またピッチがこれより小さいと、配線などの作業が
しにくいので、約2mm程度が適切である。そして発光
ダイオード11と他の導電層との間に金属細線12が配
線されている。発光ダイオード11が導光板1の凹部3
に位置する様に、基板4の透孔9に導光板1の側面2に
形成された3個のピン13が挿入され、基板4の表面と
導光板1の側面2は当接している。反射枠14は例えば
ガラス入りポリカーポネイト樹脂より成り、厚さは約1
mmであり、断面が逆L字状に形成されている。この様
に、反射枠14は白色樹脂から成り反射性の良い材質か
ら選択される。導光板1の3個のピン13は基板4の透
孔9と反射枠14の透孔15を挿入して、先端を溶着す
ることにより、基板4と反射枠14は導光板1に固定さ
れている。そして反射枠14は基板4の裏面16と上面
17及び導光板1の側面の近傍18を覆う様に配置され
ている。この様に側面の近傍18を覆う事により、発光
ダイオード11からの発光が反射して外部に放射しない
ので、導光板1の端部が明るすぎることを防止できる。
また導光板1の側面の近傍18と反射枠14との間に、
例えば厚さ0.1mmのアルミ箔等から成り反射枠14
より少し長い反射板19を配置しても良い。この反射板
19を適正な長さに設けることにより、導光板1の端部
の明るさを調整して照明ムラを完全に解消できる。液晶
表示器20と回路基板21はそれぞれ、導光板1の上と
下に配置されている。次に本実施例の面照明装置に用い
られた発光ダイオードを固定した基板を詳細に説明す
る。図3は図1のAA断面図であり、図4は基板の図面
である。これらの図に於て、基板4の樹脂層5の表面上
に銅箔等から成る導電層7a、7b、7cが形成されて
いる。発光ダイオード11は導電層7c又は7bの上に
固着されている。そして、金属細線12によって他の導
電層7b又は7aに配線されている。4個の発光ダイオ
ード11は直列接続されて、その2組が並列接続されて
いる。ダミー端子22は導電層7a、7b、7cと電気
的に接続されていないが、基板4を回路基板21に固定
する時、爪となり基板4を強度的に維持するために形成
されたものである。すなわち、基板4のダミー端子22
が設けられた部分は、上記電源端子6と同様に、回路基
板21との固定用の爪として機能する突起部を構成す
る。基板4の透孔9と電源端子6とダミー端子22と8
個の窓部23を除いた表面上に白色塗装部8が形成され
ている。
【考案の効果】以上のように本考案によれば、点光源と
しての発光ダイオードを基板の長手方向に沿って線状に
整列固着したので、導光板の側面に沿う方向を線状に照
明することができ、均一照明が得られる。そしてまた、
発光ダイオードを配置するために導光板側面の長手方向
に形成された凹部は、導光板の厚みよりも狭い幅であ
り、しかも発光ダイオードは各辺の大きさが導光板の厚
みよりも十分に小さいので、導光板の明るすぎる端の部
分の長さを短くして、有効発光面積を大きくすることが
できるとともに、照明の均一化を図ることができ、導光
板の薄型化、面照明装置の薄型化に適した構造を提供す
ることができる。加えて、基板は、回路基板への固定用
の爪と電源端子を兼ねる突起部を備えているので、基板
の回路基板への固定作業性と配線作業性を良好にするこ
とができ、構造の簡素化と組立て作業性を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例に係る面照明装置の断面図であ
る。
【図2】その面照明装置の分解斜視図である。
【図3】図1のAA断面図である。
【図4】本考案実施例に係る面照明装置に用いられた発
光ダイオードを固定した基板の正面図である。
【図5】従来の面照明装置の断面図である。
【符号の説明】
1 導光板 2 導光板の側面 3 凹部 4 基板 11 発光ダイオード 14 反射枠 16 基板の裏面 17 基板の上面 18 導光板の側面の近傍

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光拡散手段を有する導光板と、該導光板
    の側面に該導光板の厚みよりも狭い幅で前記側面の長手
    方向に形成された凹部と、前記導光板の前記側面に配置
    した基板と、各辺の大きさが前記導光板の厚みよりも十
    分に小さく、前記凹部の中に位置する様に前記基板の長
    手方向に沿って線状に整列固着された発光ダイオードと
    を備え、前記基板は、回路基板への固定用の爪と電源端
    子を兼ねる突起部を備えた事を特徴とする面照明装置。
JP1991107041U 1991-12-25 1991-12-25 面照明装置 Expired - Lifetime JP2558443Y2 (ja)

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JP5483153B2 (ja) * 2009-03-16 2014-05-07 株式会社リコー 光照射装置、画像読取装置、および、画像形成装置
JP6037247B2 (ja) * 2015-02-17 2016-12-07 株式会社リコー 画像読取装置、および、画像形成装置
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JP3005132U (ja) * 1994-06-10 1994-12-13 株式会社イトーキ 喫煙コ−ナ用ポスト

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