JPH0643382Y2 - 自動車用ドアハンドル - Google Patents

自動車用ドアハンドル

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JPH0643382Y2
JPH0643382Y2 JP1988128005U JP12800588U JPH0643382Y2 JP H0643382 Y2 JPH0643382 Y2 JP H0643382Y2 JP 1988128005 U JP1988128005 U JP 1988128005U JP 12800588 U JP12800588 U JP 12800588U JP H0643382 Y2 JPH0643382 Y2 JP H0643382Y2
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JP
Japan
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bracket
end cover
door panel
door handle
hook
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988128005U
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English (en)
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JPH0249452U (ja
Inventor
博 永石
誠一 森山
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Nissan Motor Co Ltd
Alpha Corp
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Alpha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ドアハンドル、特に、自動車のドアパネルに
容易かつ確実に取付けられる自動車用ドアハンドルに関
する。
従来の技術 自動車用ドアハンドルは、エンドカバーを介してドアパ
ネルに固定されるハンドルエスカッション(ブラケッ
ト)と、ハンドルエスカッションに回動可能に取付けら
れ開扉時に手動操作されるハンドル本体とを有する。
ハンドル本体及びブラケットは、亜鉛ダイキャスト又は
ポリアセタール樹脂等の合成樹脂成形品により形成され
る。また、エンドカバーはポリプロピレン等の合成樹
脂、ブタジエンスチレンゴム、ブタジエンアクリロニト
リルゴム、ポリクロロプレン等の剛性ゴムにより成形さ
れる。エンドカバーは、ハンドル本体の回動操作によっ
て加わる衝撃力を緩和すると同時に、ドアパネルとの間
で外部からの雨水や洗浄水に対するシール性を確保する
パッキン作用を有する。
ところで、所要のシール性を確保するために、エンドカ
バーをブラケットに密着させて接合する必要がある。こ
のようなシール性を考慮して、例えば、実開昭58-44353
号公報には自動車のアウトサイドドアハンドル用のパッ
ドが開示されている。このパッドはハンドル本体の後側
に突出するステーの前面に当接してパッドをハンドル本
体に押圧する突起がパッドに一体に成形される。また、
実開昭61-113870号公報には、アウトハンドルケースの
パッキン取付装置が開示されている。このパッキン取付
装置は、ブラケットに形成した複数のボスとエンドカバ
ーに設けた嵌合孔とを嵌合させた後、ボスを加締めてブ
ラケットとエンドカバーとが強固に固定される。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、実開昭58-44353号公報のパッドはハンド
ル本体から脱落し易い欠点がある。また、実開昭61-113
870号公報のパッキン取付装置は、ブラケットのボスを
加締めてエンドカバーを結合するため、多くの作業工数
を要する他、エンドカバー自体の材質が比較的軟質の場
合に、加締め後でもエンドカバーがブラケットから外れ
る場合がある。従って、シール効果が減殺され、外見上
の体裁を著しく低下させる。
本考案は、エンドカバーが簡単かつ確実に取付けられ
て、組立工数を大幅に低減できると共に、所要のシール
性を確保できる自動車用ドアハンドルを提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 エンドカバーを介してブラケットをドアパネルに締結す
る本考案による自動車用ドアハンドルでは、先端に折曲
部を備えかつブラケットの背面に所定幅を有する断面L
字状のフック部を設け、エンドカバーのカバー本体には
フック部に対応する位置に係止部を設ける。この係止部
は、エンドカバーの背面側に突出する支持部と、この支
持部の先端からブラケット側に向けて略U字状断面で折
返し、この略U字状の底部分の幅方向の略中央部に係合
孔を有する環状枠部とを備えている。フック部の折曲部
を係止部の係合孔に係入してエンドカバーをブラケット
に装着し、前記折曲部を係止部の支持部の長さだけ離間
して形成してカバー本体と折曲部との間に、ドアパネル
の開口部の縁部が内部に配置される凹部が形成される。
作用 エンドカバーを介してドアパネルに締結するブラケット
の背面に所定幅を有する断面L字状のフック部を設け、
フック部の折曲部を係止部の係合孔に係入するので、フ
ック部が係合孔に係合されると、エンドカバーは左右、
前後及び垂直方向のいずれかの方向の抜けも阻止され
る。即ち、左右前後方向はフック部が係合し、垂直方向
は係止部の支持部と略U字状に形成された環状枠部によ
りフック部の上下を押さえることによりエンドカバーの
抜けを防止する。
また、背面側に突出する支持部の長さによって、エンド
カバーの係止部とフック部の折曲部との間に形成した凹
部にドアパネルの開口部の下縁部を配置でき、外表面側
のドアハンドルの造形に影響を与えない。この場合、ブ
ラケットのフック部をドアパネルに形成された開口部の
下縁部に係合するので、ブラケットをドアパネルに一層
確実に固定できる。
更に、支持部の先端から略U字状断面で折返した略U字
状の底部分の幅方向の略中央部に形成した環状枠部の係
合孔内に単にフック部を装着するので、ブラケットに対
するエンドカバーを容易に装着することができる。
実施例 以下、本考案による自動車用ドアハンドルの実施例を第
1図〜第7図について説明する。
第1図は本考案による自動車用ドアハンドルに使用する
ブラケットの背面図、第2図はこのブラケットの取付け
られるエンドカバーの背面図である。第3図は自動車用
ドアハンドルの断面図を示す。ブラケット10には一対の
スタッドボルト11が植設され、スタッドボルト11により
ブラケット10は図示しないドアパネル締結される。ブラ
ケット10に設けられた一対のアーム部12にハンドル本体
15のアーム部15aが回転可能に軸支される。ハンドル本
体15は図示しないバネにより付勢され、ドアの開扉時に
手動操作された後、バネにより初期の位置に弾性的に復
帰する。公知のように、エンドカバー20はブラケット10
とドアパネルとの間に介装される。ブラケット10及びエ
ンドカバー20は、前記公知の材料により形成される。
第1図に示すように、ブラケット10の四隅には、突起状
の位置決めボス13が設けられている。第4図に示すよう
に、長手方向の下縁部10Aには一対のフック部14が形成
される。ブラケット10の下縁部10Aから突出するフック
部14は、突出部14aと、突出部14aからほぼ90°の角度で
屈曲する折曲部14bとを備える。
第2図のように、エンドカバー20はブラケット10の外郭
形状に沿ってほぼ楕円状に成形され、カバー本体21の両
側に設けられた側縁部21Aにはボス孔22が設けられる。
各ボス孔22の位置はブラケット10の4つの位置決めボス
13に対応する。ブラケット10の下縁部10Aのフック部14
に対応する下縁部21Bにはそれぞれ係止部23が突設され
る。
第5図及び第6図に示すように、係止部23は、カバー本
体21の下縁部21Bからエンドカバー20の背面側に突出さ
れた支持部23aと、支持部23aの先端がブラケット10側に
向けて断面略U字状に折返され、この略U字状の底部分
の幅方向略中央部に係止孔23cを有する環状枠部23bとを
有する。第7図に示すように、係合孔23cにはブラケッ
ト10側のフック部14が係入される。また、係止部23の近
傍には複数の突起部24が突設され、ブラケット10のフッ
ク部14をエンドカバー20の係止部23に係合させた際に、
ブラケット10の下縁部10Aのフック部14の下方の主面は
突起部24に当接し、ブラケット10のドアパネルへの締結
時に発生する締込力により、突起部24は弾性的に変形
し、ブラケット10の下縁部10Aはカバー本体21の下縁部2
1Bに密着状態で接触する。
なお、エンドカバー20の上縁部側の内側に突設された一
対の折返部25は、ブラケット10への取付時にブラケット
10の上縁端10Bに係合される。
ブラケット10に対してエンドカバー20を取付けるとき、
エンドカバー20の上縁部側の折返部25をブラケット10の
上縁端に係合させかつ各ボス孔22をブラケット10側のボ
ス13に嵌合させる。次に、ブラケット10のフック部14を
エンドカバー20の係止部23の係合孔23c内に係合させ、
フック部14の折曲部14bを支持部23aの環状枠部23bに係
止する。
エンドカバー20を取付けたブラケット10をドアパネルに
固定すると、カバー本体21の下縁部21Bと折曲部14bとの
間に形成された凹部23dにドアパネルの開口部の下縁部
が係止される。スタッドボルト11がブラケット10の上側
に配置されるためにハンドル本体15の手動操作時に発生
する回転力により、ブラケット10の下部がドアパネル
(図示せず)から浮かないように、フック部14の折曲部
14bはドアパネルの開口部の下縁部に係止される。エン
ドカバー20の複数の突起部24が締込力によって弾性的に
変形するため、ブラケット10との接触面間に生じる僅か
な間隙を吸収できる。このため、エンドカバー20の下縁
部21Bがブラケット10の下縁部10Aに常時密着状態に保持
され、雨水等に対するシール性がより向上する。更に、
エンドカバー20の支持部23bにより、ドアパネルの開口
部の下縁で塗装ののり難い部位とブラケット10との金属
間接触を防止し、防錆効果の向上を図ることができる。
考案の効果 本考案による自動車用ドアハンドルでは、ブラケットの
断面L字状のフック部をエンドカバーの環状枠部の係合
孔に係合して、エンドカバーの左右前後方向及び垂直方
向の移動及び脱落を阻止する。また、係止部とフック部
の折曲部との間に形成した凹部にドアパネルの開口部の
下縁部を配置するので、ブラケット及びエンドカバーを
ドアパネルに対して確実に固定して、雨水や洗浄水に対
する十分なシール性を長期間確保できかつ良好な外見を
維持できる効果がある。ブラケットに対しエンドカバー
をワンタッチ操作により迅速に取付けられるので、従来
の加締め組立法と比較して組立工数を格段に低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による自動車用ドアハンドルに使用する
ブラケットの背面図、第2図は本考案による自動車用ド
アハンドルに使用するエンドカバーの背面図、第3図は
本考案による自動車用ドアハンドルの断面図、第4図は
フック部の部分斜視図、第5図はエンドカバーの係止部
の斜視図、第6図はエンドカバーの係止部の断面図、第
7図は要部の斜視図である。 10……ブラケット、14……フック部、20……エンドカバ
ー、23……係止部、23a……支持部、23c……係止孔、24
……突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−85672(JP,U) 実開 昭60−104548(JP,U) 実開 昭58−19063(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンドカバーを介してブラケットをドアパ
    ネルに締結する自動車用ドアハンドルにおいて、 先端に折曲部を備えかつブラケットの背面に所定幅を有
    する断面L字状のフック部を設け、 エンドカバーのカバー本体にはフック部に対応する位置
    に係止部を設け、 この係止部は、エンドカバーの背面側に突出する支持部
    と、この支持部の先端からブラケット側に向けて略U字
    状断面で折返し、この略U字状の底部分の幅方向の略中
    央部に係合孔を有する環状枠部とを備え、 フック部の折曲部を係止部の係合孔に係入してエンドカ
    バーをブラケットに装着し、 前記折曲部を係止部の支持部の長さだけ離間して形成し
    てカバー本体と折曲部との間に、ドアパネルの開口部の
    縁部が内部に配置される凹部が形成されることを特徴と
    する自動車用ドアハンドル。
JP1988128005U 1988-10-01 1988-10-01 自動車用ドアハンドル Expired - Lifetime JPH0643382Y2 (ja)

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JP1988128005U JPH0643382Y2 (ja) 1988-10-01 1988-10-01 自動車用ドアハンドル

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Publication Number Publication Date
JPH0249452U JPH0249452U (ja) 1990-04-05
JPH0643382Y2 true JPH0643382Y2 (ja) 1994-11-14

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JP1988128005U Expired - Lifetime JPH0643382Y2 (ja) 1988-10-01 1988-10-01 自動車用ドアハンドル

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5741820B2 (ja) * 2011-03-22 2015-07-01 アイシン精機株式会社 車両用ドアハンドル

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819063U (ja) * 1981-07-30 1983-02-05 河西工業株式会社 ロツクノブカバ−の取付構造
JPS60104548U (ja) * 1983-12-22 1985-07-17 三菱自動車工業株式会社 自動車用ドアのアウトサイドハンドル構造
JPH0349006Y2 (ja) * 1984-11-13 1991-10-18

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JPH0249452U (ja) 1990-04-05

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