JPH0642889Y2 - 自動車用ドアトリム - Google Patents
自動車用ドアトリムInfo
- Publication number
- JPH0642889Y2 JPH0642889Y2 JP5956687U JP5956687U JPH0642889Y2 JP H0642889 Y2 JPH0642889 Y2 JP H0642889Y2 JP 5956687 U JP5956687 U JP 5956687U JP 5956687 U JP5956687 U JP 5956687U JP H0642889 Y2 JPH0642889 Y2 JP H0642889Y2
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- JP
- Japan
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- door trim
- pad material
- skin material
- pad
- skin
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《考案の分野》 この考案は、自動車用ドアトリムに係り、特に表面に中
接部材を装着することにより、意匠性を向上させた自動
車用ドアトリムに関する。
接部材を装着することにより、意匠性を向上させた自動
車用ドアトリムに関する。
《従来技術とその問題点》 最近、自動車室内の居住性を高めるために、ドアトリム
等の内装部品の材質をグレードアップさせるか、あるい
はクロス，樹脂シート等の装飾部材（通常、中接部材と
称する）を付設する方法が試みられている。
等の内装部品の材質をグレードアップさせるか、あるい
はクロス，樹脂シート等の装飾部材（通常、中接部材と
称する）を付設する方法が試みられている。
第４図は従来のドアトリムの正面図、第５図は同ドアト
リムの断面図がそれぞれ示されており、図面において、
ドアトリム１は、図示しないドアインナーパネルの形状
にほぼ合致してトリムカットされた芯材２と、この芯材
２とほぼ同一形状にトリムカットされ、融点を降下させ
るウェルダ助剤（融点降下剤）を含浸させた低融点ウレ
タンフォーム等のパッド材３と、これらの外表面を被覆
するPVCシート等の表皮材４とから構成されており、さ
らに上記表皮材４は、中接部材５に相当する部分が繰り
抜かれており、中接部材５としては、中接用表皮材5aと
中接用パッド材5bとの積層体を使用して、この中接用表
皮材5aと表皮材４との色彩を相違させることにより、美
観の向上を図るとともに、この中接用パッド材5bによ
り、この中接部分の緩衝性を他部位に比べ優れたものに
している。
リムの断面図がそれぞれ示されており、図面において、
ドアトリム１は、図示しないドアインナーパネルの形状
にほぼ合致してトリムカットされた芯材２と、この芯材
２とほぼ同一形状にトリムカットされ、融点を降下させ
るウェルダ助剤（融点降下剤）を含浸させた低融点ウレ
タンフォーム等のパッド材３と、これらの外表面を被覆
するPVCシート等の表皮材４とから構成されており、さ
らに上記表皮材４は、中接部材５に相当する部分が繰り
抜かれており、中接部材５としては、中接用表皮材5aと
中接用パッド材5bとの積層体を使用して、この中接用表
皮材5aと表皮材４との色彩を相違させることにより、美
観の向上を図るとともに、この中接用パッド材5bによ
り、この中接部分の緩衝性を他部位に比べ優れたものに
している。
尚、中接用パッド材5bの密度は0.016〜0.02g/cm3、厚み
２〜4mmに設定されている。
２〜4mmに設定されている。
そして、中接部材５の周縁部を含む所定のウエルダライ
ンに沿って高周波ウエルダ加工を施すことにより、芯材
2,パッド材3,表皮材４、並びに中接部材５の一体化を図
るようにしている。
ンに沿って高周波ウエルダ加工を施すことにより、芯材
2,パッド材3,表皮材４、並びに中接部材５の一体化を図
るようにしている。
このとき、第５図から明らかなように、パッド材３と表
皮材４、並びに中接用表皮材5aと中接用パッド材はそれ
ぞれ別体であり高周波ウェルダ加工により初めて積層一
体化される。
皮材４、並びに中接用表皮材5aと中接用パッド材はそれ
ぞれ別体であり高周波ウェルダ加工により初めて積層一
体化される。
しかしながら、従来のこのような構成では、ウエルダラ
インの一部をなす中接部材の周縁に沿って、中接用表皮
材5aと中接用パッド材5bとの間に剥離が生じるととも
に、中接用表皮材5aの表面にシワが生じる等の製品不良
が多発していた。
インの一部をなす中接部材の周縁に沿って、中接用表皮
材5aと中接用パッド材5bとの間に剥離が生じるととも
に、中接用表皮材5aの表面にシワが生じる等の製品不良
が多発していた。
上記剥離の原因としては、中接用パッド材5bとして使用
される通常のウレタンフォームが高周波溶着性に劣るこ
とが考えられる。
される通常のウレタンフォームが高周波溶着性に劣るこ
とが考えられる。
また、シワ発生の要因としては、中接用表皮材5aとして
使用されるPVCシート等の通常の樹脂シートにシート成
形時の残留応力が印加しており、経年変化により、この
残留応力が歪となり、樹脂シートのシワとなって現われ
るものと推察される。
使用されるPVCシート等の通常の樹脂シートにシート成
形時の残留応力が印加しており、経年変化により、この
残留応力が歪となり、樹脂シートのシワとなって現われ
るものと推察される。
これらの対策として、現状では、中接用表皮材5aにアニ
ール処理等を施し、残留歪を解消させた改良樹脂シート
を用いるとともに、中接用パッド材5bにおいても、ドア
トリム側に用いるパッド材と同一材質である低融点フォ
ームシートを用いることにより、中接用表皮材5a表面に
シワが生じたり、また中接用表皮材5aと中接用パッド材
5bとの間の剥離が生じることがないようにしているが、
通常の樹脂シートやフォームシートに比べ、これらのも
のは後処理を必要とするため、製品のトータルコストが
高くならざるを得ないという問題点があった。
ール処理等を施し、残留歪を解消させた改良樹脂シート
を用いるとともに、中接用パッド材5bにおいても、ドア
トリム側に用いるパッド材と同一材質である低融点フォ
ームシートを用いることにより、中接用表皮材5a表面に
シワが生じたり、また中接用表皮材5aと中接用パッド材
5bとの間の剥離が生じることがないようにしているが、
通常の樹脂シートやフォームシートに比べ、これらのも
のは後処理を必要とするため、製品のトータルコストが
高くならざるを得ないという問題点があった。
《考案の目的》 本考案は、上述の事情に鑑みてなされたもので、本考案
の目的とするところは、ドアトリムに中接部材を高周波
溶着により一体化してなる自動車用ドアトリムにおい
て、廉価に製作できるとともに、表面外観も良好な自動
車用ドアトリムを提供することにある。
の目的とするところは、ドアトリムに中接部材を高周波
溶着により一体化してなる自動車用ドアトリムにおい
て、廉価に製作できるとともに、表面外観も良好な自動
車用ドアトリムを提供することにある。
《考案の構成と効果》 上記目的を達成するために、本考案は、車体パネル形状
にほぼ合致してトリムカットされた芯材と、この芯材上
面に積層され、高周波ウエルダ可能なパッド材と、上記
パッド材上に載置され、中接部材相当箇所を繰り抜き形
成した表皮材と、上記中接部材設定箇所に、中接用表皮
材と中接用パッド材との積層体からなる中接部材を載置
して、中接部材の周縁部を含む所定ウエルダラインに沿
って芯材，パッド材，表皮材，並びに中接部材を一体化
してなる自動車用ドアトリムにおいて、 前記中接部材は、中接用表皮材裏面に密度0.016〜0.02g
/cm3、厚み4mm以下に設定され、融点降下剤を含有しな
いフォームシートからなる中接用パッド材が予めラミネ
ートされていることを特徴とする。
にほぼ合致してトリムカットされた芯材と、この芯材上
面に積層され、高周波ウエルダ可能なパッド材と、上記
パッド材上に載置され、中接部材相当箇所を繰り抜き形
成した表皮材と、上記中接部材設定箇所に、中接用表皮
材と中接用パッド材との積層体からなる中接部材を載置
して、中接部材の周縁部を含む所定ウエルダラインに沿
って芯材，パッド材，表皮材，並びに中接部材を一体化
してなる自動車用ドアトリムにおいて、 前記中接部材は、中接用表皮材裏面に密度0.016〜0.02g
/cm3、厚み4mm以下に設定され、融点降下剤を含有しな
いフォームシートからなる中接用パッド材が予めラミネ
ートされていることを特徴とする。
前記構成によれば、中接用表皮材に予め中接用パッド材
がラミネートされているものであるから、中接用表皮材
と中接用パッド材とが剥離するという問題が生じること
がなく、かつ、中接用パッド材により中接用表皮材はサ
ポートされているため、中接用表皮材表面にシワ等の発
生も皆無になる等従来の外観不良が有効に解決される。
がラミネートされているものであるから、中接用表皮材
と中接用パッド材とが剥離するという問題が生じること
がなく、かつ、中接用パッド材により中接用表皮材はサ
ポートされているため、中接用表皮材表面にシワ等の発
生も皆無になる等従来の外観不良が有効に解決される。
さらに、本願にあっては中接用パッド材の密度が0.016
〜0.02g/cm3、また、厚み4mm以下に設定されているもの
であるから、高周波ウエルダ加工時、ドアトリム側のパ
ッド材中に含浸されているウェルダ助剤（PVC樹脂）が
中接用パッド材中に容易に移行して、中接部材の外周縁
がドアトリム本体側に確実かつ堅固に固定されることに
なる。
〜0.02g/cm3、また、厚み4mm以下に設定されているもの
であるから、高周波ウエルダ加工時、ドアトリム側のパ
ッド材中に含浸されているウェルダ助剤（PVC樹脂）が
中接用パッド材中に容易に移行して、中接部材の外周縁
がドアトリム本体側に確実かつ堅固に固定されることに
なる。
このように本願によれば、従来のように中接用表皮材に
用いる樹脂シートにアニール処理等の加工を施すことな
く、また中接用パッド材としてのフォームシートにPVC
樹脂等のウェルダ助剤を含浸させるという後処理工程を
廃止することができ、大幅なコストダウンを図れるとと
もに、中接部材の剥離を防止できるばかりか、その溶着
強度を向上させ、かつ、中接用表皮材表面にシワが発生
することを皆無にする等表面外観を良好なものに維持で
きる等種々の効果を有する。
用いる樹脂シートにアニール処理等の加工を施すことな
く、また中接用パッド材としてのフォームシートにPVC
樹脂等のウェルダ助剤を含浸させるという後処理工程を
廃止することができ、大幅なコストダウンを図れるとと
もに、中接部材の剥離を防止できるばかりか、その溶着
強度を向上させ、かつ、中接用表皮材表面にシワが発生
することを皆無にする等表面外観を良好なものに維持で
きる等種々の効果を有する。
《実施例の説明》 以下、本考案に係る自動車用ドアトリムの実施例につい
て添付図面を参照しながら詳細に説明する。
て添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第１図は本考案を適用した自動車用ドアトリムを示す正
面図、第２図は同ドアトリムの断面図、第３図は同ドア
トリムの一体化工程を説明する断面図である。
面図、第２図は同ドアトリムの断面図、第３図は同ドア
トリムの一体化工程を説明する断面図である。
第１図，第２図に基づいて、本願ドアトリムの大略構成
について説明すると、まずドアトリム10は、ドアインナ
ーパネル（図示せず）の形状にほぼ合致してトリムカッ
トされたハードボード，繊維板等のフラットな芯材11
と、この芯材11と同形状にトリムカットされ、ドアトリ
ム10に緩衝性を付与するとともに、高周波ウエルダ加工
可能な低融点ウレタンフォーム等のパッド材12と、さら
に、これらの表面を被覆するとともに、周縁端末を芯材
11裏面側に折返し固着されるPVCシート等の表皮材13
と、この表皮材13のほぼ中央部を繰り抜き開口し、この
開口に対応して設置される中接部材14とから大略構成さ
れる。
について説明すると、まずドアトリム10は、ドアインナ
ーパネル（図示せず）の形状にほぼ合致してトリムカッ
トされたハードボード，繊維板等のフラットな芯材11
と、この芯材11と同形状にトリムカットされ、ドアトリ
ム10に緩衝性を付与するとともに、高周波ウエルダ加工
可能な低融点ウレタンフォーム等のパッド材12と、さら
に、これらの表面を被覆するとともに、周縁端末を芯材
11裏面側に折返し固着されるPVCシート等の表皮材13
と、この表皮材13のほぼ中央部を繰り抜き開口し、この
開口に対応して設置される中接部材14とから大略構成さ
れる。
上記中接部材14は、ドアトリム側の表皮材13と表面外
観、表面感触を異にしたクロス等の中接用表皮材15と、
この中接用表皮材15の裏面に予めラミネートされている
ポリウレタンフォーム等の中接用パッド材16とから構成
され、さらに、この中接用パッド材16は、その密度が0.
016〜0.02g/cm3で、かつ厚み4mm以下に設定されてい
る。
観、表面感触を異にしたクロス等の中接用表皮材15と、
この中接用表皮材15の裏面に予めラミネートされている
ポリウレタンフォーム等の中接用パッド材16とから構成
され、さらに、この中接用パッド材16は、その密度が0.
016〜0.02g/cm3で、かつ厚み4mm以下に設定されてい
る。
上記中接用パッド材16の密度、厚みを限定した理由は、
密度が0.016g/cm3に満たない場合には、過度の弾性作用
により、中接用表皮材15をサポートする機能が半減する
ためであり、また、密度が0.02g/cm3を越えるか、ある
いは、厚みが4mmより大きい場合には、ドアトリム本体
側のパッド材12中のPVC樹脂（融点降下剤として機能し
ている）が中接用パッド材16中に移行することをそれ程
期待できないため、中接用パッド材16の溶着強度が確保
できない。
密度が0.016g/cm3に満たない場合には、過度の弾性作用
により、中接用表皮材15をサポートする機能が半減する
ためであり、また、密度が0.02g/cm3を越えるか、ある
いは、厚みが4mmより大きい場合には、ドアトリム本体
側のパッド材12中のPVC樹脂（融点降下剤として機能し
ている）が中接用パッド材16中に移行することをそれ程
期待できないため、中接用パッド材16の溶着強度が確保
できない。
このように本願によれば、密度、厚みを特定した中接用
パッド材16を中接用表皮材15に予めラミネートしておく
ことにより、中接部材14のシワや剥離を防止するととも
に、ドアトリム側のパッド材12中のPVC樹脂が容易に中
接用パッド材16中に移行して、中接部材14の溶着強度を
強固にする作用が期待できる。
パッド材16を中接用表皮材15に予めラミネートしておく
ことにより、中接部材14のシワや剥離を防止するととも
に、ドアトリム側のパッド材12中のPVC樹脂が容易に中
接用パッド材16中に移行して、中接部材14の溶着強度を
強固にする作用が期待できる。
なお、中接用表皮材15としては、上述実施例ではクロス
を用いたが、PVCシート等の樹脂シートを用いても差し
支えない。
を用いたが、PVCシート等の樹脂シートを用いても差し
支えない。
次に、第３図を用いて本願自動車用ドアトリム10の一体
化工程について説明すると、まず高周波ウエルダ用下型
17上面に表皮材13,中接部材14,パッド材12,芯材11の順
序でドアトリム10を構成する各部材を位置決め載置す
る。この高周波ウエルダ用下型17には、下部ウエルダ電
極を構成するウエルダバー18が突設形成されており、こ
のウエルダバー18は、芯材11,パッド材12,表皮材13を一
体化するウエルダラインを形成するとともに、中接部材
14の周縁形状に対応するように設定され、中接部材14の
周縁部をドアトリム側に溶着する機能をも持っている。
化工程について説明すると、まず高周波ウエルダ用下型
17上面に表皮材13,中接部材14,パッド材12,芯材11の順
序でドアトリム10を構成する各部材を位置決め載置す
る。この高周波ウエルダ用下型17には、下部ウエルダ電
極を構成するウエルダバー18が突設形成されており、こ
のウエルダバー18は、芯材11,パッド材12,表皮材13を一
体化するウエルダラインを形成するとともに、中接部材
14の周縁形状に対応するように設定され、中接部材14の
周縁部をドアトリム側に溶着する機能をも持っている。
そして、図示しない昇降装置の作動により高周波ウエル
ダ用上型19が下降して、高周波ウエルダ用上型19に設置
された上部電極20とウエルダバー18との間に挾持された
各部材は高周波発振器21により通電され、芯材11,パッ
ド材12,表皮材13,中接部材14が一体化され、第１図に示
すドアトリム10が製作される。
ダ用上型19が下降して、高周波ウエルダ用上型19に設置
された上部電極20とウエルダバー18との間に挾持された
各部材は高周波発振器21により通電され、芯材11,パッ
ド材12,表皮材13,中接部材14が一体化され、第１図に示
すドアトリム10が製作される。
このように本考案に係る自動車用ドアトリム10にあって
は、クロス，樹脂シート等の中接用表皮材15の裏面に通
常のポリウレタンフォーム等の中接用パッド材16を予め
ラミネートするという簡単かつ廉価な構成でありなが
ら、中接部材14の周縁部をドアトリム側に確実に溶着固
定できるとともに、中接用表皮材15の表面にシワ等の発
生を皆無とする等大幅なコストダウンとともに、良好な
製品外観を長期にわたり維持することができる等極めて
実用的な考案である。
は、クロス，樹脂シート等の中接用表皮材15の裏面に通
常のポリウレタンフォーム等の中接用パッド材16を予め
ラミネートするという簡単かつ廉価な構成でありなが
ら、中接部材14の周縁部をドアトリム側に確実に溶着固
定できるとともに、中接用表皮材15の表面にシワ等の発
生を皆無とする等大幅なコストダウンとともに、良好な
製品外観を長期にわたり維持することができる等極めて
実用的な考案である。
第１図は本考案に係る自動車用ドアトリムを示す正面
図、第２図は第１図中II-II線断面図、第３図は同ドア
トリムの成形工程を示す断面図、第４図は従来の自動車
用ドアトリムを示す正面図、第５図は第４図中V-V線断
面図である。 10……自動車用ドアトリム 11……芯材 12……パッド材 13……表皮材 14……中接部材 15……中接用表皮材 16……中接用パッド材 17……高周波ウエルダ用下型 18……ウエルダバー 19……高周波ウエルダ用上型 20……上部電極 21……高周波発振器
図、第２図は第１図中II-II線断面図、第３図は同ドア
トリムの成形工程を示す断面図、第４図は従来の自動車
用ドアトリムを示す正面図、第５図は第４図中V-V線断
面図である。 10……自動車用ドアトリム 11……芯材 12……パッド材 13……表皮材 14……中接部材 15……中接用表皮材 16……中接用パッド材 17……高周波ウエルダ用下型 18……ウエルダバー 19……高周波ウエルダ用上型 20……上部電極 21……高周波発振器
Claims (1)
- 【請求項１】車体パネル形状にほぼ合致してトリムカッ
トされた芯材と、この芯材上面に積層され、高周波ウエ
ルダ可能なパッド材と、上記パット材上に載置され、中
接部材相当箇所を繰り抜き形成した表皮材と、上記中接
部材設定箇所に、中接用表皮材と中接用パッド材との積
層体からなる中接部材を載置して、中接部材の周縁部を
含む所定ウエルダラインに沿って芯材，パッド材，表皮
材，並びに中接部材を一体化してなる自動車用ドアトリ
ムにおいて、 前記中接部材は、中接用表皮材裏面に密度0.016〜0.02g
/cm3、厚み4mm以下に設定され、かつ、ウェルダ助剤を
含有しないフォームシートからなる中接用パッド材が予
めラミネートされていることを特徴とする自動車用ドア
トリム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5956687U JPH0642889Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 自動車用ドアトリム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5956687U JPH0642889Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 自動車用ドアトリム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63166821U JPS63166821U (ja) | 1988-10-31 |
| JPH0642889Y2 true JPH0642889Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=30891176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5956687U Expired - Lifetime JPH0642889Y2 (ja) | 1987-04-20 | 1987-04-20 | 自動車用ドアトリム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642889Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2585341Y2 (ja) * | 1992-01-29 | 1998-11-18 | 池田物産株式会社 | 内装材 |
-
1987
- 1987-04-20 JP JP5956687U patent/JPH0642889Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63166821U (ja) | 1988-10-31 |
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