JPH0640382B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0640382B2
JPH0640382B2 JP61248858A JP24885886A JPH0640382B2 JP H0640382 B2 JPH0640382 B2 JP H0640382B2 JP 61248858 A JP61248858 A JP 61248858A JP 24885886 A JP24885886 A JP 24885886A JP H0640382 B2 JPH0640382 B2 JP H0640382B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、電磁変換特性、走行性および走行耐久性が改
善された磁気記録媒体に関する。
[発明の背景] 近年、オーディオテープ、ビデオテープあるいはコンピ
ューター用磁気テープなどとして磁気記録媒体が広く利
用されている。磁気記録媒体は、電磁変換特性、走行性
および走行耐久性など種々の特性において優れた特性を
有しているものであることが要求される。
たとえば、電磁変換特性を改善する方法としては、使用
する強磁性粉末の抗磁力の改善がなされており、近年で
は抗磁力が500エルステッド以上の強磁性粉末の使用
が一般的である。
また、オーディオテープあるいはビデオテープなどの磁
気記録媒体は、最近カセットケースに収納された形態で
使用されることが多くなっている。そして、カセットテ
ープなどの記録時間を長時間にするとの要請下に磁気記
録媒体が薄くなる傾向にある。磁気記録媒体は一般に非
磁性支持体とこの支持体上の磁性層からなるが、磁気記
録媒体を薄くする場合に、磁性層を薄くすると電磁変換
特性に多大な影響を与えるので非磁性支持体の厚さを薄
くするのが一般的である。
非磁性支持体は、磁気記録媒体に長さ方向および幅方向
の強度を付与すると共に磁気記録媒体の厚さ方向に加わ
る圧力に対して緩衝作用を有している。すなわち、磁気
ヘッドと磁性層とが接触する際に磁性層に加わる衝撃を
吸収することにより磁性層と磁気ヘッドとの接触による
磁性層の損傷の発生を軽減する作用を有する。すなわ
ち、非磁性支持体の厚さが薄くなるに従って非磁性支持
体の緩衝作用が低下する結果となる。特に昨今は薄い非
磁性支持体で磁気記録媒体に強度を付与する必要性から
強度の高い樹脂フィルムを使用することが好んで使用さ
れており、このような特性を有する非磁性支持体は一般
には硬いことから必然的に非磁性支持体の緩衝作用は低
下している。
このように、非磁性支持体の持つ緩衝作用の低下によ
り、特に磁性層が磁気ヘッドと接触した際に強磁性粉末
が脱離して磁気ヘッドに汚れが付着するなど磁気記録媒
体の走行耐久性が低下するとの問題がある。
一方、磁気記録媒体の構成の面から見ると二層の磁性層
を有する磁気記録媒体については既に知られている。こ
れら公知の二層の磁性層が積層されてなる磁性層は、上
層を柔軟な磁性層とし、下層を硬度の高い磁性層とする
のが普通である。すなわち、磁気ヘッドに接触する側の
磁性層を柔軟なものとすることによって磁気ヘッドとの
密着性を高めたものとしている。
しかしながら、本発明者の研究によると、上記のように
上層を柔軟な磁性層とし、下層を硬度の高い磁性層とし
て構成した二層タイプの磁性層からなる磁気テープは、
走行性および走行耐久性に劣り、また支持体と磁性層と
の密着性が充分でないとの問題があることが明らかにな
った。さらにまた、このような構成の磁性層を有する磁
気テープでは、60℃以上といった高温条件に保存した
場合に電磁変換特性の変動(出力変動)が目立つことも
判明した。この高温条件下の保存による電磁変換特性の
変動は、巻かれた状態で保存されている磁気テープの柔
らかい上面磁性層が高温保存により更に柔らかくなり、
この表面上に巻き重ねられている磁気テープの支持体の
表面の凹凸が上記上層磁性層に転写されるためと考えら
れる。
特開昭57−78630号公報には、磁性粉の配向性を
変えることにより磁気記録媒体の長さ方向の弾性率と幅
方向の弾性率の比を特定範囲内とした二層の磁性層を組
み合せて、特にエッジ部分の強度が向上した磁気記録媒
体の発明が開示されている。しかしながら、この磁気記
録媒体では、電磁変換特性、走行性および走行耐久性の
点の改善はされない。
[発明の目的] 本発明は、電磁変換特性、走行性および走行耐久性が改
善向上した磁気テープなどの磁気記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
さらに詳しくは本発明は、磁気ヘッド目詰まりなどの発
生が少ない良好な走行耐久性を示す磁気記録媒体を提供
することを目的とする。
[発明の要旨] 本発明は、非磁性支持体と該支持体上に結合剤中に分散
された抗磁力500エルステッド以上の強磁性粉末を含
む二層の磁性層を有する磁気記録媒体において、 該非磁性支持体上に付設されている第一磁性層のヤング
率が500〜1000kg/mm2で、該第一磁性層上に付
設されている第二磁性層のヤング率が1300kg/mm2
以上(好ましくは2000kg/mm2以下)であり、かつ
磁性層全体のヤング率が900kg/mm2以上であること
を特徴とする磁気記録媒体にある。
[発明の効果] 本発明の磁気記録媒体は、付設された二層の磁性層の
内、非磁性支持体上に設けられた第一磁性層が柔軟にさ
れているため、磁性層に加わる圧力に対して高い緩衝作
用を示し、たとえば磁性層表面と磁気ヘッドとの接触の
際に磁気記録媒体に加わる衝撃を吸収し、磁性層の損傷
の発生を防止することができ、また磁気ヘッドへの剥離
物の付着が少ないなど走行耐久性が良好である。さら
に、走行時に磁気ヘッドに接触する側の第二磁性層は硬
くされているため、磁気ヘッドとの接触によっても摩耗
や変形が少なく、また強磁性粉末の脱離も少ないとの利
点がある。
さらにまた、第二磁性層(上層)は硬度が高くされてい
るため、一般に、高温条件で保存されても変形が発生し
にくく、従って保存時の転写が低減するとの利点があ
る。
[発明の詳細な記述] 本発明の磁気記録媒体は、添付の第1図に示すように基
本的には非磁性支持体11とその表面に設けられた磁性
層12からなるものであり、この磁性層12は互いに相
違する特定のヤング率を有する第一磁性層12aと第二
磁性層12bとからなる。
公知の磁気記録媒体は、シートもしくはフィルム状の支
持体上に磁性層を塗布法により形成して製造されている
が、本発明の磁気記録媒体も基本的には同様の方法によ
り製造することができる。
第一磁性層および第二磁性層のそれぞれが、本発明に規
定されたヤング率を有するようにするためには、実質的
に同一種(たとえば、共にCo被着γ−酸化鉄とするな
ど、ただし、表面積や抗磁力などが相違してもよい)の
強磁性粉末を実質的に同量使用して第一磁性層の結合剤
として第二磁性層の結合剤よりもヤング率の低い結合剤
を使用する方法、同一の結合剤を使用し、第一磁性層中
の強磁性粉末の使用量を第二磁性層中の強磁性粉末の使
用量より少なくする方法、および強磁性粉末の使用量と
結合剤の種類の両者を調節して第一磁性層のヤング率と
第二磁性層のヤング率をそれぞれ調整する方法を利用す
ることができる。
以下において、同一種の強磁性粉末を同量の使用し、第
一磁性層の結合剤として第二磁性層の結合剤よりもヤン
グ率の低い結合剤を使用する方法を例にして、本発明に
おけるそれぞれヤング率が特定された磁気記録媒体を製
造する方法を説明する。
非磁性支持体を形成する素材の例としては、ポリエステ
ル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、セルロース誘導体、
ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド
系樹脂およびポリアミドイミド系樹脂を挙げることがで
きる。また、用途に応じてアルミニウム、銅、スズおよ
び亜鉛、またはこれらを含む非磁性金属などの非磁性金
属類のフィルム、アルミニウム等の金属を蒸着したプラ
スチックフィルム類、紙およびポリオレフィン類を塗布
またはラミネートした紙などの紙類も使用することがで
きる。
非磁性支持体の形態に特に制限はないが、通常はシート
状のものが使用される。ただし、非磁性支持体が、フィ
ルム状、テープ状、ディスク状、カード状あるいはドラ
ム状であっても良い。
シート状の非磁性支持体を使用する場合には、非磁性支
持体は、一般には5〜50μmの範囲内の厚さを有す
る。
非磁性支持体は、磁性層が付設されていない側の面にバ
ックコート層が備えられていてもよい。
抗磁力500エルステッド以上の強磁性粉末の例として
はコバルト被着強磁性酸化鉄粉末、強磁性二酸化クロム
粉末、強磁性金属粉末およびバリウムフェライトを挙げ
ることができる。
強磁性粉末は通常は針状のものを使用し、その針状比
は、好ましくは2/1〜20/1(特に好ましくは5/
1〜20/1)であって、かつ平均長さが0.2〜2.
0μmのものを使用する。
強磁性粉末の形状は針状に限定されるものではなく、米
粒状および板状のものなど通常使用されている形状のも
のを用いることができる。
強磁性粉末としては、抗磁力500エルステッド以上の
ものであって、比表面積が42m2/g以上(好ましくは
50m2/g以上)の強磁性金属粉末を用いることが特に
好ましい。
強磁性金属粉末を使用する場合には、強磁性金属粉末の
金属分のうち75重量%以上(好ましくは80重量%以
上)が強磁性の金属あるいは合金(例、Fe、Co、N
i、Fe−Co、Fe−Ni、Co−Ni、Fe−Co
−Ni)であって、その長径が1.0μm以下の粒子で
あることが好ましい。
磁性層の結合剤としては、磁気記録媒体の磁性層を形成
するために通常用いられている熱可塑性樹脂、熱硬化性
樹脂および反応硬化性樹脂を用いる。
結合剤の例としては、塩化ビニル・酢酸ビニル・無水マ
レイン酸共重合体系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重
合体系樹脂セルロース誘導体、塩化ビニリデン系樹脂、
ポリエステル系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリビ
ニルアセタール系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、
ブタジエン・アクリルニトリル共重合体系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、ポリフッ化ビニル系樹脂、ナイロン・シリ
コン系樹脂などの熱可塑性樹脂のうち軟化温度が150
℃以下であり、平均分子量が1万〜200万の範囲内に
あるもの並びにポリウレタン系樹脂、尿素系樹脂、メラ
ミン系樹脂、フェノキシ系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレ
タンエポキシ系樹脂、ポリエステルポリオールとポリイ
ソシアネートとの混合物、尿素・ホルムアルデヒド系樹
脂、ポリアミド系樹脂、低分子量グリコール・高分子量
ジオール・トリフェニルメタントリイソシアネートの混
合物などの熱硬化性樹脂あるいは反応硬化性樹脂のう
ち、硬化前の分子量が20万以下であって、硬化反応に
より分子量がほぼ無限大になるものを挙げることができ
る。これらの樹脂を単独で、あるいは混合して使用する
ことができる。
これらの結合剤のうち、第一磁性層で使用する結合剤
は、第二磁性層で使用する結合剤よりもヤング率の低い
樹脂を選ぶ。
第二磁性層に使用する結合剤としては特に塩化ビニル・
酢酸ビニル・無水マレイン酸共重合体とポリウレタン樹
脂とを組合せて使用することが好ましい。ポリウレタン
樹脂と塩化ビニル・酢酸ビニル・無水マレイン酸共重合
体とを組合わせて使用する場合、硬化剤としてポリイソ
シアネート化合物を併用することにより第二磁性層の硬
度が向上して磁性層表面と磁気ヘッドなどとの接触によ
る磁性層表面の剥離、脱離などの発生が少なくなり走行
耐久性がさらに向上する。
第二磁性層の結合剤として塩化ビニル・酢酸ビニル・無
水マレイン酸共重合体、ポリウレタン樹脂、そしてポリ
イソシアネート化合物を使用する場合には、塩化ビニル
・酢酸ビニル・無水マレイン酸共重合体とポリウレタン
樹脂とは、1:0.1〜1:1の範囲内の配合比率(重
量)にて、そして、ポリウレタン樹脂とポリイソシアネ
ート化合物とは、1:1〜1:3の配合比率(重量)で
使用することが好ましい。特に第二磁性層の結合剤中に
おけるポリウレタン樹脂成分の結合剤成分に対する含有
率が50重量%未満であることが好ましい。特に30重
量%以下とすることにより第二磁性層全体のヤング率が
高くなり、磁性層表面と磁気ヘッドとの接触による第二
磁性層表面の剥離、脱離の発生をさらに軽減することが
できる。
第一磁性層で使用する結合剤の例としては、前掲の結合
剤成分のなかで特に本質的に低いヤング率を示す樹脂成
分(樹脂組成物を含む)と挙げることができ、より具体
的な例としては、ポリウレタン樹脂および飽和ポリエス
テル樹脂を挙げることができる。これらは、単独である
いは混合して使用することができる。また、ポリウレタ
ン樹脂を使用する場合、硬化剤として少量のポリイソシ
アネート化合物を併用することも可能である。
通常、第一磁性層の結合剤として、ポリウレタン樹脂を
併用する場合、第一磁性層中の結合剤にポリウレタン樹
脂を50重量%以上使用することが好ましい。ポリウレ
タン樹脂は本質的に柔らかい樹脂であるので特に60重
量%以上使用することにより第一磁性層のヤング率が低
くなり第一磁性層が良好な緩衝作用を示すようになる。
第一磁性層と第二磁性層中の結合剤の量は、それぞれの
磁性層の含有される強磁性粉末100重量部に対して通
常15〜45重量部である。
第一磁性層および第二磁性層には、潤滑剤、研摩材、分
散剤、帯電防止剤および防錆剤などの一般に使用されて
いる添加剤が加えられていてもよい。
たとえば、潤滑剤として使用することができる物質の例
としては、飽和あるいは不飽和高級脂肪酸、脂肪酸エス
テル、高級脂肪酸アミド、高級アルコール、シリコーン
オイル、鉱油、植物油およびフッ素系化合物並びにグラ
ファイトのような固体潤滑剤を挙げることができる。
本発明の磁気記録媒体は、例えば、共に抗磁力500エ
ルステッド以上の強磁性粉末と結合剤とを主成分とする
磁性層形成成分(強磁性粉末と結合剤および潤滑剤、研
摩材、分散剤、帯電防止剤、防錆剤などの他の磁性層形
成成分の全体を意味する)を含む第一磁性塗料と第二磁
性塗料とを通常の方法に従って調製する。この際、同一
種類の強磁性粉末を使用し、その強磁性粉末の使用量を
一定にすると共に、第一磁性塗料の結合剤として第二磁
性塗料の結合剤よりもヤング率の低い結合剤を使用す
る。
このようにして調製した第一磁性塗料と第二磁性塗料と
が非磁性支持体上にこの順に積層されるようにそれぞれ
の磁性塗料を塗布して磁性層とする方法により本発明の
磁気記録媒体を製造することができる。
塗布に際して非磁性支持体上には、相対的にヤング率の
低い結合剤を有する第一磁性塗料を塗布し、この第一磁
性塗料上に相対的にヤング率の高い第二磁性塗料を塗布
する順が採用される。
上記の塗布は、非磁性支持体上に第一磁性塗料を塗布し
たのちに第二磁性塗料を塗布する方法、あるいは、同時
重層塗布装置を利用して、非磁性支持体上に第一磁性塗
料と第二磁性塗料とを同時に重層塗布する方法を利用す
ることができる。
塗布厚さは、最終的に得られる磁気記録媒体の磁性層全
体の厚さが2.0〜10μmの範囲内の厚さとなるよう
にする。従って、重層塗布をする際には一層の塗布厚さ
は通常この半分の厚さを基準に設定される。
なお、長期保存時における転写を防ぐためには、第二磁
性層の厚さが2μm以下で、かつ第一磁性層の厚さが第
二磁性層の厚さよりも厚いように調整することが望まし
い。
一般にこのように塗布された塗布層が未乾燥の状態で磁
場配向処理を行ない、磁性層に含有される強磁性粉末を
配向させる。
次に塗布層を乾燥工程に付して乾燥して磁性層とする。
乾燥工程は、通常50〜120℃にて塗布層を加熱する
ことにより行なう。加熱時間は一般には10秒間〜5分
間である。
乾燥したのち、通常は、磁性層に表面平滑化処理を施
し、その後、所望の形状に裁断して磁気記録媒体とす
る。
以上のようにして、第一磁性層のヤング率が500〜1
000kg/mm2で、第一磁性層上に付設されている第二
磁性層のヤング率が1300kg/mm2以上であり、かつ
磁性層全体のヤング率が900kg/mm2以上である磁気
記録媒体を製造することができる。
なお、各磁性層を強磁性粉末の量を調製して形成する場
合については、上記の方法に準じた製造方法を利用する
ことができる。
次に本発明の実施例および比較例を記載する。なお、以
下の実施例および比較例において「部」との表現は、す
べて「重量部」を示す。
[磁性塗料の調製] 下記の三種類の組成に従って、それぞれ強磁性粉末、結
合剤成分(ポリイソシアネート化合物を除く)、添加剤
および溶剤をサンドミルで充分混練した後、ポリイソシ
アネート化合物を加え、ポリイソシアネート化合物が均
一に分散されるまで混練を行なって三種類の磁性塗料を
製造した。
組成X 強磁性粉末 Co被着γ−FeOx 100部 [X=1.45、Hc:650 Oe、比表面積:30m2/g] 結合剤成分 塩化ビニル・酢酸ビニル・ ビニルアルコール共重合体 各例に記載 [塩化ビニル:酢酸ビニル:ビニル アルコール=92:2:6、重合度400] ポリエステルポリウレタン樹脂 各例に記載 [分子量5万] ポリイソシアネート化合物 各例に記載 [デスモジュールL−75、 バイエル社製] 添加剤 ミリスチン酸 2部 オレイン酸変性シリコーン 2部 溶剤 メチルエチルケトン 300部 組成Y 強磁性粉末 Co被着γ−FeOx 100部 [X=1.45、Hc:650 Oe、比表面積:40m2/g] 結合剤成分 塩化ビニル・酢酸ビニル・ ビニルアルコール共重合体 各例に記載 [塩化ビニル:酢酸ビニル:ビニル アルコール=92:2:6、重合度400] ポリエステルポリウレタン樹脂 各例に記載 [分子量5万] 添加剤 ミリスチン酸 2部 オレイン酸変性シリコーン 2部 α−アルミナ 0.5部 導電性カーボン 0.5部 溶剤 メチルエチルケトン 300部 組成Z 強磁性粉末 Co被着γ−FeOx 100部 [X=1.45、Hc:650 Oe、比表面積:50m2/g] 結合剤成分 塩化ビニル・酢酸ビニル・ ビニルアルコール共重合体 各例に記載 [塩化ビニル:酢酸ビニル:ビニル アルコール=92:2:6、重合度400] ポリエステルポリウレタン樹脂 各例に記載 [分子量5万] ポリイソシアネート化合物 各例に記載 [デスモジュールL−75、 バイエル社製] 添加剤 ステアリン酸 1部 ステアリン酸ブチル 7部 α−アルミナ 2部 導電性カーボン 2部 溶剤 メチルエチルケトン 300部 [実施例1] 組成Xにおいて塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコ
ール共重合体の使用量を9部、ポリエステルポリウレタ
ン樹脂を15部そしてポリイソシアネート化合物6部と
した磁性塗料を第一磁性塗料とし、組成Yにおいて塩化
ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体の使用
量を27部そしてポリエステルポリウレタン樹脂を3部
とした磁性塗料を第二磁性塗料とし、第一磁性塗料が厚
さ10μmのポリエチレンテレフタレート支持体上に、
第二磁性塗料がこの第一磁性塗料の上になるよう重層塗
布し、磁性塗料が未乾燥の状態で磁場配向処理を行なっ
た後、100℃に一分間加熱して溶剤を除去した。な
お、第二磁性塗料と第一磁性塗料の塗布厚さは、それぞ
れの磁性層の乾燥厚さが1μmと4μmとなる塗布厚さ
とした。
乾燥後、カレンダーロールを用いて平滑化処理を行な
い、更に加熱処理したのち3.8mm幅にスリットしてオ
ーディオコンパクトカセットテープを製造した。
[実施例2] 組成Xにおいて塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコ
ール共重合体の使用量を9部、ポリエステルポリウレタ
ン樹脂を15部そしてポリイソシアネート化合物6部と
した磁性塗料を第一磁性塗料とし、組成Yにおいて塩化
ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体の使用
量を24部そしてポリエステルポリウレタン樹脂を6部
とした磁性塗料を第二磁性塗料とした以外は実施例1と
同様にしてオーディオコンパクトカセットテープを製造
した。
[実施例3] 実施例1において第二磁性塗料と第一磁性塗料の塗布厚
さは、それぞれの磁性層の乾燥厚さが2μmと3μmと
なる塗布厚さとした以外は実施例1と同様にしてオーデ
ィオコンパクトカセットテープを製造した。
[実施例4] 組成Xにおいて塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコ
ール共重合体の使用量を9部、ポリエステルポリウレタ
ン樹脂を15部そしてポリイソシアネート化合物6部と
した磁性塗料を第一磁性塗料とし、組成Yにおいて塩化
ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体の使用
量を30部そしてポリエステルポリウレタン樹脂を0部
とした磁性塗料を第二磁性塗料とした以外は実施例1と
同様にしてオーディオコンパクトカセットテープを製造
した。
[比較例1] 組成Xにおいて塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコ
ール共重合体の使用量を9部、ポリエステルポリウレタ
ン樹脂を15部そしてポリイソシアネート化合物6部と
した磁性塗料を第一磁性塗料とし、組成Yにおいて塩化
ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体の使用
量を21部そしてポリエステルポリウレタン樹脂を9部
とした磁性塗料を第二磁性塗料とした以外は実施例1と
同様にして、オーディオコンパクトカセットテープを製
造した。
[比較例2] 組成Xにおいて塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコ
ール共重合体の使用量を15部、ポリエステルポリウレ
タン樹脂を9部そしてポリイソシアネート化合物6部と
した磁性塗料を第一磁性塗料とし、組成Yにおいて塩化
ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体の使用
量を27部そしてポリエステルポリウレタン樹脂を3部
とした磁性塗料を第二磁性塗料とした以外は実施例1と
同様にして、オーディオコンパクトカセットテープを製
造した。
[オーディオテープの評価] 得られたオーディオテープの磁性層のヤング率を下層
(第一磁性層)、上層(第二磁性層)、そして全磁性層
について測定し、次いで出力変動、走行性、テープ鳴
き、および磁気ヘッドとの密着性について下記の方法に
より評価した。得られた結果を第1表に示す。
ヤング率 粘弾性スペクトロメーター(東洋ボールドウイン(株)
製)を用いて測定した。
出力レベル変動 テープに予め10KHz、−10dBの信号を記録した後、
テープをハブに巻いた状態で80℃にて24時間保存
し、その後、室温に取り出し1時間放置したのち信号の
再生を行ない、その出力レベルの変動を読み取り、その
変動値を下記の基準により表示した。
A:1dB以下、B:1〜3dB、 C:3dB〜6dB、D:6dB以上、 走行性 テープをハブに巻いた状態で80℃にて24時間保存
し、その後、室温に取り出し1時間放置したのち市販の
テープレコーダー100台を用い、それぞれにて20往
復させて走行停止の有無を調べた。その走行停止回数を
下記の基準により表示した。
A:なし、B:1巻、C:2巻、D:3巻以上 鳴き 上記の走行性試験の際のテープ鳴きを調べた。テープ鳴
きの評価は下記の基準により行なった。
A:なし、B:1巻、C:2巻、D:3巻以上 密着性 磁性層と支持体との密着力をT剥離試験により調べた。
磁性層と支持体との剥離に必要な力(重量)を下記の基
準により表示した。
A:50g以上、B:35〜45g、 C:20〜34g、D:19g以下 [実施例5] 組成Xにおいて塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコ
ール共重合体の使用量を9部、ポリエステルポリウレタ
ン樹脂を15部そしてポリイソシアネート化合物6部と
した磁性塗料を第一磁性塗料とし、組成Zにおいて塩化
ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体の使用
量を12部、ポリエステルポリウレタン樹脂を7.5
部、そしてポリイソシアネート化合物10.5部とした
磁性塗料を第二磁性塗料とし、第一磁性塗料が厚さ10
μmのポリエチレンテレフタレート支持体上に、第二磁
性塗料がこの第一磁性塗料上になるよう重層塗布し、磁
性塗料が未乾燥の状態で磁場配向処理を行なった後、1
00℃に一分間加熱して溶剤を除去した。なお、第二磁
性塗料と第一磁性塗料の塗布厚さは、それぞれの磁性層
の乾燥厚さが1μmと4μmとなる塗布厚さとした。
乾燥後、カレンダーロールを用いて平滑化処理を行な
い、更に加熱処理したのち1/2インチ幅にスリットして
VHSビデオカセットテープを製造した。
[比較例3] 組成Xにおいて塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコ
ール共重合体の使用量を9部、ポリエステルポリウレタ
ン樹脂を15部そしてポリイソシアネート化合物6部と
した磁性塗料を第一磁性塗料とし、組成Zにおいて塩化
ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体の使用
量を9部、ポリエステルポリウレタン樹脂を15部、そ
してポリイソシアネート化合物6部としたとした磁性塗
料を第二磁性塗料とした以外は実施例1と同様にしてV
HSビデオカセットテープを製造した。
[比較例4] 組成Xにおいて塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコ
ール共重合体の使用量を15部、ポリエステルポリウレ
タン樹脂を9部そしてポリイソシアネート化合物6部と
した磁性塗料を第一磁性塗料とし、組成Zにおいて塩化
ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体の使用
量を12部、ポリエステルポリウレタン樹脂を7.5
部、そしてポリイソシアネート化合物10.5部とした
とした磁性塗料を第二磁性塗料とした以外は実施例1と
同様にしてVHSビデオカセットテープを製造した。
[ビデオテープの評価] 得られたビデオテープの磁性層のヤング率を下層(第一
磁性層)、上層(第二磁性層)、そして全磁性層につい
て測定し、次いでスチルライフと磁気ヘッドとの密着性
について下記の方法により評価した。得られた結果を第
2表に示す。
ヤング率 粘弾性スペクトロメーター(東洋ボールドウイン(株)
製)を用いて測定した。
スチルライフ 市販のVHS型ビデオテープレコーダーを用いて、スチ
ルモードでビデオ出力が6dB劣化するまでの時間を調べ
た。劣化時間は下記の基準により表示した。
A:120分以上 B:60分以上、120分未満 C:30分以上、60分未満 D:30分未満 密着性 磁性層と支持体との密着力をT剥離試験により調べた。
磁性層と支持体との剥離に必要な力(重量)を下記の基
準により表示した。
A:50g以上、B:35〜45g、 C:20〜34g、D:19g以下
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の磁気記録媒体の構成を示す模式図で
ある。 11:非磁性支持体 12:磁性層 12a:第一磁性層 12b:第二磁性層、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性支持体と該支持体上に結合剤中に分
    散された抗磁力500エルステッド以上の強磁性粉末を
    それぞれ含有する二層の磁性層を有する磁気記録媒体に
    おいて、 該非磁性支持体上に付設されている第一磁性層のヤング
    率が500〜1000kg/mm2で、該第一磁性層上に付
    設されている第二磁性層のヤング率が1300kg/mm2
    以上であり、かつ磁性層全体のヤング率が900kg/mm
    2以上であることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】第二磁性層のヤング率が2000kg/mm2
    以下であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】第一磁性層および第二磁性層が同一種の強
    磁性粉末を同一充填率で含有しており、かつ強磁性粉末
    が実質的に同一の配向性を有していることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の磁気記録媒
    体。 【請求項3】第一磁性層の結合剤と第二磁性層の結合剤
    とが共に塩化ビニル系共重合体とポリウレタン樹脂を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第2
    項記載の磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】第一磁性層と第二磁性層の合計の厚さが2
    〜10μmの範囲内にあることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項もしくは第2項記載の磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】第二磁性層の厚さが2μm以下で、かつ第
    一磁性層の厚さが第二磁性層の厚さよりも厚いことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の磁
    気記録媒体。
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