JPH0639185B2 - カラー画像再現方法 - Google Patents

カラー画像再現方法

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JPH0639185B2
JPH0639185B2 JP58129246A JP12924683A JPH0639185B2 JP H0639185 B2 JPH0639185 B2 JP H0639185B2 JP 58129246 A JP58129246 A JP 58129246A JP 12924683 A JP12924683 A JP 12924683A JP H0639185 B2 JPH0639185 B2 JP H0639185B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は複数色の着色材を用いてカラー画像を再現する
カラー画像再現方法に関し、特に複数色の少なくとも一
色について着色濃度の異なる複数の着色材を用いるカラ
ー画像再現方法に関する。
以下、かかる方法を実現する装置としてカラーインクジ
エツトプリンタを例に説明するが、本発明はサーマル転
写方式のカラープリンタ、或いは電子写真プリンタ等他
の形式の画像形成装置にも適用できることはいうまでも
ない。
<従来技術、及び背景の説明> カラー画像の再現には例えばシアン,マゼンタ,イエロ
ーの3色、或いはこれにブラツクを加えた4色を用いる
のが一般的である。そして近年、カラー再現範囲の拡大
を目的として1色について着色濃度が違う複数の着色材
を用いることが提案されて来た。
濃淡2つの着色材を用いた場合、再現濃度に応じて着色
材を切り換えて用いるので再現濃度範囲は飛躍的に広が
る。
しかしながら、着色材の切り換え部分において、濃淡着
色材により形成される微小ドツトに質感の差がでて、こ
の部分でいわゆる擬似輪郭が発生し、再現画像の品質が
劣化してしまう。
この点に鑑み、我々は先に第4図(a)に示す如き手法を
提案した。第4図(a)において横軸はインクジエツトヘ
ツドへの印加電圧、縦軸は平均光学濃度である。これ
は、淡インクの濃度再現範囲を平均光学濃度(以下OD
値)でLOからL2とし、濃インクの濃度再現範囲をL
1からL3とした時に、L1<L2に設定し、即ち濃度
再現範囲に重複濃度再現範囲を設け、重複濃度再現範囲
内で濃インクのドツトと淡インクのドツトをデイザ法あ
るいは濃度パターン法等を用いて適宜現出させるもので
ある。かかる手法により擬似輪郭の発生を大幅に押える
ことができ、高品質の画像を得ることができる。
しかしながら、再現範囲を更に拡大するには使用するイ
ンクの濃度の種類を増やす必要がある。インクの濃度の
種類が増えると、ヘツド数が増し、装置の複雑化及びコ
ストアツプが避けられず好ましくない。
そこで前記重複濃度再現範囲を狭くしたり、重複領域を
失くすことが考えられるが、このようにすると疑似輪郭
が発生しやすくなる。
<発明の目的> 本発明は上述の如き点に鑑み、重複濃度再現範囲が狭く
ても、或いは重複濃度再現範囲が存在しなくても着色材
の濃度差による擬似輪郭の発生を防止し、高品位のカラ
ー画像を再現できるカラー画像形成方法の提供を目的と
している。
詳細に言えば、特許請求の範囲第1項に記載された発明
は、高濃度着色材のドットサイズ可変による濃度再現範
囲と低濃度着色材のドットサイズ可変による濃度再現範
囲を一部重複させ、その重複濃度再現範囲及び高濃度着
色材もしくは低濃度着色材の一方で再現される濃度再現
範囲を含む拡大重複再現範囲の濃度を、高濃度着色材の
ドットと低濃度着色材のドットを再現濃度に応じた割合
で現出させて再現させることにより再現するものであ
る。
かかる構成により、重複濃度再現範囲をそれほど広げる
ことなく、即ち、全体の濃度再現範囲を広くとることが
可能となり、更に着色材の固有濃度の差に起因する擬似
輪郭の発生を防止し、高品位のカラー画像を再現でき
る。
一方、請求の範囲第2項に記載された発明は、高濃度着
色材のドットサイズ可変による濃度再現範囲と低濃度着
色材のドットサイズ可変による濃度再現範囲を相互に離
間させ、高濃度着色材による再現範囲の下限と、低濃度
着色材による再現範囲の上限との間の再現範囲の濃度
を、両着色材のドットを再現濃度に応じた割合で現出さ
せて表現するものである。
かかる構成により、重複再現濃度範囲を設けることな
く、即ち、全体の濃度再現範囲を広くとることが可能と
なり、更に着色材の固有濃度の差に起因する擬似輪郭の
発生を防止し、高品位のカラー画像を再現できるもので
ある。
<実施例の説明> 第1図に本発明をインクジエツトカラープリンタに適用
した場合の信号処理のブロツクダイアグラムを示す。
映像のビデオ信号、例えばR,G,Bの各色信号及び同
期信号を含んだコンポジツトビデオ信号がビデオ信号イ
ンターフエース1に入力される。ここで信号の同期をと
り、サンプルホールド回路によりサンプルホールドされ
る。この信号が次段のAD変換回路2に導かれ、画像信
号R,G,Bの階調信号はデイジタル信号に変換され
る。このデイジタル信号は次のラインメモリ3で適当な
ライン数記憶される。ここでラインとは垂直方向にとる
のが一般的であるが、水平方向にとつても良い事は明ら
かである。次にこのラインメモリのデータは画像処理回
路4により、画素毎に色変換,γ変換,マスキング処
理,下色除去等の処理が行なわれ、一般的にシアン,マ
ゼンタ,イエロー,ブラツクの信号に変換され更に各ヘ
ツドの印加電圧値に変換されてヘツドドライバー6に入
力される。各インクジエツトヘツド9はその印加電圧の
大きさに応じた量のインクを吐出して色相および濃度を
表現する。
一方プリンターのシーケンスをコントロールするシステ
ムコントローラ5により、入力画像信号に対応するタイ
ミングでヘツドドライブ信号とキヤリツジモーター駆動
信号、紙送り信号が発生させられ、それぞれヘツドドラ
イバー6,キヤリツジモータードライバー7,紙送りモ
ータードライバー8に供給され、初期のタイミングでイ
ンクジエツトヘツド9,キヤリツジモータ及びそのメカ
ニズム10,紙送りモータ及びそのメカニズム11が制
御され、入力映像信号の再生画像を記録媒体に印写せし
める。
第2図は、第1図の画像処理回路4の詳細ブロツク図で
ある。
R,G,B信号は、CMY変換部21でシアン,マゼン
タ,イエローの濃度信号C0,M0,Y0へ変換される。例えば
C0=−log10R,M0=−log10G,Y0=−log10Bという
処理が行われる。
次にγ変換部22でγ変換が施される。
例えば という処理が行われる。
次に下色除去回路23でブラツクを使用するか否かが決
定され、もしブラツクを使用する場合には、ブラツクの
成分が他のC1,M1,Y1より差引かれる。
例えばBK2=α{Min(C1,M1,Y1)}+β とし、BK2がある値Lより大きければブラツクを使用
し、 C2=C1−BK2 M2=M1−BK2 Y2=Y1−BK2 とする。
又、BK2<Lの時は C2=C1 M2=M1 Y2=Y1 である。
そして更にマスキング回路24でインクの不要吸収を考
慮してマスキング処理が行なわれ各色の濃度C3,Y3,M3,
BK3が求められる。
一般にC3=f(C2,M2,Y2,BK2) M3=f(C2,M2,Y2,BK2) Y3=f(C2,M2,Y2,BK2) BK3=fBK(C2,M2,Y2,BK2) という処理を行う。
関数f,f,f,fBKとしては次のようなマトリ
ックスを用いることができる。
マトリツクスの係数Mijは実際にカラー再現して得られ
たデータを最小二乗法で処理することにより求められ
る。
そしてヘッド選択制御部25で各色の濃度C3,M3,Y3
BK3に応じてどの濃度のインクを使用するかを判断し、
濃淡インク用の各ヘツドの選択信号CC,MC,YC,BKC を
出力する。
そして電圧値変換部26では各色の濃度C3,M3,Y3,B
K3と選択信号CC,MC,YC,BKC とにより各ヘッドの印加
電圧値VC,VM,VY,VBKをヘツドドライバ27へ出力す
る。ヘツドドライバ27は電圧値VC,VM,VY,VBKに応
じたアナログ電圧を選択信号CC,MC,YC,BKC で選択さ
れた各インクジエツトヘツドに印加する。
第3図は、第2図のヘツドドライバ27の回路の詳細を
示すものである。第3図によりシアンの信号処理を例に
とり、インクジエツトヘツドの制御を具体的に説明す
る。第2図に示す電圧値変換部26からのデジタル信号
VCは、ヘツド印加電圧を変調させるDA変換切DACに
入力され、デジタル信号に対応する電圧VHを発生する。
又ヘッド選択制御部25から出力されるヘツド選択信号
CCはアンドゲートG3の一方の入力端と、インバータ
G1を通じて同じくアンドゲートG2の一方の入力端に
入力される。今、信号CCがロウレベルのときはヘツド
H1が選択され、ハイレベルの時はヘツドH2が選択さ
れる。アンドゲートG2及びG3の他方の入力端にはヘ
ツドの駆動パルスがシステムコントローラ5より入力さ
れる。今、信号CCがロウレベルの時のヘツドH1の駆
動を説明する。アンドゲートG2の一方の入力端がハイ
レベルなので、ヘツド駆動パルスがハイレベルになる
と、アンドゲートG2の出力はハイレベルとなりバツフ
アーG4の出力はハイレベルとなる。従つてトランジス
タTr3はオンし、トランジスタTr1もオンする。ここで
ヘツドH1には抵抗R3を介して電圧VHが印加される。
これによりピエゾ振動子はガラス管の内径方向に収縮し
て着色液滴が吐出する。着色液滴の吐出量は電圧VHによ
つて制御される。
又このトランジスタTr2はインバータG6の出力がロウ
レベルの為オフとなつている。次に、パルスがロウレベ
ルになつた時、上記と逆にトランジスタTr1がオフし、
Tr2がオンする事により、ヘッドH1にチヤージされた
電荷は抵抗R4を通じて放電され、ピエゾ素子は元の状
態に回復する。以上のようにして、インク滴吐出が制御
される。
次にヘツド選択制御部25の詳細な動作を説明する。
第5図(a),(b),(c)に第1の実施例のシアン,マゼン
タ,イエローインク夫々のヘツド印加電圧に対する再現
平均光学濃度(以下OD値)の特性を示す。KCは濃シ
アンインク,UCは淡シアンインク,KMは濃マゼンタ
インク,UMは淡マゼンタインク,HYはイエローイン
クである。シアンについて説明すると,第5図(a)に示
す如く、淡シアンインクUCはOD値0.10〜0.5
0の再現が可能であり、濃シアンインクKCはOD値
0.40〜1.12までの再現が可能である。OD値L
1′とL2′の間、即ち0.40〜0.50は濃淡どち
らのインクでも表現しうるので、この濃出再現範囲を重
複濃度再現範囲と呼ぶ。
この重複濃度再現範囲の範囲は非常に狭いので濃度のつ
なぎ目において擬似輪郭が発生しやすい。そこで本実施
例においては、濃インクで本来再現できない濃度範囲L
A(0.35)〜L1′(0.40),淡インクで本来
再現できない濃度範囲L2′(0.50)〜LB(0.
55)、及び重複濃度再現範囲より成る拡大重複濃度再
現範囲を設定し、この濃度再現範囲においては濃インク
のドツトと淡インクのドツトを濃度に応じた割合で現出
せしめるようにしている。従つて、OD値LA以下の領
域では淡インクのドツトのみを再現OD値の大きさに応
じた大きさで現出せしめ、OD値LB以上の領域では濃
インクのドツトのみを再現OD値の大きさに応じた大き
さで現出せしめOD値LA〜LBの拡大重複濃度再現範
囲では両方を現出せしめている。尚、本実施例では拡大
重複濃度再現範囲を重複濃度再現範囲の両側に広げてい
るが片側だけでもよい。
かかる手法を実現する為のヘツド選択制御部25の詳細
回路を第6図に示す。
図において28,29は2進カウンタ、30はデイザパ
ターンを格納しているROM(Read Only Memory)、3
1はマグニチユードコンパレータである。
カウンタ28にはヘツドの主走査方向への移動時に発生
するクロツクCXが入力され、カウンタ29には副走査方
向への移動時に発生するクロツクCYが入力される。
ROM30は、第7図(a)に示す如き2×2のデイザパ
ターンが格納されており、ヘツドの移動に応じてデイザ
ROMの座標(X,Y)の(0,0),(0,1),
(1,0),(1,1)が選択され、座標に応じた閾値
がコンパレータ31の一方の入力端子に入力される。そ
してもう一方の入力端子には、シアンの再現濃度を示す
デジタル値C3が入力されている。コンパレータ31はC3
>CDならば信号CCをハイレベルとし、C3≦CDならばロ
ーレベルとする。
例えばC3が第7図(b)の如く変化したときには第7図(c)
の如くドツトが形成される。
第7図(c)の○は淡インクで形成された微小ドツトを示
し、 は濃インクで形成された微小ドツトを示している。微小
ドツトの大きさは濃度値C3によつて可変制御されるの
で、第7図(c)に示す如く、C3が0.37の時と0.5
2の時とでは濃インク、及び淡インクで形成されるドツ
トの大きさは異なる。しかしC3が0.5以上の時の淡イ
ンクのドツトの大きさは最大に飽和し、C3が0.4以下
の時の濃インクのドツトの大きさは最小に飽和する。第
8図に再現すべきOD値とヘツドへの印加電圧の関係を
示している。いづれも拡大重複濃度再現範囲の拡大部分
においては印加電圧が最大ドツトを形成する最大電圧若
しくは最小ドツトを形成する最小電圧とされている。
このように拡大重複領域内では濃ドツトと淡ドツトを打
ち分けることにより平均的に所望のOD値が得られると
共にインクそのものの濃度にかなりの差をつけることが
可能となり再現可能範囲が広がる。しかも濃淡ドツトの
つなぎ目における違和感がなくなり画質が向上する。
次に本発明の2の実施例について説明する。第2の実施
例に用いる濃シアンインクKC′と淡シアンインクU
C′のヘツド印加電圧に対する再現OD値の特性を第9
図に示す。第9図に示す如く、淡インクUC′はOD値
0.10〜0.50の再現が可能で、濃インクKC′は
OD値0.82〜1.30の再現が可能である。従つ
て、どちらの再現範囲にも入らない中間領域LC(0.
50)〜LD(0.82)は本来再現することができな
い。
そこで本実施例においては、かかる中間領域を濃インク
の最小ドツトと淡インクの最大ドツトを濃度に応じた割
合で現出せしめることにより再現するものである。かか
る手法を実現するヘツド制御部25の構成は第1の実施
例と同様第6図で実現できる。但しデイザパターンを発
生するROM30の内容が相違する。第2の実施例にお
けるROM30の内容を第10図(a)に示す。従つて再
現OD値を示すデジタル値C3が例えば第10図(b)の如
く変化した時には第10図(c)の如くドツトが形成され
る。
第10図(c)にいても○は淡インクで形成された微小ド
ツトを示し、 は濃インクで形成された微小ドツトを示している。微小
ドツトの大きさはそれぞれのインクの再現可能範囲にお
いては再現すべきOD値に応じて変化するが、上記中間
領域においては変化しない。
第11図に再現すべきOD値とヘツドへの印加電圧の関
係を示す。第11図に示す如く中間領域においては、ヘ
ツドの印加電圧は濃インクの場合最小ドツトを形成する
最大電圧とされ、淡インクの場合は最大ドツトを形成す
る最低電圧とされる。
このように本来再現できないOD値でも濃インクと淡イ
ンクが適当に打ち分けられ、平均的に所望のOD値が得
られると共に、インクそのものの濃度にかなりの差をつ
けることが可能となり再現可能範囲が大幅に広がる。し
かも濃淡ドツトのつなぎ目における違和感がなくなり画
質が向上する。
以上の第1,第2の実施例の説明は、シアンの場合につ
いて説明したがマゼンタについても同様に実現できる。
又、第1の実施例ではイエローは1種の濃度としたが複
数種としてもよい。又、各色2種の異なるインク濃度を
使用する場合について述べたが例えばシアンを3種の異
なる濃度のインクを用いた場合にも適用できる。
またデイザマトリックスは2×2の場合にとどまらず3
×3,4×4或はn×nに限らずn×m(n,mは異な
る整数)としてもよいし、変形デイザパターンでもよ
い。更に、つなぎ目によつてデイザマトリツクスの大き
さをかえて濃い方のつなぎ目には3×3、うすい方のつ
なぎ目には2×2を使用してもよい。またデイザに限ら
ず入力の一画素に対して複数のドツトを形成する濃度パ
ターン法等も利用できる。
又、本実施例においてはC3,M3,Y3,BK3のデータに対
して、デイザROMを用いてハードウエアで実現してい
るが、マイクロコンピユータを用いてソフトウエアで実
現してもよい。更に第12図に示す如く、第2図の2
1,22,23,24の部分を予め計算しておき、結果
をROM71に記憶しておき、テーブル参照により、
Y3,M3,C3,BK3を求めることができる。第8図はシア
ン3種,マゼンタ3種,イエロー1種,ブラック1種の
異なるインク濃度を使用する場合を示してある。そして
ROM71からY,M,C,K4色のOD値が6bit で
出力され、電圧変換テーブル72〜75へ入力される。
電圧変換テーブル72〜75は、各々のOD値データの
他に主走査方向アドレスX、副走査方向アドレスYの各
々の“2”のモデユレーシヨンを加えて全部で8bitの
信号が入力され、結果が電圧値として出力される。この
うちマゼンタとシアンは3種の濃度の異なるインクがあ
るのでこれを区別するための信号が、CC′,MC′と
して出力される。CC′=0のときは1番淡いインク用
ヘツド、CC′=1のときは中間の濃度のインク用ヘツ
ド、CC′=2のときは1番濃いインク用のヘツドが用
いられる。
<効果の説明> 以上の如く本発明に依れば、異なる濃度の着色材の濃度
再現範囲に重複濃度再現範囲が存在しない場合、或いは
存在してもその範囲が狭い場合にも擬似輪郭の発生を防
止することができ、しかも異なる濃度の着色材の数を増
加させずに濃度再現範囲を大幅に広げることが可能とな
る。従つて高い階調性を有する高品位の画像を極めて簡
易に実現でき、工業的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はカラーインクジエツトプリンタの制御ブロツク
図、第2図は第1図の画像処理回路の詳細回路図、第3
図はヘツドドライバ27の詳細回路図、第4図、第5図
(a),(b),(c)はヘツド印加電圧−OD値特性図、第6
図はヘツド選択制御部の詳細回路図、第7図(a),(b),
(c)は第1の実施例のヘツド選択制御部の動作を説明す
る図、第8図はOD値と印加電圧の関係を示す図、第9
図は第2の実施例のシアンインクのヘツド印加電圧−O
D値特性図、第10図(a),(b),(c)は第2の実施例の
ヘツド選択制御部の動作を説明する図、第11図は第2
の実施例のOD値と印加電圧の関係を示す図、第12図
は他の例の画像処理回路図である。 図において、25はヘツド選択制御部、30はROM、
31はコンパレータ、KC,KC′は濃シアンインク、
UC,UC′は淡シアンインクを夫々示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B41J 2/525 (72)発明者 櫻田 信晶 神奈川県川崎市高津区下野毛770番地 キ ヤノン株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭58−65666(JP,A) 特開 昭53−102034(JP,A) 特開 昭57−76559(JP,A) 特開 昭57−129749(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像再現の為に使用される複数色の
    うちの少なくとも一色について固有濃度の異なる複数の
    着色材を用いたカラー画像再現方法において、高濃度着
    色材により形成されるドットのサイズを可変することに
    より得られる濃度再現範囲と、前記高濃度着色材よりも
    その固有濃度が低い低濃度着色材により形成されるドッ
    トのサイズを可変することにより得られる濃度再現範囲
    を一部重複させ、その重複濃度再現範囲及びその重複濃
    度再現範囲に隣接する高濃度着色材もしくは低濃度着色
    材の一方で再現される濃度再現範囲を含む拡大重複濃度
    再現範囲の濃度を、高濃度着色材のドットと低濃度着色
    材のドットを再現濃度に応じた割合で現出せしめること
    により、再現することを特徴とするカラー画像再現方
    法。
  2. 【請求項2】カラー画像再現の為に使用される複数色の
    うちの少なくとも一色について固有濃度の異なる複数の
    着色材を用いたカラー画像再現方法において、高濃度着
    色材により形成されるドットのサイズを可変することに
    より得られる濃度再現範囲と、前記高濃度着色材よりも
    その固有濃度が低い低濃度着色材により形成されるドッ
    トのサイズを可変することにより得られる濃度再現範囲
    を相互に離間させ、前記高濃度着色材による再現範囲の
    下限と前記低濃度着色材による再現範囲の上限との間の
    再現範囲の濃度を、高濃度着色材のドットと低濃度着色
    材のドットを再現濃度に応じた割合で現出せしめること
    により、再現することを特徴とするカラー画像再現方
    法。
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