JPH0636965B2 - ベルト式連続鋳造機 - Google Patents
ベルト式連続鋳造機Info
- Publication number
- JPH0636965B2 JPH0636965B2 JP62015084A JP1508487A JPH0636965B2 JP H0636965 B2 JPH0636965 B2 JP H0636965B2 JP 62015084 A JP62015084 A JP 62015084A JP 1508487 A JP1508487 A JP 1508487A JP H0636965 B2 JPH0636965 B2 JP H0636965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- belt
- pair
- continuous casting
- side dam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/0648—Casting surfaces
- B22D11/066—Side dams
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はベルト式連続鋳造機に関し、特に同期式可変幅
サイドダムを備えた上記鋳造機に関する。
サイドダムを備えた上記鋳造機に関する。
従来のベルト式連続鋳造機の一つは、第６図と第６図の
IV−IV線断面矢視図である第７図に示すように、鋳片２
１の厚さＴに相当する間隙をおいて並設された一対の水
冷ベルト３と、このベルト３が捲装された上下動可能な
軸受箱５で支承されたテンシヨンプーリ１及び固設され
た軸受箱６で支承されたドライブプーリ２と、双方のベ
ルト３に摺動自在に挟持されて固設されたサイドダム４
等の主要部材で構成されている。
IV−IV線断面矢視図である第７図に示すように、鋳片２
１の厚さＴに相当する間隙をおいて並設された一対の水
冷ベルト３と、このベルト３が捲装された上下動可能な
軸受箱５で支承されたテンシヨンプーリ１及び固設され
た軸受箱６で支承されたドライブプーリ２と、双方のベ
ルト３に摺動自在に挟持されて固設されたサイドダム４
等の主要部材で構成されている。
水冷ベルト３及びサイドダム４には図示しないそれぞれ
の水冷装置が設けられ、溶融金属２０から吸収したその
凝固熱を冷却するようになつている。テンシヨンプーリ
１には軸受箱５を介して図示しないエヤーシリンダ等の
図中上方への引張装置が、ドライブプーリ２には図示し
ない駆動装置がそれぞれ装着されている。
の水冷装置が設けられ、溶融金属２０から吸収したその
凝固熱を冷却するようになつている。テンシヨンプーリ
１には軸受箱５を介して図示しないエヤーシリンダ等の
図中上方への引張装置が、ドライブプーリ２には図示し
ない駆動装置がそれぞれ装着されている。
この図示しない駆動装置によつてドライブプーリ２を介
して双方の水冷ベルト３をサイドダム４と摺動させなが
ら、矢印αで示す方向に回転させ、サイドダム４と水冷
ベルト３からなる鋳型部へ溶融金属２０を連続的に供給
する。２０ａは該溶融金属２０の湯面を示す。溶融金属
２０は図中下方へ適当な速度で移動する水冷ベルト３及
び固設されたサイドダム４で冷却されて凝固し、水冷ベ
ルト３の回転速度とほゞ同等の速度で矢印βで示す図中
下方へ鋳片２１となつて排出され、次工程へ送られる。
して双方の水冷ベルト３をサイドダム４と摺動させなが
ら、矢印αで示す方向に回転させ、サイドダム４と水冷
ベルト３からなる鋳型部へ溶融金属２０を連続的に供給
する。２０ａは該溶融金属２０の湯面を示す。溶融金属
２０は図中下方へ適当な速度で移動する水冷ベルト３及
び固設されたサイドダム４で冷却されて凝固し、水冷ベ
ルト３の回転速度とほゞ同等の速度で矢印βで示す図中
下方へ鋳片２１となつて排出され、次工程へ送られる。
従来のベルト式連続鋳造機の他の一つは、第８図と第８
図のＶ−Ｖ線断面矢視図である第９図に示すように、鋳
片２１の厚さＴに相当する間隙をおいて並設された一対
の水冷ベルト３と、このベルト３が捲装された上下動可
能な軸受箱５で支承されたテンシヨンプーリ１及び固設
された軸受箱６で支承されたドライブプーリ２と、双方
のベルト３間に挟持された一対の移動式サイドダム７等
の主要部材で構成されている。
図のＶ−Ｖ線断面矢視図である第９図に示すように、鋳
片２１の厚さＴに相当する間隙をおいて並設された一対
の水冷ベルト３と、このベルト３が捲装された上下動可
能な軸受箱５で支承されたテンシヨンプーリ１及び固設
された軸受箱６で支承されたドライブプーリ２と、双方
のベルト３間に挟持された一対の移動式サイドダム７等
の主要部材で構成されている。
各サイドダム７は、連続可撓性金属帯７ｂ上に端と端を
合せた関係に縛られた多数の金属ブロツク７ａからな
る。水冷ベルト３及びサイドダム７には図示しないそれ
ぞれの冷却装置が設けられ、溶融金属２０から吸収した
その凝固熱を冷却するようになつている。テンシヨンプ
ーリ１には軸受箱５を介して図示しないエヤーシリンダ
等の図中上方への引張装置が、ドライブプーリ２には図
示しない駆動装置がそれぞれ装着されている。
合せた関係に縛られた多数の金属ブロツク７ａからな
る。水冷ベルト３及びサイドダム７には図示しないそれ
ぞれの冷却装置が設けられ、溶融金属２０から吸収した
その凝固熱を冷却するようになつている。テンシヨンプ
ーリ１には軸受箱５を介して図示しないエヤーシリンダ
等の図中上方への引張装置が、ドライブプーリ２には図
示しない駆動装置がそれぞれ装着されている。
この図示しない駆動装置によつてドライブプーリ２を介
して双方の水冷ベルト３を矢印αで示す方向に回転させ
ると、双方のサイドダム７は水冷ベルト３の挟持力によ
り矢印γで示す方向に移動する。この水冷ベルト３とサ
イドダム７からなる鋳型部へ溶融金属２０を連続的に供
給する。溶融金属２０は図中下方へ適当な速度で移動す
る水冷ベルト３及び水冷ベルト７で冷却されて凝固し、
水冷ベルト３の回転速度とほぼ同等の速度で矢印βで示
す図中下方へ鋳片２１となつて排出され、次工程へ送ら
れる。
して双方の水冷ベルト３を矢印αで示す方向に回転させ
ると、双方のサイドダム７は水冷ベルト３の挟持力によ
り矢印γで示す方向に移動する。この水冷ベルト３とサ
イドダム７からなる鋳型部へ溶融金属２０を連続的に供
給する。溶融金属２０は図中下方へ適当な速度で移動す
る水冷ベルト３及び水冷ベルト７で冷却されて凝固し、
水冷ベルト３の回転速度とほぼ同等の速度で矢印βで示
す図中下方へ鋳片２１となつて排出され、次工程へ送ら
れる。
第６、７図に示す固定式サイドダム４は移動する溶融金
属２０が凝固する際に焼付きを生じやすい問題がある。
また、この固定式サイドダム４及び第８，９図に示す移
動式サイドダム７共に連続鋳込み中には鋳片２１の幅変
更ができない欠点を有する。従つて、第６，７図及び第
８，９図のいずれの装置でも鋳片２１の幅変更を行なう
場合には、注湯を中止し、鋳片２１を排出後、サイドダ
ム４，サイドダム７の位置を変更して鋳込みを再開する
という煩雑な操作が必要であり、また時間のロスも多か
つた。
属２０が凝固する際に焼付きを生じやすい問題がある。
また、この固定式サイドダム４及び第８，９図に示す移
動式サイドダム７共に連続鋳込み中には鋳片２１の幅変
更ができない欠点を有する。従つて、第６，７図及び第
８，９図のいずれの装置でも鋳片２１の幅変更を行なう
場合には、注湯を中止し、鋳片２１を排出後、サイドダ
ム４，サイドダム７の位置を変更して鋳込みを再開する
という煩雑な操作が必要であり、また時間のロスも多か
つた。
本発明は、鋳片２１と同期して移動することにより焼付
きの問題を解決するとともに、連続鋳込みを行ないなが
ら鋳片２１の幅変更が可能なベルト式連続鋳造機を提供
するものである。
きの問題を解決するとともに、連続鋳込みを行ないなが
ら鋳片２１の幅変更が可能なベルト式連続鋳造機を提供
するものである。
本発明は上記問題点を、鋳片の幅方向に一対の循環ガイ
ドを設け、各循環ガイドを鋳片の厚さ方向に２列並列配
置とし、鋳片の送りに合せて移動可能な一対のサイドダ
ムの各々を１列のサイドダムブロツク群とし、各１列の
サイドダムブロツク群の各々を少なくとも鋳片との接触
長さより長い２群になるように分けて別々のガイドにて
保持することにより解決するものである。
ドを設け、各循環ガイドを鋳片の厚さ方向に２列並列配
置とし、鋳片の送りに合せて移動可能な一対のサイドダ
ムの各々を１列のサイドダムブロツク群とし、各１列の
サイドダムブロツク群の各々を少なくとも鋳片との接触
長さより長い２群になるように分けて別々のガイドにて
保持することにより解決するものである。
すなわち本発明は、互いに平行に配設され且つ相反する
方向に回転する一対の水冷ベルト間に溶融金属を供給し
て板状に凝固させた鋳片を連続的に引き出すベルト式連
続鋳造機において、前記一対の水冷ベルト間に鋳片側を
挟持されて該水冷ベルトの移動速度と同期して移動する
各１列に配列された一対のサイドダムブロツク群と、鋳
片の幅方向に配置された一対の循環ガイドとを有し、該
各１組の循環ガイドは各々単独に鋳片の幅方向に移動可
能で且つ鋳片の厚さ方向に並列して２列配置されたガイ
ドビームを有しており、該各２列のガイドビームで前記
の各１列のサイドダムブロツク群を少なくとも鋳片との
接触長さより長い２群に分けて契合するようにしたこと
を特徴とするベルト式連続鋳造機に関する。
方向に回転する一対の水冷ベルト間に溶融金属を供給し
て板状に凝固させた鋳片を連続的に引き出すベルト式連
続鋳造機において、前記一対の水冷ベルト間に鋳片側を
挟持されて該水冷ベルトの移動速度と同期して移動する
各１列に配列された一対のサイドダムブロツク群と、鋳
片の幅方向に配置された一対の循環ガイドとを有し、該
各１組の循環ガイドは各々単独に鋳片の幅方向に移動可
能で且つ鋳片の厚さ方向に並列して２列配置されたガイ
ドビームを有しており、該各２列のガイドビームで前記
の各１列のサイドダムブロツク群を少なくとも鋳片との
接触長さより長い２群に分けて契合するようにしたこと
を特徴とするベルト式連続鋳造機に関する。
上記構成の本発明において、鋳片に接していないサイド
ダムブロツク群の循環ガイドを予じめ鋳片の幅方向に移
動させておくと、溶融金属部分にその循環ガイドに保持
されたサイドダムブロツク群が到達してから以降の鋳片
幅が変更される。
ダムブロツク群の循環ガイドを予じめ鋳片の幅方向に移
動させておくと、溶融金属部分にその循環ガイドに保持
されたサイドダムブロツク群が到達してから以降の鋳片
幅が変更される。
第１図は本発明によるベルト式連続鋳造機の一例を示す
側面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ線断面矢視図、第３図
は第１図のII−II線断面矢視図、第４図は第２図のIII
−III線断面矢視図、第５図は第２図の一部拡大図であ
る。
側面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ線断面矢視図、第３図
は第１図のII−II線断面矢視図、第４図は第２図のIII
−III線断面矢視図、第５図は第２図の一部拡大図であ
る。
第１〜５図中、従来装置と同一の部材には同一の符号を
付し重複説明を省略する。
付し重複説明を省略する。
第１図〜第５図に示すように、一対の水冷ベルト３に鋳
片２１側を挟持された一対のサイドダム８は各々１列の
サイドダムブロツク８ａ及び８ａ′の群からなり、各１
列のサイドダムブロツク８ａ及び８ａ′の群は、各々少
なくとも鋳片２１との接触長さＬ（第２，３図参照）よ
り長いサイドダムブロツク８ａの群とサイドダムブロツ
ク８ａ′の群の２群になるように分けて、２列の連続可
撓性金属帯８ｂ及び８ｃにより連結されている。なお金
属帯８ｂ及び８ｃはリンクチエーン等可撓性を有するも
ので代用できる。
片２１側を挟持された一対のサイドダム８は各々１列の
サイドダムブロツク８ａ及び８ａ′の群からなり、各１
列のサイドダムブロツク８ａ及び８ａ′の群は、各々少
なくとも鋳片２１との接触長さＬ（第２，３図参照）よ
り長いサイドダムブロツク８ａの群とサイドダムブロツ
ク８ａ′の群の２群になるように分けて、２列の連続可
撓性金属帯８ｂ及び８ｃにより連結されている。なお金
属帯８ｂ及び８ｃはリンクチエーン等可撓性を有するも
ので代用できる。
各サイドダムブロツク８ａ及び８ａ′はガイドロール８
ｄを有し、金属帯８ｂ及び８ｃのサイドダムブロツク８
ａ及び８ａ′の取付けられていない中間部分にはガイド
ブロツク９ａ及びガイドローラ９ｂが取付けられてい
る。
ｄを有し、金属帯８ｂ及び８ｃのサイドダムブロツク８
ａ及び８ａ′の取付けられていない中間部分にはガイド
ブロツク９ａ及びガイドローラ９ｂが取付けられてい
る。
鋳片２１の幅方向に一対の循環ガイド１０を設け、各々
のガイド１０は鋳片２１の厚さ方向に２列並列配置され
た、各々鋳片２１の幅方向にエヤシリンダ１２等の駆動
装置により移動可能なガイドビーム１０ａ及び１０ｂ
と、固設されたガイドビーム１０ｃ及び１０ｄから成
る。
のガイド１０は鋳片２１の厚さ方向に２列並列配置され
た、各々鋳片２１の幅方向にエヤシリンダ１２等の駆動
装置により移動可能なガイドビーム１０ａ及び１０ｂ
と、固設されたガイドビーム１０ｃ及び１０ｄから成
る。
一方、上記の双方のサイドダム８の金属帯８ｂに連結さ
れたガイドローラ８ｄ及び９ｂは鋳片２１の幅方向の同
一外側に設置された前記循環ガイド１０のガイドビーム
１０ａ及び１０ｃに、金属帯８ｃに連結されたガイドロ
ーラ８ｄ及び９ｂはガイドビーム１０ｂ及び１０ｄに各
々案内され、双方のサイドダム８は図示しない駆動装置
によつて固設された軸受１３で支承されたドライブスプ
ロケツト１４により矢印γ１で示す方向に水冷ベルト３
間へ水冷ベルト３の挟持による抵抗力より小さい力で押
し込みぎみに移送され、図示しない駆動装置によつて固
設された軸受１５で支承されたスプロケツト１６により
矢印γ２で示すように水冷ベルト３間から水冷ベルト３
の挟持による抵抗力より小さい力で制動ぎみに送り出さ
れる。
れたガイドローラ８ｄ及び９ｂは鋳片２１の幅方向の同
一外側に設置された前記循環ガイド１０のガイドビーム
１０ａ及び１０ｃに、金属帯８ｃに連結されたガイドロ
ーラ８ｄ及び９ｂはガイドビーム１０ｂ及び１０ｄに各
々案内され、双方のサイドダム８は図示しない駆動装置
によつて固設された軸受１３で支承されたドライブスプ
ロケツト１４により矢印γ１で示す方向に水冷ベルト３
間へ水冷ベルト３の挟持による抵抗力より小さい力で押
し込みぎみに移送され、図示しない駆動装置によつて固
設された軸受１５で支承されたスプロケツト１６により
矢印γ２で示すように水冷ベルト３間から水冷ベルト３
の挟持による抵抗力より小さい力で制動ぎみに送り出さ
れる。
溶融金属２０は、テンシヨンプーリ１側（第１〜３図中
上方）から連続供給され、双方の水冷ベルト３と、双方
の水冷ベルト３の挟持力により水冷ベルト３と同等の速
度で矢印γ１で示す第２〜３図中下方へ移動するサイド
ダム８からなる鋳型部で冷却されて凝固し、水冷ベルト
３の回転速度とほぼ同等の速度で矢印βで示す第１〜３
図中下方へ鋳片２１となつて排出され、次工程へ送られ
る。
上方）から連続供給され、双方の水冷ベルト３と、双方
の水冷ベルト３の挟持力により水冷ベルト３と同等の速
度で矢印γ１で示す第２〜３図中下方へ移動するサイド
ダム８からなる鋳型部で冷却されて凝固し、水冷ベルト
３の回転速度とほぼ同等の速度で矢印βで示す第１〜３
図中下方へ鋳片２１となつて排出され、次工程へ送られ
る。
このとき、溶融金属２０の湯面２０ａに接していない、
第２〜５図中ではサイドダムブロツク８ａ群の可動ガイ
ドビーム１０ａ又は１０ｂ、例えば本例では第３，４図
のガイドビーム１０ｂのようにあらかじめ鋳片２１の幅
方向（第３図中では矢印δの方向）に移動させておくこ
とにより、このガイドビーム１０ｂに案内されたサイド
ダムブロツク８ａが湯面２０ａに到達してから以降の鋳
片２１の幅を変更できる（すなわち、第２，３図に示す
サイドダムブロツク８ａ′群が第３図中矢印δ方向へ移
動し、鋳片２１の幅を第２，３図に示すものより広くす
ることができる）。
第２〜５図中ではサイドダムブロツク８ａ群の可動ガイ
ドビーム１０ａ又は１０ｂ、例えば本例では第３，４図
のガイドビーム１０ｂのようにあらかじめ鋳片２１の幅
方向（第３図中では矢印δの方向）に移動させておくこ
とにより、このガイドビーム１０ｂに案内されたサイド
ダムブロツク８ａが湯面２０ａに到達してから以降の鋳
片２１の幅を変更できる（すなわち、第２，３図に示す
サイドダムブロツク８ａ′群が第３図中矢印δ方向へ移
動し、鋳片２１の幅を第２，３図に示すものより広くす
ることができる）。
本発明では、サイドダムが鋳片と同期して移動するので
焼付き等の欠陥のない高品質の鋳片が得られるととも
に、鋳片に接していないサイドダムブロツク群側のガイ
ドをあらかじめ鋳片の幅方向に移動設定することによ
り、鋳込みを中断することなく連続して行ないながら鋳
片幅変更ができるので、幅変更の制約が大きく緩和さ
れ、広範囲の自由な幅の鋳片の生産が可能となり、設備
稼動率も大幅に向上し、鋳片歩留りも大幅に向上する。
焼付き等の欠陥のない高品質の鋳片が得られるととも
に、鋳片に接していないサイドダムブロツク群側のガイ
ドをあらかじめ鋳片の幅方向に移動設定することによ
り、鋳込みを中断することなく連続して行ないながら鋳
片幅変更ができるので、幅変更の制約が大きく緩和さ
れ、広範囲の自由な幅の鋳片の生産が可能となり、設備
稼動率も大幅に向上し、鋳片歩留りも大幅に向上する。
第１図は本発明によるベルト式連続鋳造機の一例を示す
側面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ線断面矢視（正面）
図、第３図は第１図のII−II線断面矢視（正面）図、第
４図は第２図のIII−III線断面矢視（平面）図、第５図
は第２図の一部拡大（正面）図、第６図は従来の一つの
ベルト式連続鋳造機の側面図、第７図は第６図のIV−IV
線断面矢視（正面）図、第８図は従来の他の一つのベル
ト式連続鋳造機の側面図、第９図はＶ−Ｖ線断面矢視
（正面）図である。
側面図、第２図は第１図のＩ−Ｉ線断面矢視（正面）
図、第３図は第１図のII−II線断面矢視（正面）図、第
４図は第２図のIII−III線断面矢視（平面）図、第５図
は第２図の一部拡大（正面）図、第６図は従来の一つの
ベルト式連続鋳造機の側面図、第７図は第６図のIV−IV
線断面矢視（正面）図、第８図は従来の他の一つのベル
ト式連続鋳造機の側面図、第９図はＶ−Ｖ線断面矢視
（正面）図である。
Claims (1)
- 【請求項１】互いに平行に配設され且つ相反する方向に
回転する一対の水冷ベルト間に溶融金属を供給して板状
に凝固させた鋳片を連続的に引き出すベルト式連続鋳造
機において、前記一対の水冷ベルト間に鋳片側を挟持さ
れて該水冷ベルトの移動速度と同期して移動する各１列
に配列された一対のサイドダムブロツク群と、鋳片の幅
方向に配置された一対の循環ガイドとを有し、該各１組
の循環ガイドは各々単独に鋳片の幅方向に移動可能で且
つ鋳片の厚さ方向に並列して２列配置されたガイドビー
ムを有しており、該各２列のガイドビームで前記の各１
列のサイドダムブロツク群を少なくとも鋳片との接触長
さより長い２群に分けて契合するようにしたことを特徴
とするベルト式連続鋳造機。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62015084A JPH0636965B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | ベルト式連続鋳造機 |
| US07/171,915 US4869310A (en) | 1987-01-27 | 1988-01-05 | Belt type continuous casting machine |
| GB8800190A GB2200309B (en) | 1987-01-27 | 1988-01-06 | Belt type continuous casting machine |
| FR888800425A FR2609912B1 (fr) | 1987-01-27 | 1988-01-15 | Machine de moulage continu du type a courroies |
| DE3801709A DE3801709A1 (de) | 1987-01-27 | 1988-01-21 | Band-stranggiessmaschine |
| KR1019880000487A KR910003779B1 (ko) | 1987-01-27 | 1988-01-22 | 벨트식 연속주조기 |
| CN88100341A CN1007045B (zh) | 1987-01-27 | 1988-01-27 | 带式连铸机 |
| BR8800318A BR8800318A (pt) | 1987-01-27 | 1988-01-27 | Maquina de fundicao continua do tipo de correia |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62015084A JPH0636965B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | ベルト式連続鋳造機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63183757A JPS63183757A (ja) | 1988-07-29 |
| JPH0636965B2 true JPH0636965B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=11878978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62015084A Expired - Lifetime JPH0636965B2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 | ベルト式連続鋳造機 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4869310A (ja) |
| JP (1) | JPH0636965B2 (ja) |
| KR (1) | KR910003779B1 (ja) |
| CN (1) | CN1007045B (ja) |
| BR (1) | BR8800318A (ja) |
| DE (1) | DE3801709A1 (ja) |
| FR (1) | FR2609912B1 (ja) |
| GB (1) | GB2200309B (ja) |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5645122A (en) * | 1994-03-30 | 1997-07-08 | Lauener Engineering, Ltd. | Block fixation and adjustment in a continuous caster |
| US5725046A (en) * | 1994-09-20 | 1998-03-10 | Aluminum Company Of America | Vertical bar caster |
| CN1066079C (zh) * | 1995-04-27 | 2001-05-23 | 张连志 | 循环移动铸模内冷式快速连铸机 |
| US5787968A (en) * | 1995-12-28 | 1998-08-04 | Larex A.G. | Movably mounted side dam and an associated method of sealing the side dam against the nozzle of a belt caster |
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