JPS63183756A - ベルト式連続鋳造機のベルト押えパツド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はベルト式連続鋳造機に適用される可動式ぺ／＆
ｌ−押えパッドに関する。

〔従来の技術〕

従来のぺμト式連続鋳造機は、その側面図である第５図
、＠５図のＮ４Ｖ線断面矢視図である第６図、第５図の
ｖ−ｖ線断面矢視図である第７図、および第７図の一部
拡大図である第８−図に示すように、鋳片２１の厚さＴ
に相当する間隙をおいて並設された一対の水冷ベルト３
と、このベルト３が捲装された上下動可能な軸受箱５で
支承されたテンションプーリ１及び固設された軸受箱６
で支承されたドフィプーリ２と、双方のベルト３間に挟
持された一対のサイドダム４等の主要部材から構成され
ている。

各水冷ベルト３は固設の水冷ジャケット７から送られる
冷却水８により冷却され、サイドダム４には図示しない
冷却装置が設けられ、溶融金属２０から吸収したその凝
固熱を冷却するようになっている。水冷ジャケット７に
はスプリング１０等により水冷ベルト３をサイドダム４
に確実に押えつけるためのぺμト押えパッド９が設けら
れ、べ〃ト押えパッド９の間には水冷ベルト３に対し適
当な間隙Ｃ（第７図参照）をおいてガイドフィン１１が
固設されている。デンＶヨンプーリ１には軸受箱５を介
して図示しないエヤーシリンダ等の図（第５．６図）中
上方への引張装置が、ドライブプーリ２には図示−しな
い駆動装置がそれぞれ装着されている。

この図示しない駆動装置によってドライプーリ２を介し
て双方の水冷ベルト３をサイドダム４と摺動させながら
第５図中矢印αで示す方向に回転させ、サイドダム４と
該水冷ベルト３からなる鋳型部へ溶融金属２０を連続的
に供給する。２０ａは該溶融金属２０の場面を示す。溶
融金属２０は図（第５．６図〕中下方へ適当な速度で移
動する水冷べ〃ト５及び固設されたサイドダム４で冷却
されて凝固し、水冷ベルト３の回転速度とはＶ同等の速
度で第５，６図中矢印βで示す方向へ鋳片２１となって
排出され、次工程へ送られる。この場合、水冷ぺ〃ト５
とサイドダム４とは互いの接触間隙部に溶融金属２０が
漏・れないよう確実に押えつける必要がある。

なか、サイドダム４は第６図中矢印γで示す方向に水冷
ベルト３の移動と同期して連続して移動する構造として
もよい。

〔発明が解決しようとする問題点〕

鋳片２１の幅を変更することがしばしば要求されるが、
例えば鋳片２１の幅を小さくする場合ニハ、一対のサイ
ドダム４．４の間隔をせばめるよう第７図中矢印Ｂの方
向へ各サイドダム４の位置を変えて設定する。この場合
、ベルト押えパッド９の位置は不変で、且つ水冷ベルト
３とガイドフィン１１の間には第７図に示すような間隙
Ｃがあるため、第８図に示すように溶融金属２０の圧力
Ｐにより水冷ぺ〃ト３がたわみ変形し、局部的にサイド
ダム４との間に間隙部を生じ、溶融金属２０が流れ込む
、いわゆる１湯ざしＩ２０′を生じやすいという欠点を
有する。

このため、鋳片２１の幅を変更する場合は、鋳込みを中
止し、鋳片２１を排出後、ベルト押えパッド９の位置を
変更した別の水冷ジャケット７と交換した後、鋳込みを
再開するという煩雑な操作が必要であり、また時間のロ
スも多かった。

本発明は、サイドダム４の位置に合せて移動可能な、従
って容易に鋳片２１の幅変更が可能なベルト式連続鋳造
機のベルト押えパッドを提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、互いに平行に配設されかつ相反する方向に回
転する一対の水冷べＡ／）と、同水冷べＡ／）間に挟持
された一対のサイドダムによって形成される鋳型部に溶
融金属を供給し板状に凝固させた鋳片を連続的に引き出
すべＡ／）大連続鋳造機において、前記水冷ぺ〜トと同
ぺ〃トの背後に設けられた冷却水ジャケットとの間に該
冷却ジャケットに連通し、かつ鋳片の幅方向に移動可能
なぺ〃ト押えパッドが前記サイドダム及び水冷べＡ／ｌ
−に押圧設置されてなることを特徴とするべＡ／）大連
続鋳造機のベルト押えパッド装置に関する。

〔作用〕

本発明では、鋳片幅に応じて移動するサイドダムの位置
に合せてべ／Ｌ’）押えパッドを移動させ、常に水冷ベ
ルトをサイドダムに確実に押えつけることができる。

〔実施例〕

第１図は本発明のベルト押えパッド装置の一例を装着し
たベルト式連続鋳造機の側面図、第２図は第１図のＩ−
Ｉ線断面矢視図、第３図囚は第１図の■−■線断面矢視
図、第３図ＣＢ）は第３図囚の展開図、第４図は第３図
の■−■線断面矢視図である。

第１図〜第４図に示すように、一対の水冷ぺ〃ト３に挟
持された一対のサイドダム１２はサイドダムブロック１
２ａとそれらを連結するための連続可撓性金属帯１２ｂ
とガイドローラ１２Ｃからなり、固設の空気シリンダ１
３等の駆動装置によ＃）鋳片２１０幅方向に移動可能な
ガイドビーム１４で案内されている（第２図参照）。各
水冷ベルト３は固設の水冷ジャケット１５から送られる
冷却水１６により冷却され、サイドダム１２には図示し
ない冷却装置が設けられ、溶融金属２０から吸収したそ
の凝固熱を冷却するようにしている。２０ａは、との溶
融金属２０の湯面を示す。

上記の水冷ジャケット１５には、サイドダム１２と双方
の水冷ぺμト３，３の３体をスプリング１７等で挟持す
るように相対する両側に一つの水冷ベルト３に面する側
で互いに櫛歯状にかみ合い・をなし、かつ鋳片２１の幅
方向に互いに移動可能な各１対のぺ〜ト押えパッド１８
゜１８′が、これら押えパッド１８．１８’　　に結合
された空気シリンダ１９等の駆動装置によシ鋳片２１の
幅方向に移動可能なように支持取付けられている。

このベルト押えパッド１８．１８’は、第３図（至）に
左右に展開して示すように櫛歯状をなし、これを第３区
内に示すように噛合せた状態にして１組（片側）のパッ
ドが形成される。

ぺμト押えパッド１８には、サイドダム１２に対峙する
部分がサイドダム１２に治って接触できるように、櫛歯
の部分が第４図に示すように水冷べμト３に対し適当な
間隙Ｃをおいて、適当間隔りでガイドフィン２２が固設
サレ−ｔ”いる。

テンションプーリ１側（第１．２図中上方）から溶融金
属２０が連続供給され、双方の水冷ベルト３と、双方の
水冷ベルト５の挟持力により水冷ベルト３と同等の速度
で矢′印δで示す図中下方へ移動するサイドダム１２か
らなる鋳型部で冷却されて凝固し、水冷ベルト３の矢印
α方向への回転速度とはソ同等の速度で矢印βで示す図
中下方へ鋳片２１となって排出され、次工程へ送られる
。

この場合、サイドダム１２の位置に合せてべμト押えパ
ッド１８の位置を設定することにより最適なＶ−ルがで
きる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、常に最適状態で水冷ベルトをサイドダ
ムに押えつけることができるので、溶融金属の漏れ、湯
ざしを起さず、安定した操業と形状等の優れた高品質の
鋳片が得られるとともに、水冷ジャケットの交換等の労
力、時間が低減されるため、設備稼動率が大幅に向上す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による可動式ベルト押えパッド装置の一
例を装着したベルト式連続鋳造機の側面図、第２図は第
１図のＩ−Ｉ線断面矢視（正面）図、第３区内は９１図
の■−■線断面矢視（正面）の部分図、第３図０３）は
第３区内の展開図、第４図は第３区内の■−■線断面矢
視（正面）図、第５図は従来のぺＩｖ）大連続鋳造機の
側面図、第６図は第５図のＴＶ−ＩＶ線断面矢視（正面
）図、第７図は第５図のｖ−ｖ線断面矢視（平面）図、
ｔａ８図は第７図の一部拡大断面（平面）図である。 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互いに平行に配設されかつ相反する方向に回転する一対
   の水冷ベルトと、同水冷ベルト間に挟持された一対のサ
   イドダムによつて形成される鋳型部に溶融金属を供給し
   板状に凝固させた鋳片を連続的に引き出すベルト式連続
   鋳造機において、前記水冷ベルトと同ベルトの背後に設
   けられた冷却水ジャケットとの間に該冷却ジャケットに
   連通し、かつ鋳片の幅方向に移動可能なベルト押えパッ
   ドが前記サイドダム及び水冷ベルトに押圧設置されてな
   ることを特徴とするベルト式連続鋳造機のベルト押えパ
   ッド装置。