JPH0636636Y2 - 電子装置架の設置構造 - Google Patents

電子装置架の設置構造

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JPH0636636Y2
JPH0636636Y2 JP5114388U JP5114388U JPH0636636Y2 JP H0636636 Y2 JPH0636636 Y2 JP H0636636Y2 JP 5114388 U JP5114388 U JP 5114388U JP 5114388 U JP5114388 U JP 5114388U JP H0636636 Y2 JPH0636636 Y2 JP H0636636Y2
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electronic device
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frame bottom
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市男 吉田
昭彦 鶴田
栄一 ▲蛎▼原
晃一 小川
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子装置架の設置構造の改良に関し、 並列した電子装置の整列度が良好で、且つ設置作業が容
易な電子装置架の設置構造を提供することを目的とし、 上側縁が対向に内側に屈曲してなる水平板部材を有す
る、正面視がほぼチャンネル形の台板本体、水平板部材
の下面に固着され、電子装置の架枠底板を固着するボル
トが螺着する固定ナット、及び該台板本体の左右の垂直
板部材の前後の端部が対向して内側に屈曲してなる保持
板片を備えた台板と、該水平板部材と該保持板片との間
隙に、上方より嵌挿して係着し、該台板本体の前後のい
ずれか一方の開口を塞ぐ、側面視がアングル形のストッ
パ金具とを備え、該架枠底板に対向する如く床面の所望
の位置に、一対の該台板を固着し、ガイド体となるよう
に該架枠底板の底板突出部を、一対の該水平板部材間に
挿入して、該電子装置本体を該台板上に移動し、該底板
突出部の端面を該ストッパ金具に当接させるような構成
とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子装置架の設置構造の改良に関する。
大形の電子装置は、電子装置本体の底面にキャスターを
取付け、電子装置本体を人力で押して、床上の所定の位
置に固着した台板上に移動した後に、電子装置本体と台
板とをボルトを用いて固着して設置するのが、一般であ
る。
〔従来の技術〕
第3図は従来例の構成図であって、(a)は台板の斜視
図、(b)は台板の正面図、(c)は電子装置を設置し
た状態の正面図である。
第3図(a),(b)において、20は、電子装置本体1
を設置すべき床面に密着して載置した、平面視がH形の
例えば鋼板よりなる間隔板である。
間隔板20の左右の幅(正面幅)は、電子装置本体の下面
の、一対の架枠底板の間隔に等しく、左右に設けた立上
がり側板21の前後の長さは、電子装置本体の前後の長さ
にほぼ等しい。
また、立上がり側板21の前後の端面側を、それぞれ外側
に90度折り曲げて係合片22を設けてある。
10は、間隔板20の両側にそれぞれ配置する鋼板等よりな
る台板であって、正面視がほぼチャンネル形の台板本体
11と、台板本体11の上側縁が対向に内側に屈曲してなる
一対の水平板部材12とより構成されている。
台板10の正面幅(チャンネル部の底板の幅)は、電子装
置本体1の架枠底板2の正面幅にほぼ等しく、その前後
方向の長さは、架枠底板2の長さに等しい。
水平板部材12の前端、及び後端近傍の所定の個所に、ボ
ルト5が遊貫するばか孔16を設け、水平板部材12の下面
でばか孔16の下方に、ばか孔16の中心と軸心が一致する
ように、固定ナット16を熔接して固着してある。
また、水平板部材12の下方の中央部に、アングル形の補
強部材17を取付けて、水平板部材12上に電子装置本体1
を載置しても、台板10が変形しないようにしてある。
台板本体11の垂直板部材13の外側には、垂直板部材13の
垂直面との間に間隙を有し、且つこの間隙が下方が開口
するように、正面視が段違い面の端面を備えた、長板状
の挟着板14を熔接して取着してある。
間隔板20の立上がり側板21を、挟着板14と垂直板部材13
とのなす間隙に嵌入させ、台板本体11の前後の端面を一
対の係合片22のそれぞれの内側面に接するようにして、
台板本体11の底面を床面に密着させた後、アンカーボル
ト19を用いて台板10を床に固着するようになっている。
このように間隔板20を用いて、双方の台板10の関係位置
を所定に決定してあるので、それぞれの台板10は、電子
装置本体1の架枠底板2に対向した状態で、床に固着さ
れている。
第3図(c)において、電子装置本体1の下面には、左
右の両側に(第3図では左側の一方のみ図示してあ
る)、前後方向に長い一対の架枠底板2をそれぞれ設
け、さらに、それぞれの架枠底板2の下面の中央部に、
底板突出部2Aを設けてある。
底板突出部2Aは、前後方向に長く浅い矩形状である。よ
って、台板10の一対の水平板部材12の間に底板突出部2A
を嵌入して、電子装置本体1を台板10上に押し込むと、
架枠底板2と台板10の前後方向の軸心が一致する。
なお、架枠底板2の下面は、台板10の水平板部材12の上
面に密着する面であって、所望の個所に電子装置本体1
を台板10に固着するボルト5用のばか孔を穿設してあ
る。
一対の架枠底板2の内側の電子装置本体1の下面には、
左右前後1個づつ計4個のキャスター3を取付けてあ
る。このキャスター3は、電子装置本体1を人手で移動
する際に、床面上を転動する車輪である。
4は、頭部を下にして螺着するボルト形の台足であっ
て、底板突出部2Aに対応する電子装置本体1の下部に設
けたねじ孔に螺着している。
底板突出部2Aを水平板部材12の間に挿入しガイドにし
て、キャスター3を床面よりわずかに浮かせた状態で、
台板10上に電子装置本体1を押し込む。
そして、電子装置本体1を台板10に位置合わせさせた
後、架枠底板2のばか孔にボルト5を嵌挿し、さらに台
板10に固着した固定ナット15に螺着して、架枠底板2を
台板10に固着している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来例の設置構造は、架枠底板2と台
板10の軸心は一致するが、架枠底板2に穿設したボルト
5用のばか孔と、固定ナット15の前後方向の位置合わせ
が困難であるという問題点がある。
また、架枠底板2に設けるばか孔を、前後方向に長い長
孔にすることにより、上記の問題点を除去することがで
きる。しかし、このような長孔にすると、複数の電子装
置を並列に設置した場合に、電子装置の前面が不揃いに
なるという問題点がある。
本考案はこのような点に鑑みて創作されたもので、並列
した電子装置の整列度が良好で、且つ設置作業が容易な
電子装置架の設置構造を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、第1図に例示し
たように、電子装置本体の架枠底板に対向する如く床面
の所望の位置に固着する一対の台板100を、上側縁が対
向に内側に屈曲してなる水平板部材12を有する、正面視
がほぼチャンネル形の台板本体11と、台板本体11の左右
の垂直板部材13の前後の端部が、対向して内側に屈曲し
てなる保持板片31より構成する。
そして、水平板部材12の下面の所望の位置に、架枠底板
2とを固着するボルトが螺着する固定ナットを設ける。
一方、水平板部材12と保持板片31との間隙32に、上方よ
り嵌挿して係着し、台板本体11の前後のいずれか一方の
開口を塞ぐ、側面視がアングル形のストッパ金具30を設
ける。
そして、ガイド体となるように架枠底板の底板突出部
を、一対の水平板部材間に挿入して、電子装置本体を台
板100上に移動し、底板突出部の端面をストッパ金具30
に当接させるという構成とする。
〔作用〕
上記本考案において、架枠底板のばか孔と底板突出部の
端面までの距離と、ストッパ金具の側面と固定ナット15
との距離が、等しくなるような関係位置に、固定ナット
15を設けるものとする。
このようにすることにより、底板突出部2Aをガイドにし
て電子装置を台板100方向に移動させ、底板突出部の端
面をストッパ金具30の端面に当接させると、その状態
で、架枠底板のばか孔と固定ナット15との軸心が一致す
る。したがって、ボルトを用いて、架枠底板と台板100
とを固着することが極めて容易である。
また、ストッパ金具30を間隔板20の前面か、後面のいず
れかを選択し嵌挿することにより、作業スペースの余裕
のある方向から、電子装置本体を押し込むことができ
る。
〔実施例〕
以下図を参照しながら、本考案を具体的に説明する。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
第1図の(a),(b)は、それぞれ本考案の実施例の
要部詳細図、第2図は本考案の実施例の全体図で、
(a)は正面図、(b)は側断面図である。
第1図において、左右の両側にそれぞれ立上がり側板21
を有する、平面視がH形の間隔板20を、電子装置本体を
設置すべき床面に密着して載置してある。
また、間隔板20の立上がり側板21の前後の端面側は、そ
れぞれ外側に90度折り曲げて係合片22を設けてある。
100は、間隔板20の両側にそれぞれ配置する鋼板等より
なる台板であって、正面視がほぼチャンネル形の台板本
体11と、台板本体11の上側縁が対向に内側に屈曲してな
る一対の水平板部材12と、台板本体11の左右の垂直板部
材13の前後の端部が、対向して内側に屈曲してなる保持
板片31より構成してある。
それぞれの台板100の正面幅は、電子装置本体の架枠底
板の正面幅にほぼ等しく、その前後方向の長さは、架枠
底板の長さに等しい。また、水平板部材12の下方の中央
部に、アングル形の補強部材17を取付け、さらに、垂直
板部材13の外側には、挟着板14を固着してある。
30は、アングル形の鋼板であって、その長さは、台板本
体11の正面幅よりも、わずかに小さい。そして、ストッ
パ金具30は、台板100の水平板部材12と保持板片31との
間隙32に、上方より嵌挿自在であって、台板本体11の前
後の、選択したいずれか一方の開口を塞ぐようになって
いる。
そして、ストッパ金具30の側面からの位置が、架枠底板
のばか孔と底板突出部の端面までの距離に等しい、水平
板部材12の位置に、ばか孔16を設け、ばか孔16の下方
に、ばか孔16の中心と軸心が一致するように、固定ナッ
ト15を熔接して固着してある。
そして、間隔板20の立上がり側板21を、挟着板14と垂直
板部材13とのなす間隙に嵌入させ、台板本体11の前後の
端面を一対の係合片22のそれぞれの内側面に設するよう
にして、台板本体11の底面を床面に密着させた後、アン
カーボルト19を用いて台板100を床に固着してある。
第2図において、上記のように床上に固着した一対の台
板100の後面側に、それぞれストッパ金具30を係着して
ある。
そして、台板100の前方に電子装置本体1を運搬し、台
板100の方向と架枠底板2の方向を一致させ、それぞれ
の水平板部材12の間に底板突出部2Aを嵌入した状態で、
キャスター3を床面よりわずかに浮かせ、電子装置本体
1を押して、台板100上に押し込み、底板突出部2Aの端
面をストッパ金具30の側面に当接させている。
そして、架枠底板2のばか孔にボルト5を嵌挿し、ボル
ト5を固定ナット15に螺着して、架枠底板2を台板10に
固着している。
なお、この際台足4を螺回してその下端面を台板本体11
の底面に密着させて、電子装置本体1を支持する補助台
としている。
なお、ストッパ金具30を台板10の前面に係着すれば、電
子装置本体を台板の後方から押し込むことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、電子装置本体を床に設置
するにあたり、並列した電子装置の整列の精度が高く、
且つ設置作業が容易でなる等、実用上で優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図の(a),(b)はそれぞれ本考案の実施例の要
部詳細図、 第2図は本考案の実施例の全体図で、 (a)は正面図、 (b)は側断面図、 第3図は従来例の構成図で、 (a)は台板の斜視図、 (b)は台板の正面図、 (c)は電子装置を設置した時の正面図である。 図において、 1は電子装置本体、 2は架枠底板、 2Aは底板突出部、 5はボルト、 10,100は台板、 11は台板本体、 12は水平板部材、 13は垂直板部材、 15は固定ナット、 20は間隔板、 30はストッパ金具、 31は保持板片、 32は間隙をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上側縁が対向に内側に屈曲してなる水平板
    部材(12)を有する、正面視がほぼチャンネル形の台板
    本体(11)、該水平板部材(12)の下面に固着され、電
    子装置の架枠底板を固着するボルトが螺着する固定ナッ
    ト(15)、及び該台板本体(11)の左右の垂直板部材
    (13)の前後の端部が対向して内側に屈曲してなる保持
    板片(31)を備えた台板(100)と、 該水平板部材(12)と該保持板片(31)との間隙(32)
    に、上方より嵌挿して係着し、該台板本体(11)の前後
    のいずれか一方の開口を塞ぐ、側面視がアングル形のス
    トッパ金具(30)とを備え、 該架枠底板に対向する如く床面の所望の位置に、一対の
    該台板(100)を固着し、 ガイド体となるように該架枠底板の底板突出部を、一対
    の該水平板部材間に挿入して、該電子装置本体を該台板
    (100)上に移動し、該底板突出部の端面を該ストッパ
    金具(30)に当接させる構成とした、ことを特徴とする
    電子装置架の設置構造。
JP5114388U 1988-04-15 1988-04-15 電子装置架の設置構造 Expired - Lifetime JPH0636636Y2 (ja)

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JP3943466B2 (ja) * 2002-08-23 2007-07-11 三菱電機株式会社 制御盤筐体
JP6887086B2 (ja) * 2016-06-06 2021-06-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 固定方法、電気設備

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