JPH0636572Y2 - チップ形固体電解コンデンサ - Google Patents
チップ形固体電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPH0636572Y2 JPH0636572Y2 JP10691289U JP10691289U JPH0636572Y2 JP H0636572 Y2 JPH0636572 Y2 JP H0636572Y2 JP 10691289 U JP10691289 U JP 10691289U JP 10691289 U JP10691289 U JP 10691289U JP H0636572 Y2 JPH0636572 Y2 JP H0636572Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- type solid
- electrolytic capacitor
- solid electrolytic
- layer
- anode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はチップ形固体電解コンデンサに関し、特にその
陽極リードに関する。
陽極リードに関する。
従来、電極端子板を接続せず素子上に直接陽・陰極端子
を形成する技術としては、第4図に示すように素子陰極
導電体層5の先端部を除き外装樹脂層6を形成し、陽極
リード2側の先端部および露出した陰極導電体層5の先
端部に導電金属を塗布した陽極電極層7および陰極電極
層8を形成し、さらにメッキ層9およびはんだ層10を形
成した陽極端子,陰極端子をそれぞれ素子両端部に有す
る例がある。
を形成する技術としては、第4図に示すように素子陰極
導電体層5の先端部を除き外装樹脂層6を形成し、陽極
リード2側の先端部および露出した陰極導電体層5の先
端部に導電金属を塗布した陽極電極層7および陰極電極
層8を形成し、さらにメッキ層9およびはんだ層10を形
成した陽極端子,陰極端子をそれぞれ素子両端部に有す
る例がある。
上述した従来のチップ形固体電解コンデンサは、陽極リ
ードが1本であるため、電極層と陽極層リードとの接触
面積が不足し、接続の信頼度低下につながる欠点があ
る。また一箇所の外部突出は、製造工程中のハンドリン
グ,および電気特性チェック時にチップの姿勢が安定し
ないという欠点がある。
ードが1本であるため、電極層と陽極層リードとの接触
面積が不足し、接続の信頼度低下につながる欠点があ
る。また一箇所の外部突出は、製造工程中のハンドリン
グ,および電気特性チェック時にチップの姿勢が安定し
ないという欠点がある。
本考案の目的は、メッキ層との接触面積を増やし接続強
度を強くすることができ、かつ挾持したときの姿勢を安
定化できるチップ形固体電解コンデンサを提供すること
にある。
度を強くすることができ、かつ挾持したときの姿勢を安
定化できるチップ形固体電解コンデンサを提供すること
にある。
本考案は、陽極リードが導出され、弁作用金属からなる
陽極体上に酸化被膜,電解質層および陰極導電体層を形
成し、陰極導電体層端部を除き、外装樹脂層で被覆さ
せ、陽極リードおよび露出した陰極導電体層端部に電気
的,機械的に接続する陽・陰極端子がそれぞれ両端部に
形成されたチップ形固体電解コンデンサにおいて、導出
された陽極リードが2本以上の複数本からなるという特
徴を有している。
陽極体上に酸化被膜,電解質層および陰極導電体層を形
成し、陰極導電体層端部を除き、外装樹脂層で被覆さ
せ、陽極リードおよび露出した陰極導電体層端部に電気
的,機械的に接続する陽・陰極端子がそれぞれ両端部に
形成されたチップ形固体電解コンデンサにおいて、導出
された陽極リードが2本以上の複数本からなるという特
徴を有している。
次に、本考案について図面を参照して説明する。第1図
は本考案の一実施例の斜視図であり、第2図はその横断
面図である。陽極体1の中心振分位置に2本の陽極リー
ド線2が導出され、陽極体1は、弁作用を有するタンタ
ル等の金属からなりその表面には酸化被膜3,電解質層4
が形成されている。5は電解質層上に形成されたカーボ
ン層又は銀ペースト層等からなる素子陰極電体層であ
る。6は陽極リード線導出面とその対向面が露出するよ
うに形成されたエポキシ樹脂等からなる外装樹脂層であ
る。7および8は導電性接着剤からなる陽・陰極電極層
であり、この周面に順次メッキ層9,はんだ層10が形成さ
れチップ形固体電極コンデンサを構成する。
は本考案の一実施例の斜視図であり、第2図はその横断
面図である。陽極体1の中心振分位置に2本の陽極リー
ド線2が導出され、陽極体1は、弁作用を有するタンタ
ル等の金属からなりその表面には酸化被膜3,電解質層4
が形成されている。5は電解質層上に形成されたカーボ
ン層又は銀ペースト層等からなる素子陰極電体層であ
る。6は陽極リード線導出面とその対向面が露出するよ
うに形成されたエポキシ樹脂等からなる外装樹脂層であ
る。7および8は導電性接着剤からなる陽・陰極電極層
であり、この周面に順次メッキ層9,はんだ層10が形成さ
れチップ形固体電極コンデンサを構成する。
以上説明したように本考案は、陽極体から複数本の陽極
リードを導出することにより、メッキ層との接触面積が
増え接続強度を強くする効果がある。又、外部への突出
が複数箇所であるため、挾持した時の姿勢が安定する効
果がある。
リードを導出することにより、メッキ層との接触面積が
増え接続強度を強くする効果がある。又、外部への突出
が複数箇所であるため、挾持した時の姿勢が安定する効
果がある。
第1図は本考案のチップ形固体電解コンデンサの斜視
図、第2図は第1図の横断面図、第3図は従来のチップ
形固体電解コンデンサの斜視図、第4図は第3図の横断
面図である。 1……陽極体、2……陽極リード、3……酸化被膜、4
……電解質層、5……素子陰極導電体層、6……外装樹
脂層、7……陽極電極層、8……陰極電極層、9……メ
ッキ層、10……はんだ層。
図、第2図は第1図の横断面図、第3図は従来のチップ
形固体電解コンデンサの斜視図、第4図は第3図の横断
面図である。 1……陽極体、2……陽極リード、3……酸化被膜、4
……電解質層、5……素子陰極導電体層、6……外装樹
脂層、7……陽極電極層、8……陰極電極層、9……メ
ッキ層、10……はんだ層。
Claims (1)
- 【請求項1】陽極リードが導出され、弁作用金属からな
る陽極体上に、酸化被膜,電解質層および陰極導電体層
が形成され、陰極導電体層端部以外を外装樹脂層で被覆
し、陽極リードおよび露出した陰極導電体層端部に電気
的,機械的に接続する陽・陰極端子がそれぞれ両端部に
形成されたチップ形固体電解コンデンサにおいて、複数
本の陽極リードを有することを特徴とするチップ形固体
電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10691289U JPH0636572Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | チップ形固体電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10691289U JPH0636572Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | チップ形固体電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0345626U JPH0345626U (ja) | 1991-04-26 |
JPH0636572Y2 true JPH0636572Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31655632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10691289U Expired - Lifetime JPH0636572Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | チップ形固体電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636572Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4593550B2 (ja) * | 2006-11-09 | 2010-12-08 | 多田プラスチック工業株式会社 | 風呂蓋 |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP10691289U patent/JPH0636572Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0345626U (ja) | 1991-04-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0636572Y2 (ja) | チップ形固体電解コンデンサ | |
JPS5920627U (ja) | 自己保持端子導体を具備する電解コンデンサ | |
JP2697018B2 (ja) | 4端子チップ型固体電解コンデンサ | |
JPH0316321U (ja) | ||
JPH0621228Y2 (ja) | チップ型複合コンデンサ | |
JPH01143118U (ja) | ||
JPH027170B2 (ja) | ||
JPS607472Y2 (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JPH02132928U (ja) | ||
JPS6023962Y2 (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JPS607473Y2 (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JPH0236026U (ja) | ||
JPS63178316U (ja) | ||
JPH0353493Y2 (ja) | ||
JPS5942032U (ja) | チツプ型固体電解コンデンサ | |
JPS648725U (ja) | ||
JPS61127629U (ja) | ||
JPH0345628U (ja) | ||
JPH01137523U (ja) | ||
JPS6242234U (ja) | ||
JPH0267629U (ja) | ||
JPS58225632A (ja) | チツプ型電子部品 | |
JPH02132929U (ja) | ||
JPS5851440U (ja) | チツプ形固体電解コンデンサ | |
JPS59115518A (ja) | チツプ型電子部品およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |