JPH0636193Y2 - 建築用格子における装飾片取付装置 - Google Patents

建築用格子における装飾片取付装置

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JPH0636193Y2
JPH0636193Y2 JP5750789U JP5750789U JPH0636193Y2 JP H0636193 Y2 JPH0636193 Y2 JP H0636193Y2 JP 5750789 U JP5750789 U JP 5750789U JP 5750789 U JP5750789 U JP 5750789U JP H0636193 Y2 JPH0636193 Y2 JP H0636193Y2
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JP
Japan
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piece
decorative piece
bar
fixture
mounting
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JP5750789U
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JPH02149069U (ja
Inventor
義孝 樋口
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フェンス、門扉、面格子あるいはポーチ用飾
格子などにおける建築用格子に飾付ける装飾片の取付装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の装飾片を竪格子や横格子の各子桟に取付け
る手段としては、第9図に示すように、略 状の取付金具21に子桟22に後面側から嵌め込み、さらに
取付金具21の両端部を装飾片23の裏面にそれぞれビス2
4,24によって締着し、取付金具21を介して装飾片23を子
桟22に取付けていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら従来の取付手段においては、取付金具を利
用して装飾片を保持しながら不安定な状態でビス止めし
て子桟に取付けるため、取付中に取付け位置がずれたり
ビスを螺合したりする取付作業が厄介なことは勿論、取
付後風などにより装飾片が煽られることによってビス止
め箇所の締付に緩みが生じ、取付けた装飾片にがたつき
が生じる不都合もあった。さらに、取付用ビスの頭が取
付金具に露出しているため、外観上の体裁も悪いという
欠点もあった。
そこで本考案は前記事情に基づいてなされたものであっ
て、その目的は、取付作業が迅速且つ容易であり、しか
もその取付固定状態を長期間にわたって保持でき得る建
築用格子における装飾片取付装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による建築用格子における装飾片取付装置は、子
桟の前面に弾性部材を圧接すると共に装飾片を固着する
取付具に、少なくとも一対の係止爪を設け、該子桟の前
面を残して抱き込むように嵌め込む固定具に、前記取付
具の各係止爪を係止する係合孔を形成することによって
構成されている。
〔作用〕
上記のように構成される本考案は、取付具を子桟の前面
側の任意位置に配置し、この取付具に合わせて子桟の後
面側から子桟を抱き込むように固定具を嵌め込めば、子
桟の両側面において取付具の係止爪が固定具の係合孔に
係止し、子桟前面の弾性部材を圧接した状態で両具は子
桟に密着して結合するので、取付具に固着した装飾片は
子桟に不動状態で取付けられる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら具体
的に説明する。
第1図乃至第4図は本考案における建築用格子における
装飾片取付装置の代表的な実施構造の一例(以下、「第
1実施例」という。)を示すものである。
図中において1で示すのは、装飾片2を不動状態で取付
ける竪格子の子桟であって、その子桟1からの前面から
両側面に跨がって取付具3を配し、子桟1の後面側から
両側面を抱き込むように固定具4を嵌め込んで、両具を
係止結合されるものである。
前記取付具3はコ字状に屈曲し、子桟1の前面に配され
る中間片3Aの中央に設けたビス孔5を挿通するビス6に
よって、中間片3Aの外面に鋳物などで成形した装飾片2
が固着しており、中間片3Aの内面に前記ビス6の頭部を
被ってゴムやスポンジなどの弾性部材7が貼着してあ
る。また取付具3の両側片3B,3Bは、子桟1の両側面と
平行に延在しており、その両側片3B,3Bの各端部に内向
きに突出する係止爪8,8が設けてある。
固定具4はコ字形に屈曲する角筒状をなし、子桟1の前
面を残して子桟1の両側面及び後面に密接するように形
成すると共に、固定具4の両側部4B,4Bに設けてある筒
孔9は、前記取付具の両側片3B,3Bが挿入可能な形状に
なっている。固定具の両側部4B,4Bの内面側には、前記
係止爪8,8とスナップ式に係止する係合孔10,10が筒孔9
に連通して形成してある。両側部4B,4Bの内面側に形成
する係合孔10,10の位置は、係止爪8,8に係止した際に、
取付具の中間片3Aが、弾性部材7を子桟1の前面に圧接
するように設定してある。
11で示すのは、装飾片2の裏面に突出する掛止用ビスで
あって、子桟1の前面に穿設した逆ダルマ状の孔12のう
ち大径の孔にビス頭部を挿通して下方の小径の孔で引っ
掛け、装飾片2の下方への移動を阻止するもので、取付
具3と固定具4の結合によって不動状態に取付けられる
装飾片2を、補助的に支持する機能を果している。
尚、装飾片2に取付けるビス6及び掛止用ビス11は、装
飾片2の表面を貫通しないようになっている。
第6図は本考案の第2実施例を示すもので、前記第1実
施例と相違するところは、一方の取付具の両側片3B,3B
の中程に板バネ状の係止爪8,8を外向きに突設し、他方
の固定具4を帯状板で形成すると共に、該帯状板の長手
方向に沿った内面側に前記両側片3B,3Bが嵌入可能な凹
溝13を設け、さらにその外面側にも同様の凹溝13を設
け、該凹溝13に前記係止爪8,8を係止する係合孔10が形
成してある点である。
第7図は本考案の第3実施例を示すもので、前述の第1
実施例と相違するところは、一方の取付具における中間
片3Aの上下縁部に内方へ彎曲する板バネが、ゴムやスポ
ンジに代わって弾性部材7として一体的に形成してあ
り、両側片3B,3Bは長手方向に沿った割溝14によって2
分割された分割片15,15になっていると共に、各分割片1
5,15の端部には上下外向きの係止爪8,8が設けてあり、
他方の固定具4における両側部4B,4Bの上下面に前記係
止爪8,8を係止する係合孔10,10が形成してある点であ
る。
第8図は前記第3実施例の変形例を示すもので、前述の
第1実施例と相違するところは、取付具の中間片3Aの内
側に、ゴムやスポンジに代わって内方へ彎曲する板バネ
の弾性部材7を取付けてある点である。
尚、前記した第2実施例、第3実施例及びその変形例に
おいては、取付具3に固定具4を係止して結合した際
に、係合孔10が外側に露出しているため、その孔10から
係止爪8を引っ込めて係止状態を解除することが可能で
あるので、子桟1の取付固定後においても取付位置を自
由に変更することができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上の構成であるので、以下に記載する効果を
奏する。
すなわち、格子の子桟の取付前面に、装飾片を固着した
取付具を保持し、この取付具に合わせて固定具を後面側
から嵌入係止して両具を結合するだけの操作で装飾片を
不動状態に取付け得るので、その取付作業が簡便であっ
て迅速にでき、作業の効率化に貢献でき得る。
また、弾性部材を圧接した状態で取付具が固定具によっ
て風などにより煽られた場合においても、その振動を前
記弾性部材により吸収し係止固定されるので、その固定
状態が安定であって装飾片を不動状態に保持することが
できる。
さらに、取付具と固定具による係止を利用して装飾片の
取付がなされているので、外側にビスの頭部が露出する
ことなく外観上の体裁が頗る良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す分解斜視図、第2図
はその取付状態を示す斜視図、第3図は取付状態の横断
面図、第4図はその縦断面図、第5図は使用状態の一例
を示す正面図、第6図は本考案の第2実施例を示す取付
け前の斜視図、第7図は本考案の第3実施例を示す取付
け前の斜視図、第8図はその取付具の変形例を示す斜視
図、第9図は従来例を示す横断面図である。 1…子桟、2…装飾片、3…取付具、4…固定具、7…
弾性部材、8…係止爪、10…係合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】子桟(1)の前面に弾性部材(7)を介し
    て圧接すると共に装飾片(2)を固着する取付具(3)
    に、少なくとも一対の係止爪(8)を突設し、該子桟
    (1)を後面から抱き込むように嵌める固定具(4)
    に、前記取付具(3)の各係止爪(8)を係止する係合
    孔(10)を形成している建築用格子における装飾片取付
    装置。
JP5750789U 1989-05-18 1989-05-18 建築用格子における装飾片取付装置 Expired - Lifetime JPH0636193Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5750789U JPH0636193Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 建築用格子における装飾片取付装置

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JP5750789U JPH0636193Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 建築用格子における装飾片取付装置

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Publication Number Publication Date
JPH02149069U JPH02149069U (ja) 1990-12-18
JPH0636193Y2 true JPH0636193Y2 (ja) 1994-09-21

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ID=31582276

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JP5750789U Expired - Lifetime JPH0636193Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 建築用格子における装飾片取付装置

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JP4570688B1 (ja) * 2010-01-28 2010-10-27 株式会社タイタン・アート 表示具
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JPH02149069U (ja) 1990-12-18

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