JPH0648021Y2 - 樋金物 - Google Patents
樋金物Info
- Publication number
- JPH0648021Y2 JPH0648021Y2 JP1989112401U JP11240189U JPH0648021Y2 JP H0648021 Y2 JPH0648021 Y2 JP H0648021Y2 JP 1989112401 U JP1989112401 U JP 1989112401U JP 11240189 U JP11240189 U JP 11240189U JP H0648021 Y2 JPH0648021 Y2 JP H0648021Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- gutter
- rear piece
- fixture
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
本考案は竪樋の樋工事に使用する樋金物に関する。
従来より、竪樋の樋工事においては、例えば丸樋金物と
かを使用して行っている。
かを使用して行っている。
従来にあっては、竪樋の取付けに際して丸樋金物の丸形
の保持具を解放して竪樋を手で保持して行わなければな
らなく、取付け施工に手間を要するものであり、又、保
持具の内径は一定であることから、竪樋の外径に寸法誤
差がある場合には竪樋をがたつきなく取付けることがで
きなく、更に、丸形の保持具により竪樋を保持している
ので、竪樋の前面部に保持具が露出してしまい外観が見
苦しくなってしまっていた。 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、竪樋の取付け施工性に優れ、又、竪
樋の外径に寸法誤差があっても、竪樋をがたつきなく取
付けることができ、更に、竪樋の前面部に保持具が露出
することがなくて外観が見苦しくなることがない樋金物
を提供することにある。
の保持具を解放して竪樋を手で保持して行わなければな
らなく、取付け施工に手間を要するものであり、又、保
持具の内径は一定であることから、竪樋の外径に寸法誤
差がある場合には竪樋をがたつきなく取付けることがで
きなく、更に、丸形の保持具により竪樋を保持している
ので、竪樋の前面部に保持具が露出してしまい外観が見
苦しくなってしまっていた。 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、竪樋の取付け施工性に優れ、又、竪
樋の外径に寸法誤差があっても、竪樋をがたつきなく取
付けることができ、更に、竪樋の前面部に保持具が露出
することがなくて外観が見苦しくなることがない樋金物
を提供することにある。
本考案の樋金物は、略Ｕ字状の保持具３の後片４の凹部
８の板幅方向の略中央部に穿設された取付け孔９に、先
端を外壁に固定するための棒状の固定具１の基端を挿入
して、取付け孔９を含む凹部８内に固定具１の基端の頭
部を収容して取付け、保持具３の両側片5,5の前端部に
は、相互に内方に屈曲させて内方に突出する円筒状の係
止凸部7,7を設け、係止凸部7,7を略角筒状の竪樋２の両
側部に形成された係止溝6,6に挿入させ、係止凸部7,7を
除く箇所において、保持具３の板幅方向の略中央部に、
保持具３の後片4,両側片5,5及び後片４と両側片5,5との
間のコーナー部に、外方に突出させて形成された凸状リ
ブ10を連続して設けて成るものであり、この構成により
上記課題が解決されたものである。 ［作用］ この樋金物Ａにより竪樋２を取付ける際には、複数の樋
金物Ａを固定具１にて外壁に固定し、まず保持具３の弾
性を利用して保持具３を広げるようにしながら竪樋２の
側部を係止凸部７で滑らせながら保持具３に竪樋２を嵌
め込んで保持具３の係止凸部７を竪樋２の係止溝６内に
挿入することにより、竪樋２を固定できるものであり、
又、保持具３の弾性が凸状リブにより補強されて、竪樋
２に寸法誤差があったとしても、竪樋２をがたつきなく
取付けることができ、又、保持具３はＵ字状で側片５が
竪樋２の側部に位置するので、竪樋２の前面部には保持
具３が露出せず、外観をすっきりとさせることができ
る。 ［実施例］ 先端に行く程細くなった外壁に打入固定される棒状の固
定具１が、略Ｕ字状の保持具３の後片４の凹部８の取付
け孔９に、圧入されて保持具３が固定具１に取付けられ
ている。保持具３は金属材料により板状に一体に形成さ
れており、ばね性を有し、両側片５の前端部は内方に屈
曲されて、内方に突出する円筒状の係止凸部７が設けら
れている。又、保持具３は前端部を除いて幅方向の中央
部が外方に突出されて、この凸状リブ10により補強され
ている。 この樋金物Ａにより竪樋２を取付けるには、まず、外壁
の上下に墨打ちしてこの墨線に沿って、固定具１を打ち
込んで複数の樋金物Ａを所定の間隔を置いて固定し、ま
ず保持具３の弾性を利用して保持具３を広げるようにし
ながら竪樋２の側部を係止凸部７の突曲面で滑らせなが
ら保持具３に竪樋２を嵌め込んで保持具３の係止凸部７
を竪樋２の係止溝６内に挿入することにより、竪樋２を
固定する。
８の板幅方向の略中央部に穿設された取付け孔９に、先
端を外壁に固定するための棒状の固定具１の基端を挿入
して、取付け孔９を含む凹部８内に固定具１の基端の頭
部を収容して取付け、保持具３の両側片5,5の前端部に
は、相互に内方に屈曲させて内方に突出する円筒状の係
止凸部7,7を設け、係止凸部7,7を略角筒状の竪樋２の両
側部に形成された係止溝6,6に挿入させ、係止凸部7,7を
除く箇所において、保持具３の板幅方向の略中央部に、
保持具３の後片4,両側片5,5及び後片４と両側片5,5との
間のコーナー部に、外方に突出させて形成された凸状リ
ブ10を連続して設けて成るものであり、この構成により
上記課題が解決されたものである。 ［作用］ この樋金物Ａにより竪樋２を取付ける際には、複数の樋
金物Ａを固定具１にて外壁に固定し、まず保持具３の弾
性を利用して保持具３を広げるようにしながら竪樋２の
側部を係止凸部７で滑らせながら保持具３に竪樋２を嵌
め込んで保持具３の係止凸部７を竪樋２の係止溝６内に
挿入することにより、竪樋２を固定できるものであり、
又、保持具３の弾性が凸状リブにより補強されて、竪樋
２に寸法誤差があったとしても、竪樋２をがたつきなく
取付けることができ、又、保持具３はＵ字状で側片５が
竪樋２の側部に位置するので、竪樋２の前面部には保持
具３が露出せず、外観をすっきりとさせることができ
る。 ［実施例］ 先端に行く程細くなった外壁に打入固定される棒状の固
定具１が、略Ｕ字状の保持具３の後片４の凹部８の取付
け孔９に、圧入されて保持具３が固定具１に取付けられ
ている。保持具３は金属材料により板状に一体に形成さ
れており、ばね性を有し、両側片５の前端部は内方に屈
曲されて、内方に突出する円筒状の係止凸部７が設けら
れている。又、保持具３は前端部を除いて幅方向の中央
部が外方に突出されて、この凸状リブ10により補強され
ている。 この樋金物Ａにより竪樋２を取付けるには、まず、外壁
の上下に墨打ちしてこの墨線に沿って、固定具１を打ち
込んで複数の樋金物Ａを所定の間隔を置いて固定し、ま
ず保持具３の弾性を利用して保持具３を広げるようにし
ながら竪樋２の側部を係止凸部７の突曲面で滑らせなが
ら保持具３に竪樋２を嵌め込んで保持具３の係止凸部７
を竪樋２の係止溝６内に挿入することにより、竪樋２を
固定する。
本考案の樋金物は、略Ｕ字状の保持具の後片の凹部の板
幅方向の略中央部に穿設された取付け孔に、先端を外壁
に固定するための棒状の固定具の基端を挿入して、取付
け孔を含む凹部内に固定具の基端の頭部を収容して取付
け、保持具の両側片の前端部には、相互に内方に屈曲さ
せて内方に突出する円筒状の係止凸部を設け、係止凸部
を略角筒状の竪樋の両側部に形成された係止溝に挿入さ
せ、係止凸部を除く箇所において、保持具の板幅方向の
略中央部に、保持具の後片，両側片及び後片と両側片と
の間のコーナー部に、外方に突出させて形成された凸状
リブを連続して設けて成るものであり、以下のような効
果を奏することができる。 すなわち、本考案の樋金物を使用して竪樋を取付ける際
には、複数の樋金物を固定具の先端により外壁に固定
し、まず略Ｕ字状の保持具の両側片を外方に拡げて、竪
樋の側部を、略Ｕ字状の保持具の弾性を利用して係止凸
部の突曲面で滑らせながら保持具嵌め込んで、保持具の
係止凸部を竪樋の係止溝内に挿入することにより竪樋を
固定できて、竪樋の取付け施工性が優れており、たとえ
取付けられるべき竪樋に寸法誤差があっても、保持具の
係止凸部は、保持具の両側片の前端部を、相互に内方に
屈曲させて内方に突出する円筒状に形成されているか
ら、竪樋の係止溝内に挿入するに際して保持具の係止凸
部の弾性を利用することにより、設置工事が容易であ
り、しかもがたつきなく確実に取付けることができる。 また、保持具の係止凸部の弾性を保持しながらも、保持
具の板幅方向の略中央部に、保持具の後片，両側片及び
後片と両側片との間のコーナー部に、外方に突出させて
連続して形成された凸状リブにより、保持具全体の剛性
が高められて補強されることになり、そのため竪樋を強
固に固定でき、かつ固定具により保持具を外壁に取付け
るに際して、凸状リブにより保持具の後片の強度を高め
ているとともに、固定具の基部の頭部が入り込む凹部を
形成でき、固定具が竪樋に当たることを回避している。 さらにまた、保持具の後片の凹部の板幅方向の略中央部
に穿設された取付け孔に、棒状の固定具の基端を挿入し
て、取付け孔を含む凹部内に、固定具の基端の頭部を収
容して取付けていることは、外観上良好な体裁を保持で
きるとともに、凹部においても凸状リブによって補強さ
れているため、取付け孔内に挿入されて取付けられる固
定具の頭部は確実かつ強固に固定されることになる。
幅方向の略中央部に穿設された取付け孔に、先端を外壁
に固定するための棒状の固定具の基端を挿入して、取付
け孔を含む凹部内に固定具の基端の頭部を収容して取付
け、保持具の両側片の前端部には、相互に内方に屈曲さ
せて内方に突出する円筒状の係止凸部を設け、係止凸部
を略角筒状の竪樋の両側部に形成された係止溝に挿入さ
せ、係止凸部を除く箇所において、保持具の板幅方向の
略中央部に、保持具の後片，両側片及び後片と両側片と
の間のコーナー部に、外方に突出させて形成された凸状
リブを連続して設けて成るものであり、以下のような効
果を奏することができる。 すなわち、本考案の樋金物を使用して竪樋を取付ける際
には、複数の樋金物を固定具の先端により外壁に固定
し、まず略Ｕ字状の保持具の両側片を外方に拡げて、竪
樋の側部を、略Ｕ字状の保持具の弾性を利用して係止凸
部の突曲面で滑らせながら保持具嵌め込んで、保持具の
係止凸部を竪樋の係止溝内に挿入することにより竪樋を
固定できて、竪樋の取付け施工性が優れており、たとえ
取付けられるべき竪樋に寸法誤差があっても、保持具の
係止凸部は、保持具の両側片の前端部を、相互に内方に
屈曲させて内方に突出する円筒状に形成されているか
ら、竪樋の係止溝内に挿入するに際して保持具の係止凸
部の弾性を利用することにより、設置工事が容易であ
り、しかもがたつきなく確実に取付けることができる。 また、保持具の係止凸部の弾性を保持しながらも、保持
具の板幅方向の略中央部に、保持具の後片，両側片及び
後片と両側片との間のコーナー部に、外方に突出させて
連続して形成された凸状リブにより、保持具全体の剛性
が高められて補強されることになり、そのため竪樋を強
固に固定でき、かつ固定具により保持具を外壁に取付け
るに際して、凸状リブにより保持具の後片の強度を高め
ているとともに、固定具の基部の頭部が入り込む凹部を
形成でき、固定具が竪樋に当たることを回避している。 さらにまた、保持具の後片の凹部の板幅方向の略中央部
に穿設された取付け孔に、棒状の固定具の基端を挿入し
て、取付け孔を含む凹部内に、固定具の基端の頭部を収
容して取付けていることは、外観上良好な体裁を保持で
きるとともに、凹部においても凸状リブによって補強さ
れているため、取付け孔内に挿入されて取付けられる固
定具の頭部は確実かつ強固に固定されることになる。
第１図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第２図は
同上により取付ける竪樋を示す一部破断斜視図、第３図
は同上の施工例を示す平断面図であって、Ａは樋金物、
１は固定具、２は竪樋、３は保持具、４は後片、５は側
片、６は係止溝、７は係止凸部、10は凸状リブである。
同上により取付ける竪樋を示す一部破断斜視図、第３図
は同上の施工例を示す平断面図であって、Ａは樋金物、
１は固定具、２は竪樋、３は保持具、４は後片、５は側
片、６は係止溝、７は係止凸部、10は凸状リブである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−89725（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−135426（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−129931（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−169911（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−134522（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭50−7232（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】略Ｕ字状の保持具の後片の凹部の板幅方向
の略中央部に穿設された取付け孔に、先端を外壁に固定
するための棒状の固定具の基端を挿入して、取付け孔を
含む凹部内に固定具の基端の頭部を収容して取付け、保
持具の両側片の前端部には、相互に内方に屈曲させて内
方に突出する円筒状の係止凸部を設け、係止凸部を略角
筒状の竪樋の両側部に形成された係止溝に挿入させ、係
止凸部を除く箇所において、保持具の板幅方向の略中央
部に、保持具の後片，両側片及び後片と両側片との間の
コーナー部に、外方に突出させて形成された凸状リブを
連続して設けて成る樋金物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989112401U JPH0648021Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 樋金物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989112401U JPH0648021Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 樋金物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0243335U JPH0243335U (ja) | 1990-03-26 |
| JPH0648021Y2 true JPH0648021Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31351305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989112401U Expired - Lifetime JPH0648021Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 樋金物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648021Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5289725U (ja) * | 1975-12-27 | 1977-07-05 | ||
| JPS54169911U (ja) * | 1978-05-22 | 1979-11-30 | ||
| JPS55129931U (ja) * | 1979-03-09 | 1980-09-13 | ||
| JPS60135426U (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-09 | 東洋化学株式会社 | 竪樋取付金具 |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP1989112401U patent/JPH0648021Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0243335U (ja) | 1990-03-26 |
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