JPH0635785Y2 - 自動車用灰皿 - Google Patents

自動車用灰皿

Info

Publication number
JPH0635785Y2
JPH0635785Y2 JP2359289U JP2359289U JPH0635785Y2 JP H0635785 Y2 JPH0635785 Y2 JP H0635785Y2 JP 2359289 U JP2359289 U JP 2359289U JP 2359289 U JP2359289 U JP 2359289U JP H0635785 Y2 JPH0635785 Y2 JP H0635785Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ashtray
spring member
leaf spring
main body
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2359289U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02114542U (ja
Inventor
敏隆 西井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2359289U priority Critical patent/JPH0635785Y2/ja
Publication of JPH02114542U publication Critical patent/JPH02114542U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0635785Y2 publication Critical patent/JPH0635785Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、自動車用灰皿の改良に関する。
b.従来の技術 従来より、自動車の車室内には各種灰皿が取付けられて
おり、これら灰皿の中には車室内での移動使用可能に構
成されているものがある。この種の自動車用灰皿は、例
えば蓋がヒンジ部を介して灰皿本体に回動自在に連結さ
れ、該本体内には灰落しや付勢ばねなどの機能部品がそ
れぞれ別個に配設されていると共に、上記蓋の開閉を規
制するストッパ部が所定の位置に設けられている。
c.考案が解決しようとする課題 ところが、上述した従来の自動車用灰皿では、多くの機
能部品等が必要となることから、構成する部品点数およ
び組付工数が増加し、製品コストが高くなると共に、組
付作業の機能向上が図れなかった。また、合成樹脂材な
どで形成された従来の灰落しは、灰皿本体内の手前側下
部に設けられているので、使いづらく不便であった。
本考案はこのような実状に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、上述の如き欠点を解消し得る自動車用
灰皿を提供するこにある。
d.課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、本考案に
おいては、灰皿本体内に取付けられる板ばね部材の両端
をそれぞれ折り曲げて一対の固定片部を形成し、これら
固定片部の間に灰落し部を設けると共に、上記灰皿本体
の奥側に配置される固定片部の後端を折り返してヒンジ
部を一体的に形成し、上記灰皿本体を覆う蓋体を上記板
ばね部材のヒンジ部を介して上記灰皿本体に回動自在に
連結する一方、上記板ばね部材の灰落し部の前後に開閉
時の蓋体と係合するストッパ部をそれぞれ配設してい
る。
e.実施例 以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すもので、図に
おいて1は車室内に取付けられる自動車用灰皿であり、
この自動車用灰皿1は車室内での移動使用が可能なよう
に構成されている。詳しくは、自動車用灰皿1は上方が
開口したボックス状の灰皿本体2と、該灰皿本体2内に
取付けられる板ばね部材3と、灰皿本体2の開口部を覆
う蓋体4とからなり、灰皿本体2の取付面側には灰皿1
を車体に固定するためのフック部5が一体的に形成され
ている。また、灰皿本体2の手前側および奥側の内壁面
には、板ばね部材3を固定保持する保持ブロック6,7が
それぞれ配設され、保持ブロック6,7には板ばね部材3
の一部を嵌入する嵌合穴8,9が設けられている。
上記板ばね部材3は、比較的巾の狭い一枚の板状体をプ
レス加工にて折り曲げることにより、固定片部,灰落し
部,ヒンジ部およびストッパ部という複数の機能を備え
た部材に形成されている。すなわち、一対の固定片部1
0,11は板ばね部材3の両端を下方にそれぞれ折り曲げる
と共に、その下端部をさらに上方へ向けて折り返すこと
により形され、弾撥力に抗して保持ブロック6,7の嵌合
穴8,9内に嵌入配合するようになっている。また、灰皿
本体2の奥側に配置される固定片部11の後方には、上方
へ折り返された板ばね部材3の後端を円弧状に湾曲させ
たヒンジヒメール部12が一体的に形成され、ヒンジヒメ
ール部12は灰皿本体2の奥側外壁上面の上方に位置する
ように構成されている。さらに板ばね部材3の固定片部
10,11の間には、ゆるやかに傾斜した灰落し部13が設け
られており、灰落し部13の高さは灰皿本体2の上面を結
ぶ位置よりもやや下方に配置されている。
上記蓋体4は、上方へ湾曲した形状に形成されており、
灰皿本体2の奥側に位置する外壁には凹部14が設けられ
ている。そして、凹部14の対向する左右の壁面には軸状
のヒンジメール部15がそれぞれ突設され、該ヒンジメー
ル部15を板ばね部材3のヒンジヒメール部12に挿入する
ことによって蓋体4が灰皿本体2に回動自在に連結され
るようになっている。また蓋体4の内壁面には、蓋体4
の閉状態時に灰皿本体2の内壁面と当接する突片16,17
が周方向に沿って延成されている。一方、上記板ばね部
材3の灰落し部13の前後には、蓋体4の開閉時に突片1
6,17と係合するストッパ部18,19がそれぞれ配設されて
おり、これらストッパ部18,19は板ばね部材3の一部を
プレス加工にて屈曲させることにより形成されている。
次に、上記構成の自動車用灰皿1の組付手順について述
べる。先ず、板ばね部材3の固定片部10,11をそれぞれ
保持ブロック6,7の嵌合穴8,9内に嵌入させて配置し、こ
れら固定片部10,11が弾撥力によって保持ブロック6,7か
ら抜け出ないように固定すると、板ばね部材3は灰皿本
体2に取付けられる。次いで、蓋体4を上方から灰皿本
体2の上面に重合せると共に、ヒンジメール部15を板ば
ね部材3のヒンジヒメール部12に挿入し、板ばね部材3
を介して蓋体4を灰皿本体2に回動自在に連結すると、
車室内での移動使用可能な自動車用灰皿1が得られる
(第1図および第2図参照)。
本実施例では、一対の固定片部10,11,ヒンジヒメール部
12,灰落し部13およびストッパ部18,19を一体成形してな
る板ばね部材3を灰皿本体2に取付け、該板ばね部材3
を介して蓋体4を灰皿本体2に連結しているため、従来
に比して部品点数および組付工数を少なくすることが可
能となる。また灰落し部13は、固定片部10,11の間に設
けられているため、使い易い前後位置および高さ位置に
配置することが可能となる。
以上、本考案の一実施例につき述べたが、本考案は既述
の実施例に限定されるものではなく、例えば嵌合穴8,9
を有する保持ブロック6,7に代えて係止爪などを灰皿本
体2内に設け、該係止爪と対応する形状に形成された固
定片部10,11を係止爪に掛け止めることにより板ばね部
材3を灰皿本体2に取付けてもよく、要は板ばね部材3
を灰皿本体2に確実に取付け得る構成であればよい。
f.考案の効果 上述の如く、本考案に係る自動車用灰皿は、各部分を一
体的に折り曲げることにより板ばね部材を特殊な形状に
形成し、該板ばね部材に複数の機能を持たせると共に、
この板ばね部材を介して蓋体を灰皿本体に連結せしめて
いるので、灰皿を構成する部品点数および組付工数を大
巾に削減することができ、製品コストの低減化と組付作
業の能率向上が図れる。また本考案の自動車用灰皿で
は、灰落し部が適正な位置に設けられているので、使い
易くて使用性能に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示すものであっ
て、第1図は閉蓋状態にある自動車用灰皿の全体斜視
図、第2図は第1図におけるA−A線断面図、第3図は
灰皿本体の平面図、第4図は板ばね部材の斜視図、第5
図は第2図における矢視方向から見た蓋体の斜視図であ
る。 1……自動車用灰皿、2……灰皿本体、 3……板ばね部材、4……蓋体、 6,7……保持ブロック、8,9……嵌合穴、 10,11……固定片部、12……ヒンジヒメール部、 13……灰落し部、15……ヒンジメール部、 16,17……突片、18、19……ストッパ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】灰皿本体内に取付けられる板ばね部材の両
    端をそれぞれ折り曲げて一対の固定片部を形成し、これ
    ら固定片部の間に灰落し部を設けると共に、上記灰皿本
    体の奥側に配置される固定片部の後端を折り返してヒン
    ジ部を一体的に形成し、上記灰皿本体を覆う蓋体を上記
    板ばね部材のヒンジ部を介して上記灰皿本体に回動自在
    に連結する一方、上記板ばね部材の灰落し部の前後に開
    閉時の蓋体と係合するストッパ部をそれぞれ配設したこ
    とを特徴とする自動車用灰皿。
JP2359289U 1989-03-01 1989-03-01 自動車用灰皿 Expired - Lifetime JPH0635785Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2359289U JPH0635785Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01 自動車用灰皿

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2359289U JPH0635785Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01 自動車用灰皿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02114542U JPH02114542U (ja) 1990-09-13
JPH0635785Y2 true JPH0635785Y2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=31242713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2359289U Expired - Lifetime JPH0635785Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01 自動車用灰皿

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635785Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02114542U (ja) 1990-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0635785Y2 (ja) 自動車用灰皿
JPH0731495U (ja) 自動車の小物入れ
JPH0336423Y2 (ja)
JPH0213229Y2 (ja)
JP2599662Y2 (ja) 自動車用灰皿
JPS593754Y2 (ja) 自動車用灰皿
JP2599667Y2 (ja) アッシュトレーのヒンジ構造
JPH0355365Y2 (ja)
JPH06506032A (ja) ファイルボックス用閉じ留金
JPH06357Y2 (ja) 車載用ボックス
JPH03824Y2 (ja)
JPH0440492Y2 (ja)
JP3821378B2 (ja) 車両用ドアポケット
JPS6018977Y2 (ja) ドアトリム
JPH0224677Y2 (ja)
JPH0314946Y2 (ja)
JPS6348446Y2 (ja)
JPS6330323Y2 (ja)
JPH0241259Y2 (ja)
JPS5856200Y2 (ja) 樹脂製容器の蓋体ロツク装置
JP2599661Y2 (ja) 自動車用灰皿
JPS5913203U (ja) 自動開きコンパクト容器
JP2599663Y2 (ja) 自動車用灰皿
JPH075175Y2 (ja) 自動車用ドアチェッカ
JPS6212042Y2 (ja)