JPH0355365Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355365Y2 JPH0355365Y2 JP1985162762U JP16276285U JPH0355365Y2 JP H0355365 Y2 JPH0355365 Y2 JP H0355365Y2 JP 1985162762 U JP1985162762 U JP 1985162762U JP 16276285 U JP16276285 U JP 16276285U JP H0355365 Y2 JPH0355365 Y2 JP H0355365Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- attached
- hook
- front part
- hook piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は、化粧用コンパクト容器に係る。
「従来の技術」
例えば、実開昭58−104111号公報記載の容器
は、容器本体と中皿と蓋体とを各後縁部で枢着さ
せると共に、容器本体の周壁前面に付設した係合
突部下面に、蓋体前部から垂下したフツク板を係
合させ、又中皿前部から押込み板を垂下し、該押
込み板の弾性押込みによりフツク板下端を押上げ
して、上記係合突部とフツク板との係合を離脱さ
せることが可能な突起を、押込み板後面下部に付
設している。
は、容器本体と中皿と蓋体とを各後縁部で枢着さ
せると共に、容器本体の周壁前面に付設した係合
突部下面に、蓋体前部から垂下したフツク板を係
合させ、又中皿前部から押込み板を垂下し、該押
込み板の弾性押込みによりフツク板下端を押上げ
して、上記係合突部とフツク板との係合を離脱さ
せることが可能な突起を、押込み板後面下部に付
設している。
「考案が解決しようとする課題」
上記従来例は、中皿前部から押込み板を垂設
し、かつ該押込み板後面下部にフツク板押上げ用
の突起を付設したから、中皿形成用の金型の構造
が複雑となり、コスト高となる不都合があつた。
し、かつ該押込み板後面下部にフツク板押上げ用
の突起を付設したから、中皿形成用の金型の構造
が複雑となり、コスト高となる不都合があつた。
本案は、中皿前部から肉薄ヒンジを介して押込
み板を垂下することで、該押込み板を前方へ突出
した状態で中皿を一体成形することとし、もつ
て、中皿形成用の金型の構造を簡易とすると共
に、その金型の彫込みを浅くすることができて金
型の製作が容易となるようにしたものである。
み板を垂下することで、該押込み板を前方へ突出
した状態で中皿を一体成形することとし、もつ
て、中皿形成用の金型の構造を簡易とすると共
に、その金型の彫込みを浅くすることができて金
型の製作が容易となるようにしたものである。
「課題を解決するための手段」
容器本体１と中皿２と蓋体３とを、各後縁部で
枢着させたコンパクト容器において、容器本体前
壁４の左右方向中間部に、前面および上面開口の
凹部５を形成すると共に、該凹部後壁６の前面上
縁部に付設した係合子７に、中皿２前部に穿設し
た透孔１０を挿通させて蓋体３前部から垂設した
フツク板１７下端を係合させ、又中皿２周縁から
垂設した短周壁前部に切欠き部を形成して、該切
欠き部上端縁から肉薄ヒンジ部１１を介してフツ
クピース１２を上記凹部５内へ垂設し、かつ該フ
ツクピースの左右両側上部に付設した係合ピン１
３，１３を、上記切欠き部の左右両側面に付設し
た突条１４，１４後面に係合させ、上記肉薄ヒン
ジ部１１を中心とするフツクピース１２の斜上後
方への回動により蓋体３前部が押上げられて上記
係合子７とフツク板１７との係合が離脱可能な係
合手段１６を、フツクピース１２の後面に付設し
た。
枢着させたコンパクト容器において、容器本体前
壁４の左右方向中間部に、前面および上面開口の
凹部５を形成すると共に、該凹部後壁６の前面上
縁部に付設した係合子７に、中皿２前部に穿設し
た透孔１０を挿通させて蓋体３前部から垂設した
フツク板１７下端を係合させ、又中皿２周縁から
垂設した短周壁前部に切欠き部を形成して、該切
欠き部上端縁から肉薄ヒンジ部１１を介してフツ
クピース１２を上記凹部５内へ垂設し、かつ該フ
ツクピースの左右両側上部に付設した係合ピン１
３，１３を、上記切欠き部の左右両側面に付設し
た突条１４，１４後面に係合させ、上記肉薄ヒン
ジ部１１を中心とするフツクピース１２の斜上後
方への回動により蓋体３前部が押上げられて上記
係合子７とフツク板１７との係合が離脱可能な係
合手段１６を、フツクピース１２の後面に付設し
た。
「作用」
第１図、第４図の状態から、フツクピース１２
下部を後方へ押込むと、肉薄ヒンジ部１１を中心
とする回動でフツクピース後面に付設した係合手
段１６が蓋体３前部下面を押上げることとなり、
よつて容器本体１前壁の凹部後壁６上縁部の係合
子７に係合する、蓋体３から垂設されたフツク板
１７下端が、蓋体３の前部上昇により強制的に外
され、よつて蓋体３及び中皿２は開放可能とな
る。閉塞の際は、容器本体１に対して蓋体３前部
を押下げ、上記係合子７とフツク板１７下端とを
係合させる。
下部を後方へ押込むと、肉薄ヒンジ部１１を中心
とする回動でフツクピース後面に付設した係合手
段１６が蓋体３前部下面を押上げることとなり、
よつて容器本体１前壁の凹部後壁６上縁部の係合
子７に係合する、蓋体３から垂設されたフツク板
１７下端が、蓋体３の前部上昇により強制的に外
され、よつて蓋体３及び中皿２は開放可能とな
る。閉塞の際は、容器本体１に対して蓋体３前部
を押下げ、上記係合子７とフツク板１７下端とを
係合させる。
「実施例」
まず、第１図から第３図が示す第１実施例につ
いて説明すると、該実施例の容器は、容器本体
１、中皿２および蓋体３から成なり、それ等部材
は各後縁部で枢着されている。
いて説明すると、該実施例の容器は、容器本体
１、中皿２および蓋体３から成なり、それ等部材
は各後縁部で枢着されている。
上記容器本体１は、前壁４の左右方向中間部
に、前面および上面開放の凹部５を形成し、該凹
部後壁６の前面上縁部に係合子７を付設してい
る。
に、前面および上面開放の凹部５を形成し、該凹
部後壁６の前面上縁部に係合子７を付設してい
る。
中皿２は、皿部８上端に、前部に透孔１０を穿
設した外向きフランジ状壁９を付設すると共に、
該外向きフランジ状壁の周縁から垂下した短周壁
前部に切欠き部を形成し、かつ該切欠き部の上端
縁から肉薄ヒンジ部１１を介してフツクピース１
２を既述凹部５内に垂設している。該フツクピー
スは、中皿と一体成形するもので、第３図が示す
ようにフツクピース１２が前方に突出する状態で
合成樹脂材で一体成形する。又フツクピースの左
右両側上部には係合ピン１３，１３を突出させて
おき、フツクピースを垂下させた時、その係合ピ
ン１３，１３が上記切欠き部の左右両側面に付設
した突条１４，１４を乗越え、該突条後面に係合
ピン１３，１３が係合することでフツクピースの
垂下状態が保持されるよう設けてある。該フツク
ピースは肉薄ヒンジ部１１の直ぐ下方に後方へ突
出する板部１５を有し、該板部の上面後端部を係
合手段１６としている。
設した外向きフランジ状壁９を付設すると共に、
該外向きフランジ状壁の周縁から垂下した短周壁
前部に切欠き部を形成し、かつ該切欠き部の上端
縁から肉薄ヒンジ部１１を介してフツクピース１
２を既述凹部５内に垂設している。該フツクピー
スは、中皿と一体成形するもので、第３図が示す
ようにフツクピース１２が前方に突出する状態で
合成樹脂材で一体成形する。又フツクピースの左
右両側上部には係合ピン１３，１３を突出させて
おき、フツクピースを垂下させた時、その係合ピ
ン１３，１３が上記切欠き部の左右両側面に付設
した突条１４，１４を乗越え、該突条後面に係合
ピン１３，１３が係合することでフツクピースの
垂下状態が保持されるよう設けてある。該フツク
ピースは肉薄ヒンジ部１１の直ぐ下方に後方へ突
出する板部１５を有し、該板部の上面後端部を係
合手段１６としている。
蓋体３の前部からは、既述係合子７に係合させ
るフツク板１７が垂下してあり、該フツク板は、
蓋体閉塞時に既述透孔１０を通つて係合子７に係
合する。該フツク板の基端前部には、下面に既述
係合手段１６を係合させる突部１８を付設し、既
述肉薄ヒンジ部１１を中心とするフツクピース１
２の斜上後方への回動により、蓋体３前部が係合
手段１６に押上げられて上記係合子７とフツク板
１７との係合を離脱させることが可能に形成して
いる。
るフツク板１７が垂下してあり、該フツク板は、
蓋体閉塞時に既述透孔１０を通つて係合子７に係
合する。該フツク板の基端前部には、下面に既述
係合手段１６を係合させる突部１８を付設し、既
述肉薄ヒンジ部１１を中心とするフツクピース１
２の斜上後方への回動により、蓋体３前部が係合
手段１６に押上げられて上記係合子７とフツク板
１７との係合を離脱させることが可能に形成して
いる。
第４図の第２実施例は、フツクピース１２の下
半後部に後方突出板部１５を付設させ、その後端
上面部が係合手段１６としてあり、該係合手段が
フツク板１７下端面を、フツクピース回動により
押上げるように設けてある。その他の点は、第１
実施例と同様である。
半後部に後方突出板部１５を付設させ、その後端
上面部が係合手段１６としてあり、該係合手段が
フツク板１７下端面を、フツクピース回動により
押上げるように設けてある。その他の点は、第１
実施例と同様である。
「考案の効果」
本案は、上記構成とするものであり、中皿２の
短周壁前部から肉薄ヒンジ部１１を介してフツク
ピース１２を垂設したから、第３図或いは第４図
の想像線で示すように、フツクピース１２を前方
へ突出させた状態で中皿２を一体成形することが
でき、よつて、その中皿２を上型と下型との二個
の金型により形成することができると共に、フツ
クピース１２を中皿前部から垂下した状態に成形
する場合に比べて、中皿成形用金型の彫込みが浅
くなるため、金型の製作が容易となり、従つて、
コストダウンを図ることができる。また、フツク
ピース１２の左右両側上部に付設した係合ピン１
３，１３を、中皿２前部の切欠き部左右両側面に
付設した突条１４，１４後面に係合させたから、
フツクピース１２を前方へ突出した状態で中皿２
を一体成形しても、突条１４，１４と係合ピン１
３，１３との係合によりフツクピース１２の垂下
状態を保持することができ、よつて、そのフツク
ピース１２を使用して容易に係合子７とフツク板
１７との係合を外すことができる。
短周壁前部から肉薄ヒンジ部１１を介してフツク
ピース１２を垂設したから、第３図或いは第４図
の想像線で示すように、フツクピース１２を前方
へ突出させた状態で中皿２を一体成形することが
でき、よつて、その中皿２を上型と下型との二個
の金型により形成することができると共に、フツ
クピース１２を中皿前部から垂下した状態に成形
する場合に比べて、中皿成形用金型の彫込みが浅
くなるため、金型の製作が容易となり、従つて、
コストダウンを図ることができる。また、フツク
ピース１２の左右両側上部に付設した係合ピン１
３，１３を、中皿２前部の切欠き部左右両側面に
付設した突条１４，１４後面に係合させたから、
フツクピース１２を前方へ突出した状態で中皿２
を一体成形しても、突条１４，１４と係合ピン１
３，１３との係合によりフツクピース１２の垂下
状態を保持することができ、よつて、そのフツク
ピース１２を使用して容易に係合子７とフツク板
１７との係合を外すことができる。
第１図は本案容器の要部拡大断面図、第２図は
蓋体および中皿開放状態で示す本案コンパクトの
斜視図、第３図は本案容器の中皿要部を成形時の
状態で示す斜視図、第４図は別実施例で示す本案
要部の拡大断面図である。 １……容器本体、２……中皿、３……蓋体、１
２……フツクピース、１７……フツク板。
蓋体および中皿開放状態で示す本案コンパクトの
斜視図、第３図は本案容器の中皿要部を成形時の
状態で示す斜視図、第４図は別実施例で示す本案
要部の拡大断面図である。 １……容器本体、２……中皿、３……蓋体、１
２……フツクピース、１７……フツク板。
Claims (1)
- 容器本体１と中皿２と蓋体３とを、各後縁部で
枢着させたコンパクト容器において、容器本体前
壁４の左右方向中間部に、前面および上面開口の
凹部５を形成すると共に、該凹部後壁６の前面上
縁部に付設した係合子７に、中皿２前部に穿設し
た透孔１０を挿通させて蓋体３前部から垂設した
フツク板１７下端を係合させ、又中皿２周縁から
垂設した短周壁前部に切欠き部を形成して、該切
欠き部上端縁から肉薄ヒンジ部１１を介してフツ
クピース１２を上記凹部５内へ垂設し、かつ該フ
ツクピースの左右両側上部に付設した係合ピン１
３，１３を、上記切欠き部の左右両側面に付設し
た突条１４，１４後面に係合させ、上記肉薄ヒン
ジ部１１を中心とするフツクピース１２の斜上後
方への回動により蓋体３前部が押上げられて上記
係合子７とフツク板１７との係合が離脱可能な係
合手段１６を、フツクピース１２の後面に付設し
たことを特徴とする化粧用コンパクト容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985162762U JPH0355365Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985162762U JPH0355365Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6269916U JPS6269916U (ja) | 1987-05-02 |
| JPH0355365Y2 true JPH0355365Y2 (ja) | 1991-12-10 |
Family
ID=31090334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985162762U Expired JPH0355365Y2 (ja) | 1985-10-22 | 1985-10-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0355365Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513290Y2 (ja) * | 1987-08-21 | 1993-04-08 | ||
| JPH0513291Y2 (ja) * | 1987-09-09 | 1993-04-08 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5645403B2 (ja) * | 1975-04-28 | 1981-10-26 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS577367Y2 (ja) * | 1979-09-17 | 1982-02-12 | ||
| JPS5911685Y2 (ja) * | 1982-01-07 | 1984-04-10 | 高圧化工株式会社 | コンパクト |
-
1985
- 1985-10-22 JP JP1985162762U patent/JPH0355365Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5645403B2 (ja) * | 1975-04-28 | 1981-10-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6269916U (ja) | 1987-05-02 |
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