JPH0314946Y2 - - Google Patents

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JPH0314946Y2
JPH0314946Y2 JP10187084U JP10187084U JPH0314946Y2 JP H0314946 Y2 JPH0314946 Y2 JP H0314946Y2 JP 10187084 U JP10187084 U JP 10187084U JP 10187084 U JP10187084 U JP 10187084U JP H0314946 Y2 JPH0314946 Y2 JP H0314946Y2
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JP
Japan
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plate
brush
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opening
cover plate
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JP10187084U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、直流モータ用ブラシホルダ装置の
改良に関するものである。
従来、直流モータのブラシホルダ装置として、
第4図に示すものが用いられている。すなわち、
1はブラシホルダー本体、2はブラシ、3はブラ
シ結線リード、4はコイルスプリング、5は蓋板
であり、前記本体1は対向側板1a,1aと中板
1bとで三方を囲む箱形に形成され、中板1bに
はその一端に開放する溝1cがあけられ、また前
記蓋板5には両端に爪片5aが突出形成されてお
り、前記本体1内にブラシ2を挿入し、結線リー
ド3を中板1bの溝1cに通し、ブラシの挿入後
スプリング4を入れ、ブラシ挿入側開口を蓋板5
で閉め、爪片5a,5aを対向側板1a,1aに
形成された穴5b,5bに係合してかしめて固定
し、蓋板の組付けができるようになつている。蓋
板5が合成樹脂である場合には、熱かしめで固定
する。
第5図および第6図に示したものは他の従来例
であつて、ブラシホルダー本体1の中板1bはブ
ラシ挿入開口側に長く突出して耳片1dとされ、
ブラシ2とスプリング4を本体1内に挿入させた
あと、前記耳片1dを折り曲げることにより、蓋
板として機能できるようになつている。
上記に示したブラシホルダ装置は、蓋板のかし
め加工または曲げ加工が必要であり、組付け工数
が多く、手数のかかることが欠点とされている。
また、第4図においてブラシの抜け出し方向と、
蓋板の差し込み方向とが同じであるため、ブラシ
が抜け落ちるおそれがあり、信頼性に著しく欠け
るところがある。
この考案は、上記の問題を解決するためになさ
れたものであつて、ブラシ本体の開口部を蓋板で
閉める場合のかしめ加工や曲げ加工の必要がな
く、ブラシホルダ本体に蓋板をワンタツチ操作で
簡単容易に組付けることができるブラシホルダ装
置を提供することを主たる目的としているもので
ある。
以下、この考案を、その実施の一例を示した図
面にもとづいて詳細に説明する。
第1図ないし第3図において、10は合成樹脂
製の環状基板、11,11は基板と一体成形され
たブラシホルダ本体であり、各ホルダ本体11は
基板に直角に起立する対向側板11aと両側板を
結ぶ中板11bとで箱形に形成され、前記中板1
1bにはその中央部にブラシ12の結線リード1
3を通すための溝11cがあけられている。
さらに本体11を形成している中板11bの表
面には、ブラシ挿入開口に寄つた部位に、後記す
る目的の一対の突起部11f,11fと突起部間
の受溝部11dが一体に形成され、また各側板1
1a,11aには、ブラシ挿入開口端面に、後記
する目的の突起11eがそれぞれ設けられてい
る。
14は合成樹脂製の蓋板であり、その巾方向の
中央部位に長さ方向の切目14aが施され、板の
巾方向の両側端面には、後記する目的の凹所14
bがそれぞれあけられ、該凹所から下側端に向か
つて巾狭の傾斜状に形成され、蓋板の上側端に
は、後記する目的のため、L字形の引掛け部14
cが一体に形成されている。15はコイルスプリ
ングである。
上記構成のブラシホルダ装置は、次のようにし
て組付けられる。すなわち、第1図に示すよう
に、環状の基板10に対してモータ回転子Rを組
付けてから、基板上に一体に設けられているブラ
シホルダ本体11に、その外径方向の開口部から
ブラシ12を挿入し、次にスプリング15を入
れ、例えば中板11bの溝11cから入れた工具
によつて、スプリング15を抑えておき、蓋板1
4を本体11のブラシ挿入開口側の突起11eの
形成された面に押しあてて上から下に摺動させる
と、蓋板側の引掛け部14cは本体11の中板1
1bの受溝部11dに嵌合され、また蓋板の左右
の凹所14bは、本体11の側板11aの突起1
1eに嵌合され、それにより蓋板14はブラシホ
ルダ本体11に組付けられる。
したがつて、上記ブラシホルダ装置の構成によ
れば、蓋板14を本体11にワンタツチ操作で簡
単容易に組付けることができる。しかも組付けら
れた蓋板14は、その引掛け部14cが本体側の
受溝部11dに嵌合係止されているので、スプリ
ングの弾発力を受けとめるのに十分な支持力が得
られ、また、その凹所14bが本体側の突起11
eに嵌合係止されているため、蓋板の摺動方向へ
の抜け出し阻止力もあり、ブラシを挿入したあと
の本体開口部の閉成に強固な保持力が得られる。
なお、蓋板14の切目14aは、凹所14bを本
体側の突起11eに円滑に嵌合させるのに有効で
あり、また蓋板を差し込む際に、スプリングをお
さえこんでおく治具の挿入孔として利用できるも
のであるが、省いてもよい。
尚、上記実施例においてはブラシホルダ本体1
1及び蓋板14を合成樹脂製の場合について説明
したが、いずれもそれに限らず、本体11の場合
は絶縁材料であればよく、又、蓋板14の場合は
材料を問わず金属であつても差し支えない。
以上に述べたように、この考案によれば、基板
上に起立する対向側板と両側板を結ぶ中板とで箱
形のブラシホルダ本体が形成され、その箱形本体
の一端がブラシを挿入するための開口部とされ、
前記中板には開口部に寄つた部位に一対の突起部
と突起部間の受溝部が形成され、前記中板の中央
部にブラシのリード線を通すための溝が形成さ
れ、前記対向側板の開口部の端面にはそれぞれ突
起が設けられ、前記本体のブラシ挿入用開口部を
閉成する蓋板は開口端面に沿つて摺動自在なもの
とされ、蓋板の摺動方向の一端縁には前記本体側
の中板にある受溝部に嵌合係止されるL字形引掛
け部が形成され、前記本体の両側板にある突起に
嵌合係止される凹所が蓋板の巾方向の両端縁に設
けられ、該蓋板の凹所から他端縁に向かつて巾狭
の傾斜状に形成されているので、ブラシホルダ本
体のブラシ挿入開口部に蓋板をワンタツチ操作で
簡単容易に、しかも強固に保持させることができ
るブラシホルダ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すブラシホル
ダ装置の正面図、第2図は分解斜視図、第3図は
要部の縦断面図、第4図は従来のブラシホルダ装
置の分解斜視図、第5図は他のブラシホルダ装置
の分解斜視図、第6図はその縦断面図である。 10……基板、11……ブラシホルダ本体、1
1a……側板、11b……中板、11c……溝、
11d……受溝部、11e……突起、12……ブ
ラシ、13……結線リード、14……蓋板、14
a……切目、14b……凹所、15……スプリン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に起立する対向側板と両側板を結ぶ中板
    とで箱形のブラシホルダ本体が形成され、その箱
    形本体の一端がブラシを挿入するための開口部と
    され、前記中板には開口部に寄つた部位に一対の
    突起部と突起部間の受溝部が形成され、前記中板
    の中央部にブラシのリード線を通すための溝が形
    成され、前記対向側板の開口部の端面にはそれぞ
    れ突起が設けられ、前記本体のブラシ挿入用開口
    部を閉成する蓋板は開口端面に沿つて摺動自在な
    ものとされ、蓋板の摺動方向の一端縁には前記本
    体側の中板にある受溝部に嵌合係止されるL字形
    引掛け部が形成され、前記本体の両側板にある突
    起に嵌合係止される凹所が蓋板の巾方向の両端縁
    に設けられ、該蓋板の凹所から他端縁に向かつて
    巾狭の傾斜状に形成されることを特徴とするモー
    タのブラシホルダ装置。
JP10187084U 1984-07-05 1984-07-05 モ−タのブラシホルダ装置 Granted JPS6117867U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10187084U JPS6117867U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 モ−タのブラシホルダ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10187084U JPS6117867U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 モ−タのブラシホルダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6117867U JPS6117867U (ja) 1986-02-01
JPH0314946Y2 true JPH0314946Y2 (ja) 1991-04-02

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ID=30661281

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JP10187084U Granted JPS6117867U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 モ−タのブラシホルダ装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6081880B2 (ja) * 2013-07-18 2017-02-15 アスモ株式会社 ブラシ装置及びモータ
JP2021139291A (ja) * 2018-05-31 2021-09-16 日立Astemo株式会社 内燃機関のバルブタイミング制御装置と該バルブタイミング制御装置の製造方法及び給電用ブラシの保持構造体

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Publication number Publication date
JPS6117867U (ja) 1986-02-01

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