JPH0634557Y2 - 門扉の自動開閉制御装置 - Google Patents

門扉の自動開閉制御装置

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JPH0634557Y2
JPH0634557Y2 JP3229387U JP3229387U JPH0634557Y2 JP H0634557 Y2 JPH0634557 Y2 JP H0634557Y2 JP 3229387 U JP3229387 U JP 3229387U JP 3229387 U JP3229387 U JP 3229387U JP H0634557 Y2 JPH0634557 Y2 JP H0634557Y2
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JP
Japan
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gate
electric lock
signal
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fully
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Application number
JP3229387U
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JPS63140488U (ja
Inventor
敦仁 玉谷
和夫 小林
Original Assignee
株式会社ナブコ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、門扉を自動開閉する際に、電気錠の解錠およ
び門扉の開閉を制御する門扉の自動開閉制御装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、門扉としては全閉位置で電気錠にて施錠できるも
のが一般的である。その門扉は、無線スイッチ、押し釦
スイッチ等からの開信号が制御装置に入ると、まず電気
錠を解錠した後全開位置まで回動して全開し、その後前
記スイッチからの閉信号が入ると全閉位置まで逆回動し
て全閉し、門扉が全閉位置まで戻ると自動的に電気錠が
係嵌して施錠するようになっている。
すなわち、門扉の開作動時は、前記スイッチからの開信
号が制御部に入ると、この制御部は電気錠に解錠信号を
出力して電気錠を解錠したのち、駆動部に全開駆動信号
を出力して閉扉を開放する。門扉の閉作動時は、前記ス
イッチからの閉信号が制御部に入ると、この制御部は駆
動部に全閉駆動信号を出力して門扉を閉鎖し、電気錠は
自動的に全閉位置で施錠する。以上の作動が制御部に前
記スイッチからの開また閉信号が入るたびに繰り返し行
われることとなる。
ところで、門扉には上記のような全閉位置のみで電気錠
に施錠される門扉以外にも、全閉,全開の両位置で施錠
される門扉もあるが、その構成・作動は上記した全閉位
置で施錠される門扉の場合と基本的に同じであるので説
明は省略する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の門扉の自動開閉制御装置にあっては、第9図に示
すように、強風などで門扉20が逆動方向(全閉位置での
全閉位置)である矢印A方向に負荷を受けた場合、この
門扉20は電気錠21のラッチ部22とラッチ受金具23の溝部
24とに隙間があり負荷のかかる方向に移動して図に示す
ようにラッチ部22は前記溝部24の図中右側面24aに押圧
される。このため解錠信号が制御部から出力されても電
気錠は解錠されにくくなる。この時、電気錠21が解錠さ
れないまま全開駆動信号が制御部から出力されると、前
記門扉20はラッチ部22と溝部24との間に正動方向(全閉
位置での全開方向)である矢印B方向に移動を始める。
すると前記ラッチ部22は図中右側面24aとの押圧状態か
ら開放されるので、電気錠21は解錠され、門扉20は全開
することができる。
上記現象は、全開位置で施錠される門扉が全開位置で全
開方向に強風などにより負荷を受けた場合も同様であ
る。
このように門扉が逆動方向(全閉位置での全閉方向また
は全開位置での全開方向)に負荷を受けている場合は、
最終的に問題なく開閉することができるが、第10図に示
すように、強風などで門扉20が正動方向(全閉位置での
開方向)である矢印B方向に負荷を受けた場合には次の
問題が生じる。すなわち、この門扉20は電気錠21のラッ
チ部22とラッチ受金具23の溝部24とに隙間があり負荷の
かかる方向に移動し図に示すように、前記ラッチ部22は
溝部24の図中左側面24bに押圧され、解錠信号が制御部
から出力されても電気錠21は解錠されにくくなる。この
時、電気錠21が解錠されないまま全開駆動信号が制御部
から出力されると、前記門扉20は正動方向(全閉位置で
の開方向)である矢印B方向に移動しようとするが、す
でに前記ラッチ部22が図中左側面24bと押圧状態となっ
ているので移動することはできず、しかも前記ラッチ部
22は強風による負荷に加えて門扉20が正動(開方向)し
ようとする力による負荷をも受けるため、電気錠21はよ
り一層解錠されにくくなる。そして最悪の場合、この状
態のまま全開駆動信号の出力が終了して門扉20が開放さ
れないままの状態(全閉状態)がつづき、人が通過する
ことができずに終る問題があった。
上記問題は、全開位置で施錠される門扉が、全開位置で
閉方向に強風などにより負荷を受けている場合にも生じ
る。
そこで本考案は、門扉が正動方向(全閉位置での開方向
または全開位置での閉方向)に負荷を受けても門扉の開
閉指令に対して電気錠がスムースに解錠でき、門扉が指
令に応じた開閉を確実に行うことができることを技術的
課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記技術的課題を解決するための技術的手段は、全開ま
たは全閉位置で前記駆動信号を受けた時、電気錠へ解錠
信号を出力するとともに、駆動部への前記駆動信号によ
る回転方向とは逆方向に回転させる逆回転信号を一定時
間出力し、かつ前記解錠信号を逆回転信号よりも長く出
力する機能を前記制御部に設けたことである。
〔作用〕
上記技術的手段によれば、全開または全閉位置の門扉を
開閉する時、制御部から電気錠に解錠信号を出力すると
同時に駆動部に逆回転信号を一定時間出力すると、この
門扉は前記ラッチ部がラッチ受金具の溝部と逆動方向に
隙間があるので逆動する。この時、門扉が正動方向に負
荷を受け、電気錠のラッチ部が押圧状態となり解錠され
にくい場合でも、前記門扉の逆動により前記ラッチ部は
押圧状態から解放されるので、電気錠はスムースに解錠
される。
また、門扉が逆動方向に負荷を受け、電気錠のラッチ部
が押圧状態となり解錠されにくい場合でも、前記逆回転
信号により門扉は逆動しようとするが、すでに前記ラッ
チ部がラッチ受金具の溝部と逆動方向で押圧状態となっ
ているので逆動することはできず、この時点では電気錠
は解錠することができないが、次の制御部より、駆動部
に全開または全閉駆動信号が出力されると、解錠信号が
逆回転信号よりも長く出力されているので、前記門扉は
ラッチ部が溝部と正動方向に隙間があるので移動するこ
とができ、これにより前記ラッチ部は解錠信号により押
圧状態から解放され電気錠はスムースに解錠される。こ
のように、風などによりどのような方向から負荷を受け
ていても、確実に電気錠を解錠して門扉を開閉すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本考案を適用した実施例を第1図乃至第8図に基
づいて説明する。
第1図は門扉1の正面図で全閉位置の状態を示してい
る。この門扉1は下部先端部に電気錠2を有し、門扉1
を開閉させる駆動部3、この駆動部3に接続し門扉1の
開閉を制御する制御部4と無線スイッチ(図外)からの
信号を受信し制御部4に送る受信用アンテナ5を有して
いる。電気錠2は第3図に示すようにそのラッチ部6が
全閉位置の地面に設けられたラッチ受金具7の溝部8に
嵌挿して施錠する。そして第2図に示すようにこの門扉
1は無線スイッチ(図外)が入ると、一旦逆動方向であ
るA方向に逆動しながら電気錠2を解錠した後、開方向
(B方向)に正動して図中一点鎖線で示す全開位置まで
移動して全開する。再び前記無線スイッチが入ると、門
扉1は閉方向に逆動して全閉位置まで移動して全閉し、
電気錠2は全閉位置で自動的に施錠するようになってい
る。
この時の門扉1の作動を詳細に説明する。
第6図に示すように、全閉位置にある門扉1が強風など
で正動方向である矢印B方向(開方向)に負荷を受け、
電気錠2のラッチ部6がラッチ受金具7の溝部8の図中
左側面8bに押圧され解錠されにくい場合、無線スイッチ
である信号発信部9からの入力信号10を制御部4が検知
すると、この制御部4は解錠信号11を電気錠2に出力す
るとともに駆動部3に逆回転信号12を一定時間出力す
る。すると、この門扉1は前記ラッチ部6がラッチ受金
具7の溝部8と逆動方向である矢印A方向に隙間がある
ので閉方向に逆動し、これによりラッチ部6は押圧状態
から解放されるので解錠信号11により電気錠2はスムー
スに解錠される。そして逆回転信号12の出力が終了後、
制御部4から駆動部3に全開駆動信号13が出力され、門
扉1は駆動部3により開放して全開する。
また第7図に示すように、全閉位置にある門扉1が強風
などで逆動方向である矢印A方向(閉方向)に負荷を受
け、電気錠2のラッチ部6がラッチ受金具7の溝部8の
側面8aと押圧状態となり解錠されにくい場合、無線スイ
ッチである信号発信部9からの入力信号10を制御部4が
検知すると、この制御部4は電気錠2に解錠信号11を出
力するとともに駆動部3に逆回転信号12を一定時間出力
する。すると、この門扉1は閉方向に逆動しようとする
が、前記ラッチ部6がラッチ受金具7の溝部8の図中右
側面8aに押圧状態となっているので逆動することはな
く、この時点では電気錠2は解錠しない。その後逆回転
信号12の出力が終了後、制御部4から駆動部3に全開駆
動信号13が出力されると、門扉1はラッチ部6が溝部8
と正動方向(開方向)である矢印B方向に隙間があるの
で移動し、これによりラッチ部6は押圧状態から解放さ
れる。そして電気錠2への解錠信号11が前記逆回転信号
12より長く出力されているので、電気錠2はスムースに
解錠され、駆動部3にて門扉1は開放して全開する。
このように門扉1が正動方向(矢印B方向),逆動方向
(矢印A方向)のいずれの方向に、強風などにより負荷
を受けていても電気錠2が確実に解錠することができ
る。
上記のように全開位置に開放した門扉1は、再び無線ス
イッチである信号発信部9からの入力信号10を制御部4
が検知すると、この制御部4が駆動部3に全閉駆動信号
14を出力し駆動部3を逆動して閉鎖して全閉し、電気錠
2にて施錠される。
なお、第8図に示すように、門扉1は全閉位置、全開位
置の両位置で電気錠にて施錠する場合は、2つの電気錠
2a,2bが設けられ、全閉位置において電気錠2aのラッチ
部6aとラッチ受金具7aとが係嵌して施錠し、全開位置に
おいて電気錠2bのラッチ部6bとラッチ受金具7b(図外)
とが係嵌して施錠するようになっている。この時の制御
部には、全開位置,全閉位置において門扉を閉鎖、開放
したい場合に、それぞれ解錠信号及び逆回転信号を出力
するように構成されている。
また上記実施例では信号発信部9として無線スイッチを
例に揚げたが、押し釦スイッチ、超音波・電波等のセン
サースイッチ、マットスイッチ他どのようなスイッチを
用いてもよい。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、電気錠への解錠信号の出力と
ともに駆動部への逆回転信号の出力を行うため、強風な
どで門扉が負荷を受けていても、その負荷による電気錠
のラッチ部への押圧力を解放して解錠できるので、解錠
力の小さな電気錠を使用することができ、電気錠は省電
力化,小型化できる。
また、電気錠の解錠を確実にスムースに行えるので、門
扉の開閉動作もスムースになり、使用感のよいものとな
るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の門扉を示す正面図及び上面
図、第3図は門扉に取付けた電気錠を示す拡大正面図、
第4図は本考案の自動開閉制御装置のブロック図、第5
図は第4図の制御部のタイムチャート図、第6図及び第
7図は第3図の電気錠の側面拡大図、第8図は第3図に
おける他の実施例を示す電気錠の拡大正面図、第9図及
び第10図は従来例における電気錠の拡大側面図である。 1……門扉、2……電気錠、3……駆動部 4……制御部、6……ラッチ部、7……ラッチ受金具 8……溝部、11……解錠信号、12……逆回転信号 13……全開駆動信号、14……全閉駆動信号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】門扉を開閉する駆動部と、この門扉を施錠
    する電気錠と、この電気錠に解錠信号を送り、かつ前記
    駆動部に全開および全閉駆動信号を送る制御部からなる
    門扉において、全開または全閉位置で前記駆動信号を受
    けた時、電気錠へ解錠信号を出力するとともに、駆動部
    への前記駆動信号による回転方向とは逆方向に回転させ
    る逆回転信号を一定時間出力し、かつ前記解錠信号を逆
    回転信号よりも長く出力する機能を前記制御部に設けた
    ことを特徴とする門扉の自動開閉制御装置。
JP3229387U 1987-03-05 1987-03-05 門扉の自動開閉制御装置 Expired - Lifetime JPH0634557Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3229387U JPH0634557Y2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05 門扉の自動開閉制御装置

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JP3229387U JPH0634557Y2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05 門扉の自動開閉制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS63140488U JPS63140488U (ja) 1988-09-16
JPH0634557Y2 true JPH0634557Y2 (ja) 1994-09-07

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ID=30838836

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JP7262407B2 (ja) * 2020-02-07 2023-04-21 ミネベアアクセスソリューションズ株式会社 ドア開閉システム
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JPS63140488U (ja) 1988-09-16

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