JPH0633619Y2 - 電気部品取付装置 - Google Patents

電気部品取付装置

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JPH0633619Y2
JPH0633619Y2 JP542688U JP542688U JPH0633619Y2 JP H0633619 Y2 JPH0633619 Y2 JP H0633619Y2 JP 542688 U JP542688 U JP 542688U JP 542688 U JP542688 U JP 542688U JP H0633619 Y2 JPH0633619 Y2 JP H0633619Y2
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component mounting
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晋 黒川
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、電気部品取付け用の基板に、電気部品を取付
けるための電気部品取付装置に関する。
B.考案の概要 本考案は、電気部品取付け用の基板に電気部品を取付け
るために用いる電気部品取付装置において、筺体に対し
て所定の位置に位置決めされる電気部品が取付けられる
操作部と、電気部品取付け用の基板に支持される取付け
部と、これら操作部と取付け部を連結する腕部とを配線
基板から一体に連設することにより、電気部品取付け用
の基板が筺体内で位置ずれを起こしても、腕部が弾性的
に変形し、操作部に取付けられる電気部品の位置が所定
の位置に保持されるようになされた電気部品取付装置を
提供するものである。
C.従来の技術 従来、例えばラジオ受信機やテープレコーダといった小
型の電子機器においては、装置のより一層の小型化を図
るため、例えばストロークの極めて短いスイッチや薄型
のボリューム等の小型の電気部品が用いられている。
また、装置が小型化することにより、装置の外側の面積
が減少するため、それまでは装置外面のある一面のみに
設けることができた操作部を、装置の外面の複数の面に
亘って設ける必要が生じている。
そのため、装置内に配設される電気部品取付け用の基板
に対して同一方向に取付けていた電気部品を、上記基板
に対して、例えば直角方向等の所定の角度方向に向けて
配設する必要が生じている。
電気部品を、上述のように、言わば三次元的に配設する
には、例えば、電気部品が取付けられた複数の基板を互
いに直交するように組み合わせて接続し、筺体内に配設
することが行われている。
D.考案が解決しようとする課題 ところで、上述のような小型の電気部品を用いる場合に
は、部品個々の装置筺体に対する位置決めは、比較的大
型の電気部品に比して厳密に行う必要がある。
例えば、押しボタンスイッチにおいては、押しボタンの
ストロークが0.2mm程度というようなものが実用化され
ている。このような押しボタンスイッチは、筺体内に配
設され、押しボタン上にこの押しボタンのストローク方
向に移動自在の操作片の一端部を配置し、この操作片の
他端部が上記筺体外方に臨むように構成されて用いられ
る。そして、この押しボタンスイッチの上記ストローク
方向の装置筺体に対する位置決めが正確に行われない
と、上記操作片の一端部が上記押しボタンに届かなかっ
たり、あるいは、上記押しボタンが上記操作片により常
に押圧されている状態となって、上記押しボタンの押圧
操作ができなくなる虞れがある。
また、例えば、ボリューム装置においても、操作リング
の厚さが極めて薄いものが実用化されている。このよう
なボリューム装置を用いる場合には、上記操作リングに
対応して、筺体に設けられる上記操作リングを外方へ臨
ませるための開口部も極めて幅の狭いものとなる。その
ため、上記ボリューム装置の上記操作リングの回転軸方
向の上記筺体に対する位置決めが正確に行われないと、
上記操作リングが上記開口部の周縁部に接触し、上記操
作リングの回転操作ができなくなる虞れがある。
また、上記各電気部品の取付け位置が正確に位置決めさ
れていない状態で、上記筺体を閉成することにより該電
気部品の位置を矯正しようとすると、この電気部品を電
気部品取付け用の基板に対して支持している、例えば半
田付け等の固着手段や、上記基板上に形成されている導
体パターンの上記基板からの剥離等の事故の発生を招く
虞れがある。
このように、小型の電気部品を用いる場合には、部品個
々の筺体に対する正確な位置決めが要求されることとな
っている。しかしながら、電気部品個々の位置決めを正
確に行うことは、装置の組立ての作業を煩雑化するとい
う問題がある。また、装置を構成する筺体や上記基板等
の部品に対して、高い寸法精度が要求されることとな
り、装置の高価格化を招くこととなる。
さらに、電気部品を電気部品取付け用の基板に対して、
例えば直交方向等の所定の角度方向に取付ける場合に
は、その位置決めを正確に行うことは一層困難となり、
また、装置の構成が複雑化するという問題がある。
そこで、本考案は、上述の実情に鑑みて提案されるもの
であって、電気部品の筺体に対する位置決めが容易に行
い得る電気部品取付装置を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 上述の課題を解決し上記目的を達成するため、本考案に
係る電気部品取付装置は、筺体に対して所定の位置に位
置決めされる電気部品が取付けられる操作部と、上記筺
体内に配設される電気部品取付け用の基板に支持される
取付け部と、上記操作部と上記取付け部とを連結する腕
部とが一体に連設された配線基板を備えてなることを特
徴とする。
F.作用 本考案に係る電気部品取付装置においては、筺体に対し
て所定の位置に位置決めされる電気部品が取付けられる
操作部が上記筺体により保持されて位置決めされた状態
で、上記筺体内に配設される電気部品取付け用の基板が
位置ずれすることによりこの基板に支持される取付け部
が移動しても、あるいは、上記基板と上記取付け部との
間に位置ずれがあっても、上記取付け部と上記操作部と
を連結する腕部が弾性的に変形するので、上記電気部品
は所定の位置に位置決めされた状態に維持される。
G.実施例 以下、本考案の具体的な実施例を図面を参照しながら説
明する。
この実施例は、本考案をストロークの短い押しボタンス
イッチ(いわゆるダイヤフラムスイッチ)の取付けのた
めに用いる電気部品取付装置に適用した例である。
本考案に係る電気部品取付装置は、第1図に示すよう
に、操作部1、取付部2及び腕部3が一体に連設された
所定の厚さの配線基板を備えてなる。上記配線基板とし
ては、例えば、いわゆるガラスエポキシ基板やその他の
材料からなる基板が用いられる。そして、この配線基板
上には、例えばエッチング等の手段により、導体パター
ン4が形成されている。
上記操作部1は、所定の大きさに形成され、押しボタン
スイッチ101が取付けられている。
この押しボタンスイッチ101は、スイッチ端子となる薄
い金属板からなるダイヤフラム101aを有して構成されて
いる。このダイヤフラム101aが、上記操作部1に対し
て、例えば0.2mm程度の所定の間隔を隔てて対向され、
周縁部が固定されている。そして、上記ダイヤフラム
は、中央部が押圧されることにより弾性変形して上記操
作部1に接触するようになされており、この接触によ
り、接触する部分に形成される導体パターン4との間の
電気的導通が図られるようになっている。
そして、上記取付け部2は、少なくとも上記導体パター
ン4が設けられるような所定の幅に形成される。そし
て、この取付け部2は、その先端部が、筺体102内に配
設される電気部品取付け用の基板103に支持される。こ
の支持は、上記導体パターン4と、上記基板103上に形
成される導体パターン104とを、例えば半田付け等の手
段により固着することにより行う。上記腕部3は、上記
取付け部2の基端部と上記操作部1の一側部とを連結す
るように形成されている。この腕部3は、適当な弾性を
有するように、少なくとも上記導体パターン4を設ける
ことが可能な範囲において、なるべく狭い幅に形成され
る。そして、上記導体パターン4は、上記ダイヤフラム
101aと、上記操作部1の上記ダイヤフラム101aが押圧さ
れて変形したときに接触する部分との各々に導通するよ
うに1本づつ形成され、上記腕部3を経て上記取付け部
2の先端部まで延設されている。なお、この2本の導体
パターン4は、上記配線基板の表面及び裏面に各1本づ
つ形成してもよく、また同一の面に形成してもよい。
このように形成された本考案に係る電気部品取付装置
を、例えばラジオ受信機やテープレコーダ等の装置内に
おいて用いるには、上記取付け部2の先端部を上記基板
103により、例えば半田付け等の手段により支持する。
なお、第1図に示す例では、上記取付け部2を上記基板
103に直交するように、すなわち、上記基板103の側面に
沿うように支持している。このとき、上記取付け部2の
基端部、上記腕部3及び上記操作部1の一側部は、上記
筺体102内に設けられるシャーシ105の端部上に載置され
た状態となされる。
なお、上記シャーシ105の端部には、この端部に上記腕
部3及び上記取付け部2の基端部が当接しないようにす
るための凹部105aを設けてもよい。また、このときに、
上記配線基板の面に沿う方向、すなわち上記押しボタン
スイッチ101のストローク方向に直交する方向の位置決
めをするために、上記操作部1の他側部に複数の挿通孔
1aを穿設するとともに、この挿通孔1aに対応して上記基
板103の側面に突起部103aを突設し、これら挿通孔1a及
び突起部103aを互いに嵌合させるようにしてもよい。
そして、上記筺体102を閉成すると、第2図に示すよう
に、上記筺体102の内面に突設された一対のリブ部106が
上記操作部1の両側縁部に当接する。このリブ部106
と、上記シャーシ105の端部とが、上記操作部1の両側
縁部を挟持することにより、上記操作部1とともに上記
押しボタンスイッチ101の上記筺体102に対する位置決め
が行われる。
上記一対のリブ部106の間には、上記筺体102に対して出
没自在に支持された棒状の操作片107が設けられてい
る。この操作片107は、一端部を上記ダイヤフラム101a
上に載置し、他端部を上記筺体102に穿設された操作孔1
02aを介して外方に臨ませている。すなわち、上記操作
片107の他端部を押圧することにより、一端部が上記ダ
イヤフラム101aを押圧するようになされている。なお、
上記操作部1をなす配線基板の厚さは、上記操作片107
による上記ダイヤフラム101aに対する押圧の際に、この
ダイヤフラム101aよりも早く変形することがない程度の
厚さとする必要がある。
本考案に係る電気部品取付装置においては、第3図に示
すように、上記取付け部2が、上記基板103により、所
定の角度からずれて支持されている場合にも、上記操作
部1は上記リブ部106と上記シャーシ105の端部とにより
位置決めされて所定の位置となされる。また、このと
き、上記腕部3が弾性的に変形することにより、上記取
付け部2に設けられている導体パターン4と、上記基板
103に設けられている導体パターン104との間の固着部分
に応力が加わることが防止されており、上記各導体パタ
ーン4,104及びこれら相互間の剥離等の事故の防止が図
られている。
また、上述のように、上記操作部1の位置決めが行われ
た状態において、上記基板103が上記筺体102内で位置ず
れを起こすことにより上記取付け部2が移動しても、こ
の移動は上記腕部3の弾性的な変形により吸収され、上
記操作部1が移動することはない。
なお、本考案は、上述の実施例のように、押しボタンス
イッチの取付けのために用いられる電気部品取付装置に
限られず、ボリューム装置やその他の各種電気部品の取
付けのために用いられる電気部品取付装置に適用するこ
とができる。
また、電気部品を取付ける方向は、上述の実施例のよう
に、筺体内に配設される基板に対して直交する方向に限
られず、その他の所定の角度方向とすることができる。
H.考案の効果 上述のように、本考案に係る電気部品取付装置において
は、筺体内に配設される電気部品取付け用の基板の位置
がずれることによりこの基板に支持される取付け部が移
動しても、あるいは、上記基板と上記取付け部との間に
位置ずれがあっても、上記筺体に対して所定の位置に位
置決めされる電気部品が取付けられる操作部は、上記筺
体により保持されて所定の位置に位置決めされる。
また、このとき、上記取付け部と上記操作部とを連結す
る腕部が弾性的に変形することにより、上記取付け部と
上記基板との間の固着部に応力が加わることが防止さ
れ、該固着部の固着手段、及び上記基板及び上記取付け
部上に形成される導体パターンの剥離等の事故の防止が
図られている。
すなわち、本考案は、電気部品の筺体に対する位置決め
が容易に行い得る電気部品取付装置を提供できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気部品取付装置の構成を示す斜
視部であり、第2図は上記電気部品取付装置の筺体内に
お配設された状態を示す断面図であり、第3図は上記電
気部品取付装置の取付け部と電気部品取付け用の基板と
の間に位置ずれがある場合の筺体内に配設された状態を
示す断面図である。 1……操作部、 2……取付け部 3……腕部 4……導体パターン 101……筺体に対して所定の位置に位置決めされる電気
部品である押しボタンスイッチ 102……筺体 103……電気部品取付け用の基板 105……シャーシ 106……リブ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筺体に対して所定の位置に位置決めされる
    電気部品が取付けられる操作部と、 上記筺体内に配設される電気部品取付け用の基板に支持
    される取付け部と、 上記操作部と上記取付け部とを連結する腕部とが一体に
    連設された配線基板を備えてなる電気部品取付装置。
JP542688U 1988-01-20 1988-01-20 電気部品取付装置 Expired - Lifetime JPH0633619Y2 (ja)

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JPH01111421U JPH01111421U (ja) 1989-07-27
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