JPH0632905Y2 - 可撓性スクリュ−コンベアの着脱支持装置 - Google Patents

可撓性スクリュ−コンベアの着脱支持装置

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JPH0632905Y2
JPH0632905Y2 JP1987097047U JP9704787U JPH0632905Y2 JP H0632905 Y2 JPH0632905 Y2 JP H0632905Y2 JP 1987097047 U JP1987097047 U JP 1987097047U JP 9704787 U JP9704787 U JP 9704787U JP H0632905 Y2 JPH0632905 Y2 JP H0632905Y2
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flexible screw
screw conveyor
shaft
grain
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宣弘 井手
運弥 福本
強志 山下
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株式会社四国製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、穀粒等の粉粒状物を自由な方向に搬送する
ことの可能な可撓性スクリューコンベアの支持装置に関
するものである。
(従来技術) 従来、この種可撓性スクリューコンベアを高位置にある
取出筒に取り付ける際に、取付部での極端な屈曲を防止
する目的で、該コンベアの下面を受ける受部材を設ける
技術が特公昭46-33105号公報等に記載されているが、こ
れらの技術にあっては可撓性スクリューコンベアを取出
筒に着脱自在に構成するものではなく固定して使用する
ものであるから、可撓性スクリューコンベアの着脱時の
配慮が全くなされていない。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、可撓性スクリューコンベアを取出筒に着脱
自在に構成すると共に、この着脱時において該可撓性ス
クリューコンベアを支持し、該コンベアの極端な屈曲を
防止すると共に該コンベアの着脱操作も容易な可撓性ス
クリューコンベアの着脱支持装置を提供しようとするも
のである。
(問題点を解決するための手段) チューブ4端に取付筒8を取着し該取出筒8外に先端に
軸14を固着する移送杆5を延出させ、該軸14をその
先端を突出させて軸受15で保持させ該軸受15と取付
筒8との間を連結杆16,16で連結して可撓性スクリ
ューコンベア2の排出部7を構成し、該排出部7を取出
筒56一側から挿通し他側の伝動装置69により軸14
を駆動可能に構成すると共に、該取出筒56の排出部7
挿入側から延出され基部に下方へ向けての逃し部78を
有する受部材77を設け該受部材77により可撓性スク
リューコンベア2を支持可能に構成してなる可撓性スク
リューコンベアの着脱支持装置の構成とする。
(考案の作用及び効果) 取出筒56に可撓性スクリューコンベア2を装着する際
には、まず、該コンベア2の基部を把持し該コンベア2
の排出部7を取出筒56一側から挿通し他側の伝動装置
69に装着するのであるが、この装着時に、取出筒56
に取着の受部材77基部には下方への逃し部78が形成
されており、可撓性スクリューコンベア2を把持する作
業者は、該受部材77に邪魔されることなく、把持する
位置よりも離れた取出筒56奥側の伝動装置69に該コ
ンベア2の排出部7を正確に装着できる。
又、取出筒56に装着される可撓性スクリューコンベア
2は、取出筒56から延出する受部材77によって極端
な屈曲を防止されコンベア2の損傷を防止し、更に、搬
送物の流れも円滑である。
更に、取出筒56に設ける受部材77基部に逃し部78
を設けたものであるから、製作上の誤差等により該受部
材77の取付位置と可撓性スクリューコンベア2との装
着位置とが接近したとしても、両者がその基部で干渉す
ることなく、確実に支持できるものである。
(実施例) なお、図例において、1は穀粒タンク、2は可撓性スク
リューコンベア、3は穀粒取出装置であって、これらに
よって穀粒搬送装置を構成してある。
可撓性スクリューコンベア2は可撓性のチューブ4と該
チューブ4に内装されるコイルバネ状の移送杆5と該チ
ューブ4の両端に設ける穀粒受入部6及び穀粒排出部7
とから構成してある。
該穀粒受入部6と排出部7は略同一構造で受入部6のほ
うが若干長く以下の如く構成してある。8は一方側を拡
開する取付筒であり該拡開部端を外方に折曲して接当部
9となし、又、小径部内には接続筒10を固着し、該接
続筒19他端をチューブ4内に挿入するとともに該チュ
ーブ端外周を締付具11によって締付ることによって両
者を連結してある。
移送杆5先端は連結筒12に止具13によって連結する
とともに、該連結筒12に先端を角軸に形成する軸14
を固着してある。15は軸受であり、軸14先端の角軸
部を突出させて軸支すると共に取付筒8に基端を取着す
る三本の連結杆16,16先端に取着してある。なお、
該連結杆16,16は大径の取付筒8と小径の軸受15
との間をテーパー状に連結し、タンク等への着脱を容易
に構成してある。
次に該可撓性スクリューコンベア2の排出部7を装着可
能の穀粒取出装置3について説明をすると、20は基台
であって、モータ21をその出力軸22を上方に向けて
内装するとともに、電源ボックス23を内装してある。
該電源ボックス23には、電源スイッチ24と後述の制
御回路25を利用する自動運転と該回路25を使用しな
い手動運転の切替スイッチ26と、三相電源の逆相検知
時に結線を切替る切替スイッチ27とを設けてある。2
8は開閉蓋である。
29は基台20に固着立設する固定筒、30は上端にギ
ヤボックス31を取着支持し、下部を固定筒29内に摺
動自在に挿通する摺動筒である。
なお、該固定筒29と摺動筒30によってギヤボックス
31等の支持筒を構成する。
32は固定軸であって六角軸に形成されると共にその下
端をモーター21の出力軸22に遊嵌状連結部135を
介して連結してある。即ち、出力軸22にキー止めされ
る連結筒33上端に固着の短い六角孔メタル34に、緩
い嵌合状態で固定軸32を嵌合させ、加工上及び取付時
の左右方向の誤差を吸収すべく構成してあり、更に、連
結筒33に挿通のピン35を固定軸32に遊嵌状に挿通
して固定軸32の抜止めと、加工上及び組付上の上下方
向の誤差を吸収すべく構成してある。
36はパイプ材からなる摺動軸であって、下端に六角孔
を形成するメタル37を固着し、該メタル37を摺動筒
30下端に取着のベアリング136により保持させ、更
に該メタル37に固定軸32を摺動自在に嵌合させてあ
る。又、摺動軸36上端には四角孔のメタル38を固着
し上方のギヤボックス31の四角軸からなる入力軸39
と嵌合させてある。40はスプリングであって基台20
と摺動筒30の間に介装され、摺動筒30を上方に付勢
してある。
41は固定具であって、固定筒29上端に取着され外周
にネジ溝137を形成し内周面上部を傾斜形成する固定
リング42と、該固定リング42外周に螺子嵌合し、外
周にハンドル43を設ける回転リング44と、側断面視
台形に形成され周方向一部を切欠いて構成される締付リ
ング45と、該締付リング45と回転リング44上端の
鍔46の間に位置する楔状リング47等によって構成さ
れ、回転リング44を締込むことによって、楔状リング
47を押下し締付リング45をその傾斜面により上下方
向から内向に押圧し摺動筒36を締付固定可能に構成し
てある。
支持筒をなす摺動筒36上端には、取付リング48を固
着し、該取付リング48側からギヤボックス31及び該
ギヤボックス31の下蓋49をボルト50により止着し
てある。該ギヤボックス31内の入力軸39上部にはベ
ベルギヤ51を取着すると共に、該ギヤボックス31か
ら上方に傾斜して延設される伝動軸52端のベベルギヤ
ー53と噛合させてある。54はオイルシール、55は
ベアリングである。
ギヤボックス31の一側面は上向に傾斜させると共に該
傾斜面に沿って穀粒取出筒56の後側を取着し、該取出
筒56上部がギヤボックス31上部を覆う如く構成して
ある。該取出筒56は平行な前後の側板57,58間を
穀粒流下路兼用の貯留部59に構成し、下部は漏斗状に
形成すると共に、排出筒60を回動自在に取着してあ
る。
伝動軸52は、ギヤボックス31から取出筒56を貫通
して延設されると共に、該ギヤボックス31に一端を保
持され取出筒56を貫通する大径のパイプケース61に
空間62を有して内装され、かつ該パイプケース61他
端に嵌入されるベアリング63によって軸架されてい
る。パイプケース61他端側は、前側板57外方に取着
の伝動部保持板64に取着してあり、又、該パイプケー
ス61の空間62はその一端側を連結部65を介してギ
ヤボックス31に連通し、該パイプケース61の空間6
2によって小容積のギヤボックス31のブリーザー機能
を持たせてある。
66,66は後側板58に形成する二本の可撓性スクリ
ューコンベア2,2の挿通孔であって、伝動軸52の軸
架位置に対し両側上方に開設してある。該挿通孔66,
66に対応する前側板57には可撓性スクリューコンベ
ア排出部7,7の軸受15,15先端のテーパー状部分
を受けるテーパー状嵌合孔67,67を、又、保持板6
4対応位置には、可撓性スクリューコンベア2,2の軸
受15,15から突出する軸14,14を伝動可能に嵌
合支持する筒軸138,138をベアリング68,68
を介して軸架してある。
85は中央を回動自在に枢支される止具であり、可撓性
スクリューコンベア2,2の接当部9,9を外側から同
時に接圧固定する。
69は伝動装置であって、伝動軸52端に取着のプーリ
70と、筒軸138,138端に取着のプーリ71,7
1と、これらプーリ間に巻掛けるベルト72によって構
成してある。73は取出筒56の前部に設ける伝動ケー
スであり、開閉蓋74を設けてある。
又、取出筒56の両側板75,75は、前後側板57,
58よりも更に前後に延設し、伝動ケース73の側板部
分と、ギヤボックス31の側方を覆う部分とを設けてあ
る。
ギヤボックス31の上面には、左右に幅広の支持板76
を取着し、該支持板76の左右には取出筒56に装着さ
れる二本の可撓性スクリューコンベア2,2の基部を受
け斜下方に延設する一対の受部材77,77を固着して
ある。該受部材77は二本の杆材から構成され、その基
部付近には可撓性スクリューコンベア2下面との間に逃
し部78を設けてある。該受部材77の二本の杆材間の
逃し部78以外の部分には下方に湾曲する受板79を設
け、更に該受板79上に弾性板80を取着してある。
81は注油栓であり、ギヤボックス31の上面に設けら
れると共に、該ギヤボックス31に取着の支持板76に
開設する抜穴82から取外し可能に構成してある。
又、基台20の下面前部には一対の支持突起83,83
を、下面後部には一対の遊転輪84,84を軸架してあ
る。
又、取出筒56の上面中央からパイプケース61上方の
間には該取出筒56を略中央から左右に分離する仕切板
86を垂下させてあり、例えば、一方の可撓性スクリュ
ーコンベア2のみで穀粒を搬送する際に取外した他方の
コンベア2の取出筒56への挿通孔66からの穀粒の飛
散を防止してある。
87は操作ボックスであり、背面側に固定筒29の外周
に略沿わせる半円状の凹溝を上下方向に形成し、弾性板
139を介して該固定筒29に嵌合さると共に、締付バ
ンド140により緩い締付力で取着してある。従って該
操作ボックス87は固定筒29を中心に回動自在に構成
されている。
88は満杯感知センサーであって、穀粒取出筒56の前
側板57に取着され、該取出筒56内への一定量の穀粒
の滞積を感知するものである。
89は可撓性スクリューコンベア2の空転を防止するた
めの穀粒感知センサーであって、取出筒56一側板75
下端付近に設けられている。
次に制御装置について説明すると、基台20内の電源ボ
ックス23には、三相電源の通電を断続する電源スイッ
チ24と、該三相電源の反相検知回路90と、該反相検
知時に結線を変更する切替スイッチ27と、前述のセン
サー88,89を使用する自動運転と、手動運転とを切
替える手動自動切替スイッチ26と、モーター駆動リレ
ー接点93と、三相電源の過負荷電流を検知する過電流
検知回路94とを設けてある。
又、操作ボックス87の操作パネル95には、モーター
制御回路25に指令信号を出力するスタートスイッチ9
6とストップスイッチ97と、電源ボックス23内の電
源スイッチ24「入」を表示する電源ランプ98と、反
相検知回路90が反相を検出した際に点灯する反相検知
ランプ99と、過電流検知回路94の検出時に点灯する
過負荷表示ランプ100と、満杯感知センサー88の検
出時に点灯する満杯表示ランプ101とを設けてある。
又、過電流検知回路94はモーター制御回路25と結線
され、該過電流検知回路94の検出出力によって、モー
タ制御回路25からモーター駆動リレー接点93の開放
信号を出力しモーター21を停止すべく構成してある。
又、満杯感知センサー88はモーター制御回路25と結
線されこの感知時に前記と同様にモーター21を停止す
べく連動構成されると共に、取出筒56内の穀粒が排出
筒60から排出され該満杯感知センサー88が「切」に
なった際には該信号をタイマー102(約9秒)を介し
てモーター制御回路25へ入力しモーター21を再起動
すべく構成してある。なお、タイマー102の設定時間
は、該取出筒56から供給され籾摺機等のホッパー内に
滞留する穀粒が取込まれる時間である。
又、穀粒感知センサー89は、タイマー103(約12
秒)を介してモーター制御回路25へ出力すべく結線さ
れ、該センサー89検出時にタイマー103の計時後モ
ーター21を停止すべく構成してある。なお、このタイ
マー103の設定時間は、搬送開始時に穀粒取出筒56
へ穀粒が搬送され穀粒感知センサー89が感知するまで
の時間より長く、又、満杯感知センサー88とタイマー
102の制御による穀粒取出筒56内の穀粒不在時間よ
りも長く設定してある。104は直流電源回路、105
はカレントトランスである。
穀粒タンク1は、貯留部107底部の前後側板108,
108間に排出ラセン109を軸架し内部の穀粒を排出
部110に移送可能に構成してある。111は流量規制
板であって、排出ラセン109上に山型状に設けられる
と共に、その両下端には流穀板112との間隙を調節す
る調節板113,113を設けてある。
114はロータリーシャッターであり、側板108のメ
タル115内に軸支される筒軸116に取着されて回動
し、排出部110の取出口117を開閉可能に構成して
ある。該筒軸116内には、ベアリングを介して排出ラ
センの軸106を軸架してある。又、排出ラセン109
及び流量規制板111は取出口117の始端より若干手
前に終端を位置させ、排出部110に詰りを生じた際、
ロータリシャッター114と流量規制板111との間隔
()部から上方に穀粒を逃すべく構成してある。11
8はロータリーシャッターの操作レバーである。
119は伝動軸であって、穀粒タンク1の下部に軸架さ
れると共に、一端は側板から突出させてプーリ120を
取着し排出ラセン軸106端のプーリ121との間にベ
ルト122を掛張して伝動可能に構成してある。123
はテンションクラッチプーリであって、メタル115の
蓋に回動自在に軸124架されるクラッチレバー125
の操作によってワイヤー(図示せず)を介して作動さ
れ、ベルト122を張緩してプーリ120,121間の
伝動を断続し排出ラセン109の駆動を断続すべく構成
してある。
又、該伝動軸119の他端は取出口117下方の若干手
前に位置させると共に、終端に継手部材126を設けて
ある。
127は引継ボックスであり、上方を開放する箱型状に
形成されると共に、前面には二本の可撓性スクリューコ
ンベア2,2の受入部6,6を挿通可能な開口128,
128を、後面には該コンベア2,2の軸受15,15
を保持し軸14,14を後方へ突出させる開口129,
129を設け、該二本の可撓性スクリューコンベア2,
2を挿入装着可能に構成してある。
該引継ボックス127の下部には遊転輪130,130
を軸支し穀粒タンク1側に設けるレール131,131
上に沿って取出口117下方位置に挿入し、該引継ボッ
クス127から突出する一方側の軸14を伝動軸116
の継手部材126に伝動可能に嵌合させ、この位置で固
定可能に構成してある。
穀粒搬送装置を、コンバインによって収穫される穀粒の
運搬と乾燥機への張込作業に用いる場合には、まず、穀
粒タンク1の排出部110から可撓性スクリューコンベ
ア2,2の受入部6,6を引継ボックス127と共に取
外し、可撓性スクリューコンベア2と穀粒取出装置3を
乾燥機の側方に据付け、又、穀粒タンク1はトラック等
に搭載して圃場からの穀粒の運搬を行い、該タンク1に
再び可撓性スクリューコンベア2,2を引継ボックス1
27と共に装着し乾燥機への穀粒張込み作業を行う。こ
の様な作業にあっては穀粒取出装置3側に、モーター2
1、満杯感知センサ88、穀粒感知センサ89、及び電
源ボックス23、操作ボックス87等の電装品及び制御
機器が全て設けられており、可撓性スクリューコンベア
2,2と穀粒タンク1の着脱は単に引継ボックス127
をタンク排出部110下方に装着するのみで簡単に行う
ことができる。
乾燥機への張込作業時には、穀粒取出装置3を移動さ
せ、その排出筒60を乾燥機の張り込みホッパーに挿入
させる必要があるが、まず、その移動時には、穀粒取出
装置3のギヤボックス31に強固に取着される受部材7
7を持ち、基台20を前部の遊転輪84,84側に傾け
て支持突起83,83を浮かせ、該転輪84,84によ
って移動させる。又、この移動時には、摺動筒30の固
定具41を緩めることによって、基台20に対し該摺動
筒30と共に取出筒56を回動させ、該取出筒56に装
着される長大な可撓性スクリューコンベア2の長手方向
を移動方向に沿わせて容易に移動させることができる。
次に、排出筒60を乾燥機の張込ホッパーに挿入させる
場合には、摺動筒30の固定具41を緩め、該摺動筒3
0上端に取着の取出筒56を上下調節及び回動調節し、
更に排出筒60を回動調節及び伸縮調節することによっ
て行う。
この状態で電源スイッチ24を入れ、スタートスイッチ
96を押すとモーター21が駆動され、出力軸22、遊
嵌状連結部135を介して固定軸32に伝達され、更に
メタル37、摺動軸36、メタル38を介してギヤボッ
クス31の入力軸39が駆動される。入力軸39にキー
止めされるベベルギヤ51と噛合されるベベルギヤ53
の動力は伝動軸52に伝動され、該伝動軸52他端の伝
動装置69を駆動する。伝動軸52他端のプーリ70か
らベルト72を介して左右の筒軸138,138に取着
のプーリ71,71が駆動され、該筒軸138,138
に嵌合する可撓性スクリューコンベア2排出部7の軸1
4,14が駆動され、移送杆5,5が回転される。
又、一方側の可撓性スクリューコンベア2の受入部6端
の軸14の動力は継手部材126を介して伝動軸119
を駆動し、プーリ120、ベルト122、プーリ121
を介して排出ラセン109を駆動する。
排出ラセン109により移送される穀粒は取出口117
から引継ボックス127内に供給されると共に、可撓性
スクリューコンベア2,2の受入部6,6に受入れられ
移送杆5の回転によってチューブ4内を移送され、排出
部7,7から穀粒取出筒56内へ供給されて流下し、排
出筒60から乾燥機の張込ホッパーに供給される。
この穀粒の搬送張込行程にあって、搬送能力が大きく張
込ホッパーに穀粒が充満されると、後続の搬送穀粒が排
出筒60及び取出筒56の貯留部59に滞留し、満杯セ
ンサー88が感知しモーター21を停止させて穀粒の搬
送を一時停止させる。乾燥機による穀粒の取込みによっ
て、貯留部59の穀粒が無くなると満杯センサー88が
感知し、タイマー102の計時後再びモーター21を起
動し、搬送作業を継続する。
又、穀粒タンク1内の穀粒の搬送が終了し更に可撓性ス
クリューコンベア2,2内の穀粒も全て搬送が終了する
と取出筒56内下部の穀粒感知センサー89が感知し、
タイマー103の計時後モーター21を停止し作業を終
了する。
乾燥機等の能力が低く、二本の可撓性スクリューコンベ
ア2,2を使用すると、満杯感知センサー88が頻繁に
作動する場合には、穀粒タンク1への伝動側スクリュー
コンベア2を残して他方のコンベア2を取外して作業を
行うことが出来、又、穀粒タンク1を使用しない搬送作
業を行う場合には、引継ボックス127から可撓性スク
リューコンベア2の受入部6,6を取外し、該受入部
6,6を直接穀粒中に挿入しての搬送も可能である。
又、取出筒56の挿通孔66外周には可撓性スクリュー
コンベア2,2の排出部7の連結杆16の位置決め兼案
内用の凹部140が設けてあり、該排出部7を所定位置
に装着でき、又、チューブ4の締付具11の締付用突出
部141を常に下方に位置させることが出来、該排出部
7の取出筒56への装着時に該締付用突出部141を受
部材77の受板79に係止させて一旦保持させれば、こ
の装着作業も容易である。
なお、締付用突出部141にかえて係止部材を特別に設
けるもよい。
又、第11図及び第12図に示す実施例のものは、一本
の可撓性スクリューコンベア2と該一本のコンベア2排
出部7を装着可能に構成する穀粒取出装置3から構成さ
れる搬送装置であって、受入部6から供給される穀粒を
搬送可能に前述の実施例と同様に構成されている。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は穀粒
取出装置の側面図、第2図は第1図の矢印A方向から見
た要部の矢視図、第3図、第4図は第1図の要部の側断
面図、第5図は取出筒の正断面図、第6図は操作ボック
ス取付部の平断面図、第7図は全体斜視図、第8図は制
御回路、第9図は穀粒タンクの側断面図、第10図は穀
粒タンクの要部正断面図、第11図は他の実施例の斜視
図、第12図は第11図の取出筒の正断面図である。 図中、符号2は可撓性スクリューコンベア、7は排出
部、56は取出筒、69は伝動装置、77は受部材、7
8は逃し部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】チューブ4端に取付筒8を取着し該取出筒
    8外に先端に軸14を固着する移送杆5を延出させ、該
    軸14をその先端を突出させて軸受15で保持させ該軸
    受15と取付筒8との間を連結杆16,16で連結して
    可撓性スクリューコンベア2の排出部7を構成し、該排
    出部7を取出筒56一側から挿通し他側の伝動装置69
    により軸14を駆動可能に構成すると共に、該取出筒5
    6の排出部7挿入側から延出され基部に下方へ向けての
    逃し部78を有する受部材77を設け該受部材77によ
    り可撓性スクリューコンベア2を支持可能に構成してな
    る可撓性スクリューコンベアの着脱支持装置。
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