JPH06322845A - 止水板コネクター - Google Patents
止水板コネクターInfo
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- JPH06322845A JPH06322845A JP17106193A JP17106193A JPH06322845A JP H06322845 A JPH06322845 A JP H06322845A JP 17106193 A JP17106193 A JP 17106193A JP 17106193 A JP17106193 A JP 17106193A JP H06322845 A JPH06322845 A JP H06322845A
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- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
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- E04B1/62—Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
- E04B1/66—Sealings
- E04B1/68—Sealings of joints, e.g. expansion joints
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Abstract
4の連結に用いる、水膨張性材料からなる止水板コネク
ター19,20。 【効果】 土木建築工事において、非水膨張性止水板と
水膨張性止水板の連結に本発明のコネクターを用いると
連結部よりの漏水をなくすことができる。
Description
張性材料からなる止水板と水膨張性材料からなる止水板
を連結する止水板コネクターに関するものである。
ート構造物の目地に使われている。初期のころの止水板
は鉄や銅の紐状品より作られ、銅の場合、柔軟性を付与
するためひだをつけることがあった。ゴムとゴムから突
き出た軟鋼板との複合体も使われた。最近になってシー
ルされるべき目地の両側でテープ状品をコンクリートの
中にくさび留めするためにテープ状品に沿って延長さ
れ、テープ状品から突出した二つ以上のキーリブをもつ
可とう性防水材料のテープ状品が使われてきている。そ
のような止水板は通常ゴムあるいはプラスチック材料で
作られ、現在 最も幅広く用いられているのは軟質塩ビ
である。さらに最近、親水性あるいは水膨張性の止水板
が商品化され使用されている。これらの止水板は目地あ
るいはコンクリート構造物の不連続箇所で水の通過を防
ぐために、水との接触による、材料の膨張能力を利用し
たものである。水膨張性止水板に用いられる材料として
は水膨張性ポリウレタンエラストマー、ブチルゴムとベ
ントナイトソーダの配合物そして吸水性樹脂を含むゴム
などが挙げられる。
度と大きさが水膨張性あるいは親水性材料の性能を越え
るため、水膨張性あるいは親水性止水板はコンクリート
壁あるいは床構造物の伸縮目地に用いるのは不適当であ
る。主として水膨張性あるいは親水性材料を止水板とし
て用いる場合においても 伸縮目地には軟質塩ビまたは
ゴムのような非水膨張性材料を使う必要がある。水膨張
性あるいは親水性止水板と非水膨張性止水板をそれぞれ
の適する箇所に使用して併用する場合、その目地連結部
からの漏水が防止できないのが現状である。そしてそれ
ゆえ目地連結部の漏水を防止するために止水板の二つの
タイプを連結する何らかの方法を提供することが不可欠
である。
決すべく鋭意検討した結果、特定のコネクターを目地連
結部にもちいることにより漏水を防止できることを見い
だした。すなわち特定の形状を有し、水膨張性材料から
なる、水膨張性あるいは親水性止水板と非水膨張性止水
板の連結用コネクターである。
材料からなる止水板には二つの種類がある。一つは止水
板上の片面にのみリブなどの突出部をもつ外部止水板あ
るいは後部設置止水板と呼ばれるものである。もう一つ
は止水板上の上下の面にリブなどの突出部をもつ内部止
水板あるいは中央設置止水板と呼ばれるものである。本
発明は外部あるいは後部設置止水板および内部あるいは
中央設置止水板の両者のコネクターに関するものであ
る。
らなり、他方が水膨張性材料からなる二種の止水板を連
結するためのコネクターであって、該コネクターが開放
端をつくり、かつ非水膨張性材料の止水板のリブを挟み
込む爪部と湾曲部から構成された可とう性水膨張性材料
からなることを特徴とする止水板コネクターを提供する
ものである。
ては 内側の側面が、平面あるいは実質的に凸状の曲面
である爪部、該爪部に隣接するノッチからなる部分、お
よび該ノッチからなる部分に隣接し、かつ爪部の開口能
力を大きくする湾曲部が設けられているものである。
としては、内側の側面が、平面あるいは実質的に凸状の
曲面である爪部、該爪部に隣接するノッチからなる部
分、該ノッチからなる部分に隣接する内側の側面が平面
である部分、および該平面を有する部分に隣接する湾曲
部から構成された四つの連続する部分よりなるものが挙
げられる。
ーは外部あるいは後部設置止水板と内部あるいは中央設
置の止水板の両者への連結を行うに適している。止水板
は通常、フランジのちょうど内側に止水板を通してハン
マーで打たれた釘によりコンクリートに固定される時に
裂けるのを防止するために止水板の各端部にフランジを
持つ。外部設置止水板の場合は、図3に示したように、
止水板コネクターの爪部とノッチからなる部分の内側の
側面が、止水板のリブに接して、リブを挟み込むように
用いることができる。一方内部止水板の場合は、図4に
示したように、止水板コネクターの全ての部分の内側の
側面が、止水板のフランジ端部と相対する面上の二つの
リブに接して、フランジ端部と二つのリブを挟み込むよ
うに用いることができる。
内側の側面は、平面でも良いし、凸状の曲面でも良い
が、凸状の曲面が好ましい。爪部の内側の側面が平面で
あるとき、その二つの表面はお互いに平行であってもよ
く、あるいはそれらの間にある隙間が止水板コネクター
の開放端に向かって広がっていてもよい。
内側側面はV字状であってもよく、実質的にU字状であ
ってもよい。
湾曲部の間にある内側の側面が平面である部分は、お互
いに平行に位置するのが好ましい。
は、湾曲した曲面よりなり、好ましくは円弧状の曲面で
ある。
膨張性材料としては例えば、例えば吸水性樹脂を含むゴ
ム、可とう性プラスチック、あるいは水膨張性ポリウレ
タンエラストマーがあげられる。吸水性樹脂としてはポ
リアクリル酸ソーダなどのアクリル酸系樹脂、カルボキ
シメチルセルロース、ポリエチレングリコール変性物
(ウレタン変性、エポキシ変性など)、ベントナイトソ
ーダなどがあげられる。マトリックスとなるゴム、可と
う性プラスチックとしては天然ゴム、ブチルゴム、クロ
ロプレンゴム、スチレンブタジエン共重合ゴム、軟質塩
ビなどがあげられる。水膨張性材料として水膨張性ポリ
ウレタンエラストマーを用いると吸水性樹脂を用いる必
要はなく、例えばイソシアネートとして脂肪族あるいは
脂環式ポリイソシアネート用い、化学構造中の親水性セ
グメント(例えばオキシエチレン基)の存在により水膨
張性を示すポリウレタンエラストマーなどがあげられ
る。このようなポリウレタンエラストマーは金属イオン
を含有する水中においても安定した水膨張率を示し、そ
の率が長期間の浸漬においても減少しないため、優れた
止水効果を示す。そのようなポリウレタンエラストマー
としてはアクアプレン(三洋化成工業製)があげられ
る。そのような水膨張性ポリウレタンエラストマーのう
ち1.2〜2.5倍の水膨張率のものが好ましい。
クターは、非水膨張性材料の止水板と連結させる際のコ
ネクターのリブを挟み込む性能を高めるために、その中
に弾性鋼線を埋め込んでもよい。または同様な効果は、
一方が他方より硬い二つの水膨潤性材料の積層品として
テープ状品を形成させることによっても達成される。
非水膨張性材料と連結され、一方、コネクターの爪部の
反対側に位置する密閉端は接着剤により水膨張性材料の
止水板につなげることができる。そしてコネクターは釘
あるいは接着剤によりコンクリートに固定できる。コネ
クターが水と接触した際、コネクターは吸水により膨張
し、リブの周りに防水シールを形成する。
明する。図1は本発明における一実施例を示す止水板コ
ネクターの平面図であり、図2は図1の止水板コネクタ
ーの断面の概要図である。図3は水膨張性ポリウレタン
の止水板を後部設置の軟質塩ビ止水板に連結した図1お
よび図2の止水板コネクターの使用例を示すコンクリー
ト壁伸縮目地の図の代表例である。図4は中央設置の塩
ビ止水板に水膨張性止水板が連結した図1と図2の止水
板コネクターの使用例を示すコンクリート壁伸縮目地の
代表図である。
は、開放端2をつくる爪部3、4そして湾曲部よりなる
部分5を持つ可とう性水膨張性ウレタンエラストマーよ
りなる。内側の側面6は、爪部が凸状曲面7、ノッチか
らなる部分がU字状曲面8、ノッチからなる部分と湾曲
部の間にある部分が平面9、湾曲部からなる部分が円弧
状の曲面10である。
シーラントで漏れ防止された独立気泡充填目地材で充填
された伸縮目地12をもつ。水膨張性ポリウレタンエラ
ストマーの止水板13、14の二つの部分は目地12の
それぞれの相対する側にあり、壁11の上面に位置し、
接着結合あるいは打釘により固定されている。四つのバ
ルブ状リブ16、目地で変動に順応し目地充填材を支持
するための位置決めを与える中央平滑トップボックス1
7、端部フランジ18をもつ軟質塩ビ止水板15は壁1
1の後ろに垂直に位置する。図.1と図.2に図示され
ているタイプの二つの止水板コネクター19,20は壁
11の上面に位置し、爪部およびノッチからなる部分の
内側の側面により、塩ビ止水板15のバルブ状リブ16
を挟み込み、止水板15と連結する。一方止水板コネク
ター19、20の密閉端21、22は止水板の13、1
4に接着結合により連結される。
クリート壁25中で弾性シーラントで漏れ防止された密
閉充填目地材で充填された伸縮目地24を介して中央に
置かれる。止水板23は止水板23上の面29に六角形
の中央バルブ26、末端のフランジ27そして四つのリ
ブ28をもつ。図1と2に図示されたタイプの止水板コ
ネクター30、31は壁25の上に位置し、その全ての
内側の側面で端部フランジ27とリブ28を挟み込み、
止水板23と連結する。一方止水板コネクターの密閉端
32、33は水膨張性ポリウレタンエラストマーの止水
板の端部34、35に接着結合にて連結する。
張性止水板と非膨張性止水板を連結すると、連結箇所を
含めて極めて漏水を少なくできる。
る。
図である。
置の軟質塩ビ止水板を連結した本発明の止水板コネクタ
ーの実施例である。
置の軟質塩ビ止水板を連結した本発明の止水板コネクタ
ーの実施例である。
板 15 軟質塩ビ止水板 16 軟質塩ビ止水板のバルブ状リブ 17 軟質塩ビ止水板の中央平滑トップボックス 18 軟質塩ビ止水板の端部フランジ 19、20 止水板コネクター 21、22 止水板コネクターの密閉端 23 軟質塩ビ止水板 24 伸縮目地 25 コンクリート壁 26 軟質塩ビ止水板の中央バルブ 27 軟質塩ビ止水板の端部フランジ 28 軟質塩ビ止水板のリブ 29 軟質塩ビ止水板の面 30、31 止水板コネクター 32、33 止水板コネクターの密閉端 34、35 水膨張性ポリウレタンエラストマーの止水
板の端部
Claims (12)
- 【請求項1】 一方が非水膨潤性材料からなり、他方が
水膨潤性材料からなる2種の止水板を連結するための止
水板コネクターであって、該コネクターが、開放端をつ
くり、かつ非水膨張性材料の止水板のリブを挟み込む爪
部と湾曲部から構成された可とう性水膨潤性材料からな
ることを特徴とする止水板コネクター。 - 【請求項2】 内側の側面が平面である爪部、該爪部に
隣接するノッチからなる部分、及び該ノッチからなる部
分に隣接する湾曲部から構成された請求項1に記載の止
水板コネクター。 - 【請求項3】 内側の側面が凸状の曲面である爪部、該
爪部に隣接するノッチからなる部分、及びノッチからな
る部分に隣接する湾曲部から構成された請求項1に記載
の止水板コネクター。 - 【請求項4】 該ノッチからなる部分と湾曲部の二つの
部分の間に、内側の側面が平面である部分をさらに設け
た請求項2または3に記載の止水板コネクター。 - 【請求項5】 爪部の内側の側面が平面であり、かつ互
いに平行である請求項2または4に記載の止水板コネク
ター。 - 【請求項6】 爪部の内側の側面が平面であり、かつ開
放端に向かって拡がっていることを特徴とする請求項2
又は4に記載の止水板コネクター。 - 【請求項7】 ノッチからなる部分と湾曲部の間に設け
た内側の側面が平面である部分が、互いに平行である請
求項4〜6のいずれかに記載の止水板コネクター。 - 【請求項8】 吸水性樹脂を含むゴムあるいはプラスチ
ックからなる請求項1〜7のいずれかに記載の止水板コ
ネクター。 - 【請求項9】 化学構造中に親水性セグメントをもつポ
リウレタンエラストマーからなる請求項1〜7のいずれ
かに記載の止水板コネクター。 - 【請求項10】 ポリウレタンエラストマーの水中での
水膨潤倍率が1.2〜2.5倍である請求項9に記載の
止水板コネクター。 - 【請求項11】 止水板コネクターに弾性鋼線が埋め込
んである請求項1〜10のいずれかに記載の止水板コネ
クター。 - 【請求項12】 異なる硬さの2種の水膨潤性材料を重
ねたものよりなる請求項1〜11のいずれかに記載の止
水板コネクター。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB929212964A GB9212964D0 (en) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | Waterstop connectors |
GB9212964.2 | 1992-06-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06322845A true JPH06322845A (ja) | 1994-11-22 |
JP2678255B2 JP2678255B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=10717334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5171061A Expired - Lifetime JP2678255B2 (ja) | 1992-06-18 | 1993-06-16 | 止水板コネクター |
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JP (1) | JP2678255B2 (ja) |
AU (1) | AU662414B2 (ja) |
DE (1) | DE69322692D1 (ja) |
GB (1) | GB9212964D0 (ja) |
SG (1) | SG49707A1 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59175507U (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-24 | 旭電化工業株式会社 | 止水構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1953326A1 (de) * | 1969-10-23 | 1971-04-29 | Schulte Stemmerk Kg | Abdichtung fuer Dehnungsfugen |
GB2208881A (en) * | 1987-08-19 | 1989-04-19 | Grace W R Ltd | Waterstops for concrete with longitudinal and transverse ribs |
DE9202319U1 (de) * | 1992-02-22 | 1992-06-11 | Hiendl, Heribert, 8440 Straubing | Fugendichtungsband |
-
1992
- 1992-06-18 GB GB929212964A patent/GB9212964D0/en active Pending
-
1993
- 1993-05-28 AU AU39884/93A patent/AU662414B2/en not_active Ceased
- 1993-06-03 DE DE69322692T patent/DE69322692D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-03 SG SG1996004271A patent/SG49707A1/en unknown
- 1993-06-03 EP EP19930304336 patent/EP0575076B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-16 JP JP5171061A patent/JP2678255B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59175507U (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-24 | 旭電化工業株式会社 | 止水構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0575076A1 (en) | 1993-12-22 |
GB9212964D0 (en) | 1992-07-29 |
JP2678255B2 (ja) | 1997-11-17 |
DE69322692D1 (de) | 1999-02-04 |
SG49707A1 (en) | 1998-06-15 |
AU3988493A (en) | 1993-12-23 |
AU662414B2 (en) | 1995-08-31 |
EP0575076B1 (en) | 1998-12-23 |
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