JPS63308081A - 水膨潤性止水材 - Google Patents
水膨潤性止水材Info
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- JPS63308081A JPS63308081A JP2400688A JP2400688A JPS63308081A JP S63308081 A JPS63308081 A JP S63308081A JP 2400688 A JP2400688 A JP 2400688A JP 2400688 A JP2400688 A JP 2400688A JP S63308081 A JPS63308081 A JP S63308081A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は各種構造物の間隙に充填して完全に閉鎖し効果
的な止水を行い得る新規な水膨潤性止水材に関するもの
である。
的な止水を行い得る新規な水膨潤性止水材に関するもの
である。
更らに詳しくは各種の芯材の外層に弾性あるゴム質に水
を吸収して容積を膨張する水膨潤性止水材組成物を積層
しコンクリート構造物やスチール構造物の継手部に充填
して外部からの水の流入により膨潤して水の侵入を阻止
し又は内部からの水の浸出を完全に阻止する止水工法に
使用する水膨潤止水材組成物に係る。
を吸収して容積を膨張する水膨潤性止水材組成物を積層
しコンクリート構造物やスチール構造物の継手部に充填
して外部からの水の流入により膨潤して水の侵入を阻止
し又は内部からの水の浸出を完全に阻止する止水工法に
使用する水膨潤止水材組成物に係る。
従来土木工事や建築工事に使用されている止水材はゴム
、プラスチック、瀝青物等が使用されているが、その多
くは粘着性はあるが軟かすぎてべとついたり、感温性が
悪く冬季硬くなりすぎて使用上困難であったりする。又
長期間使用すると反攬弾性の低下や、クリープ現象をき
たして間隙の変化に対応しにくくなり充分な止水効果を
果さないと言う欠点が見られた。
、プラスチック、瀝青物等が使用されているが、その多
くは粘着性はあるが軟かすぎてべとついたり、感温性が
悪く冬季硬くなりすぎて使用上困難であったりする。又
長期間使用すると反攬弾性の低下や、クリープ現象をき
たして間隙の変化に対応しにくくなり充分な止水効果を
果さないと言う欠点が見られた。
近時水膨潤性土木材組成物として未架橋ゴム系止水材の
止水性を向上させる目的で有機水膨潤性物質を混合する
ことが行われているが、これらの有機水膨潤性物質は配
合割合が少ないと止水性能の向上が充分でなく、配合割
合が多くなるとゴムマトリックス中での分散が悪く、組
成物の強度が著るしく弱くなる。さらに有機水膨潤性物
質の加水分解、酸化劣化や腐敗が生じたり、膨潤乾燥の
繰返しにより膨潤性能が低下したり、残存低分子量成分
による毒性等の問題があった。
止水性を向上させる目的で有機水膨潤性物質を混合する
ことが行われているが、これらの有機水膨潤性物質は配
合割合が少ないと止水性能の向上が充分でなく、配合割
合が多くなるとゴムマトリックス中での分散が悪く、組
成物の強度が著るしく弱くなる。さらに有機水膨潤性物
質の加水分解、酸化劣化や腐敗が生じたり、膨潤乾燥の
繰返しにより膨潤性能が低下したり、残存低分子量成分
による毒性等の問題があった。
近時土木施工に用いられるコンクリート製品例えばボッ
クスカルバートやコンクリートフリニームの連結部分の
止水林料として多くの材料が見られる。止水材料として
は例えば弾性軟質アスファルト製のもの、アククチツク
ポリプロピレンを主体とする軟質粘着物に半硬質のプラ
スチックス製の芯材を内蔵せしめたもの、ゴム又はプラ
スチックス製の発泡体や、これらの外周の全面や一部に
粘着材層を設けたもの等がある。
クスカルバートやコンクリートフリニームの連結部分の
止水林料として多くの材料が見られる。止水材料として
は例えば弾性軟質アスファルト製のもの、アククチツク
ポリプロピレンを主体とする軟質粘着物に半硬質のプラ
スチックス製の芯材を内蔵せしめたもの、ゴム又はプラ
スチックス製の発泡体や、これらの外周の全面や一部に
粘着材層を設けたもの等がある。
又一方コンクリート製品の連結部分は雄雌形状のソケッ
ト方式のものが多く見られる。この連結部分の寸法は大
略一定であるが寸法上の精度が必ずしも一定でなく、又
施工方法の良否や地盤の不等沈下のためしばしば漏水の
問題が発生している。
ト方式のものが多く見られる。この連結部分の寸法は大
略一定であるが寸法上の精度が必ずしも一定でなく、又
施工方法の良否や地盤の不等沈下のためしばしば漏水の
問題が発生している。
上述の弾性軟質アスファルトやアククチツクポリプロピ
レンを主体とするものはその感温性の作用で冬季は非常
に硬くなり作業性を低下するし夏季は軟かくなりすぎて
べとべとし何れも作業性を低下する。ゴム又はプラスチ
ックス製の発泡体の場合も気泡構造や圧縮性の問題で寸
法上の精度やコンクリート面の不陸を充分吸収し切れな
い。これらの作業性の良否や材質に起因する不充分さの
ため漏水する原因となっている。
レンを主体とするものはその感温性の作用で冬季は非常
に硬くなり作業性を低下するし夏季は軟かくなりすぎて
べとべとし何れも作業性を低下する。ゴム又はプラスチ
ックス製の発泡体の場合も気泡構造や圧縮性の問題で寸
法上の精度やコンクリート面の不陸を充分吸収し切れな
い。これらの作業性の良否や材質に起因する不充分さの
ため漏水する原因となっている。
本発明は上記のような欠点を改良して寸法上の精度や施
工作業時の条件の差を止水材料の水膨潤性の機能により
吸収し漏水を防ぎ得る止水材を提供するものである。
工作業時の条件の差を止水材料の水膨潤性の機能により
吸収し漏水を防ぎ得る止水材を提供するものである。
本発明は抗張力の大きい紐状芯材と、これを囲繞する少
くとも水膨潤性止水材組成物との積層体より成る水膨潤
性止水材であって、水膨潤性止水材組成物は再生ゴムを
主体としたゴムに重量比でケイ酸類10〜20%、ベン
トナイト10〜60%、再製剤10〜40%を配合した
ものより成る水膨潤性止水材を提供するにある。
くとも水膨潤性止水材組成物との積層体より成る水膨潤
性止水材であって、水膨潤性止水材組成物は再生ゴムを
主体としたゴムに重量比でケイ酸類10〜20%、ベン
トナイト10〜60%、再製剤10〜40%を配合した
ものより成る水膨潤性止水材を提供するにある。
抗張力の大きい紐状芯材は硬質ゴム、硬質プラスチック
又は金属或はそれらの複合材より成るものが使用できる
。また抗張力の大きい紐状芯材は中空体、棒状体、紐状
体又は板状体より成るものがよい。
又は金属或はそれらの複合材より成るものが使用できる
。また抗張力の大きい紐状芯材は中空体、棒状体、紐状
体又は板状体より成るものがよい。
本発明の他の目的とする所は抗張力の大きい紐状芯材と
、これを囲繞する水膨潤性止水材組成物層と、前記水膨
潤性止水材組成物層の一部又は全部を被覆したスポンジ
等の水透過性弾性体層との積層体より成り、前記水膨潤
性止水材組成物は再生ゴムを主体としたゴムに重量比で
ケイ酸類10〜20%、ベントナイト10〜60%、可
塑剤10〜40%を配合したものより成る水膨潤性止水
材を提供するにある。
、これを囲繞する水膨潤性止水材組成物層と、前記水膨
潤性止水材組成物層の一部又は全部を被覆したスポンジ
等の水透過性弾性体層との積層体より成り、前記水膨潤
性止水材組成物は再生ゴムを主体としたゴムに重量比で
ケイ酸類10〜20%、ベントナイト10〜60%、可
塑剤10〜40%を配合したものより成る水膨潤性止水
材を提供するにある。
本発明の更に他の目的とする所は抗張力の大きい紐状芯
材と、これを囲繞する水膨潤性止水材組成物層と、前記
水膨潤性止水材組成物層の一部に被着した粘着剤層との
積層体より成り前記水膨潤性止水材組成物は再生ゴムを
主体としたゴムに重量比でケイ酸[10〜20%、ベン
トナイト10〜60%、可塑剤10〜40%を配合した
ものより成る水膨潤性止水材を提供するにある。
材と、これを囲繞する水膨潤性止水材組成物層と、前記
水膨潤性止水材組成物層の一部に被着した粘着剤層との
積層体より成り前記水膨潤性止水材組成物は再生ゴムを
主体としたゴムに重量比でケイ酸[10〜20%、ベン
トナイト10〜60%、可塑剤10〜40%を配合した
ものより成る水膨潤性止水材を提供するにある。
以下図面について、本発明の具体的実施例について詳細
に説明する。
に説明する。
第1図ないし第6図は中実芯材に水膨潤性止水材組成物
の層を囲繞した止水材を示し、1は芯材、2は水膨潤性
止水材組成物を示す。図示のように止水材の形状は円形
、矩形、方形2板状、梯形。
の層を囲繞した止水材を示し、1は芯材、2は水膨潤性
止水材組成物を示す。図示のように止水材の形状は円形
、矩形、方形2板状、梯形。
コの字状体の何れでもよい。
抗張力の大きい紐状芯材は硬質ゴム、硬質プラスチック
又は金属或はこれらの複合材より成るものであればよい
。
又は金属或はこれらの複合材より成るものであればよい
。
第7回ないし第1O図は中空芯材1の外部に水膨張性止
水材2を積層し、内部に中空部3を形成したものである
。形状は丸形、矩形、梯形、半円形の何れでもよいこと
を示す。
水材2を積層し、内部に中空部3を形成したものである
。形状は丸形、矩形、梯形、半円形の何れでもよいこと
を示す。
第11図ないし第18図は多層構造の水膨潤性止水材の
具体的−例を示すもので、第11図は中実芯材1の外周
を囲繞して水膨潤性止水材2を設け、その外側にスポン
ジゴム等の透水性弾性体N5を被着したものである。最
外層を透水性とするのは、水が浸透して内部の水膨潤性
止水材2を膨潤させることが必要であるからである。
具体的−例を示すもので、第11図は中実芯材1の外周
を囲繞して水膨潤性止水材2を設け、その外側にスポン
ジゴム等の透水性弾性体N5を被着したものである。最
外層を透水性とするのは、水が浸透して内部の水膨潤性
止水材2を膨潤させることが必要であるからである。
第12図は円形中空芯材1の外層に水膨潤性止水材2を
設け、更にその外層として透水性弾性体層5を設け、最
内部に中空部3を形成したものである。
設け、更にその外層として透水性弾性体層5を設け、最
内部に中空部3を形成したものである。
第13図は円形断面の中実芯材1を囲繞して水膨潤性止
水材2を設け、その外周手内部分に粘着剤層4を外被し
たもので、粘着剤層4は内層の止水材2を全部被覆して
封じ込めにより水膨潤性止水材の機能をなくさせないよ
うにするため、その一部表面に粘着剤層4を形成するも
のである。
水材2を設け、その外周手内部分に粘着剤層4を外被し
たもので、粘着剤層4は内層の止水材2を全部被覆して
封じ込めにより水膨潤性止水材の機能をなくさせないよ
うにするため、その一部表面に粘着剤層4を形成するも
のである。
第14図は半円形中空芯材lの外周を水膨潤性止水材2
で囲繞し、半円形部に粘着剤層4を外被したものである
。
で囲繞し、半円形部に粘着剤層4を外被したものである
。
第15図および第16図はそれぞれ矩形および半円形断
面の中実芯材の外周全部を水膨張性止水材2で囲繞し、
その−側に粘着剤層4を被着したものである。
面の中実芯材の外周全部を水膨張性止水材2で囲繞し、
その−側に粘着剤層4を被着したものである。
第17図は中空矩形状芯材1の外周に水膨張性止水材層
2を囲繞し、その外側面の一部に粘着剤層4を形成した
場合を示す。
2を囲繞し、その外側面の一部に粘着剤層4を形成した
場合を示す。
第18図は半円形断面の中実芯材1の外周を水膨潤性止
水材層2により囲繞し、更にその外周をスポンジ状の透
水性弾性体N5により囲繞し、その外周の一部に粘着剤
層4を形成したものである。
水材層2により囲繞し、更にその外周をスポンジ状の透
水性弾性体N5により囲繞し、その外周の一部に粘着剤
層4を形成したものである。
第19図は硬質ゴムより成るコの字状芯材1の外周に一
側を開放して水膨潤性止水材層2を被着し、止水材層2
の更に外側の対向する間にそれぞれ粘着材層4.4を被
着したものである。
側を開放して水膨潤性止水材層2を被着し、止水材層2
の更に外側の対向する間にそれぞれ粘着材層4.4を被
着したものである。
第20図はゴム状発泡体よりなる中空矩形状芯材1の両
側面に水膨潤性止水材層2,2を被着し、その−側に粘
着剤層4を被着し、剥離紙6を被着したものである。
側面に水膨潤性止水材層2,2を被着し、その−側に粘
着剤層4を被着し、剥離紙6を被着したものである。
第21図ないし第30図は本発明の水膨潤性止水材を使
用して、各種建築土木構造体の接合部の止水工法の施工
例を示すものである。
用して、各種建築土木構造体の接合部の止水工法の施工
例を示すものである。
第21図においてはコンクリート板の平ジヨイントであ
り、一方のコンクリート板の面を他方のコンクリート板
の面に押しつけた状態でジヨイントするもので、このよ
うな場合は第17図に示したように、−側に粘着剤N4
を被着しであると、施工上極めて便利であり、施工に当
り剥離紙6を剥離して粘着剤層4を一方のコンクリート
の面に押しつけると止水材は一方のコンクリート面に固
定保持せられるので他方のコンクリート板を押しつける
作業をすることが安全にできる。
り、一方のコンクリート板の面を他方のコンクリート板
の面に押しつけた状態でジヨイントするもので、このよ
うな場合は第17図に示したように、−側に粘着剤N4
を被着しであると、施工上極めて便利であり、施工に当
り剥離紙6を剥離して粘着剤層4を一方のコンクリート
の面に押しつけると止水材は一方のコンクリート面に固
定保持せられるので他方のコンクリート板を押しつける
作業をすることが安全にできる。
この場合は芯材を囲繞する水膨張性止水材2の両側に粘
着剤層4を形成しても更に作業性が向上することは勿論
である。
着剤層4を形成しても更に作業性が向上することは勿論
である。
この場合のジヨイントには第2図、第8図、第15図に
示すような止水材をコンクリート板の平ジツイント部に
介挿することにより止水材の水膨潤性土木材組成物の作
用だけで、止水効果は充分に行われるので、粘着剤層が
一側又は両側にあることは作業性の向上にはなるが止水
効果としては原則的にはな(でも間に合うものである。
示すような止水材をコンクリート板の平ジツイント部に
介挿することにより止水材の水膨潤性土木材組成物の作
用だけで、止水効果は充分に行われるので、粘着剤層が
一側又は両側にあることは作業性の向上にはなるが止水
効果としては原則的にはな(でも間に合うものである。
また粘着剤層があればあるでよい効果があるのは勿論で
ある。
ある。
第22図はヒユーム管き継手部の止水工法を示すもので
、ヒユーム管8,8の内側突縁部9と外側突縁部10と
の間にできる空間11の部分に本発明の水膨潤性止水剤
を介挿するものである。この場合は上述の第1ないし第
6図に示す中実芯材1の外周を水膨潤性止水材N2で囲
繞したもの又はは第7図ないし第10図に示す中空芯材
1の外周に水膨潤性止水材N2を囲繞したものの何れで
も使用できる。
、ヒユーム管8,8の内側突縁部9と外側突縁部10と
の間にできる空間11の部分に本発明の水膨潤性止水剤
を介挿するものである。この場合は上述の第1ないし第
6図に示す中実芯材1の外周を水膨潤性止水材N2で囲
繞したもの又はは第7図ないし第10図に示す中空芯材
1の外周に水膨潤性止水材N2を囲繞したものの何れで
も使用できる。
然し、一方のヒユーム管8の内側突縁部9の外側に第1
5図、第16図、第17図、第18図に示すような水膨
潤性止水材層2の一側に粘着剤層4を形成したものを使
用して、予め粘着剤層4をヒユーム管8の内側突縁部9
の外表面を囲繞して粘着しておき、他方のヒユーム管8
の外側突縁部10の内側面と接する止水材の表面には粘
着剤層を設けないでお(と、粘着剤層がない止水材層が
他方のヒユーム管の外側突縁部に接触し、粘着しないの
でヒユーム管のジヨイント作業が円滑にゆく利点がある
。このような例では粘着剤層は片面にのみあった方がよ
いのである。
5図、第16図、第17図、第18図に示すような水膨
潤性止水材層2の一側に粘着剤層4を形成したものを使
用して、予め粘着剤層4をヒユーム管8の内側突縁部9
の外表面を囲繞して粘着しておき、他方のヒユーム管8
の外側突縁部10の内側面と接する止水材の表面には粘
着剤層を設けないでお(と、粘着剤層がない止水材層が
他方のヒユーム管の外側突縁部に接触し、粘着しないの
でヒユーム管のジヨイント作業が円滑にゆく利点がある
。このような例では粘着剤層は片面にのみあった方がよ
いのである。
第23図はボックスカルバート構造体11.11の端面
12.12の接合の場合を示し、この場合は第22図の
場合のように止水材がねじれる方向に嵌め込まれる場合
と異なり、止水材が接合端面で平坦に圧迫される場合で
あるので、止水材の対向する両面に粘着剤層4を形成し
た方がよい場合を示す、この場合は第1図ないし第20
図に示す何れの止水材も使用できるが、第19図に示す
ような対向する両側面に粘着剤層4を形成したものが作
業性がよく好ましい。
12.12の接合の場合を示し、この場合は第22図の
場合のように止水材がねじれる方向に嵌め込まれる場合
と異なり、止水材が接合端面で平坦に圧迫される場合で
あるので、止水材の対向する両面に粘着剤層4を形成し
た方がよい場合を示す、この場合は第1図ないし第20
図に示す何れの止水材も使用できるが、第19図に示す
ような対向する両側面に粘着剤層4を形成したものが作
業性がよく好ましい。
第24図は発泡コンクリート(ALC)版12の衝合せ
端面13に形成した溝部14に介挿する止水材も第1図
ないし第20図に示す何れの止水材も使用できるが、特
に圧力の吸収を考慮して中空芯材を利用したもので、−
側又は両側に粘着剤層4を被着したものを利用するのが
よい。
端面13に形成した溝部14に介挿する止水材も第1図
ないし第20図に示す何れの止水材も使用できるが、特
に圧力の吸収を考慮して中空芯材を利用したもので、−
側又は両側に粘着剤層4を被着したものを利用するのが
よい。
第25図は水槽等の金属製容器15のフランジ16間に
止木材を介挿し、これをボルト17、ナツト18により
締めつけて止水するのである。この場合は第2図、第3
図、第4図、第8図、第15図、第17図。
止木材を介挿し、これをボルト17、ナツト18により
締めつけて止水するのである。この場合は第2図、第3
図、第4図、第8図、第15図、第17図。
第20図に示す止水材が使用できる。粘着剤層4は止水
材の一側又は両側にあるものを使用できる。
材の一側又は両側にあるものを使用できる。
第26図は折版屋根19.19のフランジ20.20間
に本発明の止木材を介挿し、リベッ1−21によりかし
めつけて固定する場合を示し、これを使用する止水材は
第25図と同様のものが使用できる。
に本発明の止木材を介挿し、リベッ1−21によりかし
めつけて固定する場合を示し、これを使用する止水材は
第25図と同様のものが使用できる。
第27図はサツシュ溝の板24と溝枠25との間に本発
明の止水材を介挿する場合を示し、この場合は第6図、
第19図に示すようなコの字状断面をもった止水材を使
用するのが好適である。
明の止水材を介挿する場合を示し、この場合は第6図、
第19図に示すようなコの字状断面をもった止水材を使
用するのが好適である。
第28図は矢板22.22とその間を連結する継目板2
3との間に止水材28を介挿する場合を示し、この場合
は半円形断面である第10図、第13図、第14図。
3との間に止水材28を介挿する場合を示し、この場合
は半円形断面である第10図、第13図、第14図。
第16図に示す形状の止木材を使用することが好ましい
が、円形断面の止水材も使用できる。
が、円形断面の止水材も使用できる。
第29図および第30図は第20図に示す積層構造の止
水材を使用してヒユーム管の継手部の接合およびボック
スカルバートの接合部の接合をそれぞれ実施する態様を
示すものである。
水材を使用してヒユーム管の継手部の接合およびボック
スカルバートの接合部の接合をそれぞれ実施する態様を
示すものである。
第30図に示す場合は止水材の芯材1は中空状のゴム状
発泡体を有するので連結部分の寸法差の大部分とコンク
リート面の凹凸の誤差の大部分を発泡体の圧縮度合で埋
めることができ、細部の充填不完全な間隙については外
部に併存する水により膨潤する性質を有する水膨潤製止
水材組成物2にて充填すると云う二重の防水機能で漏水
を防ぐことができる。更にその外側に粘着剤層6を設け
であるので、この場合は連結部分に止水材料をプライマ
ーとして塗布したり接着剤を使用することなく連結部に
密着することができるので作業時間も著るしく短縮され
る利点がある。
発泡体を有するので連結部分の寸法差の大部分とコンク
リート面の凹凸の誤差の大部分を発泡体の圧縮度合で埋
めることができ、細部の充填不完全な間隙については外
部に併存する水により膨潤する性質を有する水膨潤製止
水材組成物2にて充填すると云う二重の防水機能で漏水
を防ぐことができる。更にその外側に粘着剤層6を設け
であるので、この場合は連結部分に止水材料をプライマ
ーとして塗布したり接着剤を使用することなく連結部に
密着することができるので作業時間も著るしく短縮され
る利点がある。
中央部の連続した中空状のゴム状発泡体は通常のゴム組
成物に発泡剤と加硫剤を混和したものを押出機を用いて
押出しを行い、これを連続した熱加熱槽内を通過させる
ことによって得られる。又この芯材lを構成する発泡体
はポリエチレン等の合成樹脂製のものも使用できる。
成物に発泡剤と加硫剤を混和したものを押出機を用いて
押出しを行い、これを連続した熱加熱槽内を通過させる
ことによって得られる。又この芯材lを構成する発泡体
はポリエチレン等の合成樹脂製のものも使用できる。
水膨潤性止水材組成物としては、
(1)再生ゴムを主体としたゴムに重量比でケイ酸類1
0〜20%、ベントナイト10〜60%、可塑剤10〜
40%を配合したもの (2)未架橋ゴム又は部分架橋ゴム或はこれ等の混和物
10・〜40% (3)ケイ酸類 10〜20% (4) ペンナイト 10〜60% (5)可塑剤 10〜40% とよりなるもの が使用できる。
0〜20%、ベントナイト10〜60%、可塑剤10〜
40%を配合したもの (2)未架橋ゴム又は部分架橋ゴム或はこれ等の混和物
10・〜40% (3)ケイ酸類 10〜20% (4) ペンナイト 10〜60% (5)可塑剤 10〜40% とよりなるもの が使用できる。
これ等の水膨潤性止水材組成物はその配合割合により膨
潤率として50%から10%の範囲に選ぶことができる
。
潤率として50%から10%の範囲に選ぶことができる
。
この組成物を押出機によりT型のヘッドを通し乍ら前記
のゴム状発泡体を一方から通すことにより積層し一体化
することができる。粘着剤層としては天然ゴム系粘着剤
、合成ゴム系粘着剤、アクリル樹脂系の粘着剤の何れも
使用することができる。
のゴム状発泡体を一方から通すことにより積層し一体化
することができる。粘着剤層としては天然ゴム系粘着剤
、合成ゴム系粘着剤、アクリル樹脂系の粘着剤の何れも
使用することができる。
次に本止水材料の使用方法を説明すると止水材料の剥離
紙をはずして接合部の一端に圧着させ、雌部に嵌合する
ことによって簡単に接続することができる。中央部の中
空状のゴム状発泡体1の水膨潤性止水材組成物2は連結
部分の大部分を埋めることになり、これだけでも止水が
できる。
紙をはずして接合部の一端に圧着させ、雌部に嵌合する
ことによって簡単に接続することができる。中央部の中
空状のゴム状発泡体1の水膨潤性止水材組成物2は連結
部分の大部分を埋めることになり、これだけでも止水が
できる。
更に通水が始ると一部分に不具合が発生して水が漏れた
りする場合は、水膨潤止水材組成物が時間の経過と共に
膨張を始め数時間後には漏水は完全に制止することがで
きる。
りする場合は、水膨潤止水材組成物が時間の経過と共に
膨張を始め数時間後には漏水は完全に制止することがで
きる。
以上説明したように第20図示の止水材は中空状のゴム
状発泡体1の上下面に水膨潤性止水材組成物2を積層し
その片面に粘着剤層4を設けたのでコンクリート製品そ
の他の連結部分の止水材料として好適であり簡単に施工
することが可能で大部分の間隙をゴム状発泡体lの圧縮
により充填し、更に通水時に水膨潤性止水材組成物2の
膨潤により漏水を防止するのでその止水効果は特に顕著
であり、この種止水工法上極めて有用である。
状発泡体1の上下面に水膨潤性止水材組成物2を積層し
その片面に粘着剤層4を設けたのでコンクリート製品そ
の他の連結部分の止水材料として好適であり簡単に施工
することが可能で大部分の間隙をゴム状発泡体lの圧縮
により充填し、更に通水時に水膨潤性止水材組成物2の
膨潤により漏水を防止するのでその止水効果は特に顕著
であり、この種止水工法上極めて有用である。
第1図ないし第6図は本発明の中実芯材に水膨潤性止水
材組成物を囲繞した止水材の断面を示す斜視図、 第7図ないし第10図は本発明の中空芯材に水膨潤性止
水材組成物を囲繞した止水材の断面を示す斜視図、 第11図ないし第19図は一部に粘着剤層又は透水性弾
性体層を設けた場合の本発明の中実又は中空の多重構造
の止水材の断面図、 第20図は中空芯材の両側に水膨潤性止水材組成物を被
着し、更にその外側の一側に粘着剤層を積層して被着し
た止水材の断面を示す斜視図、第21図ないし第30図
は本発明の止水工法の具体的施工例の説明用図である。 1・・・抗張力の大きい紐状芯材 2・・・水膨潤性止水材組成物 3・・・中空部 4・・・粘着剤層5・・・
透水性弾性体N 6・・・剥離紙7・・・コンクリー
ト板 8・・・ヒユーム管9・・・内側突縁部
10・・・外側突縁部11・・・空間
12・・・発泡コンクリート板13・・・衝き合せ面
14・・・溝部15・・・容器16・・・フラン
ジ 17・・・ボルト 18・・・ナツト19・
・・折版屋根 20・・・フランジ21・・・
リベット22・・・矢板 23・・・継目板 24・・・サツシ溝板2
5・・・サツシ溝枠 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第1O図 第11図 第12図 第13図第14図
第15図 第16図第17図 第18図
第19図第20図 第21図 第22図 第23図 第24図 第29図 第30図
材組成物を囲繞した止水材の断面を示す斜視図、 第7図ないし第10図は本発明の中空芯材に水膨潤性止
水材組成物を囲繞した止水材の断面を示す斜視図、 第11図ないし第19図は一部に粘着剤層又は透水性弾
性体層を設けた場合の本発明の中実又は中空の多重構造
の止水材の断面図、 第20図は中空芯材の両側に水膨潤性止水材組成物を被
着し、更にその外側の一側に粘着剤層を積層して被着し
た止水材の断面を示す斜視図、第21図ないし第30図
は本発明の止水工法の具体的施工例の説明用図である。 1・・・抗張力の大きい紐状芯材 2・・・水膨潤性止水材組成物 3・・・中空部 4・・・粘着剤層5・・・
透水性弾性体N 6・・・剥離紙7・・・コンクリー
ト板 8・・・ヒユーム管9・・・内側突縁部
10・・・外側突縁部11・・・空間
12・・・発泡コンクリート板13・・・衝き合せ面
14・・・溝部15・・・容器16・・・フラン
ジ 17・・・ボルト 18・・・ナツト19・
・・折版屋根 20・・・フランジ21・・・
リベット22・・・矢板 23・・・継目板 24・・・サツシ溝板2
5・・・サツシ溝枠 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第1O図 第11図 第12図 第13図第14図
第15図 第16図第17図 第18図
第19図第20図 第21図 第22図 第23図 第24図 第29図 第30図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、抗張力の大きい紐状芯材1と、これを囲繞する水膨
潤性止水材組成物層2との積層体より成り、前記水膨潤
性止水材組成物は再生ゴムを主体としたゴムに重量比で
ケイ酸類10〜20%、ベントナイト10〜60%、可
塑剤10〜40%を配合したものより成ることを特徴と
する水膨潤性止水材。 2、抗張力の大きい紐状芯材1と、これを囲繞する水膨
潤性止水材組成物層2と、前記水膨潤性止水材組成物層
2の一部又は全部を被覆したスポンジ等の水透過性弾性
体層5とより成る積層体であって、前記水膨潤性止水材
組成物は再生ゴムを主体としたゴムに重量比でケイ酸類
10〜20%、ベントナイト10〜60%、可塑剤10
〜40%を配合したものより成ることを特徴とする水膨
潤性止水材。 3、抗張力の大きい紐状芯材1と、これを囲繞する水膨
潤性止水材組成物層2と、前記水膨潤性止水材組成物層
2の一部に被着した粘着剤層4とより成る積層体であっ
て、前記水膨潤性止水材組成物は再生ゴムを主体とした
ゴムに重量比でケイ酸類10〜20%、ベントナイト1
0〜60%、可塑剤10〜40%を配合したものより成
ることを特徴とする水膨潤性止水材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400688A JPS63308081A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 水膨潤性止水材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400688A JPS63308081A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 水膨潤性止水材 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14535980A Division JPS5768437A (en) | 1980-10-17 | 1980-10-17 | Water swellable water stopping material and method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63308081A true JPS63308081A (ja) | 1988-12-15 |
JPH0149756B2 JPH0149756B2 (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=12126473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2400688A Granted JPS63308081A (ja) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | 水膨潤性止水材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63308081A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0351465A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-05 | Yamakiyo Sandai Sangyo:Kk | 屋根構造および屋根の施工方法 |
JPH051275A (ja) * | 1991-06-26 | 1993-01-08 | Nippon Seal Pack:Kk | 複合シール材 |
JPH10115018A (ja) * | 1996-10-15 | 1998-05-06 | Hayakawa Rubber Co Ltd | プレキャスト製函体構造 |
WO2000040815A1 (de) * | 1999-01-08 | 2000-07-13 | Sika Ag, Vormals Kaspar Winkler & Co. | Dichtungsband zur fugenabdichtung in betonbauwerken |
KR20010096878A (ko) * | 2000-04-15 | 2001-11-08 | 변무원 | 수팽창 기능을 가지는 지수용 패킹 |
JP2005220280A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Three Bond Co Ltd | 水膨張性シール材、およびシール材を一体化したプレキャストコンクリートとその製造方法 |
JP2008069596A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Kyoryo Maintenance:Kk | 橋梁の伸縮装置における漏水補修方法 |
JP2009293318A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Sekisui House Ltd | 建築用外壁の目地構造 |
JP2012162960A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Daichi Koei Kk | 橋梁用縦目地構造体 |
JP2018003518A (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 株式会社Lixil | 建具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4565920B2 (ja) * | 2004-07-29 | 2010-10-20 | クニミネ工業株式会社 | 管廻り用止水材 |
Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JPS4825741A (ja) * | 1971-08-03 | 1973-04-04 | ||
JPS4827740A (ja) * | 1971-08-10 | 1973-04-12 | ||
JPS512490A (ja) * | 1974-06-25 | 1976-01-10 | Japan Gasoline | |
JPS547463A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-20 | Asahi Denka Kogyo Kk | Caulking composition |
-
1988
- 1988-02-05 JP JP2400688A patent/JPS63308081A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4825741A (ja) * | 1971-08-03 | 1973-04-04 | ||
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JPH051275A (ja) * | 1991-06-26 | 1993-01-08 | Nippon Seal Pack:Kk | 複合シール材 |
JPH10115018A (ja) * | 1996-10-15 | 1998-05-06 | Hayakawa Rubber Co Ltd | プレキャスト製函体構造 |
WO2000040815A1 (de) * | 1999-01-08 | 2000-07-13 | Sika Ag, Vormals Kaspar Winkler & Co. | Dichtungsband zur fugenabdichtung in betonbauwerken |
KR20010096878A (ko) * | 2000-04-15 | 2001-11-08 | 변무원 | 수팽창 기능을 가지는 지수용 패킹 |
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JP2008069596A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Kyoryo Maintenance:Kk | 橋梁の伸縮装置における漏水補修方法 |
JP2009293318A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Sekisui House Ltd | 建築用外壁の目地構造 |
JP2012162960A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Daichi Koei Kk | 橋梁用縦目地構造体 |
JP2018003518A (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 株式会社Lixil | 建具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0149756B2 (ja) | 1989-10-25 |
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