JPH06321170A - 発電兼用電動機装置及び発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車 - Google Patents

発電兼用電動機装置及び発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車

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JPH06321170A
JPH06321170A JP5136584A JP13658493A JPH06321170A JP H06321170 A JPH06321170 A JP H06321170A JP 5136584 A JP5136584 A JP 5136584A JP 13658493 A JP13658493 A JP 13658493A JP H06321170 A JPH06321170 A JP H06321170A
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JP
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hub
rotor
generator
motor device
speed
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JP5136584A
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Takahiro Hoshino
孝寛 星野
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Toyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Toyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータを発電機として兼用できる電気自転車
を提供する。 【構成】 後輪のハブ28内にモータ、及び該モータの
回転軸42とハブ28とを連結する駆動伝達機構を内装
する。この駆動伝達機構は、回転軸42の回転駆動力
を、ハブ28に伝達するための減速機構49と、ハブ2
8の回転駆動力を、上記回転軸42に伝達するための増
速機構51とで構成する。そして、この減速機構49の
出力歯車とハブ28内周面部の内歯との間には第2ラチ
ェット機構50を設け、この増速機構51の入力歯車と
ハブ28内周面部の内歯との間にも第3ラチェット機構
52を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電兼用電動機装置及
び発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車に係り、詳し
くは、補助動力としてモータを備えたモータ付き二輪車
又は三輪車に好適な発電兼用電動機装置及びこの発電兼
用電動機装置を備えた二輪又は三輪車に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば補助動力としてモータを備
えた電動自転車としては、モータを、フレーム体に取り
付けたもの(例えば実開昭56−46494号公報、実
開昭56−60698号公報、特開昭56−39980
号公報)や、車輪のハブ内に取り付けたもの(例えば実
開昭50−94656号公報、実開昭50−94657
号公報、実開昭50−94658号公報、実開昭49−
26243号公報)などが提案されている。更にモータ
を車輪のハブ内に取り付けたものにおいては、モータに
代え発電機をハブ内に内装するものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、二輪車又は
三輪車などは下り坂などでは惰性で走行することがあ
る。このような惰性走行時などにおける車輪の回転力を
利用して発電しバッテリーなどに電気を蓄積し、この蓄
積した電気を、平坦な走行路面や登り坂などでの走行
に、必要に応じて利用できれば、エネルギーを効率的に
使用できる。更に、この場合に電動機を発電機に兼用で
きれば、電動機と発電機を別々に備えるよりも車体の軽
量化などを図ることができる。そこで、本発明者は、電
動機を発電機として兼用すべく鋭意検討したところ、特
に二輪又は三輪車用の比較的小型の電動機を、発電機と
して兼用しようとする場合、車輪の回転力を発電機とし
ての電動機に伝達するのに、このような電動機から車輪
に駆動を伝達するために出力軸と車輪との間に設けられ
ている減速機構を、そのまま増速機構として使用するの
は困難な場合が多いという問題点を確認した。すなわ
ち、このように比較的小型の電動機を動力として二輪又
は三輪車の車輪を駆動するには、例えば20対1という
ように減速比がかなり小さい減速機構を、電動機の出力
軸と車輪との間に設ける必要があり、このような減速機
構を介して車輪側から電動機の出力軸に駆動を伝達する
のは困難であった。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、比較的減速比が小さ
い減速機構を介して駆動を伝える電動機を容易に発電に
も兼用できる発電兼用電動機装置、及び、このような発
電兼用電動機装置を備えた二輪又は三輪車を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発電兼用電動機装置は、電動機の回転
子の回転を減速して伝達し所定の回転体を駆動するとと
もに、適宜該回転体の回転を増速して該回転子に伝達し
発電を行う発電兼用電動機装置において、該回転子の回
転を該回転体に伝達するための減速機構とは別に、該回
転体の回転を該回転子に伝達すめための増速機構を設け
たことを特徴とするものである。また、請求項2の発電
兼用電動機装置は、請求項1の発電兼用電動機装置にお
いて、上記減速機構と上記増速機構のいずれを介して、
上記回転子と上記回転体を連結するかを切り替える連結
切り替え手段を設けたことを特徴とするものである。ま
た、請求項3の発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車
は、請求項1の発電兼用電動機装置を車軸のハブ内に備
えた発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車であって、
該ハブ内に、上記減速機構及び上記増速機構とともに、
該減速機構を介して該回転軸から該ハブへのみ駆動を伝
達し得るフリーホイールクラッチ、及び該増速機構を介
して該ハブから該回転軸へのみ駆動を伝達し得るフリー
ホイールクラッチを設けたことを特徴とするものであ
る。また、請求項4の発電兼用電動機装置付き二輪又は
三輪車は、請求項2の発電兼用電動機装置を車軸のハブ
内に備えた発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車であ
って、該ハブ内に、上記減速機構及び上記増速機構とと
もに、上記連結切り替え手段の切り替え機構部を設けた
ことを特徴とするものである。また、請求項5の発電兼
用電動機装置付き二輪又は三輪車は、請求項4の発電兼
用電動機装置付き二輪又は三輪車において、上記連結切
り替え手段を、上記減速機構を介して上記回転子と上記
回転体を連結する状態と、上記増速機構を介して上記回
転子と上記回転体を連結する状態と、上記回転子と上記
回転体を互いにフリーにする状態とを取り得るように構
成したことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明をモータ付き自転車に適用した
実施例について説明する。図1は本実施例に係るモータ
付き自転車の概略構成図、図2(a)は同自転車の後輪
のハブの断面図である。
【0007】図1において、この自転車は、一般の自転
車とほぼ同様のフレームを備えている。すなわち、ほぼ
水平なトップチューブ10の前端部とダウンチューブ1
1の上端部がヘッドチューブ12で連結され、トップチ
ューブ10及びダウンチューブ11の後端部それぞれ
が、上端にサドル13が取り付けられたシートチューブ
14の所定箇所に、全体でほぼ三角形を構成するように
接合されている。また、ダウンチューブ11とシートチ
ューブ14との接合部から後方に、かつほぼ水平に、後
輪の両側に位置する一対のチェーンステー15が延びて
おり、この一対のチェーンステー15の後端部と、シー
トチューブ14上部の所定箇所とが、後輪の両側に位置
する一対のシートステー16で連結されている。
【0008】そして、トップチューブ10内には、ハン
ドル17の下部が回動自在に挿入され、このハンドル1
7の下端部が、前輪の両側に位置する一対のフロントホ
ークステー18の上端部を連結するホーククランク19
に固定されている。このフロントホークステー18対の
下端部に前輪20のハブ21が回動自在に取り付けられ
ている。また、ダウンチューブ11の下端部とシートチ
ューブ14の下端部との接合部には、ペダル22がそれ
ぞれ回動自在に取り付けられたクランク23の基部同士
を連結するハンガー軸24が図示しない軸受を介して取
り付けられ、このハンガー軸24には後方に延在するチ
ェーン25が架けられたペダルスプロケット26が取り
付けられている。このチェーン25は後部で後車輪27
のハブ28に取り付けられた従動スプロケット29(図
2参照)に架けられている。この後輪27のハブ28は
チェーンステー15対とシートステー16対との接合部
に固定的に取り付けられたハブ軸30に回動自在に取り
付けられている。なお、前後車輪20,27は、それぞ
れハブ21,28の外周部には図示しない多数のスポー
クの内側端が取り付けられ、これらスポークの外側端が
タイヤのリム31,32に取り付けられている。
【0009】そして、本実施例では、後輪27のハブ2
8内に発電兼用電動機装置が内装され、この発電兼用電
動機装置と電気接続された制御部及びバッテリー33
が、サドル13の下方で、トップチューブ10などに取
付けられている。
【0010】図2において、ハブ28は、車体に固定さ
れたハブ軸30に回動自在に外装されている。具体的に
はハブ28の図2中左側の端壁34がハブ軸30に防水
軸受35を介して支持され、ハブ28の図2中右側の端
壁36が、ここに形成された開口部で、内装されている
モータのハブ軸30に固定されたヨーク37の右端壁突
出部40aの外周に、防水軸受38を介して支持されて
いる。このハブ28の周壁部にはスポーク39の内側端
が固定されると共に、例えば左端部に第1ラチェット3
5を介して上記従動スプロケット29が取り付けられて
いる。該第1ラチェット35はペダル22を踏んで人力
で自転車を走行する場合には爪でハブ28を押して駆動
力を伝達する一方、ハブ28がモータによって回転され
る場合には爪が滑って従動スプロケット29を遊離させ
ておくものである。またハブ28の外周部には冷却フィ
ン41も形成されている。
【0011】そして、このハブ28内にモータ、及び該
モータの回転子の回転軸42と回転体としてのハブ28
の、内周面部に形成された内歯とを連結する駆動伝達機
構が内装されている。すなわち、モータはヨーク37を
ハブ28内に内装され、かつ上述のように該ヨーク37
の右端面突出部37aをハブ軸30に固定されてハブ軸
30に外装されている。該ヨーク37には固定子43が
内装され、該右端壁内面にブラシ装置44が取り付けら
れている。また、ハブ軸30にはヨーク37及びハブ2
8に独立して回転自在に、回転子の回転軸42が適数個
の軸受45を介して軸支されている。該回転子は、回転
軸42と、固定子43に内装されるように該回転軸42
に固定されたローター46と、ブラシ装置44に当接し
て通電を受けるように該回転軸42に固定されたコミテ
ータ47とで構成されている。なお、上記ヨーク37の
右端壁突出部40aには貫通孔が形成され、この貫通孔
を介してモータ電源リード48が外部に引き出されてい
る。このモータ電源リード48は、ヨーク37の右端壁
突出部40aの外径を小さくして小型の防水軸受38を
利用できるように、断面平板状に形成しておくことが望
ましい。
【0012】また、上記モータの回転軸42の回転駆動
力を、ハブ28に伝達するための減速機構49が回転軸
42上に外装されている。この減速機構49としては、
例えばサイクロギヤ(住友重機工業株式会社製)を用い
ることができる。この減速機構49の出力歯車とハブ2
8内周面部の内歯との間にはフリーホイールクラッチと
しての第2ラチェット機構50が設けられている。該第
2ラチェット機構50は、自転車が坂を下る等のように
惰性走行する場合や従動スプロケット29によってハブ
28を回転して普通の自転車として走行する場合には減
速機構49とハブ28との連結を解く。一方、モータに
よりハブ28を回転して電気自転車として走行する場合
には両者を連結するものである。
【0013】更に、ハブ28の回転駆動力を、上記回転
軸42に伝達するための増速機構51も回転軸42上に
外装されている。この増速機構51としては、例えば遊
星歯車機構を用いることができる。この増速機構51の
入力歯車とハブ28内周面部の内歯との間にもフリーホ
イールクラッチとしての第3ラチェット機構52が設け
られている。該第3ラチェット機構52は、自転車が坂
を下る等のように惰性走行する場合や従動スプロケット
29によってハブ28を回転して普通の自転車として走
行する場合には増速機構51とハブ28とを連結する一
方、モータによりハブ28を回転して電気自転車として
走行する場合には両者の連結を解くものである。
【0014】以上の構成において、通常の自転車として
走行する場合には、足踏みペダル22からの動力がペダ
ルスプロケット26、チェーン25、従動スプロケット
29、及び第1ラチェット機構35を介して後輪のハブ
28に伝達され、後輪が駆動される。このハブ28の回
転は第3ラチェット機構52及び増速機構51を介して
モータの回転軸42にも伝えられ、これにより、モータ
で発電を行うことができる。この間、モータの回転軸4
2の回転により減速機構49も駆動されるが、第2ラチ
ェット機構50の存在により該減速機構49の出力歯車
とハブ28との連結は解かれている。従って、モータで
の発電を行いながらペダル22走行を行うことができ
る。
【0015】一方、電気自転車として走行する場合に
は、例えば図示しない操作スイッチでモータへの電力供
給が開始されたモータの回転軸42の回転が、減速機構
49及び第2ラチェット機構50を介してハブ28に伝
達され、後輪が駆動され、モータによる走行を行うこと
ができる。このハブ28の回転はそれぞれ第2,第3ラ
チェット機構50,52の存在により増速機構51や従
動スプロケット29には伝えられない。ここで、モータ
への電力供給のON・OFFや、供給電力の大きさを、
例えば図1に示すようなテンションセンサー53からの
出力によって制御し、これにより、登り坂などでペダル
22を踏む力が一定所定の力よりも大きくなったとき
に、モータを自動的にONし、更にはその駆動力を変化
させるようにしても良い。
【0016】なお、上記実施例においては、減速機構4
9の出力歯車及び増速機構51の入力歯車それぞれとハ
ブ28内周面の内歯との間に第2,第3ラチェット機構
50,52を設けたが、これに代え又はこれに加え、減
速機構49の入力歯車及び増速機構51の出力歯車それ
ぞれと回転軸42との間にラチェット機構を設けても良
い。更に、減速機構49の出力歯車とハブ28内周面の
内歯との間、及び、増速機構51の出力歯車と回転軸4
2との間に、それぞれラチェット機構を設けても良い。
なお、増速機構51を上記のように遊星歯車列で構成す
る場合に、増速機構51の出力歯車と回転軸42との間
に、ラチェット機構を設ける構造は、例えば、出力歯車
である太陽歯車を、ラチェット機構を介して回転軸42
上に取り付ける構造になる。
【0017】また、上記実施例においては、モータの回
転軸42を中空軸状に形成してハブ軸30上に外装した
が、これに代え、図3に示すように車体に固定された取
付け軸54の対で、軸受55を介して、モータの回転軸
42の両端を回動自在に支持するようにしても良い。な
お、図示の例では、モータのヨーク37の右端壁突出部
40aが車体フレームに直接支持され、回転軸42の右
端部の取付け軸55aになっている。ここで図中の符号
56は環状の防水シールを示す。
【0018】また、減速機構49や増速機構51とハブ
28との間にそれぞれ第2,第3ラチェット機構52,
50を設けるのに代え、図4に示すような連結切り替え
機構を設けても良い。この連結切り替え機構において
は、減速機構49の出力歯車及び増速機構51の入力歯
車の外周歯部が、それぞれハブ28内周面の内歯と所定
の間隔をおいて対向するように設けられている。そし
て、減速機構49の出力歯車とハブ28との間に入り込
んで両者を連結する位置と、図示のように、減速機構4
9の出力歯車と増速機構51の入力歯車のいずれにも係
合しない位置と、増速機構51の入力歯車とハブ28と
の間に入り込んで両者を連結する位置とを取り得るリン
グ状の連結歯車57が設けられている。この連結歯車5
7は、ハブ28内周面の内歯に噛み合って一体的に回転
している状態で、該内歯で歯幅方向にガイドされながら
上記3つの位置の間を移動できるようになっている。具
体的には、部分的にハブ28外に突出したスリーブ状の
ホルダー部57aが、ハブ28の端壁に形成された開口
の内周面部と、該開口をほぼ覆うようにハブ軸30に一
体に形成された端壁部30aの外周面部とで、モータの
回転軸42の軸線方向に摺動自在に支持されている。ま
たこれらとの間には図示しない防水軸受が設けられ、回
動自在になっている。そして、該ホルダー部57aのハ
ブ28外に形成されたフランジ部57bに、これが摺動
し得る凹部を備えた係合部材58が係合し、該係合部材
58がケーブル59を介して、自転車の例えばハンドル
に取り付けられた図示しない操作レバーによって、移動
できるようになっている。
【0019】この図4の変形例によれば、上記連結歯車
57を、減速機構49の出力歯車と増速機構51の入力
歯車のいずれにも係合しない位置に移動させることで、
ハブ28とモータの回転軸42とを互いにフリーな状態
にできる。従って、上記実施例と異なり、ペダル22走
行中にもこのフリーな状態にすることにより発電を行な
わずに走行することができる。また、このフリーな状態
にすることにより上記減速機構49などに損傷を与える
ことなく、車体を引き回しで後進させることができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1乃至5の発明によれば、電動機
の回転子の回転を減速して伝達し所定の回転体を駆動す
るとともに、適宜該回転体の回転を増速して該回転子に
伝達し発電を行う発電兼用電動機装置において、該回転
子の回転を該回転体に伝達するための減速機構とは別
に、該回転体の回転を該回転子に伝達すめための増速機
構を設けたので、減速機構を、発電時の増速機構として
兼用する場合に比して、増速機構と減速機構の、それぞ
れについて充分な性能を発揮させることができる発電兼
用電動機装置及び発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪
車を提供できるという効果がある。特に請求項5の発明
によれば、上記減速機構と上記増速機構のいずれを介し
て、上記回転子と上記回転体を連結するかを切り替える
連結切り替え手段を、上記減速機構を介して上記回転子
と上記回転体を連結する状態と、上記増速機構を介して
上記回転子と上記回転体を連結する状態と、上記回転子
と上記回転体を互いにフリーにする状態とを取り得るよ
うに構成したので、上記回転子と上記回転体とを互いに
独立に自由に回転させることができる。従って、このよ
うなフリーな状態にして、二輪又は三輪車の自由な引き
回しが可能な二輪又は三輪車を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るモータ付き自転車の概略構成図。
【図2】同自転車の後輪のハブの断面図。
【図3】変形例に係る後輪のハブの断面図。
【図4】他の変形例に係る後輪のハブの一部を示す断面
図。
【符号の説明】
10 トップチューブ 11 ダウンチューブ 12 ヘッドチューブ 14 シートチューブ 15 チェーンステー 16 シートステー 18 フロントホークステー 19 ホーククランク 22 ペダル 25 チェーン 26 ペダルスプロケット 27 固定支持板 28 固定軸 29 従動スプロケット 28 ハブ 42 回転軸 49 減速機構 51 増速機構 50 第2ラチェット機構 52 第3ラチェット機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の回転子の回転を減速して伝達し所
    定の回転体を駆動するとともに、適宜該回転体の回転を
    増速して該回転子に伝達し発電を行う発電兼用電動機装
    置において、該回転子の回転を該回転体に伝達するため
    の減速機構とは別に、該回転体の回転を該回転子に伝達
    すめための増速機構を設けたことを特徴とする発電兼用
    電動機装置。
  2. 【請求項2】上記減速機構と上記増速機構のいずれを介
    して、上記回転子と上記回転体を連結するかを切り替え
    る連結切り替え手段を設けたことを特徴とする請求項1
    の発電兼用電動機装置。
  3. 【請求項3】請求項1の発電兼用電動機装置を車軸のハ
    ブ内に備えた発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車で
    あって、該ハブ内に、上記減速機構及び上記増速機構と
    ともに、該減速機構を介して該回転軸から該ハブへのみ
    駆動を伝達し得るフリーホイールクラッチ、及び該増速
    機構を介して該ハブから該回転軸へのみ駆動を伝達し得
    るフリーホイールクラッチを設けたことを特徴とする発
    電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車。
  4. 【請求項4】請求項2の発電兼用電動機装置を車軸のハ
    ブ内に備えた発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車で
    あって、該ハブ内に、上記減速機構及び上記増速機構と
    ともに、上記連結切り替え手段の切り替え機構部を設け
    たことを特徴とする発電兼用電動機装置付き二輪又は三
    輪車。
  5. 【請求項5】上記連結切り替え手段を、上記減速機構を
    介して上記回転子と上記回転体を連結する状態と、上記
    増速機構を介して上記回転子と上記回転体を連結する状
    態と、上記回転子と上記回転体を互いにフリーにする状
    態とを取り得るように構成したことを特徴とする請求項
    4の発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車。
JP5136584A 1993-05-15 1993-05-15 発電兼用電動機装置及び発電兼用電動機装置付き二輪又は三輪車 Withdrawn JPH06321170A (ja)

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