JPH06318081A - データ制御装置 - Google Patents

データ制御装置

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JPH06318081A
JPH06318081A JP5214058A JP21405893A JPH06318081A JP H06318081 A JPH06318081 A JP H06318081A JP 5214058 A JP5214058 A JP 5214058A JP 21405893 A JP21405893 A JP 21405893A JP H06318081 A JPH06318081 A JP H06318081A
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JP
Japan
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data
output
gate
storage means
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Pending
Application number
JP5214058A
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English (en)
Inventor
Kunio Sato
邦雄 佐藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作スイッチの操作によりデータの値を変更
する際、必要以上の変更が行なわれないようにする。 【構成】 第1の操作子10の操作が為されるごとに、
カウンタ部30のカウント値は増加し、第2の操作子1
1の操作が為されるごとに、カウンタ部30のカウント
値は減少する。そしてカウンタ部30の値が所望の最大
値に達すると、ナンドゲート37の出力が“0”となり
アンドゲート28が閉成されて、カウンタ部30のカウ
ントUP動作は停止される。またカウンタ部30の値が
所望の最小値に達すると、ナンドゲート38の出力が
“0”となりアンドゲート29が閉成されてカウンタ部
30のカウントDOWN動作が停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め記憶されている値
のデータを増減変更させることのできるデータ制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子楽器などにおけるチュー
ニングなど、予め設定されたデータの値を所望の値に変
更するには、ダイヤルなどを回転させて所望のピッチの
値に設定していた。この場合、可変発振器として、LC
発振器を用い、上記ダイヤルで、L又はCの値を変化さ
せることにより実現していた。更には、非安定マルチバ
イブレータを用い、定数を、上記同様にダイヤルを用い
て変化させて、チューニングを行なっていた。こうした
ダイヤルを用いてアナログ的にチューニングを行なう方
法では、チューニング値を正確に設定することは難し
く、またダイヤルは多接点型のためコスト高になる欠点
があった。
【0003】そこで、従来からこのダイヤルの代わりに
2個のスイッチを用い、一方のスイッチを操作すれば出
力周波数を増大させ、他方のスイッチを操作すれば出力
周波数を減少させるようにすることが提案された(例え
ば特開昭56−104545号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな出力ピッチ増大、減少用のスイッチによって出力ピ
ッチの値を基準となるチューニング値、例えば、A4=
442〔Hz〕からどんどんずらしていった場合、これ
を再び元の基準値に戻そうとすると、ずらすのに要した
操作量と時間とが必要となる。これはずらした量が大き
ければ大きいほど、元の基準値に戻すのに手間と時間が
かかることを意味し、問題であった。
【0005】また特に、増減変更させるデータが楽音の
ピッチの場合には、各楽音毎に基準の値が決まっていて
ある基準値を変更するにしても隣接する他の基準値を超
えるまで増減変更しないように制限しなければならな
い。しかしながら、こうした増減用のスイッチを用いた
場合には、変更量を操作者に知らせる表示部のようなも
のを付加しなければ、どのくらい変更したのかがわから
ず、基準値を必要以上に大幅に変更してしまう恐れがで
てくる。
【0006】本発明は、こうした操作スイッチによりデ
ータの値を変更する際、必要以上の変更が行なわれない
ようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、所望の値のデータを記憶する記憶手段
と、外部操作可能な操作手段と、上記記憶手段に記憶さ
れたデータの値が所定範囲内のときのみ、上記操作手段
の操作に応答して上記記憶手段に記憶されたデータの値
を増減変更させる変更手段と、上記記憶手段に記憶され
たデータの値に応じて他のデータの値を設定または制御
する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、記憶手段に記憶されている
データの値に応じて、他のデータの値が設定又は制御さ
れる。この記憶手段の記憶データの値は操作手段の操作
に応じて増減変更されるが、変更された記憶データの値
が所定範囲を超えると、操作手段を操作しても変更は行
なわれない。
【0009】
【実施例】図1は、本発明のピッチ制御装置を適用した
電子楽器の主要ブロック図である。図中1は、周波数発
生器であり、この周波数発生器1の出力は、分周器2に
入力する。この分周器2にて、上記周波数発生器1の信
号を1/768に分周した後、位相比較器(P.D.)
3の一端に入力する。この位相比較器3の出力は、ロー
パスフィルタ(LPF)4、電圧制御型発振器(VC
O)5を介し、分周器6,7に入力し夫々1/2,1/
3に分周される。上記分周器6の出力はプログラマブル
デバイダ8に入力される。このプログラマブルデバイダ
8の分周比は、チューニングデータ発生部9にて指定さ
れるもので、チューニング値を増大させるための第1の
操作子10と、チューニング値を減少させる第2の操作
子11の押圧装置により行なわれる。又、プログラマブ
ルデバイダ8の出力は、上記位相比較器3の他端に入力
する。従って、この位相比較器3、ローパスフィルタ
4、電圧制御型発振器5、分周器6、プログラマブルデ
バイダ8にてPLL12が構成される。
【0010】一方、このPLL12の出力は、上記分周
器7を介し楽音作成部13のCLK端子に入力し、上記
楽音作成部13の基準クロックとなる。又、この楽音作
成部13には、鍵、リズムの種類を指定するスイッチな
どを有するキー・スイッチ部14の信号がCPU(中央
制御装置:マイクロプロセッサなどから成る)15を介
し、入力している。そして、上記楽音作成部13は、上
記PLL12から分周器7を介した基準クロックに基づ
いて、つまり所望のチューニング値にて、楽音が作成さ
れて、図示しない増幅器、スピーカを介し、放音され
る。
【0011】次に、図2にてチューニングデータ作成部
9の具体的回路を示す。第1の操作子10、第2の操作
子11の一端は夫々、接地しており、一方、他端は抵抗
R1,R2を夫々介して電圧Vが供給される。上記第
1,第2の操作子10,11は、またインバータ16,
17、ワンショットマルチ18,19、更にアンドゲー
ト20,21の一端に夫々入力する。上記ワンショット
マルチ18,19の出力は、インバータ22,23を介
し、上記アンドゲート20,21の他端に夫々入力す
る。そして、このアンドゲート20,21の出力は、ア
ンドゲート24,25、オアゲート26,27、アンド
ゲート28,29を介して、カウンタ部30にカウント
UP、カウントDOWN信号として夫々入力する。一
方、発振器31の出力は、上記アンドゲート24,25
の他端に入力する。また、上記第1,第2の操作子1
0,11からの出力は、微分回路32,33に夫々入力
し、上記第1,第2の操作子10,11を押圧した瞬間
だけ、出力が生じる。そして、この微分回路32,33
の出力は、夫々オアゲート26,27の他端に入力す
る。加えて、上記抵抗R1,R2を介した電圧Vは、イ
ンバータ34,35を夫々介し、アンドゲート36に入
力し、このアンドゲート36の出力は、上記カウンタ部
30に所定値を設定するRESET信号として入力す
る。上記カウンタ部30の出力は、夫々ナンドゲート3
7,38に入力し、更に上記アンドゲート28,29の
他端に夫々入力する。ここで、ナンドゲート37は上記
カウンタ部30の値が所望の最大値に達すると出力が
“0”となり、上記ナンドゲート38を閉成し、上記カ
ウンタ部30のカウントUP動作を停止させる。又、ナ
ンドゲート38は上記カウンタ部30の値が所望の最小
値に達すると出力が“0”となり、上記アンドゲート2
9を閉成し、上記カウンタ部30のカウントDOWN動
作を停止させる。一方、上記カウンタ部30の出力は、
デコーダ39に入力し、デコードされて上記プログラマ
ブルデバイダ8に入力する。
【0012】次に上記実施例の動作につき説明する。上
記周波数発生器1からの発振周波数4.946848
〔MHz〕の信号が、分周器2にて1/768に分周さ
れPLL12に入力する。そして、このPLL12内の
上記プログラマブルデバイダ8は、上記チューニングデ
ータ発生部9からのデータにより分周比が決定され、上
記PLL12からの出力が上記分周器7を介して、上記
楽音作成部13に入力する。この時、上記プログラマブ
ルデバイダ8の分周比が1/1152の時、上記分周器
7からの信号が4.94684〔MHz〕となり、A4
=442〔Hz〕に設定される。
【0013】この時、上記第2の操作子11を押圧する
と、上記微分回路33から一発信号が出力しオアゲート
27を介し、アンドゲート29の一端に入力する。ここ
で、ナンドゲート38の出力は、カウンタ部30が最小
値に達していないため“1”となっており、上記アンド
ゲート29を閉成している。従って、上記オアゲート2
7から出力した信号が、上記アンドゲート29を介し
て、カウンタ部30のカウント値を−1させる。する
と、デコーダ39にてデコードされ、上記プログラマブ
ルデバイダ8の分周比を1/1151に設定される。こ
の時、上記分周器7の出力信号は、4294〔Hz〕減
衰して、上記楽音作成部13に入力する。この結果A4
=441.6〔Hz〕となり約1.5セント低くなる。
【0014】再度、上記第2の操作子11を押圧すると
上述の動作がくり返され、上記分周器7の出力信号は、
4294〔Hz〕減衰して、この結果A4=441.2
〔Hz〕となり、更に約1.5セント低くなる。
【0015】ここで、上記第2の操作子11を押圧し続
けるとする。まず微分回路33より一発信号が出力し、
オアゲート27に入力し、アンドゲート29を介しカウ
ンタ部30のカウント値を1だけ減ずる。その後約0.
5秒後、上記ワンショットマルチ19のQ端子からの出
力が“0”となり、インバータ23にて反転された信号
が、アンドゲート21の一端に入力する。このアンドゲ
ート21の他端は、インバータ17を介して出力した
“1”信号が入力している。すると、アンドゲート21
から“1”信号が出力し、アンドゲート25を閉成させ
る。従って、発振器31から約10〔Hz〕のクロック
が出力し、上記アンドゲート25を介し、更にオアゲー
ト27、上記アンドゲート29を介し、上記カウンタ部
30に入力し、カウントDOWN動作が行なわれる。そ
して、デコーダ39にてデコードされ、上記プログラマ
ブルデバイダ8の分周比を変化させ、チューニング値を
減衰させる。なお、予め設定したカウント値に達する
と、ナンドゲート38からの出力信号が“0”となり、
アンドゲート29を閉成し、カウンタ部30のカウント
DOWN動作を停止させる。従って、チューニング値
は、ある値以下にはならないように設定されている。
【0016】上記第1の操作子10の動作についても、
上記第2の操作子11と全く同様であり、1回押圧すれ
ば、カウンタ部30のカウント値が+1され、0.5秒
以上押圧し続けると連続してカウント値がカウントUP
される。そして、予め設定した値に達すると、カウント
UP動作が停止される。
【0017】一方、上記第1,第2の操作子10,11
を同時に押圧する。インバータ34,35の出力が
“1”となり、アンドゲート36から信号を生じさせ
る。この信号は、上記カウンタ部30をリセットする信
号である。従って、上記カウンタ部30の値が所定値に
リセットされる。この時、上記カウンタ部30の出力
は、デコーダ39にてデコードされ、上記プログラマブ
ルデバイダ8の分周比を1/1152に設定する。つま
り、上記第1,第2の操作子10,11を同時に押圧す
ることにより、チューニング値は、A4=442〔H
z〕に瞬時に設定される。
【0018】上述の如く、チューニングを行なった後、
キー・スイッチ部14にて、所望の音色を設定し、所望
の鍵を押圧することにより、CPU15を介し、夫々対
応する音色コード、キーコードが出力し、上記楽音作成
部13にて、上記所望の音色にて、かつ、上記設定され
たチューニング値に基づいて、上記押圧した鍵の音高に
対応した楽音信号を出力し、図示しない増幅器を介しス
ピーカにて放音させる。
【0019】上述した実施例において、PLLを用いて
クロックを得ているので、高精度で高安定度のチューニ
ング値が得られるというすぐれた効果がある。又、プロ
グラマブルデバイダの分周比を変化させるだけで、簡単
にクロックの周波数を可変にできる効果がある。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、記憶手段に記憶された
データの値が所定範囲内のときのみ操作手段の操作に応
じて変更されるようになり、必要以上の修正が行なわれ
なくなる。このため、再び基準値に戻すような場合でも
素早く行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子楽器の主要ブロック図で
ある。
【図2】電子楽器を駆動させるための基本クロックを発
生するチューニングデータ発生部の具体的回路図であ
る。
【符号の説明】
8 プログラマブルデバイダ 9 チューニングデータ発生部 10 第1の操作子 11 第2の操作子 12 PLL 13 楽音作成部 18,19 ワンショットマルチ 30 カウンタ部 32,33 微分回路 39 デコーダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の値のデータを記憶する記憶手段
    と、 外部操作可能な操作手段と、 上記記憶手段に記憶されたデータの値が所定範囲内のと
    きのみ、上記操作手段の操作に応答して上記記憶手段に
    記憶されたデータの値を増減変更させる変更手段と、 上記記憶手段に記憶されたデータの値に応じて他のデー
    タの値を設定または制御する制御手段と、 を有するデータ制御装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記記憶手段に記憶さ
    れたデータの値に応じて発生すべき楽音のピッチを設定
    または制御するようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のデータ制御装置。
  3. 【請求項3】 上記操作手段は、上記記憶手段に記憶さ
    れたデータの値を増加する方向に変更させる第1の操作
    手段と、該データの値を減少する方向に変更させる第2
    の操作手段と、から成ることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のデータ制御装置。
  4. 【請求項4】 上記第1及び第2の操作手段が同時に操
    作されたときに、上記記憶手段に記憶されたデータの値
    を所定値に設定することを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載のデータ制御装置。
JP5214058A 1993-08-30 1993-08-30 データ制御装置 Pending JPH06318081A (ja)

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JP2033153A Division JPH02275992A (ja) 1990-02-14 1990-02-14 電子楽器のピッチ制御装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56102761A (en) * 1981-01-16 1981-08-17 Sadao Ukita Preparation of tempura or hamburger steak

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56102761A (en) * 1981-01-16 1981-08-17 Sadao Ukita Preparation of tempura or hamburger steak

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