JP2001237700A - 位相同期ループ回路 - Google Patents

位相同期ループ回路

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JP2001237700A
JP2001237700A JP2000048790A JP2000048790A JP2001237700A JP 2001237700 A JP2001237700 A JP 2001237700A JP 2000048790 A JP2000048790 A JP 2000048790A JP 2000048790 A JP2000048790 A JP 2000048790A JP 2001237700 A JP2001237700 A JP 2001237700A
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Minoru Maeda
実 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分数分周制御技術を用いた周波数シンセサイ
ザの分周器切換を繰り返し周期とする周波数とその高調
波成分のスプリアスノイズ発生の抑制。 【解決手段】 可変分周器の分周比を切り換えることに
より平均分周数(N+L/A)(N、L、Aは整数)を得ることがで
きる分数分周回路をもったPLL周波数シンセサイザに
て、分周器出力が出る毎に分周器を切り換えて、同じ分
周比が2または3回よりも多く連続しない様に制御する
と、分周器切換を繰り返し周期とする周波数とその高調
波成分のうち、基本波及び低次高調波成分が減少し、逆
に高次高調波成分は増加する。高次高調波成分はPLL
のLPF(ループフィルタ)にて容易に除去できるた
め、スプリアスノイズの少ない分数分周回路をもった周
波数シンセサイザが実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位相同期ループ回路
に関し、特に、分数分周を利用して基準周波数よりも細
かい周波数分解能を有する出力周波数を得ることができ
るPLL周波数シンセサイザを構成するのに好適な位相
同期ループ回路に関するものである。
【従来の技術】分数分周は可変分周NとN+1を用い
て、N分周を(A−L)回、N+1分周をL回使用するこ
とにより、 平均分周数数={N×(A−L)+(N+1)×L}÷
{(A−L)+L}}=N+L/A を得ている。従来技術のPLLシンセサイザブロック、
分数分周制御ブロックを図2と図3に示す。
【0002】図2は、電圧制御発振器27の出力が可変
分周器21で分周され、その出力は位相比較器24にて
基準信号25と位相比較され、その出力がLPF26を
通して電圧制御発振器27の周波数制御入力34に接続
されるPLL(位相同期ループ)回路を構成している。
【0003】図3は可変分周器21とその出力信号F1を
カウントするカウンタ36とその値によって可変分周器
21の分周比を切り換える切換制御器35を示してい
る。平均分周数N+L/Aを得る場合、入力信号を可変
分周器21の可変分周Nにて分周し、信号ライン29に
出力したF1を、カウンタ36で(A−L)までカウント
し、その後可変分周器21を(N+1)分周に切り換え
て、その出力F1をAまでカウントする。そして、Aまで
カウントしたら再び可変分周器21をN分周に切り換え
る。つまり、図4の様にN分周を(A−L)回、(N+1)
分周をL回連続して使用するため、この繰り返しを周期
Tとした基本周波数及びその高調波成分が信号ライン2
9に発生する。この成分の内、位相比較器24、及びL
PF26(PLLループフィルタ)を通過する成分が電
圧制御発振器21に変調を与え、出力周波数F0の近傍に
不要周波数成分を発生させる(図5)。この繰り返し周
期Tの周波数が低い場合、その不要周波数成分の影響を
軽減するためには、LPFのカットオフ周波数を低く設
定する必要がある。そうすると、PLLのループ応答が
遅くなり、周波数の安定するまでのロックアップ時間が
長くなってしまうという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、繰り返し周
期Tの基本周波数成分およびその低次高調波成分の影響
を軽減した分数分周制御方法を、安価で簡単な構造で実
現することを目的とし、特に、PLL周波数シンセサイ
ザを構成するのに好適な位相同期ループ回路を安価で簡
単な構造で実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】入力信号を外部からの制
御信号をもとに動作する分周器制御回路からの制御信号
によって分周比をN−1、N、N+1、・・・の様に可
変できる可変分周器と、その可変分周器の分周比を切り
換えることにより平均分周数(N+L/A)(N、L、
Aは整数)を得ることができる分数分周にて、分周器出
力信号が出る毎に分周比を切り換えて、同じ分周比が2
または3回よりも多く連続しない様に制御する。そし
て、本発明は位相同期ループ回路の構成と次のとおりと
することにより、前記目的を達成できる。 ・電圧制御発振器の出力を固定分周器で分周し、その出
力を、外部からの制御信号をもとに動作する分周器制御
回路からの制御信号によって分周比をN−1、N、N+
1、・・・の様に可変できる可変分周器と、その出力と
基準周波数とを位相比較する位相比較器と、その出力を
入力し高周波成分を除去するLPFと、その出力により
発振周波数を変化させることができる前記電圧制御発振
器を備え、可変分周器の分周比を切り換えることにより
平均分周数(N+L/A)(N、L、Aは整数)を得る
ことができる分数分周にて、可変分周器出力信号が出る
毎に分周比を切り換えて、同じ分周比が2または3回よ
りも多く連続しない様に制御することができる分周器制
御回路を持つ(請求項1)。 ・基準周波数の出力を、外部からの制御信号をもとに動
作する分周器制御回路からの制御信号によって分周比を
N−1、N、N+1、・・・の様に可変できる可変分周
器と、その出力と電圧制御発振器の出力を固定分周器で
分周した出力とを位相比較する位相比較器と、その出力
を入力し高周波成分を除去するLPFと、その出力によ
り発振周波数を変化させることができる前記電圧制御発
振器を備え、可変分周器の分周比を切り換えることによ
り平均分周数(N+L/A)(N、L、Aは整数)を得
ることができる分数分周にて、可変分周器出力信号が出
る毎に分周比を切り換えて、同じ分周比が2または3回
よりも多く連続しない様に制御することができる分周器
制御回路を持つ(請求項2)。 ・電圧制御発振器の出力を、外部からの制御信号をもと
に動作する分周器制御回路からの制御信号によって分周
比をN−1、N、N+1、・・・の様に可変できる可変
分周器と、その出力と基準周波数とを位相比較する位相
比較器と、その出力を入力し高周波成分を除去するLP
Fと、その出力により発振周波数を変化させることがで
きる前記電圧制御発振器を備え、可変分周器の分周比を
切り換えることにより平均分周数(N+L/A)(N、
L、Aは整数)を得ることができる分数分周にて、可変
分周器出力信号が出る毎に分周比を切り換えて、同じ分
周比が2または3回よりも多く連続しない様に制御する
ことができる分周器制御回路を持つ(請求項3)。 ・前記分周器制御回路は、可変分周器と、その可変分周
器の出力により動作する演算器と、その演算結果により
可変分周器を制御する切換制御器と、を少なくとも備
え、当該分周器制御回路は、 0≦L<A/3の範囲では、 N−1分周とN+1分周、 1/3≦L<2A/3の範囲では、N分周とN+1分周、 2A/3≦L<Aの範囲では、 N分周とN+2分周 となる可変分周器内の2組の分周比を用いて、外部から
の制御信号により前記演算器にオーバーフロー判定値A
(但し、Aは分数分周分母)、インクリメント値Incを 0≦L<A/3 の範囲では Inc=(L+A)/2, A/3≦L<2A/3の範囲では Inc=L, 2A/3≦L<A の範囲では Inc=L/2 と設定し、Loを演算結果の値(初期値は不問)とし、
前記可変分周器出力信号がでる毎に、演算器はInc+L
o→Loの演算を行い、その結果を判定し、Lo<Aの時
には、分周器を低分周比側に切り換え、また、Lo≧A
の時には、Lo−A→Loとし、分周器を高分周比側に切
り換える様に制御する(請求項4)。 ・前記分周器制御回路は、可変分周器と、その可変分周
器の出力により動作する演算器と、その演算結果により
可変分周器を制御する切換制御器と、を少なくとも備
え、当該分周器制御回路は、0≦L<A/4の範囲で
は、N−1/2分周(N−1分周1回動作に引き続きN
分周を1回動作をさせる分数分周)とN+1/2分周
(N+1分周1回動作に引き続きN分周を1回動作をさ
せる分数分周)とN+1分周、A/4≦L<3A/4の
範囲では、NとN+1分周、3A/4≦L<Aの範囲で
はN+1/2分周とN+3/2分周となる可変分周器内
の2組の分周比を用いて、外部からの制御信号により前
記演算器にオーバーフロー判定値A(分数分周分母)、
インクリメント値Inc (0≦L<A/4の範囲では Inc=L+A/2、 A/4≦L<3A/4の範囲では Inc=L、 3A/4≦L<Aの範囲では Inc=L−A/2) を設定し、Loを演算結果の値(初期値は不問)とし、
前記可変分周器出力信号がでる毎に、演算器はInc+L
o→Loの演算を行い、その結果を判定し、Lo<Aの時
分周器を低分周比側に切り換え、またLo≧Aの時
Lo−A→Loとし、分周器を高分周比側に切り換える様
に制御するものである(請求項5)。
【0006】
【発明の実施の形態】<実施例1>本発明のPLLシン
セサイザブロック図1、その分数分周制御ブロック図6
において 0≦L<A/3の範囲では、 N−1、N+1分周 A/3≦L<2A/3の範囲では、N、N+1分周 2A/3≦L<Aの範囲では、 N、N+2分周 となる2つの分周比を切り換えて分周出力を得るように
する。分周器制御回路2の内の演算器16、切換制御器
15では可変分周器1の出力信号F1が発生する毎に下
記の様な(演算)動作を行う。 オーバーフロー判定値A:分数分周分母 インクリメント値Inc :0≦L<A/3の範囲では、Inc=(L+A)/2 A/3≦L<2A/3の範囲では、Inc=L 2A/3≦L<Aの範囲では、Inc=L/2 Loを演算結果の値(初期値は不問)とすると、 動作 可変分周器1の出力信号F1にて演算器はInc+
Lo→Loの演算を行う。その結果を判定し 動作 Lo<Aの時 分周器を低分周側に切り換え
る。 動作 Lo≧Aの時 Lo−A→Loとし、分周器を高
分周側に切り換える。 つまり、(N+L/A)×10mHzを(N+L/A)分
周して、10mHzを得る場合、その周波数によって、図
7の組み合わせの2組の分周比を使用する。すると分周
比はF1クロック1が1または2回で必ず切り替わること
になる(図8参照)。例えば、Aを100以上や1000以上
とした場合、分周器の繰り返しを周期Tとした基本周波
数成分及びその低次高調波成分は小さくなる代わりに、
高次高調波成分が増大する。この成分は位相比較器4、
及びLPF6(PLLループフィルタ)を通してVCO
1に変調を与え、出力周波数に不要周波数成分を発生さ
せる(図9参照)。この高次高調波成分による不要周波
数成分は、F0からの離調周波数が図5の場合に比べ大き
いため、PLLのループ応答が実用上支障ない程度でL
PF6(PLLループフィルタ)のカットオフ周波数を
下げることにより、容易に除去できる(図10参照)。
【0007】<実施例2>他の実施例として、N−1、
N、N+1・・・の分周器及びその組み合わせによるN
−1/2分周(N−1分周1回動作に引き続きN分周を1
回動作をさせる分数分周)、N+1/2分周(N+1分周
1回動作に引き続きN分周を1回動作をさせる分数分
周)・・・を発生させることができる分数分周制御ブロ
ック図11(平均分周数=N+L/A分周)にて、 0≦L<A/4の範囲では、 N−1/2、N+1/2分周 A/4≦L<3A/4の範囲では、N、N+1分周 3A/4≦L<Aの範囲では、 N+1/2、N+3/2分周 となる分周比(組合せ)を切り換えて分周出力を得るよ
うにする。分数分周制御回路42の内の演算器56、切
換制御器55では可変分周器1の出力信号F1が発生する
毎に下記の様な(演算)動作を行う。 オーバーフロー判定値A:分数分周分母 インクリメント値Inc :0≦L<A/4の範囲では、Inc=L+A/2 A/4≦L<3A/4の範囲では、Inc=L 3A/4≦L<Aの範囲では、Inc=L−A/2 Loを演算結果の値(初期値は不問)とすると、 動作は、可変分周器1の出力信号F1にて演算器56は
Inc+Lo→Loの演算を行う。その結果を判定し 動作 Lo<Aの時には、分周器を低分周側に切り換
える。 動作 Lo≧Aの時には、Lo−A→Loとし、分周器
を高分周側に切り換える。 つまり、(N+L/A)×10mHzを(N+L/A)
分周して、10mHzを得る場合、その周波数によっ
て、図12の組み合わせの分周比を使用する。すると分
周比は3回よりも多くの回数で連続することがない(図
8または図13参照)。この場合、分周比が繰り返しが
3回の場合もあるが、前記実施例1と同様に、分周器の
繰り返しを周期Tとした基本周波数成分及びその低次高
調波成分は小さくなる代わりに、高次高調波成分が増大
する。この成分は位相検波器4、及びLPF6を通して
VCO1に変調を与え、出力周波数に不要周波数成分を
発生させるが、この高次高調波成分による不要周波数成
分は、F0からの離調周波数が図5の場合に比べ大きいた
め、PLLのループ応答も実用上支障ない程度で、LP
F6(PLLループフィルタ)のカットオフ周波数を下
げることにより、容易に除去できる(図10参照)。そ
の他の実施例として、図14の様に電圧制御発振器7と
可変分周器1の間に固定分周器57を追加することによ
り、図1の場合に比べ高い周波数を発生させるPLL回
路を実現することが可能である。また、図15の様に、
基準周波数側に分数分周制御回路を挿入することによ
り、電圧制御発振器出力側に分数分周制御回路を挿入し
た場合と同等のPLLシンセサイザを組むこともでき
る。
【0008】
【発明の効果】周波数分解能に比べて比較周波数を高く
設定できる分数分周制御PLL方式で発生するスプリア
スノイズを、安価で簡単な構造の制御方式で軽減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPLLシンセサイザを示すブロック図
である。
【図2】従来技術のPLLシンセサイザを示すブロック
図である。
【図3】従来技術の分数分周制御ブロック図である。
【図4】従来技術の分数分周制御を示すタイミング図で
ある。
【図5】従来技術の分数分周制御回路を使用したPLL
シンセサイザの出力スペクトラムの図である。
【図6】本発明の分数分周制御ブロック図である。
【図7】本発明による被分周周波数と分周に使用する分
周器組合せの関係を示す図である。
【図8】本発明による分周器切り換えと繰り返し周期T
との関係を示すタイミング図である。
【図9】本発明の分数分周制御回路を使用したPLLシ
ンセサイザの出力スペクトラムの図である。
【図10】本発明の分数分周制御回路を使用したPLL
シンセサイザでLPFのカットオフ周波数を図9より低
く設定した時の出力スペクトラムの図である。
【図11】図6とは別の実施例による分数分周制御ブロ
ック図である。
【図12】被分周周波数と分周に使用する分周器組合せ
の関係を示す図である。
【図13】本発明による分周器切り換えと繰り返し周期
Tとの関係を示すタイミング図である。
【図14】本発明を応用したPLLシンセサイザ示すブ
ロック図である。
【図15】本発明を応用した別のPLLシンセサイザ示
すブロック図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧制御発振器の出力を固定分周器で分
    周し、その出力を、外部からの制御信号をもとに動作す
    る分周器制御回路からの制御信号によって分周比をN−
    1、N、N+1、・・・の様に可変できる可変分周器
    と、 その出力と基準周波数とを位相比較する位相比較器と、 その出力を入力し高周波成分を除去するLPFと、 その出力により発振周波数を変化させることができる前
    記電圧制御発振器と、 可変分周器の分周比を切り換えることにより平均分周数
    (N+L/A)(N、L、Aは整数)を得ることができ
    る分数分周にて、可変分周器出力信号が出る毎に分周比
    を切り換えて、同じ分周比が2または3回よりも多く連
    続しない様に制御することができる分周器制御回路と、
    を備えた、 ことを特徴とする位相同期ループ回路。
  2. 【請求項2】 基準周波数の出力を、外部からの制御信
    号をもとに動作する分周器制御回路からの制御信号によ
    って分周比をN−1、N、N+1、・・・の様に可変で
    きる可変分周器と、 その出力と電圧制御発振器の出力を固定分周器で分周し
    た出力とを位相比較する位相比較器と、 その出力を入力し高周波成分を除去するLPFと、その
    出力により発振周波数を変化させることができる前記電
    圧制御発振器と、 可変分周器の分周比を切り換えることにより平均分周数
    (N+L/A)(N、L、Aは整数)を得ることができ
    る分数分周にて、可変分周器出力信号が出る毎に分周比
    を切り換えて、同じ分周比が2または3回よりも多く連
    続しない様に制御することができる分周器制御回路と、
    を備えた、 ことを特徴とする位相同期ループ回路。
  3. 【請求項3】 電圧制御発振器の出力を、外部からの制
    御信号をもとに動作する分周器制御回路からの制御信号
    によって分周比をN−1、N、N+1、・・・の様に可
    変できる可変分周器と、 その出力と基準周波数とを位相比較する位相比較器と、 その出力を入力し高周波成分を除去するLPFと、 その出力により発振周波数を変化させることができる前
    記電圧制御発振器と、 可変分周器の分周比を切り換えることにより平均分周数
    (N+L/A)(N、L、Aは整数)を得ることができ
    る分数分周にて、可変分周器出力信号が出る毎に分周比
    を切り換えて、同じ分周比が2または3回よりも多く連
    続しない様に制御することができる分周器制御回路と、
    を備えた、 ことを特徴とする位相同期ループ回路。
  4. 【請求項4】 前記分周器制御回路には、可変分周器
    と、その可変分周器の出力により動作する演算器と、そ
    の演算結果により可変分周器を制御する切換制御器と、
    を少なくとも備え、当該分周器制御回路は、 0≦L<A/3の範囲では、 N−1分周とN+1分周、 1/3≦L<2A/3の範囲では、N分周とN+1分周、 2A/3≦L<Aの範囲では、 N分周とN+2分周 となる可変分周器内の2組の分周比を用いて、 外部からの制御信号により前記演算器にオーバーフロー
    判定値A(但し、Aは分数分周分母)、 インクリメント値Incを 0≦L<A/3 の範囲では Inc=(L+A)/2, A/3≦L<2A/3の範囲では Inc=L, 2A/3≦L<A の範囲では Inc=L/2 と設定し、 Loを演算結果の値(初期値は不問)とし、 前記可変分周器出力信号がでる毎に、演算器はInc+L
    o→Loの演算を行い、その結果を判定し、 Lo<Aの時には、分周器を低分周比側に切り換え、 また、 Lo≧Aの時には、Lo−A→Loとし、分周器を高分周
    比側に切り換える様に制御するものである、ことを特徴
    とする請求項3記載の位相同期ループ回路。
  5. 【請求項5】 前記分周器制御回路には、可変分周器
    と、その可変分周器の出力により動作する演算器と、そ
    の演算結果により可変分周器を制御する切換制御器と、
    を少なくとも備え、当該分周器制御回路は、 可変分周器と、その可変分周器の出力により動作する演
    算器とその演算結果により可変分周器を制御する切換制
    御器のある分周器制御回路にて、 0≦L<A/4の範囲では、 N−1/2分周(N−1分周1回動作に引き続きN分周
    を1回動作をさせる分数分周)とN+1/2分周(N+
    1分周1回動作に引き続きN分周を1回動作をさせる分
    数分周)とN+1分周、 A/4≦L<3A/4の範囲では、NとN+1分周、 3A/4≦L<Aの範囲ではN+1/2分周とN+3/
    2分周となる可変分周器内の2組の分周比を用いて、外
    部からの制御信号により前記演算器にオーバーフロー判
    定値A(分数分周分母)、インクリメント値Inc (0≦L<A/4の範囲では Inc=L+A/2、 A/4≦L<3A/4の範囲では Inc=L、 3A/4≦L<Aの範囲では Inc=L−A/2) を設定し、Loを演算結果の値(初期値は不問)とし、
    前記可変分周器出力信号がでる毎に、演算器はInc+L
    o→Loの演算を行い、その結果を判定し、 Lo<Aの時 分周器を低分周比側に切り換え、 また Lo≧Aの時 Lo−A→Loとし、 分周器を高分周比側に切り換える様に制御するものであ
    る、ことを特徴とする請求項3記載の位相同期ループ回
    路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028683A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Fujitsu Ltd 位相同期発振器
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