JPH0631715Y2 - 有極性チップ形電子部品 - Google Patents
有極性チップ形電子部品Info
- Publication number
- JPH0631715Y2 JPH0631715Y2 JP10691389U JP10691389U JPH0631715Y2 JP H0631715 Y2 JPH0631715 Y2 JP H0631715Y2 JP 10691389 U JP10691389 U JP 10691389U JP 10691389 U JP10691389 U JP 10691389U JP H0631715 Y2 JPH0631715 Y2 JP H0631715Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic component
- anode
- terminal
- cathode
- type electronic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は有極性チップ型電子部品に関し、特に外装樹脂
によって電子部品素子の外部を被覆したチップ型電子部
品に関する。
によって電子部品素子の外部を被覆したチップ型電子部
品に関する。
〔従来の技術〕 第４図，第５図は従来の有極性チップ形電子部品の外観
斜視図である。従来この種のチップ形電子部品は、素子
から導出する陽極リード（図示省略）に板状の陽極端子
１３を接続する。一方、素子の表面に披着形成した陰極
層（図示省略）に陰極端子１４を半田付け等の手段で接
続固定した後、絶縁性を有する外装樹脂１５で被覆し、
陽極端子１３と陰極端子１４に切断，折り曲げ等の加工
を施して製造されている。
斜視図である。従来この種のチップ形電子部品は、素子
から導出する陽極リード（図示省略）に板状の陽極端子
１３を接続する。一方、素子の表面に披着形成した陰極
層（図示省略）に陰極端子１４を半田付け等の手段で接
続固定した後、絶縁性を有する外装樹脂１５で被覆し、
陽極端子１３と陰極端子１４に切断，折り曲げ等の加工
を施して製造されている。
尚、第４図は、特許願昭６１−３０３１０９号による有
極性チップ形電子部品の一例である。
極性チップ形電子部品の一例である。
上述した従来の有極性チップ形電子部品は、回路基板等
の電子部品への実装時において、電子回路の極性と電子
部品の陰極が逆となる誤実装を生じやすく、その結果近
年の電子回路の高付加価値及び高信頼度化のニーズに応
じられなくなって来ている。
の電子部品への実装時において、電子回路の極性と電子
部品の陰極が逆となる誤実装を生じやすく、その結果近
年の電子回路の高付加価値及び高信頼度化のニーズに応
じられなくなって来ている。
本考案の目的は、逆実装を防止でき、その結果電子部品
の性能劣化の発生とこれによる電子回路動作不良の不具
合発生を皆無とすることができ、かつ回路基板への実装
効率の向上が達成できる有極性チップ形電子部品を提供
することにある。
の性能劣化の発生とこれによる電子回路動作不良の不具
合発生を皆無とすることができ、かつ回路基板への実装
効率の向上が達成できる有極性チップ形電子部品を提供
することにある。
本考案の、有極性チップ形電子部品は、外装樹脂で被覆
した有極性チップ型電子部品素子の陽極リードから対向
する一対の外装樹脂外側面まで引き出した陽極端子と、
前記電子部品素子の陰極層から前記外装樹脂の前記陽極
端子の引き出された外側面まで引き出した陰極端子とを
有し、前記陽極端子と前記陰極端子は並列に、かつ同一
極性の端子はそれぞれ対角線上に載置されていることを
特徴として構成される。
した有極性チップ型電子部品素子の陽極リードから対向
する一対の外装樹脂外側面まで引き出した陽極端子と、
前記電子部品素子の陰極層から前記外装樹脂の前記陽極
端子の引き出された外側面まで引き出した陰極端子とを
有し、前記陽極端子と前記陰極端子は並列に、かつ同一
極性の端子はそれぞれ対角線上に載置されていることを
特徴として構成される。
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。第１図は本考案の有極性チップ型電子部品の一実施
例（固体タンタルコンデンサ）の内部構造を示す外観斜
視図、第２図は第１図の状態の素子に外装樹脂を被覆し
た外観斜視図である。固体電解コンデンサの素子１は、
タンタル粉末成形体の同一方向二側面部に、平押し成形
法等の成形技術を用い、タンタル線を両側面に互いに偏
心させた位置へ植立させた後焼結してなる焼結体を、誘
電体形成，半導体層形成，陰極導体層形成等順次加工処
理したものである。このとき一方の陽極リード２上に
は、焼結体と同様に誘電体、半導体層、陰極導体層が形
成されているため、希塩酸で溶解し後工程の接合の妨害
とならない様にする。又、陽極リードの植立部に絶縁性
の樹脂を塗布しておくと溶解時のレベル出しが容易とな
る。
る。第１図は本考案の有極性チップ型電子部品の一実施
例（固体タンタルコンデンサ）の内部構造を示す外観斜
視図、第２図は第１図の状態の素子に外装樹脂を被覆し
た外観斜視図である。固体電解コンデンサの素子１は、
タンタル粉末成形体の同一方向二側面部に、平押し成形
法等の成形技術を用い、タンタル線を両側面に互いに偏
心させた位置へ植立させた後焼結してなる焼結体を、誘
電体形成，半導体層形成，陰極導体層形成等順次加工処
理したものである。このとき一方の陽極リード２上に
は、焼結体と同様に誘電体、半導体層、陰極導体層が形
成されているため、希塩酸で溶解し後工程の接合の妨害
とならない様にする。又、陽極リードの植立部に絶縁性
の樹脂を塗布しておくと溶解時のレベル出しが容易とな
る。
この素子１に植立した陽極リード２と陽極端子３を電気
溶接にて接合する。陰極端子４は素子１の陰極層６の上
面に載置し、かつ、陽極端子３と同一平面をなすように
断面 状に加工してある。素子１の上面で陽極端子３と平行に
なる様配置した陰極端子４は、導電性接着剤又は高温半
田で陰極層６と固着する。
溶接にて接合する。陰極端子４は素子１の陰極層６の上
面に載置し、かつ、陽極端子３と同一平面をなすように
断面 状に加工してある。素子１の上面で陽極端子３と平行に
なる様配置した陰極端子４は、導電性接着剤又は高温半
田で陰極層６と固着する。
引き続き、エポキシ樹脂等の外装樹脂５をモールド成型
法により外装被覆する。陽極、陰極はともに外装樹脂５
の内部で電気的に接続され、外装樹脂５の同一方向二外
側面に並列して配置し、導出してある。
法により外装被覆する。陽極、陰極はともに外装樹脂５
の内部で電気的に接続され、外装樹脂５の同一方向二外
側面に並列して配置し、導出してある。
第３図（ａ），（ｂ）は本考案の実施例を示す外観斜視
図である。第３図（ａ）は、陽極，陰極端子３，４を所
定の寸法に切断し、外装樹脂５の側面に沿ってほぼ直角
に折り曲げた後、底面に沿って折り曲げた例である。
図である。第３図（ａ）は、陽極，陰極端子３，４を所
定の寸法に切断し、外装樹脂５の側面に沿ってほぼ直角
に折り曲げた後、底面に沿って折り曲げた例である。
第３図（ｂ）は陽極，陰極端子３，４を外装樹脂５の側
面に沿ってほぼ直角に折り曲げた後、底面と逆方向に折
り曲げた例である。
面に沿ってほぼ直角に折り曲げた後、底面と逆方向に折
り曲げた例である。
以上説明したように本考案は、素子から導出する陽極端
子及び陰極端子を外装樹脂側面の対向する位置に並列に
かつ同一極性の端子をそれぞれ対角線上に配置する構造
とすることにより、 (1) 回路基板などの電子回路への実装に当って、電子
部品の左右を間違えても、陽極端子と陰極端子の極性
は、電子回路の極性と一致し、逆実装による電子部品の
性能劣化の発生とこれにより電子回路動作不良の不具合
発生は皆無とすることが出来る。
子及び陰極端子を外装樹脂側面の対向する位置に並列に
かつ同一極性の端子をそれぞれ対角線上に配置する構造
とすることにより、 (1) 回路基板などの電子回路への実装に当って、電子
部品の左右を間違えても、陽極端子と陰極端子の極性
は、電子回路の極性と一致し、逆実装による電子部品の
性能劣化の発生とこれにより電子回路動作不良の不具合
発生は皆無とすることが出来る。
(2) 電極端子は一方向にそろっている為、従来の四方
向端子構造と比較し、回路基板への実装効率の向上とさ
らに外装形状が正方形であっても、逆実装による不具合
発生を防止出来る。
向端子構造と比較し、回路基板への実装効率の向上とさ
らに外装形状が正方形であっても、逆実装による不具合
発生を防止出来る。
等の効果が有る。
第１図は本考案の有極性チップ形電子部品の素子の斜視
図、第２図は第１図の素子に外装樹脂を施した有極性チ
ップ形電子部品の斜視図、第３図（ａ），（ｂ）は陽
極，陰極端子を折り曲げ加工した本考案による他の実施
例の斜視図、第４図、第５図は、従来の有極性チップ形
電子部品の一例の外観斜視図である。 １……素子、２……陽極リード、３，１３……陽極端
子、４，１４……陰極端子、５，１５……外装樹脂、６
……陰極層。
図、第２図は第１図の素子に外装樹脂を施した有極性チ
ップ形電子部品の斜視図、第３図（ａ），（ｂ）は陽
極，陰極端子を折り曲げ加工した本考案による他の実施
例の斜視図、第４図、第５図は、従来の有極性チップ形
電子部品の一例の外観斜視図である。 １……素子、２……陽極リード、３，１３……陽極端
子、４，１４……陰極端子、５，１５……外装樹脂、６
……陰極層。
Claims (1)
- 【請求項１】外装樹脂で被覆した有極性チップ型電子部
品素子の陽極リードから対向する一対の外装樹脂外側面
まで引き出した陽極端子と、前記電子部品素子の陰極層
から前記外装樹脂の前記陽極端子の引き出された外側面
まで引き出した陰極端子とを有し、前記陽極端子と前記
陰極端子は並列にかつ同一極性の端子はそれぞれ対角線
上に配置されていることを特徴とする有極性チップ形電
子部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10691389U JPH0631715Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 有極性チップ形電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10691389U JPH0631715Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 有極性チップ形電子部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0345625U JPH0345625U (ja) | 1991-04-26 |
| JPH0631715Y2 true JPH0631715Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31655633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10691389U Expired - Lifetime JPH0631715Y2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 有極性チップ形電子部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631715Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6870728B1 (en) | 2004-01-29 | 2005-03-22 | Tdk Corporation | Electrolytic capacitor |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP10691389U patent/JPH0631715Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6870728B1 (en) | 2004-01-29 | 2005-03-22 | Tdk Corporation | Electrolytic capacitor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0345625U (ja) | 1991-04-26 |
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