JPH06299492A - 蒸気吹込ボックス - Google Patents

蒸気吹込ボックス

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JPH06299492A
JPH06299492A JP4202418A JP20241892A JPH06299492A JP H06299492 A JPH06299492 A JP H06299492A JP 4202418 A JP4202418 A JP 4202418A JP 20241892 A JP20241892 A JP 20241892A JP H06299492 A JPH06299492 A JP H06299492A
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/008Steam showers

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロール取替後ウェブの処理を迅速に継続する
ことができる蒸気吹込ボックスを提供する。 【構成】 走行するウェブ(22)に蒸気を加える蒸気吹込
ボックスであって、少なくとも1つの蒸気吹込室(2) を
有し、これが若干数の蒸気吹出し口(23)を有する開放ハ
ウジング壁(3) とその他の室壁(4,5,9) とにより完全に
取り囲まれており、且つ蒸気を蒸気吹込室に取り入れる
蒸気弁(10)を有する。このため蒸気吹込室(2) の少なく
とも1つの壁が加熱される。停止時間中にこの蒸気吹込
室(2) 内で水が凝縮しない。 【効果】 操業中断後にスムーズに運転を再開すること
が可能で、不良材料の生産が少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行するウェブに蒸気
を加える蒸気吹込ボックスであって、少なくとも1つの
蒸気吹込室を有し、該室が若干数の蒸気吹出し口を有す
る開放ハウジング壁とその他の室壁とにより完全に取り
囲まれており、且つ蒸気を蒸気吹込室に取り入れる蒸気
弁を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】かかる蒸気吹込ボックスがドイツ特許明
細書第 37 01 407号により知られている。かかる蒸気吹
込ボックスは主として紙の製造時に使用される。周知の
蒸気吹込ボックスは、ウェブの脱水を容易とするため、
ウェブに加えられる蒸気を利用してウェブの温度を高め
るのに役立つ。蒸気吹込ボックスの別の用途として、例
えばいわゆるソフトコンパクトカレンダーで実施される
ような表面処理の前にウェブ表面に蒸気が加えられる。
その際ウェブ表面は例えば平滑化することができる。軟
質ロールを有するカレンダー、つまり軟質表面を有する
ロールの場合、操業時軟質ロールが摩耗するので、時々
取替えなければならない。かかる軟質ロールの取替に要
する時間は数十分程度、例えば20分である。この間、ウ
ェブの処理は中断される。また、この間ウェブに蒸気を
加える必要がないので、蒸気吹込室にも新鮮な蒸気は供
給されない。そのため蒸気吹込室が冷え、そのなかに存
在する蒸気は凝縮する。凝縮水の大部分は排水口を通し
て除去することができるが、この結果生ずる問題とし
て、ロールを取替えて運転を再開する際、蒸気吹込室に
残存する水を加熱して蒸気に戻すためかなりの蒸気量が
必要となる。表面処理に用いる蒸気量が比較的少ない場
合、蒸気吹込室を流れる蒸気流のエネルギー含量は、一
般に凝縮水の十分な加熱と蒸気への変換とを実行するに
は低すぎる。そのため、水滴が蒸気とともに蒸気吹出し
口から吹出される。ウェブに衝突するとその水滴は、弾
丸のようにウェブを打ち抜く。別の水滴は軟質ロールの
表面に付着し、軟質ロールが回転するたびにウェブを傷
付け又は突き破り、ウェブに穿孔が生じる。それ故、ロ
ール取替後操業条件が安定するまでに比較的長い時間が
必要となり、その間は事実上不良品のみ生産される。
【0003】ドイツ特許公開明細書第 22 03 973号にウ
ェブ加湿方法及び装置が記載してある。この周知装置で
は蒸気が導管からウェブに直接吹付けられ、ウェブはそ
の吹付け箇所で、温度調節したロール又はその他のガイ
ドで支えられる。導管は空間を仕切るハウジング壁の内
部に案内される。ウェブに向けた蒸気噴流は空間にも向
けてあり、ウェブで反射した蒸気が空間内に達する。ハ
ウジング壁に生成する凝縮液が被処理ウェブに滴下する
のを防止するため、ハウジング内壁は加熱することがで
き、又は水滴をウェブの設置位置から排出する装置を設
けておくことができる。その結果、操業中ウェブに液体
が滴下するのは殆ど防止される。しかし、この方法で
は、ウェブに加えられる蒸気中に殆ど水滴が無い状態を
運転開始時にも維持することはできない。
【0004】本願の出願日後に公開された国際出願明細
書第91/14045号に蒸気付加装置が開示してあり、そこで
は蒸気送給管から2つの蒸気通路又は蒸気管が分岐して
いる。第1のものは一連の前後に設けた蒸気弁空間を加
熱するのに役立つ。第2のものは蒸気弁空間の第1のも
のに供給する供給管として働く。ここでも、操業中断後
再起動する際、供給管中に凝縮した蒸気が水滴となる問
題が発生する。この欠点に対して上記周知装置では蒸気
流路内に荒目又は細目の金網を配置し、これにかかる水
滴が結露するようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ロー
ル取替後ウェブの処理を迅速に継続することができる蒸
気吹込ボックスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】この目的は、
冒頭指摘した種類の蒸気吹込ボックスにおいて、蒸気吹
込室の壁が蒸気式加熱装置により加熱してあり、加熱装
置が蒸気乾燥部として構成した第1蒸気通路を有し、該
通路が一端から実質的にウェブの走行方向を横切って他
端まで延び、更に第2蒸気通路を有し、該通路が前記他
端から実質的にウェブの走行方向を横切って前記一端へ
と延び、前記少なくとも1つの蒸気吹込室が第1蒸気通
路と第2蒸気通路との間に配置してあり、第1、第2蒸
気通路が他端で互いに連通し、蒸気が蒸気吹込室に対し
てほぼU字状に流れ、乾燥後にはじめて取り出す蒸気を
ウェブに加える蒸気として用いることにより解決され
る。
【0007】蒸気吹込室の加熱した壁を介し十分な熱が
蒸気吹込室の内部に導入され、蒸気吹込室内にある蒸気
はもはや、又は従来知られているような規模では凝縮し
得ない。つまり蒸気吹込室は生産過程の中断時、つまり
例えばロール取替時でも高い温度に保たれる。運転再開
後蒸気吹込室に供給する蒸気は、もはや蒸気吹込室を加
熱するのに使用しなくてもよく、むしろそれは規定どお
りに、つまりウェブ表面に加えられる。蒸気吹込室内に
水滴が生成する危険がこうして確実に防止され、停止時
間が計画より長くなった場合でも、ウェブが毀損される
ことはない。蒸気はいずれにしても流通しているので、
例えば電流等のその他のエネルギー担体を蒸気吹込ボッ
クス内に導入しなくてもよい。第1、第2蒸気通路はい
わばUの両脚部を形成する。第1、第2蒸気通路間の連
絡部がUの基部を形成する。蒸気吹込室は全てこの場合
少なくとも2つの側面を蒸気が流れ、従って蒸気吹込室
は少なくとも2つの壁が加熱される。蒸気と水滴との分
離は、例えば、ボイラから蒸気吹込ボックスに蒸気を搬
送する途中で生ずる。ウェブに加えられる蒸気は乾燥後
にはじめて取り出されるものなので、凝縮水滴がウェブ
に達することはない。
【0008】蒸気弁と加熱装置は同じ蒸気供給口と接続
してある。この場合加熱装置用に蒸気供給口が別途必要
であり、蒸気源、例えばボイラを蒸気吹込ボックスと接
続する単一の導管と加熱装置を接続すればよい。
【0009】この場合少なくとも開放ハウジング壁を加
熱するのが好ましい。水滴が生成したなら、それはいず
れにしても、吹出される蒸気によって開放ハウジング壁
の方向に移動する。水滴は開放ハウジング壁に衝突する
とそこで気化する。
【0010】好ましくは加熱装置が少なくとも1つの蒸
気通路を有し、該通路の片側が加熱式壁により仕切られ
ているのが好ましい。蒸気通路には強制的に蒸気を被加
熱壁に沿って流す。その際蒸気が熱をこの壁に放出して
壁を加熱する。
【0011】好ましくは中間壁により分離した複数の蒸
気吹込室は1列に並べてウェブの走行方向を横切って並
置してあり、加熱装置が少なくとも1つの蒸気通路を有
し、これが全ての蒸気吹込室を加熱するのが好ましい。
それに対してこの蒸気吹込通路はやはりウェブの走行方
向を横切って配置してある。この比較的単純な措置でも
って全ての蒸気吹込室を或る程度均一に加熱することが
できる。
【0012】第2蒸気通路の両端間に圧力差があるのが
好ましい。この圧力差が第2蒸気通路内への蒸気流入を
引き起こす。
【0013】好ましくは開放ハウジング壁にほぼU形の
形材が取り付けてあり、該形材が実質的に第2蒸気通路
と平行に延び、Uの開口部が開放ハウジング壁により閉
鎖されているのが好ましい。この開放ハウジング壁は薄
いので、その中に蒸気通路を設けることはできない。他
方、開放ハウジング壁を加熱するのに用いる蒸気は誘導
しなければならない。というのは、開放ハウジング壁と
同じ程度の幅で走行するウェブに蒸気が加えられるから
である。この目的のためU形材が設けてある。
【0014】第2蒸気通路の両端間に圧力差があり又U
形材が実質的に第2蒸気通路と平行に延びているので、
U形材により形成した通路内にも蒸気流が発生し、こう
して開放ハウジング壁が全幅にわたって、又は蒸気吹込
室が複数の場合全蒸気吹込室の開放ハウジング壁が均一
に加熱されることになる。
【0015】形材は蒸気吹出し口間に設置されているの
が好ましい。これにより蒸気吹込室の加熱に用いる蒸気
とウェブの処理に用いる蒸気とを厳密に分離することが
できる。
【0016】又、中間壁が加熱通路を有し、該通路が第
1蒸気通路と第2蒸気通路とを連通するのが好ましい。
この実施態様ではこの場合蒸気吹込室を限定する6つの
壁のうち5面が加熱される。蒸気吹込室のほぼ全ての面
が加熱されるので比較的低い温度で操業することができ
る。蒸気吹込室内部の温度勾配が比較的平坦である。
【0017】第1、第2蒸気通路は開放ハウジング壁よ
りウェブの方向に張り出しているのが好ましい。このた
め蒸気吹込ボックスの角が加熱されることになる。
【0018】各蒸気弁が個々に制御可能なのが好まし
い。各蒸気吹込室からウェブに加えられる蒸気量又は蒸
気圧はこの場合ウェブの幅全体にわたって制御すること
ができる。これにより水分の分布を制御することが可能
となる。蒸気弁は若干数の弁ノズルを有し、その軸線が
蒸気吹込室の側壁に対し69°〜75°の角度を成している
のが好ましい。この角度範囲内のとき、弁から噴出され
る蒸気は確実に壁の方向への成分が強力である。しか
し、蒸気は様々な角度で壁で反射し、蒸気吹込室内にき
わめて均一な蒸気圧分布が得られる。蒸気吹込室内の蒸
気圧分布の均一性により、開放ハウジング壁にもきわめ
て均一な蒸気圧分布が得られ、即ち蒸気は全ての蒸気吹
出し口からほぼ等速度で噴出する。従って、ウェブに衝
突する個々の蒸気噴流を平均化する措置を講じなくても
よい。蒸気の均一分布により、蒸気吹込室内の圧力も比
較的低く保つことができ、こうして蒸気吹出し時の騒音
が低下する。
【0019】蒸気吹込室は、開放ハウジング壁の範囲及
び/又は開放ハウジング壁に対向する壁の範囲に排水口
を有するのが好ましい。蒸気吹込ボックスは通常ウェブ
の上方又は下方に位置するよう配置される。この場合開
放ハウジング壁は蒸気吹込ボックスの上面又は下面に位
置するが、いずれにしてもウェブに対向している。大量
の凝縮水が発生しても、この凝縮水は問題なく蒸気吹込
室の最も低い箇所から排出することができる。蒸気吹込
ボックスがウェブの上方に位置する場合、この蒸気吹込
ボックスは開放ハウジング壁の範囲に配置され、それに
対し蒸気吹込ボックスがウェブの下方に位置するときに
は反対側に配置される。これにより、例えば操業開始時
に液体が全て気化するまで蒸気吹込室を加熱せねばなら
ない事態が避けられる。
【0020】その際排水口はトラップと連通し、トラッ
プ内に静水頭が持続的に存在し、該静水頭は蒸気吹込室
内の目標圧力より高いのが好ましい。この静水頭は蒸気
圧に対抗する圧力となる。静水頭が蒸気吹込室内の目標
圧力より大きいので、蒸気がトラップを通して逃げるこ
とはないが、他方、凝縮水は支障なく排出することがで
きる。
【0021】蒸気吐出し口の直径は開放ハウジング壁の
厚さより小さいのが好ましい。つまり、これでもって開
放ハウジング壁の外面を向いた蒸気噴流が生成し、この
蒸気噴流はウェブに効果的に加えられる。
【0022】少なくとも1つの壁は102 ℃〜110 ℃の温
度であるのが好ましい。かかる温度は蒸気が蒸気吹込室
内で凝縮するのを防止するのに十分である。
【0023】
【実施例】本発明を以下図面を参照しながら、好ましい
1実施例を基に説明する。蒸気吹込ボックス1が幾つか
の蒸気吹込室2を有し、該室は開放ハウジング壁3とそ
の他の壁、つまり前壁4、後壁5、左側壁6、右側壁
7、又は個々の蒸気吹込室2を相互に分離する中間壁8
及び蓋壁9とにより仕切られている。蒸気吹込室2に蒸
気弁10が配設されている。各蒸気弁10は駆動装置11を介
し個々に制御可能である。
【0024】蒸気吹込ボックスが第1蒸気通路12と第2
蒸気通路13とを有し、両通路は連絡通路14を介し互いに
連通している。連絡通路14と第2蒸気通路13との間に絞
り装置15を配置しておくことができる。絞り装置15がこ
こでは不連続要素として示してある。だがそれは個々の
蒸気通路13、14の形状寸法に応じて形成しておくことも
できる。決定的なことは絞り装置15によって連絡通路1
4、つまり第2蒸気通路13の初端と第2蒸気通路13の末
端との間に圧力差が生じる点である。第1蒸気通路12は
蒸気口16と連通し、該蒸気口を介し蒸気は蒸気吹込ボッ
クス内に供給される。第2蒸気通路13の末端、つまり第
2蒸気通路13の連絡通路14から離れた方の末端が出口17
と連通し、蒸気又は蒸気から凝縮した水はこの出口で蒸
気吹込ボックス1から排出される。
【0025】第1、第2蒸気通路12、13内の蒸気は蒸気
吹込室2に対してほぼU字状に流れ、即ち各蒸気吹込室
2の前壁4及び後壁5の外面が蒸気通路12、13を流れる
蒸気と接している。蒸気はここで壁4、5に熱を放出す
る。その結果、壁4、5は蒸気吹込室2を加熱する。
【0026】左側壁6と右側壁7はやはり流通する蒸気
によって加熱される。2つの隣接した蒸気吹込室2を分
離する中間壁8にU形材18が溶接され、しかもUの開口
端が中間壁8で閉鎖されるよう溶接されている。U形材
18内に形成された通路19は、蒸気弁10を介し蒸気吹込室
2内に供給された蒸気が通路19内の蒸気と接触して混じ
り合うことがないよう密封されている。従って中間壁8
も加熱される。同様の形材20が開放ハウジング壁3の外
面にも取り付てある。それらが通路21を形成し、該通路
はウェブ22の走行方向を横切って蒸気吹込室の幅全体に
わたって延びている。絞り装置15は明確な絞り装置とし
て形成しなくてもよく、連絡通路に何等かの絞り効果を
与えるようなものならばよい。この絞り装置に基づき第
2蒸気通路13の両端間に圧力差が生じるので、蒸気は通
路21を通ってウェブ22の移動方向を横切って開放ハウジ
ング壁3の外面に沿って流通し、この蒸気がウェブ22に
達することはない。U形材20間に設けてある蒸気吹出し
口23を通って蒸気は蒸気吹込室2からウェブに達する。
その蒸気吹出し口23の直径は開放ハウジング壁3の厚さ
より小さい。
【0027】絞り装置15により生じる圧力差によって蒸
気は第1蒸気通路12から第2蒸気通路13へと流れ、こう
して中間壁も加熱される。蒸気の流れは図3に矢印で示
されている。
【0028】蒸気弁10は連絡管24を介し第2蒸気通路13
と連通している。そこの圧力は蒸気をウェブ22の方向に
噴出させるのに必要な圧力を蒸気吹込室2内に生成する
のに十分である。
【0029】蒸気弁10が一連の孔25を有し、この孔はそ
の軸線が側壁、即ち前壁4、後壁5、左側壁6、右側壁
7又は中間壁8に対し69°〜75°の角度Aを成してい
る。蒸気弁10は実質的に円筒形に形成されており、但し
蒸気吹込室2の前記壁が実質的に長方形を形成するの
で、この角度は蒸気弁の孔のうち前記壁4〜8に垂直な
平面に設けた孔25にのみ適合する。その他の孔全てにつ
いては孔25の軸線の角度を当該平面に投影しなければな
らない。
【0030】蒸気を搬送する外側にある通路は全て、つ
まり特に第1蒸気通路と第2蒸気通路は外側から断熱材
26で覆われている。この断熱材が図2と図3では見易く
するために削除してある。
【0031】図1から明らかなように第1、第2蒸気通
路12、13は開放ハウジング壁3よりもウェブ22の方向に
張り出している。このことから、ウェブ22と開放ハウジ
ング壁3との間に蒸気伝搬空間27が生じることになり、
蒸気は蒸気吹出し口23から噴出後その空間のなかで均一
化される。更にこの結果として蒸気吹込ボックス1のハ
ウジングのウェブ22に対向する角28、29がやはり加熱さ
れることにもなる。
【0032】第1蒸気通路12は蒸気乾燥部として形成さ
れている。蒸気口16を介し供給された蒸気は、特に蒸気
ボイラ等の蒸気源から蒸気吹込ボックスに至る通路が長
い場合、水滴の形の凝縮蒸気を含むことがある。この水
滴は第1蒸気通路12内で分離される。この簡単な措置で
第1蒸気通路12通過後に蒸気は乾燥し、この蒸気はウェ
ブ22に加えるためのプロセス蒸気として直接使用するこ
とができる。
【0033】蒸気吹込室2又は第1、第2蒸気通路12、
13、或は連絡通路14の各々において最も低い箇所に排水
口31、32、30、33が設けてある。これらの開口を通し
て、蒸気吹込室2又は蒸気通路12、13、14内で凝縮した
水を排出することができる。排水口30〜33は蒸気吹込ボ
ックス1を図1、図2に示すように運転する場合のた
め、つまり開放ハウジング壁3を下向きに運転する場合
のため設けてある。この場合蒸気吹込ボックス1はウェ
ブ22の上方に位置する。更に、各通路の最も高い箇所に
別の排水口34、35、36が設けてある。蒸気吹込ボックス
1はウェブの上方に配置して蒸気を蒸気吹込室2から下
に噴出させることができるだけでなく、ウェブ22の下方
に配置して蒸気を上に噴出させることもできる。この場
合ウェブ22の下面に蒸気が加えられる。図1、図2に示
した位置では最も高い箇所にある排水口34、35、36が、
この場合蒸気吹込室2又は蒸気通路12、13の最も低い箇
所に配置される。連絡通路14にも勿論かかる排水口を設
けることができる。図2に示したように排水口35はトラ
ップ37と連通している。説明のため、蒸気吹込ボックス
が180 °回転した位置で運転される、つまりウェブ22が
蒸気吹込ボックス1の上方にあると仮定する。蒸気吹込
室2はこの場合開口35とトラップ37とを介して排水され
る。トラップ37内に連通管の原理により2つの静水頭が
生成する。排水口35とトラップ出口との間で、蒸気を逃
がすような自由ガス通路は存在しない。この静水頭は蒸
気吹込室2内の圧力に耐えるような高さであり、つまり
蒸気圧によってトラップ37から、蒸気が流出することは
ない。しかし、水が排水口35を通ってトラップ37内に流
れ込むや、連通管の原理に従って再び圧力の均衡が生じ
るので、この水はトラップ37の反対側、つまりその出口
から排出される。トラップを介した排水方法は全ての排
水口30〜36に適用することができる。しかし、そのトラ
ップは見易くする理由から排水口35についてのみ示して
ある。
【0034】第1、第2蒸気通路12、13、連絡通路14及
び通路19、21内の蒸気により蒸気吹込室の壁は102 ℃〜
110 ℃の温度に加熱される。この温度は壁に凝縮液が生
成するのを防止するのに十分である。
【0035】蒸気吹込ボックス1は全体が連続的に蒸気
圧を受けている。蒸気吹込室2からウェブ22の方向に吹
出される蒸気の制御は専ら蒸気弁10を介して行われる。
これにより蒸気吹込室2に流す蒸気処理量のきわめて微
妙な制御が可能となる。この微妙な制御により毎時1〜
10kg程度、つまり毎時数m3というごく微量の蒸気も十分
に高い精度で制御することが可能となる。このため蒸気
吹込ボックス1内の圧力は1.2 〜1.3 bar である。
【0036】本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば、開放ハウジング壁3の外面が平滑となる
よう形材20を蒸気吹込室2の内部に配置することもでき
る。
【0037】中間壁は二重壁に構成することもでき、こ
の場合蒸気は両壁間を流過する。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ロール取替等により操
業を中断した後においても、スムーズに運転を再開する
ことが可能で、不良材料の生産も少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】蒸気吹込ボックスの横断面図である。
【図2】蒸気吹込ボックスの縦断面図である。
【図3】蒸気吹込ボックスの平面図である。
【符号の説明】
1…蒸気吹込ボックス 2…蒸気吹込室 3…開放ハウジング壁 4…前壁 5…後壁 6…左側壁 7…右側壁 8…中間壁 9…蓋壁 10…蒸気弁 22…ウェブ 23…蒸気吹出し口

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行ウェブに蒸気を加える蒸気吹込ボッ
    クスであって、少なくとも1つの蒸気吹込室を有し、該
    室が若干数の蒸気吹出し口を有する開放ハウジング壁と
    その他の室壁とにより完全に取り囲まれており、且つ蒸
    気を蒸気吹込室に取り入れる蒸気弁を有するものにおい
    て、蒸気吹込室(2) の壁(3〜8)が蒸気式加熱装置(19,2
    1,12,13,14)により加熱してあり、加熱装置が蒸気乾燥
    部として構成した第1蒸気通路(12)を有し、該通路が一
    端から実質的にウェブ(22)の走行方向を横切って他端ま
    で延び、更に第2蒸気通路(13)を有し、該通路が前記他
    端から実質的にウェブ(22)の走行方向を横切って前記一
    端へと延び、前記少なくとも1つの蒸気吹込室(2) が第
    1蒸気通路(12)と第2蒸気通路(13)との間に配置してあ
    り、第1、第2蒸気通路(12, 13)が他端で互いに連通(1
    4)し、蒸気が蒸気吹込室(2) に対してほぼU字状に流
    れ、乾燥後にはじめて取り出される蒸気をウェブに加え
    る蒸気として用いることを特徴とする蒸気吹込ボック
    ス。
  2. 【請求項2】 少なくとも開放ハウジング壁(3) が加熱
    されることを特徴とする請求項1記載の蒸気吹込ボック
    ス。
  3. 【請求項3】 加熱装置が少なくとも1つの蒸気通路(1
    2,13,14,19,21)を有し、該通路の片側が加熱式壁(3,4,
    5,6,8) により仕切られていることを特徴とする請求項
    1又は2記載の蒸気吹込ボックス。
  4. 【請求項4】 中間壁(8) により分離した複数の蒸気吹
    込室が1列に並べてウェブ(22)の走行方向を横切って並
    置してあり、加熱装置が少なくとも1つの蒸気通路(12,
    13,19)を有し、これが全ての蒸気吹込室を加熱すること
    を特徴とする請求項1、2または3記載の蒸気吹込ボッ
    クス。
  5. 【請求項5】 第2蒸気通路(13)の両端間に圧力差があ
    ることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の蒸
    気吹込ボックス。
  6. 【請求項6】 開放ハウジング壁(3) にほぼU形の形材
    (20)が取り付けてあり、該形材が実質的に第2蒸気通路
    (13)と平行に延び、Uの開口部を開放ハウジング壁(3)
    により閉鎖したことを特徴とする請求項1、2、3、4
    または5記載の蒸気吹込ボックス。
  7. 【請求項7】 形材(20)が蒸気吹出し口(23)間に設置さ
    れていることを特徴とする請求項6記載の蒸気吹込ボッ
    クス。
  8. 【請求項8】 中間壁(8) が加熱通路(19)を有し、該通
    路が第1蒸気通路(12)と第2蒸気通路(13)とを連通する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または
    7記載の蒸気吹込ボックス。
  9. 【請求項9】 第1、第2蒸気通路(12, 13)が開放ハウ
    ジング壁(3) よりウェブ(22)の方向に張り出しているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7また
    は8記載の蒸気吹込ボックス。
  10. 【請求項10】 各蒸気弁(10)が個々に制御可能である
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8または9記載の蒸気吹込ボックス。
  11. 【請求項11】 蒸気弁(10)が若干数の弁ノズル(25)を
    有し、その軸線が蒸気吹込室(2) の側壁(4,5,6,7,8) に
    対し69°〜75°の角度(A) を成すことを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載
    の蒸気吹込ボックス。
  12. 【請求項12】 蒸気吹込室(2) が開放ハウジング壁
    (3) の範囲及び/又は開放ハウジング壁(3) に対向する
    壁(9) の範囲に排水口(30〜36)を有することを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
    または11記載の蒸気吹込ボックス。
  13. 【請求項13】 排水口(35)がトラップ(37)と連通し、
    トラップ内に静水頭が持続的に存在し、該静水頭が蒸気
    吹込室(2) 内の目標圧力より高いことを特徴とする請求
    項12記載の蒸気吹込ボックス。
  14. 【請求項14】 蒸気吹出し口(23)の直径が開放ハウジ
    ング壁(3) の厚さより小さいことを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、1
    2または13記載の蒸気吹込ボックス。
  15. 【請求項15】 蒸気吹込室(2) の少なくとも1つの壁
    が102 ℃〜110 ℃の温度であることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、1
    2、13または14記載の蒸気吹込ボックス。
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