JPH06295190A - カラオケ演奏装置 - Google Patents

カラオケ演奏装置

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Publication number
JPH06295190A
JPH06295190A JP5082868A JP8286893A JPH06295190A JP H06295190 A JPH06295190 A JP H06295190A JP 5082868 A JP5082868 A JP 5082868A JP 8286893 A JP8286893 A JP 8286893A JP H06295190 A JPH06295190 A JP H06295190A
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JP
Japan
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music
performance data
karaoke
performance
playing device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5082868A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Niimoto
祐一 新本
Takeshi Takakura
毅 高倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BENCHIYAA SYST KK
Omron Corp
Original Assignee
BENCHIYAA SYST KK
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by BENCHIYAA SYST KK, Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical BENCHIYAA SYST KK
Priority to JP5082868A priority Critical patent/JPH06295190A/ja
Publication of JPH06295190A publication Critical patent/JPH06295190A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伴奏信号を歌唱者の好みに応じて編集して再
生できるようにしたカラオケ演奏装置を提供する。 【構成】 楽曲データベース12には、MIDI規約に
基づいた複数の演奏データが格納されており、操作部1
4において入力されたリクエスト曲に対応する曲目ナン
バに基づいて、特定な演奏データがボードコンピュータ
11に抽出される。リード・ライタ13には、ICメモ
リカードが挿入され、ICメモリカードに記録された過
去の属性情報に基づいて、ボードコンピュータ11に抽
出された演奏データを変更する。変更された演奏データ
は、シンセサイザ30に送られ、カラオケの伴奏信号が
生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伴奏音に歌唱者のボーカ
ル音をミキシングして再生できるようにしたいわゆるカ
ラオケ演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカラオケ演奏装置は、周知のと
おり伴奏音は磁気テープ或いは光ディスク等の記録メデ
ィアに収録されており、その収録された伴奏音は、リク
エストする全ての歌唱者に対して同一のものが提供され
る。従って再生される伴奏音の音程の高低、すなわちキ
ー、および再生される伴奏音の速さ、すなわちテンポが
歌唱者のボーカル音に合わず、時として歌唱に無理が生
ずる場合がある。
【0003】このような問題点を解消するために、記録
メディアから再生された伴奏音信号を例えばリングバッ
ファを用いて処理し、その音程の高低を好みに応じて制
御するようにしたキーコントロール機能、また例えば記
録メディアからの読み出しまたは再生速度を制御するこ
とで、伴奏音のテンポを好みに応じて制御するようにし
たピッチコントロール機能等を備えたカラオケ演奏装置
も提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな従来のカラオケ演奏装置においては、伴奏音のキー
或いはピッチを変更することは可能であるものの、これ
らのキー或いはピッチは伴奏音の演奏(再生)が開始さ
れた時点で、再生音を聞きつつ歌唱者の好みに応じて変
更する必要があり、従って曲の初めから歌唱者にとって
適切なキー或いはテンポで演奏させることは難しい。
【0005】また従来のカラオケ演奏装置においては、
演奏される曲の構成や楽器の種類も収録されたとおりの
画一的なものに決められており、例えば3番まで収録さ
れた曲の1,2番のみを演奏させた後、エンディングメ
ロディ(後奏)を演奏させる等の要求には応えることが
できない。さらに好みに応じて伴奏音を例えばピアノソ
ロのみとしたい等の要求にも応えることができない。
【0006】本発明は、この様な点に着目して成された
ものであり、伴奏音の演奏データを個人に合わせて調整
するための情報を記録可能とし、その情報によって演奏
データを変更できるようにして成るカラオケ演奏装置を
提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に成された請求項1に記載のカラオケ演奏装置は、複数
の演奏データを格納した楽曲格納手段としての楽曲デー
タベースと、楽曲に応じた属性情報が記録された例えば
ICカード等の情報記録媒体から、楽曲に応じた属性情
報を読み出すリード手段と、楽曲データベースから必要
な演奏データを抽出すると共に、リード手段から読み出
された楽曲に応じた属性情報に基づいて、抽出された演
奏データを変更するプロセッシング手段としてのボード
コンピュータと、ボードコンピュータによって変更され
た演奏データに基づいて伴奏信号を生成する伴奏信号生
成手段としてのシンセサイザとを備えることを特徴とす
る。 また請求項2に記載の映像信号送信機は、さらに
プロセッシング手段としてのボードコンピュータに抽出
された演奏データを変更可能とする外部操作手段として
の操作部を備えることを特徴とする。
【0008】また、請求項3に記載のカラオケ演奏装置
は、外部操作手段としての操作部によって変更された演
奏データに関する属性情報を、情報記録媒体としての例
えばICカード等の情報記録媒体に対して書き込み可能
としたライト手段をさらに備えることを特徴とする。
【0009】また、請求項4に記載のカラオケ演奏装置
は、プロセッシング手段としてのボードコンピュータに
は映像表示手段としてのディスプレイが接続され、ディ
スプレイに表示されるガイド内容に応じた外部操作手段
としての操作部からの入力情報に基づいて、ボードコン
ピュータに抽出された演奏データを変更可能に成される
ことを特徴とする。
【0010】また、請求項5に記載のカラオケ演奏装置
は、楽曲に応じた属性情報が記録された情報記録媒体
が、ICメモリカード、光メモリカードまたはフロッピ
ディスクであることを特徴とする。
【0011】さらに、請求項6に記載のカラオケ演奏装
置は、プロセッシング手段としてのボードコンピュータ
によって変更される演奏データは、曲のキーおよび/ま
たは曲のテンポ、および/または曲の構成、および/ま
たは楽器の種類であることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載のカラオケ演奏装置において
は、複数の演奏データが格納された楽曲データベースか
ら、リクエストされた特定の演奏データがボードコンピ
ュータに抽出される。また例えばICメモリカード等の
情報記録媒体から、楽曲に応じた属性情報がリード手段
によって読み出され、ボードコンピュータにおいては、
リード手段から読み出された楽曲に応じた属性情報に基
づいて、抽出された演奏データを変更する編集作業が成
される。そしてボードコンピュータにおいて、属性情報
に基づいて編集された演奏データは、シンセサイザに供
給されて伴奏信号が生成されるよう成される。
【0013】また請求項2に記載のカラオケ演奏装置に
おいては、さらに外部操作手段としての操作部によって
キー入力された属性情報に基づいて、ボードコンピュー
タに抽出された演奏データは変更され、その場に応じた
好みの伴奏信号が生成されるよう成される。
【0014】また請求項3に記載のカラオケ演奏装置に
おいては、外部操作手段としての操作部によって変更さ
れた演奏データに関する属性情報は、演奏終了時におい
て、ライト手段によってICメモリカード等の情報記録
媒体に対して書き込まれる。これにより、次回に同一の
曲をリクエストした際、前回と同一の編集に従った伴奏
信号が自動的に再生できる。
【0015】また請求項4に記載のカラオケ演奏装置に
おいては、プロセッシング手段としてのボードコンピュ
ータには映像表示手段としてのディスプレイが接続さ
れ、ディスプレイに表示されるガイド内容に応じた操作
部からの入力情報に基づいて、ボードコンピュータに抽
出された演奏データが変更可能と成される。よってディ
スプレイの表示内容に従って期待する伴奏信号の編集を
行うことが可能であり、その編集も容易に成し得る。
【0016】また請求項5に記載のカラオケ演奏装置に
おいては、楽曲に応じた属性情報が記録された情報記録
媒体として、例えばICメモリカード、光メモリカード
またはフロッピディスクが使用される。
【0017】さらに請求項6に記載のカラオケ演奏装置
においては、プロセッシング手段としてのボードコンピ
ュータによって変更される演奏データは、例えば曲のキ
ーおよび/または曲のテンポ、および/または楽器の種
類、および/または曲の構成であり、従って好みに応じ
て広範囲な編集が期待できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明のカラオケ演奏装置の一実施
例の構成をブロック図で示したものである。図1におい
て、演奏装置本体10にはプロセッシング手段としての
マイクロプロセッサより成るボードコンピュータ11が
具備されており、このボードコンピュータ11には楽曲
格納手段としての楽曲データベース12、情報記録媒体
としての例えばICカードのリード/ライト手段として
のリード・ライタ13、および外部操作手段としての操
作キーを備えた操作部14が接続されている。また前記
ボードコンピュータ11には、インタフェース15を介
して映像表示手段としてのディスプレイ16が接続され
ている。そしてボードコンピュータ11はMIDIイン
タフェース17を介して入出力ポート18に接続されて
いる。
【0019】前記操作部14には、図示しないがテンキ
ー、アルファベットキー、カーソルキー等の操作キーが
備えられており、これらのキー操作により後述するよう
に曲のリクエスト、曲のキー、曲のテンポ或いは曲の構
成等の選択が行なわれる。また前記楽曲データベース1
2には曲目ナンバと対応して演奏データが格納されてお
り、前記操作部14より曲目ナンバを入力することで、
曲目ナンバに対応した演奏データが呼び出され、ボード
コンピュータ11に抽出される。
【0020】ボードコンピュータ11はMIDI(Mu
sical Instruments Digital
Interface)規格に基づいて各楽器の演奏デ
ータを、MIDIインタフェース17を介して入出力ポ
ート18に送出する。
【0021】前記演奏装置本体10の入出力ポート18
には、伴奏信号生成手段としてのシンセサイザ30が接
続されており、このシンセサイザ30は、ボードコンピ
ュータ11からのMIDI規格に基づく演奏データに従
って伴奏信号を生成する。そしてシンセサイザ30によ
って生成された伴奏信号は演奏装置本体1に設けられた
伴奏信号入力端子19に送られる。また演奏装置本体1
にはボーカル信号入力端子20が設けられており、この
ボーカル信号入力端子20にはマイクロホン40が接続
されている。
【0022】一方、演奏装置本体10には、伴奏信号出
力端子21およびボーカル信号出力端子22が設けられ
ており、これらの出力端子21,22には拡声ユニット
50が接続されている。この拡声ユニット50は伴奏信
号出力端子21およびボーカル信号出力端子22からも
たらされる伴奏信号およびボーカル信号をミキシングし
て増幅するアンプ51と、このアンプ51で増幅された
ミキシング信号を音声信号に変換するスピーカ52より
構成されている。
【0023】図2は、前記演奏装置本体10のリード・
ライタ13に装着してデータを交換する情報記録媒体と
してのICメモリカード60のデータブロックの構成を
示している。すなわちICメモリカード60のメモリ部
61内には曲目ナンバ管理領域61aと、属性情報管理
領域61bが設けられている。属性情報管理領域61b
には各曲目ナンバに対応して、キー(主調)データ、テ
ンポデータ、不要楽器データ、曲構成データが格納され
ている。
【0024】図3は、演奏装置本体10の楽曲データベ
ース12に格納された、ある1曲のデータ構成を示して
おり、順次曲目ナンバ12a、曲名12b、テンポ・拍
子データ12c、構成情報12d、演奏データ12eよ
り成されている。そして図4に前記楽曲データベース1
2に格納された構成情報12dの構造が示されている。
【0025】すなわち、構成情報12dは、前奏から歌
の部分、間奏、後奏までがどういう順番で何小節ずつあ
るかが示される。なお図4中それぞれのセンテンスの上
部に付された数値はその1曲の初めからの小節の累計値
を示している。さらに図5に前記楽曲データベース12
に格納された演奏データ12eの構造が示されている。
MIDI規格においては、送信チャンネル(MIDIチ
ャンネル)が定義され、チャンネル(1,2,3,…
…)毎に音色ナンバ、音符データがインタフェース17
を介してシンセサイザ30に送られる。従って例えばこ
の図において、MIDIチャンネル2、1小節1拍目に
「ド」の音を出すというデータがシンセサイザ30に送
られると、ベースの音で「ド」の音が再生されることに
なる。各チャンネルについてこの様なデータが非常に小
さい時間刻みで送られることにより、数種類の楽器音に
よるカラオケ伴奏が演奏される。
【0026】以上に示す構成において、その作用を図6
に示すフローチャート並びにこのフローチャートに示す
流れに沿って表示される図7乃至図13に示すディスプ
レイ16の表示例に従って説明する。
【0027】まず、図6に示すフローチャートのステッ
プS1において、歌唱者が保持しているICメモリカー
ド60を演奏装置本体10のリード・ライタ13に挿入
すると、演奏装置本体10のディスプレイ16には、図
7に示すようにリクエストする曲のナンバを入力するよ
うにフラッシングによって促す画面が表示される。ステ
ップS2において、歌唱者は操作部14の数字キーによ
って曲目表(図示せず)に記載されたリクエストしよう
とする曲目ナンバを入力すると、ステップS3において
前記ボードコンピュータ11は、ICメモリカード60
の曲目ナンバ管理領域61aを検索し、このICメモリ
カード60を用いて過去に同一の曲目ナンバをリクエス
トしたか否か、すなわち過去に歌ったことがある曲であ
るか否かを判断する。
【0028】ステップS3において、例えば過去に歌っ
たことがないと判断すると、ステップS4に移行し、デ
ィスプレイ16に対して図8に示すように、過去に歌っ
たことがない旨を表示し、編集モード番号の入力待ちと
なる。ディスプレイ16上の表示に基づいて、操作部1
4の数字キーによって例えば“1”の「キー変更」モー
ドを選択するとステップS5に移行する。ステップS5
では図9に示す画面がディスプレイ16に表示され、操
作部14のカーソルキーによって半音単位で音程の高低
が選択できる。カーソルキーの操作により音程を「高」
方向または「低」方向に選択すると、ディスプレイ16
上のフラッシング部分が「高」方向または「低」方向に
移動し、音程の高低が選択される。選択された高低の量
に応じて演奏データ中の音符データのうち、ベース或い
はピアノなど音階を持つ楽器だけの音符データの音階を
上下することにより音程の高低を実現する。
【0029】また前記ステップS4における図8におい
て、操作部14の数字キーによって例えば“2”の「テ
ンポ変更」モードを選択するとステップS5に移行し、
図10に示す画面がディスプレイ16に表示され、操作
部14のカーソルキーによって伴奏曲のテンポが選択で
きる。カーソルキーにより「速」方向または「遅」方向
を選択することにより、ディスプレイ16上に演奏速度
に関する数値が表示される。MIDI情報による演奏は
タイムクロックによりテンポが決定されているので、そ
れを変更することにより演奏テンポの変更が成し得る。
【0030】また前記ステップS4における図8におい
て、操作部14の数字キーによって例えば“3”の「楽
器変更」モードを選択するとステップS5に移行し、図
11に示す画面がディスプレイ16に表示され、操作部
14のテンキーによって楽器等の種類が選択できる。例
えば図11に従ってテンキーによって“2”の「リズム
だけ」を選択すると、ドラムとベースの音色以外は音符
データを読み出さないことで、リズム楽器だけのダイナ
ミックな伴奏音を生成することができる。またこの時、
図11に従ってテンキーによって例えば“4”の「ガイ
ドメロディ強調」を選択すると、ガイドメロディ音色の
音符データ中の音量データが一定値増加され、音符に関
する音量が強調され、メロディが聞き取りやすいカラオ
ケ伴奏音が生成される。
【0031】さらに前記ステップS4における図8にお
いて、操作部14の数字キーによって例えば“4”の
「構成変更」モードを選択するとステップS5に移行
し、図12に示す画面がディスプレイ16に表示され、
操作部14のテンキーによって変更内容が選択できる。
例えば図12に従ってテンキーによって“1”の「1番
だけ」を選択すると、ボードコンピュータ11は図3に
示した1曲のデータ構成より構成情報12dを読み出
し、図4に示したような曲構成であることを知る。そこ
でこの図4の構成で81小節から224小節を飛ばして
音符データを再生することにより、選択された曲の前奏
→1番→後奏といった曲構成に編集して出力することが
できる。
【0032】なお、以上の図9乃至図12に示したディ
スプレイ16の表示状態においては、いずれもスタート
またはメニュー呼び出しが可能な状態となっている。従
って、図9乃至図12に示したディスプレイ16の表示
状態において、操作部14におけるメニュー釦を操作す
ると、再び図8に示す編集モード選択状態の画面が呼び
出され、図8に示すメニュー画面に基づいて、再度図9
乃至図12に示すモード変更が可能な画面を呼び出すこ
とが可能である。ここで、例えば図10に示す「テンポ
変更」モードで少しテンポを遅くするよう設定し、図8
に示すメニュー画面へ戻して“3”の「楽器変更」モー
ドを選択し、図11に示す「楽器変更」モードで、
“1”の「ピアノだけ」を選択した場合、選択された曲
をゆったりとしたピアノバラードで演奏させることがで
きる。
【0033】以上図8乃至図12に示すディスプレイガ
イドに従って編集を終了した後、操作部14におけるス
タート釦を操作することで、図6のステップS6に移行
し、編集された伴奏データに基づいたカラオケ演奏が開
始される。すなわち、編集された伴奏データはボードコ
ンピュータ11より、あらかじめ設定された数ビットの
データとしてMIDIインターフェース17に送出さ
れ、MIDIインターフェース17はこれを直列データ
にして入出力ポート18に出力する。そしてシンセサイ
ザ30は、供給される伴奏データに基づいて伴奏信号を
生成し、生成された伴奏信号は入力端子19および出力
端子21を介してミキシングアンプ51に送出される。
一方、歌唱者のボーカル音はマイクロホン40によって
ボーカル信号に変換され、入力端子20および出力端子
22を介して同様にミキシングアンプ51に送出され
る。従ってスピーカ52によって、伴奏音にボーカル信
号が重畳された周知のカラオケ演奏が成される。
【0034】そして、リクエストされた1曲のカラオケ
演奏が終了すると、ステップS7に移行し、前記図8乃
至図12に示すディスプレイガイドに従って編集された
編集内容が、ボードコンピュータ11よりリード・ライ
タ13に供給され、リード・ライタ13に挿入されてい
るICメモリカード60の曲目ナンバ管理領域61aお
よび属性情報管理領域61bに対して曲目ナンバとその
属性情報、すなわち編集内容を書き込む。ICメモリカ
ード60に対するステップ7による書き込み作業が終了
すると、リード・ライタ13は、ICメモリカード60
を排出する。
【0035】一方、図6に示す前記ステップS3におい
て、リクエストされた曲が過去に歌ったことがあると判
断すると、ステップS9に移行し、ディスプレイ16に
対して図13に示すように、過去に歌ったことがある
旨、すなわちレパートリであることをを表示し、編集情
報の入力待ちの状態とする。ここで、特に伴奏音を編集
しなおす必要があると考えた場合、すなわち以前に歌唱
した時とは異なる編集内容で歌唱しようとした場合に
は、図13で示すディスプレイガイドの表示状態におい
て、操作部14のテンキーによって“1”乃至“4”の
数値を選択する。これに従ってステップS10におい
て、番号が入力されたと判断し、ステップS5のフロー
に移行する。ステップS5においては前記したとおり、
図9乃至図12に示すディスプレイガイドに基づいてリ
クエストした曲の編集作業が実行される。
【0036】そしてステップS6においてカラオケ演奏
が成され、これが終了した時、ボードコンピュータ11
よりリード・ライタ13に改めて設定された曲目ナンバ
に対する属性情報、すなわち編集内容を供給し、リード
・ライタ13は挿入されているICメモリカード60に
対し、曲目ナンバに対応して新たにその属性情報を書き
込む。
【0037】なお、前記ステップS9において表示され
る図13に示すディスプレイガイドの状態において、伴
奏音を特に編集しなおす必要がないと考えた場合、すな
わち以前に歌唱した時と同様の編集内容で歌唱しようと
した場合には、操作部14のスタート釦を操作すること
で、ステップS10において編集モード番号は入力され
ないと判断され、ステップS11に移行する。すなわ
ち、ボードコンピュータ11はリード・ライタ13に対
して読み出し指令を送り、リード・ライタ13に挿入さ
れているICカード60の属性情報管理領域61bよ
り、リクエストした曲の属性情報を読み出させる。そし
て読み出された属性情報に基づいてボードコンピュータ
11は楽曲データベース12から読み出したデータに対
して編集を実行し、ステップS12においてカラオケ演
奏が実施される。ステップS12においてカラオケ演奏
が終了すると、前記ステップS8に移行し、リード・ラ
イタ13は、ICメモリカード60を排出する。
【0038】なお、以上の実施例においては、個人の過
去のリクエスト曲に対応した属性情報を記録しておく記
録媒体としてICメモリカードを用いた例を示している
が、これは光メモリカードまたはフロッピーディスク等
を用いることもできる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載のカラオケ演奏装置によれば、複数の演奏データ
が格納された楽曲データベースから、リクエストされた
特定の演奏データがボードコンピュータに抽出される。
また例えばICメモリカード等の情報記録媒体から、楽
曲に応じた属性情報がリード手段によって読み出され、
ボードコンピュータにおいては、リード手段から読み出
された楽曲に応じた属性情報に基づいて、抽出された演
奏データを変更する編集作業が成される。そしてボード
コンピュータにおいて、属性情報に基づいて編集された
演奏データは、シンセサイザに供給されて伴奏信号が生
成されるよう成される。
【0040】従って、ICメモリカードに記録された歌
唱者の過去の属性情報に基づいてリクエストした伴奏曲
が編集されて再生され、歌唱者の好みに応じた伴奏曲に
よってカラオケ演奏を楽しむことができる。
【0041】また請求項2に記載のカラオケ演奏装置に
よれば、さらに外部操作手段としての操作部によって、
キー入力された属性情報に基づいてボードコンピュータ
に抽出された演奏データが変更される。従って、その場
の雰囲気に応じた歌唱者の好みの伴奏信号が生成される
よう成される。
【0042】また請求項3に記載のカラオケ演奏装置に
よれば、外部操作手段としての操作部によって変更され
た演奏データに関する属性情報は、演奏終了時において
ライト手段によってICメモリカード等の情報記録媒体
に対して書き込まれる。従って、ICメモリカードを所
有する歌唱者が次回に同一の曲をリクエストした際、前
回と同一の編集に従った伴奏信号が自動的に再生させる
ことが可能となる。
【0043】また請求項4に記載のカラオケ演奏装置に
よれば、ボードコンピュータには映像表示手段としての
ディスプレイが接続され、ディスプレイに表示されるガ
イド内容に応じた操作部からの入力情報に基づいて、ボ
ードコンピュータに抽出された演奏データが変更可能と
成される。従って、ディスプレイの表示内容に従って好
みに応じた伴奏信号の編集を行うことが可能であり、そ
の編集作業も容易に成し得る。
【0044】また請求項5に記載のカラオケ演奏装置に
よれば、楽曲に応じた属性情報が記録された情報記録媒
体としては、例えばICメモリカード、光メモリカード
またはフロッピディスク等が使用される。これにより、
属性情報が記録された各種の情報記録媒体を利用するこ
とが可能となる。
【0045】さらに請求項6に記載のカラオケ演奏装置
によれば、例えば曲のキー、曲のテンポ、楽器の種類、
曲の構成等がそれぞれ別個に、またはこれらを組み合わ
せて変更することが可能であり、従って歌唱者の趣味に
応じた広範囲な編集による伴奏音の再生が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラオケ演奏装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明のカラオケ演奏装置に使用されるICメ
モリカードのデータ格納状況を示した構成図である。
【図3】本発明のカラオケ演奏装置における楽曲データ
ベースに格納された演奏データの模式図である。
【図4】図3に示す演奏データのうち、曲の構成情報を
示す模式図である。
【図5】図3に示す演奏データのうち、曲の演奏データ
を示す模式図である。
【図6】本発明のカラオケ演奏装置の作用を説明するた
めのフローチャートである。
【図7】本発明のカラオケ演奏装置のディスプレイにお
いて、リクエスト曲の待ち受け状態の例を示した正面図
である。
【図8】本発明のカラオケ演奏装置のディスプレイにお
いて、編集モードの選択画面を示した正面図である。
【図9】本発明のカラオケ演奏装置のディスプレイにお
いて、キー変更モードの選択画面を示した正面図であ
る。
【図10】本発明のカラオケ演奏装置のディスプレイに
おいて、テンポ変更モードの選択画面を示した正面図で
ある。
【図11】本発明のカラオケ演奏装置のディスプレイに
おいて、楽器変更モードの選択画面を示した正面図であ
る。
【図12】本発明のカラオケ演奏装置のディスプレイに
おいて、構成変更モードの選択画面を示した正面図であ
る。
【図13】本発明のカラオケ演奏装置のディスプレイに
おいて、編集要・不要の選択画面を示した正面図であ
る。
【符号の説明】
10 演奏装置本体 11 ボードコンピュータ(プロセッシング手段) 12 楽曲データベース(楽曲格納手段) 13 リード・ライタ(リード/ライト手段) 14 操作部(外部操作手段) 15 インタフェース 16 ディスプレイ(映像表示手段) 17 MIDIインタフェース 18 入出力ポート 30 シンセサイザ(伴奏信号生成手段) 40 マイクロホン 50 拡声ユニット 51 ミキシングアンプ 52 スピーカ 60 ICメモリカード(情報記録媒体) 61 メモリ部 61a 曲目ナンバ管理領域 61b 属性情報管理領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の演奏データを格納した楽曲格納手
    段と、 楽曲に応じた属性情報が記録された情報記録媒体から、
    楽曲に応じた前記属性情報を読み出すリード手段と、 前記楽曲格納手段から必要な演奏データを抽出すると共
    に、前記リード手段から読み出された楽曲に応じた属性
    情報に基づいて、抽出された演奏データを変更するプロ
    セッシング手段と、 前記プロセッシング手段によって変更された演奏データ
    に基づいて伴奏信号を生成する伴奏信号生成手段とを具
    備したことを特徴とするカラオケ演奏装置。
  2. 【請求項2】 前記プロセッシング手段に抽出された演
    奏データを変更可能とする外部操作手段をさらに具備し
    たことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ演奏装
    置。
  3. 【請求項3】 前記外部操作手段によって変更された演
    奏データに関する属性情報を、前記情報記録媒体に対し
    て書き込み可能としたライト手段をさらに具備したこと
    を特徴とする請求項2に記載のカラオケ演奏装置。
  4. 【請求項4】 前記プロセッシング手段には映像表示手
    段が接続され、映像表示手段に表示されるガイド内容に
    応じた前記外部操作手段からの入力情報に基づいて、プ
    ロセッシング手段に抽出された演奏データを変更可能に
    成されたことを特徴とする請求項2または3に記載のカ
    ラオケ演奏装置。
  5. 【請求項5】 前記情報記録媒体は、ICメモリカー
    ド、光メモリカードまたはフロッピディスクであること
    を特徴とする請求項1乃至4に記載のカラオケ演奏装
    置。
  6. 【請求項6】 前記プロセッシング手段によって変更さ
    れる演奏データは、曲のキーおよび/または曲のテン
    ポ、および/または曲の構成、および/または楽器の種
    類であることを特徴とする請求項1乃至5に記載のカラ
    オケ演奏装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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