JPH06290838A - Icキャリア - Google Patents

Icキャリア

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JPH06290838A
JPH06290838A JP5074318A JP7431893A JPH06290838A JP H06290838 A JPH06290838 A JP H06290838A JP 5074318 A JP5074318 A JP 5074318A JP 7431893 A JP7431893 A JP 7431893A JP H06290838 A JPH06290838 A JP H06290838A
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JP
Japan
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semiconductor device
lead
contact
lead terminal
carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP5074318A
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English (en)
Inventor
Tatsuto Matsukawa
龍人 松川
Masahiko Koga
政彦 甲賀
Hisashi Takeyama
寿 武山
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Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
Original Assignee
Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Miyagi Electronics Ltd filed Critical Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
Priority to JP5074318A priority Critical patent/JPH06290838A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はICの電気的特性試験を行う場合に
使用されるICキャリアに関し、試験時のリード変形、
リード間短絡を防止することを目的とする。 【構成】 半導体装置11のそれぞれのリード端子13
に対応するそれぞれの位置に、一端に該リード端子13
を接触させ、他端に前記接触子44を接触させて該リー
ド端子13と該接触子14とを導通させる導通性部材3
5を形成する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IC(半導体装置)の
電気的特性試験を行う場合に使用されるICキャリアに
関する。
【0002】近年、各種電子機器の縮小化に伴い、使用
されるICの小型が進められて、薄型が図れる表面実装
型のICの使用が増えてきている。また、ICの高集積
化により、ICのリード数が増加し、一方でリード間隔
やリード幅が著しく極小化してきている。そのため、I
Cの電気的特性試験を行う場合に、リード変形やリード
のめっき削れくずによるリード間短絡を防止する必要が
ある。
【0003】
【従来の技術】図4に、従来の表面実装型半導体装置の
図を示す。図4(A)に示すように、ICの高集積化や
薄型化を図るものとして、表面実装型のQFP(Quad F
Iat Package )タイプの半導体装置11が普及してい
る。この半導体装置11は、パッケージ12の四方から
リード端子13を延出させ、このリード端子13をガル
ウィング形状に折曲させている。
【0004】また、リード端子13には、実装時に基板
との半田付け性を良好にするために、めっきが施され
る。
【0005】図4(B)に示すように、折曲したリード
端子13の幅a,リード端子間をb,水平方向の長さを
cとする場合、多ピンになるに伴いリード端子幅aが小
さくなり、リード端子間隔bが小さくなると共に、小型
になるに伴い水平方向の長さcが短かくなる。
【0006】ところで、半導体装置はその製造後、IC
テスタ等で電気的な特性試験を行って検査する必要があ
り、試験時に半導体装置を保護し、かつ、試験を行い易
くするためにICキャリアに保持することが一般的であ
る。
【0007】ここで、図5に、従来のICキャリアの平
面図を示す。図5において、ICキャリア14は、樹脂
等の絶縁性部材のベース15の略中央に凹部16が形成
され、その凹部16の周囲に、保持される半導体装置1
1のリード端子の数及び位置に対応した溝17が形成さ
れる。また、ベース15には、後述する試験治具に位置
決めするための2つの欠切18a,18bが形成され
る。
【0008】そこで、図6に、従来のICキャリアを用
いた電気的特性試験の説明図を示す。図6において、測
定器19は、ベース19aに凹部20が形成されてお
り、この凹部20内に、試験を行う半導体装置11のリ
ード端子13の数及び位置に対応する接触子21が配設
される。
【0009】この接触子21は、湾曲されて弾力性を有
しており一端で半導体装置11のリード端子13に接触
し、他端より一体の端子21aがベース19aより外部
に延出する。そして、この端子21aが試験用基板22
に半田付け等により取り付けられる。
【0010】また、ベース19aの凹部20の所定位置
には2つのガイド棒23a,23bが立設される。
【0011】この測定器19上に、半導体装置11が保
持されたICキャリア14が、ガイド棒23a,23b
に対して欠切18a,18bにより位置決めされて装着
される。このとき、半導体装置11のそれぞれのリード
端子13の平坦部裏面13aに対応する接触子21が接
触することにより、電気的特性試験が行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のように半導体装
置11の電気的特性試験を行うにあたり、リード端子1
3の平坦部裏面13aに接触子21を直接に接触させて
いる。そのため、半導体装置の小型化、多ピン化に伴っ
てリード長が短かく、リード幅、リード間隔が狭くなる
と、接触子21との接触による応力でリード端子13が
変形してしまうという問題がある。
【0013】また、試験時にはリード端子13に、接触
子21との接触により微小な傷(めっき削れ)が生じる
ものであり、リード端子13が細く短かくなることで、
傷がリード端子13の平坦部裏面13aの面積に対する
比率が大きくなる。すなわち、削れためっきくずが狭い
リード端子間に付着して、リード間短絡を発生させると
いう問題がある。
【0014】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、リード変形、リード間短絡を防止するICキャ
リアを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題は、半導体装置
を保持し、該半導体装置のそれぞれのリード端子と、外
部の対応する接触子とを導通させるためのICキャリア
において、前記それぞれのリード端子に対応するそれぞ
れの位置に、一端に該リード端子を接触させ、他端に前
記接触子を接触させて該リード端子と該接触子とを導通
させる導電性部材を形成することにより解決される。
【0016】
【作用】上述のように、本発明のICキャリアは、保持
する半導体装置のそれぞれのリード端子に対応するそれ
ぞれの位置に、導電性部材を形成している。この各導電
性部材の一端には該リード端子が接触され、他端には例
えば電気的特性試験を行う外部の対応する接触子が接触
される。すなわち、各リード端子と各接触子とが導電性
部材により間接的に接触された状態となって導通される
ものである。
【0017】従って、接触子とリード端子が直接的に接
触しないことから、リード変形を防止することが可能に
なると共に、リード端子からめっき削れがなくリード端
子間の短絡を防止することが可能になるものである。
【0018】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成図を示す。
図1(A)は本発明のICキャリアの平面図であり、図
1(B)は半導体装置が保持された状態の部分断面図で
ある。なお、保持される半導体装置は、図4と同様の表
面実装型QFPタイプのものとし、同一の符号を付す。
【0019】図1(A)において、ICキャリア31
は、樹脂等の絶縁部材で成形されるベース32の略中央
部分に凹部33が形成され、その周辺に保持される半導
体装置11のリード端子13の数、位置に対応する溝3
4が形成される。
【0020】また、それぞれの溝34内には導通性部材
35がそれぞれ形成される。この導電性部材35は導電
率の高い物質が選択されるもので、例えば金の薄膜を蒸
着により形成される。
【0021】一方、凹部33の四隅には、半導体装置1
1を保持固定するための4つの棒状の固定部材36a〜
36dが配設される。この固定部材36a〜36dは、
図1(B)に示すように、ベース32間の破線円部分の
取着部37a〜37dで回動自在に軸着されており、一
端の保持部38a〜38dが凹部33内に延在して半導
体装置11を保持し、他端がベース32外に延出する。
【0022】なお、ベース32には、対向辺に2つのガ
イド溝39a,39bが形成される。
【0023】そこで、上述のICキャリア31に半導体
装置31を保持するにあたり、まず、固定部材36a〜
36dを取着部37a〜37dを支点として回動させ、
凹部33内で保持部38a〜38dを開かせる。そこ
で、凹部33内に半導体装置11を位置させる。このと
き、半導体装置11のそれぞれのリード端子13は対応
する溝34にそれぞれ位置され、導電性部材35の一端
に接触される。
【0024】そして、固定部材36a〜36dを取着部
37a〜37dを支点として回動させて、保持部38a
〜38dにより半導体装置11を四隅で保持固定する。
これにより、リード端子13の導電性部材35への接触
を十分に確保させることができるものである。
【0025】次に、図2に、図1のICキャリアを用い
た特性試験の説明図を示す。図2において、電気的な特
性試験を行うための測定器40が、測定部41及び試験
用の配線基板42により構成される。
【0026】測定部41は、樹脂等の絶縁部材により凹
部43が形成されて成形される。この凹部43内に、試
験対象の半導体装置11のリード端子に対応する導電性
部材35の他端に対応する接触子44がそれぞれ配置さ
れる。この接触子44は、金属導体を湾曲させて弾力性
を有するように形成され、一端が当接部44aとなり、
他端より端子部44bが測定部41外に延出される。ま
た、測定部41の凹部43内には、ICキャリア31を
位置決めするためのガイド部材45a,45bが立設さ
れる。そして、測定部41を配線基板42上で端子部4
4bを半田付けにより固着されるものである。
【0027】この測定器40上に、図1のように半導体
装置11が保持固定されたICキャリア31が、ガイド
部材45a,45bに対してガイド溝39a,39bに
より位置決めされて装着される。このとき、測定器40
における接触子44の当接部44aが、ICキャリア3
1の対応する導電性部材35の他端に接触される。
【0028】すなわち、半導体装置11のリード端子1
3と測定器40の接触子44が導電性部材35を介して
導通し、間接的に接触された状態となって、半導体装置
11の電気的特性試験が行われるものである。
【0029】このように、測定器40により半導体装置
11の電気的特性試験を行うにあたり、リード端子13
と接触子44とは直接的に接触せず、導電性部材35を
介して導通されることから、多ピン化によりリード端子
13の幅、間隔が狭く、長さが短かくなってもリード変
形を生じることを防止することができる。また、リード
端子13のめっき削れも生じないことから、リード端子
13間の短絡を防止することができる。これにより、半
導体装置の品質を向上することができると共に、製品の
出荷歩留りを向上させることができるものである。
【0030】次に、図3に、本発明の他の実施例の部分
構成図を示す。図3におけるICキャリア31は、ベー
ス32の各溝34内に形成される導電性部材35aを、
ベース32の外周側面まで形成させたもので、他の構成
は図1と同様である。
【0031】このとき、測定器40における接触子44
の当接部44a1をL形状に形成し、導電性部材35aの
角部分で当接させて接触させるようにしたものである。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、半導体装
置のそれぞれのリード端子に対応する位置に、一端に該
リード端子を接触させ、他端に前記接触子を接触させて
該リード端子と該接触子とを導通させる導電性部材を形
成することにより、試験時のリード変形、リード間短絡
を防止することができ、品質の向上、製品出荷歩留りを
向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1のICキャリアを用いた特性試験の説明図
である。
【図3】本発明の他の実施例の部分構成図である。
【図4】従来の表面実装型半導体装置の図である。
【図5】従来のICキャリアの平面図である。
【図6】従来のICキャリアを用いた電気的特性試験の
説明図である。
【符号の説明】
11 半導体装置 13 リード端子 31 ICキャリア 34 溝 35,35a 導電性部材 36a〜36d 固定部材 37a〜37d 取着部 34a〜38d 保持部 39a,39d ガイド溝 40 測定器 41 測定部 42 配線基板 44 接触子 45a,45b ガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武山 寿 宮城県柴田郡村田町大字村田字西ケ丘1番 地の1 株式会社富士通宮城エレクトロニ クス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置(11)を保持し、該半導体
    装置(11)のそれぞれのリード端子(13)と、外部
    の対応する接触子(44)とを導通させるためのICキ
    ャリアにおいて、 前記それぞれのリード端子(13)に対応するそれぞれ
    の位置に、一端に該リード端子(13)を接触させ、他
    端に前記接触子(44)を接触させて該リード端子(1
    3)と該接触子(44)とを導通させる導電性部材(3
    5,35a)を形成することを特徴とするICキャリ
    ア。
JP5074318A 1993-03-31 1993-03-31 Icキャリア Pending JPH06290838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5074318A JPH06290838A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 Icキャリア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5074318A JPH06290838A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 Icキャリア

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JPH06290838A true JPH06290838A (ja) 1994-10-18

Family

ID=13543658

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JP5074318A Pending JPH06290838A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 Icキャリア

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JP (1) JPH06290838A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005166270A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Enplas Corp 電気部品用ソケット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005166270A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Enplas Corp 電気部品用ソケット

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