JPH06284080A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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Publication number
JPH06284080A
JPH06284080A JP5095618A JP9561893A JPH06284080A JP H06284080 A JPH06284080 A JP H06284080A JP 5095618 A JP5095618 A JP 5095618A JP 9561893 A JP9561893 A JP 9561893A JP H06284080 A JPH06284080 A JP H06284080A
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JP
Japan
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data
unit
telephone set
telephone
main body
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Application number
JP5095618A
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English (en)
Inventor
Shinjiro Ishida
伸二郎 石田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親機と子機との間で所定のデータのやり取り
を可能とし、子機側の電池が切れてもメモリに登録され
たデータを保護可能にすることを目的とする。 【構成】 制御部27は、電圧降下検出回路43が子機
3の電源回路42から供給される電圧が所定電圧値以下
となった場合を検出すると、RAM40に記憶されてい
る電子電話帳データを読み出してTDMA処理部32で
所定のデータフォーマットに変換して、所定のタイムス
ロットに挿入し、デジタル変復調部31でデジタル変調
した後、送信機29に出力して親機2へ出力する。この
電波を受信した親機では、所定の信号処理を行った後、
親機のRAMに記憶させて保持する。そして、子機3か
ら保持データの転送要求があった場合は、データ転送を
行って子機3のRAM40に書き込むことにより、デー
タが消去されることなく確実に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話装置に
係り、詳細には、電話回線と接続された電話機本体と無
線回線を介して電話機本体と接続される携帯端末との間
でデータ転送を行うコードレス電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、公衆電話回線と接続される電話機
本体(以下、親機ともいう)と、無線回線を介してその
電話機本体と接続される携帯端末(以下、子機ともい
う)とを有し、子機から無線によって親機を経由して任
意の相手方と電話による通話を行うことができるコード
レス電話装置が家庭や会社等でも普及してきている。
【0003】そして、従来のコードレス電話装置には、
例えば、親機や子機に通話相手先の電話番号と名前等を
記憶/表示することのできる電子電話帳機能を持ったも
のがある。この電子電話帳機能は、予め通話相手先の電
話番号と名前等を登録しておいて、発呼時等に登録され
ている相手先の電話番号を呼び出して自動ダイヤルする
ことができるものである。
【0004】このように、従来のコードレス電話装置に
おいては、上記した電子電話帳機能を具備するため、通
話相手先の電話番号や名前等のデータを登録し、これを
読出すことのできるRAM(Random Acsess Memory) 等
が内蔵されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のコードレス電話装置にあっては、上記した電子電
話帳機能を親機または子機、あるいは親機・子機ともに
有するものがあった。
【0006】しかし、携帯可能な子機を駆動させる電源
としては、電池(乾電池や充電池)を利用したものが一
般的であって、子機の全ての機能はこの電池電源で動作
している。この子機の電子電話帳の登録内容を記憶する
メモリは、例えば、電池電源によって常にメモリのリフ
レッシュが行われてデータを保持していることから、電
池の充電忘れや長時間の通話によって電池切れが起こる
と、メモリに記憶してある電子電話帳等の全てのデータ
が消えてしまうという問題があった。
【0007】このため、電池切れが起きる度に手間のか
かる電子電話帳データ等の登録作業を繰り返し行わなけ
ればならなかった。
【0008】本発明の目的は、親機と子機との間で所定
のデータをやり取りすることができると共に、子機側で
電池切れが起こってもメモリに登録されているデータを
保存することができるコードレス電話装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、次の通
りである。
【0010】請求項1記載の発明は、通信回線に接続さ
れている電話機本体と、前記電話機本体と無線通信可能
な携帯端末と、からなるコードレス電話装置において、
前記電話機本体に所定のデータを記憶する本体側記憶手
段と、前記携帯端末に所定のデータを記憶する端末側記
憶手段と、前記本体側記憶手段と前記端末側記憶手段に
それぞれ記憶されているデータを一方から他方の記憶手
段に対してデータ転送するデータ転送手段と、を備えて
いる。
【0011】請求項2記載の発明は、前記携帯端末に電
源を供給する電源供給手段と、前記電源供給手段が携帯
端末に供給する電源電圧が所定電圧値以下となったこと
を検出する電圧降下検出手段と、を有し、前記電圧降下
検出手段により所定値以下の電圧値が検出された場合
に、前記端末側記憶手段に記憶されているデータを前記
本体側記憶手段にデータ転送することを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0013】請求項1記載の発明では、電話機本体が通
信回線に接続され、その電話機本体と携帯端末とが無線
通信可能であって、本体側記憶手段には電話機本体の所
定データが記憶され、端末側記憶手段には携帯端末の所
定データが記憶されており、データ転送手段により本体
側記憶手段と端末側記憶手段とに記憶されているそれぞ
れのデータを一方から他方に転送する。
【0014】従って、本体側記憶手段や端末側記憶手段
に記憶される、例えば、電子電話帳の電話番号や名前等
のデータは、電話機本体と携帯端末の何れか一方で登録
作業をした後、他方の記憶手段へデータ転送するだけで
容易に登録できる。また、携帯端末側の電池が切れて既
登録済のデータが消えても、電話機本体側に同一データ
が記憶されている場合は、そのデータを転送するだけで
消去されたデータを容易に修復することができる。
【0015】請求項2記載の発明では、請求項1におい
て、電源供給手段から携帯端末に供給される電源電圧を
電圧降下検出手段により監視し、所定電圧値以下になっ
た場合は、端末側記憶手段に記憶されているデータが本
体側記憶手段にデータ転送される。
【0016】従って、携帯端末側に固有のデータが記憶
されている場合でも、電池が切れる前に携帯端末側のデ
ータが本体側記憶手段に自動的に転送されて、データが
保持されるため、貴重なデータの消去が防止される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0018】図1〜図5は本発明に係るコードレス電話
装置の一実施例を示す図である。
【0019】まず、構成を説明する。
【0020】図1は、コードレス電話装置の全体構成を
示す図である。
【0021】図1において、コードレス電話装置1は、
親機である電話機本体2と、子機である携帯端末3とか
ら構成されており、その親機2と子機3とはそれぞれの
アンテナ4および5を使って相互に無線で信号を送受信
して通話することができる。また、親機2は、PSTN
(公衆電話回線網)6に接続されており、そのPSTN
6を介して特定の相手方の電話機7に対して発呼を行っ
て回線を接続し、通話することができる。さらに、子機
3は、無線により親機2を介して、相手方の電話機7と
通話することもできる。
【0022】図2は、電話機本体(親機)の回路構成を
示すブロック図である。
【0023】図2において、回線インターフェース部8
は、PSTNの電話回線を介して交換機から送られてく
るリンガ信号を検出するリンガ信号検出部、スピーチネ
ットワーク部などから構成されており、電話回線から受
信される信号をハンドセット9や無線通信機ユニット1
0に送出すると共に、ハンドセット9から入力された信
号や無線通信機ユニット10から受信する信号を電話回
線に送出する。また、回線インターフェース部8は、電
話回線の交換機から送られてくるリンガ信号を検出した
ときに、リンガ検出信号を本体制御部11に出力し、本
体制御部11から出力されるフック信号に従ってオフフ
ック又はオンフック信号を交換機に出力する。
【0024】ROM12は、本体制御部11による通信
制御プロクラムや各部の動作プログラム等を記憶してお
り、このプログラムに従って本体制御部11がシステム
全体を制御する。
【0025】RAM13は、各種パラメータを記憶して
おり、本実施例では電話機本体2側において、通話相手
方の電話番号と名前等を検索可能に登録する電子電話帳
データを記憶している。
【0026】DTMF(Dual Tone Multi Frequency)レ
シーバ14は、電話回線または子機3からのDTMF信
号を検出して本体制御部11に出力する回路である。
【0027】DTMFジェネレータ15は、キー入力部
16から入力される電話番号に対応するDTMF信号を
生成する回路である。
【0028】録音・再生部17は、電話回線の交換機を
介して発呼側から送られてくるメッセージを録音すると
共に、本体制御部11からの指示に従って録音したメッ
セージを再生して電話回線又は無線通信機ユニット10
に出力する。
【0029】本体制御部11は、ハンドセット9のオン
フック、オフフックによりオン、オフされるフックスイ
ッチ18のオン/オフ状態を検出したり、キー入力部1
6から入力される電話番号等を表示部19へ表示した
り、受信したDTMF信号を解析したり、リンガ用スピ
ーカ20による呼出音の報知や無線通信機ユニット10
との間で通信データの授受等を行う。
【0030】なお、電話機本体の電源部は、図示しない
電源回路、バッテリ及び整流器から構成されており、A
C100Vを整流器で整流してバッテリに充電し、その
バッテリから電話機本体の電源回路及び無線通信機ユニ
ット10の電源部に電力を供給している。
【0031】無線通信機ユニット10は、子機3との間
で無線信号を送受信する送受信部21と、送信信号及び
受信信号のディジタル変復調を行なうディジタル変復調
部22と、ディジタルデータを所定のフォーマットに変
換し時間圧縮するTDMA(Time Division Multiple A
ccess)処理部23と、ディジタル信号のデータの圧縮/
伸張、A/D・D/A変換を行なう音声コーディック部
24と、親機のIDコード、子機のIDコードの判定、
TDMA方式のデータのユニークワードの検出、回路各
部の動作制御、及び親機の本体制御部11とのデータの
授受等を行なう通信制御部25とから構成されている。
この無線通信機ユニット10は、本実施例では子機3と
の間で通話用の無線信号を授受する他、RAM13に記
憶されている電子電話帳データ等を無線でデータ転送す
るものである。
【0032】次に、図3は、携帯端末(子機)の回路構
成を示すブロック図である。図3において、スイッチ
(SW)26は、制御部27により切換え制御され、ア
ンテナ5に対して受信機28及び送信機29を切換えて
接続し、通常は、アンテナ5と受信機28とを接続して
おき、送信時にアンテナ5と送信機29とを接続する。
受信機28は、シンセサイザ30によって設定される受
信周波数帯の受信信号をスイッチ26を介してアンテナ
5から受信すると、その受信信号を所定の増幅率で増幅
してデジタル変復調部31に出力する。送信機29は、
デジタル変復調部31から送信信号が入力されると、シ
ンセサイザ30によって設定される送信周波数帯でスイ
ッチ26を介してアンテナ5から送信する。
【0033】シンセサイザ30は、制御部27により発
振周波数帯が指示されると、その周波数帯を受信機28
及び送信機29に設定する。
【0034】デジタル変復調部31は、受信機28から
入力されるディジタル変調された受信信号をディジタル
復調してTDMA処理部32に出力すると共に、TDM
A処理部32から入力される送信信号をディジタル変調
して送信機29に出力する。TDMA(Time Division
Multiple Access:時分割多元接続) 処理部32は、デジ
タル変復調部31とスピーチコーディック部33との間
で送・受信音声信号を授受し、また、制御部27との間
で通信用制御信号を授受し、所定のタイムスロットで受
信したデジタルデータの実データを抽出すると共に、携
帯電話機内部で作成されるデジタルデータ(音声デー
タ)に制御部27から入力されるヘッダ部を付加して所
定のデータフォーマットに変換し、所定のタイムスロッ
トに挿入して送信機29に出力する。
【0035】スピーチコーディック部33は、TDMA
処理部32から入力されるADPCM方式等により圧縮
されたデジタル音声データを伸張して音声変換回路部3
4に出力すると共に、音声変換回路部34から入力され
るデジタル音声データをADPCM方式等により圧縮し
て、TDMA処理部32に出力する。
【0036】音声変換回路部34は、A/D変換器、D
/A変換器等から構成され、スピーチコーディック部3
3から入力されるデジタル音声データをアナログ音声信
号に変換して、スピーカ35に出力すると共に、マイク
36から入力されるアナログ音声信号をデジタル音声デ
ータに変換してスピーチコーディック部33に出力す
る。
【0037】制御部27は、CPU(Central Processi
ng Unit)等から構成され、ROM37内に格納されてい
る携帯端末3の通信制御処理プログラムに従って携帯端
末3としての通信制御処理を実行し、上記各部の動作を
制御し、キー入力部38から入力される電話番号の表示
部39への表示、着呼があったことのリンガ40による
報知等を制御する。
【0038】キー入力部38は、ダイヤルボタンと各種
操作ボタンで構成されており、発呼時のダイヤルや各種
操作をここで行っている。
【0039】ROM(Read Only Memory) 37は、制御
部27が実行する通信制御処理プログラム等を格納す
る。
【0040】RAM(Random Access Memory)40は、
制御部27が通信制御処理に関する各種パラメータや電
子電話帳における相手先の電話番号と名前等の電子電話
帳データを一時的に格納するデータエリアを形成してい
る。
【0041】表示部39は、液晶表示パネル等から構成
され、制御部27から入力される各種表示データを表示
する。例えば、本実施例の場合は、電子電話帳に登録さ
れた相手先の電話番号と名前等を表示する。
【0042】リンガ41は、上記制御部27により実行
される通信処理により着呼時に出力されるリンギング信
号により駆動されてリンギング音を発生する。
【0043】電源回路42は、持ち運び可能な携帯端末
3に電力を供給するもので、乾電池や充電式のバッテリ
ーなどである。
【0044】電圧降下検出回路43は、上記電源回路4
2から子機3に供給される電源電圧が所定の電圧値以下
となったか否かを常時監視するものである。例えば、電
池電源は、充電忘れや長時間使用することによって、電
池切れが起こる前に通常の供給電圧から徐々に電圧が降
下し始める。このため、電圧降下検出回路43によって
電池電源の電圧値が所定の電圧値以下となったか否かを
見るだけで、電池切れを事前に検出することができる。
【0045】次に、本実施例の動作を説明する。
【0046】図2及び図3に示すように、親機2と子機
3との間で無線による通話を行う場合は、電話機本体2
から発信され、携帯端末3のアンテナ5を介して受信機
28で受信された無線信号は、ディジタル変復調部31
で復調され、TDMA処理部32で復調されたディジタ
ルデータから音声データが抽出される。そして、その抽
出された音声データがスピーチコーディック部33で伸
張され、音声変換回路部34でアナログの音声信号に変
換されてスピーカ35から出力される。
【0047】また、ハンドセットのマイク36から入力
される音声信号は、音声変換回路部34でデジタルデー
タに変換され、スピーチコーディック部33で圧縮さ
れ、さらにTDMA処理部32でヘッダ部が付加されて
所定のタイムスロットに挿入されてデジタル変復調部3
1に出力される。そして、デジタル変復調部31でデジ
タル変調されて、送信機29を経てアンテナ5から電話
機本体2へ送信されて、相互に無線で通話することがで
きる。
【0048】また、本実施例では、上記したように親機
2と子機3との間で無線による通話を行う以外に、子機
3のRAM40に記憶されているデータと、親機2のR
AM13に記憶されているデータとを無線通信により相
互に送受信を行って、一方のデータを他方のデータエリ
アに記憶させるデータ転送動作が行われる。
【0049】図4は、携帯端末側のデータ転送動作を示
すフローチャートであり、図5は、電話機本体側のデー
タ転送動作を示すフローチャートである。
【0050】ここで、携帯端末3の子機側では、待受中
に(ステップS1)、電圧降下検出回路43により繰り
返し電源回路42の電圧降下が有ったか否かを監視して
おり(ステップS2)、供給電圧が所定値よりも低下し
たかを判断する。電源回路42の電圧降下が無い場合
は、ステップS1の待受中に戻り、電圧降下が有る場合
は、ステップS3に進む。
【0051】電源回路42の供給電圧が所定値よりも低
下している場合は、電池切れが間近に迫っているので、
子機3側のRAM40に記憶されているデータを電話機
本体2に無線で転送するため、電話機本体2側に対して
無線チャンネルの確立要求を行う(ステップS3)。
【0052】そして、ステップS4では、無線チャネル
で子機と親機とが接続されたか否かを判定し、接続され
ていなければ、ステップS3に戻って無線チャンネルの
確立要求を続ける。
【0053】無線チャネルで親機と子機とが接続された
場合は、例えば、子機のRAM40に格納されている電
子電話帳の電話番号や名前等の電子電話帳データをデー
タ転送するための要求を親機に対して行う(ステップS
5)。
【0054】そして、ステップS6では、親機側がデー
タ受信可能状態にあるか否かを判断して、受信が不可能
な状態であれば、ステップS5に戻ってデータ転送要求
を繰り返し行い、受信可能状態であれは、データ転送を
開始する(ステップS7)。データの転送は、転送が終
了するまで続けられ(ステップS8)、データ転送が終
了した場合は待受中の状態に戻る(ステップS9)。
【0055】他方、上記した子機側からのデータ転送処
理に対応して、親機側では図5に示すようなデータ転送
処理が行われる。
【0056】まず、親機の待受中に(ステップS1
1)、子機から無線チャネルの確立要求が有ったか否か
を判断し(ステップS12)、無線チャネルの確立要求
が無かった場合はステップS11の待受中に戻る。
【0057】ステップS12で子機から無線チャネルの
確立要求が有った場合は、無線チャネルの割当処理を行
う(ステップS13)。そして、子機からのデータ転送
の有無を判断し(ステップS14)、データ転送しない
場合は通常の通話を行うための回線接続を行う(ステッ
プS15)。
【0058】また、子機からデータ転送が有る場合は、
データ転送待状態で待機し(ステップS16)、転送デ
ータを受信したか否かを判断し(ステップS17)、転
送データを受信していない場合は、ステップS16のデ
ータ転送待状態に戻る。
【0059】そして、転送データ(ここでは、電子電話
帳データ)を受信した場合は、親機側のRAM13に記
憶する(ステップS18)。
【0060】本実施例の親機2は、固定局であって、子
機3のように携帯性は要求されないので、RAMの記憶
容量を大きくすることができる上、親機2の電源回路も
ACコンセントを利用することが可能であり、また、バ
ックアップ電源を別に持つ構成とすることも可能である
ため、子機3からデータ転送され、RAM13に記憶さ
れたデータを確実に保持することができる。
【0061】このように、本実施例のコードレス電話装
置は、子機側の電圧降下検出回路43により電池電圧の
低下を検出すると、自動的に親機に対して無線チャネル
の確立を要求し、子機のRAM40に記憶されている電
子電話帳データを親機へデータ転送する。そして、親機
は子機から転送されたデータを受信してRAM13に記
憶して確実に保持するので、子機側が電池切れによって
RAM40のデータが消去されたとしても、子機から再
度データの転送要求があって、子機にデータ転送するこ
とにより、データを再登録し直すことなく、容易に復元
することができる。
【0062】また、電子電話帳データのように同一のデ
ータを親機と子機とで共通に使用するデータの場合は、
親機と子機とで別々に登録作業をするのは大変面倒であ
る。しかし、本実施例では、親機あるいは子機の一方で
電子電話帳データの登録を行った後、この登録データを
他方にデータ転送することによって、親機と子機とで同
一の電子電話帳データを持つことができると共に、登録
作業の手間も半分で済むという利点がある。
【0063】なお、上記実施例では、親機と子機との間
で転送するデータとして共通に使用する電子電話帳デー
タを例にとって説明したが、これに限定されず、親機あ
るいは子機に固有に登録されたデータであっても、電池
切れ前にデータ転送することによってデータが消去され
るのを防止することができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、本体側記
憶手段に記憶された電話機本体のデータと、端末側記憶
手段に記憶された携帯端末のデータとを、データ転送手
段によって一方から他方の記憶手段へデータ転送するよ
うにしたので、例えば、電子電話帳に必要な名前や電話
番号のデータ等は、電話機本体と携帯端末の何れか一方
で登録作業を行えばよく、他方の記憶手段への登録はデ
ータ転送手段でデータ転送するだけで登録が完了する。
また、携帯端末側の電池が切れて既登録済のデータが消
えても、電話機本体から再度データを転送するだけで、
消えたデータを修復することができる。
【0065】請求項2記載の発明によれば、電源供給手
段から携帯端末に供給される電源電圧を電圧降下検出手
段により監視して、所定電圧値以下となったことを検出
した場合は、端末側記憶手段に記憶されているデータを
本体側記憶手段にデータ転送するようにしたので、電池
が切れる前に電話機本体側の記憶手段に携帯端末側のデ
ータを自動的に転送してデータが確実に保持されるの
で、貴重なデータの消去が防止され、登録作業を繰り返
し行う必要がなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】コードレス電話装置の全体構成を示す図であ
る。
【図2】電話機本体の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】携帯端末の回路構成を示すブロック図である。
【図4】電話機本体側のデータ転送動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】携帯端末側のデータ転送動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 コードレス電話装置 2 電話機本体(親機) 3 携帯端末(子機) 4 アンテナ 5 アンテナ 6 PSTN 7 電話機 10 無線通信機ユニット(データ転送手段) 11 本体制御部 13 RAM(本体側記憶手段) 27 制御部 40 RAM(端末側記憶手段) 42 電源回路(電源供給手段) 43 電圧降下検出回路(電圧降下検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に接続されている電話機本体
    と、 前記電話機本体と無線通信可能な携帯端末と、 からなるコードレス電話装置において、 前記電話機本体に所定のデータを記憶する本体側記憶手
    段と、 前記携帯端末に所定のデータを記憶する端末側記憶手段
    と、 前記本体側記憶手段と前記端末側記憶手段にそれぞれ記
    憶されているデータを一方から他方の記憶手段に対して
    データ転送するデータ転送手段と、 を有することを特徴とするコードレス電話装置。
  2. 【請求項2】 前記携帯端末に電源を供給する電源供給
    手段と、 前記電源供給手段が携帯端末に供給する電源電圧が所定
    電圧値以下となったことを検出する電圧降下検出手段
    と、 を有し、 前記電圧降下検出手段により所定値以下の電圧値が検出
    された場合に、前記端末側記憶手段に記憶されているデ
    ータを前記本体側記憶手段にデータ転送することを特徴
    とする請求項1記載のコードレス電話装置。
JP5095618A 1993-03-29 1993-03-29 コードレス電話装置 Pending JPH06284080A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5095618A JPH06284080A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 コードレス電話装置

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JP5095618A Pending JPH06284080A (ja) 1993-03-29 1993-03-29 コードレス電話装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775554B1 (en) 1999-04-15 2004-08-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Calling apparatus and calling method in a telephone

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775554B1 (en) 1999-04-15 2004-08-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Calling apparatus and calling method in a telephone

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