JPH06284059A - 衛星通信回線自動切替方式 - Google Patents
衛星通信回線自動切替方式Info
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- JPH06284059A JPH06284059A JP9041293A JP9041293A JPH06284059A JP H06284059 A JPH06284059 A JP H06284059A JP 9041293 A JP9041293 A JP 9041293A JP 9041293 A JP9041293 A JP 9041293A JP H06284059 A JPH06284059 A JP H06284059A
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Abstract
において発生する回線輻輳時に、子局と衛星アクセスコ
ントローラ間の通信回線を断することなく効率良く瞬時
に他の回線に自動的に切替えることを可能にする。 【構成】 衛星2を有するスター型衛星通信ネットワー
クを構成する中央衛星通信地球局1に設けた衛星アクセ
スコントローラ11に、衛星通信回線CH1,CH2の
輻輳状態を検出し、輻輳状態を検出したときに子局3
1,32,33の使用する回線を切替える輻輳状態監視
制御モジュール12を設け、衛星ネットワーク制御装置
3での判断を待つことなく、衛星アクセスコントローラ
11自身で衛星通信回線の切り替えを実行する。この場
合その回線を使用する子局のうち、回線使用頻度の高い
子局の使用回線を他のトラヒックの少ない回線に切り替
える。
Description
用するスター型衛星通信ネットワークの衛星通信回線に
おいて、回線輻輳時に、子衛星通信地球局と中央衛星通
信地球局間の通信回線を断することなく効率良く瞬時に
他の回線に自動的に切替える方式に関する。
の一例を図3のシステム構成図に示す。同図において、
中央衛星通信地球局1には、衛星通信網の親局である衛
星アクセスコントローラ11が設けられており、この衛
星アクセスコントローラ11は複数の衛星通信回線(チ
ャンネル)CH1,CH2,…を用い、衛星2を経由し
て複数の子衛星通信地球局(以下、子局と略称する)3
1,32,33,…通信を行う。この衛星アクセスコン
トローラ11には衛星ネットワーク制御装置4が接続さ
れており、この衛星ネットワーク制御装置4は衛星アク
セスコントローラ11が出力する輻輳通知を受信したと
きに、これに基づいて回線切替えのコマンドを衛星アク
セスコントローラ11に通知し、各子局との衛星通信回
線を切り替えるように構成されている。
るスター型衛星通信網において、その最大の利点は回線
の通信容量に対して総トラヒック量が少ない場合、他の
どの方式よりも伝送遅延を小さくすることができること
にある。しかし、総トラヒック量が増加すると伝送遅延
が増大し更にトラヒック量が増加すると通信が断になる
可能性がある。この場合、通信断を回避するために、図
4にタイミング図を示すように、衛星ネットワーク制御
装置4では衛星アクセスコントローラ11から通知され
る輻輳通知(主に輻輳の統計情報を取るために使われて
いる)を受信し、輻輳の状態を判断し回線断の危険性を
確認した上で、自動的に衛星アクセスコントローラ11
に衛星通信回線の切替えコマンドを送出している。衛星
アクセスコントローラ11は、この切替えコマンドを受
けて、衛星2を介して一部の子局、ここでは子局33に
対して切替コマンドを衛星通信回線CH1に通知した
後、子局33を制御して衛星通信回線CH2へ切替え、
その結果として子局33の回線信号はトラヒックの少な
い回線に変更されることになる。
通信回線の切替に際しては、衛星ネットワーク制御装置
が衛星アクセスコントローラからの輻輳通知に基づいて
輻輳状態を判断し、自動的に回線切替コマンドを発行す
るため、それより以前のオペレータによる手動切替方式
に比較して、回線断の危険性を減少することができる。
しかしながら、衛星ネットワーク制御装置と衛星アクセ
スコントローラとを接続するためのインターフェースが
存在し、その間でのインターフェース障害やタイムラグ
等が生じるおそれがあるため、この障害やタイムラグに
よって衛星通信回線の切替が不可能になり、或いは遅延
されることがあり、これが原因して衛星通信回線におけ
る通信断または瞬断が生じ、システムの信頼性の低下を
招くおそれがある。本発明の目的は、回線輻輳時に、子
局と衛星アクセスコントローラ間の通信回線を断するこ
となく効率良く瞬時に他の回線に自動的に切替えること
を可能にした衛星通信回線自動切替方式を提供すること
にある。
通信ネットワークを構成する中央衛星通信地球局に設け
た衛星アクセスコントローラに、衛星通信回線の輻輳状
態を検出し、輻輳状態を検出したときに子局の使用する
回線を切替える輻輳状態監視制御モジュールを備えてい
る。この輻輳状態監視制御モジュールは、輻輳状態を検
出したときに、その回線を使用する子局のうち、回線使
用頻度の高い子局の使用回線を他のトラヒックの少ない
回線に切り替えるように機能する。また、輻輳状態監視
制御モジュールは、衛星ネットワーク制御装置に回線毎
の輻輳通知を行うタイミングで回線の切り替えを行う。
る。図1は本発明の一実施例のシステム構成図である。
同図において、このシステムは、中央衛星通信地球局1
に設けられて衛星通信網の親局となる衛星アクセスコン
トローラ11と、衛星2と、衛星アクセスコントローラ
11が管理する複数の衛星通信回線CH1,CH2,…
の一部、ここでは回線CH1により衛星2を経由して回
線信号S1で衛星アクセスコントローラ11と通信を行
う複数の子局31,32,33,…とでスター型衛星通
信網を構成している。即ち、このスター型衛星通信網は
複数の子局31,32,33が一つの回線信号S1によ
り衛星アクセスコントローラ11の衛星通信回線CH1
に接続されていることになる。
輳状態監視制御モジュール12が設けられ、かつこの輻
輳状態監視制御モジュール12にはUNIXコンピュー
タ等で構成される衛星ネットワーク制御装置4が接続さ
れる。前記輻輳状態監視制御モジュール12は、子局3
1,32,33の状態変化や衛星通信回線CH1,CH
2,…の回線使用状況をインターフェースIF1,IF
2により監視し、輻輳状態を検出して輻輳通知をインタ
ーフェースIF10を通して前記衛星ネットワーク制御
装置4に通知する。また、これと共に輻輳状態の回線を
インターフェースIF1,IF2により切替える機能を
有している。
図を参照して説明する。輻輳状態監視制御モジュール1
2は、現在使用されている衛星通信回線CH1のトラヒ
ック状態をインターフェースIF1を通して常に監視し
ている。ランダムアクセス方式の特徴として、子局3
1,32,33のそれぞれの通信データの総トラヒック
量が衛星通信回線CH1の許容トラヒック量に比べて少
ない場合、伝送遅延は小さいのであるが、総トラヒック
量が増大した場合、伝送遅延が増大し始め衛星通信回線
CH1で予め設定されている値を超えた時に、輻輳通知
がインターフェースIF1により衛星通信回線CH1か
ら輻輳状態監視制御モジュール12に通知される。
た輻輳通知を検査し、回線切替えを行うべきかを判断
し、回線切替えを行うべきであると判断したときには、
直ちにその衛星通信回線CH1を使用している子局3
1,32,33のうち、最もトラヒック量の多い子局3
3を判定する。そして、従前よりサポートされているオ
ンラインの回線切替コマンド(ここでは、衛星通信回線
CH1からCH2への切替え)を、この判定された子局
33に対する衛星ネットワーク制御装置4からのコマン
ドとしてインターフェースIF1により衛星通信回線C
H1に通知する。この通知は衛星2を介して対象となる
子局33に伝えられ、この通知に基づいて子局33が制
御され、使用する衛星通信回線をCH1からCH2へ切
替える。その結果として子局33の回線信号S1はトラ
ヒックの少ない回線信号S2に変更されることになる。
以降の子局33に対する通信トラヒック等の監視制御
は、衛星通信回線CH2により、インターフェースIF
2を介して輻輳状態監視制御モジュール12にて前述と
同様に行われる。
1は、内蔵した輻輳状態監視制御モジュール12によ
り、自身で輻輳状態を検出して回線切替を判断し、直ち
に回線切替を実行することになる。このため、従来のよ
うに衛星ネットワーク制御装置4において輻輳状態の判
断と回線切替の判断を行う場合に比較すれば、衛星アク
セスコントローラ11と衛星ネットワーク制御装置4を
結ぶインタフェースにおける障害やタイムラグ等による
通信断や瞬断のおそれが生じることがない。また、従来
行われていた衛星アクセスコントローラ11から衛星ネ
ットワーク制御装置4に輻輳通知を送信するタイミング
で輻輳状態の判断と回線切替の判断を行うため、回線切
替を迅速に行うことが可能となる。また、衛星アクセス
コントローラ11と衛星ネットワーク制御装置4を結ぶ
インターフェースIF10の削減も可能となる。
セスコントローラに設けた輻輳状態監視制御モジュール
によって、衛星回線の輻輳状態を検出し、輻輳状態を検
出したときに子局の使用する回線を切替えるので、衛星
ネットワーク制御装置を介することなく回線切替を実行
することができ、衛星アクセスコントローラと衛星ネッ
トワーク制御装置を結ぶインタフェースにおける障害や
タイムラグ等による通信断や瞬断を未然に回避すること
ができる。また、輻輳状態を検出したときに、その回線
を使用する子局のうち、回線使用頻度の高い子局の使用
回線を他のトラヒックの少ない回線に切り替えること
で、回線の通信容量に対してトラヒック量が増加した場
合でも、通信回線が断となるような最悪の事態を防止で
き、かつ効率的に安定したトラヒックの衛星通信回線を
確保することができる。更に、衛星アクセスコントロー
ラでは、衛星ネットワーク制御装置に回線毎の輻輳通知
を行うタイミングで回線の切り替えを行うことにより、
衛星ネットワーク制御装置での判断を待つことなく回線
切替が実行され、回線の切替のスピードアップを図るこ
とができる。
イミング図である。
ム構成図である。
イミング図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ランダムアクセス方式を使用し、複数の
衛星通信回線を持つ中央衛星通信地球局と、中央衛星通
信地球局内に設置される衛星アクセスコントローラと、
衛星アクセスコントローラと衛星を介して通信を行う複
数の子衛星通信地球局と、衛星通信網の監視制御を行う
衛星ネットワーク制御装置から構成されるスター型衛星
通信ネットワークにおいて、前記衛星アクセスコントロ
ーラには衛星通信回線の輻輳状態を検出し、輻輳状態を
検出したときに子衛星通信地球局の使用する回線を切替
える輻輳状態監視制御モジュールを備えることを特徴と
する衛星通信回線自動切替方式。 - 【請求項2】 輻輳状態監視制御モジュールは、輻輳状
態を検出したときに、その回線を使用する子衛星通信地
球局のうち、回線使用頻度の高い子衛星通信地球局の使
用回線を他のトラヒックの少ない回線に切り替える請求
項1の衛星通信回線自動切替方式。 - 【請求項3】 輻輳状態監視制御モジュールは、衛星ネ
ットワーク制御装置に回線毎の輻輳通知を行うタイミン
グで回線の切り替えを行う請求項2の衛星通信回線自動
切替方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9041293A JPH0748689B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 衛星通信回線自動切替方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9041293A JPH0748689B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 衛星通信回線自動切替方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06284059A true JPH06284059A (ja) | 1994-10-07 |
JPH0748689B2 JPH0748689B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=13997882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9041293A Expired - Fee Related JPH0748689B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 衛星通信回線自動切替方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748689B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999004507A3 (de) * | 1997-07-01 | 1999-05-27 | Deutsche Telekom Ag | Verfahren und system zur steuerung der nutzung von satelliten-übertragungskapazität in terrestrischen netzen |
KR100580087B1 (ko) * | 1999-12-16 | 2006-05-16 | 주식회사 케이티 | 위성을 이용한 시각 및 주파수 전송시스템에서의 송신데이터 처리 장치 및 그 방법 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP9041293A patent/JPH0748689B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999004507A3 (de) * | 1997-07-01 | 1999-05-27 | Deutsche Telekom Ag | Verfahren und system zur steuerung der nutzung von satelliten-übertragungskapazität in terrestrischen netzen |
US7187926B1 (en) | 1997-07-01 | 2007-03-06 | Deutsche Telekom Ag | Method and system for controlling the use of satellite transmission capacity in terrestrial networks |
KR100580087B1 (ko) * | 1999-12-16 | 2006-05-16 | 주식회사 케이티 | 위성을 이용한 시각 및 주파수 전송시스템에서의 송신데이터 처리 장치 및 그 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0748689B2 (ja) | 1995-05-24 |
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