JP3303902B2 - 通信ネットワーク - Google Patents

通信ネットワーク

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JP3303902B2
JP3303902B2 JP05170496A JP5170496A JP3303902B2 JP 3303902 B2 JP3303902 B2 JP 3303902B2 JP 05170496 A JP05170496 A JP 05170496A JP 5170496 A JP5170496 A JP 5170496A JP 3303902 B2 JP3303902 B2 JP 3303902B2
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和之 松村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期型伝送装置が
主信号伝送路によりリング状に接続されているリング型
サブネットワークを使用してクロック信号を分配する
信ネットワークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、同期型伝送装置が使用するクロ
ック信号を通信ネットワーク内の各同期型伝送装置が設
置されている局に分配する時、クロック信号分配路(C
LK分配路)として主信号伝送路を利用する。
【0003】クロック信号分配路として選択された伝送
路を終端する同期型伝送装置は、受信した主信号からク
ロック信号を抽出し、その抽出したクロック信号を同一
局内に設置されている網同期装置へ送出する。
【0004】網同期装置は、同一局内に設置されている
同期型装置へクロック信号を供給する。そのクロック信
号を受信した同期型装置は、その受信したクロック信号
により、局内へ送受信する主信号および局間伝送路へ送
信する主信号の処理を行う。
【0005】このクロック信号分配方式をリング型サブ
ネットワークに適用すると、ひとつのリング型サブネッ
トワーク内に分配されるクロック信号は、多数の網同期
装置を経由する。リング型サブネットワークがN箇所の
局に設置された同期型伝送装置で構成されているとする
と、クロック信号は最大N−1個の網同期装置を経由す
ることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
方法では、同期型装置が設置されている局を経由する度
に、クロック信号は網同期装置において終端され、各網
同期装置の位相変動の影響を受ける。網同期装置の経由
数が多くなると、クロック信号の位相変動量の累積が多
くなり、通信網の同期品質が劣化する欠点があった。
【0007】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、リング型サブネットワークを使用しクロック信号を
分配する際にクロック信号の位相変動量の累積を解決
し、通信網の同期品質の劣化を防止し得る通信ネットワ
ークを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
に本発明の通信ネットワークは、複数の同期型伝送装
置の隣接する各同期型伝送装置間を主信号伝送路で接続
して構成される第1のリング型サブネットワークと、複
数の同期型伝送装置の隣接する各同期型伝送装置間を主
信号伝送路で接続して構成される第2のリング型サブネ
ットワークと、前記第1のリング型サブネットワークの
所定の同期型伝送装置にクロック信号分配路を介して接
続される第1の網同期装置と、前記第1のリング型サブ
ネットワークの他の同期型伝送装置にクロック信号分配
路を介して接続されると共に第2のリング型サブネット
ワークの所定の同期型伝送装置にクロック信号分配路を
介して接続される第2の網同期装置とを具備し、第1の
網同期装置から第1のリング型サブネットワークへ供給
されるクロック信号は、第1のリング型サブネットワー
クの主信号伝送路および同期型伝送装置を経由し、第2
のリング型サブネットワークへクロック信号を供給する
第2の網同期装置へ分配されることを特徴とするもので
ある。 また本発明は、前記通信ネットワークにおいて、
前記同期型伝送装置が、伝送路より受信した主信号から
クロック信号を抽出するクロック信号抽出手段と、この
クロック信号抽出手段から抽出したクロック信号を、そ
の同期型伝送装置が設置されている局所のクロック信号
を供給する網同期装置へ送出するクロック信号送出手段
と、網同期装置から供給されるクロック信号を受信する
クロック信号受信手段と、伝送路から抽出したクロック
信号、および網同期装置から供給されたクロック信号の
品質を監視するクロック信号品質監視手段と、このクロ
ック信号品質監視手段のクロック信号の品質監視結果に
より、伝送路から抽出したクロック信号、および網同期
装置から供給されたクロック信号を任意に選択し、伝送
路へ主信号を送出する主信号処理部へクロック信号を送
出するクロック信号選択・送出手段と、このクロック信
号選択・送出手段により受信したクロック信号により、
伝送路へ送出する主信号の処理を行う主信号送出処理手
段とを有し、上記各手段を有する同期型伝送装置および
それに接続された主信号伝送路を使用し、クロック信号
分配路において、そのリング型サブネットワークよりも
上位に位置す るリング型サブネットワークからのクロッ
ク信号が供給されている上位の網同期装置から、途中に
位置する網同期装置を介さずに、そのリング型サブネッ
トワーク内に接続しているそれぞれの網同期装置に対
し、クロック信号を分配することを特徴とするものであ
る。
【0009】また、前記通信ネットワークにおいて、同
期型伝送装置が、時計回りの伝送路あるいは反時計回り
の伝送路より受信した主信号からクロック信号を抽出す
るクロック信号抽出手段と、このクロック信号抽出手段
から抽出したクロック信号を、その同期型伝送装置と同
一の局所に設置されている網同期装置へ送出するクロッ
ク信号送出手段と、網同期装置から供給されるクロック
信号を受信するクロック信号受信手段と、伝送路から抽
出したクロック信号、および網同期装置から供給された
クロック信号の品質を監視するクロック信号品質監視手
段と、このクロック信号品質監視手段のクロック信号の
品質監視結果により、伝送路から抽出したクロック信
号、および網同期装置から供給されたクロック信号を任
意に選択し、伝送路へ送出する主信号処理部へ送出する
クロック信号選択・送出手段と、こクロック信号選択・
送出手段により受信したクロック信号により、伝送路へ
送出する主信号の処理を行う主信号送出処理手段とを有
し、上記各手段を有する同期型伝送装置およびそれに接
続された時計回りの主信号伝送路および反時計回りの主
信号伝送路を使用し、クロック信号分配路において、そ
のリング型サブネットワークよりも上位に位置するリン
グ型サブネットワークからのクロック信号を供給されて
いる上位の網同期装置から、途中に位置する網同期装置
を介さずに、そのリング型サブネットワーク内に接続し
ているそれぞれの網同期装置に対し、クロック信号を分
配することを特徴とするものである。
【0010】また、前記通信ネットワークのリング型サ
ブネットワークにおいて、そのリング型サブネットワー
クよりもクロック信号分配路として上位に位置する、1
つもしくは複数のリング型サブネットワークからの複数
のクロック信号を、上位の複数の網同期装置から、その
リング型サブネットワークの複数の同期型伝送装置が受
信できる手段を有し、それら複数の同期型伝送装置の内
一部の装置は、時計回りの伝送路へ送出する主信号の処
理を網同期装置から受信したクロック信号により行う手
段を有し、その他の同期型伝送装置は、反時計回りの伝
送路へ送出する主信号の処理を網同期装置から受信した
クロック信号により行う手段を有することを特徴とする
ものである。 また本発明は、前記通信ネットワークにお
いて、主信号伝送路から抽出したクロック信号が異常
時、リング型サブネットワークを構成する同期型伝送装
置は、異常となったクロック信号以外のクロック信号を
選択する、あるいは自装置内のクロック信号発生器から
のクロック信号を選択する網同期装置のクロック信号を
受信し、そのクロック信号により、伝送路へ送出する主
信号の処理を行う手段を有することを特徴とするもので
ある。
【0011】すなわち、同期型伝送装置が有している、
伝送路から抽出したクロック信号を伝送路へ送出する主
信号処理部へ送出する手段および、そのクロック信号を
使用し伝送路へ送出する主信号の処理を行う手段は、そ
の同期型伝送装置が設置されている網同期装置を介して
いないクロック信号を下流へ分配できる。そのため、そ
の同期型伝送装置により構成されるリング型サブネット
ワークは、リング型サブネットワークを構成している各
同期型伝送装置設置局所にある網同期装置の位相変動の
影響を受けていないクロック信号を、リング型サブネッ
トワーク内へ分配できる。
【0012】また、時計回りの主信号伝送路および反時
計回りの主信号伝送路を使用することにより、そのリン
グ型サブネットワーク内で片方向の主信号伝送路に障害
が発生した際にも、リング型サブネットワークを構成し
ている各同期型伝送装置設置局所にある網同期装置の位
相変動の影響を受けていないクロック信号を、リング型
サブネットワーク内へ分配できる。
【0013】また、上記手段を有する同期型伝送装置を
用いたリング型サブネットワークが、そのリング型サブ
ネットワーク以外からクロック信号の供給を受けている
網同期装置よりクロック信号を受信する同期型伝送装置
を少なくとも2装置有し、その一方の装置が、時計回り
の伝送路へ送出する主信号の処理を網同期装置から受信
したクロック信号により行う手段により、時計回りの方
向でリング型サブネットワークにクロック信号を分配し
ている。もう一方の装置が、反時計回りの伝送路へ送出
する主信号の処理を網同期装置から受信したクロック信
号により行う手段により反時計回りの方向でリング型サ
ブネットワークにクロック信号を分配している。そのた
め、そのリング型サブネットワーク以外からクロック信
号の供給を受けている網同期装置よりクロック信号を受
信している同期型伝送装置の一方に故障が発生してもリ
ング型サブネットワーク内にリング型サブネットワーク
以外からのクロック信号を供給できる。
【0014】また、同期型伝送装置が有している、網同
期装置から供給されるクロック信号を受信する手段、伝
送路から抽出したクロック信号、および網同期装置から
供給されたクロック信号の品質を監視する手段、伝送路
から抽出したクロック信号および網同期装置から供給さ
れたクロック信号を任意に選択し、伝送路へ送出する主
信号処理部へ送出する手段、そのクロック信号を使用し
伝送路へ送出する主信号の処理を行う手段は、クロック
信号を抽出する伝送路が切断された際にも下流の伝送路
へ主信号を送出することを可能にしている。そのため、
クロック信号を抽出する伝送路が切断された際にも下流
の伝送路へ主信号を送出でき、その同期型伝送装置によ
り構成されるリング型サブネットワークは、障害発生時
においても、障害発生局所に設置されている網同期装置
のみの位相変動の影響を受けるだけでクロック信号を、
リング型サブネットワーク内へ分配できる。
【0015】従って、本発明の目的である、リング型サ
ブネットワークを使用しクロック信号を分配する際にク
ロック信号の位相変動量の累積を解決した通信ネットワ
ークを提供することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を説明する。 <実施形態例1>図1は、本発明の第一の実施形態例を
説明する図であって、複数の同期型伝送装置で構成され
る複数のリング型サブネットワークを有する通信ネット
ワークを示している。
【0017】リング型サブネットワーク−1は、同期型
伝送装置1−1、同期型伝送装置1−2、同期型伝送装
置1−3、同期型伝送装置1−4、同期型伝送装置1−
5と、隣接する各同期型伝送装置間を接続する主信号伝
送路で構成されている。
【0018】リング型サブネットワーク−2は、同期型
伝送装置2−1、同期型伝送装置2−2、同期型伝送装
置2−3、同期型伝送装置2−4、同期型伝送装置2−
5と、隣接する各同期型伝送装置間を接続する主信号伝
送路で構成されている。
【0019】リング型サブネットワーク−1と網同期装
置−Mは、同期型伝送装置1−1において、クロック信
号分配路(CLK分配路)を介し接続されている。リン
グ型サブネットワーク−1と網同期装置−Aは、同期型
伝送装置1−3において、クロック信号分配路を介し接
続されている。
【0020】リング型サブネットワーク−2と網同期装
置−Aは、同期型伝送装置2−1において、クロック信
号分配路を介し接続されている。網同期装置−Mは、同
期型伝送装置1−1へクロック信号を供給する。そのク
ロック信号は、リング型サブネットワーク−1の主信号
伝送路およびリング型サブネットワーク−1内の各同期
型伝送装置を使用し、リング型サブネットワーク−2へ
クロック信号を供給する網同期装置−Aへ分配される。
【0021】網同期装置−Aは、同期型伝送装置2−1
へクロック信号を供給する。このように、1つのリング
型サブネットワークを1リンク(網同期装置と網同期装
置の間を1リンクと呼ぶ)のクロック信号分配路で構成
することにより、通信ネットワークを構成するリング型
サブネットワークの数が増加しても、位相変動が少な
く、管理の容易なクロック信号分配方式が可能になる。
【0022】<実施形態例2>図2は、本発明の第二の
実施形態例を説明する図であって、同期型伝送装置のク
ロック信号処理のブロック図である。
【0023】1は、主信号伝送路からの主信号を受信
し、処理する主信号受信処理手段である。主信号受信処
理手段1は、2のクロック信号抽出手段と接続されてい
る。クロック信号抽出手段2は、主信号受信処理手段1
からの主信号を受信し、その信号に含まれているクロッ
ク信号成分を抽出し、クロック信号を生成する機能をも
つ。
【0024】クロック信号抽出手段2は、3のクロック
信号送出手段、5のクロック信号品質監視手段、および
7のクロック信号選択・送出手段と接続されている。ク
ロック信号送出手段3は、クロック信号抽出手段2から
受信したクロック信号をその同期型伝送装置が設置され
ている局所の網同期装置へ送信する機能を持っている。
【0025】クロック信号品質監視手段5は、クロック
信号抽出手段2およびクロック信号受信手段4から受信
したクロック信号の品質を監視する機能を持っている。
クロック信号受信手段4は、その同期型伝送装置が設置
されている局所の網同期装置、クロック信号品質監視手
段5、およびクロック信号選択・送出手段7と接続され
ている。
【0026】クロック信号受信手段4は、網同期装置が
供給するクロック信号を受信する機能を持っている。6
のクロック信号選択制御手段は、クロック信号品質監視
手段5から受信した制御信号をもとにクロック信号選択
・送出手段7におけるクロック信号の選択を制御する機
能を持っている。
【0027】クロック信号選択・送出手段7は、主信号
送出処理手段8と接続されている。クロック信号選択・
送出手段7は、クロック信号選択制御手段6から受信し
た制御情報をもとに、主信号送出処理手段8へ送出する
クロック信号を、クロック信号抽出手段2から受信した
クロック信号あるいはクロック信号受信手段4から受信
したクロック信号から選択する機能を持っている。
【0028】主信号送出処理手段8は、クロック信号選
択・送出手段7から受信したクロック信号を使用し、主
信号伝送路へ主信号を送出する機能を持っている。図3
は、第二の実施形態例を説明する図であって、図1に示
した同期型伝送装置を使用し、クロック信号分配を行う
リング型サブネットワークである。
【0029】同期型伝送装置A、および上位DCS(網
同期装置)は、A局に設置されている。同期型伝送装置
B、およびDCS(B)は、B局に設置されている。
【0030】同期型伝送装置C、およびDCS(C)
は、C局に設置されている。同期型伝送装置D、および
DCS(D)は、D局に設置されている。同期型伝送装
置E、およびDCS(E)は、E局に設置されている。
【0031】同期型伝送装置Aは、上位DCSとクロッ
ク信号分配路で接続され、同期型伝送装置Bおよび同期
型伝送装置Eと主信号伝送路で接続されている。同期型
伝送装置Bは、DCS(B)とクロック信号分配路で接
続され、同期型伝送装置Aおよび同期型伝送装置Cと主
信号伝送路で接続されている。
【0032】同期型伝送装置Cは、DCS(C)とクロ
ック信号分配路で接続され、同期型伝送装置Bおよび同
期型伝送装置Dと主信号伝送路で接続されている。同期
型伝送装置Dは、DCS(D)とクロック信号分配路で
接続され、同期型伝送装置Cおよび同期型伝送装置Eと
主信号伝送路で接続されている。
【0033】同期型伝送装置Eは、DCS(E)とクロ
ック信号分配路で接続され、同期型伝送装置Dおよび同
期型伝送装置Aと主信号伝送路で接続されている。同期
型伝送装置Aは、そのリング型サブネットワーク以外か
ら供給されたクロック信号を受信している上位DCSよ
りクロック信号を受信しており、そのリング型サブネッ
トワークへのクロック信号供給装置となっている。この
時、同期型伝送装置Aのクロック信号選択制御手段6を
制御し、上位DCSから受信したクロック信号を主信号
送出処理手段8へ分配するようにする。このように、同
期型伝送装置Aから同期型伝送装置Bへ伝送される主信
号は上位DCSから受信したクロック信号成分を含んで
いる。
【0034】同期型伝送装置Bは、同期型伝送装置Aか
らの主信号を受信する。同期型伝送装置Bでは、その主
信号からクロック信号を抽出し、DCS(B)へそのク
ロック信号を送出する。DCS(B)は、同期型伝送装
置Bから受信したクロック信号をもとに、クロック信号
を生成し、B局の各同期型装置にクロック信号を分配す
ることになる。さらに、同期型伝送装置Bは、自装置の
クロック信号抽出手段2が抽出したクロック信号を、主
信号送出処理手段8へ分配する。このように、同期型伝
送装置Bから同期型伝送装置Cへ伝送される主信号は、
DCS(B)を介していない、つまりDCS(B)の位
相変動の影響を受けない上位DCSから受信したクロッ
ク信号成分を含んでいる。
【0035】同期型伝送装置C、同期型伝送装置D、同
期型伝送装置Eについても同様な動作であり、DCS
(C)、DCS(D)、DCS(E)へも、主信号伝送
路および同期型伝送装置を使用し、各DCSの位相変動
の影響を受けないクロック信号を分配できる。
【0036】このように、リング型サブネットワークに
おいて、そのリング型サブネットワーク内のクロック信
号は、クロック信号分配路に同期型伝送装置設置局のD
CSを介さない、1リンクのクロック信号分配路を構成
できる。
【0037】この結果から明らかなように、リング型サ
ブネットワークを用い、従来技術に比べ位相変動量の少
ないクロック信号分配路を提供できる。 <実施形態例3>図4は、本発明の第三の実施形態例を
説明する図であって、同期型伝送装置のクロック信号処
理のブロック図である。
【0038】1は、時計回り主信号伝送路からの主信号
を受信し、処理する主信号受信処理手段である。主信号
受信処理手段1は、2のクロック信号抽出手段へ接続さ
れている。
【0039】クロック信号抽出手段2は、主信号受信処
理手段1からの主信号を受信し、その信号に含まれてい
るクロック信号成分を抽出し、クロック信号を生成する
機能をもつ。
【0040】クロック信号抽出手段2は、3のクロック
信号送出手段、5のクロック信号品質監視手段、および
7のクロック信号選択・送出手段と接続されている。ク
ロック信号送出手段3は、クロック信号抽出手段2から
受信したクロック信号をその同期型伝送装置が設置され
ている局所の網同期装置へ送信する機能を持っている。
【0041】クロック信号品質監視手段5は、クロック
信号抽出手段2およびクロック信号受信手段4から受信
したクロック信号の品質を監視する機能を持っている。
クロック信号受信手段4は、その同期型伝送装置が設置
されている局所の網同期装置、クロック信号品質監視手
段5、およびクロック信号選択・送出手段7と接続され
ている。
【0042】クロック信号受信手段4は、網同期装置が
供給するクロック信号を受信する機能を持っている。6
のクロック信号選択制御手段は、クロック信号品質監視
手段5から受信した制御信号をもとにクロック信号選択
・送出手段7におけるクロック信号の選択を制御する機
能を持っている。
【0043】クロック信号選択・送出手段7は、8の主
信号送出処理手段と接続されている。クロック信号選択
・送出手段7は、クロック信号選択制御手段6から受信
した制御情報をもとに、主信号送出処理手段8へ送出す
るクロック信号を、クロック信号抽出手段2から受信し
たクロック信号あるいはクロック信号受信手段4から受
信したクロック信号から選択する機能を持っている。
【0044】主信号送出処理手段8は、クロック信号選
択・送出手段7から受信したクロック信号を使用し、時
計回り主信号伝送路へ主信号を送出する機能を持ってい
る。9は、反時計回り主信号伝送路からの主信号を受信
し、処理する主信号受信処理手段である。主信号受信処
理手段9は、10のクロック信号抽出手段へ接続されて
いる。
【0045】クロック信号抽出手段10は、主信号受信
処理手段9からの主信号を受信し、その信号に含まれて
いるクロック信号成分を抽出し、クロック信号を生成す
る機能をもつ。
【0046】クロック信号抽出手段10は、11のクロ
ック信号送出手段、12のクロック信号品質監視手段、
および14のクロック信号選択・送出手段と接続されて
いる。
【0047】クロック信号送出手段11は、クロック信
号抽出手段10から受信したクロック信号をその同期型
伝送装置が設置されている局所の網同期装置へ送信する
機能を持っている。
【0048】クロック信号品質監視手段12は、クロッ
ク信号抽出手段10およびクロック信号受信手段4から
受信したクロック信号の品質を監視する機能を持ってい
る。クロック信号受信手段4は、12のクロック信号品
質監視手段、および14のクロック信号選択・送出手段
と接続されている。
【0049】クロック信号選択制御手段13は、クロッ
ク信号品質監視手段12から受信した制御信号をもとに
クロック信号選択・送出手段14へクロック信号の選択
を制御する機能を持っている。
【0050】クロック信号選択・送出手段14は、15
の主信号送出処理手段と接続されている。クロック信号
選択・送出手段14は、クロック信号選択制御手段13
から受信した制御情報をもとに、主信号送出処理手段1
5へ送出するクロック信号を、クロック信号抽出手段1
0から受信したクロック信号あるいはクロック信号受信
手段4から受信したクロック信号から選択する機能を持
っている。
【0051】主信号送出処理手段15は、クロック信号
選択・送出手段14から受信したクロック信号を使用
し、反時計回り主信号伝送路へ主信号を送出する機能を
持っている。
【0052】図5は、第三の実施形態例を説明する図で
あって、図4に示した同期型伝送装置を使用し、クロッ
ク信号分配を行うリング型サブネットワークである。同
期型伝送装置A、および上位DCS(網同期装置)は、
A局に設置されている。
【0053】同期型伝送装置B、およびDCS(B)
は、B局に設置されている。同期型伝送装置C、および
DCS(C)は、C局に設置されている。同期型伝送装
置D、およびDCS(D)は、D局に設置されている。
【0054】同期型伝送装置E、およびDCS(E)
は、E局に設置されている。同期型伝送装置Aは、上位
DCSとクロック信号分配路で接続され、同期型伝送装
置Bおよび同期型伝送装置Eと主信号伝送路で接続され
ている。
【0055】同期型伝送装置Bは、DCS(B)とクロ
ック信号分配路で接続され、同期型伝送装置Aおよび同
期型伝送装置Cと主信号伝送路で接続されている。同期
型伝送装置Cは、DCS(C)とクロック信号分配路で
接続され、同期型伝送装置Bおよび同期型伝送装置Dと
主信号伝送路で接続されている。
【0056】同期型伝送装置Dは、DCS(D)とクロ
ック信号分配路で接続され、同期型伝送装置Cおよび同
期型伝送装置Eと主信号伝送路で接続されている。同期
型伝送装置Eは、DCS(E)とクロック信号分配路で
接続され、同期型伝送装置Dおよび同期型伝送装置Aと
主信号伝送路で接続されている。
【0057】同期型伝送装置Aは、そのリング型サブネ
ットワーク以外から供給されたクロック信号を受信して
いる上位DCSよりクロック信号を受信しており、その
リング型サブネットワークへのクロック信号供給装置と
なっている。この時、同期型伝送装置Aのクロック信号
選択制御手段6,13を制御し、上位DCSから受信し
たクロック信号を時計回り主信号の処理を行う主信号送
出処理手段8および反時計回り主信号の処理を行う主信
号送出処理手段15へ分配するようにする。このよう
に、同期型伝送装置Aから同期型伝送装置Bへ伝送され
る主信号および同期型伝送装置Aから同期型伝送装置E
へ伝送される主信号は上位DCSから受信したクロック
信号成分を含んでいる。
【0058】まず、時計回り方向のクロック信号分配に
ついて考える。同期型伝送装置Bは、同期型伝送装置A
からの主信号を受信する。同期型伝送装置Bでは、その
主信号からクロック信号を抽出し、DCS(B)へその
クロック信号を送出する。DCS(B)は、同期型伝送
装置Bから受信したクロック信号をもとに、クロック信
号を生成し、B局の各同期型装置にクロック信号を分配
することになる。さらに、同期型伝送装置Bは、自装置
のクロック信号抽出手段2が抽出したクロック信号を、
時計回り主信号の処理を行う主信号送出処理手段8へ分
配する。このように、同期型伝送装置Bから同期型伝送
装置Cへ伝送される主信号は、DCS(B)を介してい
ない、つまりDCS(B)の位相変動の影響を受けない
上位DCSから受信したクロック信号成分を含んでい
る。
【0059】同期型伝送装置C、同期型伝送装置D、同
期型伝送装置Eについても同様な動作であり、DCS
(C)、DCS(D)、DCS(E)へも、時計回り方
向の主信号伝送路および各同期型伝送装置を使用し、各
DCSの位相変動の影響を受けないクロック信号を分配
できる。
【0060】次に反時計回り方向のクロック信号分配に
ついて考える。同期型伝送装置Eは、同期型伝送装置A
からの主信号を受信する。同期型伝送装置Eでは、その
主信号からクロック信号を抽出し、DCS(E)へその
クロック信号を送出する。DCS(E)は、同期型伝送
装置Eから受信したクロック信号をもとに、クロック信
号を生成し、E局の各同期型装置にクロック信号を分配
することになる。さらに、同期型伝送装置Eは、自装置
のクロック信号抽出手段10が抽出したクロック信号
を、反時計回り主信号の処理を行う主信号送出処理手段
15へ分配する。このように、同期型伝送装置Eから同
期型伝送装置Dへ伝送される主信号は、DCS(E)を
介していない、つまりDCS(E)の位相変動の影響を
受けない上位DCSから受信したクロック信号成分を含
んでいる。
【0061】同期型伝送装置D、同期型伝送装置C、同
期型伝送装置Bについても同様な動作であり、DCS
(D)、DCS(C)、DCS(B)へも、反時計回り
方向の主信号伝送路および各同期型伝送装置を使用し、
各DCSの位相変動の影響を受けないクロック信号を分
配できる。
【0062】このように、リング型サブネットワークに
おいて、そのリング型サブネットワーク内のクロック信
号は、クロック信号分配路に同期型伝送装置設置局のD
CSを介さない、1リンクのクロック分配路を構成でき
る。
【0063】また、リング型サブネットワークにおいて
片方向の主信号伝送路に障害が発生した際にも、そのリ
ング型サブネットワークに接続されているDCSに対し
クロック信号を分配できる。
【0064】この結果から明らかなように、リング型サ
ブネットワークを用い、従来技術に比べ位相変動量が少
なく、伝送路故障に対して信頼性の高いクロック信号分
配路を提供できる。
【0065】<実施形態例4>図6は、本発明の第四の
実施形態例を説明する図であって、図4に示した同期型
伝送装置を使用し、クロック信号分配を行うリング型サ
ブネットワークである。
【0066】同期型伝送装置A、および上位DCS
(M)は、A局に設置されている。同期型伝送装置B、
およびDCS(B)は、B局に設置されている。同期型
伝送装置C、およびDCS(C)は、C局に設置されて
いる。
【0067】同期型伝送装置D、およびDCS(D)
は、D局に設置されている。同期型伝送装置E、および
上位DCS(SM)は、E局に設置されている。同期型
伝送装置Aは、上位DCS(M)とクロック信号分配路
で接続され、同期型伝送装置Bおよび同期型伝送装置E
と主信号伝送路で接続されている。
【0068】同期型伝送装置Bは、DCS(B)とクロ
ック信号分配路で接続され、同期型伝送装置Aおよび同
期型伝送装置Cと主信号伝送路で接続されている。同期
型伝送装置Cは、DCS(C)とクロック信号分配路で
接続され、同期型伝送装置Bおよび同期型伝送装置Dと
主信号伝送路で接続されている。
【0069】同期型伝送装置Dは、DCS(D)とクロ
ック信号分配路で接続され、同期型伝送装置Cおよび同
期型伝送装置Eと主信号伝送路で接続されている。同期
型伝送装置Eは、上位DCS(SM)とクロック分配路
で接続され、同期型伝送装置Dおよび同期型伝送装置A
と主信号伝送路で接続されている。
【0070】同期型伝送装置Aは、そのリング型サブネ
ットワーク以外から供給されたクロック信号を受信して
いる上位DCS(M)よりクロック信号を受信してお
り、そのリング型サブネットワークへのクロック信号供
給装置となっている。この時、同期型伝送装置Aのクロ
ック信号選択制御手段6を制御し、上位DCSから受信
したクロック信号を時計回り主信号の処理を行う主信号
送出処理手段8へ分配するようにする。このように、同
期型伝送装置Aから同期型伝送装置Bへ伝送される主信
号は上位DCS(M)から受信したクロック信号成分を
含んでいる。
【0071】同期型伝送装置Eは、そのリング型サブネ
ットワーク以外から供給されたクロック信号を受信して
いる上位DCS(SM)よりクロック信号を受信してお
り、そのリング型サブネットワークへのクロック信号供
給装置となっている。この時、同期型伝送装置Eのクロ
ック信号選択制御手段13を制御し、上位DCS(S
M)から受信したクロック信号を反時計回り主信号の処
理を行う主信号送出処理手段15へ分配するようにす
る。このように、同期型伝送装置Eから同期型伝送装置
Dへ伝送される主信号は上位DCS(SM)から受信し
たクロック信号成分を含んでいる。
【0072】まず、時計回り方向のクロック信号分配に
ついて考える。同期型伝送装置Bは、同期型伝送装置A
からの主信号を受信する。同期型伝送装置Bでは、その
主信号からクロック信号を抽出し、DCS(B)へその
クロック信号を送出する。DCS(B)は、同期型伝送
装置Bから受信したクロック信号をもとに、クロック信
号を生成し、B局の各同期型装置にクロック信号を分配
することになる。さらに、同期型伝送装置Bは、自装置
のクロック信号抽出手段2が抽出したクロック信号を、
時計回り主信号の処理を行う主信号送出処理手段8へ分
配する。このように、同期型伝送装置Bから同期型伝送
装置Cへ伝送される主信号は、DCS(B)を介してい
ない、つまりDCS(B)の位相変動の影響を受けない
上位DCS(M)から受信したクロック信号成分を含ん
でいる。
【0073】同期型伝送装置C、同期型伝送装置D、同
期型伝送装置Eについても同様な動作であり、DCS
(C)、DCS(D)、上位DCS(SM)へも、時計
回り方向の主信号伝送路および各同期型伝送装置を使用
し、各DCSの位相変動の影響を受けないクロック信号
を分配できる。
【0074】次に反時計回り方向のクロック信号分配に
ついて考える。同期型伝送装置Dは、同期型伝送装置E
からの主信号を受信する。同期型伝送装置Dでは、その
主信号からクロック信号を抽出し、DCS(D)へその
クロック信号を送出する。DCS(D)は、同期型伝送
装置Eから受信したクロック信号をもとに、クロック信
号を生成し、D局の各同期型装置にクロック信号を分配
することになる。さらに、同期型伝送装置Eは、自装置
のクロック信号抽出手段10が抽出したクロック信号
を、反時計回り主信号の処理を行う主信号送出処理手段
15へ分配する。このように、同期型伝送装置Dから同
期型伝送装置Cへ伝送される主信号は、DCS(D)を
介していない、つまりDCS(D)の位相変動の影響を
受けない上位DCS(SM)から受信したクロック信号
成分を含んでいる。
【0075】同期型伝送装置C、同期型伝送装置Bにつ
いても同様な動作であり、DCS(C)、DCS(B)
へも、反時計回り方向の主信号伝送路および各同期型伝
送装置を使用し、各DCSの位相変動の影響を受けない
クロック信号を分配できる。
【0076】このように、リング型サブネットワークに
おいて、そのリング型サブネットワーク内のクロック信
号は、クロック信号分配路に同期型伝送装置設置局のD
CSを介さない、1リンクのクロック信号分配路を構成
できる。
【0077】また、リング型サブネットワークにおいて
片方向の主信号伝送路に障害が発生した際にも、そのリ
ング型サブネットワークに接続されているDCSに対し
クロック信号を分配できる。
【0078】また、上位DCS(M)よりクロック信号
を受信する同期型伝送装置に障害が発生した際にも、そ
のリング型サブネットワークに接続されているDCSに
対しクロック信号を分配できる。
【0079】この結果から明らかなように、リング型サ
ブネットワークを用い、従来技術に比べ位相変動量が少
なく、伝送路故障および装置故障に対して信頼性の高い
クロック信号分配路を提供できる。
【0080】<実施形態例5>図7は、本発明の第五の
実施形態例を説明する図であって、図6に示したリング
型サブネットワークにおいて伝送路障害が発生した時の
図である。
【0081】同期型伝送装置Bと同期型伝送装置Cを接
続している時計回り主信号が断になった場合である。こ
の時、同期型伝送装置Cでは時計回り主信号を受信でき
ない。よって時計回り主信号から抽出すべきクロック信
号を抽出できない。従って、DCS(C)へ上位DCS
(M)からリング型サブネットワークへ供給されている
クロック信号を供給できない。また、時計回り主信号か
ら抽出したクロック信号を使用し、下流の時計回り主信
号伝送路へ主信号を送出できない。
【0082】しかし、本実施形態例のように、DCS
(C)は反時計回り主信号を使用し上位DCS(SM)
からリング型サブネットワークへ供給されているクロッ
ク信号が分配されている等、伝送路に障害がおきてもD
CS(C)がクロック信号を供給できるような場合、同
期型伝送装置Cは、クロック信号受信手段、クロック信
号品質監視手段、クロック信号選択制御手段、クロック
信号選択・送出手段により、DCS(C)から供給され
たクロック信号を使用し、下流の時計回り伝送路へ主信
号を送出する。
【0083】このような方式になっているため、DCS
(C)が反時計回り主信号を使用し、上位DCS(S
M)からリング型サブネットワークへ供給されているク
ロック信号が分配されている時、下流の時計回り伝送路
へ送出される主信号に含まれるクロック信号成分は、D
CS(C)の位相変動の影響を受けるが、障害の波及は
最小限に抑えられる。
【0084】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、リン
グ型サブネットワークを使用しクロック信号を分配する
際にクロック信号の位相変動量の累積を解決し、通信網
の同期品質の劣化を防止し得る通信ネットワークの提供
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態例の複数のリング
型サブネットワークを有する通信ネットワークの一例を
示す構成説明図である。
【図2】本発明に係る第二の実施形態例の同期型伝送装
置の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る第二の実施形態例のリング型サブ
ネットワークの一例を示す構成説明図である。
【図4】本発明に係る第三の実施形態例の同期型伝送装
置の一例を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る第三の実施形態例のリング型サブ
ネットワークの一例を示す構成説明図である。
【図6】本発明に係る第四の実施形態例のリング型サブ
ネットワークの一例を示す構成説明図である。
【図7】本発明に係る第五の実施形態例の伝送路障害が
発生したときのリング型サブネットワークの一例を示す
構成説明図である。
【符号の説明】
1…主信号受信処理手段 2…クロック信号抽出手段 3…クロック信号送出手段 4…クロック信号受信手段 5…クロック信号品質監視手段 6…クロック信号選択制御手段 7…クロック信号選択・送出手段 8…主信号送出処理手段 9…主信号受信処理手段 10…クロック信号抽出手段 11…クロック信号送出手段 12…クロック信号品質監視手段 13…クロック信号選択制御手段 14…クロック信号選択・送出手段 15…主信号送出処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−163162(JP,A) 特開 平7−30569(JP,A) 特開 平5−292106(JP,A) 特開 平5−103077(JP,A) 特開 平5−56056(JP,A) 特開 昭62−102643(JP,A) 特開 昭60−113551(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/42 - 12/437 H04L 12/28 H04L 12/44 - 12/46

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の同期型伝送装置の隣接する各同期
    型伝送装置間を主信号伝送路で接続して構成される第1
    のリング型サブネットワークと、 複数の同期型伝送装置の隣接する各同期型伝送装置間を
    主信号伝送路で接続して構成される第2のリング型サブ
    ネットワークと、 前記第1のリング型サブネットワークの所定の同期型伝
    送装置にクロック信号分配路を介して接続される第1の
    網同期装置と、 前記第1のリング型サブネットワークの他の同期型伝送
    装置にクロック信号分配路を介して接続されると共に第
    2のリング型サブネットワークの所定の同期型伝送装置
    にクロック信号分配路を介して接続される第2の網同期
    装置とを具備し、 第1の網同期装置から第1のリング型サブネットワーク
    へ供給されるクロック信号は、第1のリング型サブネッ
    トワークの主信号伝送路および同期型伝送装置を経由
    し、第2のリング型サブネットワークへクロック信号を
    供給する第2の網同期装置へ分配される ことを特徴とす
    通信ネットワーク
  2. 【請求項2】 前記同期型伝送装置において、 伝送路より受信した主信号からクロック信号を抽出する
    クロック信号抽出手段と、 このクロック信号抽出手段から抽出したクロック信号
    を、その同期型伝送装置が設置されている局所のクロッ
    ク信号を供給する網同期装置へ送出するクロック信号送
    出手段と、 網同期装置から供給されるクロック信号を受信するクロ
    ック信号受信手段と、 伝送路から抽出したクロック信号、および網同期装置か
    ら供給されたクロック信号の品質を監視するクロック信
    号品質監視手段と、 このクロック信号品質監視手段のクロック信号の品質監
    視結果により、伝送路から抽出したクロック信号、およ
    び網同期装置から供給されたクロック信号を任意に選択
    し、伝送路へ主信号を送出する主信号処理部へクロック
    信号を送出するクロック信号選択・送出手段と、 このクロック信号選択・送出手段により受信したクロッ
    ク信号により、伝送路へ送出する主信号の処理を行う主
    信号送出処理手段を有し、 上記各手段を有する同期型伝送装置およびそれに接続さ
    れた主信号伝送路を使用し、クロック信号分配路におい
    て、そのリング型サブネットワークよりも上位に位置す
    るリング型サブネットワークからのクロック信号が供給
    されている上位の網同期装置から、途中に位置する網同
    期装置を介さずに、そのリング型サブネットワーク内に
    接続しているそれぞれの網同期装置に対し、クロック信
    号を分配することを特徴とする請求項1記載の通信ネッ
    トワーク
  3. 【請求項3】 前記同期型伝送装置において、 時計回りの伝送路あるいは反時計回りの伝送路より受信
    した主信号からクロック信号を抽出するクロック信号抽
    出手段と、 このクロック信号抽出手段から抽出したクロック信号
    を、その同期型伝送装置と同一の局所に設置されている
    網同期装置へ送出するクロック信号送出手段と、 網同期装置から供給されるクロック信号を受信するクロ
    ック信号受信手段と、 伝送路から抽出したクロック信号、および網同期装置か
    ら供給されたクロック信号の品質を監視するクロック信
    号品質監視手段と、 このクロック信号品質監視手段のクロック信号の品質監
    視結果により、伝送路から抽出したクロック信号、およ
    び網同期装置から供給されたクロック信号を任意に選択
    し、伝送路へ送出する主信号処理部へ送出するクロック
    信号選択・送出手段と、 こクロック信号選択・送出手段により受信したクロック
    信号により、伝送路へ送出する主信号の処理を行う主信
    号送出処理手段を有し、 上記各手段を有する同期型伝送装置およびそれに接続さ
    れた時計回りの主信号伝送路および反時計回りの主信号
    伝送路を使用し、クロック信号分配路において、そのリ
    ング型サブネットワークよりも上位に位置するリング型
    サブネットワークからのクロック信号を供給されている
    上位の網同期装置から、途中に位置する網同期装置を介
    さずに、そのリング型サブネットワーク内に接続してい
    るそれぞれの網同期装置に対し、クロック信号を分配す
    ることを特徴とする請求項1記載の通信ネットワーク
  4. 【請求項4】 前記リング型サブネットワークにおい
    て、そのリング型サブネットワークよりもクロック信号
    分配路として上位に位置する、1つもしくは複数のリン
    グ型サブネットワークからの複数のクロック信号を、上
    位の複数の網同期装置から、そのリング型サブネットワ
    ークの複数の同期型伝送装置が受信できる手段を有し、 それら複数の同期型伝送装置の内一部の装置は、時計回
    りの伝送路へ送出する主信号の処理を網同期装置から受
    信したクロック信号により行う手段を有し、 その他の同期型伝送装置は、反時計回りの伝送路へ送出
    する主信号の処理を網同期装置から受信したクロック信
    号により行う手段を有することを特徴とする請求項3記
    載の通信ネットワーク
  5. 【請求項5】 信号伝送路から抽出したクロック信号
    が異常時、リング型サブネットワークを構成する同期型
    伝送装置は、異常となったクロック信号以外のクロック
    信号を選択する、あるいは自装置内のクロック信号発生
    器からのクロック信号を選択する網同期装置のクロック
    信号を受信し、そのクロック信号により、伝送路へ送出
    する主信号の処理を行う手段を有することを特徴とする
    請求項2,3又は4記載の通信ネットワーク
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