JPH0628284Y2 - 刻印装置 - Google Patents

刻印装置

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JPH0628284Y2
JPH0628284Y2 JP1986162172U JP16217286U JPH0628284Y2 JP H0628284 Y2 JPH0628284 Y2 JP H0628284Y2 JP 1986162172 U JP1986162172 U JP 1986162172U JP 16217286 U JP16217286 U JP 16217286U JP H0628284 Y2 JPH0628284 Y2 JP H0628284Y2
Authority
JP
Japan
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marking
turret
engraving
rotating
support table
Prior art date
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JP1986162172U
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English (en)
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JPS6368466U (ja
Inventor
敏夫 荒川
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシート板製品等に品質,種類等を示す記号を打
刻する刻印装置に関する。
〔従来の技術〕
シート板製品の製造工程において,該シート板に,等
級,種類等を示す記号を刻印することが行われており,
その刻印装置の例が,特開昭56−120388号公
報,実開昭58−3254号公報,実公昭59−288
56号公報等に示されている。これらの公報に示されて
いる装置は,回転可能なターレットに,回転中心から等
半径距離の位置に複数の刻印を保持させ,そのターレッ
トを割出しモータによって所望の刻印が打刻位置に来る
ように割り出し,その打刻位置に設けている打刻装置に
よって刻印を打撃し,刻印するように構成していた。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし,かかる従来の装置はいずれも,複数の刻印を保
持したターレットの割出しを,割出しモータの制御のみ
によって行っており,例えば,割出しモータとしてパル
スモータを用い,それをマイクロコンピュータで制御す
るという方法をとっており,制御装置が高価となるとい
う問題があった。また,何らかの理由で割出し不良が生
じても,それを検出する機構を設けていないので,打刻
位置に刻印が無い状態で打撃を行ってしまい,打刻不良
を生じることがあるという問題もあった。
本考案はかかる問題点に鑑みて為されたもので,安価な
装置によって刻印の割出しを行うことができ,しかも、
打刻不良を防止することのできる刻印装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は,支持テーブルに回転可能に保持され,回転中
心から等半径位置に複数の刻印を移動可能に保持したタ
ーレットと,該ターレットを回転させ,所望の刻印を打
刻位置に割り出す割出し機構と,前記支持テーブルに保
持され,打刻位置に位置する刻印を駆動する打刻装置
と,刻印が前記打刻装置による打刻に適した位置にある
か否かを検知する刻印位置適否検知手段を備え,刻印が
打刻に適した位置に無い場合には前記打刻装置を動作し
ないようにするインターロック装置とを有し,前記割出
し機構が,前記ターレットを回転させるモータと,複数
の刻印にそれぞれ対応して設けられ,各刻印が打刻位置
に到達したことを検知する複数の刻印検知手段とを有し
ていることを特徴とする刻印装置を要旨とする。
〔作用〕
上記構造の刻印装置では,複数の刻印をターレットに保
持させているので,ターレットの割出しにより,所望の
刻印を打刻位置に位置決めすることができ,且つその位
置で打刻装置によりその刻印をシート板に打刻し,印字
することが可能である。ここで,ターレットの割出し
は,ターレットをモータで回転させ,所望の刻印が打刻
位置に到達したことをその刻印に対応する刻印検知手段
で検知し,その検知信号によってモータを停止させるこ
とで行うことができ,従来のようにモータの回転量を制
御して割出しを行う場合に比べて,装置のコストを下げ
ることができる。また,インターロック装置の刻印位置
適否検知手段が,刻印が打刻装置による打刻に適した位
置にあるか否かを監視しており,ターレットの割出し不
良によって打刻位置に刻印が存在しない場合,或いは割
出しは行われたとしても刻印の軸線方向位置が悪くて打
刻不良を生じる恐れのある場合には,インターロック装
置が打刻装置を作動しないようにしており,これによ
り,打刻不良を生じることがない。
〔実施例〕
以下,図面に示す本考案の実施例を説明する。第1図は
本考案の一実施例の要部を示す断面図,第2図はその平
面図,第3図は全体を示す平面図である。同図におい
て,1は水平な支持面を備えた支持台,2はこの支持台
1に第3図でX−X方向に移動可能に保持されたスライ
ド板,3はこのスライド板2にY−Y方向に移動可能に
保持された支持テーブルである。4はスライド板2をX
−X方向に移動させるねじ軸であり,支持台1に固定さ
れた軸受5に軸方向には移動不能であるが回転可能に保
持され,且つスライド板2に固定されたブロック6に内
蔵するナットに噛み合い,一端に操作ハンドル7を備え
ている。従って,操作ハンドル7を回転させることによ
り,ねじ軸4とブロック6のナットとの噛み合いを利用
してスライド板2をX−X方向に移動させることができ
る。8は支持テーブル3をスライド板2に対してY−Y
方向に移動させるねじ軸であり,支持テーブル3に固定
されたブラケット9に固定され,且つスライド板2に固
定された軸受ブロック10内のナット11(第1図参
照)に噛み合っている。このナット11にはギア12が
連結されている。13はギア12に噛み合うギアであ
り,軸受ブロック10に回転可能に保持されている。1
4は駆動軸であり,ギア13に対して軸方向には移動可
能であるが,回転は伝達するように構成され,一端に操
作ハンドル15を有している。従って,この操作ハンド
ル15を回転させることにより,駆動軸14,ギア13
を介して,ギア12が回転し,ギア12に連結されたナ
ット11が回転してそれに噛み合うねじ軸8を軸方向に
移動させ,支持テーブル3をY−Y方向に移動させるこ
とができる。
第1図,第2図において,17は支持テーブル3に垂直
な軸線を中心として回転可能に保持されたターレット,
18はターレット17の回転中心から等半径位置に上下
に移動可能に保持された複数の(実施例では4個の)ス
ライドロッド,19は各スライドロッド18の下端に取
付けられた刻印,20は各スライドロッド18を上方に
付勢するコイルばね,21は各コイルばね20を包囲す
るカバー,22はターレット17を割り出すために回転
させるサーボモータである。23は,打刻位置Sに位置
するカバー20に対向して,且つ,各刻印に対応して設
けられた複数の近接スイッチであり,各刻印19に対応
するカバー20に取付けられたドグ24をそれぞれ検知
し,対応する刻印19が打刻位置Sに到達することを検
知するものである。従って,近接スイッチ23は、複数
の刻印にそれぞれ対応して設けられ,各刻印が打刻位置
に到達したことを検知する複数の刻印検知手段を構成す
る。これらの刻印検知手段及びサーボモータ22は,所
望の刻印19を打刻位置Sに割り出すための割出し機構
を構成する。
25も近接スイッチであり、どの刻印19が打刻位置S
に位置していても,その刻印19を取付けているスライ
ドロッド18の上端を検知しうる位置に設けられてお
り,従って,いずれかの刻印19が打刻位置Sに,且つ
所定の軸線方向(高さ方向)位置に位置していることを
検知することができる。この近接スイッチ25は,スラ
イドロッド18の上端を検出しない場合(即ち,打刻位
置Sに刻印が無い場合,或いは刻印19の高さ位置が狂
っている場合)には,後述する打刻装置が動作しないよ
うにインターロックするためには使用される。従って,
この近接スイッチ25は,刻印が前記打刻装置による打
刻に適した位置にあるか否かを検知する刻印位置適否検
知手段を構成しており,且つ刻印が打刻に適した位置に
無い場合には前記打刻装置を動作しないようにするイン
ターロック装置の一部を構成する。
26は,打刻位置Sに位置するスライドロッド18の上
方に位置するように,支持テーブル3に保持された打刻
装置である。本実施例では,打刻装置26として,エア
シリンダが使用されている。このエアシリンダ26のピ
ストンロッド先端には,スライドロッド18の上端に接
触してスライドロッド18を押し下げる押し具27が取
付けられている。エアシリンダ26の高さ方向の取付位
置は,第1図から良くわかるように,ピストンロッドを
引っ込めた状態で押し具27が,スライドロッド18の
上端から僅かに離れた位置になるように設定されてお
り,従って,この状態ではターレット17を支障なく割
出し回転させることが可能である。
次に,上記構成になる刻印装置の動作を説明する。第1
図において,ターレット17の下方に,打刻されるべき
シート板30で搬送装置(図示せず)によって搬送さ
れ,所定位置で停止する。これと並行して,そのシート
板30に刻印すべき記号を示す信号が入力し,サーボモ
ータ22がターレット17を回転させ,所望の刻印19
が打刻位置Sに到達した時にそれを近接スイッチ23が
検知しサーボモータ22を停止させることにより,所望
の刻印19を打刻位置Sに割り出す。次に,打刻装置2
6が動作して,スライドロッド18を押し下げ,刻印1
9が下降し,打刻をする。打刻終了後,打刻装置26が
元の位置に戻り,スライドロッド18はコイルばね20
によって元の位置に上昇し,打刻済のシート板30が搬
送装置によって送り出され,次のシート板30が打刻位
置に供給される。また,これに並行してターレット17
の割出しが行われ,所望の刻印19が打刻位置Sに位置
決めされる。以下,同様の動作が繰り返されて,次々と
送り込まれるシート板に対してそれぞれ,そのシート板
に対応する記号が打刻される。なお,万一,刻印19が
打刻位置Sに位置決めされなかった場合には,近接スイ
ッチ25が刻印19の無いことを検知し,打刻装置26
を作動させなくする。また,刻印19が打刻位置Sに位
置決めされた場合であっても,コイルばね20の故障等
によりスライドロッド18が所定の高さに復帰していな
い場合には,近接スイッチ25が,打刻に適した位置に
刻印19の無いことを検知し,やはり打刻装置26を作
動させなくする。これにより,打刻不良が防止される。
シート板30のサイズが変わる場合等においては,打刻
位置を変更する必要がある。その場合には,操作ハンド
ル7,15(第3図参照)を回すことにより,ターレッ
ト17を支持した支持テーブル3をX−Y両方向に移動
させ,位置調整することが可能である。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように,本考案の刻印装置は,
ターレット17に複数個の刻印19を保持させ,打刻位
置Sに選択的に割り出すことができるように構成してい
るので,次々と送られてくるシート板に対し,所望の刻
印を選択して敏速に打刻することができ,しかも,ター
レットの割出し機構を,所望の刻印が打刻位置に到達し
たことを検知し,その検知信号によってモータを停止さ
せる構成としているので,安価にでき,更に,刻印が打
刻に適した位置にない場合には打刻装置を作動しないよ
うにするインターロック装置を設けているので,打刻不
良を生じることがない等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部の断面図,第2図はそ
の平面図,第3図は上記実施例の全体を示す平面図であ
る。 3……支持テーブル、17……ターレット 18……スライドロッド、19……刻印 20……コイルばね、22……サーボモータ 26……打刻装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持テーブルに回転可能に保持され,回転
    中心から等半径位置に複数の刻印を移動可能に保持した
    ターレットと,該ターレットを回転させ,所望の刻印を
    打刻位置に割り出す割出し機構と,前記支持テーブルに
    保持され,打刻位置に位置する刻印を駆動する打刻装置
    と,刻印が前記打刻装置による打刻に適した位置にある
    か否かを検知する刻印位置適否検知手段を備え,刻印が
    打刻に適した位置に無い場合には前記打刻装置を動作し
    ないようにするインターロック装置とを有し,前記割出
    し機構が,前記ターレットを回転させるモータと,複数
    の刻印にそれぞれ対応して設けられ,各刻印が打刻位置
    に到達したことを検知する複数の刻印検知手段とを有し
    ていることを特徴とする刻印装置。
JP1986162172U 1986-10-24 1986-10-24 刻印装置 Expired - Lifetime JPH0628284Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986162172U JPH0628284Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24 刻印装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986162172U JPH0628284Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24 刻印装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6368466U JPS6368466U (ja) 1988-05-09
JPH0628284Y2 true JPH0628284Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31089183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986162172U Expired - Lifetime JPH0628284Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24 刻印装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6482253B2 (ja) * 2014-11-26 2019-03-13 株式会社コニック プレス機用刻印装置

Family Cites Families (7)

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JPS6368466U (ja) 1988-05-09

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