JPH06277154A - 油揚食品の脱油装置 - Google Patents
油揚食品の脱油装置Info
- Publication number
- JPH06277154A JPH06277154A JP9041893A JP9041893A JPH06277154A JP H06277154 A JPH06277154 A JP H06277154A JP 9041893 A JP9041893 A JP 9041893A JP 9041893 A JP9041893 A JP 9041893A JP H06277154 A JPH06277154 A JP H06277154A
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- JP
- Japan
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- oil
- food
- same time
- scrapers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 かまぼこ、その他の油揚食品に付着した余分
の油を効率良く除去すると共にこの脱油した油等の除去
清掃を脱油作用中に円滑確実に行う。 【構成】 傾斜して設置された回動する移送筒体４の内
部の上側部に軸方向に断続してスクレッパー８を弾接
し、該スクレッパー８の下方に油等の排出する移送樋等
の搬送具１０を設けると共に移送筒体４の内周面には前
記スクレッパー８と干渉しないように反転板１１を設
け、供給されたかまぼこ等の油揚食品を移送筒体４の傾
斜と回動で移送しながら反転板１１で重り合いを解すと
同時に反転し、表裏両側面の余分の油を内壁面に付着せ
しめて脱油すると共にこの脱油した油等をスクレッパー
８で剥離して搬送具１０で外部に排出する。
の油を効率良く除去すると共にこの脱油した油等の除去
清掃を脱油作用中に円滑確実に行う。 【構成】 傾斜して設置された回動する移送筒体４の内
部の上側部に軸方向に断続してスクレッパー８を弾接
し、該スクレッパー８の下方に油等の排出する移送樋等
の搬送具１０を設けると共に移送筒体４の内周面には前
記スクレッパー８と干渉しないように反転板１１を設
け、供給されたかまぼこ等の油揚食品を移送筒体４の傾
斜と回動で移送しながら反転板１１で重り合いを解すと
同時に反転し、表裏両側面の余分の油を内壁面に付着せ
しめて脱油すると共にこの脱油した油等をスクレッパー
８で剥離して搬送具１０で外部に排出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はさつま揚げ、野菜揚げ、
その他の油揚食品に付着した余分の油を除去する油揚食
品の脱油装置に関するものである。
その他の油揚食品に付着した余分の油を除去する油揚食
品の脱油装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】かまぼこ、野菜、畜魚肉等の食品をフラ
イヤーで油揚した食品は、その表面に付着した余分な油
を除去するために、油揚食品を布製ベルト間を挟持移送
したり、多数のローラーコンベヤ又はネットコンベヤ上
を移送したりして除去しているのが現状である。
イヤーで油揚した食品は、その表面に付着した余分な油
を除去するために、油揚食品を布製ベルト間を挟持移送
したり、多数のローラーコンベヤ又はネットコンベヤ上
を移送したりして除去しているのが現状である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記布
製ベルトによる挟持移送方式は、脱油ローラー等で吸着
した油を取り除いても衛生的観点から度々布製ベルトを
取り換えなければならないと共に食品の種類により布製
ベルト間の間隔も調節しなければならず、また後者のロ
ーラー又はネットコンベヤ移送方式は、表裏両側面の脱
油が均一かつ円滑に行われず、しかもローラー又はネッ
トに付着した油の除去清掃が極めて面倒であって時間と
労力を要すると共に何れの方式の場合にも油揚食品の脱
油作用と同時に油の除去清掃ができない問題点がある。
本発明はこれらの現状に鑑み、油揚食品に付着した余分
の油を効率良く脱油すると共にこの脱油した油及び油揚
カス等の除去清掃も容易にできるようにした油揚食品の
脱油装置を提供することを目的とするものである。
製ベルトによる挟持移送方式は、脱油ローラー等で吸着
した油を取り除いても衛生的観点から度々布製ベルトを
取り換えなければならないと共に食品の種類により布製
ベルト間の間隔も調節しなければならず、また後者のロ
ーラー又はネットコンベヤ移送方式は、表裏両側面の脱
油が均一かつ円滑に行われず、しかもローラー又はネッ
トに付着した油の除去清掃が極めて面倒であって時間と
労力を要すると共に何れの方式の場合にも油揚食品の脱
油作用と同時に油の除去清掃ができない問題点がある。
本発明はこれらの現状に鑑み、油揚食品に付着した余分
の油を効率良く脱油すると共にこの脱油した油及び油揚
カス等の除去清掃も容易にできるようにした油揚食品の
脱油装置を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、回動する傾斜した移動筒体内の上側部に付
着する油を除去するスクレッパーを軸方向に断続的に設
けて圧接せしめると共にその下方に油等を外部に排出す
る搬送具を設け、前記断続的スクレッパーを干渉しない
ように移動筒体の内周面に適宜間隔で反転板を突設した
ことを特徴とするものであり、更に前記反転板は油揚食
品の移送を促進するように進行方向に向け傾斜又は螺旋
状に形成すると一層脱油作用を能率良く行うことができ
る。
するために、回動する傾斜した移動筒体内の上側部に付
着する油を除去するスクレッパーを軸方向に断続的に設
けて圧接せしめると共にその下方に油等を外部に排出す
る搬送具を設け、前記断続的スクレッパーを干渉しない
ように移動筒体の内周面に適宜間隔で反転板を突設した
ことを特徴とするものであり、更に前記反転板は油揚食
品の移送を促進するように進行方向に向け傾斜又は螺旋
状に形成すると一層脱油作用を能率良く行うことができ
る。
【０００５】
【作用】移送筒体内に供給された油揚食品は、移送筒体
の傾斜と回転による移送作用によって動揺搬送されなが
ら付着した余分の油を移送筒体内壁面に付着除去せしめ
この移送筒体の内壁面に付着した油及び油揚カス等はス
クレッパーで剥離されて移送樋で外部に排出されると共
に反転板は前記移送中の油揚食品を解しながら反転して
表裏両面に付着した油の除去作用を促進する。
の傾斜と回転による移送作用によって動揺搬送されなが
ら付着した余分の油を移送筒体内壁面に付着除去せしめ
この移送筒体の内壁面に付着した油及び油揚カス等はス
クレッパーで剥離されて移送樋で外部に排出されると共
に反転板は前記移送中の油揚食品を解しながら反転して
表裏両面に付着した油の除去作用を促進する。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
機枠１上に一端部を昇降機構２により上下動自在に形成
した支持台３が設けられ、該支持台３上には移送筒体４
が夫々支持ローラー５・５′により回動可能に支持され
ると共に前記支持ローラー５・５′の下側の支持ローラ
ー５は夫々モーター６から連動機構を介して移送筒体４
を同一方向に回動するように駆動されると共に移送筒体
４の内側上部にはその内面にスプリング７を介して弾接
するようにスクレッパー８が軸線方向に断続するように
支持枠９に取付けられ、更に該断続するスクレッパー８
の下方にはスクレッパー８によって剥離された油又は油
揚カスを外部に排出する傾斜した移送樋等の搬送具１０
が設けられている。
機枠１上に一端部を昇降機構２により上下動自在に形成
した支持台３が設けられ、該支持台３上には移送筒体４
が夫々支持ローラー５・５′により回動可能に支持され
ると共に前記支持ローラー５・５′の下側の支持ローラ
ー５は夫々モーター６から連動機構を介して移送筒体４
を同一方向に回動するように駆動されると共に移送筒体
４の内側上部にはその内面にスプリング７を介して弾接
するようにスクレッパー８が軸線方向に断続するように
支持枠９に取付けられ、更に該断続するスクレッパー８
の下方にはスクレッパー８によって剥離された油又は油
揚カスを外部に排出する傾斜した移送樋等の搬送具１０
が設けられている。
【０００７】また前記移送筒体４の内周面には前記スク
レッパー８と干渉しないように反転板１１が適宜間隔例
えば１２０度の間隔で突設されると共に前記反転板１１
は油揚食品の移送作用を促進するように傾斜又は螺旋状
に形成するのが好適である。
レッパー８と干渉しないように反転板１１が適宜間隔例
えば１２０度の間隔で突設されると共に前記反転板１１
は油揚食品の移送作用を促進するように傾斜又は螺旋状
に形成するのが好適である。
【０００８】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるので、供給シュート１２等で移送筒体４内に供給さ
れた油揚食品は、移送筒体４内の傾斜と回動によって移
送筒体４内の下側部を反転板１１で重り合いを解しなが
ら反転移送されて油揚食品の表裏両側面に付着している
余分の油をその内壁面に付着せしめて余分の油を除去さ
れた後、搬出コンベヤ１３等で取出される一方、移送筒
体４の内壁面に付着した油及び油揚カス等はスクレッパ
ー８で剥離されて搬送具１０で外部に排出されるもので
あり、油揚食品の種類、形状、大きさによって移送筒体
４の傾斜度及び回動速度を調節するものである。
いるので、供給シュート１２等で移送筒体４内に供給さ
れた油揚食品は、移送筒体４内の傾斜と回動によって移
送筒体４内の下側部を反転板１１で重り合いを解しなが
ら反転移送されて油揚食品の表裏両側面に付着している
余分の油をその内壁面に付着せしめて余分の油を除去さ
れた後、搬出コンベヤ１３等で取出される一方、移送筒
体４の内壁面に付着した油及び油揚カス等はスクレッパ
ー８で剥離されて搬送具１０で外部に排出されるもので
あり、油揚食品の種類、形状、大きさによって移送筒体
４の傾斜度及び回動速度を調節するものである。
【０００９】前記実施例は単一の移送筒体で行っている
が必要に応じては複数の大小の移送筒体を連結して連続
的に形成することもでき、また移送筒体の断面は円形で
あっても多角形であっても良く、更に移送筒体は製品に
よって高温となるために冷却シャワー等によって移送筒
体を冷却式とすることもできる。
が必要に応じては複数の大小の移送筒体を連結して連続
的に形成することもでき、また移送筒体の断面は円形で
あっても多角形であっても良く、更に移送筒体は製品に
よって高温となるために冷却シャワー等によって移送筒
体を冷却式とすることもできる。
【００１０】
【発明の効果】本発明は油揚食品を回動する傾斜した移
送筒体内を移送しながら付着した余分の油を除去するよ
うにしたので、油揚食品の種類、大きさ及び形状等に左
右されることなく余分の油を移送筒体の内壁面に付着せ
しめて脱油作用を能率良く確実に行うことができると共
に移送筒体に付着した油及び油揚カスはスクレッパーに
よって搬送具を介して外部に排出でき移送筒体に付着し
た油等の除去清掃も脱油作用と同時に円滑容易にかつ確
実に行うことができると同時に反転板は移送中の油揚食
品の重り合いを解しながら反転移送して大量の油揚食品
の表裏両側面に付着された余分の油の除去作用を効率良
く迅速確実に行うことができる。
送筒体内を移送しながら付着した余分の油を除去するよ
うにしたので、油揚食品の種類、大きさ及び形状等に左
右されることなく余分の油を移送筒体の内壁面に付着せ
しめて脱油作用を能率良く確実に行うことができると共
に移送筒体に付着した油及び油揚カスはスクレッパーに
よって搬送具を介して外部に排出でき移送筒体に付着し
た油等の除去清掃も脱油作用と同時に円滑容易にかつ確
実に行うことができると同時に反転板は移送中の油揚食
品の重り合いを解しながら反転移送して大量の油揚食品
の表裏両側面に付着された余分の油の除去作用を効率良
く迅速確実に行うことができる。
【図１】本発明の斜視図。
【図２】同縦断正面図。
【図３】同縦断側面図。
４ 移送筒体 ８ スクレッパー １０ 搬送具 １１ 反転板
Claims (1)
- 【請求項１】 回動する傾斜した移動筒体内の上側部に
付着する油を除去するスクレッパーを軸方向に断続的に
設けて圧接せしめると共にその下方に油等を外部に排出
する搬送具を設け、前記断続的スクレッパーを干渉しな
いように移動筒体の内周面に適宜間隔で反転板を突設し
たことを特徴とする油揚食品の脱油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9041893A JPH0728833B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 油揚食品の脱油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9041893A JPH0728833B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 油揚食品の脱油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06277154A true JPH06277154A (ja) | 1994-10-04 |
| JPH0728833B2 JPH0728833B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=13998054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9041893A Expired - Lifetime JPH0728833B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 油揚食品の脱油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728833B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999029218A1 (en) * | 1997-12-09 | 1999-06-17 | Adler Nissen Jens | A method and apparatus for stir-frying |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101866040B1 (ko) * | 2016-07-22 | 2018-06-08 | 서한석 | 각도조절장치가 구비된 박피기 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP9041893A patent/JPH0728833B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999029218A1 (en) * | 1997-12-09 | 1999-06-17 | Adler Nissen Jens | A method and apparatus for stir-frying |
| US6331323B1 (en) | 1997-12-09 | 2001-12-18 | Jens Adler-Nissen | Method and apparatus for stir-frying |
| EP1790261A1 (en) * | 1997-12-09 | 2007-05-30 | Jens Adler-Nissen | A method and apparatus for stir-frying |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0728833B2 (ja) | 1995-04-05 |
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