JPH062760Y2 - 分割可能なスプレ−ガン - Google Patents

分割可能なスプレ−ガン

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JPH062760Y2
JPH062760Y2 JP13454286U JP13454286U JPH062760Y2 JP H062760 Y2 JPH062760 Y2 JP H062760Y2 JP 13454286 U JP13454286 U JP 13454286U JP 13454286 U JP13454286 U JP 13454286U JP H062760 Y2 JPH062760 Y2 JP H062760Y2
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JP
Japan
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spray gun
needle valve
paint
main body
paint nozzle
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JP13454286U
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JPS6339448U (ja
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育哉 白石
克 金子
毅 望月
行光 渡辺
Original Assignee
岩田塗装機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 主として塗料等の液体を噴霧するスプレーガンに係る考
案である。特に塗料供給口が噴霧化装置に近いスプレー
ガンの前部に位置し、主として圧縮空気により霧化され
るスプレーガンに利用される。
[従来の技術] 一般のスプレーガンは、その構造において製作上の理由
から本体に霧化装置、調整装置、操作装置等を組み込む
ように構成されている。特殊な場合として塗料通路を含
む霧化装置部分を他の本体部分と分離して構成したもの
や、必要とされる材質上の理由から霧化装置を含む胴部
と、調整装置や操作装置を含む握り部とに分離して構成
したものがある。
前者は塗料ノズルの着脱によって、塗料供給口を備えた
ノズル基をも着脱可能とし、前記塗料供給口の位置も変
化出来る構成としている。この場合、塗料通路部は本体
側に残るため、洗浄する場合は当然両方の洗浄を必要と
する。
また後者は、主として静電ガンにおいて絶縁材製の胴部
を必要とするため握り部とは別の材質で形成され固定手
段にて一体化されている。
[考案が解決しようとする問題点] 塗料を噴霧するスプレーガンを使用する場合、霧化装置
を含む塗料接触部は、作業終了時あるいは保守作業時毎
に確実に洗浄することが必要で、かつその作業が極めて
面倒であった。特に従来のスプレーガンにおいてはスプ
レーガン全体をもって洗浄しなければならず、ガン本体
が自動塗装機に固定されている場合にはその都度スプレ
ーガン全体を外す必要がある。また、調整部や操作部に
は洗浄液がかかっては不具合を生ずる部品も多く、特に
電気制御部品を含むものは、絶対的に洗浄液の付着をさ
けなければならず、その洗浄は大変である。
また塗料ノズルと先端で接触し塗料噴出を制御するニー
ドル弁の後方からの大気への洩れを防止するために設け
たニードル弁パッキンは、定期的に摩耗をチェックし、
必要により交換することが多いが、ニードル弁パッキン
は噴霧化装置部分と後部の本体部分の間にあって狭く、
その交換は困難な作業となっていた。
[問題点を解決するための手段] 上記の如き問題点を解決するため、先端に、塗料ノズル
と該塗料ノズルを囲むように空気キャップをとりつけて
噴霧化装置を形成するとともに、後部に、前記塗料ノズ
ルの開閉を行うニードル弁開閉制御装置を配設したスプ
レーガンにおいて、前記塗料ノズルの塗料通路と連絡す
る塗料供給口と、前記塗料通路の後方に前記ニードル弁
が貫通する挿入孔と、該挿入孔に前記ニードル弁の外周
を密封するニードル弁パッキン装置とを設けて構成する
スプレーガン前部本体と、前記ニードル弁と該ニードル
弁の後方に前記塗料ノズルの開閉を行なうニードル弁開
閉制御装置を設けて構成するスプレーガン後部本体とを
有し、前記スプレーガン前部本体と前記スプレーガン後
部本とを着脱装置にて着脱自在に接続したものである。
特に塗料との接触があるスプレーガン前部本体は塗料供
給口及びニードル弁装置等を含んでおり、洗浄を要する
部分をまとめて取り外せるよう構成している。
着脱装置は、手で簡単に取りはずせることが望ましく、
スプレーガン前部本体側に係止する袋ナット状のカバー
をスプレーガン後部本体に設けたネジに螺合することに
よって着脱可能とすることができる。また他の手段とし
てガンの外側に設けたカム・クランプ装置や止め金等に
より着脱自在とすることもできる。
[作用] 以上のような構成とすることにより、導入空気口20より
入った圧縮空気は通路21、環状溝13、霧化用空気通路14
を通り空気キャップ3のそれぞれの空気口より噴射され
る。同時にピストン室22に入った圧縮空気はエアピスト
ン11を後方のばねの力に抗して後退させ、これによって
ニードル弁4を塗料ノズル2より後退させて開弁し、塗
料を噴出する。
スプレーガンを使用後、塗料でよごれた部分を洗浄する
場合、カバー9を外し、第2図のように前記スプレーガ
ン後部本体10より前記スプレーガン前部本体5を分離す
れば、洗浄に必要な最小限のスプレーガン前部本体をス
プレーガン後部本体より取り出すことができる。
[実施例] 図面は本考案の実施例を示している。噴霧化装置1は塗
料ノズル2、空気キャップ3、で構成され、塗料ノズル
2を囲むように空気キャップ3がスプレーガン前部本体
5の先端にそれぞれ取り付くようになっている。前記噴
霧化装置1の後方には塗料供給口としての塗料ニップル
6が設けられている。該塗料供給口の内部通路は塗料ノ
ズル2の塗料通路に連通している。更に該塗料ノズル2
の塗料通路の後方に前記ニードル弁4が貫通する挿入孔
を設けるとともに、該挿入孔に前記ニードル弁の外周を
密封し、塗料の外部への洩れ防止のため、ニードル弁パ
ッキン装置7が設けられている。スプレーガン前部本体
5の後端はテーパーシート面8を形成し、その外周には
袋ナット状のカバー9が設けられている。テーパーシー
ト面8の内径側は環状溝13を形成し、更にその内側の中
心部に前記パッキン装置7が設けられている。環状溝13
には、霧化用空気通路14が閉口している。
次に、スプレーガン後部本体10は、ニードル弁4を駆動
・操作する装置が組み込まれており、第1図においては
ニードル弁4の後端に固定されたエアピストン11が示さ
れている。スプレーガン後部本体10に設けられた通路は
全て圧縮空気通路で導入空気口20、通路21、ピストン室
22等があり、通常は洗浄なしに長期間使用に耐えること
ができる。スプレーガン後部本体10の前端は前記前部本
体5のテーパーシート面8と係合する内面テーパー12が
形成され、その内側には前記環状溝13の内側を気密保持
する軸封装置15が保持されるよう構成されている。空気
通路はスプレーガン前部本体5に設けた環状溝13に連通
するようにテーパーシート面8の内側で環状溝13に対応
する位置に開口している。またスプレーガン後部本体10
の前端は外周にねじ16が螺設され、前記カバー9がねじ
込まれてスプレーガン前部本体5とスプレーガン後部本
体10が接続される。その他の構造については、自動スプ
レーガンとして既に公知の技術と同じであり詳細につい
ては省略する。
第2図はスプレーガン前部本体5とスプレーガン後部本
体10をカバー9を外して分離した時の図を示し、ニード
ル弁4はニードル弁パッキン装置7より抜けスプレーガ
ン前部本体5より外れる。
[効果] 従って、スプレーガンが自動塗装機に固定れている場合
にも、その都度、スプレーガン全体を外すことなくスプ
レーガン前部本体のみを外すことによって洗浄は簡単に
でき、しかも不必要な部分を洗浄液で汚したり、悪影響
を与えることがない。特に塗料通路を有する先端部分の
み取りはずし可能なため、洗浄液にスプレーガン前部本
体の全てを浸けておくこともでき、固化した塗料等の洗
浄に極めて効果的である。
また、比較的面倒であったニードル弁パッキン装置がス
プレーガン前部本体の後端に位置することになったた
め、その後方には邪魔物がなく、交換作業等も容易にな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すスプレーガンの断面
図、第2図は第1図を分離したときの断面図を示してい
る。 2…塗料ノズル、3…空気キャップ 4…ニードル弁、5…スプレーガン前部本体 7…ニードル弁パッキン装置 9…カバー、10…スプレーガン後部本体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に、塗料ノズルと該塗料ノズルを囲む
    ように空気キャップをとりつけて噴霧化装置を形成する
    とともに、後部に、前記塗料ノズルの開閉を行なうニー
    ドル弁開閉制御装置を配設したスプレーガンにおいて、
    前記塗料ノズルの塗料通路と連絡する塗料供給口と、前
    記塗料通路の後方にニードル弁が貫通する挿入孔と、該
    挿入孔にニードル弁の外周を密封するニードル弁パッキ
    ン装置とを設けて構成するスプレーガン前部本体と、前
    記ニードル弁と該ニードル弁の後方に前記塗料ノズルの
    開閉を行なうニードル弁開閉制御装置を設けて構成する
    スプレーガン後部本体とを有し、前記スプレーガン前部
    本体と前記スプレーガン後部本体とを着脱装置にて着脱
    自在に接続したことを特徴とする分割可能なスプレーガ
    ン。
  2. 【請求項2】着脱装置は、スプレーガン前部本体に結合
    した接続用リングとスプレーガン後部本体の前端に設け
    たねじとで構成した前記実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のスプレーガン。
  3. 【請求項3】着脱装置はスプレーガン前部本体の取付位
    置を回転自在とした前記実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のスプレーガン。
JP13454286U 1986-09-02 1986-09-02 分割可能なスプレ−ガン Expired - Lifetime JPH062760Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13454286U JPH062760Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02 分割可能なスプレ−ガン

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JP13454286U JPH062760Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02 分割可能なスプレ−ガン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6339448U JPS6339448U (ja) 1988-03-14
JPH062760Y2 true JPH062760Y2 (ja) 1994-01-26

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ID=31035878

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13454286U Expired - Lifetime JPH062760Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02 分割可能なスプレ−ガン

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GB0224697D0 (en) * 2002-10-24 2002-12-04 3M Innovative Properties Co Easy clean spray gun
DE102005038162A1 (de) * 2005-08-12 2007-02-15 Kriesmair, Bernd, Dipl.-Ing. Vorrichtung zum Aufsprühen von pigmentierten Flüssigkeiten

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JPS6339448U (ja) 1988-03-14

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