JPH06265796A - 内視鏡の映像表示装置 - Google Patents

内視鏡の映像表示装置

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JPH06265796A
JPH06265796A JP5054364A JP5436493A JPH06265796A JP H06265796 A JPH06265796 A JP H06265796A JP 5054364 A JP5054364 A JP 5054364A JP 5436493 A JP5436493 A JP 5436493A JP H06265796 A JPH06265796 A JP H06265796A
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image pickup
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Masao Uehara
政夫 上原
Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Masahito Goto
正仁 後藤
Shingo Kato
眞悟 加藤
Shinji Yamashita
真司 山下
Susumu Takahashi
進 高橋
Atsushi Kidawara
厚 貴俵
Nobuaki Akui
伸章 安久井
Hideki Koyanagi
秀樹 小柳
Akira Murata
晃 村田
Wataru Ono
渉 大野
Akihiro Taguchi
晶弘 田口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は照明光学系からの照明光を有効利用し
て観察距離を拡大するとともに、観察視野内での照明光
の偏りを防止して観察視野内を略均一に照明することを
最も主要な特徴とする。 【構成】左右の照明光学系5,6からの照明光の照射タ
イミングを左右の各撮像部3,4の動作タイミングに同
期させ、各撮像部3または4による撮像時のみに各撮像
部3または4に対応する照明光学系5または6から照明
光を照射させる照明光制御機構21を設けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば内視鏡の観察像を
立体映像で表示する内視鏡の映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば患者の腹腔内の患部を治
療する手段として腹腔内に挿入される硬性内視鏡である
腹腔鏡を使用することにより、外科的な開腹手術を行な
うこと無く腹腔内の患部を治療する技術が開発されてい
る。この種の腹腔鏡下による腹腔内の患部の治療時には
腹腔鏡の視野を患部の方向に向け、この腹腔鏡の視野内
で患部とこの患部に各種の処置を行なう処置具とを観察
しながら処置具の操作が行なわれるようになっている。
【0003】また、腹腔鏡による観察光学系の映像表示
装置としては観察像をモニタ画面上に平面的に表示する
二次元(2D)画像表示が行なわれることが多い。しか
しながら、2D画像表示では遠近感がつかみにくく、患
部と処置具との間の相対的な距離が把握しにくいので、
処置具の操作や患部の縫合等の作業が難しく、その作業
に熟練を要する問題がある。
【0004】そこで、腹腔鏡による観察光学系の映像表
示装置として観察像をモニタ画面上に立体的に表示する
三次元(3D)画像表示を行なうことにより、患部と処
置具との間の相対的な距離を把握しやすくして処置具の
操作や患部の縫合等の作業を能率化する技術が開発され
ている。
【0005】また、モニタ画面上に映像を立体的に表示
する3D画像表示を行なう技術としては例えば、特公平
4−45035号公報、特公平4−46508号公報に
示すように左右の撮像用光学系を設け、これら2組の光
学系で得た左右の画像からモニタ画面上に立体映像を表
示する構成のものが知られている。
【0006】この場合、モニタ画面上に立体映像を表示
する場合には左右2組の撮像用光学系から送られる左右
の各画像信号がモニタ等の表示部側に伝送される。そし
て、この表示部側の画像信号処理部からは左右の各画像
信号が1フィールド毎に交互に切換えて出力される。さ
らに、画像信号処理部から出力される左右の各画像信号
に基づく映像がモニタ画面上に交互に映し出される。こ
のとき、左右の映像に対応して交互に開閉するシャッタ
を通して左右の映像を見ることにより、立体映像の再生
が行なわれるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡の挿入部の先端
部に3D映像用の撮像装置を装着する場合、3D映像用
の撮像装置を構成する左右2組の撮像用光学系の近傍に
左右2組の照明光学系をそれぞれ配置し、1台の光源装
置から供給される照明光を2分割して上記左右2組の照
明光学系にそれぞれ導く構成になっている。そのため、
左右の各照明光学系から被写体に照射される照明光の光
量は単一の照明光学系から被写体に照射される照明光の
光量よりも1/2に減光されるので、通常の2D内視鏡
によって観察できる観察距離よりも短くなる問題があ
る。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、照明光学系から照射される照明光を有
効利用することができ、観察距離を拡大することができ
るとともに、観察視野内での照明光の偏りを防止して観
察視野内を略均一に照明することができる内視鏡の映像
表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は内視鏡の挿入部
の先端部に被写体に対して左右両眼視差を持つ左右一対
の撮像手段と、前記左右の各撮像手段の被写体をそれぞ
れ照明する左右の照明光学系と、前記撮像手段から送ら
れる左右の各映像信号に基づく映像を交互に映像再生画
面上に再生して立体映像を表示する表示手段と、前記左
右の照明光学系からの照明光の照射タイミングを前記左
右の各撮像手段の動作タイミングに同期させ、前記各撮
像手段による撮像時のみに前記各撮像手段に対応する前
記照明光学系から照明光を照射させる照明光学系制御手
段とを具備したものである。
【0010】
【作用】立体映像の撮影時には照明光学系制御手段によ
って左右の照明光学系からの照明光の照射タイミングを
左右の各撮像手段の動作タイミングに同期させ、各撮像
手段による撮像時のみに各撮像手段に対応する照明光学
系から照明光を照射させるようにしたものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1(A)〜
(D)および図2を参照して説明する。図1(A),
(B)は内視鏡の挿入部1の先端構成部2内に配設され
た3D映像撮影用の観察光学系の配設状態を示すもので
ある。この観察光学系には被写体に対して左右両眼視差
を持つ左右の撮像部(撮像手段)3,4が配設されてい
る。
【0012】さらに、右撮像部3の外側には右撮像部3
の被写体を照明する右照明光学系5、左撮像部4の外側
には左撮像部4の被写体を照明する左照明光学系6がそ
れぞれ配設されている。
【0013】また、右撮像部3には対物レンズ7と、こ
の対物レンズ7によって結像される右観察画像を電気信
号に変換する、例えばCCD等の固体撮像素子8とが設
けられている。同様に、左撮像部4には対物レンズ9
と、この対物レンズ9によって結像される左観察画像を
電気信号に変換する固体撮像素子10とが設けられてい
る。
【0014】さらに、右照明光学系5には照明用レンズ
11と、光ファイバによって形成されるライトガイド1
2とが設けられ、左照明光学系6には照明用レンズ13
と、光ファイバによって形成されるライトガイド14と
が設けられている。
【0015】また、右側観察画像用の固体撮像素子8お
よび左側観察画像用の固体撮像素子10の入力端は図1
(C)に示すように例えば内視鏡が着脱可能に接続され
る図示しないビデオプロセッサ内の左右のCCD駆動回
路15,16にそれぞれ接続されているとともに、両固
体撮像素子8,10の出力端は信号切換え器17を介し
て映像信号の信号処理回路18に接続されている。
【0016】この信号処理回路18は左右の固体撮像素
子8,10から送られる各映像信号に基づく映像を映像
再生画面上に再生して立体映像を表示する3Dモニタ
(表示手段)19に接続されている。さらに、左右のC
CD駆動回路15,16は同期信号発生器20にそれぞ
れ接続されている。
【0017】この同期信号発生器20は1/120sの
倍スキャンモードの同期信号を発生するもので、この同
期信号発生器20から出力される同期信号にもとづいて
左右のCCD駆動回路15,16によって左右の固体撮
像素子8,10が1/120sの倍スキャンモードで駆
動されるとともに、信号切換え器17も同様に1/12
0sの倍スキャンモードで切換え操作されるようになっ
ている。
【0018】また、内視鏡の光源装置には図1(D)の
照明光制御機構(照明光学系制御手段)21が配設され
ている。この場合、光源装置には照明ランプ22からの
照明光を集光するレンズ23、ライトガイド12,14
の各入射端面に照明光を集光するレンズ24,25がそ
れぞれ設けられている。
【0019】また、右照明光学系5のライトガイド12
の入射端部および左照明光学系6のライトガイド14の
入射端部は光源装置内に挿入された状態で、それぞれ略
平行に配置されている。そして、レンズ23の光軸方向
と、レンズ24,25の光軸方向とは略直交する位置に
配置されている。
【0020】さらに、レンズ24,25の光軸間の中央
部位と、レンズ23の光軸との間の交差部にはレンズ2
3によって集光される照明ランプ22からの照明光を右
ライトガイド12の入射端面側に向けて反射させる位置
と、左ライトガイド14の入射端面側に向けて反射させ
る位置とに切換える光路切換えミラー26が配設されて
いる。この光路切換えミラー26は例えばビデオディス
ク等に使われているガルバノメータ等の機構で構成され
ている。
【0021】また、この光路切換えミラー26のミラー
駆動部27は同期信号発生器20に接続されている。そ
して、光路切換えミラー26は同期信号発生器20から
出力される同期信号にもとづいて左右の各固体撮像素子
8,10の動作タイミングに同期させて切換え操作さ
れ、左右の照明光学系5,6からの照明光の照射タイミ
ングを左右の各固体撮像素子8,10による撮像動作に
合わせるようになっている。すなわち、右側の固体撮像
素子8による撮像動作時には右の照明光学系5のみから
照明光を照射させるとともに、左側の固体撮像素子10
による撮像動作時には左の照明光学系6のみから照明光
を照射させるように設定されている。
【0022】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、内視鏡観察時には同期信号発生器20から出力さ
れる同期信号にもとづいて左右のCCD駆動回路15,
16によって左右の固体撮像素子8,10が1/120
sの倍スキャンモードで駆動されるとともに、信号切換
え器17も同様に1/120sの倍スキャンモードで切
換え操作される。そして、左画像用の固体撮像素子10
および右画像用の固体撮像素子8によってそれぞれ電気
信号に変換された左右の各映像信号が信号処理回路18
によってそれぞれ1/120sの倍スキャンモードのフ
ィールド周波数で読み込まれる。
【0023】また、3D映像の撮影時には光源装置内の
光路切換えミラー26が同期信号発生器20から出力さ
れる図2に示す同期信号(t=1/120s)にもとづ
いて左右の各固体撮像素子8,10の動作タイミングに
同期させて切換え操作される。そして、左右の照明光学
系5,6からの照明光の照射タイミングが左右の各固体
撮像素子8,10による撮像動作に合わせて制御され
る。すなわち、右側の固体撮像素子8による撮像動作時
には右の照明光学系5のみから照明光が照射されるとと
もに、左側の固体撮像素子10による撮像動作時には左
の照明光学系6のみから照明光が照射される。
【0024】さらに、左右の各映像信号は信号処理回路
18で信号処理されたのち、3Dモニタ19に供給され
る。そして、3Dモニタ19の画面には1/120sの
倍スキャンで左右の各映像が表示される。このとき、左
右の各映像は1フィールド毎に交互に切換え表示され、
左右の各映像に対応して交互に開閉する左右一対の液晶
シャッタ等のシャッタを介して3Dモニタ19の画面上
の左右の映像を見ることにより、3D映像の再生が行な
われる。
【0025】そこで、上記構成のものにあっては光源装
置の照明ランプ22から供給される照明光の全光量が左
右の各固体撮像素子8,10による撮像動作に同期させ
て左右の照明光学系5,6に交互に供給されるので、光
源装置の照明ランプ22から照射される照明光を有効利
用することができる。そのため、内視鏡による3D映像
の観察距離を拡大することができる。
【0026】さらに、右側の固体撮像素子8による撮像
動作時には右の照明光学系5のみから照明光を照射させ
るとともに、左側の固体撮像素子10による撮像動作時
には左の照明光学系6のみから照明光を照射させるよう
にしたので、内視鏡の観察視野内での照明光の偏りを防
止して観察視野内を略均一に照明することができる。
【0027】また、図3(A),(B)は内視鏡の挿入
部1の先端の観察光学系の配置状態の変形例を示すもの
である。これは、右照明光学系5のライトガイド12お
よび左照明光学系6のライトガイド14の各光出射端部
に右撮像部3の対物レンズ7および左撮像部4の対物レ
ンズ9の周囲をそれぞれ囲む状態に拡開させた拡開部1
2a,14aを形成したものである。
【0028】したがって、この場合にはライトガイド1
2の拡開部12aおよびライトガイド14の拡開部14
aによって内視鏡の観察視野内での照明光の偏りを効果
的に防止することができ、観察視野内の照明光の分布状
態を一層確実に均一化することができる。
【0029】また、図4は本発明の第2の実施例を示す
ものである。これは、光源装置内の照明光制御機構21
の構成を変更したものである。すなわち、本実施例では
光源装置内に挿入される右照明光学系5のライトガイド
12の入射端部および左照明光学系6のライトガイド1
4の入射端部を光路切換えミラー26によって反射され
る反射光の方向に合わせて配置したものである。
【0030】そこで、上記構成のものにあってはライト
ガイド12の入射端部の光軸方向およびライトガイド1
4の入射端部の光軸方向はそれぞれの切換え位置に光路
切換えミラー26が切換え操作された状態で光路切換え
ミラー26によって反射される反射光の方向と一致され
ているので、光路切換えミラー26によって反射される
反射光をライトガイド12の入射端面およびライトガイ
ド14の入射端面にそれぞれ垂直に入射させることがで
きる。そのため、光路切換えミラー26によって反射さ
れる反射光をライトガイド12の入射端面およびライト
ガイド14の入射端面にそれぞれ斜めに入射される場合
に比べて入射光の損失を防止することができる。
【0031】なお、上記実施例では光路切換えミラー2
6は例えばビデオディスク等に使われているガルバノメ
ータ等の機構で構成したものを示したが、例えばバイモ
ルフ等のアクチュエータに光路切換えミラー26を貼り
付け、バイモルフ等のアクチュエータに電気信号を加え
て歪みを発生させることにより、光路切換えミラー26
を切換え操作する構成にしてもよい。
【0032】また、図5(A)〜(C)は本発明の第3
の実施例を示すものである。これは、光源装置内に2つ
の光源ユニット31a,31bを設けたものである。一
方の光源ユニット31aには照明ランプ33a、この照
明ランプ33aからの照明光を集光するレンズ34a、
ライトガイド12の入射端面に照明光を集光するレンズ
35aおよびレンズ34aと35aとの間に配設された
シャッタ36aがそれぞれ設けられている。
【0033】同様に、他方の光源ユニット31bには照
明ランプ33b、この照明ランプ33bからの照明光を
集光するレンズ34b、ライトガイド14の入射端面に
照明光を集光するレンズ35bおよびレンズ34bと3
5bとの間に配設されたシャッタ36bがそれぞれ設け
られている。
【0034】また、シャッタ36a,36bには図5
(C)に示す円板状のシャッタ板38が設けられてい
る。このシャッタ板38は駆動モータの回転軸39に固
定されている。さらに、シャッタ板38の板面には略扇
状の光透過口40が形成されている。そして、各シャッ
タ36a,36bはこの駆動モータによって回転駆動さ
れるようになっており、シャッタ板38の回転にともな
いライトガイド12,14の入射端面への照明光の入射
が制御されるようになっている。
【0035】さらに、シャッタ36a,36bは同期回
路37に接続されている。そして、シャッタ36a,3
6bは同期回路37から出力される図5(B)の同期信
号P1 、P2 にもとづいて左右の各固体撮像素子8,1
0の動作タイミングに同期させて回転駆動され、左右の
照明光学系5,6からの照明光の照射タイミングを左右
の各固体撮像素子8,10による撮像動作に合わせる状
態でそれぞれの光路が開閉操作されるようになってい
る。
【0036】すなわち、右側の固体撮像素子8による撮
像動作時にはシャッタ36aが開状態、シャッタ36b
が閉状態にそれぞれ切換え操作され、右の照明光学系5
のみから照明光を照射させるとともに、左側の固体撮像
素子10による撮像動作時にはシャッタ36aが閉状
態、シャッタ36bが開状態にそれぞれ切換え操作さ
れ、左の照明光学系6のみから照明光を照射させるよう
に設定されている。
【0037】そこで、上記構成のものにあっては光源装
置の左右の光源ユニット31a,31b内の照明ランプ
33a,33bから供給される照明光を左右の各固体撮
像素子8,10による撮像動作に同期させて左右の照明
光学系5,6に交互に供給させることができるので、第
1の実施例と同様に内視鏡による3D映像の観察距離を
拡大することができるとともに、内視鏡の観察視野内で
の照明光の偏りを防止して観察視野内を略均一に照明す
ることができる。
【0038】なお、上記実施例では左右の各固体撮像素
子8,10の動作タイミングに同期させてシャッタ36
a,36bを開閉させ、左右の照明光学系5,6からの
照明光の照射タイミングを左右の各固体撮像素子8,1
0による撮像動作に合わせる構成にしたものを示した
が、左右の各固体撮像素子8,10による撮像動作に合
わせて2つの光源ユニット31a,31bの各照明ラン
プ33a,33bを交互に点滅させる構成にしてもよ
い。
【0039】また、図6は内視鏡の3D映像表示装置の
第1の変形例を示すものである。図6中で、61は3D
映像撮影用の右側画像を撮影するRカメラ内の撮像素
子、62は3D映像撮影用の左側画像を撮影するLカメ
ラ内の撮像素子である。
【0040】さらに、63はRカメラが接続される映像
処理装置で、この映像処理装置63にはさらに3D映像
と2D映像とが表示可能なマルチスキャン式のモニタ6
4が接続されている。
【0041】また、65は映像処理装置63に着脱可能
に連結される3D映像撮影用の3D映像ユニットで、こ
の3D映像ユニット65にLカメラが接続されている。
この3D映像ユニット65にはユニット側コネクタ65
aが突設されており、このユニット側コネクタ65aが
映像処理装置63に形成された受け側の本体側コネクタ
63aに着脱可能に連結されるようになっている。
【0042】さらに、映像処理装置63には3D映像ユ
ニット65との連結部に3D映像ユニット65の連結状
態を検出する検出手段が設けられている。そして、映像
処理装置63に3D映像ユニット65が正規の連結状態
で連結された場合には例えばLレベルのユニット連結状
態の検出信号が出力されるようになっている。
【0043】また、映像処理装置63の内部にはパルス
ジェネレータ66、撮像素子駆動部67、プリアンプ回
路68、プリプロセス回路69、γ補正回路70、A/
D変換器71、フレームメモリ72、D/A変換器73
がそれぞれ配設されている。なお、フレームメモリ72
は予め2倍の容量を有し、2Dでの使用時には1/2の
容量を使用し、3Dでの使用時には全容量を使用するよ
うになっている。
【0044】さらに、撮像素子駆動部67およびプリア
ンプ回路68にはRカメラ内の撮像素子61が接続され
ている。また、プリアンプ回路68はプリプロセス回路
69、γ補正回路70、A/D変換器71、フレームメ
モリ72を順次介してD/A変換器73に接続され、こ
のD/A変換器73にモニタ64が接続されている。さ
らに、パルスジェネレータ66には撮像素子駆動部6
7、プリプロセス回路69、A/D変換器71、フレー
ムメモリ72、D/A変換器73および3D映像ユニッ
ト65の連結状態検出手段がそれぞれ接続されている。
【0045】ここで、3D映像ユニット65の連結状態
検出手段からの検出信号がパルスジェネレータ66に入
力されていない場合にはパルスジェネレータ66によっ
てフレームメモリ72の読みだし周波数が1/60sの
2D状態で保持されるようになっている。さらに、3D
映像ユニット65の連結状態検出手段からの検出信号が
パルスジェネレータ66に入力された場合にはパルスジ
ェネレータ66によってフレームメモリ72の読みだし
周波数が1/120sの3D状態に切換えられるように
なっている。なお、撮像素子61,62を1/120s
で交互に駆動する構成にしてもよい。
【0046】また、3D映像ユニット65の内部には撮
像素子駆動部75、プリアンプ回路76、プリプロセス
回路77、γ補正回路78、A/D変換器79がそれぞ
れ配設されている。
【0047】ここで、撮像素子駆動部75およびプリア
ンプ回路76にはLカメラ内の撮像素子62が接続され
ている。さらに、プリアンプ回路76はプリプロセス回
路77、γ補正回路78を順次介してA/D変換器79
に接続されている。
【0048】また、映像処理装置63に3D映像ユニッ
ト65が連結された場合には撮像素子駆動部75、プリ
プロセス回路77、A/D変換器79がパルスジェネレ
ータ66に接続されるとともに、A/D変換器79がフ
レームメモリ72に接続されるようになっている。
【0049】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、映像処理装置63に3D映像ユニット65が連結
されていない2Dカメラとしての使用時には3D映像ユ
ニット65の連結状態検出手段からの検出信号がパルス
ジェネレータ66に入力されていない。そのため、この
場合にはパルスジェネレータ66によってフレームメモ
リ72の読みだし周波数が1/60sの2D状態で保持
される。
【0050】そして、パルスジェネレータ66から撮像
素子駆動部67に供給された撮像素子駆動信号により、
Rカメラ内の撮像素子61に蓄積された信号電荷が読み
出される。この読み出し信号はプリアンプ回路68で増
幅されたのち、プリプロセス回路69に入力され、輝度
信号と色差信号とに分離されたり、ホワイトバランスな
どの前処理が行なわれる。そして、プリプロセス回路6
9からの出力信号はγ補正回路70によってγ補正され
る。
【0051】その後、A/D変換器71でデジタル変換
され、フレームメモリ72に格納される。さらに、フレ
ームメモリ72に格納された画像信号はパルスジェネレ
ータ66からの制御のもとで、所定のタイミング(読み
だし周波数が1/60sの2D状態)で読み出される。
そして、この読み出し信号はD/A変換器73でアナロ
グ信号に変換され、モニタ64に出力されてこのモニタ
64に2D映像が表示される。
【0052】また、映像処理装置63に3D映像ユニッ
ト65が正規の連結状態で連結された場合には3D映像
ユニット65の連結状態検出手段から例えばLレベルの
ユニット連結状態の検出信号が出力され、この検出信号
がパルスジェネレータ66に入力されて3Dカメラとし
ての使用状態が検出される。
【0053】そのため、この場合にはパルスジェネレー
タ66によってフレームメモリ72の読みだし周波数が
1/120sの3D状態に切換え操作される。そして、
パルスジェネレータ66から撮像素子駆動部67、75
に供給された撮像素子駆動信号により、Rカメラ内の撮
像素子61に蓄積された信号電荷およびLカメラ内の撮
像素子62に蓄積された信号電荷がそれぞれ読み出され
る。
【0054】この読み出し信号はプリアンプ回路68、
76で増幅されたのち、プリプロセス回路69、77に
入力され、輝度信号と色差信号とに分離されたり、ホワ
イトバランスなどの前処理が行なわれる。そして、プリ
プロセス回路69、77からの出力信号はγ補正回路7
0、78によってγ補正される。その後、A/D変換器
71、79でデジタル変換され、Rカメラ内の撮像素子
61からの右画像信号がLカメラ内の撮像素子62から
の左画像信号とともにフレームメモリ72に格納され
る。
【0055】さらに、フレームメモリ72に格納された
左右の画像信号はパルスジェネレータ66からの制御の
もとで、所定のタイミング(読みだし周波数が1/12
0sの3D状態)で読み出される。そして、この読み出
し信号はD/A変換器73でアナログ信号に変換され、
モニタ64に出力されてこのモニタ64の画面には1/
120sの倍スキャンで左右の各映像が表示される。こ
のとき、左右の各映像は1フィールド毎に交互に切換え
表示され、左右の各映像に対応して交互に開閉する左右
一対の液晶シャッタ等のシャッタを介してモニタ64の
画面上の左右の映像を見ることにより、3D映像の再生
が行なわれる。
【0056】そこで、上記構成のものにあっては映像処
理装置63に着脱可能に連結される3D映像撮影用の3
D映像ユニット65を設け、映像処理装置63に3D映
像ユニット65が連結されていない場合には2Dカメラ
として使用し、映像処理装置63に3D映像ユニット6
5が正規の連結状態で連結された場合には3Dカメラに
切換えて使用できるようにしたので、2Dカメラと3D
カメラとの切換え作業を簡単に行なうことができる。
【0057】また、映像処理装置63内のパルスジェネ
レータ66、フレームメモリ72、D/A変換器73を
3D映像撮影用のRカメラとLカメラとで共通に使用す
る構成にしたので、これらをRカメラおよびLカメラに
それぞれ独立に設ける場合に比べて装置全体を小形化
し、コスト低下を図ることができる。
【0058】また、図7は内視鏡の3D映像表示装置の
第2の変形例を示すものである。図7中で、81は3D
映像撮影用の右側画像を撮影するR撮像素子、82は3
D映像撮影用の左側画像を撮影するL撮像素子である。
【0059】R撮像素子81には撮像素子駆動回路83
および信号処理回路84が接続されているとともに、L
撮像素子82にも同様に撮像素子駆動回路85および信
号処理回路86が接続されている。
【0060】さらに、87はコントローラ、88は同期
信号発生器である。ここで、コントローラ87にはR撮
像素子81側の撮像素子駆動回路83、信号処理回路8
4が接続されているとともに、L撮像素子82側の撮像
素子駆動回路85、信号処理回路86がそれぞれ接続さ
れている。また、同期信号発生器88にもR撮像素子8
1側の撮像素子駆動回路83、信号処理回路84が接続
されているとともに、L撮像素子82側の撮像素子駆動
回路85、信号処理回路86がそれぞれ接続されてい
る。
【0061】ここで、信号処理回路84、86にはホワ
イトバランス、AGCのオン−オフ、ペインティング・
レベル、エンハンス・レベル、測光法(ピーク(Pea
k)測光と平均測光(APL)との切換え)等の各制御
回路が内蔵されている。
【0062】そこで、上記構成のものにあっては1つの
コントローラ87でR撮像素子81およびL撮像素子8
2の信号処理回路84、86を制御するようにしたの
で、装置全体を小形化し、コスト低下を図ることができ
る。
【0063】また、図8(A)は内視鏡の3D映像表示
装置の照明装置の発光量を被写体に応じて自動的に調整
する自動調光機構を示すものである。図8(A)中で、
91は積分回路、92は比較器、93は基準電源、95
はクロック生成回路、94はアップダウンカウンタ、9
6はD/A変換器、97は絞り駆動回路である。
【0064】ここで、積分回路91は図8(B)に示す
構成になっている。すなわち、この積分回路91には2
個のコンデンサ91a,91bを並列に接続した並列回
路と抵抗91rとが設けられている。さらに、この並列
回路には一方のコンデンサ91bの断続を制御するスイ
ッチ91cが設けられている。このスイッチ91cは上
記コントローラ87によってオン、オフ動作が制御され
る。そして、このスイッチ91cのオン、オフ動作にと
もない積分回路91の積分時定数を変えることで、ピー
ク(Peak)測光と平均測光(APL)との切換えを
行なうようになっている。
【0065】また、スイッチ91cのオン、オフ動作に
ともない積分回路91の積分時定数を変えることで、ピ
ーク(Peak)測光と平均測光(APL)との切換え
が行なわれた後、次の自動調光動作が行なわれる。ま
ず、3D映像表示装置のR撮像素子81、L撮像素子8
2からの映像信号が積分回路91に供給される。この積
分回路91は映像信号を一定時間積分する。このとき、
映像信号は被写体が明るいときはレベルが高く、暗いと
きは低い状態に設定されている。
【0066】ここで、被写体が明るい場合には映像信号
のレベルが高くなる。そして、積分回路91の出力が基
準電源93の出力よりも高くなると、比較器92の出力
は負レベルになり、アップダウンカウンタ94がダウン
カウントを開始し、D/A変換器96の出力信号のレベ
ルは低下する。このとき、絞り駆動回路97により照明
装置の絞りが閉じられ、映像信号のレベルが低下する。
【0067】また、被写体が暗い場合には映像信号のレ
ベルが低くなる。そして、積分回路91の出力が基準電
源93の出力よりも低くなると、比較器92の出力は正
レベルになり、アップダウンカウンタ94がアップカウ
ントを開始し、D/A変換器96の出力信号のレベルは
上昇する。そのため、絞り駆動回路97により照明装置
の絞りが開操作され、映像信号のレベルが上昇する。
【0068】したがって、積分回路91の出力と基準電
源93の出力とが一致するように絞り駆動回路97によ
り照明装置の絞りが制御されるので、被写体の明るさが
一定になるように自動調光される。
【0069】また、図9は内視鏡の3D映像表示装置の
左右の映像信号のバラツキを調整する信号調整機構を示
すものである。図9中で、101はR撮像素子81が内
蔵された右カメラ、102はL撮像素子82が内蔵され
た左カメラ、103はR撮像素子81の信号処理回路8
4に内蔵されたプリプロセス回路、104はL撮像素子
82の信号処理回路86に内蔵されたプリプロセス回路
である。
【0070】さらに、105〜107はそれぞれ右カメ
ラ101側のプリプロセス回路103から出力されるR
R 映像信号の信号線、GR 映像信号の信号線、BR 映像
信号の信号線、108〜110はそれぞれ左カメラ10
2側のプリプロセス回路104から出力されるRL 映像
信号の信号線、GL 映像信号の信号線、BL 映像信号の
信号線である。
【0071】ここで、左カメラ102側のRL 映像信号
の信号線108、GL 映像信号の信号線109、BL
像信号の信号線110にはそれぞれGCA回路111,
112,113が介設されている。さらに、各GCA回
路111,112,113には信号線114,115,
116を介して右カメラ101側のRR 映像信号の信号
線105、GR 映像信号の信号線106、BR 映像信号
の信号線107がそれぞれ接続されている。
【0072】そして、右カメラ101側のRR 映像信
号、GR 映像信号、BR 映像信号を基準として左カメラ
102側の各GCA回路111,112,113がコン
トロールされ、右カメラ101側のRR 映像信号、GR
映像信号、BR 映像信号と、左カメラ102側のRL
像信号、GL 映像信号、BL 映像信号とを合わせる状態
でR撮像素子81とL撮像素子82との分光感度のバラ
ツキが調整されるようになっている。
【0073】また、図10(A)は内視鏡の3D映像表
示装置のエンハンス処理回路の一例を示すものである。
図10(A)中で、121はR撮像素子81が内蔵され
た右カメラで撮影された被写体Yの画像信号YR の信号
線、122はL撮像素子82が内蔵された左カメラで撮
影された被写体Yの画像信号YL の信号線である。
【0074】ここで、右カメラ側の信号線121にはエ
ンハンス発生回路123が介設されている。そして、右
カメラ側の信号線121を通る画像信号YR でエンハン
ス信号を作成し、これを両画像信号YR 、YL に加算す
る構成になっている。
【0075】また、図10(B)は内視鏡の3D映像表
示装置のエンハンス処理回路の変形例を示すものであ
る。これは、右カメラ側の画像信号YR と左カメラ側の
画像信号YL とを合成してエンハンス信号を作成し、こ
れを両画像信号YR 、YL に加算する構成になってい
る。
【0076】また、図11はホワイトバランス調整機構
の一例を示すものである。図11中で、131はR撮像
素子81が内蔵された右カメラ、132はL撮像素子8
2が内蔵された左カメラ、133はR撮像素子81の信
号処理回路84に内蔵されたプリプロセス回路、134
はL撮像素子82の信号処理回路86に内蔵されたプリ
プロセス回路である。
【0077】ここでは、右カメラ101側のプリプロセ
ス回路133から出力されるRR 映像信号、GR 映像信
号、BR 映像信号と、左カメラ102側のプリプロセス
回路134から出力されるRL 映像信号、GL 映像信
号、BL 映像信号とを合成し、その合成映像信号出力で
あるRW 映像信号、GW 映像信号、BW 映像信号が1:
1:1になるようにホワイトバランスが調整されるよう
になっている。
【0078】また、図12はプリプロセス回路133、
134の制御回路を示すものである。図12中で、14
1はRW 映像信号の信号線、142はGW 映像信号の信
号線、143はBW 映像信号の信号線である。
【0079】ここで、RW 映像信号、GW 映像信号およ
びBW 映像信号は比較器144a、144b、144c
の各非反転入力端に供給される。また、比較器144
a、144b、144cの各反転入力端には基準電源k
fの出力が供給される。
【0080】そして、各比較器144a、144b、1
44cの出力がカウンタ145a、145b、145
c、D/A変換器146a、146b、146cを介し
てGCA回路147a、147b、147cに供給さ
れ、各GCA回路147a、147b、147cからの
出力信号RW ´映像信号、GW ´映像信号およびBW ´
映像信号でプリプロセス回路133、134を制御する
構成になっている。
【0081】図13は内視鏡の3D映像表示装置に設け
られるコントローラ87を構成するビデオプロセッサ1
51の操作パネル152を示すものである。この操作パ
ネル152には電源スイッチ153、フリーズスイッチ
154、レリーズスイッチ155、スチル選択スイッチ
156、VTRスイッチ157、測光切替スイッチ15
8、AGC(自動感度調整)切替スイッチ159、カラ
ーバースイッチ160、ホワイトバランススイッチ16
1、赤色調整摘み162、青色調整摘み163等の各種
のスイッチが設けられている。
【0082】そして、このビデオプロセッサ151の操
作パネル152の各種のスイッチの操作にともない3D
映像表示装置の左右のカメラの信号処理回路84、86
を制御する構成になっている。
【0083】図14は内視鏡の3D映像表示装置171
の第3の変形例を示すものである。図14中で、172
は電子内視鏡における挿入部の先端構成部、173はこ
の内視鏡172に照明光を供給する光源装置、174は
電子内視鏡で撮像された撮像信号の信号処理部である。
【0084】ここで、内視鏡の先端構成部172には照
明光学系175と、3D映像撮影用の左右の撮像素子1
76,177が配設されている。また、光源装置173
には光源ランプ178、この光源ランプ178からの照
明光を照明光学系175を形成するライトガイドの入射
端面に集光する集光レンズ179が配設されている。さ
らに、照明光学系175と集光レンズ179との間の光
路中にはRGB回転フィルタ180が介設されている。
【0085】このRGB回転フィルタ180はモータ1
81によって回転駆動されるようになっており、このR
GB回転フィルタ180の回転にともないR(赤)、G
(緑)、B(青)の3原色の照明光が面順次で形成され
るようになっている。
【0086】また、182はモータ181の回転を制御
する回転サーボ回路、183は左右の撮像素子176,
177のドライバで、これらは同期信号発生回路184
に接続されている。そして、R、G、Bの3原色の照明
光で面順次に照明された被写体の画像は左右の撮像素子
176,177の撮像面に結像され、左右の撮像素子1
76,177によって電気信号に変換された左右の映像
信号がドライバ183による読みだしクロック信号の印
加によって読み出される。このクロック信号と回転サー
ボ回路182とは同期信号発生回路184からの同期信
号に同期されている。
【0087】さらに、左右の撮像素子176,177か
らの出力信号はプリアンプ回路185で増幅され、患者
に対する感電等を保護するアイソレーション回路186
を経てリセットノイズ除去回路187に入力される。ま
た、リセットノイズ除去回路187でリセットノイズが
除去された信号はローパスフィルタ188を経て不要高
周波が除去されたのち、ホワイトバランス調整回路18
9でホワイトバランス調整が行なわれ、さらにγ補正回
路70によってγ補正が行なわれる。
【0088】また、図15はホワイトバランス回路の一
例を示すものである。ここでは、右の撮像素子176か
らの映像信号であるR、G、Bの順次信号191が乗算
器193に入力され、S/H194を経て比較器19
5,196でG信号に対するR信号およびB信号のレベ
ル比較が行なわれる。
【0089】ここで、ビデオプロセッサ151の操作パ
ネル152上のホワイトバランススイッチ161をオン
操作することで、U/Dカウンタ197は比較器19
5,196の出力をカウントする動作を開始する。
【0090】次に、U/Dカウンタ197のカウント値
はD/A変換器198,199を経てコントロール回路
189Aからの順次コントロール信号により、切換え回
路200を介してR、G、Bのホワイトバランス補正信
号として出力される。そして、このR、G、Bのホワイ
トバランス補正信号が右の撮像素子176からの映像信
号であるR、G、Bの順次信号191の信号線内の乗算
器193に入力されるとともに、同時に左の撮像素子1
77からの映像信号であるR、G、Bの順次信号192
の信号線内の乗算器201に入力される。さらに、乗算
器193、201では原R、G、Bの順次信号191、
192に補正信号を順次乗算してホワイトバランスがと
られる。
【0091】したがって、ここでは1系統のホワイトバ
ランス回路で左右の映像信号のホワイトバランス制御を
行なうことができるので、左右の映像信号のホワイトバ
ランスをそれぞれ独立のホワイトバランス回路で制御す
る場合に比べて装置全体を小形化し、コスト低下を図る
ことができる。
【0092】図16は内視鏡の3D映像表示装置の第4
の変形例を示すものである。図16中で、211は電子
内視鏡における挿入部の先端構成部に配設された3D映
像撮影用の右の撮像素子、212は左の撮像素子、21
3は照明光学系のライトガイドである。
【0093】また、214は光源装置で、この光源装置
214内には光源ランプ215、この光源ランプ215
からの照明光を照明光学系のライトガイド213の入射
端面に集光する集光レンズ218が配設されている。さ
らに、集光レンズ218と光源ランプ215との間の光
路中にはRGB回転フィルタ216が介設されている。
【0094】このRGB回転フィルタ216はステッピ
ングモータ217によって回転駆動されるようになって
おり、このRGB回転フィルタ216の回転にともない
R(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の照明光が面順
次で形成されるようになっている。
【0095】さらに、左右の撮像素子211,212か
らの出力信号は感度補正用のGCA220で利得制御さ
れたのち、サンプルホールド回路221で映像信号が抽
出され、輪郭強調回路232を経てγ補正回路222側
に供給される。
【0096】ここで、サンプルホールド回路221とγ
補正回路222との間に介設されている輪郭強調回路2
32は強調量設定回路233に接続されており、この強
調量設定回路233によって輪郭強調量が適宜設定でき
るようになっている。
【0097】また、γ補正回路222によってγ補正が
行なわれたアナログ信号の左右の映像信号はA/D変換
器223でデジタル信号に変換される。この映像信号は
マルチプレクサ224によって色面順次の照明に同期し
て切換えられて赤、緑、青の各色に対応したRフレーム
メモリ225、Gフレームメモリ226、Bフレームメ
モリ227に記憶される。各フレームメモリ225、2
26、227内の左右の画像信号は読みだし周波数が1
/120sの倍スキャンで読み出され、この読み出し信
号はD/A変換器228、229、230でアナログ信
号に変換され、3Dモニタ231に出力されてこの3D
モニタ231の画面には1/120sの倍スキャンで左
右の各映像が表示される。このとき、左右の各映像は1
フィールド毎に交互に切換え表示され、左右の各映像に
対応して交互に開閉する左右一対の液晶シャッタ等のシ
ャッタを介して3Dモニタ231の画面上の左右の映像
を見ることにより、3D映像の再生が行なわれる。
【0098】また、図17(A)は左右の撮像素子21
1,212からの出力信号を利得制御する感度補正用の
GCA220の制御回路の一例を示すものである。ここ
では、右の撮像素子211からの右映像信号の信号線2
42にGCA243が介設されている。さらに、左の撮
像素子212からの左映像信号の信号線241を通る映
像信号は積分回路244を介してGCA243に供給さ
れる。そのため、この場合には左映像信号を基準として
GCA243をコントロールし、右映像信号の感度補正
を行なうようになっている。
【0099】さらに、図17(B)はGCA220の制
御回路の変形例を示すものである。ここでは、左映像信
号の信号線241および右映像信号の信号線242にG
CA251、252がそれぞれ介設されている。そし
て、左映像信号と右映像信号とが加算器253を介して
加算されたのち、積分回路254によって積分された制
御信号が上記GCA251、252に供給され、左映像
信号および右映像信号のGCA251、252が制御さ
れるようになっている。
【0100】したがって、この場合は1系統のGCA制
御回路によって左映像信号および右映像信号のGCA2
51、252の制御を行なうことができ、装置全体を小
形化し、コスト低下を図ることができる。
【0101】また、図18は輪郭強調回路232および
強調量設定回路233の概略構成を示すものである。こ
こで、輪郭強調回路232には直列に接続された第1お
よび第2のディレイライン(DL)263、264、第
1の加算器265、1/2反転器266、第2の加算器
267、掛算器268、第3の加算器269がそれぞれ
設けられている。
【0102】そして、右映像信号の信号線261からの
入力信号と、第1および第2のディレイライン263、
264を通り遅延された出力信号とが第1の加算器26
5で加算される。さらに、この第1の加算器265から
の出力信号は1/2反転器266によって1/2にして
反転されたのち、この1/2反転器266からの出力信
号が第2の加算器267で第1のディレイライン263
からの出力信号と加算される。
【0103】この第2の加算器267からの出力信号は
掛算器268によって所定の大きさに掛け算されたの
ち、この掛算器268からの出力信号と第3の加算器2
69で第1のディレイライン263からの出力信号と加
算されて出力される。
【0104】また、強調量設定回路233には電源27
0と、この電源270に接続された可変抵抗271とが
設けられている。そして、可変抵抗271で分圧された
DC電圧が掛算器268の掛算量設定端子に印加されて
いる。
【0105】さらに、掛算器268からの出力信号は左
映像信号の信号線262から第1のディレイライン26
3を介して供給される出力信号と第4の加算器272で
加算されて出力される。
【0106】そこで、上記構成のものにあっては右映像
信号から輪郭強調(エンハンス)信号を作成し、この輪
郭強調信号を左映像信号に加算しているので、1系統の
輪郭強調信号作成部によって左映像信号および右映像信
号の輪郭強調制御を行なうことができ、装置全体を小形
化し、コスト低下を図ることができる。なお、ここでは
基準信号として右映像信号を用いたが左映像信号を基準
信号としてもよい。
【0107】また、図19は内視鏡の3D映像表示装置
の第5の変形例を示すものである。これは、図14の第
3の変形例の内視鏡の3D映像表示装置171に光源ラ
ンプ178からの照明光の絞りを制御する絞り制御機構
を設けたものである。
【0108】すなわち、ここでは照明光学系175と集
光レンズ179との間の光路中にはRGB回転フィルタ
180とともに、絞り291が介設されている。この絞
り291にはこの絞り291の絞り量を適正に制御する
オートアイリス回路292が接続されている。
【0109】さらに、オートアイリス回路292にはホ
ワイトバランス調整回路189が接続されている。この
オートアイリス回路292では左右の映像信号のいずれ
か一方で絞り制御信号が作成される。なお、左右の映像
信号を加算した後、1/2にして積分し、絞り制御信号
を作成する構成にしてもよい。
【0110】また、ホワイトバランス調整回路189と
ローパスフィルタ188との間には面順次のカラー映像
信号R、G、Bのばらつきが略一定になるように補正を
施す補正回路281が介設されている。
【0111】なお、ホワイトバランス調整回路189で
ホワイトバランス調整が行なわれ、さらにγ補正回路7
0によってγ補正が行なわれた面順次のカラー映像信号
R、G、BはA/D変換器282に入力され、デジタル
信号に変換される。このA/D変換器282からの出力
信号はそれぞれ面順次の照明に対応したフレームメモリ
283R,283G,283Bに1フレーム分書き込ま
れる。
【0112】そして、各フレームメモリ283R,28
3G,283Bに1フレーム分の画像データが書き込ま
れると、これらは同時に読み出される。同時化された各
信号はそれぞれ3つのD/A変換器284でアナログ信
号に再び変換され、さらに3つのローパスフィルタ28
5で不要高周波が除去されたのち、3つの出力アンプ2
86に入力される。
【0113】各出力アンプ286を通したR、G、Bの
各カラー映像信号は出力インピーダンスが75Ωの原色
信号出力端から出力される。さらに、3つの出力アンプ
286の出力信号はマトリクス回路288に供給され、
このマトリクス回路288により色差信号および輝度信
号に変換される。そして、カラーエンコーダ289によ
って色差信号および輝度信号、同期信号発生回路184
からの同期信号を合わせてNTSC信号を生成する。こ
のNTSC信号はマッチング抵抗75Ωを介してNTS
C出力端子に供給される。
【0114】また、図20(A)は内視鏡の挿入部の先
端の観察光学系の配置状態を示す第1の変形例である。
ここでは、内視鏡の挿入部における先端構成部の先端面
301に右撮像部の対物レンズ302と、左撮像部の対
物レンズ303とが並設されるとともに、左右の対物レ
ンズ302、303の並設部の両側に一対の照明用レン
ズ304、305が配置されている。
【0115】また、図20(B)は観察光学系の配置状
態を示す第2の変形例である。これは、先端構成部の先
端面301に配設された左右の対物レンズ302、30
3の並設部の片側に1つの照明用レンズ306を配置し
たものである。
【0116】また、図20(C)は観察光学系の配置状
態を示す第3の変形例である。これは、先端構成部の先
端面301に配設された左右の対物レンズ302、30
3の間に1つの照明用レンズ306を配置したものであ
る。
【0117】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは勿論である。
【0118】
【発明の効果】本発明によれば左右の照明光学系からの
照明光の照射タイミングを左右の各撮像手段の動作タイ
ミングに同期させ、各撮像手段による撮像時のみに各撮
像手段に対応する照明光学系から照明光を照射させる照
明光学系制御手段を設けたので、照明光学系から照射さ
れる照明光を有効利用することができ、観察距離を拡大
することができるとともに、観察視野内での照明光の偏
りを防止して観察視野内を略均一に照明することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示すもので、(A)
は内視鏡の先端構成部内の観察光学系の配設状態を示す
概略構成図、(B)は同正面図、(C)は3D映像表示
装置の概略構成図、(D)は照明光制御機構の概略構成
図。
【図2】 ミラー駆動機構の駆動信号を示すタイミング
チャート。
【図3】 内視鏡の挿入部の先端の観察光学系の配置状
態の変形例を示すもので、(A)は正面図、(B)は同
斜視図。
【図4】 本発明の第2の実施例を示す概略構成図。
【図5】 本発明の第3の実施例を示すもので、(A)
は光源装置の概略構成図、(B)は左右の光源ユニット
の動作タイミングを示すタイミングチャート、(C)は
シャッタ板の正面図。
【図6】 内視鏡の3D映像表示装置の第1の変形例を
示す概略構成図。
【図7】 内視鏡の3D映像表示装置の第2の変形例を
示す概略構成図。
【図8】 (A)は自動調光機構を示す概略構成図、
(B)は積分回路の概略構成図。
【図9】 左右の映像信号のバラツキを調整する信号調
整機構を示す概略構成図。
【図10】 (A)はエンハンス処理回路の一例を示す
概略構成図、(B)はエンハンス処理回路の変形例を示
す概略構成図。
【図11】 ホワイトバランス調整機構の一例を示す概
略構成図。
【図12】 プリプロセス回路の制御回路を示す概略構
成図。
【図13】 ビデオプロセッサの操作パネルを示す正面
図。
【図14】 内視鏡の3D映像表示装置の第3の変形例
を示す概略構成図。
【図15】 ホワイトバランス回路の一例を示す概略構
成図。
【図16】 内視鏡の3D映像表示装置の第4の変形例
を示す概略構成図。
【図17】 (A)は感度補正用のGCA制御回路の一
例を示す概略構成図、(B)はGCA制御回路の変形例
を示す概略構成図。
【図18】 輪郭強調回路および強調量設定回路を示す
概略構成図。
【図19】 内視鏡の3D映像表示装置の第5の変形例
を示す概略構成図。
【図20】 内視鏡の挿入部の先端の観察光学系の配置
状態を示すもので、(A)は第1の変形例の正面図、
(B)は第2の変形例の正面図、(C)は第3の変形例
の正面図。
【符号の説明】
1…挿入部、2…先端構成部、3…右撮像部(撮像手
段)、4…左撮像部(撮像手段)、5…右照明光学系、
6…左照明光学系、8,10…固体撮像素子、19…モ
ニタ(表示手段)、21…照明光制御機構(照明光学系
制御手段)、26…光路切換えミラー。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 眞悟 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高橋 進 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 貴俵 厚 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安久井 伸章 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小柳 秀樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 村田 晃 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大野 渉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田口 晶弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部の先端部に被写体に対し
    て左右両眼視差を持つ左右一対の撮像手段と、前記左右
    の各撮像手段の被写体をそれぞれ照明する左右の照明光
    学系と、前記撮像手段から送られる左右の各映像信号に
    基づく映像を交互に映像再生画面上に再生して立体映像
    を表示する表示手段と、前記左右の照明光学系からの照
    明光の照射タイミングを前記左右の各撮像手段の動作タ
    イミングに同期させ、前記各撮像手段による撮像時のみ
    に前記各撮像手段に対応する前記照明光学系から照明光
    を照射させる照明光学系制御手段とを具備したことを特
    徴とする内視鏡の映像表示装置。
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