JPH06263037A - 着脱自在の折畳み棚付台車 - Google Patents

着脱自在の折畳み棚付台車

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JPH06263037A
JPH06263037A JP5077457A JP7745793A JPH06263037A JP H06263037 A JPH06263037 A JP H06263037A JP 5077457 A JP5077457 A JP 5077457A JP 7745793 A JP7745793 A JP 7745793A JP H06263037 A JPH06263037 A JP H06263037A
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JP
Japan
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fixed
shelf
rail
pillars
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP5077457A
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English (en)
Inventor
Yoshio Fujii
藤井由夫
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Fujii Kogyo KK
Original Assignee
Fujii Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】平行に並べた多数段の棚枠からなる組合せ棚を
着脱可能に枢支した台車で、使用時には棚枠を拡げ組合
せ棚を広くし、不使用時には棚枠を折畳みうるものであ
る。 【構成】下部にキャスター4,5を具えたN形に配した
剛性ベースの平行レール1,2の同じ長さ方向の各一端
の固定柱8と、このレール上を移動して固定柱8に近接
しうる各可動柱9との間に両端を内側になるように向合
せにして枢着した一対のコ字状の棚枠13をその両方の
腹部で各レール上で両方の柱に着脱しうるよう枢着した
構造である。片方のレールの固定柱の基部と反対側レー
ルの可動柱基部間には両レールを対角線的に結ぶ剛性梁
3と交叉しないようにばねが取付けてある。片側のレー
ルに取付けた棚枠13の内側で中央の枢着部分には共通
の縦棒30が枢着してあり、この縦棒30を昇降するこ
とでばね圧で棚枠13を軽く迅速に拡げたり畳んだりす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は着脱自在の折畳み棚付台
車に関し、着脱自在に取付けた棚を折畳むとき棚を支持
する一方の支持柱が他方の支持柱たる固定柱に向け移動
する上記台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から多数の棚を付けた台車は知られ
ている。棚は固着式のもの着脱しうるものとがあるが、
棚を中央で折畳むものは少ない。
【0003】多段の棚のある台車では、不使用時に台車
の収容能率を上げるために棚を取外しうるようにしたも
のがあるが、取外した棚は一般に台車とは別の場所に置
かれるので管理が煩わしいことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は従来からこ
の種の台車の能率を研究し、その結果に基ずいて折畳み
棚枠付の台車の考案をし、本出願人によって実願平4−
91603号の出願を行なった。この考案は台車の固定
柱と可動柱の間の所定位置に折畳み棚枠が多段に取付け
られたもので、一つの棚枠を中央で上に押上げると他の
棚枠も同時に押上げられ、それに伴って可動柱が固定柱
に向け移動して台車全体の容積を小さくすることができ
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した考案を
更に改良したもので、棚板を取外し可能に取付けた前記
棚枠を前記固定柱と可動柱に着脱自在に取付けたこと
と、可動柱を固定柱に向け迅速に移動しうるようにした
台車にある。
【0006】その台車の要点を述べれば、長方形状平行
に配され両端にキャスター付の一対の同長の基礎レール
と、該レールを対角線的に結ぶ一本の剛性梁と、基礎レ
ールの同一方向一端に夫々固定した一対の固定柱と、基
礎レール上を固定柱に向け直立して移動し固定柱と組と
なる一対の可動柱と、着脱可能に棚板を抱持し向合った
先端が相互に枢支された一対のコ字状外枠からなって各
外枠の腹部で固定柱と可動柱の組となる位置に夫々着脱
自在に枢支された複数段の組合せ棚を具えていて、片方
の基礎レール側の複数段の棚の外枠の相互枢支点は前記
レールに垂直な一本の縦棒で枢支され、前記片側のレー
ルの固定柱の基部と反対側のレールの可動柱の基部との
間には前記剛性梁と交叉しないよう引張りばねが渡され
た構造のものである。
【0007】又この台車において前記組合せ棚のコ字状
外枠の腹部下面両端には前記固定柱又は可動柱の取付孔
に装入せる枢支軸を軸動し引込ませて固定しうるよう収
容したケースが取付けられているものである。
【0008】
【実施例】次に図面を参照して本発明の実施例を詳記す
る。図1は本発明台車の使用状態を示す斜視図、図2は
折畳み途中の斜視図、図3は折畳んだ状態を示す斜視
図、図4は2台の台車を収容状態で並べた斜視図、図5
は並べた台車のベース部を示す平面図、図6は棚の横断
面図、図7は固定柱又は可動柱への棚の取付部分の詳細
斜視図、図8はレール端にある可動柱の斜視図、図9は
レール端に近付きつつある可動柱の立面図である。
【0009】本発明のベースは長方形状平行に配した一
対の基礎レール1,2とこのレールを対角線的に結ぶ剛
性梁3からなっている。各レールの両端は受碗31,3
2となっていて受碗に接近してキャスター4,5が回転
可能に取付けてある。レール1の図面上右端には固定柱
6が立設され左側には可動柱7が設けられている。可動
柱はレール1の凹設した摺接レール35上を柱の底に取
付けたローラ36が回動して固定柱に向け移動できる。
レール2においても固定柱8と可動柱9とがレール1の
ものと同一構造で設けられている。
【0010】固定柱6,8間と可動柱7,9間は上部に
梁10,11が下部に梁12,12aが固定されてい
る。固定柱と可動柱の間には棚枠13,14,15,1
6が枢着されて取付けられている。棚枠の構造は何れも
実質的に同じであるので、その一例を棚枠13について
述べる。棚枠はコ字状の2個の単位外枠17,18から
なってその内端である先端19,20は互いに当接して
枢支されている。両外枠の腹部21,22は夫々固定柱
6,8の角部24,23に、可動柱7,9の角部26,
25に着脱自在に枢支される。その一例を図7で示す
が、腹部22の下側一端には枢支軸38を収容したケー
ス40が設けられ、ケースにはばね39が軸38を外
向、この場合可動柱7に向け押圧している。軸38から
はピン41がケースの穿孔42,43並びに両孔を結ぶ
溝を貫通して突出し、ピンをばね39圧に抗して孔43
に動かして孔縁に係止することで軸はケース40内に引
込み、逆にピンを前記溝を経由して孔42に移動させる
と軸38は突出して可動柱7の穿孔45に嵌って外枠2
2を枢支する。このようにして他の外枠も固定柱又は可
動柱に枢支される。棚枠13乃至16のレール1の側に
ある19で代表される枢着した片側4個の棚枠の内端の
みは1本の縦棒30で枢支される。
【0011】次に各棚枠には棚板が取外し得るように取
付けてある。一例をコ字状棚枠18について述べれば、
腹部22とその両側のフランジ50,51の内周には棚
板55の受け入れ用の溝52が設けられ、この溝に棚板
が取外し可能に嵌込まれている。図1で示すように棚枠
17と18に嵌込まれた各棚板55は腹部と反対側の端
縁が互いに当接状態となり棚枠に棚板を嵌込むことによ
って棚即ち組合せ棚が形成される。
【0012】基礎レール1の固定柱6の基部と基礎レー
ル2の可動柱9の基部の間には剛性梁を跨がぬように引
張りばね56が取付けられている。又可動柱7の下端に
は受碗31に向けてピン57が突設され、このピンは可
動柱が受碗31上に立設せるチャンネル58の横向の溝
内に入ると溝底の貫通孔59に緊密に入るようになって
いる。可動柱9についても同様である。
【0013】本発明は以上のようになっているので図1
のようにばね56圧に抗して可動柱を固定柱から離して
受碗31まで移動するとピン57が孔59に嵌り、これ
と共に棚枠のリンクは伸びて複数段の組合せ棚が一斉に
形成する。各棚は夫々用途に応じて物品を載せることが
できる。この状態ではピン57が孔59に緊密に嵌って
いることと、17,18のような相対する棚枠が、特に
荷物を載せた場合等では50,51で代表されるフラン
ジの向合った先端が互いに突き当っていることのために
棚は平に延びた状態を続ける。従って縦棒30も最も下
降した位置を取る。
【0014】縦棒30を押上げると、19で代表される
各棚の一方の枢支点が押上げられ、これに伴って柱に取
付けられている23,24,25,26で代表される各
枢支点と20で代表される各棚枠の他方の枢支点が枢動
しつ腹部21,22、コ字状の枠17,18を含め図面
上4個の棚枠13,14,15,16は内端19,20
を頂点として三角形状になろうとする。その時可動柱
7,9は受碗から固定柱に向けて移動し始める。この時
孔59に嵌っていたピン57が孔から出始める。これに
つれてばね56が作用して可動柱9を固定柱8に向けて
引張り、次いで梁11,12aで連結せる他方の可動柱
7も固定柱6に向け移動を始めると、ばね力により軽い
力で速やかに両可動柱7,9は対応する固定柱に向けて
図3で示す位置まで移動して止る。かくして棚枠が折畳
まれる。
【0015】このように折畳まれた状態で第2の台車を
近付けると、第2台車の基礎レール1aと剛性梁3aは
第1台車の一方の基礎レール1と剛性梁3で囲む角内に
収まり、第2台車の他方の基礎レール2aは第1台車の
他方の基礎レール2の外側に並ぶようにして収容でき
る。従って棚枠を外さず折畳んだ状態で限られた面積内
に多数の台車を収容することができる。
【0016】棚枠は前記したようにピン41を柱の孔4
5に差込むことによって固定柱又は可動柱間に着脱自在
に取付けられるので、両方の柱に適当な間隔で孔45に
相当する孔例えば46,47等を設けておけば、棚枠を
別の中間位置に取付け、取外しすることができる。この
場合コ字状枠間の枢支点に枢着せる縦棒30も上記適当
間隔に孔を設けておけば棚の位置が変った場合でも、そ
れに応じ他の棚位置でも棚枠の共通枢支点を共用して縦
棒の孔を枢着することができる。
【0017】又各基礎レールの末端には下向の受碗3
1,32があるので、図1に示す使用状態で下の台車の
柱6,7,8,9の頂36,34を受碗31,32に受
入れて下の台車に上の台車を載せることができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の台車な軽く、
縦棒を上動さすだけで棚枠の中央が僅かに持ち上り、こ
れによってばね圧で可動柱が固定柱に向けて移動し棚枠
が折畳まれる。組合せ棚構成の棚枠は上記柱に着脱自在
であるので棚間隔を物品の大きさに応じ所望間隔にして
台車を使用できる。折畳まれた各棚枠は屏風を畳んだよ
うに極めて薄く台車要部の専有面積は小さい。ベースが
N形であるため他の台車のベースを深く並べて受入れ小
面積で多数の台車を収容できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明台車の使用状態を示す斜視図。
【図2】台車の折畳み途中の斜視図。
【図3】折畳んだ状態を一部省略で示した斜視図。
【図4】2台の台車を収容状態で並べた斜視図。
【図5】並べた台車のベース部分を示す平面図。
【図6】棚の横断面図。
【図7】固定柱又は可動柱への棚の取付部分の詳細斜視
図。
【図8】レール端にある可動柱の斜視図。
【図9】レール端に近付きつつある可動柱の立面図。
【符号の説明】
1 基礎レール 2 基礎レール 3 剛性梁 4 キャスター 5 キャスター 6 固定柱 7 可動柱 8 固定柱 9 可動柱 13 棚枠 17 外枠 18 外枠 19 先端 20 先端 21 腹部 22 腹部 30 縦棒 38 枢支軸 40 ケース 45 取付孔 55 棚板 56 引張りばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長方形状平行に配され両端にキャスター付
    の一対の同長の基礎レールと、該レールを対角線的に結
    ぶ一本の剛性梁と、該基礎レールの同方向一端に夫々固
    定した一対の固定柱と、基礎レール上を固定柱に向け直
    立して移動し固定柱と組となる一対の可動柱と、着脱可
    能に棚板を抱持し向合った先端が相互に枢支された一対
    のコ字状外枠からなって各外枠の腹部で固定柱と可動柱
    の組となる位置に夫々着脱自在に枢支された複数段の組
    合せ棚を具えてなり、前記片方の基礎レール側の複数段
    の棚の外枠の相互枢支点は前記レールに垂直な一本の縦
    棒で枢支され、前記片側のレールの固定柱の基部と反対
    側のレールの可動柱の基部との間には前記剛性梁と交叉
    しないよう引張りばねが渡されていることを特徴とした
    着脱自在の折畳み棚付台車。
  2. 【請求項2】前記組合せ棚のコ字状外枠の腹部下面両端
    には前記固定柱又は可動柱の取付孔に装入せる枢支軸を
    軸動し引込ませ固定しうるよう収容せるケースが取付け
    られてなる請求項1に記載の着脱自在の折畳み棚付台
    車。
JP5077457A 1993-03-12 1993-03-12 着脱自在の折畳み棚付台車 Pending JPH06263037A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290178A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Yazaki Ind Chem Co Ltd 折り畳み及びネスティング機能を有する運搬台車
CN110015328A (zh) * 2019-04-29 2019-07-16 深圳市和微宏防静电器材有限公司 Z型可调周转车
CN110281993A (zh) * 2019-07-18 2019-09-27 苏州艾卡特金属制品有限公司 一种四轮台车

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