JP3399246B2 - 物品搬送具 - Google Patents

物品搬送具

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JP3399246B2 JP25247596A JP25247596A JP3399246B2 JP 3399246 B2 JP3399246 B2 JP 3399246B2 JP 25247596 A JP25247596 A JP 25247596A JP 25247596 A JP25247596 A JP 25247596A JP 3399246 B2 JP3399246 B2 JP 3399246B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば商店など
で取扱われることの多い多数の物品を収納保管ならびに
陳列し、必要に応じて、トラックなどに積み込んで搬送
するのに利用される物品搬送具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品搬送具としては、た
とえば実公昭58−48926号公報に開示された物品
搬送車が提供されている。すなわち物品搬送車は、一枚
の後側枠(バックパネル体)と、この後側枠の左右両側
部で前方において対向位置する二枚の側枠(サイドパネ
ル体)とを平面視門型状に配設し、後側枠ならびに両側
枠の下部間に物載せ底枠(ベースパネル体)を配設する
とともに、前記後側枠の下端で左右両端部と、両側枠の
下端で前端部とに、それぞれ移動車輪を設けている。前
記物載せ底枠はヒンジ部を介して後側枠に沿わせた起立
状に揺動自在である。また後側枠と両側枠との近接した
縦杆部間は、それぞれ上下方向で二個の連結具により連
結されており、少なくとも一方の側枠を後側枠に沿うよ
うに回動自在としている。水平状とした物載せ底枠を側
枠に固定するためのロック機構が設けられ、このロック
機構は、物載せ底枠に固定した二枚の板部材と、これら
板部材に形成した孔間に 通した操作ロックピンとから
なり、この操作ロックピンの内端に折り曲げ形成した操
作部を介して操作ロックピンをスライドさせることで、
側枠に設けたブラケットの孔に操作ロックピンの外端を
嵌脱自在としている。前記操作ロックピンの抜出限は前
方の突起部で規制され、また押し込み限は後方の突起部
で規制される。そして孔部には突起部の通過を許す溝孔
が形成され、このうち後方の溝孔は、操作ロックピンを
セットする際に前方突起部の通過用に利用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式によると、収納保管される物品は物載せ底枠に
のみ載置される。そのため複数種類の物品を任意に取り
出すことが困難である。このような問題を解決するため
に別枠体として、後側枠と側枠とに着脱自在の中間棚を
設けて利用していた。しかし中間棚の不使用時には中間
棚は別の場所に取り外して置かれているため、中間棚を
なくしてしまったり使い勝手が悪いという問題が生じて
いた。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、中間棚を物品搬送具本体に設け、
使用状態と不使用状態とに切り換え自在に可能であっ
て、使い勝手のよい物品搬送具を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の物品
搬送具は、背面枠体と、背面枠体をはさんで左右に側面
枠体とを平面視で門型状に配設し、背面枠体又は側面枠
体のいずれかの枠体の下部に、その近接端をして底枠を
起立横倒自在に取り付けられた物品搬送具において、背
面枠体に対して起立状態と横倒状態とに切り換え自在な
中間棚体を設け、この中間棚体は起立状態時は中央部か
ら上方に二つ折り可能であり、横倒状態時は枠体に対し
て中間棚体の自重により進展して完全に伸びきった状態
で水平維持されることにより使用状態と不使用状態とに
切り換えが容易である。したがって中間棚を別の場所に
取り外して保管する必要もなく、使い勝手がよい。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】また、底枠は背面枠体に対して起立状態と
横倒状態とに切り換え自在であり、各枠体の下方には車
輪を有する後車輪取付け板が配設され、この後車輪取付
け板の上面に中間棚体を中間部から上方に二つ折りさ
れ、起立状態に維持する起立保持具を設けていることに
より複数の中間棚体と底枠を全て起立状態に維持でき、
コンパクトな折り畳みが可能である。
【0010】上記請求項2記載の物品搬送具は、少なく
とも一方の側面枠体はヒンジ部を介して折り畳み可能で
あり、ヒンジ部は起立保持具より前方に配置されている
ことにより、よりコンパクトに折り畳みすることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、図2ならびに図3において
物品搬送具1は、一枚の背面枠体10と、この背面枠体
10の左右両側部で前方において対向位置する左右の側
面枠体20とを平面視門型状に配設し、前記背面枠体1
0と左右の側面枠体20との下部間に底枠30を配設す
るとともに、前記背面枠体10の下端で左右両側部に後
車輪11を、また左右側面枠体20の下端で前端部に前
車輪21をそれぞれ設けてある。前記底枠30の後端は
ヒンジ具2を介して背面枠体10の下端に連結され、以
って背面枠体10に沿わせた起立状に揺動自在である。
また背面枠体10と左右側面枠体20との近接部間は連
結具3により連結されており、そして一方、すなわち右
側面枠体20を背面枠体10に沿うようにヒンジ部16
aを軸芯に回動自在としている。前記底枠30の前端に
は、水平状とした底枠30を側面枠体20に係合するた
めの係合部分が設けてある。
【0012】そして底枠30と底枠30の上方に設けら
れた複数の中間棚体40は、それぞれ中央部から上方に
二つ折りに可能である。また中間棚体40の前端には底
枠30と同様に、水平状とした中間棚体40を側面枠体
20に係合するための係合部分が設けてある。
【0013】図1、図2ならびに図3において側面枠体
20は、パイプなどを折り曲げて形成した門型状の外枠
22と、この外枠22の下端間を連結した下枠23a
と、前記外枠22の天杆部22aと下枠23aとの間に
複数本配設したパイプ状の縦材24と、前記外枠22の
縦杆部22b間に複数本配設した断面チャンネル状の横
材25とからなる。前記下枠23aの前端部で下面には
前車輪取付け板26が固定され、この前車輪取付け板2
6にはロック孔27を有する係止板28が溶接や切り越
しなどにより設けられる。そして前車輪取付け板26に
支持ブラケットや旋回部(図示せず)を介して前記前車
輪21が取り付けられる。
【0014】図1、図2ならびに図3において背面枠体
10は、パイプなどを折り曲げて形成した門型状の外枠
12と、この外枠12の下端間を連結した下枠13と、
前記外枠12の天杆部12aと下枠13との間に複数本
配設したパイプ状の縦材14と、前記外枠12の縦杆部
12b間に複数本配設した断面チャンネル状の横材15
とからなる。前記下枠13の中間部には底枠33を支持
するためのヒンジ具2が取付けられ、また両端部で下面
には後車輪取付け板16が固定される。そして後車輪取
付け板16に支持ブラケットや旋回部(図示せず)を介
して前記後車輪11が取り付けられる。そして後車輪取
付け板16の上面には底枠30を二つ折りにした状態
(不使用状態)で維持できる起立保持具17が設けられ
る。
【0015】そして図3のように起立保持具17で二つ
折りで保持された中間棚体40は、背面枠体10に沿う
ように重ねられ、右側面枠体20はヒンジ部16aで回
動して前方に配置される。図4は最上段のみ中間棚体4
0を起立状態とし、他の中間棚体40と底枠30は横倒
状態の際の左側面図である。横倒状態の中間棚体40は
枠体10、20に対して中間棚体40の自重により進展
して完全に伸びきった状態で水平維持される。左側面枠
体20には上下に3段の断面L型状の中間棚受受体23
bを設け、下枠23aと同様の形状をしている。そし
て、中間棚受体23bもしくは下枠23aの前方に係止
体60、後方に起立保持具17、29が固定されてい
る。
【0016】図5において、中間棚体40は背面枠体1
0よりヒンジを介して中央部から上方に前方部中間棚体
40aと後方部中間棚体40bとに二つ折りで起立状態
される。そして中間棚受体23bに設けられた起立保持
具17、29に前方部中間棚体40aの遊端が落とし込
まれて、確実に保持される。その際に、安定良く起立状
態を保持するために、前方部中間棚体40aの下面に位
置決め具41を設ける。この位置決め具41は、前方部
中間棚体40aと後方部中間棚体40bとの前後方向の
ぐらつきをなくすために取付けられ、中間棚体40は安
定良く起立状態を保持される。図5では中間棚体40に
ついて説明しているが、底枠30も中間棚体40同様の
二つ折り構造がなされている。
【0017】図6は中間棚体40の係止部分を示し、図
6(a)はその一部切り欠き平面図であり、図6(b)
は正面図である。中間棚体40の前方にはU型状のブラ
ケット62が溶接され、左右方向に適宜間隔を隔てて互
いに平行に対設する側板部62a、62bに夫々同芯状
に孔63を形成し、これら孔63に対して係合ピン50
を操作棒64を介して左右方向に出退自在に挿通し、係
合ピン50の出退自在なスライド移動経路の経路先には
中間棚受体23bに取付けられた係止孔61付きの係止
体60が設けられている。そして係合ピン50は操作棒
64の根元付近に設けた第1ストッパー65と、ブラケ
ット62の一方の側板部62bに溶接して取り付けた第
2ストッパー66との間に引っ張りバネ67を設けて弾
性的に設けてある。図6の実線は係合ピン50が係合体
60に係合された状態であり、仮想線は係合状態を解除
する際に操作棒64にて係合ピン50を抜き出している
状態である。
【図面の簡単な説明】整理番号=14811
(7)
【図1】本発明の実施の形態にかかる物品搬送具の全体
の斜視図である。
【図2】同物品搬送具の底枠の部分斜視図である。
【図3】同物品搬送具の平面図である。
【図4】同物品搬送具の左側面図である。
【図5】起立状態時の中間棚体の側面図である。
【図6】中間棚体の係合部分を示す(a)平面図(b)
正面図である。
【符号の説明】
1 物品搬送具 10 背面枠体 11 後車輪 16 後車輪取付け板 16a ヒンジ部 17 起立保持具 20 側面枠体 21 前車輪 26 前車輪取付け板 29 起立保持具 30 底枠 40 中間棚体 41 位置決め具 50 係合ピン 60 係合体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−301366(JP,A) 特開 昭59−101117(JP,A) 特開 平9−142306(JP,A) 実開 平5−54144(JP,U) 実開 平5−32218(JP,U) 実開 昭52−130843(JP,U) 特公 平6−154064(JP,B2) 実公 平8−10294(JP,Y2) 実公 昭58−53260(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62B 3/02 A47B 31/04 B62B 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】背面枠体と、背面枠体をはさんで左右に側
    面枠体とを平面視で門型状に配設し、背面枠体の枠体の
    下部に、その近接端をして底枠を起立横倒自在に取り付
    けられた物品搬送具において、 背面枠体に対して起立状態と横倒状態とに切り換え自在
    な中間棚体を設け、この中間棚体は起立状態時は中央部
    から上方に二つ折り可能であり、横倒状態時は枠体に対
    して中間棚体の自重により進展して水平維持され、底枠
    は背面枠体に対して起立状態と横倒状態とに切り換え自
    在であり、背面枠体の下方には車輪を有する後車輪取付
    け板が配設され、この後車輪取付け板の上面に中間棚体
    を中間部から上方に二つ折りされて起立状態に維持する
    起立保持具を設けている物品搬送具。
  2. 【請求項2】少なくとも一方の側面枠体はヒンジ部を介
    して折り畳み可能であり、ヒンジ部は起立保持具より前
    方に配置されている請求項1記載の物品搬送具。
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JP6684511B1 (ja) * 2020-01-29 2020-04-22 共和機械株式会社 鶏卵容器輸送台車の棚開放装置および鶏卵パック自動載置システム

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