JPH0625445U - 柱や梁等の芯材と表面化粧材との取付構造 - Google Patents

柱や梁等の芯材と表面化粧材との取付構造

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JPH0625445U
JPH0625445U JP6861492U JP6861492U JPH0625445U JP H0625445 U JPH0625445 U JP H0625445U JP 6861492 U JP6861492 U JP 6861492U JP 6861492 U JP6861492 U JP 6861492U JP H0625445 U JPH0625445 U JP H0625445U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】柱1や梁2で構成されるフレーム状構造体の各
芯材と表面化粧材との取り付けが容易な構造を提供する
ことを目的とする。 【構成】柱芯材11に対向させて複数の連結部材13を
一定間隔で配置し、柱芯材11の各鉤状係合片11a,
11cに各連結部材13のそれぞれの被係合片13b,
13bを係合させて柱芯材11と複数の連結部材13と
が一体に取り付けられる。各連結部材13の弯曲した両
端縁の被係合片13a,13aに表面化粧材12の幅方
向の先端内側縁の係止用突条12c,12cを外側より
嵌め込んでそれぞれを係合一体として、柱芯材11に表
面化粧材12が連結部材13を介して取り付けた構造と
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、門扉から玄関への通路、カースペース、サイクルスペース 等に構築される構造物の柱や梁や桁等の芯材と、それらの外面に取り付けられる 表面化粧材との取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅のカースペースに構築されるカーポートは、一般に柱及び梁をアルミニウ ム等の軽金属で製作して組み立てられていたが、金属素地表面が露出していると 外観が冷たい感じとなり、住宅自体の色彩と調和しなかったり、駐車時に自動車 が柱に接触して柱自体を曲げたり、破損したりするのを防ぐため、金属製の柱や 梁の外面を合成樹脂製の表面化粧材で覆ったものがある。
【0003】 例えば、柱100としては、図8に示すように、四方に係合片条101aを突 出させた矩形枠状の柱芯材101の対向する外面に、略コ字状を呈して両端に被 係合部102a,102aを設けた表面化粧材102,102を配置し、柱芯材 101の各係合片101a,101aと表面化粧材102の被係合部102a, 102aとをそれぞれ嵌合させて構成したものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記パーゴラの柱100では、柱芯材101の係合条部101a ,101aが全長に亘って設けられているため、表面化粧材102,102の被 係合部102a,102aを全て確実に嵌合するために多大な力が必要であり、 また、芯材101の加工精度が低ければ、嵌合された表面化粧材102,102 との間に隙間が生じてガタツク等の問題があった。
【0005】 また、柱100の全長に亘って表面化粧材102,102が柱芯材101に嵌 合されているため、自動車の接触により破損、変形した表面化粧材102,10 2を取り替えるために柱芯材101から取り外すときには、表面化粧材102, 102を柱芯材101の全長に亘って外向きにたわませなければ外れず、一旦嵌 合されたこの表面化粧材102,102を柱芯材101から取り外すことが困難 であるといった問題があった。
【0006】 さらに、上記カーポートの側方に後で連結して他の構造物を増設する場合は、 梁にも表面化粧材が嵌合されているため、芯材に直接他の構造物の梁や桁を連結 することはできず、他の構造物の構造上の強度を出すためには柱や梁が余分に必 要となり、スペース的に邪魔になったり、コストが嵩むという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案の柱と梁等の芯材と表面化粧材との取付構造 は、少なくとも複数本の柱と各柱間に架け渡される梁の各芯材の外面に合成樹脂 製の表面化粧材を取り付ける取付構造であって、上記各芯材の対向する外面に突 設される係合片に所定の間隔を隔てて複数の連結部材の被係合片をそれぞれ係合 一体に取り付けると共に、各連結部材の両端縁の被係合片と上記表面化粧材の係 止用突条とを係合一体に取り付けてなることを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記構成の芯材と表面化粧材との取付構造では、複数の連結部材がフレーム構 造体の各芯材の外面に所定間隔を隔てて係合片と被係合片との係合により一体に 取り付けた上で、表面化粧材の係止用突条が各連結部材の両端縁の被係合片と係 合されて取り付けられるため、表面化粧材と連結部材とを複数ヶ所において互い に係合させるだけでフレーム構造体の各芯材の外面を表面化粧材で覆うことが可 能となる。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
【0010】 図1は本考案の柱や梁等の芯材と表面化粧材との取付構造を採用した例えば、 カースペースに構築されるカーポートの斜視図であり、図2はその柱1の分解斜 視図で、図3は図2のA−A線に沿った柱1の概略断面図である。図に示すカー ポートは、例えば、カースペースと玄関部分を一体とした構造のものであり、各 柱1間に短長の梁2,3が架け渡され、梁2,3の上部には該梁2,3と直交す るルーバー4が一定間隔を保って平行に取り付けられ、適宜各ルーバー4間に屋 根部材5が取り付けられている。
【0011】 本考案の表面化粧材の取付構造が採用された各柱1は、図2に示すように、柱 芯材11の外面に所定間隔で配置される複数の連結部材13を介して表面化粧材 12を取り付けた構造となっている。
【0012】 上記柱芯材11は、アルミニウム等の軽金属を押出して略矩形状に成形した長 尺成形品であり、各外側面には、それぞれ組となる鉤状係合片11a,11b, 11c,11dが突出されている。また、対向する内側面にはそれぞれ蟻溝11 e,11eが設けられて上方にはボルト挿通孔11f,11fがそれぞれ穿孔さ れており、後述する短長の梁2,3と連結されるようになっている。
【0013】 上記柱芯材11を覆う一対の表面化粧材12,12は、例えば、2〜5倍の発 泡倍率で発泡させた塩化ビニルやスチレン等の樹脂を連続押出成形によって断面 略コ字状を呈し、厚肉の長尺品に成形したものである。角部12a,12aは面 取り状態となりその内部には略五角形の貫通孔12b,12bがそれぞれ形成さ れて軽量化が図られ、幅方向の先端内側縁には合対向した断面略L字状の係止用 突条12c,12cがそれぞれ突設されている。また、外面の上下には中心線に 沿って凹み12dが形成され強度の向上と外観に変化を与えている。
【0014】 柱芯材11と表面化粧材12とを連結する連結部材13は、例えば、柱芯材1 1と同様のアルミニウム等の軽金属製押出成形品であり、断面略コ字状を呈して 弯曲した両端縁には、上記表面化粧材12の係止用突条12c,12cと係合す る被係合片13a,13aが設けられ、また、内側面には、上記柱芯材11の各 係合片11a…と係合される被係合片13b,13bが斜設されている。
【0015】 上記構成部材よりなる本考案の柱芯材11と表面化粧材12との取付構造は、 まず、柱芯材11に対向させて複数の連結部材13を一定間隔で配置し、柱芯材 11の各鉤状係合片11a,11cに各連結部材13のそれぞれの被係合片13 b,13bを係合させて柱芯材11と複数の連結部材13とが一体に取り付けら れる。そして、各連結部材13の弯曲した両端縁の被係合片13a,13aに表 面化粧材12の幅方向の先端内側縁の係止用突条12c,12cを外側より嵌め 込んでそれぞれを係合一体とすることで、柱芯材11に表面化粧材12が連結部 材13を介して取り付けられている。
【0016】 本考案の取付構造では、各連結部材13の長さが短いため、一定間隔で柱芯材 11に係合して取り付ける作業が容易となり、また、各連結部材13の外面に表 面化粧材12を取り付ける作業も柱芯材11全長に亘ることなく連結部材13毎 に行うために容易となる。逆に、表面化粧材12を取り替える場合等では、連結 部材13の位置で強制的に表面化粧材12の係止用突条12c,12cを押圧し て連結部材13に弾性変形を与えると簡単に係合が解除されるようになり、表面 化粧材12の取り替えが容易となる。
【0017】 従って、カーポートとして構築した場合、自動車等が柱1に接触して表面化粧 材12に破損や変形が生じたときでも、従来の表面化粧材102の交換作業と比 べて遥かに簡単に交換することが可能となる。
【0018】 同様に、例えば、梁2は、図4及び図5に示すように、何れも梁芯材21に表 面化粧材12が複数の連結部材13を介して取り付けられている。梁芯材21に は連結部材13の各被係合片13a,13aが係合される鉤状係合片21a,2 1aが左右方向にそれぞれ延設され、また、梁2及び梁3同士、又は上記柱1と 互いに連結する場合のボルト等の止具挿通溝22が形成されている。そして、上 方には屋根部材5が取り付けられる各ルーバー4の取付用ガイド溝23が形成さ れている。
【0019】 上記梁2の梁芯材21と表面化粧材12との取り付けも上記柱1と同様に、梁 芯材21の各係合片21aに連結部材13の対応する被係合片13b,13bを 係合一体としてから表面化粧材12の係止用突条12c,12cを各連結部材1 3の弯曲した両端縁の被係合片13a,13aに嵌め込んでそれぞれ係合一体に 取り付けられる。
【0020】 この場合も、各連結部材13を一定間隔で介在させることによって梁芯材21 への表面化粧材12,12の取り付け作業が容易となり、表面化粧材12の取り 替え作業も容易となる。従って、表面化粧材12を取り外し、梁芯材21を長く するために連結した後、再度表面化粧材12を連結部材13を介して取り付ける ことも可能となる。
【0021】 尚、表面化粧材12が取り付けられた柱1と梁2は、図6に示すように、柱芯 材11の蟻溝11e,11eと梁2の下方の止具挿通溝22間にナット付きのL 字状補助板6を挿着してそれぞれをボルト等の止具7によって締め付けて固定さ れている。
【0022】 また、ルーバー4は、例えば、図7に示すように、長尺の棒状体であり、それ ぞれの四隅の長手方向角部4aに面取り加工が施され、塩化ビニル等の樹脂を上 記表面化粧材12と同様に発泡させて成形したもので、内部には3箇所に強度を 高めるための仕切4bが設けられ、先端縁は下側が短くなって傾斜状態となり、 この端面にはAES樹脂等で成形されたカバー4cが外嵌されて雨水等の浸入が 防止されるようになっている。
【0023】 さらに、屋根部材5としては、例えば、ポリカーボネート、アクリル、,PV C等の透明または半透明の平板状の合成樹脂板或は成形加工品、異形押出品(ハ ニカム構造)であり、採光性が良好なカーポートが構築されるようになっている 。尚、この屋根部材5は必要に応じて各ルーバー4間に取着すればよいもので、 特に必要なものではない。
【0024】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の芯材と表面化粧材の取付構造では、 複数の連結部材を所定間隔でフレーム構造体の各芯材と表面化粧材との間に介在 させてそれぞれを互いに係合して一体化されるため、簡単で確実に各芯材の外面 に表面化粧材を取り付けた取付構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の柱と梁等の芯材と表面化粧材との取付
構造を採用したカーポートの概略斜視図である。
【図2】本考案の取付構造を採用した柱の概略分解斜視
図である。
【図3】本考案の取付構造の図2のA−A線に沿った概
略断面図である。
【図4】本考案の取付構造を採用した梁の概略分解斜視
図である。
【図5】本考案の取付構造の図4のB−B線に沿った概
略断面図である。
【図6】本考案の取付構造を採用した柱と梁との連結状
態を一部破断して示す概略斜視図である。
【図7】本考案を採用したカーポートのルーバーを一部
破断して示す概略斜視図である。
【図8】従来の柱の芯材と表面化粧材との取付構造例を
示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 柱 2,3 梁 11 柱芯材 11a,11b,11c,11d 鉤状係合片 12 表面化粧材 12c 係止用突条 13 連結部材 13a 被係合片 13b 被係合片 21 梁芯材 21a 係合片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも複数本の柱と各柱間に架け渡さ
    れる梁の各芯材の外面に合成樹脂製の表面化粧材を取り
    付ける取付構造であって、 上記各芯材の対向する外面に突設される係合片に所定の
    間隔を隔てて複数の連結部材の被係合片をそれぞれ係合
    一体に取り付けると共に、各連結部材の両端縁の被係合
    片と上記表面化粧材の係止用突条とを係合一体に取り付
    けてなることを特徴とするフレーム状構造体の芯材と表
    面化粧材との取付構造。
JP6861492U 1992-09-04 1992-09-04 柱や梁等の芯材と表面化粧材との取付構造 Expired - Lifetime JP2571773Y2 (ja)

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