JPH06254046A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JPH06254046A
JPH06254046A JP5046762A JP4676293A JPH06254046A JP H06254046 A JPH06254046 A JP H06254046A JP 5046762 A JP5046762 A JP 5046762A JP 4676293 A JP4676293 A JP 4676293A JP H06254046 A JPH06254046 A JP H06254046A
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Shingo Kato
眞悟 加藤
Masao Uehara
政夫 上原
Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Masahito Goto
正仁 後藤
Shinji Yamashita
真司 山下
Susumu Takahashi
進 高橋
Atsushi Kidawara
厚 貴俵
Nobuaki Akui
伸章 安久井
Hideki Koyanagi
秀樹 小柳
Akira Murata
晃 村田
Wataru Ono
渉 大野
Akihiro Taguchi
晶弘 田口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は1台のモニタに3D画像表示と2D画
像表示とを選択的に切換え表示することができ、使用者
の目の疲れ等を防止して使い勝手を向上させることを最
も主要な特徴とする。 【構成】モニタ4に3D映像を表示する第1の信号処理
機能およびこの第1の信号処理機能とは独立にモニタ4
に2D映像を表示する第2の信号処理機能とを設けると
ともに、第1の信号処理機能と第2の信号処理機能とを
選択的に切換え操作するフィールド切換器5を設けたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば内視鏡の観察像を
立体映像で表示する映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば患者の腹腔内の患部を治
療する手段として腹腔内に挿入される硬性内視鏡である
腹腔鏡を使用することにより、外科的な開腹手術を行な
うこと無く腹腔内の患部を治療する技術が開発されてい
る。この種の腹腔鏡下による腹腔内の患部の治療時には
腹腔鏡の視野を患部の方向に向け、この腹腔鏡の視野内
で患部とこの患部に各種の処置を行なう処置具とを観察
しながら処置具の操作が行なわれるようになっている。
【0003】また、腹腔鏡による観察光学系の映像表示
装置としては観察像をモニタ画面上に平面的に表示する
二次元(2D)画像表示が行なわれることが多い。しか
しながら、2D画像表示では遠近感がつかみにくく、患
部と処置具との間の相対的な距離が把握しにくいので、
処置具の操作や患部の縫合等の作業が難しく、その作業
に熟練を要する問題がある。
【0004】そこで、腹腔鏡による観察光学系の映像表
示装置として観察像をモニタ画面上に立体的に表示する
三次元(3D)画像表示を行なうことにより、患部と処
置具との間の相対的な距離を把握しやすくして処置具の
操作や患部の縫合等の作業を能率化する技術が開発され
ている。
【0005】また、モニタ画面上に映像を立体的に表示
する3D画像表示を行なう技術としては例えば、特公平
4−45035号公報、特公平4−46508号公報に
示すように左右の撮像用カメラを設け、これら2組のカ
メラで得た左右の画像から3Dモニタ画面上に立体映像
を表示する構成のものが知られている。
【0006】この場合、モニタ画面上に立体映像を表示
する場合には左右2組の撮像用カメラから送られる左右
の各画像信号がモニタ等の表示部側に伝送される。そし
て、この表示部側の画像信号処理部からは左右の各画像
信号が1フィールド毎に交互に切換えて出力される。さ
らに、画像信号処理部から出力される左右の各画像信号
に基づく映像がモニタ画面上に交互に映し出される。こ
のとき、左右の映像に対応して交互に開閉するシャッタ
を通して左右の映像を見ることにより、立体映像の再生
が行なわれるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のものに
あっては立体映像の再生は3D画像表示専用の3Dモニ
タで行なわれているので、この3Dモニタの使用中は3
D画像表示を見続けることになる。しかしながら、3D
モニタに表示される3D画像表示は人間にとっては不自
然なものであるので、長い時間この3Dモニタの3D画
像表示を見続ける場合には目が疲れるおそれがある。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、1台のモニタに3D画像表示と2D画
像表示とを選択的に切換え表示することができ、使用者
の目の疲れ等を防止して使い勝手を向上させることがで
きる映像表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は被写体に対して
左右両眼視差を持つ左右一対の撮像手段を設け、これら
の撮像手段から送られる左右の各映像信号に基づく映像
を映像再生画面上に再生して立体映像を表示する表示手
段を備えた映像表示装置において、前記表示手段に3次
元映像を表示する第1の信号処理機能およびこの第1の
信号処理機能とは独立に前記表示手段に2次元映像を表
示する第2の信号処理機能とを設けるとともに、前記第
1の信号処理機能と第2の信号処理機能とを選択的に切
換え操作する信号処理機能選択手段とを設けたものであ
る。
【0010】
【作用】信号処理機能選択手段によって第1の信号処理
機能に切換え操作した場合には表示手段に3次元映像を
表示させ、信号処理機能選択手段によって第2の信号処
理機能に切換え操作した場合には表示手段に2次元映像
を表示させるようにしたものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図4
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例の映
像表示装置全体の概略構成を示すものである。図1中
で、1は3D映像撮影用の右側画像を撮影するRカメラ
(撮像手段)、2は3D映像撮影用の左側画像を撮影す
るLカメラ(撮像手段)である。これらのRカメラ1と
Lカメラ2とは被写体に対して左右両眼視差を持たせた
状態で配置されている。
【0012】また、3はRカメラ1およびLカメラ2が
接続された映像処理装置で、この映像処理装置3にはさ
らに3D映像と2D映像とが表示可能なマルチスキャン
式のモニタ4が接続されている。映像処理装置3の内部
にはフィールド切換器(信号処理機能選択手段)5、倍
速コンバータ6、制御部7、表示機能選択装置8がそれ
ぞれ配設されている。
【0013】ここで、フィールド切換器5にはRカメラ
1からの右側のR画像信号を出力するR画像信号出力部
R と、Lカメラ2からの左側のL画像信号を出力する
L画像信号出力部5L と、Rカメラ1からのR画像信号
およびLカメラ2からのL画像信号をフィールド毎に交
互に切換え、3D用の映像信号を出力する3D画像信号
出力部53Dとがそれぞれ設けられているとともに、上記
R画像信号出力部5R、L画像信号出力部5L および3
D画像信号出力部53Dを選択的に切換え操作して倍速コ
ンバータ6側に接続する切換えスイッチ5aが設けられ
ている。
【0014】さらに、倍速コンバータ6にはフィールド
切換器5の切換えスイッチ5aの切換え操作に合わせて
モニタ4のフィールド周波数を次の表1に示すように設
定するフィールド周波数切換え機能が設けられている。
【0015】
【表1】
【0016】また、制御部7にはフィールド切換器5、
倍速コンバータ6、表示機能選択装置8がそれぞれ接続
されているとともに、モニタ4の画面の前面に配設さ
れ、偏光方向が縦横に変化する液晶シャッタ10を駆動
する液晶シャッタドライバ9が接続されている。この液
晶シャッタドライバ9にはフィールド切換器5の切換え
スイッチ5aの切換え操作に合わせて液晶シャッタ10
の偏光方向を次の表2に示すように設定する偏光方向切
換え機能が設けられている。
【0017】
【表2】
【0018】さらに、表示機能選択装置8には図2に示
すように映像処理装置3の操作パネル11上に配設され
た3D選択スイッチ12、L選択スイッチ13、R選択
スイッチ14がそれぞれ設けられている。
【0019】また、映像処理装置3の操作パネル11上
には図2に示すようにフットスイッチ接続部15および
光リモコン受光窓16が配設されている。ここで、フッ
トスイッチ接続部15にはフットスイッチ17に接続さ
れたリード線18の先端のコネクタ19が接続されてい
る。さらに、フットスイッチ17には3D選択スイッチ
20、L選択スイッチ21、R選択スイッチ22がそれ
ぞれ設けられている。
【0020】また、23は映像処理装置3とは別体に設
けられた光リモコンである。この光リモコン23には3
D選択スイッチ24、L選択スイッチ25、R選択スイ
ッチ26がそれぞれ設けられているとともに、映像処理
装置3の光リモコン受光窓16に各選択スイッチ24〜
26の選択操作に対応した制御光を発光する図示しない
制御光発光部が設けられている。なお、27は使用者に
装着される偏光フィルタ付き眼鏡である。
【0021】次に、上記構成の作用について図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。まず、映像表示装置の
動作時には左画像用のRカメラ1および右画像用のLカ
メラ2によってそれぞれ電気信号に変換された左右の各
映像信号が映像処理装置3のフィールド切換器5によっ
てそれぞれ1/60sのフィールド周波数で読み込まれ
る。なお、図3(A)はRカメラ1によって被写体Aを
撮影した際の映像信号、同図(B)はLカメラ2によっ
て被写体Bを撮影した際の映像信号をそれぞれ示すもの
である。
【0022】また、映像表示装置の動作時には映像処理
装置3の操作パネル11上の3D選択スイッチ12、L
選択スイッチ13、R選択スイッチ14、およびフット
スイッチ17の3D選択スイッチ20、L選択スイッチ
21、R選択スイッチ22のいずれかがスイッチ操作さ
れたか否かが判断される(ステップS1)。
【0023】ここで、いずれのスイッチ操作状態も検出
されない場合には続いて、光リモコン23の3D選択ス
イッチ24、L選択スイッチ25、R選択スイッチ26
のスイッチ操作が判断される(ステップS2)。このと
き、光リモコン23のスイッチ操作が検出された場合に
はこの光リモコン23のスイッチ操作のデータが映像処
理装置3側に受信される(ステップS3)。
【0024】また、ステップS1、S2で操作パネル1
1上の3D選択スイッチ12、フットスイッチ17の3
D選択スイッチ20、光リモコン23の3D選択スイッ
チ24のいずれかのスイッチ操作が検出された場合(ス
テップS4)には次のステップS5、S6、S7の操作
が行なわれる。
【0025】すなわち、フィールド切換器5の切換えス
イッチ5aが3D画像信号出力部53Dを倍速コンバータ
6側に接続する状態に切換え操作される(ステップS
5)。さらに、倍速コンバータ6がモニタ4のフィール
ド周波数を1/120sに切換えた状態に設定される
(ステップS6)とともに、液晶シャッタドライバ9が
1/120s毎に液晶シャッタ10の偏光方向を縦横交
互に切換えるモードに切換えられる(ステップS7)。
【0026】したがって、この場合にはフィールド切換
器5の3D画像信号出力部53DによってRカメラ1から
のR画像信号およびLカメラ2からのL画像信号がフィ
ールド毎に交互に切換えられ、図3(C)に示す3D画
像信号が倍速コンバータ6側に出力される。
【0027】さらに、この3D画像信号は倍速コンバー
タ6で周波数変換され、1/120sのフィールド周波
数に切換えられ、図3(D)に示す1/120sのフィ
ールド周波数の3D画像信号がモニタ4側に出力され
る。そのため、モニタ4の画面には1/120sの倍ス
キャンで左右の各映像が1フィールド毎に交互に切換え
表示される。このとき、モニタ4の表示画面の切換え動
作に同期して液晶シャッタ10が1/120s毎に偏光
方向が縦横交互に切換え操作されるので、使用者が偏光
フィルタ付き眼鏡27を装着した状態で液晶シャッタ1
0を介してモニタ4の画面上の左右の映像を見ることに
より、3D映像の再生が行なわれる。
【0028】一方、上記ステップS4で3D選択スイッ
チ12、20、24のスイッチ操作が検出されない場合
には次に、操作パネル11上のL選択スイッチ13、フ
ットスイッチ17のL選択スイッチ21、光リモコン2
3のL選択スイッチ25のいずれかのスイッチ操作の有
無が判断される(ステップS8)。
【0029】ここで、上記各L選択スイッチ13、2
1、25のスイッチ操作が検出されない場合には操作パ
ネル11上のR選択スイッチ14、フットスイッチ17
のR選択スイッチ22、光リモコン23のR選択スイッ
チ26のいずれかがスイッチ操作された状態と判断さ
れ、次のステップS9、S10、S11の操作が行なわ
れる。
【0030】すなわち、フィールド切換器5がR画像信
号出力部5R を倍速コンバータ6側に接続する状態に切
換え操作される(ステップS9)。さらに、倍速コンバ
ータ6がモニタ4のフィールド周波数を1/60sに切
換えた状態に設定される(ステップS10)とともに、
液晶シャッタドライバ9が液晶シャッタ10の偏光方向
を縦横同時にオンするモードに切換えられる(ステップ
S11)。
【0031】したがって、この場合にはフィールド切換
器5のR画像信号出力部5R によってRカメラ1からの
1/60sのフィールド周波数のR画像信号がそのまま
の状態で倍速コンバータ6側に出力される。
【0032】さらに、このR画像信号は倍速コンバータ
6から1/60sのフィールド周波数のままモニタ4側
に出力される。そのため、モニタ4の画面にはRカメラ
1からのR画像信号に基づくフィールド周波数が1/6
0sの通常の2D映像の再生が行なわれる。
【0033】また、上記ステップS8で上記各L選択ス
イッチ13、21、25のいずれかのスイッチ操作が検
出された場合には次のステップS12、S10、S11
の動作が行なわれる。すなわち、フィールド切換器5の
切換えスイッチ5aがL画像信号出力部5L を倍速コン
バータ6側に接続する状態に切換え操作される(ステッ
プS12)。さらに、倍速コンバータ6がモニタ4のフ
ィールド周波数を1/60sに切換えた状態に設定され
る(ステップS10)とともに、液晶シャッタドライバ
9が液晶シャッタ10の偏光方向を縦横同時にオンする
モードに切換えられる(ステップS11)。
【0034】したがって、この場合にはフィールド切換
器5のL画像信号出力部5L によってLカメラ2からの
1/60sのフィールド周波数のL画像信号がそのまま
の状態で倍速コンバータ6側に出力される。
【0035】さらに、このL画像信号は倍速コンバータ
6から1/60sのフィールド周波数のままモニタ4側
に出力される。そのため、モニタ4の画面にはLカメラ
2からのL画像信号に基づくフィールド周波数が1/6
0sの通常の2D映像の再生が行なわれる。
【0036】そこで、上記構成のものにあっては操作パ
ネル11上の3D選択スイッチ12、フットスイッチ1
7の3D選択スイッチ20、光リモコン23の3D選択
スイッチ24のいずれかがスイッチ操作された場合には
フィールド切換器5の切換えスイッチ5aが3D画像信
号出力部53Dを倍速コンバータ6側に接続する状態に切
換え操作され、かつ倍速コンバータ6がモニタ4のフィ
ールド周波数を1/120sに切換えた状態に設定され
るとともに、液晶シャッタドライバ9が1/120s毎
に液晶シャッタ10の偏光方向を縦横交互に切換えるモ
ードに切換えられるので、モニタ4の画面上に3D映像
を表示させることができる。
【0037】また、操作パネル11、フットスイッチ1
7、光リモコン23の各L選択スイッチ13、21、2
5、或いは各R選択スイッチ14、22、26のいずれ
かがスイッチ操作された場合にはフィールド切換器5の
切換えスイッチ5a、倍速コンバータ6、液晶シャッタ
ドライバ9がそれぞれモニタ4の画面上に2D映像を表
示させる状態に切換え操作されるので、モニタ4の画面
上に2D映像を表示させることができる。
【0038】そのため、1台のモニタ4に3D画像表示
と2D画像表示とを選択的に切換え表示することができ
るので、モニタ4の3D画像表示を見て目が疲れた場合
には必要に応じて操作パネル11、フットスイッチ1
7、光リモコン23の各L選択スイッチ13、21、2
5、或いは各R選択スイッチ14、22、26のいずれ
かのスイッチ操作によってモニタ4の画像表示を適宜2
D画像の表示に切換えることができる。そのため、従来
に比べてモニタ4の3D画像表示を見続ける時間を少な
くすることができるので、使用者の目の疲れ等を防止し
て使い勝手を向上させることができる。
【0039】また、図5は本発明の第2の実施例を示す
ものである。図5中で、31は3D映像撮影用の右側画
像を撮影するRカメラ、32は3D映像撮影用の左側画
像を撮影するLカメラである。これらのRカメラ31と
Lカメラ32とは被写体に対して左右両眼視差を持たせ
た状態で配置されている。
【0040】また、33はRカメラ31およびLカメラ
32が接続される映像処理装置で、この映像処理装置3
3にはさらに3D映像と2D映像とが表示可能なマルチ
スキャン式のモニタ35およびこのモニタ35の画面表
示を3D映像と2D映像とに切換える映像切換えスイッ
チ34が接続されている。なお、この映像切換えスイッ
チ34はフットスイッチであってもよい。
【0041】映像処理装置33の内部には画像信号制御
部36a,36b、画像合成部37a,37b、画像メ
モリ38a,38b、画像混合部39、キャラクタージ
ェネレータ40がそれぞれ配設されている。この場合、
一方の画像信号制御部36aはRカメラ31に接続さ
れ、他方の画像信号制御部36bはLカメラ32に接続
されている。
【0042】さらに、画像信号制御部36aは画像合成
部37aを介して画像混合部39に接続されているとと
もに、画像メモリ38aが接続されている。また、画像
信号制御部36bは画像合成部37bを介して画像混合
部39に接続されているとともに、画像メモリ38bが
接続されている。
【0043】また、映像切換えスイッチ34には画像信
号制御部36a、画像信号制御部36bおよびキャラク
タージェネレータ40がそれぞれ接続されており、この
キャラクタージェネレータ40は画像混合部39に接続
されている。
【0044】映像切換えスイッチ34にはモニタ35の
画面表示を3D映像に切換える3D釦41と2D映像に
切換える2D釦42とが設けられている。さらに、モニ
タ35には表示画面35a内に現在表示されている映像
の種類が3D映像か、2D映像かを示す映像種類表示部
35bが設けられている。この映像種類表示部35bは
映像切換えスイッチ34の切換え動作に同期して切換え
操作されるようになっている。
【0045】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、映像切換えスイッチ34の2D釦42がオン操作
された場合にはその信号が画像信号制御部36aに送ら
れ、Rカメラ31内の撮像素子に蓄積された信号電荷が
読み出される。この信号は画像信号制御部36a内のプ
リアンプで増幅されたのち、プリプロセス回路で輝度信
号と色差信号に分離したり、γ補正、或いはホワイトバ
ランスなどの前処理が行なわれ、画像合成部37aに送
られる。
【0046】この画像合成部37aではA/D変換さ
れ、画像メモリ38aに格納される。そして、格納され
た信号は所定のタイミングで読み出され、画像合成部3
7aではD/A変換されて画像混合部39に送られる。
【0047】さらに、映像切換えスイッチ34の2D釦
42がオン操作された際に発生する2D制御信号によ
り、キャラクタージェネレータ40からはモニタ35の
映像種類表示部35bに例えば「2D」等の文字を表示
する文字信号が発生する。この文字信号は画像混合部3
9に供給され、この画像混合部39でRカメラ31内の
撮像素子から送られる2D画像と混合され、モニタ35
に2D映像の画面表示が行なわれると同時に、図6に示
すように映像種類表示部35bに「2D」等の文字が表
示される。
【0048】また、映像切換えスイッチ34の3D釦4
1がオン操作された場合にはRカメラ31内の撮像素子
およびLカメラ32内の撮像素子から信号電荷が読み出
され、モニタ35に3D映像の画面表示が行なわれると
同時に、映像種類表示部35bに「3D」等の文字が表
示される。
【0049】そこで、上記構成のものにあっても1台の
モニタ35に3D画像表示と2D画像表示とを選択的に
切換え表示することができるので、モニタ35の3D画
像表示を見て目が疲れた場合には必要に応じて映像切換
えスイッチ34の2D釦42のスイッチ操作によってモ
ニタ35の画像表示を適宜2D画像の表示に切換えるこ
とができる。そのため、従来に比べてモニタ35の3D
画像表示を見続ける時間を少なくすることができるの
で、使用者の目の疲れ等を防止して使い勝手を向上させ
ることができる。
【0050】さらに、モニタ35の表示画面35a内に
現在表示されている映像の種類が3D映像か、2D映像
かを示す映像種類表示部35bを設け、映像切換えスイ
ッチ34の切換え動作に同期して映像種類表示部35b
に表示画面35a内の現在の表示画像が3D映像か、2
D映像かを表示するようにしたので、モニタ35の表示
画面35a中の映像種類表示部35bの表示を目視する
ことにより、簡単に表示画面35a内の現在の表示画像
が3D映像か、2D映像かを識別することができる。
【0051】なお、上記実施例ではモニタ35の表示画
面35a内に映像種類表示部35bを設けた構成のもの
を示したが、図7(A),(B)に示すようにモニタ3
5の表示画面51の外部に映像種類表示部52を設け、
表示画面51内の現在の表示画像が3D画像の場合には
映像種類表示部52に例えばLEDで図7(A)に示す
ように「3D」等の文字を表示し、表示画面51内の現
在の表示画像が2D画像の場合には映像種類表示部52
に例えばLEDで図7(B)に示すように「2D」等の
文字を表示する構成にしてもよい。
【0052】また、図8は本発明の第3の実施例を示す
ものである。図8中で、61は3D映像撮影用の右側画
像を撮影するRカメラ内の撮像素子、62は3D映像撮
影用の左側画像を撮影するLカメラ内の撮像素子であ
る。
【0053】さらに、63はRカメラが接続される映像
処理装置で、この映像処理装置63にはさらに3D映像
と2D映像とが表示可能なマルチスキャン式のモニタ6
4が接続されている。
【0054】また、65は映像処理装置63に着脱可能
に連結される3D映像撮影用の3D映像ユニット65
で、この3D映像ユニット65にLカメラが接続されて
いる。この3D映像ユニット65にはユニット側コネク
タ65aが突設されており、このユニット側コネクタ6
5aが映像処理装置63に形成された受け側の本体側コ
ネクタ63aに着脱可能に連結されるようになってい
る。
【0055】また、映像処理装置63の内部にはパルス
ジェネレータ66、撮像素子駆動部67、プリアンプ回
路68、プリプロセス回路69、γ補正回路70、A/
D変換器71、フレームメモリ72、D/A変換器7
3、画像混合部74がそれぞれ配設されている。
【0056】ここで、撮像素子駆動部67およびプリア
ンプ回路68にはRカメラ内の撮像素子61が接続され
ている。また、プリアンプ回路68はプリプロセス回路
69、γ補正回路70、A/D変換器71、フレームメ
モリ72、D/A変換器73を順次介して画像混合部7
4に接続され、この画像混合部74にモニタ64が接続
されている。さらに、パルスジェネレータ66には撮像
素子駆動部67、プリプロセス回路69、A/D変換器
71、フレームメモリ72、D/A変換器73がそれぞ
れ接続されている。
【0057】また、3D映像ユニット65の内部には撮
像素子駆動部75、プリアンプ回路76、プリプロセス
回路77、γ補正回路78、A/D変換器79、文字発
生回路80がそれぞれ配設されている。
【0058】ここで、撮像素子駆動部75およびプリア
ンプ回路76にはLカメラ内の撮像素子62が接続され
ている。さらに、プリアンプ回路76はプリプロセス回
路77、γ補正回路78を順次介してA/D変換器79
に接続されている。
【0059】また、映像処理装置63に3D映像ユニッ
ト65が連結された場合には撮像素子駆動部75、プリ
プロセス回路77、A/D変換器79がパルスジェネレ
ータ66に接続されるとともに、A/D変換器79がフ
レームメモリ72に接続され、文字発生回路80が画像
混合部74に接続されるようになっている。
【0060】そこで、上記構成のものにあっては映像処
理装置63に3D映像ユニット65が連結されていない
場合にはモニタ64の表示画面にはRカメラ内の撮像素
子61から送られる2D画像が表示されると同時に、
「2D」等の文字が表示される。
【0061】また、映像処理装置63に3D映像ユニッ
ト65が連結された場合にはモニタ64の表示画面には
Rカメラ内の撮像素子61からの映像信号と3D映像ユ
ニット65のLカメラ内の撮像素子62からの映像信号
とから形成される3D映像の画面表示が行なわれると同
時に、「3D」等の文字が表示される状態に切換わる。
【0062】そのため、上記構成のものにあっては映像
処理装置63への3D映像ユニット65の連結の有無に
応じて1台のモニタ64に3D画像表示と2D画像表示
とを切換え表示することができる。
【0063】また、図9および図10は映像表示装置の
第1の変形例を示すものである。図9中で、91は左右
の撮像素子が内蔵された3D映像撮影用のステレオカメ
ラである。このステレオカメラ91にはステレオ画像形
成部92、メモリ93を介して3D映像が表示可能なモ
ニタ94に接続されている。
【0064】さらに、ステレオ画像形成部92にはスイ
ッチ97を介してフリーズ像形成部95が接続されてい
る。このフリーズ像形成部95はメモリ96を介してモ
ニタ94が接続されている。
【0065】また、モニタ94の表示画面には図10に
示すように3D映像の動画像を表示する動画像表示部9
8と3D映像の静止画像を表示する静止画像表示部99
とが設けられている。ここで、動画像表示部98に表示
される3D映像におけるステレオカメラ91の左撮像素
子から送られるL画像98aと、ステレオカメラ91の
右撮像素子から送られるR画像98bとの間の位置ずれ
量(左右両眼視差に対応する)をΔ1 、静止画像表示部
99に表示される3D映像におけるステレオカメラ91
の左撮像素子から送られるL画像99aと、ステレオカ
メラ91の右撮像素子から送られるR画像99bとの間
の位置ずれ量(左右両眼視差に対応する)をΔ2 とした
場合にはΔ2 の方がΔ1 よりも大きくなる(Δ2
Δ1 )ように設定されている。そのため、動画像表示部
98に表示される動画像と、静止画像表示部99に表示
される静止画像とを区別し易くすることができるととも
に、見易い静止画像を得ることができる。
【0066】さらに、動画像表示部98の左右画像の位
置ずれ量Δ1 はメモリ93に記憶され、静止画像表示部
99の左右画像の位置ずれ量Δ2 はメモリ96に記憶さ
せることができる。そのため、静止画像の表示を一旦停
止した後、再度、静止画像を表示する場合であっても静
止画像表示部99の左右画像の位置ずれ量Δ2 を常に最
適な状態に設定することができる。
【0067】また、図11は映像表示装置の第2の変形
例を示すものである。図11中で、101は左右の撮像
素子が内蔵された3D映像撮影用のステレオカメラであ
る。このステレオカメラ101にはステレオ画像形成部
102、メモリ103を介して3D映像が表示可能なモ
ニタ104が接続されている。
【0068】さらに、105はモノラル画像入力部で、
このモノラル画像入力部105はメモリ106を介して
モニタ104に接続されている。また、ステレオ画像形
成部102のメモリ103には第1の位置ズレ量入力部
107、モノラル画像入力部105のメモリ106には
第2の位置ズレ量入力部108がそれぞれ接続されてい
る。
【0069】また、モニタ104の表示画面には3D映
像の動画像を表示する動画像表示部109とモノラル画
像入力部105から送られる文字等のモノラル画像の情
報を3D映像の文字画像として表示する文字画像表示部
110とが設けられている。ここで、動画像表示部10
9に表示される3D映像におけるステレオカメラ101
の左撮像素子から送られるL画像109aと、ステレオ
カメラ101の右撮像素子から送られるR画像109b
との間の位置ずれ量はΔ3 、文字画像表示部110に表
示される3D映像の文字画像のL画像110aと、R画
像110bとの間の位置ずれ量はΔ4 にそれぞれ設定さ
れている。
【0070】そこで、上記構成のものにあってはモニタ
104の表示画面における文字画像表示部110に3D
映像の文字画像を表示させることができるので、同時に
表示される動画像表示部109の3D映像の動画像との
間の違和感をなくすことができ、見易い表示にすること
ができる。
【0071】また、文字画像表示部110に複数のモノ
ラル画像を表示する場合には文字画像表示部110に表
示される3D映像の文字画像のL画像110aと、R画
像110bとの間の位置ずれ量Δ4 を調整することで、
奥行き方向にも表示することができ、画像の把握を容易
にすることができる。
【0072】さらに、ステレオ画像形成部102のメモ
リ103に第1の位置ズレ量入力部107、モノラル画
像入力部105のメモリ106に第2の位置ズレ量入力
部108をそれぞれ接続したので、動画像表示部109
の3D映像の動画像の表示画面および文字画像表示部1
10の3D映像の文字画像の奥行き方向の表示位置を見
易い最適な状態に調整することができる。
【0073】また、図12および図13は映像表示装置
の第3の変形例を示すものである。図12中で、121
は内視鏡装置である。この内視鏡装置121の挿入部の
先端部122には3D映像撮影用の右側画像を撮影する
右側光学系123と、3D映像撮影用の左側画像を撮影
する左側光学系124とが設けられている。
【0074】さらに、125は右側光学系123の撮像
素子、126は左側光学系124の撮像素子である。右
側光学系123の撮像素子125は光源部が内蔵された
第1ビデオシステムセンタ127に接続され、左側光学
系124の撮像素子126は第2ビデオシステムセンタ
128に接続されている。これらのビデオシステムセン
タ127、128は画像メモリ129および演算処理回
路130を介して3D映像と2D映像とが表示可能なマ
ルチスキャン式モニタ等の表示部131に接続されてい
る。
【0075】また、演算処理回路130には指定部位制
御部132が接続されている。さらに、表示部131に
は図13に示すようにモニタ画面133上の注目部位を
表示する指定ウインド134が設けられている。
【0076】そこで、上記構成のものにあっては通常時
には表示部131のモニタ画面133上に2D映像を表
示させ、必要に応じてこのモニタ画面133内の注目部
位を指定ウインド134で指定することにより、この指
定ウインド134内に画像メモリ129内のデータに基
づいて3D映像を形成することができる。そのため、モ
ニタ画面133内の注目部位を局部的に際だたせた状態
で表示することができるとともに、3D映像と2D映像
との識別を容易にすることができる。さらに、指定ウイ
ンド134のウインド指定はライトペンやマウス等の入
力装置で指定する構成にしてもよい。なお、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば表示手段に3次元映像を
表示する第1の信号処理機能およびこの第1の信号処理
機能とは独立に表示手段に2次元映像を表示する第2の
信号処理機能とを設けるとともに、第1の信号処理機能
と第2の信号処理機能とを選択的に切換え操作する信号
処理機能選択手段とを設けたので、1台のモニタに3D
画像表示と2D画像表示とを選択的に切換え表示するこ
とができ、使用者の目の疲れ等を防止して使い勝手を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の映像表示装置全体の
概略構成図。
【図2】 映像表示装置の要部の斜視図。
【図3】 Rカメラ、Lカメラ、フィールド切換えスイ
ッチ、倍速コンバータの各出力信号の波形を示す特性
図。
【図4】 動作を説明するためのフローチャート。
【図5】 本発明の第2の実施例を示す概略構成図。
【図6】 モニタ画面上に2D画像が表示されている状
態を示す正面図。
【図7】 (A)はモニタ画面上に3D画像が表示され
ている状態を示す正面図、(B)はモニタ画面上に2D
画像が表示されている状態を示す正面図。
【図8】 本発明の第3の実施例を示す概略構成図。
【図9】 映像表示装置の第1の変形例を示す概略構成
図。
【図10】 モニタ画面上に動画像および静止画像が表
示されている状態を示す正面図。
【図11】 映像表示装置の第2の変形例を示す概略構
成図。
【図12】 映像表示装置の第3の変形例を示す概略構
成図。
【図13】 モニタ画面上の注目部位の指定ウインドの
表示状態を示す正面図。
【符号の説明】
1,2…カメラ(撮像手段)、4…モニタ、5…フィー
ルド切換器(信号処理機能選択手段)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】次に、上記構成の作用について図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。まず、映像表示装置の
動作時には左画像用のLカメラ2および右画像用のRカ
メラ1によってそれぞれ電気信号に変換された左右の各
映像信号が映像処理装置3のフィールド切換器5によっ
てそれぞれ1/60sのフィールド周期で読み込まれ
る。なお、図3(A)はRカメラ1によって被写体Aを
撮影した際の映像信号、同図(B)はLカメラ2によっ
て被写体Bを撮影した際の映像信号をそれぞれ示すもの
である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】すなわち、フィールド切換器5の切換えス
イッチ5aが3D画像信号出力部53Dを倍速コンバータ
6側に接続する状態に切換え操作される(ステップS
5)。さらに、倍速コンバータ6がモニタ4のフィール
周期を1/120sに切換えた状態に設定される(ス
テップS6)とともに、液晶シャッタドライバ9が1/
120s毎に液晶シャッタ10の偏光方向を縦横交互に
切換えるモードに切換えられる(ステップS7)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】さらに、この3D画像信号は倍速コンバー
タ6で周波数変換され、1/120sのフィールド周期
に切換えられ、図3(D)に示す1/120sのフィー
ルド周期の3D画像信号がモニタ4側に出力される。そ
のため、モニタ4の画面には1/120sの倍スキャン
で左右の各映像が1フィールド毎に交互に切換え表示さ
れる。このとき、モニタ4の表示画面の切換え動作に同
期して液晶シャッタ10が1/120s毎に偏光方向が
縦横交互に切換え操作されるので、使用者が偏光フィル
タ付き眼鏡27を装着した状態で液晶シャッタ10を介
してモニタ4の画面上の左右の映像を見ることにより、
3D映像の再生が行なわれる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】すなわち、フィールド切換器5がR画像信
号出力部5R を倍速コンバータ6側に接続する状態に切
換え操作される(ステップS9)。さらに、倍速コンバ
ータ6がモニタ4のフィールド周期を1/60sに切換
えた状態に設定される(ステップS10)とともに、液
晶シャッタドライバ9が液晶シャッタ10の偏光方向を
縦横同時にオンするモードに切換えられる(ステップS
11)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】したがって、この場合にはフィールド切換
器5のR画像信号出力部5R によってRカメラ1からの
1/60sのフィールド周期のR画像信号がそのままの
状態で倍速コンバータ6側に出力される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】さらに、このR画像信号は倍速コンバータ
6から1/60sのフィールド周期のままモニタ4側に
出力される。そのため、モニタ4の画面にはRカメラ1
からのR画像信号に基づくフィールド周期が1/60s
の通常の2D映像の再生が行なわれる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】また、上記ステップS8で上記各L選択ス
イッチ13、21、25のいずれかのスイッチ操作が検
出された場合には次のステップS12、S10、S11
の動作が行なわれる。すなわち、フィールド切換器5の
切換えスイッチ5aがL画像信号出力部5L を倍速コン
バータ6側に接続する状態に切換え操作される(ステッ
プS12)。さらに、倍速コンバータ6がモニタ4のフ
ィールド周期を1/60sに切換えた状態に設定される
(ステップS10)とともに、液晶シャッタドライバ9
が液晶シャッタ10の偏光方向を縦横同時にオンするモ
ードに切換えられる(ステップS11)。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】したがって、この場合にはフィールド切換
器5のL画像信号出力部5L によってLカメラ2からの
1/60sのフィールド周期のL画像信号がそのままの
状態で倍速コンバータ6側に出力される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】さらに、このL画像信号は倍速コンバータ
6から1/60sのフィールド周期のままモニタ4側に
出力される。そのため、モニタ4の画面にはLカメラ2
からのL画像信号に基づくフィールド周期が1/60s
の通常の2D映像の再生が行なわれる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】そこで、上記構成のものにあっては操作パ
ネル11上の3D選択スイッチ12、フットスイッチ1
7の3D選択スイッチ20、光リモコン23の3D選択
スイッチ24のいずれかがスイッチ操作された場合には
フィールド切換器5の切換えスイッチ5aが3D画像信
号出力部53Dを倍速コンバータ6側に接続する状態に切
換え操作され、かつ倍速コンバータ6がモニタ4のフィ
ールド周期を1/120sに切換えた状態に設定される
とともに、液晶シャッタドライバ9が1/120s毎に
液晶シャッタ10の偏光方向を縦横交互に切換えるモー
ドに切換えられるので、モニタ4の画面上に3D映像を
表示させることができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】また、映像処理装置63の内部にはパルス
ジェネレータ66、撮像素子駆動部67、プリアンプ回
路68、プリプロセス回路69、γ補正回路70、A/
D変換器71、フレームメモリ72、D/A変換器7
3、画像混合部74、文字発生回路80がそれぞれ配設
されている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】ここで、撮像素子駆動部67およびプリア
ンプ回路68にはRカメラ内の撮像素子61が接続され
ている。また、プリアンプ回路68はプリプロセス回路
69、γ補正回路70、A/D変換器71、フレームメ
モリ72、D/A変換器73を順次介して画像混合部7
4に接続され、この画像混合部74にモニタ64が接続
され、また、文字発生回路80が画像混合部74に接続
されている。さらに、パルスジェネレータ66には撮像
素子駆動部67、プリプロセス回路69、A/D変換器
71、フレームメモリ72、D/A変換器73がそれぞ
れ接続されている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】また、3D映像ユニット65の内部には撮
像素子駆動部75、プリアンプ回路76、プリプロセス
回路77、γ補正回路78、A/D変換器79がそれぞ
れ配設されている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】また、映像処理装置63に3D映像ユニッ
ト65が連結された場合には撮像素子駆動部75、プリ
プロセス回路77、A/D変換器79がパルスジェネレ
ータ66に接続されるとともに、A/D変換器79がフ
レームメモリ72に接続されるようになっている。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】また、図9および図10は映像表示装置の
第1の変形例を示すものである。図9中で、91は左右
の撮像素子が内蔵された3D映像撮影用のステレオカメ
ラである。このステレオカメラ91にはステレオ画像形
成部92、遅延部136,137、画像混合部135
介して3D映像が表示可能なモニタ94に接続されてい
る。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】さらに、ステレオ画像形成部92にはスイ
ッチ97を介してフリーズ像形成部95が接続されてい
る。このフリーズ像形成部95は遅延部138,13
9、画像混合部135を介してモニタ94が接続されて
いる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】さらに、動画像表示部98の左右画像の位
置ずれ量Δ1遅延部136,137に記憶され、静止
画像表示部99の左右画像の位置ずれ量Δ2遅延部1
38,139に記憶させることができる。そのため、静
止画像の表示を一旦停止した後、再度、静止画像を表示
する場合であっても静止画像表示部99の左右画像の位
置ずれ量Δ2 を常に最適な状態に設定することができ
る。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】また、図11は映像表示装置の第2の変形
例を示すものである。図11中で、101は左右の撮像
素子が内蔵された3D映像撮影用のステレオカメラであ
る。このステレオカメラ101にはステレオ画像形成部
102、遅延部140,141、画像混合部145を介
して3D映像が表示可能なモニタ104が接続されてい
る。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】さらに、105はモノラル画像入力部で、
このモノラル画像入力部105は遅延部142,14
3、画像混合部145を介してモニタ104に接続され
ている。また、ステレオ画像形成部102の遅延部14
0,141には第1の位置ズレ量入力部107、モノラ
ル画像入力部105の遅延部142,143には第2の
位置ズレ量入力部108がそれぞれ接続されている。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】さらに、ステレオ画像形成部102の遅延
部140,141に第1の位置ズレ量入力部107、モ
ノラル画像入力部105の遅延部142,143に第2
の位置ズレ量入力部108をそれぞれ接続したので、動
画像表示部109の3D映像の動画像の表示画面および
文字画像表示部110の3D映像の文字画像の奥行き方
向の表示位置を見易い最適な状態に調整することができ
る。
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正24】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 正仁 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高橋 進 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 貴俵 厚 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安久井 伸章 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小柳 秀樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 村田 晃 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大野 渉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田口 晶弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体に対して左右両眼視差を持つ左右
    一対の撮像手段を設け、これらの撮像手段から送られる
    左右の各映像信号に基づく映像を映像再生画面上に再生
    して立体映像を表示する表示手段を備えた映像表示装置
    において、前記表示手段に3次元映像を表示する第1の
    信号処理機能およびこの第1の信号処理機能とは独立に
    前記表示手段に2次元映像を表示する第2の信号処理機
    能とを設けるとともに、前記第1の信号処理機能と第2
    の信号処理機能とを選択的に切換え操作する信号処理機
    能選択手段とを設けたことを特徴とする映像表示装置。
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