JPH0624885B2 - 自動車用嵌め殺し板ガラス並びに自動車車体の窓開口部に板ガラスを装着する方法 - Google Patents
自動車用嵌め殺し板ガラス並びに自動車車体の窓開口部に板ガラスを装着する方法Info
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- JPH0624885B2 JPH0624885B2 JP60000974A JP97485A JPH0624885B2 JP H0624885 B2 JPH0624885 B2 JP H0624885B2 JP 60000974 A JP60000974 A JP 60000974A JP 97485 A JP97485 A JP 97485A JP H0624885 B2 JPH0624885 B2 JP H0624885B2
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- mounting
- sheet
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/30—Sealing arrangements characterised by the fastening means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、板ガラスを窓枠内に位置決めしかつ接着剤の
完全硬化まで最終位置に保持するための機械的な補助手
段を備えた、硬化性接着剤を用いて自動車に直接装着す
るための嵌め殺し板ガラス並びに自動車車体の窓開口部
に前記嵌め殺し板ガラスを装着する方法に関するもので
ある。
完全硬化まで最終位置に保持するための機械的な補助手
段を備えた、硬化性接着剤を用いて自動車に直接装着す
るための嵌め殺し板ガラス並びに自動車車体の窓開口部
に前記嵌め殺し板ガラスを装着する方法に関するもので
ある。
［従来の技術］ 自動車車体の窓開口部に直接ガラス張りを施す場合、つ
まり所謂「嵌め殺し式」に板ガラスを装着する場合、風
防板ガラス、例えばフロント板ガラス又はリア板ガラス
の組付けは直接的な接着結合によって行なわれる。その
場合、押出ノズルによって接着剤ストランドが板ガラス
の周縁域に塗被されかつ該板ガラスが車体の窓枠内に嵌
込まれるので、まだ硬化していない軟い接着剤ストラン
ドは板ガラス全周に沿って窓枠の取付けフランジに当接
して板ガラスは取付けフランジと直接に密着接合され
る。
まり所謂「嵌め殺し式」に板ガラスを装着する場合、風
防板ガラス、例えばフロント板ガラス又はリア板ガラス
の組付けは直接的な接着結合によって行なわれる。その
場合、押出ノズルによって接着剤ストランドが板ガラス
の周縁域に塗被されかつ該板ガラスが車体の窓枠内に嵌
込まれるので、まだ硬化していない軟い接着剤ストラン
ドは板ガラス全周に沿って窓枠の取付けフランジに当接
して板ガラスは取付けフランジと直接に密着接合され
る。
直接ガラス張りを施す場合、つまり板ガラスを嵌め殺し
式に装着する場合、板ガラス周縁と窓枠溝との間に残存
する間隙が全周にわたって等しい幅を有するようにする
ために、板ガラスは窓枠内に正確に位置決めされねばな
らない。
式に装着する場合、板ガラス周縁と窓枠溝との間に残存
する間隙が全周にわたって等しい幅を有するようにする
ために、板ガラスは窓枠内に正確に位置決めされねばな
らない。
接着剤ストランドがまだ硬化していず、なお塑性変形可
能である限り、窓枠内に嵌込まれた板ガラスは、位置決
めされた所定の位置に停留せず、その自重作用によって
沈降する。この沈降を防止するため並びに板ガラスを所
期の高さレベル位置に保つために、窓枠の下部溝と板ガ
ラスの下縁との間にスペーサブロックが間挿される。該
スペーサブロックは楔形に構成されているので、該楔形
スペーサを程度の差こそあれ適当な深さに押し込むこと
によって、前記間隙を所望の間隙幅に調整することが可
能である。接着剤の硬化後に取り外される前記のような
スペーサブロックの代わりに、窓枠溝内に定置に配置さ
れた高さ調節可能な、例えば偏心支承された円盤の形の
スペーサを使用することも可能であり、該スペーサは、
場合によっては接着剤の硬化後にも窓枠溝内に残留され
る。
能である限り、窓枠内に嵌込まれた板ガラスは、位置決
めされた所定の位置に停留せず、その自重作用によって
沈降する。この沈降を防止するため並びに板ガラスを所
期の高さレベル位置に保つために、窓枠の下部溝と板ガ
ラスの下縁との間にスペーサブロックが間挿される。該
スペーサブロックは楔形に構成されているので、該楔形
スペーサを程度の差こそあれ適当な深さに押し込むこと
によって、前記間隙を所望の間隙幅に調整することが可
能である。接着剤の硬化後に取り外される前記のような
スペーサブロックの代わりに、窓枠溝内に定置に配置さ
れた高さ調節可能な、例えば偏心支承された円盤の形の
スペーサを使用することも可能であり、該スペーサは、
場合によっては接着剤の硬化後にも窓枠溝内に残留され
る。
空力的学的な観点から車体には流線型が要求される以
上、板ガラス表面と車体の接続部位の面とを同一面で互
いに整合するように接続させねばならないので、自動車
用板ガラスを窓枠開口部内に形状接続式に嵌込む場合、
大抵は湾曲された板ガラスが曲げ製作誤差を有している
ことに基因して別の問題が生じる。互いに整合した面経
過を得るために、板ガラスは位置決めの後にその全周に
わたって窓枠の取付けフランジに圧着されねばならな
い。必要に応じて、この圧着力によって板ガラスの曲げ
偏差も補正されねばならない。使用接着剤が申し分なく
硬化して、弾性変形された板ガラスの弾性復元作用を避
けるのに充分なだけの接着剤の粘着力が得られるまで、
前記の圧着力は作用させておかねばならない。
上、板ガラス表面と車体の接続部位の面とを同一面で互
いに整合するように接続させねばならないので、自動車
用板ガラスを窓枠開口部内に形状接続式に嵌込む場合、
大抵は湾曲された板ガラスが曲げ製作誤差を有している
ことに基因して別の問題が生じる。互いに整合した面経
過を得るために、板ガラスは位置決めの後にその全周に
わたって窓枠の取付けフランジに圧着されねばならな
い。必要に応じて、この圧着力によって板ガラスの曲げ
偏差も補正されねばならない。使用接着剤が申し分なく
硬化して、弾性変形された板ガラスの弾性復元作用を避
けるのに充分なだけの接着剤の粘着力が得られるまで、
前記の圧着力は作用させておかねばならない。
しかしながら、自動車用板ガラスを３つのジメンション
の全てにおいて位置決めして固定するために必要とされ
る従来公知・公用の機械的な補助手段によっては、板ガ
ラスの嵌込み操作が煩雑で著しく時間がかかる。
の全てにおいて位置決めして固定するために必要とされ
る従来公知・公用の機械的な補助手段によっては、板ガ
ラスの嵌込み操作が煩雑で著しく時間がかかる。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明の課題は、自動車用嵌め殺し板ガラス並びに、車
体の窓開口部内に前記板ガラスを装着する方法を改良し
て、材料消費量並びに窓枠内に嵌込む際に板ガラスを位
置決めして圧着するために要する工具数を減少させると
共に、この位置決めと圧着とに要する労働力投下量と消
費時間とを低下させることである。
体の窓開口部内に前記板ガラスを装着する方法を改良し
て、材料消費量並びに窓枠内に嵌込む際に板ガラスを位
置決めして圧着するために要する工具数を減少させると
共に、この位置決めと圧着とに要する労働力投下量と消
費時間とを低下させることである。
［課題を解決するための手段］ 前記課題を解決する本発明の構成手段は、機械的な補助
手段が、複数の可撓性材料製取付け金具から成り、該取
付け金具が、窓枠の取付けフランジによって被覆されて
いる板ガラス周縁区域において板ガラス縁部から所定の
間隔をとって、前記取付けフランジに対面した方の板ガ
ラス表面と結合されており、かつ前記取付け金具が、板
ガラスを位置決めした後に窓枠の取付けフランジをめぐ
って折り曲げ可能である点にある。
手段が、複数の可撓性材料製取付け金具から成り、該取
付け金具が、窓枠の取付けフランジによって被覆されて
いる板ガラス周縁区域において板ガラス縁部から所定の
間隔をとって、前記取付けフランジに対面した方の板ガ
ラス表面と結合されており、かつ前記取付け金具が、板
ガラスを位置決めした後に窓枠の取付けフランジをめぐ
って折り曲げ可能である点にある。
［作用］ 本発明により構成された板ガラスは、それ自体すでに板
ガラス製造工場において取付け金具を装備しているの
で、自動車組立工場自体では付加的な処置を施す必要は
なくなる。板ガラスを嵌込む場合には、従来必要とされ
た圧着力は専ら、曲げ返された取付け金具によって発生
されるので、板ガラスを位置決めして圧着するための付
加的な補助手段の必要もなくなる。
ガラス製造工場において取付け金具を装備しているの
で、自動車組立工場自体では付加的な処置を施す必要は
なくなる。板ガラスを嵌込む場合には、従来必要とされ
た圧着力は専ら、曲げ返された取付け金具によって発生
されるので、板ガラスを位置決めして圧着するための付
加的な補助手段の必要もなくなる。
取付け金具によって、面の２つのジメンションにおける
板ガラスの位置が確定されるばかりでなく、第３のジメ
ンションつまり板ガラス表面に対して垂直に延びる方向
での板ガラスの位置も確定される。
板ガラスの位置が確定されるばかりでなく、第３のジメ
ンションつまり板ガラス表面に対して垂直に延びる方向
での板ガラスの位置も確定される。
この目的を達成するために特に適した取付け金具は、固
定足部区分と曲げ返し可能な終端区分との曲にほぼ直角
に屈曲された中間区分を有し、該中間区分は、窓枠の取
付けフランジに支持され、かつ、板ガラスと前記取付け
フランジとの間の間隔を決定する。取付け金具の材料と
寸法は、取付けフランジの端縁をめぐっての取付け金具
の折り返しを、工具を用いずに、要するに単に手操作だ
けで行なえるように選ばれている。
定足部区分と曲げ返し可能な終端区分との曲にほぼ直角
に屈曲された中間区分を有し、該中間区分は、窓枠の取
付けフランジに支持され、かつ、板ガラスと前記取付け
フランジとの間の間隔を決定する。取付け金具の材料と
寸法は、取付けフランジの端縁をめぐっての取付け金具
の折り返しを、工具を用いずに、要するに単に手操作だ
けで行なえるように選ばれている。
しかし他面において取付け金具は、終端区分を曲げ返し
た状態で、板ガラスを確実に保持するために必要な力
を、弾性復元力による曲げ戻しを生ぜしめることなく吸
収できるだけの充分な曲げ剛さ有していなければならな
い。取付け金具のための材料としては延性金属を使用す
るのが有利である。所要の曲げ特性及び強度特性を得る
ために、取付け金具は必要に応じて切込み部や切欠き部
などを有していてもよい。
た状態で、板ガラスを確実に保持するために必要な力
を、弾性復元力による曲げ戻しを生ぜしめることなく吸
収できるだけの充分な曲げ剛さ有していなければならな
い。取付け金具のための材料としては延性金属を使用す
るのが有利である。所要の曲げ特性及び強度特性を得る
ために、取付け金具は必要に応じて切込み部や切欠き部
などを有していてもよい。
本発明によれば、板ガラス表面に固定される取付け金具
は固定足部区分でもって、特に適当な接着剤によって板
ガラス表面と接着されている。本来の取付け金具は板ガ
ラス表面に平行に延び、かつ板ガラスの中央の方に向い
ている。板ガラス周縁に沿って前記のような取付け金具
は複数、板ガラス表面に配置されており、該取付け金具
の数は、板ガラスを確実に位置固定できるように選ばれ
ている。
は固定足部区分でもって、特に適当な接着剤によって板
ガラス表面と接着されている。本来の取付け金具は板ガ
ラス表面に平行に延び、かつ板ガラスの中央の方に向い
ている。板ガラス周縁に沿って前記のような取付け金具
は複数、板ガラス表面に配置されており、該取付け金具
の数は、板ガラスを確実に位置固定できるように選ばれ
ている。
嵌め殺し式にガラス張りを施すために設けられた自動車
用板ガラスは、通常のように、外部から接着剤ストラン
ドが見えるのを防ぐ額縁状の不透明被覆層を有してい
る。殊に有利には、取付け金具の固定足部区分は、前記
額縁状の不透明被覆層の区域内で板ガラスと接着される
ので、取付け金具が外部から認められることもない。
用板ガラスは、通常のように、外部から接着剤ストラン
ドが見えるのを防ぐ額縁状の不透明被覆層を有してい
る。殊に有利には、取付け金具の固定足部区分は、前記
額縁状の不透明被覆層の区域内で板ガラスと接着される
ので、取付け金具が外部から認められることもない。
本発明の特に有利な実施態様による自動車用板ガラス
は、取付け金具以外に、押出成形された接着剤ストラン
ドを硬化させて成る成形条材を有し、この硬化された成
形条材は、取付け金具の固定足部区分を被覆している。
は、取付け金具以外に、押出成形された接着剤ストラン
ドを硬化させて成る成形条材を有し、この硬化された成
形条材は、取付け金具の固定足部区分を被覆している。
本実施態様では、窓枠内に板ガラスを嵌込む前に、接着
剤製成形条材の上に、適当に細く設計された接着剤スト
ランドが載設され、これによって、接着剤ストランドの
硬化期における接合安定性が高められ、ひいては硬化時
間も短縮される。
剤製成形条材の上に、適当に細く設計された接着剤スト
ランドが載設され、これによって、接着剤ストランドの
硬化期における接合安定性が高められ、ひいては硬化時
間も短縮される。
［実施例］ 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
第１図に示した自動車に直接装着するための嵌め殺し板
ガラス１は、風防ガラスである。該風防ガラスは、車室
に面した側で板ガラス周縁に沿って、額縁状の不透明被
覆層２を有している。該額縁状不透明被覆層２は例え
ば、溶着されたエナメル層又は高温度で焼付けられたエ
ナメル層であり、該エナメル層は例えば、板ガラス断裁
後にスクリーン印刷法によってプリントされ、かつ、該
板ガラスの湾曲加工を施すのに必要な加熱中に該板ガラ
スに焼付け処理又は溶着処理が施される。エナメル層の
代わりに、額縁状の不透明被覆層２は別の材料、例えば
合成樹脂ラッカー又は、紫外線耐性・不透光性ポリマー
などから成っていてもよい。
ガラス１は、風防ガラスである。該風防ガラスは、車室
に面した側で板ガラス周縁に沿って、額縁状の不透明被
覆層２を有している。該額縁状不透明被覆層２は例え
ば、溶着されたエナメル層又は高温度で焼付けられたエ
ナメル層であり、該エナメル層は例えば、板ガラス断裁
後にスクリーン印刷法によってプリントされ、かつ、該
板ガラスの湾曲加工を施すのに必要な加熱中に該板ガラ
スに焼付け処理又は溶着処理が施される。エナメル層の
代わりに、額縁状の不透明被覆層２は別の材料、例えば
合成樹脂ラッカー又は、紫外線耐性・不透光性ポリマー
などから成っていてもよい。
前記の額縁状の不透明被覆層２の上には、板ガラスの全
周に沿って分配された多数の取付け金具４が配置されて
いる。取付け金具４は、固定足区分５と、該固定足区分
に対して約９０゜屈曲された中間区分６と、該中間区分
に対してやはり約９０゜屈曲されて板ガラスの中央の方
に向いた帯状の終端区分７とを有している。固定足区分
５は適当な接着剤層８を介して額縁状の不透明被覆層２
に、ひいては板ガラス表面に固定的に接合されている。
周に沿って分配された多数の取付け金具４が配置されて
いる。取付け金具４は、固定足区分５と、該固定足区分
に対して約９０゜屈曲された中間区分６と、該中間区分
に対してやはり約９０゜屈曲されて板ガラスの中央の方
に向いた帯状の終端区分７とを有している。固定足区分
５は適当な接着剤層８を介して額縁状の不透明被覆層２
に、ひいては板ガラス表面に固定的に接合されている。
取付け金具４は可撓性金属から成っている。取付け金具
４の厚さは、前記帯状の終端区分７が手操作で曲げ返す
ことができる一方、曲げ返し状態では板ガラスの自重及
び、板ガラスの弾性変形に基因した弾性復元力に充分耐
え得るだけの曲げ剛さを有するように選ばれている。場
合によっては所望の機械的な特性は、適当な成形によっ
て、つまり切欠きや穿孔などによって得ることができ
る。
４の厚さは、前記帯状の終端区分７が手操作で曲げ返す
ことができる一方、曲げ返し状態では板ガラスの自重及
び、板ガラスの弾性変形に基因した弾性復元力に充分耐
え得るだけの曲げ剛さを有するように選ばれている。場
合によっては所望の機械的な特性は、適当な成形によっ
て、つまり切欠きや穿孔などによって得ることができ
る。
取付け金具４の中間区分６の長さは、板ガラス表面と窓
枠の取付けフランジとの間の所望の間隔に相当するよう
に選ばれている。その場合、板ガラスは窓枠内に嵌込む
際に、取付け金具４の中間区分６を取付けフランジに接
触させるような力で該取付けフランジに圧着される。取
付け金具４の装着は、板ガラス製造に直接引き続いて、
つまり自動車用板ガラス製造工場において行なわれるの
で、自動車用板ガラスは、この取付け金具４を付設した
状態で発送される。板ガラス表面が帯状の終端区分７と
の接触によって損傷を受ける虞れを排除するために、取
付け金具４の全体或いは少なくとも帯状の終端区分７を
軟質弾性層で被覆しておくことも可能である。
枠の取付けフランジとの間の所望の間隔に相当するよう
に選ばれている。その場合、板ガラスは窓枠内に嵌込む
際に、取付け金具４の中間区分６を取付けフランジに接
触させるような力で該取付けフランジに圧着される。取
付け金具４の装着は、板ガラス製造に直接引き続いて、
つまり自動車用板ガラス製造工場において行なわれるの
で、自動車用板ガラスは、この取付け金具４を付設した
状態で発送される。板ガラス表面が帯状の終端区分７と
の接触によって損傷を受ける虞れを排除するために、取
付け金具４の全体或いは少なくとも帯状の終端区分７を
軟質弾性層で被覆しておくことも可能である。
第２図及び第３図には、１部分から成る取付け金具の代
わりに採用することのできるような２部分から成る取付
け金具を有する風防ガラスが部分図で示されている。こ
のような２部分から成る取付け金具の利点は、取付け金
具の帯状の終端区分が板ガラス輸送時の邪魔にならず、
そればかりか板ガラス表面を損傷する虞れがないことで
ある。
わりに採用することのできるような２部分から成る取付
け金具を有する風防ガラスが部分図で示されている。こ
のような２部分から成る取付け金具の利点は、取付け金
具の帯状の終端区分が板ガラス輸送時の邪魔にならず、
そればかりか板ガラス表面を損傷する虞れがないことで
ある。
第２図及び第３図に示した２部分から成る取付け金具
は、板ガラスに固定すべきＵ形材１０と、該Ｕ形材と協
働する差込み片１３とから成り、前記Ｕ形材の固定足区
分１１は、板ガラス表面に接着される。
は、板ガラスに固定すべきＵ形材１０と、該Ｕ形材と協
働する差込み片１３とから成り、前記Ｕ形材の固定足区
分１１は、板ガラス表面に接着される。
板ガラス上へのＵ形材１０の固定は板ガラス製造に続い
て、やはり接着剤層８によって行なわれる。
て、やはり接着剤層８によって行なわれる。
この場合、固定区分１４を有する差込み片１３は、板ガ
ラスを車体へ組付ける直前に、板ガラス表面とＵ形材と
によって形成される差込みスリット内へ挿入される。
ラスを車体へ組付ける直前に、板ガラス表面とＵ形材と
によって形成される差込みスリット内へ挿入される。
例えば係止継手１７のように固定区分１４を適当に成形
することによって、差込み片１３はＵ形材１０によって
固定的に確保される。固定区分１４に対して９０゜屈曲
された中間区分１５の長さは、やはり板ガラスと窓枠の
取付けフランジとの間の所望の間隔に等しい。前記中間
区分１５に対して更に９０゜屈曲された差込み片１３の
終端区分１６の機械的な特性は、先に挙げた実施例にお
いて述べたような要求条件に相応している。
することによって、差込み片１３はＵ形材１０によって
固定的に確保される。固定区分１４に対して９０゜屈曲
された中間区分１５の長さは、やはり板ガラスと窓枠の
取付けフランジとの間の所望の間隔に等しい。前記中間
区分１５に対して更に９０゜屈曲された差込み片１３の
終端区分１６の機械的な特性は、先に挙げた実施例にお
いて述べたような要求条件に相応している。
中間区分１５と終端区分１６との間には、屈曲縁に沿っ
て切込み部１８が設けられている。該切込み部１８は基
準破断部位を形成している。取付けフランジを介して曲
げ返される差込み片端部を除きたい場合には、接着剤ス
トランドの最終的な硬化後に、終端区分１６を前記基準
破断部位に沿って折り取ることが可能である。
て切込み部１８が設けられている。該切込み部１８は基
準破断部位を形成している。取付けフランジを介して曲
げ返される差込み片端部を除きたい場合には、接着剤ス
トランドの最終的な硬化後に、終端区分１６を前記基準
破断部位に沿って折り取ることが可能である。
第４図及び第５図には、２部分から成る取付け金具の異
なった実施態様が図示されている。この２部分から成る
取付け金具は、Ｕ形材２０と差込み片２１との間に係合
式継手を生ぜしめるように構成されている。このように
構成したことによって、取付け金具が２部分から成って
いる場合でも、板ガラスの自重によって惹起される応力
を吸収することが可能であり、その場合、取付け金具の
２部分が前記応力の作用を受けて互いに解離する虞れは
ない。従って本実施態様による取付け金具は特に、板ガ
ラスの自重によって惹起される応力が差込み方向で作用
することになる板ガラス下縁に沿って配置するのに適し
ている。
なった実施態様が図示されている。この２部分から成る
取付け金具は、Ｕ形材２０と差込み片２１との間に係合
式継手を生ぜしめるように構成されている。このように
構成したことによって、取付け金具が２部分から成って
いる場合でも、板ガラスの自重によって惹起される応力
を吸収することが可能であり、その場合、取付け金具の
２部分が前記応力の作用を受けて互いに解離する虞れは
ない。従って本実施態様による取付け金具は特に、板ガ
ラスの自重によって惹起される応力が差込み方向で作用
することになる板ガラス下縁に沿って配置するのに適し
ている。
Ｕ形片２０は両サイドの固定足区分２２を介して接着剤
層８によって板ガラスにか又は、該板ガラス表面に配置
された不透明被覆層２に固着結合されている。差込み片
２１とＵ形材２０との間の係合連結は、両サイドでＵ形
材２０の下面に係合する２つのノーズ状の突起２４によ
って得られる。Ｕ形材２０によって形成された差込みス
リット内への差込み片２１の挿入を可能にするために、
該差込み片２１はその下部差込み区分２３に切欠き部２
６を有している。差込み片２１は、第５図に示した順次
に続く３つの差込み段階から判るように先ず、横に傾斜
した姿勢で差込みスリット内へ挿入される。両突起２４
がＵ形材２０の下位に達したら、差込み片２１はＵ形材
２０に対して垂直な姿勢をとらされ、次いでこの垂直姿
勢のままで突起２４はＵ形材２０の下面に係合する。
層８によって板ガラスにか又は、該板ガラス表面に配置
された不透明被覆層２に固着結合されている。差込み片
２１とＵ形材２０との間の係合連結は、両サイドでＵ形
材２０の下面に係合する２つのノーズ状の突起２４によ
って得られる。Ｕ形材２０によって形成された差込みス
リット内への差込み片２１の挿入を可能にするために、
該差込み片２１はその下部差込み区分２３に切欠き部２
６を有している。差込み片２１は、第５図に示した順次
に続く３つの差込み段階から判るように先ず、横に傾斜
した姿勢で差込みスリット内へ挿入される。両突起２４
がＵ形材２０の下位に達したら、差込み片２１はＵ形材
２０に対して垂直な姿勢をとらされ、次いでこの垂直姿
勢のままで突起２４はＵ形材２０の下面に係合する。
第６図には本発明の自動車用板ガラスの特に有利な実施
態様が図示されている。板ガラス１の表面に付着してい
る不透明被覆層２の上には、接着剤層８によって多数の
取付け金具４が固着されている。取付け金具４は、やは
り不透明被覆層２上に配置されている接着剤から成形さ
れて硬化された成形条材２８によってカバーされる。こ
の成形条材２８は殊に有利には板ガラス製造工場におい
て、対応成形された押出ノズルによって押出成形され、
しかも該成形条材２８は押出し直後に（必要ならば板ガ
ラスにクリーニング処理及び下塗処理を施した上で）板
ガラスの周縁域に付設される。成形条材２８の両側に張
出しウェブ２９を一体成形したことに基づいて該成形条
材２８は溝形横断面を呈する。成形条材は２８は硬化後
に、板ガラス１を取付けフランジと接合する接着剤スト
ランドの構成部分を構成しており、この場合、両張出し
ウェブ２９によって制限されている溝は、接着剤ストラ
ンドを収容するために使用され、該接着剤ストランド
は、「取付け金具及び成形条材を前装備した」板ガラス
を車体の窓開口部内に嵌込む前に、前記溝形成形条材２
８の溝内に挿入される。
態様が図示されている。板ガラス１の表面に付着してい
る不透明被覆層２の上には、接着剤層８によって多数の
取付け金具４が固着されている。取付け金具４は、やは
り不透明被覆層２上に配置されている接着剤から成形さ
れて硬化された成形条材２８によってカバーされる。こ
の成形条材２８は殊に有利には板ガラス製造工場におい
て、対応成形された押出ノズルによって押出成形され、
しかも該成形条材２８は押出し直後に（必要ならば板ガ
ラスにクリーニング処理及び下塗処理を施した上で）板
ガラスの周縁域に付設される。成形条材２８の両側に張
出しウェブ２９を一体成形したことに基づいて該成形条
材２８は溝形横断面を呈する。成形条材は２８は硬化後
に、板ガラス１を取付けフランジと接合する接着剤スト
ランドの構成部分を構成しており、この場合、両張出し
ウェブ２９によって制限されている溝は、接着剤ストラ
ンドを収容するために使用され、該接着剤ストランド
は、「取付け金具及び成形条材を前装備した」板ガラス
を車体の窓開口部内に嵌込む前に、前記溝形成形条材２
８の溝内に挿入される。
取付け金具４は、このようにして接着剤ストランド内に
一体的に組込まれている。例えば成形条材２８を連続的
に付設する際、押出成形された成形条材を所定部位に装
着する直前に取付け金具４を位置決めするような場合に
は、取付け金具４と、接着剤製成形条材２８とを同一の
作業段階で板ガラス上に配置することも可能である。こ
のように取付け金具４と硬化した接着剤成形条材２８と
を前以て装備した板ガラスは、車体の窓開口部への板ガ
ラスの嵌込み操作を決定的に単純化する。
一体的に組込まれている。例えば成形条材２８を連続的
に付設する際、押出成形された成形条材を所定部位に装
着する直前に取付け金具４を位置決めするような場合に
は、取付け金具４と、接着剤製成形条材２８とを同一の
作業段階で板ガラス上に配置することも可能である。こ
のように取付け金具４と硬化した接着剤成形条材２８と
を前以て装備した板ガラスは、車体の窓開口部への板ガ
ラスの嵌込み操作を決定的に単純化する。
最後に、車体の窓開口部の内部に位置決めされた風防ガ
ラス１を垂直断面して示した第７図に基づいて、板ガラ
ス嵌込み時の操作態様をもう一度説明する。風防ガラス
１は、第１図に示した構成を有し、かつ、その全周に沿
って配分された２回屈曲された多数の取付け金具４を有
しており、該取付け金具４の固定足区分５は接着剤層８
によって額縁状の不透明被覆層２上に固定的に装着され
ている。風防ガラス１の外周縁に沿って押出ノズルによ
って市販の接着剤から成る接着剤ストランド３２が額縁
状の不透明被覆層２の上に塗着される。この接着剤スト
ランド３２は取付け金具４の固定足区分５を同時に被覆
する。
ラス１を垂直断面して示した第７図に基づいて、板ガラ
ス嵌込み時の操作態様をもう一度説明する。風防ガラス
１は、第１図に示した構成を有し、かつ、その全周に沿
って配分された２回屈曲された多数の取付け金具４を有
しており、該取付け金具４の固定足区分５は接着剤層８
によって額縁状の不透明被覆層２上に固定的に装着され
ている。風防ガラス１の外周縁に沿って押出ノズルによ
って市販の接着剤から成る接着剤ストランド３２が額縁
状の不透明被覆層２の上に塗着される。この接着剤スト
ランド３２は取付け金具４の固定足区分５を同時に被覆
する。
次いで風防ガラス１は窓開口部に嵌込まれ、かつ、窓枠
の制限面３５と風防ガラスの周面３６との間の間隙幅Ｂ
の値を全周にわたって等しくさせるように、つまり風防
ガラス１を窓枠内にセンタリングさせるように、位置決
めされる。取付け金具４はその間なお元の形状を有して
いる。センタリング位置が得られたら、風防ガラス１
は、該風防ガラスを取り囲む取付けフランジ３４に向か
って押圧され、しかも、取付け金具４の中間区分６が前
記取付けフランジ３４に接触するまで押圧される。この
接触位置で風防ガラス１は、板ガラス前面を窓枠の隣接
車体部分に同一面に整合させるような最適の位置を占め
る。
の制限面３５と風防ガラスの周面３６との間の間隙幅Ｂ
の値を全周にわたって等しくさせるように、つまり風防
ガラス１を窓枠内にセンタリングさせるように、位置決
めされる。取付け金具４はその間なお元の形状を有して
いる。センタリング位置が得られたら、風防ガラス１
は、該風防ガラスを取り囲む取付けフランジ３４に向か
って押圧され、しかも、取付け金具４の中間区分６が前
記取付けフランジ３４に接触するまで押圧される。この
接触位置で風防ガラス１は、板ガラス前面を窓枠の隣接
車体部分に同一面に整合させるような最適の位置を占め
る。
このようにして風防ガラスが、３つのジメンションで位
置決めされる（場合によってはこの操作時に弾性的に撓
まされる）と直ちに、すべての取付け金具４の端部は順
次取付けフランジ３４をめぐって手操作により曲げ返さ
れる。取付けフランジ３４の端縁をめぐって曲げ返され
た終端区分１６は取付けフランジ３４の端面に付着して
いる。これによって、板ガラス下縁に沿って配置された
取付け金具４は、自重作用による板ガラス１の落下を防
止すると同時に、該取付け金具４は取付けフランジ３４
からの板ガラスの間隔も固定する。従って板ガラスは、
接着剤ストランドの完全硬化に至るまで申し分なく位置
固定されている。
置決めされる（場合によってはこの操作時に弾性的に撓
まされる）と直ちに、すべての取付け金具４の端部は順
次取付けフランジ３４をめぐって手操作により曲げ返さ
れる。取付けフランジ３４の端縁をめぐって曲げ返され
た終端区分１６は取付けフランジ３４の端面に付着して
いる。これによって、板ガラス下縁に沿って配置された
取付け金具４は、自重作用による板ガラス１の落下を防
止すると同時に、該取付け金具４は取付けフランジ３４
からの板ガラスの間隔も固定する。従って板ガラスは、
接着剤ストランドの完全硬化に至るまで申し分なく位置
固定されている。
第１図は２回屈曲された取付け金具を有する風防ガラス
の全体図、第２図は２部分から成る取付け金具の斜視
図、第３図は係止位置で第２図のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿
って示した取付け金具の断面図、第４図は２部分から成
る取付け金具の異なった実施態様の斜視図、第５図は３
つの異なった差込み段階において示した第４図の差込み
片の概略図、第６図は板ガラス上に配置された接着剤ス
トランドに一体的に組込まれた取付け金具を有する本発
明の自動車用嵌め殺し板ガラスの有利な実施態様の斜視
図、第７図は窓開口内に嵌込まれた本発明による風防ガ
ラスの垂直断面図である。 ［符号の説明］ １……風防ガラスとしての自動車用嵌め殺し板ガラス、
２……額縁状の不透明被覆層、４……取付け金具、５…
…固定足区分、６……中間区分、７……帯状の終端区
分、８……接着剤層、１０……Ｕ形材、１１……固定足
区分、１３……差込み片、１４……固定区分、１５……
中間区分、１６……終端区分、１７……係止継手、１８
……切込み部、２０……Ｕ形材、２１……差込み片、２
２……固定足区分、２３……下部差込み区分、２４……
突起、２６……切欠き部、２８……成形条材、２９……
張出しウェブ、３２……接着剤ストランド、３４……取
付けフランジ、３５……制限面、３６……周面、Ｂ……
間隙値
の全体図、第２図は２部分から成る取付け金具の斜視
図、第３図は係止位置で第２図のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿
って示した取付け金具の断面図、第４図は２部分から成
る取付け金具の異なった実施態様の斜視図、第５図は３
つの異なった差込み段階において示した第４図の差込み
片の概略図、第６図は板ガラス上に配置された接着剤ス
トランドに一体的に組込まれた取付け金具を有する本発
明の自動車用嵌め殺し板ガラスの有利な実施態様の斜視
図、第７図は窓開口内に嵌込まれた本発明による風防ガ
ラスの垂直断面図である。 ［符号の説明］ １……風防ガラスとしての自動車用嵌め殺し板ガラス、
２……額縁状の不透明被覆層、４……取付け金具、５…
…固定足区分、６……中間区分、７……帯状の終端区
分、８……接着剤層、１０……Ｕ形材、１１……固定足
区分、１３……差込み片、１４……固定区分、１５……
中間区分、１６……終端区分、１７……係止継手、１８
……切込み部、２０……Ｕ形材、２１……差込み片、２
２……固定足区分、２３……下部差込み区分、２４……
突起、２６……切欠き部、２８……成形条材、２９……
張出しウェブ、３２……接着剤ストランド、３４……取
付けフランジ、３５……制限面、３６……周面、Ｂ……
間隙値
Claims (13)
- 【請求項１】板ガラス（１）を窓枠内に位置決めしかつ
接着剤の完全硬化まで最終位置に保持するための機械的
な補助手段を備えた、硬化性接着剤を用いて自動車に直
接装着するための嵌め殺し板ガラスにおいて、機械的な
補助手段が、複数の可撓性材料製取付け金具（４；１
３；２１）から成り、該取付け金具が、窓枠の取付けフ
ランジ（３４）によって被覆されている板ガラス周縁区
域において板ガラス縁部から所定の間隔をとって、前期
取付けフランジ（３４）に対面した方の板ガラス表面と
結合されており、かつ前記取付け金具が、板ガラス
（１）を位置決めした後に窓枠の取付けフランジ（３
４）をめぐって折り曲げ可能であることを特徴とする、
自動車用嵌め殺し板ガラス。 - 【請求項２】複数の取付け金具（４；１３；２１）が板
ガラスの全周に沿って配置されている、特許請求の範囲
第１項記載の自動車用嵌め殺し板ガラス。 - 【請求項３】取付け金具（４；１３；２１）が延性金属
から成り、しかも該取付けフランジは、手操作で屈曲可
能である一方、板ガラスの自重に基因した応力と板ガラ
スの弾性変形によって惹起される戻し力とを受け止める
のに充分な曲げ剛さを有するように、構成されている、
特許請求の範囲第１項又は第２項記載の自動車用嵌め殺
し板ガラス。 - 【請求項４】取付け金具（４）が１部分から構成されて
おり、かつ板ガラスに接着された固定足区分（５）を有
している。特許請求の範囲第１項から第３項までのいず
れか１項記載の自動車用嵌め殺し板ガラス。 - 【請求項５】取付け金具（４）が２部分から構成されて
おり、しかも板ガラスと接着されたＵ形材（１０；２
０）と、該Ｕ形状（１０；２０）と板ガラス表面とによ
って形成された差込みスリット内へ差込み可能な差込み
片（１３；２１）とから成る、特許請求の範囲第１項記
載の自動車用嵌め殺し板ガラス。 - 【請求項６】差込み片（２１）が差込み状態において、
係合式にＵ形材（２０）と結合している、特許請求の範
囲第５項記載の自動車用嵌め殺し板ガラス。 - 【請求項７】差込み片（２１）とＵ形材（２０）との係
合式継手が、Ｕ形材（２０）の下面と、差込み片（２
１）に付設されていて前記下面に係合する複数のノーズ
状の突起（２４）とから成っている、特許請求の範囲第
６項記載の自動車用嵌め殺し板ガラス。 - 【請求項８】自動車用板ガラスがその周縁域に沿って窓
枠の取付けフランジ（３４）に対面した側に額縁状の不
透明被覆層（２）を有し、かつ前記取付けフランジ
（４）或いは、差込み片（１３；２１）を保持するＵ形
材（１０；２０）が前記額縁状の不透明被覆層（２）と
接着されている、特許請求の範囲第１項から第７項まで
のいずれか１項記載の自動車用板ガラス。 - 【請求項９】取付け金具（４）又は該取付け金具の差込
み片（１３）がその固定区分（５；１４）と終端区分
（７；１６）との間に、板ガラス表面に対して垂直な方
向の中間区分（６；１５）を有し、該中間区分が、板ガ
ラスと窓枠の取付けフランジ（３４）との間の間隔を規
定している、特許請求の範囲第１項から第８項までのい
ずれか１項記載の自動車用嵌め殺し板ガラス。 - 【請求項１０】取付け金具（４）又は該取付け金具の差
込み片（１３）が、接着剤ストランドの硬化後に前記取
付け金具の終端区分（１６）を折り取り可能な基準破断
部位（１８）を有している、特許請求の範囲第１項から
第９項までのいずれか１項記載の自動車用嵌め殺し板ガ
ラス。 - 【請求項１１】取付け金具（４；１３；２１）が軟質弾
性材料から成るコーティングを有している、特許請求の
範囲第１項から第１０項までのいずれか１項記載の自動
車用嵌め殺し板ガラス。 - 【請求項１２】板ガラスを窓枠の取付けフランジに接合
する接着剤ストランドがその構成部分として、接着剤を
収容するために接着剤から成形されて硬化した成形条材
（２８）を有し、かつ、取付け金具（４）が前記成形条
材（２８）内に一体的に組付けられている、特許請求の
範囲第１項から第１１項までのいずれか１項記載の自動
車用嵌め殺し板ガラス。 - 【請求項１３】板ガラスを自動車車体の窓開口部に嵌込
みかつ機械的な補助手段によって位置決めした後に硬化
性接着剤ストランドの硬化するまで所望の位置に保持す
るようにして行なう嵌め殺し板ガラスの装着法におい
て、車体開口部内に板ガラスを嵌込んで位置決めした後
に終端区分が窓枠の取付けフランジを超えて張出す可撓
性金属の取付け金具を、前記取付けフランジに対面した
方の板ガラス表面の周縁域に接着剤によって固定し、か
つ前記窓枠内に板ガラスを最終的に位置決めした後に該
窓枠との係合式継手を形成するために取付け金具の前記
張出し終端区分を前記取付けフランジの端縁をめぐって
曲げ返すことを特徴とする、自動車用嵌め殺し板ガラス
の装着法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19843400428 DE3400428A1 (de) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | Autoglasscheibe fuer die direktverglasung, und verfahren zum einsetzen einer autoglasscheibe in die fensteroeffnung einer fahrzeugkarosserie |
| DE3400428.9 | 1984-01-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60222316A JPS60222316A (ja) | 1985-11-06 |
| JPH0624885B2 true JPH0624885B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=6224499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60000974A Expired - Lifetime JPH0624885B2 (ja) | 1984-01-09 | 1985-01-09 | 自動車用嵌め殺し板ガラス並びに自動車車体の窓開口部に板ガラスを装着する方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4606159A (ja) |
| EP (1) | EP0148797B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0624885B2 (ja) |
| DE (2) | DE3400428A1 (ja) |
Families Citing this family (73)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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