JPH0624535A - チェーン転向システム - Google Patents

チェーン転向システム

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JPH0624535A
JPH0624535A JP5011686A JP1168693A JPH0624535A JP H0624535 A JPH0624535 A JP H0624535A JP 5011686 A JP5011686 A JP 5011686A JP 1168693 A JP1168693 A JP 1168693A JP H0624535 A JPH0624535 A JP H0624535A
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JP
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turning
chain
radius
curvature
transition curve
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JP5011686A
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English (en)
Inventor
Jurg Eberle
ユルク、エベルレ
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Ferag AG
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Ferag AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/022Driving gear with polygon effect reduction means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G21/00Supporting or protective framework or housings for endless load-carriers or traction elements of belt or chain conveyors
    • B65G21/20Means incorporated in, or attached to, framework or housings for guiding load-carriers, traction elements or loads supported on moving surfaces
    • B65G21/22Rails or the like engaging sliding elements or rollers attached to load-carriers or traction elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G39/00Rollers, e.g. drive rollers, or arrangements thereof incorporated in roller-ways or other types of mechanical conveyors 
    • B65G39/10Arrangements of rollers
    • B65G39/20Arrangements of rollers attached to moving belts or chains
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/06Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with chains
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/18Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術のチェーン転向システムよりも多角
形効果が小さいため、同じ多角形効果について、所与の
長さのリンクを持つチェーンを、遥かに小さな転向半径
で転向できるチェーン転向システムを提供する。 【構成】 本願に記載したチェーン転向システムは、多
角形効果を減少させるため、円形の転向弧(B.11)
に連結した少なくとも一つの遷移曲線(UK.11、U
K.12)を有する。遷移曲線の曲率半径は連続的に変
化する。遷移曲線は、チェーン軌道の真っ直ぐな部分
(G.11、G.12)に連結するか或いは他の転向弧
に連結しているのがよい。遷移曲線は、例えば、転向弧
(B.11)との接合点(A.11、A.12)での曲
率半径が転向半径と等しく、チェーン軌道の真っ直ぐな
部分(G.11、G.12)との接合点(C.11、
C.12)での曲率半径が無限大に大きいクロソイドの
一部であるのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチェーンに関し、更に詳
細にはコンベヤチェーンに関し、特許請求の範囲の独立
項の用語に従ったチェーン転向システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンベヤ又は駆動システムとして使用さ
れる、閉軌道に沿って移動するチェーンは転向されなけ
ればならない。これは、スプロケットホイール及び/又
はチェーン案内体のような転向システムで行われる。通
常は、このような転向システムは、単一平面内にあり且
つ円形の弧(以降、転向弧と呼ぶ)を形成するチェーン
軌道の一部であり、転向弧の半径(転向半径)及び開口
角(転向角)が転向を決定し、この転向弧はチェーンの
軌道の真っ直ぐな部分に連結する。チェーンはこのよう
な転向システムの周りを回転する多角形のように移動
し、従ってその運動は不均等である。換言すると、例え
ば、一定の角速度で回転するチェーン駆動スプロケット
ホイールがチェーン転向システムとして作用する場合に
は、スプロケットホイールは、正確に一定のチェーン速
度を維持することができない。逆に一定の速度で移動す
るチェーンにより駆動されるスプロケットホイールは正
確に一定の角速度を維持することができない。運動のこ
のばらつきは、スプロケットホイールの歯数に左右さ
れ、即ち、運動は、歯数が減るにつれて更に不均等にな
る。特に、多数の種々の転向システムを持つ複雑なシス
テムでは、これは、望ましからぬ力及び望ましからぬ揺
動及び振動をチェーン及び/又は転向要素に生ぜしめ、
及びかくしてシステムの磨耗及び破損を増大させること
になる。
【0003】受入れられた学説(ダブルスの機械工学携
帯マニュアル12版の第1巻の第750頁)によれば、
チェーン転向システムにおけるこの多角形効果は、少な
くとも17個の歯を持つスプロケットホイールによって
制限することができる。チェーンが所与の長さのリンク
を持つため、この長さは、従って、転向半径を決定し、
或いは二つのスプロケットホイールを持つチェーン駆動
装置の場合、両方とも同数の歯を持つ二つのスプロケッ
トホイールを使用することによって回避することができ
る。これらの手段のいずれかがチェーンシステムの立体
設計に大きな制限を加える。これは、特に、リンクに移
動方向で作用する力を最小に減少するためリンクができ
るだけ長くなければならないコンベヤチェーンに適用さ
れる。これは、コンベヤチェーンが搬送する物体のため
である。これらのコンベヤチェーンでは、少なくとも1
7個の歯についての必要は、極めてうんざりする制限で
ある。例えば、100mm長のリンクを持つチェーンは、
印刷物用のコンベヤシステムで完全に通常のものであ
る。かくして、転向半径はこの種のチェーンでは約27
0mm以下にすることができない。
【0004】本出願人のドイツ特許明細書第2,730,998
号及びスイス特許明細書第623,283号に記載されたチェ
ーン転向システムのような被案内チェーン転向システム
での多角形効果は、チェーン案内体を持たず且つスプロ
ケットホイールで転向されるチェーン転向システムにお
けるよりも極めて小さいが、小さな転向半径が望ましい
場合にはこの種のシステムでも大き過ぎる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来技術と比較すると、チェーンリンクの所与の長
さについての多角形効果による転向半径の下限を下げ
る、チェーン転向システムを提案することである。即
ち、従来技術に従ってつくられたチェーン転向システム
におけるよりも多角形効果が小さく、そのため、同じ多
角形効果について、所与の長さのリンクを持つチェーン
を遥かに小さな転向半径で転向できるチェーン転向シス
テムを提供することである。
【0006】本願の特許請求の範囲の独立項に記載した
特徴を持つチェーン転向システムがこれらの要件を満た
す。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願に記載したチェーン
転向システムの中心をなす概念は、チェーンの軌道を転
向弧(円形の弧)の片側又は両側に、従来技術に従って
転向弧への固有の真っ直ぐな接線によって連結するので
なく、転向弧とほぼ同じ平面内で湾曲した遷移曲線によ
って連結することによって、多角形効果を減少すること
である。軌道の二つの部分間、即ち転向弧と遷移曲線と
の間の接合部は固有の共通接線により形成されなければ
ならない。従って、転向弧と連結する遷移曲線の曲率
は、一定であってはならず、その曲率半径と転向半径
(即ち円形の転向弧の半径)との間の差が、転向弧との
接合部に近づくにつれて連続的に小さくなるものでなけ
ればならない。曲率の方向は、好ましくは、転向弧及び
遷移曲線について同じでなければならない。
【0008】次いで、曲線の真っ直ぐな部分又は別の転
向システムを、例えば、遷移曲線に連結するのがよい。
かくして、チェーン軌道のこれらの真っ直ぐな部分を従
来技術に従ってつくられた転向システムにおけるように
転向弧と接線方向に整合させる必要がないということが
本願に記載した転向システムの別の特徴である。
【0009】本願に記載したチェーン転向システムのチ
ェーン軌道は、案内装置によって構成される。一方で
は、これらの案内装置は、チェーンをスプロケットホイ
ール及び/又は円形の弧を形成するチェーンチャンネル
のような転向弧の周りで案内する転向システムであるの
がよく、他方では、これらは、例えば、チェーンに作用
する力の種類(張力、衝撃力、及び例えば搬送される物
体が生じる他の力)に従って或る程度閉鎖された、チェ
ーン軌道の隣接した真っ直ぐな部分に沿って連続してい
てもよい案内チャンネルとして形成された案内レールで
あるのがよい遷移曲線に沿った機械的チェーン案内体で
あるのがよい。
【0010】本願に添付した図面は、多角形効果、及び
本願に記載したチェーン転向システムがどのように多角
形効果を減少するかを説明し、これらの図面は、更に、
本願に記載したチェーン転向システムの代表的な実施例
を一部を概略に一部を詳細に示す。
【0011】
【実施例】図1は、本願に開示したチェーン転向システ
ムの原理の代表的実施例の概略図であり、このチェーン
転向システムは、方向の異なるチェーン軌道G.1及び
G.2の二つの本質的に真っ直ぐな部分及びこれらのチ
ェーン軌道間の転向システムを有し、この転向システム
は、半径Rで開口角αの転向弧Bを有する。半径Rの円
は、スプロケットホイールのピッチ円、即ち転向チャン
ネルの対応する線を表す。本開示によれば、弧Bの周り
の転向システムは、遷移曲線UK.1及びUK.2と夫
々接合点A.1及びA.2で、例えば、図示のように両
側で連結し、これらは、次いで、軌道G.1及びG.2
と夫々接合点C.1及びC.2で連結する。
【0012】この図では、一点鎖線が従来技術による代
表的なチェーン転向システムを示す。この従来技術のシ
ステムでは、軌道G.1' 及びG.2' の真っ直ぐな部
分は遷移曲線なしに転向弧B' と夫々接合点D.1' 及
びD.2' で連結する。従って、本質的に同じ転向シス
テムは転向弧B' の開口角α' を有し、この開口角は弧
Bの対応する開口角αよりも大きい。
【0013】遷移曲線の曲率方向が転向弧の曲率方向と
同じであり、遷移曲線が軌道の真っ直ぐな区分と連結し
た、図1に示す実施例の遷移曲線UK及びその曲率半径
RUK(図示せず)について、以下の条件が適用され
る。 1.接合点A.1及びA.2で、RUK(A)はRと同
じか又はこれよりも大きく、転向弧及び遷移曲線は共通
の接線を有し、 2.遷移曲線の任意の他の点で、RUKはRUK(A)
よりも大きく、 3.接合点C.1及びC.2で、RUK(C)は無限大
に等しく、 4.一方では接合点A.1と接合点C.1との間の曲率
半径の長さ、他方では接合点A.2と接合点C.2との
間の曲率半径の長さは、連続的に且つ同じ方向で変化す
る。
【0014】リンクが所定の長さを持つチェーンででき
た転向システムでは、所与の転向半径を中心とした多角
形効果は、曲率半径の勾配が小さくなるにつれて、及び
遷移曲線の曲率半径と接合点での転向弧の転向半径との
間の差が減少するにつれて小さくなるということを示す
ことができる。同様に、遷移曲線を両側に有する転向シ
ステムでは、多角形効果は遷移曲線を片側だけに有する
転向システムにおけるよりも小さいということを示すこ
とができる。
【0015】例えば、遷移曲線は、クロソイドの一部で
あるのがよい。クロソイドは螺旋を形成する曲線であ
り、K=(LxR)1/2 という一般的な表現で表され
る。ここで、Kは所与のクロソイドについての定数であ
り、Lは、L=0で且つR=∞のクロソイドの始点から
の曲線の長さであり、Rは曲率半径である。クロソイド
はR=∞で且つL=0の接合点からR=0で且つL=∞
の点まで延びる。遷移曲線を形成するクロソイドの部分
は、R=RUK(A)からRUK(C)まで延びる。
【0016】図2は、多角形効果を説明するため、三つ
の代表的なチェーン転向システムを示す。これらのチェ
ーン転向システムでは、チェーンは180°に亘って転
向され、スプロケットホイールは駆動ホイール、被駆動
ホイール、又は受動的転向ホイールであるのがよい。こ
れらの例に示すスプロケットホイールは、歯を五つ有
し、そのため、従来技術に従ってつくられた転向システ
ムでは転向半径がチェーンリンクの長さとの関係におい
て非常に小さく、及びかくして多角形効果が大きい。
【0017】図2の最も上の部分は、本願に記載したチ
ェーン転向システムの回転の二つの異なる段階を互いに
隣合して示す。この図に示す部品は、図1に示すものと
本質的に同じであり、及びかくして同じ参照符号が附し
てある。チェーンがスプロケットホイールの少なくとも
一つの歯と常に噛み合うようにするため、開口角αは、
360/nt と同じか或いは大きくなければならない。
ここで、nt は、ホイールの一回転でチェーンと噛み合
うスプロケットホイールの歯の数である。この条件は、
歯を持たないチェーンチャンネル又は他の案内手段には
適用されない。計測によれば、チェーンと常に噛み合
う、15個の歯を持つスプロケットホイール(有効歯数
nt =7.5)は一定の角速度で回転する場合、運動の
ばらつきΔ(Z=nt での図2の右側の表を参照された
い)、例えばスプロケットホイールの周速に対するチェ
ーンの最大速度と最少速度との間の差は約2.6%であ
る。本願に記載した転向システムで得ることのできる利
点を更に明らかに示すため、この表には従来技術に従っ
てつくられた転向システムについての対応する値も示し
てある。
【0018】図2の中央は、従来技術による転向システ
ムを示す。スプロケットホイールは上に示すものと同じ
である。適当な案内装置がチェーンを、スプロケットホ
イールのピッチ円との接合点D.1及びD.2へ接線方
向に延びる直線をなして案内する。こうした転向システ
ムで生じるばらつきΔについて算出した値は、右側の表
に種々の歯数について示してある。これらの図は、本願
に記載した対応する転向システムよりも明らかに顕著に
高い。図2の下の部分は、チェーン軌道の真っ直ぐな部
分にチェーン案内体を持たないチェーン転向システムを
示す。このような転向システムでは、チェーン軌道の真
っ直ぐな部分の位置は一定でなく、左側及び右側の二つ
の図面に示すように、二つの端位置間をスプロケットホ
イールの位置に従って変動する。生じる運動のばらつき
は、左側の図と右側の図とを比較することによって明ら
かに見て取ることができる。左側に示すチェーンの速度
は、スプロケットホイールのピッチ円の周速と同じであ
るが、左側に示すチェーンの速度は、スプロケットホイ
ールのピッチ円の周速の水平成分に等しいのに過ぎな
い。スプロケットホイールが一定速度で回転していると
き、チェーンの速度におけるこれら二つの速度間の差
は、歯数が大きくなるにつれてなくなる。これは、同様
に、右側の表に示す種々の歯数について算出したΔの値
により示される。
【0019】図3は、本願中に説明した転向システムの
別の代表的な実施例を図1と同様の概略的方法で示す。
図1におけるように、これは、同様に、チェーン軌道の
二つの真っ直ぐな部分G.3とG.4との間の転向シス
テムである。チェーン軌道中の転向システムの部分は円
形の転向弧B.3及びこの転向弧に連結した遷移曲線U
K.3及びUK.4を有し、これらの遷移曲線は軌道の
真っ直ぐな部分G.3及びG.4と夫々連結している。
遷移曲線UK.3の曲率方向は転向弧B.3の曲率方向
と一致するが、遷移曲線UK.4の曲率方向と反対であ
る。遷移曲線及びその曲率半径についての図1と関連し
た条件は、遷移曲線UK.3にも適用される。曲率方向
が転向弧とは逆で、軌道の真っ直ぐな部分が連結した遷
移曲線UK.4については、遷移曲線及びその曲率半径
についての条件は以下の通りである。 1.転向弧B.3と遷移曲線UK.4との接合部は点で
なく、転向弧B.3と接線方向に連結する直線A.4−
A' .4であり、この直線の長さは、少なくとも、チェ
ーンリンクのうちの少なくとも一つの長さであり、 2.接合点A' .4では、RUK(A)はRよりも小さ
いか又はこれよりも大きいか或いはこれと等しく、 3.全ての他の点で、RUKがRUK(A' )よりも大
きく、 4.接合点C.4では、RUK(C)は無限大に等しい
のがよく、 5.接合点A.4とC.4との間の曲率半径の長さは連
続的に同じ方向に変化する。
【0020】この図は、従来技術が依拠した条件、即ち
軌道の真っ直ぐな部分は転向円の接線上になければなら
ないという条件が本願の記載したチェーン転向システム
には適用されないということを明らかに示す。
【0021】図4は、本願に記載したチェーン転向シス
テムの代表的な実施例の別の概略図である。この図は、
二重転向システム、例えば、小さな転向半径R.5及び
大きな転向半径R.6を夫々有する二つの転向弧B.5
及びB.6を持つチェーン駆動装置の二重転向システム
を示す。図1と関連して説明したように、二つの遷移曲
線UK.5及びUK.6は、接合点A.5及びA.6で
転向弧B.5の両側に夫々連結し、接合点E.5及び
E.6で転向弧B.6の両側に夫々連結している。両転
向弧の両側に連結した遷移曲線UK.5及びUK.6に
ついて、以下の条件が適用される。 1.小さな転向半径R.5を持つ転向弧B.5との接合
点A.5及びA.6で、曲率半径RUK(A)はR.5
に等しいか或いはこれよりも大きく、 2.大きな転向半径R.6を持つ転向弧B.6との接合
点E.5及びE.6で、曲率半径RUK(E)はR.6
よりも大きく、 3.曲率半径の長さは接合点A.5及びA.6から接合
点E.5及びE.6へ夫々連続的に増大する。
【0022】図4の一点鎖線は、この図でも、従来技術
に従ってつくられたチェーンの対応する軌道を示す。
【0023】チェーン軌道の転向弧、遷移曲線、及び真
っ直ぐな部分の無限数の組み合わせ及び順列が図3及び
図4に従って可能である。
【0024】図5及び図6は、本願中に説明したチェー
ン転向システムの別の代表的な実施例を示す詳細断面図
である。図5では、ハッチングは転向システムの曲線の
平面内にあり且つスプロケットホイールの軸線に垂直で
あり、図6では、前記軸線に平行であり且つ転向円の中
央を通過する。これらの図は、スプロケットホイール2
0の周りのコンベヤチェーン10用の転向システムを示
し、この転向システムでは、チェーン10は、チェーン
チャンネル30の内側を転向弧Bを含むその全軌道に沿
って延びる。このチェーンチャンネルシステムは、張力
及び圧縮力を加えながらチェーンをいずれの走行方向に
も移動できるという利点を有する。
【0025】チェーン10は、印刷物の移送に使用され
る周知の種類のチェーンである。このチェーンは、直線
で概略に示すチェーンリンク11と関節連結接手とを有
し、これらの接手の各々は、枢軸及びこの枢軸上で回転
するローラ13を有する。クランプ14又は任意の他の
適当な手段が枢軸に固定され、移送中に印刷物を把持す
る。各枢軸12は、スプロケットホイールと噛み合うこ
とのできる少なくとも一つの自由領域を例えばローラ1
3とクランプ14との間に有する。有効には、図示のス
プロケットホイールは、15個の歯21を有し、スプロ
ケットホイールの周囲に沿ったこれらの歯間の間隔は、
一つ置きの歯だけがチェーンと噛み合うことができるよ
うな間隔を隔てられである。従って、これは、図2と関
連して上文中で参照された、nt =7.5の歯を持つス
プロケットホイールである。案内チャンネル30は、内
走行レール31.1及び外走行レール31.2を有し、
ローラ13はこれらのレール上をチェーンに作用する力
に従って走行し、更にその外面にカバープレート32を
有する。外走行レール31.2は、チャンネル30の全
長に亘って延びるスロット形状の隙間を有し、クランプ
14はこのチャンネルを通って関節連結接手の枢軸12
に連結されている。同様に、内走行レール31.1は、
少なくとも、スプロケットホイール20に隣接してスロ
ット形状の隙間を有し、この隙間を通ってスプロケット
ホイール20がチェーン10と噛み合う。
【0026】図5及び図6の実施例では、チェーン軌道
は、真っ直ぐな部分G.11及びG.12、遷移曲線U
K.11及びUK.12、及び転向弧B.11を有す
る。これらの遷移曲線はクロソイドとして設計され、こ
れらの遷移曲線が軌道の真っ直ぐな部分G.11及び
G.12と夫々連結する接合点C.11及びC.12で
の曲率半径は無限大に大きく、転向弧B.11に連結す
る接合点A.11及びA.12での曲率半径は、スプロ
ケットホイール20のピッチ円の曲率半径と同じであ
る。遷移曲線及び転向弧は、接合点A.11及びA.1
2で共通の接線T.11及びT.12を夫々有する。図
示の転向弧の開口角α.11は96°であり、即ち、ス
プロケットホイール20の二つの歯がチェーン10と常
に噛み合う。この図に示すnt =7.5の場合について
は、少なくとも一つの歯がチェーンと常に噛み合うよう
にするため、転向弧の開口角は少なくとも48°でなけ
ればならない。開口角は、遷移曲線の長さを増大し且つ
曲率半径の勾配を減少するため、できるだけ小さくなけ
ればならない。遷移曲線の長さの増大及び曲率半径の勾
配の減少は、上述のように、多角形効果を減少させる。
【0027】以上の記載は単一の平面内にあるチェーン
転向システムのみに関するが、遷移曲線は三次元形状で
あってもよい。こうした場合、以上の記載は、転向弧の
平面内への遷移曲線の突出部にも適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願中に説明したチェーン転向システムに適用
される原理の概略図である。
【図2】3種類のチェーン転向システム、即ち、本願中
に説明したチェーン転向システムの代表的な実施例、案
内体を夫々備えた従来技術に従ってつくられた転向シス
テム、及び案内体を備えていない従来技術に従ってつく
られた転向システムにおける多角形効果を示す概略図で
ある。
【図3】本願中に説明した転向システムの別の代表的な
実施例の概略図である。
【図4】本願中に説明した転向システムの別の代表的な
実施例の概略図である。
【図5】ローラ上のコンベヤチェーンに適用できる本願
中に説明したチェーン転向システムの代表的な実施例の
チェーンの中央線に垂直な断面図である。
【図6】図5による転向システムのチェーンの中央線に
垂直な断面図である。
【符号の説明】
10 コンベヤチェーン 11 チェーンリンク 12 枢軸 13 ローラ 14 クランプ 20 スプロケットホイール 21 歯 30 チェーンチャンネル 31.1 内走行レール 31.2 外走行レール 32 カバープレート B 転向弧 G.11、G.12 真っ直ぐな部分 UK.11、UK.12 遷移曲線 B.11 転向弧

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに関節連結された一連の連続したリン
    クでできたチェーン(10)と、軌道を転向させる転向
    装置(20)とを有し、チェーンは、前記軌道に沿って
    転向半径(R)の円形の転向弧(B)の周りを移動す
    る、チェーン転向システムにおいて、このシステムはチ
    ェーンの軌道に少なくとも一つの遷移曲線(UK)を提
    供するようにつくられたチェーン案内装置(30)を有
    し、前記遷移曲線は転向弧(B)と第1接合点(A)で
    連結し、転向弧(B)及び遷移曲線(UK)は第1接合
    点(A)に共通の接線を有し、遷移曲線(UP)の曲率
    は、その曲率半径(RUK)と転向半径(R)との間の
    差が第1接合点(A)からの距離に伴って連続的に減少
    するようにその長さに沿って変化する、チェーン転向シ
    ステム。
  2. 【請求項2】転向弧(B)及び遷移曲線(UK)は同じ
    平面内にある、請求項1に記載のチェーン転向システ
    ム。
  3. 【請求項3】転向弧(B)の曲率の方向及び遷移曲線
    (UK.1、UK.2)の曲率の方向が同じである、請
    求項1又は2に記載のチェーン転向システム。
  4. 【請求項4】転向弧(B.3)の曲率の方向が遷移曲線
    (UK.4)の曲率の方向の逆であり、接合点(A.
    4)から接合点(A' .4)までがチェーンの軌道の真
    っ直ぐな部分であり、この長さは少なくともチェーンリ
    ンクのうちの一つの長さと等しい、請求項1又は2に記
    載のチェーン転向システム。
  5. 【請求項5】接合点(A.11、A.12)での遷移曲
    線(UK.11、UK.12)の曲率半径が、転向弧
    (B.11)の曲率半径と夫々等しい、請求項1乃至4
    のうちのいずれか一項に記載のチェーン転向システム。
  6. 【請求項6】遷移曲線(UK)は第2接合点(C)でチ
    ェーンの軌道(G)の真っ直ぐな部分に連結し、前記遷
    移曲線の曲率半径は、第1接合点(A)から第2接合点
    (C)まで連続的に増大する、請求項1乃至5のうちの
    いずれか一項に記載のチェーン転向システム。
  7. 【請求項7】第2接合点(C.11、C.12)での遷
    移曲線の曲率半径が無限大に大きい、請求項6に記載の
    チェーン転向システム。
  8. 【請求項8】別の転向弧(B.6)が遷移曲線(UK.
    5、UK.6)に別の接合点(E.5、E.6)で夫々
    連結し、前記別の転向弧の転向半径(R.6)は、前記
    遷移曲線(UK.5、UK.6)に第1接合点(A.
    5、A.6)で夫々連結した転向弧(B.5)の転向半
    径(R.5)よりも大きく、別の接合点(E.5、E.
    6)での曲率半径は、別の転向弧(B.6)の転向半径
    (R.6)よりも大きい、請求項1乃至5のうちのいず
    れか一項に記載のチェーン転向システム。
  9. 【請求項9】遷移曲線はクロソイドの一部である、請求
    項1乃至8のうちのいずれか一項に記載のチェーン転向
    システム。
  10. 【請求項10】チェーン案内装置は案内チャンネル又は
    案内レールである、請求項1乃至9のうちのいずれか一
    項に記載のチェーン転向システム。
  11. 【請求項11】転向装置はスプロケットホイール又は円
    形の弧を形成するように湾曲した案内チャンネルの一部
    である、請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載
    のチェーン転向システム。
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