JPH06243779A - 放電ランプ装置用絶縁性ベース - Google Patents

放電ランプ装置用絶縁性ベース

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JPH06243779A
JPH06243779A JP2681493A JP2681493A JPH06243779A JP H06243779 A JPH06243779 A JP H06243779A JP 2681493 A JP2681493 A JP 2681493A JP 2681493 A JP2681493 A JP 2681493A JP H06243779 A JPH06243779 A JP H06243779A
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lead
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J5/00Details relating to vessels or to leading-in conductors common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J5/50Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it
    • H01J5/54Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it supported by a separate part, e.g. base
    • H01J5/56Shape of the separate part
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/30Vessels; Containers
    • H01J61/34Double-wall vessels or containers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アークチューブの前端側リード線に接続され
るリードサポートと、アークチューブ後端側リード線間
の絶縁の確保できる放電ランプ装置用絶縁性ベースの提
供。 【構成】 アークチューブ10の前端部を支持しかつア
ークチューブ前端側リード線18aへの通電路として作
用するリードサポート36を取着するための第1の前後
貫通孔であるリードサポート挿通孔25と、アークチュ
ーブ後端側リード線18bを挿通するための第2の前後
貫通孔であるリード線挿通孔24と、が並設された円盤
形状射出成形体である合成樹脂製ベース本体21からな
る放電ランプ装置用絶縁性ベースにおいて、ベース本体
21の前面のリードサポート挿通孔25とリード線挿通
孔25間の隔壁領域26をベース本体成形用金型70,
80内の溶融樹脂射出ゲートGに臨む位置として、ベー
ス本体21を成形するようにして、両孔24,25間の
隔壁領域26にウェルド部Wが生じないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁性ベースの前方に
アークチューブが配設された放電ランプ装置に係り、特
にアークチューブを支持する放電ランプ装置用の絶縁性
ベースに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の放電ランプ装置を示してお
り、合成樹脂製の絶縁性ベース1の前方に通電路として
作用する一対のリードサポート2,3が突出し、このリ
ードサポート2,3によってアークチューブ4が支持さ
れている。ベース1の前面には、アークチューブ4を包
囲する紫外線遮蔽用グローブ5が固定保持されて、アー
クチューブ4から発生する人体に有害な波長域の紫外線
をカットするようになっている。符号6は、ねじや接着
剤等の適宜手段によってベース1の前面に固定されたセ
ラミック製ディスクで、グローブ5の開口端部がこのデ
ィスク6に接着されている。符号9a,9bはベース1
の背面側に突設された一対の端子で、リードサポート
2,3に溶接一体化されており、リードサポート2,3
はアークチューブ4の対向電極と電気的に接続されてい
るリード線4a,4bに金属支持体a,bを介して接続
されている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし前記した放電ラ
ンプ装置では、アークチューブ4が2本のリードサポー
ト2,3によって支持されており、構造が複雑である。
さらに紫外線遮断用グローブ5は、アークチューブ4お
よび2本のリードサポート2,3を包囲するに十分な大
きさが必要で、このことが放電ランプ装置を大型化する
一因となっていた。
【0004】そこで図8に示されるように、アークチュ
ーブ4の後端部をベース1の前面に設けた凹部1aで係
合支持させることにより、アークチューブ4を支持する
リードサポートが1本ですむようにして、装置構造の簡
潔化および装置のコンパクト化を図った放電ランプ装置
(特願平4−54709号)が提案された。符号7はグ
ローブ5の開口端に溶着されたガラス製ディスク、符号
8はベース1の前面に突設されて、ディスク7を固定す
るためのカシメ部材である。符号1bはリードサポート
挿通孔、符号9aはリードサポート2に電気的に接続さ
れた端子であるリード線で、端子9a,9bには給電用
コードL1,L2の芯線が接続されている。なお図9は図
8に示す放電ランプ装置のベース1を拡大して示す斜視
図、図11は同ベース1の縦断面図である。
【0005】しかし、図9に示すベース1を成形するに
は、図10白抜矢印に示すように、ベース外周縁部に対
応する6個所位置から金型のキャビティ内に溶融樹脂が
供給されるようになっており、即ち、射出成形用金型の
キャビテイは、成形品であるベースの外周縁部に溶融樹
脂射出孔であるゲートが位置する構造となっている。こ
のため従来のベース1の外周縁部には、図9符号Pで示
すようなゲート跡が残り、それだけ見栄えが悪いという
問題があった。なお後工程で、ゲート跡Pを切削等する
ことによりなくすことも可能であるが、それだけ工程数
が増えてコストがかさむ原因となる。
【0006】またゲートからキャビディ内に供給された
溶融樹脂は、図10符号Aで示すような大きな空間領域
には流動抵抗が小さいためスムーズに流入するが、符号
Bで示すような狭い空間領域には流動抵抗が大きいため
流入しにくく、かつウェルドが発生し易い。図10にお
ける矢印は、ゲートからキャビテイ内に供給された溶融
樹脂の流れる方向を示しており、符号Aで示す広い空間
領域に樹脂が充填され、最後にリードサポート挿通孔1
aとリード線挿通孔1b間の隔壁(符号Bで示す狭い領
域)に樹脂が充填される。このため挿通孔1a,1b間
の隔壁にウェルドW(図8,図11参照)が発生し、こ
のウェルドWがあるためリードサポート2とリード線4
b間の絶縁性が低下するという問題が生じた。
【0007】本発明は前記問題点に鑑みなされたもの
で、その目的はアークチューブ前端側リード線に接続さ
れるリードサポートと、アークチューブ後端側リード線
間の絶縁の確保できる放電ランプ装置用絶縁性ベースを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る放電ランプ装置用絶縁性ベースにおい
ては、アークチューブ前端部を支持しかつアークチュー
ブ前端側リード線への通電路として作用するリードサポ
ートを取着するための第1の前後貫通孔であるリードサ
ポート挿通孔と、アークチューブ後端側リード線を挿通
するための第2の前後貫通孔であるリード線挿通孔と、
が並設された円盤形状射出成形体である合成樹脂製ベー
ス本体からなる放電ランプ装置用絶縁性ベースにおい
て、ベース本体前面のリードサポート挿通孔とリード線
挿通孔との間の領域をベース本体成形用金型の溶融樹脂
射出ゲートに臨む位置として、ベース本体を成形するよ
うにしたものである。
【0009】
【作用】ゲートからキャビティ内に供給された溶融樹脂
は、リードサポート挿通孔とアークチューブ後端側リー
ド線挿通孔間の隔壁成形領域から他の部位に流れ込むた
め、アークチューブ後端側リード線挿通孔とリードサポ
ート挿通孔間の隔壁にウェルドが発生しない。またウェ
ルドが発生する部位は、樹脂が最後に充填状態となる、
リード線挿通孔のリードサポート挿通孔とは反対の側で
あり、ウェルド部を介したリードサポートとアークチュ
ーブ後端側リード線間の延面距離は長いため、絶縁性ベ
ースの絶縁耐力が劣ることはない。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図6は本発明の第1の実施例を示し、図1
は本発明を適用した放電ランプ装置の実施例の斜視図、
図2は同放電ランプ装置の縦断面図、図3は同放電ラン
プ装置に使用した絶縁性ベースの斜視図、図4は同ベー
スの縦断面図、図5は同ベースの正面図、図6は同ベー
ス成形用金型の断面図である。
【0011】これらの図において、放電ランプ装置は、
発光部であるアークチューブ10と、アークチューブ1
0を支持するアークチューブホルダー20と、アークチ
ューブ10を包囲する紫外線遮蔽用のグローブ60とか
ら主として構成されている。アークチューブ10は、円
パイプ形状の石英ガラス管の端部寄りがピンチされて、
放電空間を形成する楕円体形状の密閉ガラス球12の両
端部に横断面矩形状のピンチシール部13a,13bが
形成された構造で、密閉ガラス球12内には始動用希ガ
ス,水銀及び金属沃化物が封入されている。放電空間内
にはタングステン製の放電電極15a,15bが対向配
置されており、放電電極15a,15bはピンチシール
部13a,13bに封着されたモリブデン箔16a,1
6bに接続されている。ピンチシール部13a,13b
の端部からはモリブデン箔16a,16bにそれぞれ接
続されたリード線18a,18bが導出し、前端側リー
ド線18aは後述するリードサポート36の前端部にス
ポット溶接されている。一方、後端側リード線18bは
ピンチシール部13bに連成されたピンチシールされて
いない円筒型の延出部14を挿通して外部に延びて、ア
ークチューブホルダー20に設けられた後述する端子2
8に溶接されている。
【0012】アークチューブホルダー20は、後部に給
電用コード接続部27である一対の端子28,29が設
けられた合成樹脂製の円盤形状の絶縁性ベース本体(以
下、単にベースという)21と、ベース21の前面に固
定一体化され、アークチューブ10の後端部及び紫外線
遮蔽用グローブ50の後端開口部を支持するセラミック
製のディスク40と、ベース21およびディスク40を
貫通して前方に延出し、アークチューブ10の前端部を
支持する金属製のリードサポート36とから構成されて
いる。
【0013】絶縁性ベース21の前面外周縁には周壁2
1aが形成され、この周壁21a内側に係合した、セラ
ミック製のディスク40がねじ41によって固定されて
いる。ねじ41は、後述する焦点リング50を高周波誘
導加熱によりベース21に溶着一体化する際に、高周波
を浴びても発熱しない真ちゅう製とされている。符号2
2はねじ41を挿着するねじ孔である。ディスク40の
中央には円孔42が設けられており、アークチューブ1
0の後端部はこの円孔42を貫通して絶縁製ベース21
に設けられたアークチューブ係合凹部24aに係合して
いる。係合凹部24aの底部には、ベース背面側に貫通
する小孔24bが設けられ、この係合凹部24aおよび
小孔24bがアークチューブ後端側リード線の挿通孔2
4を構成している。またディスク30の円孔42には無
機系接着剤が装填されて、アークチューブ10の後端部
がディスク40の円孔42によって固定支持されてい
る。またベース21には、図4に示されるように、リー
ドサポート貫通孔25aが設けられ、この貫通孔25a
にリードサポート36が挿通されてベース21の前方に
延出している。符号37はリードサポート36に外嵌さ
れた放電防止用のセラミック製の絶縁筒体で、絶縁筒体
37の後端部はセラミック製ディスク40の貫通孔44
に装填された無機系接着剤によって固定されている。リ
ードサポート貫通孔25aには、絶縁筒体37を挿通す
るための挿通孔25bと、端子29を螺着するための挿
着孔とが連成されており、これらの孔25a,25b,
25cがリードサポート挿通孔25を構成している。
【0014】ベース21の前面に形成されているアーク
チューブ後端部が係合する係合凹部24aは、アークチ
ューブ後端延出部14よりかなり大きい大きさの蒲鉾型
に形成されて、アークチューブ後端延出部14と係合凹
部24aの内壁との間に断熱空気層が形成された構造と
なっている。さらにベース21前面のねじ孔22の周縁
部22aがわずかに前方に突出形成されて、合成樹脂製
のベース21とセラミック製ディスク40間の接触面積
が少なくなっている。このためアークチューブ10側の
熱が絶縁性ベース21側に伝達されにくく、従ってベー
ス21が高熱の影響(変性劣化)を受けるおそれが少な
いようになっている。
【0015】ねじ孔周縁部22aをわずかに突出させ
て、ディスク40をベース21の前面からわずかに浮い
た状態に保持するようになっているが、このねじ孔周縁
部22aはベース21の前面にディスク40を適正に位
置決めする作用がある。即ち、ベース21の前面には、
後述するように成形時のゲート跡Pが盛り上がって残っ
ているが、ディスク40の底面をねじ孔周縁部22aで
担持させることで、ゲート跡Pの盛り上がりの影響を受
けることなくディスク40をベース21の前面に適正に
収容できるのである。
【0016】ベース21の後端部に設けられた一対の端
子挿着孔25a,25d(図4参照)には、端子28,
29が螺着されて後方に突出しており、リード線挿通孔
24を構成する小孔24bからベース後端側に導出した
リード線18bがベース21の後端部に突出する端子2
8に溶接されている。一方ベース21を貫通したリード
サポート36の後端部は、ベース21の後端部に突出す
る他の端子29のリードサポート挿通孔29aに挿通さ
れかつ溶着されている。端子28,29間の略中央部位
置には、ベース21から二重隔壁27が延出し、プラグ
カバー30に形成された延出部30aと係合して、端子
28と29間の絶縁が確保されている。
【0017】ベース21の後端部には、給電用コードL
1,L2を挿通させたプラグカバー30が係合挿着され、
給電用コードL1,L2に設けたキャップ型コネクター3
1,32が端子28,29に被着されている。符号50
は金属製のリング部材52の周りに介装された焦点リン
グで、リング部材52が高周波誘導加熱されて焦点リン
グ50がベース21に一体化されている。
【0018】アークチューブ10を包囲する紫外線遮蔽
用グローブ60は、ガラス製グローブの外側又は/及び
内側にZnOなどの紫外線カット作用のある紫外線遮蔽
膜がコーティングされて、アークチューブ10の放電部
の発光から人体や灯具構成部材に有害な波長域の紫外線
をカットするようになっている。紫外線遮蔽用グローブ
60の先端部は球形で、後端開口部がディスク40の前
面に係合している。またグローブ60とディスク40間
の係合部には無機系接着剤が装填されて、グローブ60
内、即ちアークチューブ10の回りがグローブ60外と
隔離された構造となっており、これによって放電ランプ
装置の配置された灯室空間において発生した低分子シロ
キサンがグローブ60内に侵入できず、高温となるアー
クチューブ10の表面にSiO2が付着するようなこと
はない。
【0019】ベース21の前面に形成されているアーク
チューブ係合凹部24a内には、図4,5に示されるよ
うに、ベース21の背面側に端子挿着孔25dを形成す
るための前方突出部24cが形成されて、ベース21全
体の肉厚が略均一に形成されている。即ちベース21に
肉厚が大きく異なる厚い部位と薄い部位とがあると、ベ
ース成形時の溶融樹脂の流れが薄肉部(キャビティ内の
狭い部位)において滞るおそれがあり、薄肉部にウェル
ド部W(従来技術の図8,10,11参照)が発生する
おそれがあるが、本実施例のベース21は前面側に大き
な凹部24aを形成することで、ベース21全体の形状
を略均一厚さとし、これによってベース21にウェルド
部が発生しにくい構造となっている。
【0020】またこのベース21は、リードサポート挿
通孔25と係合凹部24aとを隔てる比較的薄肉の隔壁
26の上端面に、成形時のゲートが位置するようにして
成形されたもので、薄肉の隔壁26相当部に真っ先に溶
融樹脂が供給されるため、この隔壁26にウェルドが発
生するおそれは全くない。図5矢印はキャビティ内にお
いて溶融樹脂の流れる方向を示しており、樹脂は係合凹
部24aの成形面に沿って左右に流動(矢印A)し、左
右の樹脂の流れは矢印Bに示されるように、突出部24
c位置でぶつかって重なり合うので、ウェルド部Wが生
じるとすれば、この突出部24c位置に生じる。しかし
ウェルド部Wはリード線挿通孔24のリードサポート挿
通孔25の反対の側にあるため、ベース21に挿通され
たリード線18bとリードサポート36間のウェルド部
Wを介した延面距離は係合凹部24aを周回する大きな
長さとなってベースの絶縁耐力が劣ることはない。
【0021】図6はベース21を射出成形する成形装置
の断面図であり、成形装置は、固定側の上金型70と可
動側の下金型80とからなり、上金型70にはベース2
1の前面側を成形する成形面73の形成されたコア部7
2が一体化されている。一方、下金型80には、ベース
21の背面側を成形する成形面83,84が形成されて
いる。そして上下の金型70,80が上下方向に噛合
い、成形面73,83,84が協働してキャビティC1
を形成している。
【0022】キャビティC1は成形品が上向きとなるよ
うに一対形成されており、成形品であるベースのリード
サポート挿通孔25とリード線挿通孔24(係合凹部2
4a)間の隔壁26上端部が、ホットランナー機構90
の溶融樹脂射出孔であるゲートGに対峙した形態となっ
ている。ホットランナー機構90は、樹脂供給口92か
ら縦に延びるスプルー部94と、このスプルー部92か
ら左右に分岐して下方に延びるホットランナー部96,
96とから主として構成され、ホットランナー部96で
は図示しないヒータ装置によって樹脂が適正温度に保た
れ、十分な溶融状態でゲートGからキャビティC1内に
射出されるようになっている。この図6に示される装置
によって成形されたベースは、図3〜図5に示されてお
り、これらの図における符号Pはゲート跡で、このゲー
ト跡Pは、ディスク40で隠されるベース21の前面に
あるため外部に全く露呈せず、外観体裁もよい。また、
符号Wはウェルド部を示す。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る放電ランプ装置用絶縁性ベースによれば、アーク
チューブ後端側リード線挿通孔とリードサポート挿通孔
間領域にウェルドが発生せず、仮にウェルド部が発生す
るとすれば絶縁耐力において問題のないリード線挿通孔
のリードサポート挿通孔とは反対の側であるため、ベー
スに挿通されたアークチューブ後端側リード線とリード
サポート間における絶縁を確保することができる。
【0024】またベースに残るゲート跡はベース前面の
外部に露呈しない部位であるため、外観体裁も良好であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した放電ランプ装置の実施例の斜
視図
【図2】同放電ランプ装置の縦断面図
【図3】同放電ランプ装置に使用されている絶縁性ベー
スの斜視図
【図4】同ベースの縦断面図
【図5】同ベースの正面図
【図6】同ベース成形用金型の断面図
【図7】従来の放電ランプ装置の縦断面図
【図8】先の提案に係る放電ランプ装置の縦断面図
【図9】同放電ランプ装置に使用されている絶縁性ベー
スの斜視図
【図10】同ベースの正面図
【図11】同ベースの縦断面図
【符号の説明】
10 アークチューブ 14 アークチューブ後端延出部 18a アークチューブ前端側リード線 18b アークチューブ後端側リード線 20 アークチューブホルダー 21 合成樹脂製の絶縁性ベース本体 24 第2の前後貫通孔であるアークチューブ後端側リ
ード線挿通孔 24a アークチューブ係合凹部 24b リード線挿通孔である小孔 25 第1の前後貫通孔であるリードサポート挿通孔 25a リードサポート貫通孔 25b 絶縁筒体挿通孔 25c 端子挿着孔 26 リードサポート挿通孔とリード線挿通孔とを隔て
る隔壁 36 リードサポート 40 セラミック製ディスク 60 紫外線遮蔽用グローブ 70,80 ベース成形用金型 C1 キャビティ P ゲート跡 W ウェルド部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アークチューブ前端部を支持しかつアー
    クチューブ前端側リード線への通電路として作用するリ
    ードサポートを取着するための第1の前後貫通孔である
    リードサポート挿通孔と、 アークチューブ後端側リード線を挿通するための第2の
    前後貫通孔であるリード線挿通孔と、が並設された円盤
    形状射出成形体である合成樹脂製ベース本体からなる放
    電ランプ装置用絶縁性ベースにおいて、 前記ベース本体は、ベース本体前面のリードサポート挿
    通孔とリード線挿通孔間の隔壁形成領域がベース本体成
    形用金型の溶融樹脂射出ゲートに臨む位置とされて成形
    されたことを特徴とする放電ランプ装置用絶縁性ベー
    ス。
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NL9400227A NL194523C (nl) 1993-02-16 1994-02-14 Isolatiebasis voor een ontladingslamp met een verbeterde scheidingswand zonder las.
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NL (1) NL194523C (ja)

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