JPH062427A - 作業ケージ用吊下げ装置 - Google Patents

作業ケージ用吊下げ装置

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JPH062427A
JPH062427A JP4181734A JP18173492A JPH062427A JP H062427 A JPH062427 A JP H062427A JP 4181734 A JP4181734 A JP 4181734A JP 18173492 A JP18173492 A JP 18173492A JP H062427 A JPH062427 A JP H062427A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤロープのからみ合いによる摩耗を防止
することができる作業ゲージ用吊下げ装置を提供する。 【構成】 アーム(2)の先端部(4)に設けられた第
1のシーブ(18,19)と旋回アーム(3)側に設け
られた第2のシーブ(23,24)はともに水平方向に
回転し、それぞれ上下方向に2段のワイヤロープ係合溝
を有する。ワイヤロープの一方を各シーブの上段の係合
溝に係合させ、他方を下段の係合溝に係合させることに
より各ロープのからみ合いを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の外壁面の作業
を行う作業ケージを昇降可能に吊下げる作業ケージ用吊
下げ装置に関する。特に本発明は建築物の屋上周辺に沿
って敷設したレール上を走行する台車に装備する場合に
好適な作業ケージ用吊下げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来建築物の外壁面を作業するための作
業ケージを屋上から吊下げるために、図7に示すよう
に、屋上周辺に沿って敷設したレールa上を走行する台
車bに取付けたアームcの先端部下方に水平方向に旋回
可能に1本または2本の旋回アームdを取付けたものが
ある。この従来の装置においては、作業ケージeを吊下
げるワイヤロープfは台車b内に配置された巻取機gに
一端が固定され、他端は作業ケージeに固定されてい
る。図8に示すように、アームc内を通って水平方向に
配置された2本のワイヤロープf1、f2からなるワイ
ヤロープfはアームcの先端において垂直面内に回転可
能に取付けられたシーブhにより直角に向きを変え、旋
回アームdを旋回駆動する旋回機構iを通って上下方向
に延長し、旋回アームd内のシーブhの直下の位置にお
いて垂直面内に回転可能に取付けられたシーブj、kに
より水平方向に向きを変え旋回アームd内を通って旋回
アームdの両端に配置されたシーブl,mにより再び上
下方向に向きを変え作業ケージに向って延長するように
配置されている。
【0003】図7、図8のものは旋回アームdをアーム
cの下方に配置した例を示すものであるが、これとは逆
に旋回アームdをアームcの上方に配置した従来例もあ
る。
【0004】上記従来の装置においては、作業ケージe
により壁面の作業を行う場合は、巻取機gを回転操作し
て、ワイヤロープを巻取機gから繰出しあるいは巻取機
gに巻取ることにより、作業ケージeを昇降せしめるも
のである。
【0005】上記従来の装置は、特に建築物のコーナー
部の作業を行う場合に旋回アームdを旋回させることに
より作業を容易に行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の作業ケージ
用吊下げ装置においては、旋回機構iを駆動して旋回ア
ームdを所定角度旋回させた場合、2本のワイヤロープ
f1、f2の上下方向に延長する部分、すなわちシーブ
hとシーブk、jとの間の部分は水平方向にねじられて
相互にからみ合い、このからみ合った状態でワイヤロー
プの繰出しまたは巻取り操作を行うとワイヤロープf
1、f2間の摩擦が激しく、その結果ワイヤロープの摩
耗が早いため寿命が短くなり、ひんぱんにワイヤロープ
を交換しなければならず、作業能率、コスト両面におい
て不利となる問題点があった。
【0007】特に作業ケージを頂面の四隅で吊下げる4
本吊りの場合は、これを1本のアームで実施しようとす
ると、4本のワイヤロープの垂直部分におけるからみ合
いによる摩擦は2本の場合より一層甚しいので、従来の
装置で4本吊りを1本のアームで行うことは実際上ほと
んど不可能と考えられており、4本吊りを行う場合は2
本のアームでワイヤロープを2本ずつ分担する方法で行
われている。しかし2本のアームを使用する場合は2本
のアームを同時作動させる必要から構造が複雑となり操
作も面倒となるという不利益がある。
【0008】本発明は、上記従来の作業ケージ用吊下げ
装置の問題点を解決し、ワイヤロープどうしのからみ合
いによる摩耗を防止することによりワイヤロープの寿命
を延ばし、作業能率を改善するとともに作業コストを低
下させることが可能な作業ケージ用吊下げ装置を提供し
ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する作業
ケージ用吊下げ装置は、アームと、このアームの先端部
に水平方向に旋回可能に取付けられた旋回アームと、該
旋回アームを回転駆動する駆動機構と、該アームの先端
部の該旋回アームの取付位置よりも後方に水平方向に回
転可能に取付けられ、上下方向に少くとも2段のワイヤ
ロープ係合溝を有する第1のシーブと、該旋回アームに
おいてその回転中心よりも前方に水平方向に回転可能に
取付けられ、上下方向に少くとも2段のワイヤロープ係
合溝を有する該第1のシーブと等径の第2のシーブと、
一端がアーム基部側に設けられた巻取機に固定され他端
が作業ケージに固定され、かつ該第1のシーブと該第2
のシーブを介して繰出し、巻取りが行われる少くとも2
本の作業ケージ吊下げ用ワイヤロープとを備え、該ワイ
ヤロープは該第1のシーブと該第2のシーブとの間で交
差し、かつ該旋回アームの回転中心と該第1のシーブお
よび該第2のシーブの各回転中心との間の距離は等距離
となるように該旋回アーム、該第1のシーブおよび該第
2のシーブが位置ずけられていることを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】第1のシーブと第2のシーブを水平方向に回転
可能に取付け、かつ各シーブにそれぞれ上下方向に少く
とも2段のワイヤロープ係合溝を設けることによりワイ
ヤロープの一方を各シーブの上段の係合溝に係合させ、
他方は下段の係合溝に係合させることができるので、旋
回アームを一方向に旋回させても各ロープがからみ合う
ことはない。
【0011】第1のシーブと第2のシーブは等径であ
り、かつ旋回アームの回転中心と各シーブの回転中心と
の間の距離を等距離となるように旋回アームおよび各シ
ーブを配置し、さらに各ワイヤロープを第1のシーブと
第2のシーブとの間で交差させる構成により、旋回アー
ムが一方向に旋回した場合、各ワイヤロープの第1のシ
ーブと第2のシーブに対する巻付き角の和は常に一定と
なり、各ワイヤロープの繰出しまたは巻取り長さは相互
に等しいものとなる。したがって旋回アームの旋回位置
にかかわらず作業ケージを吊下げる各ワイヤロープの長
さは常に相互に等しいものとなり、各ワイヤロープの吊
下げ長さの不均衡により作業ケージが傾くおそれがな
い。
【0012】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の1実施例に
ついて説明する。図1〜図6は本発明の1実施例を示す
もので、図1は装置全体の概略を示す斜視図、図2はア
ームの先端部および旋回アームを示す縦断面図、図3、
図4は旋回アームの旋回位置に応じた第1のシーブおよ
び第2のシーブにおけるワイヤロープの巻付き状態を概
略的に示す平面図で図3は旋回アームが中立位置にある
時の状態を示し、図4は旋回アームが旋回位置にある時
の状態を示す図、図5は旋回アームの端末部を示す平面
図、図6は図5におけるB−B矢視図である。
【0013】作業ケージ用吊下げ装置1は、図1に示す
ように、四角筒状のアーム2を備える。本実施例におい
ては、アーム2は図7の従来装置と同様に、レール上を
走行する台車(図示せず)に旋回可能に装着されてお
り、またそのアームの基部は入子式となっていて伸縮が
可能であるが、これらの機構は従来のものと同様である
ので、図示と説明を省略する。なお、台車は無軌道のも
の、または固定旋回のものでもよい。
【0014】アーム2の先端部4はアーム本体5と別体
に製造されたものをフランジ部4aにおいてボルト止め
等によりアーム本体5のフランジ部5dに固着してなる
ものである。
【0015】アーム2の先端部4には旋回アーム3が旋
回可能に取付けられている。アーム先端部4は、図2に
示すように、上部突出部4b、下部突出部4cおよび基
部4dからなり、上部突出部4bと下部突出部4cの間
には開口部4eが形成されている。
【0016】旋回アーム3は、水平方向に延長するおお
むね四角筒状の旋回アーム本体6と、この旋回アーム本
体6を旋回可能にアーム先端部4に連結する連結部7
と、旋回アーム本体6の両端部に形成されたケージ吊下
げ部8を備えている。旋回アーム本体6の長さは吊下げ
られる作業ケージの長さに対応して設定されており、ケ
ージ吊下げ部8の長さは作業ケージの奥行きの寸法に対
応して設定されている。
【0017】旋回アーム3の連結部7は「コ」の字形断
面の連結部材7aを介して相互に連結された上部連結板
7bおよび下部連結板7cを備えている。上部連結板7
bは円柱状の中央突起部7dを有し、この中央突起部7
dはアーム先端部4の上部突出部4bに埋設された軸受
箱50に収納された軸受51を介してアーム先端部4に
回転可能に支持されている。
【0018】また下部連結板7cは後述の旋回アーム駆
動機構9の一部を構成するチェーンホィール10の軸部
10aに一体的に固着されている。この軸部10aは軸
受箱52に収納された軸受53を介してアーム先端部4
の下部突出部4cに回転可能に支持されている。
【0019】また上部連結板7bと下部連結板7cは旋
回アーム本体6を上下から挾持するようにして旋回アー
ム本体6に固着されている。
【0020】上部連結板7bの中央突起部7dとチェー
ンホィール10の軸部10aの各軸心は連結部7の回転
中心、したがって旋回アーム3の回転中心Oを形成す
る。
【0021】本実施例において旋回アーム3を回転駆動
する駆動機構9は、チェーンホィール10、このチェー
ンホィール10の半周(図2中チェーンホィール10の
左側半分)にわたってチェーンホィールに噛合するよう
にしてアーム先端部4の下部突出部4cの両側に延長す
るチェーン11、このチェーン11がピン止めされた角
棒12、この角棒12の基部にピン止めされたチェーン
(図示せず)、このチェーンが巻回されるチェーンホィ
ールおよびこのチェーンホィールを駆動するモータ(い
ずれも図示せず)からなるものである。
【0022】先端アーム4の開口部4e内には、上下の
シーブ支持板13、14が水平方向に延長するように基
部4dに固着されており、これらシーブ支持板13、1
4に固着された上下方向に延長するピン15には、軸受
16、17を介して、上下方向に1対のシーブ18、1
9が水平方向に回転可能に取付けられている。シーブ1
8、19は本発明の第1のシーブを構成する。
【0023】シーブ18は上下2段のワイヤロープ係合
溝18a、18bを有し、シーブ19も上下2段のワイ
ヤロープ係合溝19a、19bを有する。したがって第
1のシーブは上下方向に計4段の係合溝を有している。
シーブ18、19の取付位置は先端部4における旋回ア
ームの取付位置よりも後方である。
【0024】旋回アーム3の旋回アーム本体6内の中央
部には旋回アーム3の回転中心Oよりも前方に位置して
上下方向に延長するピン20が旋回アーム本体の上下の
板6a、6bに固着されており、このピン20には、軸
受21、22を介して上下方向に1対のシーブ23、2
4が水平方向に回転可能に取付けられている。シーブ2
3、24は第1のシーブ18、19と等径であり、本発
明の第2のシーブを構成する。
【0025】シーブ23は上下2段のワイヤロープ係合
溝23a、23bを有しシーブ24も上下2段のワイヤ
ロープ係合溝24a、24bを有する。したがって第2
のシーブは上下方向に計4段の係合溝を有している。
【0026】上記の構成において、旋回アーム3、第1
のシーブ18、19および第2のシーブ23、24は、
旋回アーム3の回転中心Oと第1のシーブ18、19の
回転中心間の距離が回転中心Oと第2のシーブ23、2
4の回転中心間の距離に等しくなるように位置ずけられ
ている。
【0027】アーム先端部4の基部4dには上下2段の
ワイヤロープ挿通用管路25、26が形成されており、
この管路25、26はアーム本体5内に設けられたワイ
ヤロープ挿通管路27、28に接続している。
【0028】旋回アーム本体6の両端部には、図5、図
6に示すように、水平方向に回転可能のシーブ30、3
0が設けられている。各シーブ30は図6に示すように
上下方向に配置された1対のシーブ31、32からな
る。各シーブ31、32は、旋回アーム本体6の上下の
板6a、6bに固着されたピン33に軸受34を介して
取付けられている。なお図6においてはシーブ31のみ
を断面にて示した。
【0029】旋回アーム本体6の両端部に旋回アーム本
体6と直交するように形成された作業ケージ吊下げ部8
には旋回アーム本体6をはさんで両側にシーブ35、3
6が垂直面内に回転可能に、かつその回転軸が旋回アー
ム本体6の長手方向と並行になるようにして吊下げ部8
の側壁に固着されたピン37、38に軸受(図示せず)
を介して取付けられている。
【0030】シーブ35は上段のシーブ31に対応し、
シーブ36は下段のシーブ32に対応して設けられてい
るため、図6から明らかなように、シーブ35はシーブ
36よりも上方に配置されている。
【0031】本実施例においては、作業ケージ吊下げ用
ワイヤロープとして4本のワイヤロープ40a、40
b、42a、42bが用いられる。これらのワイヤロー
プの一端は巻取機に固定され他端は作業ケージに固定さ
れる。このうちワイヤロープ40a、40bは各上下2
段のシーブの組の中上段のシーブ18、23を介して図
1中右側のシーブ31、32に供給され、右側のシーブ
35、36を介して作業ケージに連結される。またワイ
ヤロープ42a、42bは下段のシーブ19、24を介
して図1中左側のシーブ31、32に供給され、左側の
シーブ35、36を介して作業ケージに連結される。
【0032】より詳しく説明すると、巻取機から繰出さ
れたワイヤロープ40a、40bは図1、図3に示すよ
うに、アーム本体5からアーム先端部4内の第1のシー
ブの中上段のシーブ18の係合溝18a、18bに図3
中右側において巻付くようにして係合した後第2のシー
ブの中上段のシーブ23の係合溝23a、23bに図3
中左側に巻付くようにして係合する。次にワイヤロープ
40aはシーブ23の係合溝23aから旋回アーム本体
6の図1中右端側のシーブ30の中上段のシーブ31に
至り、図5中上側シーブ31に巻付くようにして同シー
ブ31に係合した後シーブ35に至り、図6に示すよう
にシーブ35を介して下方の作業ケージに連結される。
【0033】またワイヤロープ40bはシーブ23の係
合溝23bから旋回アーム本体6の図1中右端側のシー
ブ30の中下段のシーブ32に至り、図5中下側からシ
ーブ32に巻付くようにして同シーブ32に係合した後
シーブ36に至り、図6に示すようにシーブ36を介し
て作業ゲージに連結される。
【0034】また、巻取機から操出されたワイヤロープ
42a、42bは図1、図3に示すように、アーム本体
5からアーム先端部4内の第1のシーブの中下段のシー
ブ19の係合溝19a、19bに図3中左側において巻
付くようにして係合した後第2のシーブの中下段のシー
ブ24の係合溝24a、24bに図3中右側に巻付くよ
うにして係合する。したがって、図3に示す旋回アーム
3の中立位置においては、上側のワイヤロープ40a、
40bと下側のワイヤロープ42a、42bは旋回アー
ム3の回転中心O上において交差する。次にワイヤロー
プ42aはシーブ24の係合溝24aから旋回アーム本
体6の図1中左端側のシーブ30の中上段のシーブ31
に至り、上側シーブ31に巻付くようにして同シーブ3
1に係合した後シーブ35に至り、シーブ35を介して
下方の作業ゲージに連結される。
【0035】またワイヤロープ42bはシーブ24の係
合溝24bから旋回アーム本体6の図1中左端側のシー
ブ30の中下段のシーブ32に至り、シーブ32に巻付
くようにして同シーブ32に係合した後シーブ36に至
り、シーブ36を介して作業ゲージに連結される。
【0036】次に上記装置の動作について説明する。旋
回アーム3が中立位置(非旋回位置)にある図3に示す
状態では、ワイヤロープ40a、40bは旋回アーム3
の回動中心Oにおいてワイヤロープ42a、42bと交
差している。
【0037】装置各部におけるワイヤロープ40a、4
0b、42a、42bの状態は上述のとおりである。
【0038】今旋回アーム3が図3の中立位置から図4
に示すように反時計方向に回動すると、ワイヤロープ4
0a、40bとワイヤロープ42a、42bの交差点
は、旋回アーム3の回転中心Oから外れる。第1のシー
ブ18、19と第2シーブ23、24は等径であり、か
つ旋回アーム3の回転中心Oと各シーブ18、19およ
び23、24の回転中心との間の距離が等距離となるよ
うに旋回アーム3および各シーブ18、19、23、2
4が配置されているので、各ロープの第1のシーブと第
2のシーブに対する巻付き角の和は常に一定となり、旋
回アーム3が旋回してもこの関係は変らない。したがっ
て各ワイヤロープの繰出しまたは巻取り長さは相互に等
しいものとなる。これをワイヤロープ40a、40bに
ついて見ると、図4の状態において第1のシーブである
シーブ18における巻付き角は減少するが第2のシーブ
であるシーブ23における巻付き角がその分増加し、シ
ーブ18とシーブ23における巻付き角の和は一定であ
る。またワイヤロープ42a、42bについて見ると、
第1のシーブであるシーブ19における巻付き角は増加
するが第2のシーブであるシーブ24における巻付き角
がその分減少するので、シーブ19とシーブ24におけ
る巻付き角の和は一定である。したがってこの状態で各
ワイヤロープを繰出すか巻取ると、ワイヤロープ40
a、40bとワイヤロープ42a、42bの繰出しまた
は巻取り長さは相互に等しいものとなる。
【0039】
【変更例】上記実施例は本発明を4本吊りの作業ケージ
用の吊下げ装置に適用したものであるが、本発明は4本
吊りに限らず2本吊りの吊下げ装置および4本を越える
本数のワイヤロープを使用する吊下げ装置にも適用する
ことができる。
【0040】上記実施例において、旋回アームの回転駆
動機構としてチェーン駆動による機構を使用している
が、これに限らず、たとえばギアードモーターによる駆
動、ワイヤロープ駆動等他の駆動機構を用いてもよい。
【0041】上記実施例において、第1のシーブおよび
第2のシーブはそれぞれ別個のシーブ18、19および
23、24により構成されているが、第1のシーブおよ
び第2のシーブをそれぞれ一体のシーブで構成してもよ
い。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、第
1のシーブと第2のシーブを水平方向に回転可能に取付
け、かつ各シーブにそれぞれ上下方向に少くとも2段の
ワイヤロープ係合溝を設けることによりワイヤロープの
一方を各シーブの上段の係合溝に係合させ、他方は下段
の係合溝に係合させることができるので、旋回アームを
一方向に旋回させても各ロープがからみ合うことはな
い。
【0043】また、第1のシーブと第2のシーブは等径
であり、かつ旋回アームの回転中心と各シーブの回転中
心との間の距離を等距離となるように旋回アームおよび
各シーブを配置し、さらに各ワイヤロープを第1のシー
ブと第2のシーブとの間で交差させる構成により、旋回
アームが一方向に旋回した場合、各ワイヤロープの第1
のシーブと第2のシーブに対する巻付き角の和は常に一
定となり、各ワイヤロープの繰出しまたは巻取り長さは
相互に等しいものとなる。したがって旋回アームの旋回
位置にかかわらず作業ケージを吊下げる各ワイヤロープ
の長さは常に相互に等しいものとなり、各ワイヤロープ
の吊下げ長さの不均衡により作業ケージが傾くおそれが
ない。
【0044】本発明によれば、作業ケージを4本吊りす
る場合でも1本のアームで実施することができるので従
来の2本アームを使用する装置に比べて作業能率も良く
装置の製造コストも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の全体を概略的に示す斜視図
である。
【図2】アームの先端部および旋回アームの一部を示す
縦断面図である。
【図3】旋回アームが中立位置にある時のワイヤロープ
の巻付き状態を示す平面図である。
【図4】旋回アームが旋回位置にある時のワイヤロープ
の巻付き状態を示す平面図である。
【図5】旋回アームの端末部を示す平面図である。
【図6】図5におけるB−B矢視図である。
【図7】従来の吊下げ装置の1例を示す図である。
【図8】従来の吊下げ装置の旋回アームを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 吊下げ位置 2 アーム 3 旋回アーム 4 アーム先端部 18,19 第1のシーブ 23,24 第2のシーブ 40a,40b,42a,42b ワイヤロープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームと、 このアームの先端部に水平方向に旋回可能に取付けられ
    た旋回アームと、 該旋回アームを回転駆動する駆動機構と、 該アームの先端部の該旋回アームの取付位置よりも後方
    に水平方向に回転可能に取付けられ、上下方向に少くと
    も2段のワイヤロープ係合溝を有する第1のシーブと、 該旋回アームにおいてその回転中心よりも前方に水平方
    向に回転可能に取付けられ、上下方向に少くとも2段の
    ワイヤロープ係合溝を有する該第1のシーブと等径の第
    2のシーブと、 一端がアーム基部側に設けられた巻取機に固定され他端
    が作業ケージに固定され、かつ該第1のシーブと該第2
    のシーブを介して繰出し、巻取りが行われる少くとも2
    本の作業ケージ吊下げ用ワイヤロープとを備え、 該ワイヤロープは該第1のシーブと該第2のシーブとの
    間で交差し、かつ該旋回アームの回転中心と該第1のシ
    ーブおよび該第2のシーブの各回転中心との間の距離は
    等距離になるように該旋回アーム、該第1のシーブおよ
    び該第2のシーブが位置ずけられていることを特徴とす
    る作業ケージ用吊下げ装置。
  2. 【請求項2】 該アームは台車の上部に取付けられ、該
    巻取機は該台車内に配置されていることを特徴とする請
    求項1記載の作業ケージ用吊下げ装置。
  3. 【請求項3】 該第1のシーブおよび該第2のシーブは
    それぞれ4段のワイヤロープ係合溝を有し、該アームは
    1本のみ装備されたことを特徴とする請求項1または2
    記載の作業ケージ用吊下げ装置。
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