JPH06233107A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06233107A
JPH06233107A JP5041891A JP4189193A JPH06233107A JP H06233107 A JPH06233107 A JP H06233107A JP 5041891 A JP5041891 A JP 5041891A JP 4189193 A JP4189193 A JP 4189193A JP H06233107 A JPH06233107 A JP H06233107A
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JP
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memory
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JP5041891A
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Masaya Kondo
正弥 近藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ダイレクト送信時においても、送信結果レポ
ートへの必要な部分の送信原稿の画像データを付加やエ
ラー再送信の処理等を行なうことができるファクシミリ
装置を提供することを目的とする。 【構成】 ダイレクト送信時において、送信画像データ
を送信制御すると同時に、送信画像データを画像メモリ
に蓄積する手段を設けることにより、送信結果レポート
への送信原稿の画像データを付加や、エラー再送信の処
理等も行なうことが可能とする。また、送信原稿の画像
データを付加した送信結果レポート出力制御において、
送信原稿の中から予め選択する手段を設けることによ
り、画像データを付加した送信結果レポートに、必要な
部分を抜粋した画像データのみを付加することが可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像メモリを有するフ
ァクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイレクト送信は、送信原稿を読
み取りながら送信を行なうため、送信画像データを画像
メモリを介さず送信を行なっている。また、送信原稿の
画像データを付加した通信結果レポートとして、送信原
稿の先頭ページの画像データを付加するようにしたもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ダイレクト送信画像を画像メモリに蓄積して
いないため、送信終了後に出力する送信結果レポート
に、送信原稿の画像データを付加することはできなかっ
た。また、送信時に通信エラーが生じた際、自動的に再
送信を行なうエラー再送信の処理等を行なうことができ
なかった。
【0004】また、送信原稿の画像データを付加した通
信結果レポートに、送信原稿の中から必要な部分を抜粋
した画像データを付加することはできなかった。
【0005】したがって、メモリ送信を行う場合に得ら
れる上述のような各種の機能が、ダイレクト送信では得
られないという欠点があった。
【0006】本発明は、ダイレクト送信時においても、
送信結果レポートへの必要な部分の送信原稿の画像デー
タを付加やエラー再送信の処理等を行なうことができる
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ダイレクト送
信時において、送信画像データを送信制御すると同時
に、送信画像データを画像メモリに蓄積する手段を設け
ることにより、送信結果レポートへの送信原稿の画像デ
ータを付加や、エラー再送信の処理等も行なうことが可
能となる。
【0008】また、本発明は、送信原稿の画像データを
付加した送信結果レポート出力制御において、送信原稿
の中から予め選択する手段を設けることにより、画像デ
ータを付加した送信結果レポートに、必要な部分を抜粋
した画像データのみを付加することが可能となる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例におけるファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0010】システム制御部(CPU)101は、装置
全体を制御するものであり、ROM102は、CPU1
01の制御プログラム等を格納するものである。また、
操作部103は、キーボード等で構成され、オペレータ
が各種入力操作を行うためのものであり、表示部104
は、LCD等で構成され、各種表示を行う。
【0011】ワークメモリ105は、SRAM等で構成
され、プログラム制御変数等を格納するものであり、登
録メモリ106は、SRAM等で構成され、オペレータ
が登録した設定値や装置の管理データ等を格納するもの
である。また、この登録メモリ106は、電池でバック
アップされているので、装置の電源をOFFしてもその
状態は保持されている。
【0012】画像メモリ107は、DRAM等で構成さ
れ、画像データを蓄積するものであり、アスキーバッフ
ァ128は、SRAM等で構成され、レポートデータを
アスキーデータとして作成、格納しておくものである。
また、CG129は、アスキーデータを生のイメージデ
ータに変換する機能を有する。
【0013】通信部108は、モデム等で構成され、N
CU(網制御装置)から構成される網制御部109を介
し、回線を通して相手通信装置との間で画情報のやり取
りを行うものである。読取部110は、CCDイメージ
センサ、原稿搬送機構、画像処理デバイス等で構成さ
れ、原稿を光学的に読み取って電気的な画像データに変
換し、さらにそれに補正処理を施して高精細な画像デー
タを出力する。
【0014】通信用符号化復号化処理部(通信用コーデ
ック)111および読取/記録用符号化復号化処理部
(読取/記録用コーデック)121は、ファクシミリ装
置で扱う画像データの符号化復号化処理を行う。この通
信用符号化復号化処理部111および読取/記録用符号
化復号化処理部121は、互いに同様の構成であり、以
下の4つのブロックと生のイメージデータを格納してお
くためのラインバッファ116、126を有して構成さ
れる。
【0015】スキャナ処理部112、122は、読取部
110の出力する画像データ1ラインを取り込み、ライ
ンバッファ116、126に格納する。なお、スキャナ
処理部112、122と読取部110は、シリアルのデ
ータ線によりデータ転送を行っている。
【0016】エンコーダ113、123は、ラインバッ
ファ116、126に格納されている生の画像ラインデ
ータを符号化(MH、MR、MMR等)してデータバス
130に出力する。また、デコーダ114、124は、
データバス130より符号化されたデータ(MH、M
R、MMR等)を受け取り、復号化してラインバッファ
116、126に格納する。
【0017】プリンタ処理部115は、ラインバッファ
116に格納されている複号化された画像ラインデータ
をLBPコントローラ117に転送する。なお、本処理
は、通信用符号化復号化処理部111でも行うことは可
能であるが、通信用であるため記録制御は行っていな
い。
【0018】LBPコントローラ117は、読取/記録
用符号化復号化処理部121内のプリンタ処理部125
より画像ラインデータを受け取り、それをLBP118
に転送する。また、CPU101からのコマンドをLB
P118に転送したり、逆にLBP118からのステー
タスを受け取り、それをCPU101に転送したりす
る。さらに、LBP118へのデータ転送が停滞なく行
われるようラインバッファを内蔵している。
【0019】LBP118は、LBPコントローラ11
7より画像データを受け取り、印字を行う。なお、印字
のための記録紙は、カセット1、カセット2およびカセ
ット3のいずれかより給紙される。また、カセット1、
カセット2およびカセット3のいずれかを選ぶかは、C
PU101からのコマンドにより決定される。現在装着
されている各カセットのサイズおよび記録紙の有無をス
テータスで受け取ることができる。
【0020】DMAコントローラ127は、CPU10
1を介さずに画像メモリ107と通信用符号化復号化処
理部111および読取/記録用符号化復号化処理部12
1との間の画像データの転送を制御するものであり、デ
ータバス130は、CPU101と各回路とをつなぐも
のである。
【0021】次に、図2に従い、画像メモリ107の管
理情報について説明する。
【0022】画像メモリ107の管理情報は、画像メモ
リ107内に画像データを格納しておくのに必要な管理
情報で登録メモリ106内に置かれる。
【0023】画像管理レコード201〜203は、1回
の通信毎に1つ生成され、画像メモリ107内の通信画
像データを管理する。それに含まれる項目としては、フ
ァイルの属性を示す受信、送信、代行受信等のモード
(なお、メモリ送信、メモリコピー等の場合も同様の属
性を有するものとして取り扱う)や、第1ページのペー
ジ管理レコードへのポインタ等がある。
【0024】ページ管理レコード204〜208は、1
ページ通信する毎に生成され、画像メモリ107内の通
信画像データ1ページ分を管理するものである。このペ
ージ管理レコード204〜208に含まれる項目として
は、モード(符号化方式、主走査幅、副走査方向密度
等)やページ番号、次ページのページ管理レコードへの
ポインタ、第1メモリブロック番号等がある。前記の蓄
積時に計数したライン数もここに格納される。また、最
終ページのページ管理レコードへのポインタの部分は、
終了コード(NULL)がセットされる。
【0025】ここで、ページ確定コードは、当該ページ
が確定したか否か、すなわち、通信画像データを画像メ
モリ107に蓄積が完了したか否かを示すものである。
【0026】1ページ通信または読取後、次ページのた
めのページ管理レコード204を作成し、前記のポイン
タで2つのページ管理レコード204を連結しておく。
その際、ページ確定コードは画像データがまだ格納され
ていないので、そのことを示すためのOFFというコー
ドをセットしておく。
【0027】そして、次ページの画像データを画像メモ
リ107に蓄積し終えたところで、ページ確定コード
に、そのことを示すONというコードをセットする。
【0028】メモリブロック番号とは、画像メモリ10
7をある一定サイズごとのブロックに分割した際の通し
番号で、この番号とブロックサイズからCPU101の
システム内における物理的なアドレスを算出できるよう
になっている。
【0029】ブロック管理テーブル209は、画像メモ
リ107内の通信画像データ1ページを構成するメモリ
ブロックの番号情報が格納されている。
【0030】前記ブロック管理テーブルには、テーブル
の先頭からメモリブロック0番、1番、2番・・・とい
う具合に、各メモリブロックに対して静的にエリアが割
り振られている。各エリアには次ブロックのエリアへの
ポインタが格納されており、最終ブロックのエリアには
終了コード(NULL)がセットされる。
【0031】ブロック管理テーブル209の先頭から空
きエリアを検索することで、画像メモリ107内の未使
用のメモリブロックを得ることができる。画像メモリ1
07内の画像データ1ページ分を読み出す際には、ペー
ジ管理レコード204より第1ブロック番号情報を得、
ブロック管理テーブル内の当該ブロックのエリアからポ
インタで順にたどって行けば、1ページ分のデータを得
ることができる。
【0032】次に、従来のダイレクト送信制御およびメ
モリ送信制御の動作について簡単に説明する。
【0033】ダイレクト送信は、画像メモリを介さず送
信制御を行う送信方式である。まず、送信原稿を読取部
110により読み取り、その画像データをシリアルのデ
ータ線を用い、通信用符号化復号化処理部111のスキ
ャナ部112を介し、ラインバッファ116に転送す
る。次に、前記の画像データをエンコーダ部113を用
い符号化し、符号化された画像データをデータバス13
0により、通信部108に転送し、順次網制御部109
を介し、送信画像データを送信する。
【0034】また、メモリ送信は、画像メモリに一旦送
信画像データを読み込み、読み込み終了後、送信を開始
する方式である。まず、送信原稿を読取部110により
読み取り、その画像データをシリアルのデータ線を用
い、読取/記録用符号化復号化処理部121のスキャナ
部122を介し、ラインバッファ126に転送する。次
に、前記の画像データをエンコーダ部123を用い符号
化し、符号化された画像データをデータバス130によ
り、画像メモリ107に蓄積する。蓄積終了後、送信制
御を開始し、画像メモリ107より画像データを順次通
信用符号化復号化処理部111のデコーダ部114に転
送し、復号化した画像データをラインバッファ116に
格納する。この復号化された画像データを、送信モード
にみあうモードに、エンコーダ部113を用い符号化
し、符号化された画像データを通信部108に転送し、
順次網制御部109を介し、送信画像データを送信す
る。
【0035】次に、本実施例におけるダイレクト送信制
御について説明する。
【0036】まず、本実施例におけるダイレクト送信制
御の動作概略について説明する。本実施例のダイレクト
送信制御は、送信原稿の送信画像データの送信制御を行
う送信制御部と、送信画像データを画像メモリに蓄積す
るメモリ蓄積制御部を有している。送信制御部は通信用
符号化復号化処理部111を用いて制御を行い、メモリ
蓄積制御部は、読取/記録用符号化復号化処理部121
を用いて制御を行っている。それぞれの符号化復号化処
理部は、同期して動作している。本実施例において送信
制御部は、前述の従来のダイレクト送信制御を行い、メ
モリ蓄積制御部は、前述のメモリ送信制御のメモリ蓄積
制御を行うものである。
【0037】以下、図3のフローチャートに従い、本実
施例のダイレクト送信制御について詳細に説明する。
【0038】まず、ダイレクト送信制御を行う際の通信
画像データを管理する前記画像管理レコード201を確
保する(S301)。
【0039】次に、通信を行う際の、副走査線密度、主
走査幅、符号化方式などの通信モードの設定を行う(S
302)。通信モードは、自機の送信モードと、通信先
の相手機の通信能力を比較し、決定されるものである。
ここで決定された通信モードに従い、読取部110の読
取用のモータ、通信部108のモデムなどの各種ハード
ウェアおよびソフトウェアの設定を行う。
【0040】そして、この通信モードの設定終了後、読
取/記録符号化復号化処理部121のモード設定を行う
(S303)。読取/記録用符号化復号化処理部121
は、前記メモリ蓄積制御を行うものであり、送信原稿の
画像データを等倍で画像メモリ107に蓄積する。な
お、メモリに蓄積する際の符号化方式は、MMRで行う
ものとする。
【0041】次に、通信用符号化復号化処理部111の
モード設定を行う(S304)。通信用符号化復号化処
理部111は、前記通信制御を行うものであり、送信原
稿の画像データを、S302において決定された前記通
信モードで送信制御を行うものである。なお、送信画像
データの縮小制御は、主走査方向は、通信用符号化復号
化処理部111で行い、副走査方向は、読取部110の
読取モータの動作ステップ数を変更することにより行わ
れるものである。これらの縮小制御は、予め縮小設定を
行う必要があり、主走査方向はS304で、副走査方向
はS302で、それぞれ設定されるものである。
【0042】通信を行うための各設定の終了後、1ペー
ジの前記ページ管理204を確保する。前記ページ管理
レコード204に格納されるモードは、符号化方式、主
走査幅、副走査方向密度等であり、これらのモードは、
S302において設定された通信モードにより設定され
るものである。なお、ページ管理レコード204を確保
する際、画像メモリ107に蓄積するのに必要な、画像
メモリ107内の前記メモリブロックも同時に確保する
ものとする。
【0043】次に、画像データの送信制御を開始する。
まず、1ラインの画像データを読取部110により読み
取る(S306)。読み取られた1ラインの画像データ
は、シリアルのデータ線を介して、通信用符号化復号化
処理部111および読取/記録用符号化復号化処理部1
21のスキャナ部112、122から、それぞれのライ
ンバッファ116、126に同時に格納される。
【0044】そして、各ラインバッファ116、126
に画像データを格納した後、前記送信制御が行われる
(S307)。送信制御は、通信用符号化復号化処理部
111により行われ、S304で設定されたモードに従
い、ラインバッファ116に格納された画像データを符
号化する。符号化された画像データは、データバス13
0を介して、通信部108内の通信用バッファに転送さ
れる。通信用バッファに格納された、符号化画像データ
は、順次通信部108内のモデムを介し、網制御部10
9より通信相手先へと送信される。
【0045】前記送信制御と同時に、前記メモリ蓄積制
御が行われる(S308)。メモリ蓄積制御は、読取/
記録用符号化復号化処理部121により行われ、S30
3で設定されたモードに従い、ラインバッファ126に
格納された画像データを符号化する。符号化されたモー
ドに従い、ラインバッファ126に格納された画像デー
タを符号化する。符号化された画像データはデータバス
130を介し、予め確保された画像メモリ107内の前
記メモリブロックに順次蓄積される。
【0046】1ラインの送信制御およびメモリ蓄積制御
終了後、通信エラーが発生したか否かの判定を行う(S
309)。通信エラーが発生した場合は、通信制御を中
断し、通信エラーフラグをセットし(S313)、ダイ
レクト送信制御を終了する。また、S309において、
通信エラーが発生していない場合は、S310に移行
し、ダイレクト送信制御を継続する。S310におい
て、1ページの送信制御が終了したか否かの判定を行
い、終了していない場合は、S306に移行し、次ライ
ンのダイレクト送信制御を行う。
【0047】そして、1ページの送信制御が終了した場
合には、次ページの有無の判定を行い(S311)、次
ページがある場合は、S302に移行し、次ページのダ
イレクト送信制御を行う。また、次ページがない場合
は、正常にダイレクト送信が終了したと判断し、通信エ
ラーフラグをリセットし(S312)、ダイレクト送信
制御を終了する。
【0048】次に、図4のフローチャートに従い、ダイ
レクト送信におけるエラー再送信制御について説明す
る。エラー再送信制御とは、通信エラーが発生し、送信
制御が中断された場合、自動的に同一の相手先にリダイ
ヤルし、再度送信制御を行うものである。本実施例にお
けるエラー再送信制御は、通信エラーが発生したページ
以降の送信原稿を再送信制御を行うものとする。なお、
エラー再送信制御は、前記通信エラーフラグがセットさ
れている場合にのみ行われるものである。
【0049】エラー再送信も送信の一部であることか
ら、まず画像管理レコード201を確保する(S40
1)。次に、通信モードの設定を行う。なお、ここでの
通信モードの設定は、上記S302〜S304の設定と
同様の設定を行うものである。
【0050】そして、通信モードの設定終了後、1ペー
ジ目のページ管理レコード204を確保する。以上の処
理は、ダイレクト送信制御と同様の制御である。
【0051】次に、ダイレクト送信制御の画像管理情報
より、エラーページのページ管理レコード204を検索
する(S404)。エラーページのページ管理レコード
204には、エラーページの画像データが格納されてい
る前記メモリブロックのポインタが格納されている。こ
のメモリブロックのポインタを確保したページ管理レコ
ード204につなぐことにより(S405)、エラーペ
ージの1ライン目の画像データから再送信制御すること
が可能となる。
【0052】エラーページの画像メモリを確保した後、
エラー再送信のダイレクト送信制御を開始する。まず、
エラーページの画像データであるエラー画像データを画
像メモリ107内のメモリブロックから、1ライン分の
エラー画像データをデータバス130を介して通信用符
号化復号化処理部111のデコーダ部114に転送して
復号処理を行い、ラインバッファ116に格納する(S
406)。
【0053】復号化されたエラー画像データは、S40
2で設定された通信モードに従い、通信用符号化復号化
処理部111のエンコード部113により符号化され、
前述の送信制御が行われる(S407)。エラーページ
の画像データは、既に画像メモリに格納されているた
め、前述のメモリ蓄積制御は行われないものとする。
【0054】次に、エラー画像データの送信が終了した
か否かの判定を行い(S408)、終了していない場合
は、S406に移行し、エラーページ画像の送信制御を
継続する。
【0055】通信エラーは、ページ途中で生じる場合が
あるため、エラーページは、すでにメモリに格納されて
いるエラー画像データと、まだ読取制御が行われていな
い画像データにより、構成されている。このため、エラ
ー画像の送信制御の終了と同時に、まだ読取制御の行わ
れていない、画像データのダイレクト送信制御が必要に
なる。このため、S408におてエラー画像データの送
信制御終了と判断された場合、まだ読取制御の行われて
いないエラーページの画像データの1ラインの読取制御
を行う(S409)。なお、この読取制御は、前記ダイ
レクト送信制御のS306で行われるものと同様の制御
である。
【0056】1ラインの読取制御終了後、そのラインの
ダイレクト送信制御を行う(S410)。このダイレク
ト送信制御は、前記S307における送信制御と、前記
S308におけるメモリ蓄積制御が含まれるものであ
る。なお、メモリ蓄積制御において、画像データのメモ
リ蓄積は、エラー画像データが格納されている前記メモ
リブロックに引き続き格納されるものとする。
【0057】次に、エラーページの1ページの送信制御
の終了の判断を行い(S411)、終了していない場合
は、S409に移行し、引き続き画像データのダイレク
ト送信制御を行う。
【0058】また、エラーページの送信制御が終了した
場合、次ページの有無の判断を行い(S412)、次ペ
ージがない場合は、エラー再送信制御を終了する。次ペ
ージがある場合は、前記ダイレクト送信制御と同様に、
次ページの前記ページ管理レコード204を確保し(S
413)、前記通信モードの設定を行った上で(S41
4)、S409に移行し、ダイレクト送信制御を継続す
る。
【0059】次に、図5のフローチャートに従い、本実
施例における送信結果レポートの出力制御について説明
する。本実施例における送信結果レポートは、送信結果
(送信開始時刻、相手先、通信モード、通信結果等)を
示すレポート部と、送信原稿の1ページ目の画像データ
の一部を示す画像部より構成されるものである。なお、
送信結果レポートは、前記レポート部と前記画像部を結
合し、1枚の記録紙に出力されるものとする。
【0060】まず、送信結果レポートも画像データとし
て扱われるため、送信結果レポート用の画像管理レコー
ド210を確保する(S501)。次に、前記通信モー
ドと同様に記録モードを設定し(S502)、記録モー
ド設定後、記録モードに従い、読取/記録符号化復号化
処理部121の動作モード設定を行う(S503)。こ
こでのモード設定は、記録制御に必要な記録時の記録紙
サイズ、副走査線密度などの設定を行うものである。
【0061】次に、記録モードの設定終了後、送信結果
レポートに対応する送信の画像管理レコード201を検
索する(S504)。この画像管理レコード201に
は、送信結果および送信画像データを得るために必要な
情報が格納されている。
【0062】次に、送信結果レポートを作成するため
に、ページ管理レコード204を確保し(S505)、
送信結果レポートの前記レポート部の作成を開始する
(S506)。レポート部の作成は、S504で検索し
た画像管理レコード201の送信結果情報より、予め定
められたフォーマットに従い、まずレポート部作成用の
データを作成する。このデータを、文字列に置換し、A
SCIIバッファ128に文字データとして格納し、こ
の文字データをCG(キャラクタジェネレータ)129
を用い、イメージデータに展開する。
【0063】このイメージデータは、読取/記録用符号
化復号化処理部121のスキャナ処理部122を介して
ラインバッファ126に格納し、デコーダ124により
符号化し、画像データとして画像メモリ107内のメモ
リブロックに蓄積される。
【0064】次に、レポート部の画像データへの展開終
了後、記録制御を開始する(S507)。まず、S50
6において、作成したレポート部の1ライン分の画像デ
ータを、画像メモリ107より読取/記録用符号化復号
化処理部121のデコーダ124で復号化し、ラインバ
ッファ126に格納する。この復号化されたデータは、
順次プリンタ部125を介して、LBPコントローラ1
17に転送され、LBP118において、レポート部の
1ラインの記録を行う(S508)。そして、レポート
部の出力の終了を判定し(S509)、終了していない
場合は、S508に移行し、レポート部の記録制御を継
続する。
【0065】次に、レポート部の記録制御終了と同時
に、前記画像部の出力制御を行う。画像部の出力制御
は、通信結果レポートの画像データが格納されているメ
モリブロックへのポインタを、レポート部の画像データ
から画像部の画像データにつなぎかえることにより行っ
ている(S510)。メモリブロックの切り替えは、送
信結果レポートで管理されているメモリブロックのポイ
ンタを、S504で検索した画像管理レコード201か
ら定められるメモリブロックのポインタに書き換えるこ
とにより行っている。
【0066】画像部への切り替え処理の終了後、画像部
の1ライン分の画像データの記録制御を行う(S51
1)。なお、画像部の記録制御は、S508のレポート
部の記録制御と同様に行われる。
【0067】次に、画像部の出力制御の終了を判定し
(S412)、出力制御が終了しない場合は、S510
に移行し、画像部の記録制御を継続する。なお、画像部
の出力制御の終了の判定は、画像部の画像データの終了
と、1ページの記録制御の終了のいずれかにより行われ
るものである。
【0068】そして、画像部の記録制御が終了した場合
は、通信結果レポートの出力制御を終了する。
【0069】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0070】前記第1実施例は、符号化復号化処理部を
有するシステム構成であるが、この限りではなく、符号
化および復号化処理をシステム制御部(CPU)101
で行うことも可能である。また、第1実施例におけるダ
イレクト送信制御において、送信原稿の画像データの全
ページを画像メモリ107に蓄積していたが、この限り
ではなく、先頭ページと送信中ページのみを画像メモリ
107に蓄積しても構わない。
【0071】以下、図6のフローチャートに従い、簡略
化したシステムにおけるダイレクト送信制御について説
明する。
【0072】この第2実施例における簡略化したシステ
ムとは、符号化復号化処理部は使用せず、システム制御
部により符号化および復号化の処理が行われるものとす
る。また、画像メモリも小容量のものが使用されている
ものとする。つまり、この第2実施例におけるメモリ蓄
積制御は、小容量の画像メモリを有効に利用するため、
前記第1実施例と異なる制御を行っている。
【0073】また、蓄積された画像メモリは、エラー再
送信および送信結果レポートに利用されるものである。
エラー再送信制御においては、エラーページのみを画像
メモリ107内に蓄積しておけば、エラー再送信制御が
可能となる。また、送信結果レポートに付加する画像デ
ータは、先頭ページの画像データを付加しているため、
先頭ページのみを画像メモリに蓄積しておけば、送信結
果レポート出力制御が可能となる。このため、第2実施
例では、先頭ページおよびエラーページの2ページのみ
を画像メモリ107内に蓄積する制御を行うものとす
る。
【0074】まず、前記画像管理レコード201を確保
し(S601)、通信モードを設定後(602)、前記
ページ管理レコードを確保する(S603)。この一連
の制御は、第1実施例における制御と同様に行われるも
のである。
【0075】次に、1ページの送信制御終了後、蓄積さ
れた画像メモリを解放するか否かを判定するための、画
像メモリ解放フラグをリセットする(S604)。この
画像メモリ解放フラグがセットされている場合は、1ペ
ージの送信制御終了後、メモリ蓄積制御により、蓄積さ
れた画像メモリを消去されるものである。S604にお
いて、画像メモリ解放フラグをリセットしているのは、
先頭ページの蓄積された画像データを保存しておくため
である。
【0076】そして、各設定の終了後、1ラインのダイ
レクト送信制御を開始する。まず、読取部110によ
り、1ラインの画像データの読取制御を行う(S60
5)。
【0077】次に、読み取られた画像データの送信制御
を行う(S606)。この第2実施例におけるシステム
は、符号化復号化処理部が使用されないため、読み取ら
れた画像データは、システム制御部101により符号化
処理が行われ、送信制御が行われる。
【0078】この送信制御において、符号化された画像
データは通信部108内の通信用バッファに格納され
る。このとき同時に、画像データ107内の前記メモリ
ブロックに、通信用バッファと同じデータを格納するこ
とにより、メモリ蓄積制御が行われる(S607)。
【0079】そして、1ラインのダイレクト送信制御終
了後、通信エラーが発生したか否かを判定し(S60
8)、通信エラーが発生した場合は、第1実施例と同様
にエラー処理を行った上で、ダイレクト送信制御を終了
する。
【0080】また、通信エラーが発生していない場合
は、1ページの送信制御の終了を判断する(S60
9)。終了していない場合は、S605に移行し、ダイ
レクト送信制御を継続する。
【0081】また、1ページのダイレクト送信制御終了
後、前記画像メモリ解放フラグの判断を行う(S61
0)。そして、画像メモリ解放フラグがセットされてい
る場合は、メモリ蓄積制御により画像メモリ107内に
蓄積された画像メモリの消去を行う(S611)。この
画像メモリの消去は、ダイレクト送信制御が終了したペ
ージの前記ページ管理レコード204で管理されている
前記メモリブロックへのポインタをNULLに書き換え
ることにより行うものである。
【0082】そして、画像メモリの解放制御終了後、前
記画像メモリ解放フラグをセットする(S612)。こ
こで画像メモリ解放フラグをセットするのは、2ページ
目以降に対して、蓄積された画像メモリのメモリ解放を
行うためである。なお、通信エラーが生じたエラーペー
ジは、画像メモリの解放制御を行わず、ダイレクト送信
制御を終了するため、画像メモリ107に保存されたま
まとなる。
【0083】そして、次ページがある場合は、S602
に移行し、次ページのダイレクト送信制御を継続し、次
ページがない場合は、ダイレクト送信制御を終了する
(S613)。
【0084】このダイレクト送信制御終了後、エラー再
送信制御および送信結果レポート出力制御を行う場合、
それぞれ前記第1実施例と同様の制御により行われるも
のとする。
【0085】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0086】上記実施例において、送信原稿の画像デー
タを付加した送信結果レポートの出力制御において、送
信原稿の先頭ページの画像データを付加していたが、こ
れに限られるものではない。
【0087】また、送信原稿の画像データを付加した送
信結果レポート出力制御において、送信原稿の中から予
め選択する手段を設けることにより、画像データを付加
した送信結果レポートに、必要な部分を抜粋した画像デ
ータのみを付加することが可能となる。なお、本制御
は、ダイレクト送信制御だけではなく、メモリ送信制御
においても有効である。
【0088】また、この第3実施例におけるシステム
は、上記第2実施例のシステムをさらに簡略化したもの
である。つまり、この第3実施例のシステムは、上記第
2実施例と同様に符号化復号化制御部を用いないシステ
ムであり、さらに、通信情報などを管理する前記画像管
理レコード等の画像ファイル管理システムも用いないシ
ステムで構成されているものとする。
【0089】以下、図7のフローチャートに従い、この
第3実施例のダイレクト送信制御について説明する。
【0090】まず、送信結果レポートの付加する送信原
稿の画像データのメモリ蓄積開始位置を指定する(S7
01)。メモリ蓄積の開始位置は、送信原稿のどの部分
を画像データとして付加するかを定めるものであり、付
加する画像データのページ番号であるページデータ、お
よび、ページ内の位置を示すライン番号であるラインデ
ータを設定することにより定められるものである。これ
らの開始位置を示すデータは、ワークメモリ105に格
納され、保存されるものである。
【0091】次に、前記通信モードの設定を行う(S7
02)。ここで設定された通信モードは、ワークメモリ
105に格納され、この通信モードに従い、送信制御は
行われるものとする。
【0092】通信モード設定後、送信制御を開始する。
まず、読取部110により送信原稿の画像データの1ラ
インを読み取る(S703)。
【0093】次に、現在送信中のページの読み取りライ
ン数を示す、ページラインカウンタをインクリメントす
る(S704)。ページラインカウンタの制御終了後、
1ラインの送信制御を行う(S705)。なお、第3実
施例における送信制御は、符号化復号化処理部が使用さ
れないため、読み取られた画像データは、システム制御
部101により符号化処理が行われ送信制御が行われ
る。送信制御において、符号化された画像データは通信
部108内の通信用バッファに格納される。また、メモ
リ蓄積制御は、送信制御と同時に、画像データ107内
の前記メモリブロックに、通信用バッファと同じデータ
を格納することにより行われる。
【0094】次に、現在送信中のページ番号および前記
ページラインカウンタと、S701で設定されたメモリ
蓄積開始位置の前記ページデータおよび前記ラインデー
タを比較することにより、メモリ蓄積開始の判定を行う
(S706)。メモリ蓄積を開始する位置となった場合
は、メモリ蓄積フラグをセットする(S707)。
【0095】メモリ蓄積フラグがセットされていない場
合は、S713に移行し、メモリ蓄積制御は行われな
い。メモリ蓄積フラグがセットされている場合は、メモ
リ蓄積制御を行う(S709)。メモリ蓄積が行われた
場合は、画像メモリに蓄積されたライン数をカウントす
るメモリラインカウンタをインクリメントする(S71
0)。
【0096】次に、メモリ蓄積制御の終了するか否かの
判定を行う(S711)。メモリ蓄積制御の終了は、画
像メモリに送信原稿の画像データが、予め定められたラ
イン数に達したことにより終了する。なお、この第3実
施例において、予め定められたライン数とは、送信結果
レポート出力時に、1枚の記録紙に記録可能な画像部の
ライン数を示すものであるが、この限りではない。例え
ば、現在送信中のページの最終ラインまでメモリ蓄積制
御を行っても構わない。なお、メモリ蓄積制御の終了の
判定は、前記メモリラインカウンタにより行われるもの
である。
【0097】メモリ蓄積制御が終了したと判断された場
合は、メモリ蓄積フラグをリセットし、メモリ蓄積制御
を終了する。このとき、前記読取制御および送信制御
は、継続されるものである。
【0098】次に、1ページの送信制御の終了を判断し
(S713)、終了していない場合は、S703に移行
し、ダイレクト送信制御を継続する。
【0099】1ページの送信制御終了後、次ページの有
無を判定する(S714)。次ページがある場合は、S
702に移行し、次ページのダイレクト送信制御を継続
し、ない場合は、ダイレクト送信制御を終了する。
【0100】次に、送信画像データの画像データを付加
した送信結果レポートの出力制御について簡単に説明す
る。送信結果レポートの画像部の出力は、ダイレクト送
信とメモリ送信では、異なる制御が必要となる。
【0101】まず、ダイレクト送信の送信結果レポート
の出力制御について説明する。前述のダイレクト送信の
送信結果レポートのレポート部は、ワークメモリ105
に格納された前記通信モードにより作成されるものであ
る。このレポート部に、前記ダイレクト送信制御におい
て画像メモリ107に蓄積された画像データをつなぐく
とにより、送信結果レポートの出力制御は行われるもの
である。
【0102】次にメモリ送信の送信結果レポート出力制
御について説明する。メモリ送信は、ダイレクト送信と
異なり、送信原稿を一旦画像メモリ107に蓄積し、送
信制御を行うものである。すなわち、送信結果レポート
の出力制御を行う際、送信原稿の全ページの画像データ
が画像メモリ107に格納されている。このため送信結
果レポートの画像部の出力は、画像メモリ107に格納
されている画像データの中から、必要な部分の画像デー
タを抽出することにより行われるものである。なお、レ
ポート部の出力制御は、ダイレクト送信の送信結果レポ
ート出力制御と同様に行われるものである。
【0103】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は、以上の各実施例に限定されるものではな
く、以下のような変形が可能である。
【0104】例えば、上記第1実施例および第2実施例
において、エラー再送信制御および画像データを付加し
た通信結果レポート出力制御の仕様はこれに限られるも
のではない。また、エラー再送信制御において、エラー
ページ以降を再送信していたが、例えば先頭ページから
送信制御を行っても構わない。
【0105】また、通信結果レポート出力制御におい
て、付加する画像データに先頭ページの画像を用いてい
たが、例えば、送信原稿の全ページを出力したり、通信
エラーが生じたページを出力しても構わない。また、送
信結果レポートの出力は、通信エラーが発生した場合の
み出力しても構わない。
【0106】さらに、エラー再送信制御と送信結果レポ
ート出力制御は、それぞれ独立に動作することから、ど
ちらか一方の制御のみを行っても構わない。
【0107】また、上記第3実施例において、付加する
画像データは、送信原稿の中から画像データの一部を抽
出して行っていたが、これに限られるものではない。例
えば、送信原稿の複数の部分をブロック化して、送信結
果レポートの画像データとして付加しても構わない。
【0108】また、メモリ蓄積開始設定位置は、ページ
番号よびライン番号により決定されていたが、これに限
られるものではない。例えば、ページ番号により設定し
ても構わない。
【0109】また、ダイレクト送信制御において、ダイ
レクト送信終了後、蓄積した画像メモリを利用し、複数
の相手先に同一原稿を送信する同報送信制御を行うこと
も可能である。なお、同報送信を行う場合、ダイレクト
送信制御を行う前に、予め複数の相手先を指定する手段
が必要となる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ダイレクト送信時において、送信画像データを送信制御
すると同時に、送信画像データを画像メモリに蓄積する
手段を設けることにより、容易に送信結果レポートへの
送信原稿の画像データを付加したり、エラー再送信の処
理等を行うことが可能となる。この制御を用いることに
より、さらに高機能なダイレクト送信制御が容易に可能
となる。
【0111】また、送信原稿の画像データを付加した送
信結果レポート出力制御において、送信原稿の中から予
め選択する手段を設けることにより、画像データを付加
した送信結果レポートに、必要な部分を抜粋した画像デ
ータのみを付加することが可能となる。したがって、こ
の制御を用いることにより、結果レポートには、必要な
画像データを付加できるため、例えば、付加する画像デ
ータから機密にしたい画像データを避けたり、また、送
信原稿の表紙部を避け、本文データを選択したりするこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例において、画像メモリ内に画像
データを格納しておくのに必要な管理情報を示す模式図
である。
【図3】上記第1実施例のダイレクト送信制御を示すフ
ローチャートである。
【図4】上記第1実施例のエラー再送信制御を示すフロ
ーチャートである。
【図5】上記第1実施例の不達レポート記録制御を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例のダイレクト送信制御を示
すフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施例のダイレクト送信制御を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
101…システム制御部(CPU)、 102…ROM、 103…操作部、 104…表示部、 105…ワークメモリ、 106…登録メモリ、 107…画像メモリ、 108…通信部、 109…網制御部、 110…読取部、 111…通信用符号化復号化処理部、 112、122…スキャナ処理部、 113、123…エンコーダ、 114、124…デコーダ、 115、125…プリンタ処理部、 116、126…ラインバッファ、 117…LBPコントローラ、 118…LBP、 121…読取/記録用符号化復号化処理部、 127…DMAコントローラ、 128…アスキーバッファ、 129…CG、 130…データバス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信画像データを蓄積する画像メモリ
    と、送信原稿を読み取る原稿読取手段と、送信原稿を前
    記原稿読取手段により読み取りながら送信するダイレク
    ト送信手段と、送信終了時に、通信結果レポートを出力
    する結果レポート出力手段とを有し、 前記ダイレクト送信手段により送信を行なう際に、送信
    データを送信すると同時に、前記画像メモリに格納する
    手段を設けることにより、前記結果レポート出力手段に
    より出力される送信結果レポートに、送信原稿の画像デ
    ータを付加することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 送信画像データを蓄積する画像メモリ
    と、送信原稿を読み取る原稿読取手段と、送信原稿を前
    記原稿読取手段により読み取りながら送信するダイレク
    ト送信手段と、通信が行なわれる際に、その通信が正常
    に終了したか否かを判断するエラー通信検出手段と、こ
    のエラー通信検出手段により、その通信が正常に行なわ
    れない場合に、再度送信を行なうエラー再送信手段とを
    有し、 前記ダイレクト送信手段により送信を行なう際に、送信
    データを前記画像メモリに格納する手段を設けることに
    より、ダイレクト送信終了時においても、前記エラー再
    送信を可能にすることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 送信画像データを蓄積する画像メモリ
    と、送信原稿を読み取る原稿読取手段と、送信原稿を送
    信するダイレクト送信手段と、送信終了時に通信結果レ
    ポートを出力する結果レポート出力手段と、前記結果レ
    ポート出力手段により出力される送信結果レポートに、
    送信原稿の画像データを付加する画像付加手段を有し、 前記画像付加手段により送信結果レポートに付加される
    画像データを、送信原稿の中から予め選択する画像デー
    タ選択手段を設けることにより、画像データを付加した
    送信結果レポートに、必要な画像データのみを付加する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
JP5041891A 1993-02-05 1993-02-05 ファクシミリ装置 Pending JPH06233107A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118234A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118234A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置およびプログラム
JP4737038B2 (ja) * 2006-11-01 2011-07-27 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置およびプログラム

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