JPH0622588A - ブラシレスモータの制御装置 - Google Patents

ブラシレスモータの制御装置

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JPH0622588A
JPH0622588A JP4179885A JP17988592A JPH0622588A JP H0622588 A JPH0622588 A JP H0622588A JP 4179885 A JP4179885 A JP 4179885A JP 17988592 A JP17988592 A JP 17988592A JP H0622588 A JPH0622588 A JP H0622588A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
phase
circuit
brushless motor
predetermined
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4179885A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Toyama
耕一 外山
Toshihito Nonaka
稔仁 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP4179885A priority Critical patent/JPH0622588A/ja
Publication of JPH0622588A publication Critical patent/JPH0622588A/ja
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラシレスモータを速やかに所定の位置で停
止させることができると共に、速やかに所定の方向に回
転起動させることができる。 【構成】 回転信号端子3の信号が低レベルになって、
モータを停止させる時、タイマ回路10より所定時間の
間、3相巻線16a〜16cの特定の相に通電を行うこ
とにより制動をかけてロータ17を停止させる。次の起
動時には起動パルス作成回路4によって3相巻線16a
〜16cの各相を駆動するためのシーケンシャル駆動パ
ルスを与えて、最初の駆動パルスによってロータ17は
速やかに所定の回転方向に回転駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半波制御のブラシレス
モータ制御方式の制動および起動装置に関する
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用の可変バルブタイミン
グ装置に一般的なDCモータを用いた場合、エンジン直
載に起因するエンジン振動による悪影響を避けるために
DCモータのブラシのセット荷重を大きくせざるを得な
いが、ブラシの摩耗が大きくなり寿命低下の原因にな
る。そこで、ブラシを無くしたいわゆるブラシレスモー
タ化のニーズがあり、スイッチング素子が3個で済む3
相半波制御方式のブラシレスモータの採用が検討されて
いる(例えば、特開昭57−173385公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、可変バルブ
タイミング装置特有の頻繁な断続を件う位置決め制御に
おいては、速やかな制動性および始動性が要求される。
まず制動性に関しては、スイッチング素子を6個必要と
する3相全波制御方式の場合には高電位サイド側のスイ
ッチを全てOFFして低電位サイド側のスイッチをすべ
てONすれば各相の巻線を短絡する事ができ、容易に制
動させる事ができるが、例えばスイッチング素子が半分
で済む3相半波制御方式の場合には巻線を短絡する事が
できないため、こうした制動ができないという大きな問
題があった。
【0004】次に起動性に関しては、位置センサ付きの
ブラシレスモータの場合には良好な起動性が期待できる
が、位置センサの無いセンサレス方式のブラシレスモー
タの場合には起動時のロータの位置が判っていないた
め、外部より各相を駆動するシーケンシャル駆動パルス
を与えて起動させても、ロータの停止している位置によ
っては最初の駆動パルスによって一時的に逆方向に回る
ような事が発生し、起動時間が長くなってしまうという
大きな問題があった。
【0005】そこで本発明は、速やかに所定のロータ位
置で停止させることができると共に、速やかに所定の方
向に回転起動させ得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、複数
相の固定子巻線とロータとを有し、前記各固定子巻線に
一方の方向のみから順次駆動パルスを供給して前記ロー
タを回転させる半波制御方式のブラシレスモータの制御
装置であって、前記ロータの停止時に特定相に所定時間
の通電を行うための停止パルス発生手段と、起動時にお
いて停止時に所定時間通電された特定相の次に励磁され
る相より前記各固定巻線にシーケンシャル駆動パルスを
与えるための起動パルス作成手段とを備えるブラシレス
モータの制御装置を提供するものである。
【0007】
【作用】これにより、ブラシレスモータを停止させる時
に停止パルス発生手段により特定相に所定時間の通電を
行う事により、制動をかけて停止させるとともに、次回
の起動時までロータは永久磁石のディテントトルクによ
り特定の位置に停止している。従って、停止中は、ロー
タの位置が認識できている訳であるため、外部より各相
を駆動するシーケンシャル駆動パルスを与える起動パル
ス作成手段よりの起動させる時の最初の駆動パルスによ
ってロータは速やかに所定の回転方向に回転駆動され
る。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1に示すブロック図と図
2に示す動作波形図に付いて説明する。
【0009】1は直流電源の正極端子、2は直流電源の
接地端子である。3は回転信号端子である、この回転信
号端子3に高レベル信号が入力されると回転し、低レベ
ル信号が入力されると停止するようになっている。4は
起動時のパルスを作成する起動パルス作成手段をなす起
動パルス作成回路であり、図2(A),(B),(C)
に示すようなシーケンシャル駆動パルスを発生して後述
するU,V,Wの各相に逐次通電起動する。
【0010】5a,5b,5cはAND回路、6a,6
b,6cはOR回路、7a,7b,7cはAND回路
で、8と9はNOT回路である。10はNOT回路9の
出力高レベル、つまり回転信号端子3に低レベルが入力
されたときに所定時間:Tcのパルス信号を出力するタ
イマー回路であり、11はOR回路である。そして、N
OT回路9,タイマー回路10およびOR回路11によ
り停止パルス発生手段を構成する。
【0011】12は転流タイミング検出回路であり、モ
ータのロータ17の回転に伴って、モータの3相の各固
定子巻線16a,16b,16cに発生した誘起電圧を
所定のトリガレベル:Vthでトリガする事により、通
電開始タイミングを検出するとともに、所定順序に従っ
て次の通電相の誘起電圧がトリガされた時点でそれまで
通電していた相の通電を阻止する機能を有する。
【0012】13は起動検出回路であり、3相の各巻線
16a,16b,16cに発生した誘起電圧が所定値以
上発生した場合には起動したものと認識して出力を発生
し、NOT回路8を介してAND回路5a,5b,5c
の出力を低レベルにして起動パルスの供給を停止する。
14は出力ドライブ回路であり、パワーMOSトランジ
スタ15a,15b,15cを駆動する。そして16
a,16b,16cはモータのU,V,Wの3相の各固
定子巻線、17はモータの永久磁石ロータである。
【0013】次に以上説明した本発明の実施例を図3に
示す動作波形図に付いて説明する。なお図3に示す各部
波形は、図1に示した同一記号を付した部分の動作波形
を示すものとする。
【0014】まず正常に回転している場合に付いて説明
する。回転信号端子3の信号が高レベルであって、ロー
タ17の回転に伴って図3の(c)に示すU相の誘起電
圧波形がt1時点でVthを下回った事を転流タイミン
グ検出回路12によって検出することにより、OR回路
6a,AND回路7aおよび出力ドライブ回路14を介
してU相の通電が開始される。ついで図3(d)に示す
V相の通電がt2 時点で開始されると共にパワーMOS
トランジスタ15aがOFFしてU相の通電が阻止され
る。同様にしてW相の通電は図3の(e)に示すW相の
誘起電圧波形に応じてt3時点で開始される。
【0015】そして、t4時点で回転信号端子3の信号
が低レベルに変わると、AND回路7a,7b,7cの
出力が全て低レベルに変化するとともに、NOT回路9
により反転された高レベルの信号がタイマ回路10に加
わりタイマー回路10に図3(b)に示すような所定時
間:Tcの間、高レベルとなるタイマ出力が発生し、O
R回路11に入力され、出力ドライブ回路14を介して
パワーMOSトランジスタ15cが所定時間:Tcの
間、ONする。
【0016】従って、回転信号端子3の信号が低レベル
になるとW相には所定時間:Tcのタイマー出力が与え
られる。そのためロータ17はW相に保持しようとする
トルクにより制動力が加わり、急速に所定の位置に停止
させる事ができる。
【0017】さらに再び起動させる際には起動パルス作
成回路4による最初の起動パルスにより逆転する事無
く、ロータ17は特定の停止位置から速やかに所定回転
方向に回転を開始させる事ができる。そして、ロータ1
7の回転開始に伴って、3相の各巻線16a,16b,
16cに発生する誘起電圧が所定値以上になると、起動
検出回路13によってそれを検出し、NOT回路8を介
してAND回路5a,5b,5cの出力を低レベルにし
て起動パルス作成回路4からの起動パルスが各パワーM
OSトランジスタ15a,15b,15cに供給される
のを阻止し、転流タイミング検出回路12による正常回
転時の動作に移る。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、ブ
ラシレスモータを停止させる時には特定相の所定時間の
通電により制動がかけられて速やかに特定位置で停止す
ることができると共に、起動時には停止時の次の相より
の励磁の開始によって速やかに所定の方向に回転起動さ
せることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路図である。
【図2】上記実施例における起動パルス作成回路の出力
信号波形図である。
【図3】上記実施例における各部波形図である。
【符号の説明】
4 起動パルス作成回路 9 NOT回路 10 タイマー回路 11 OR回路 12 転流タイミング検出回路 13 起動検出回路 16a 固定子巻線 16b 固定子巻線 16c 固定子巻線 17 ロータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数相の固定子巻線とロータとを有し、
    前記各固定子巻線に一方の方向のみから順次駆動パルス
    を供給して前記ロータを回転させる半波制御方式のブラ
    シレスモータの制御装置であって、前記ロータの停止時
    に特定相に所定時間の通電を行うための停止パルス発生
    手段と、起動時において停止時に所定時間通電された特
    定相の次に励磁される相より前記各固定巻線にシーケン
    シャル駆動パルスを与えるための起動パルス作成手段と
    を備えるブラシレスモータの制御装置。
JP4179885A 1992-07-07 1992-07-07 ブラシレスモータの制御装置 Withdrawn JPH0622588A (ja)

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JP4179885A JPH0622588A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 ブラシレスモータの制御装置

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JPH0622588A true JPH0622588A (ja) 1994-01-28

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ID=16073604

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JP4179885A Withdrawn JPH0622588A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 ブラシレスモータの制御装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19991005