JP3427001B2 - ブラシレスモータの駆動装置 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動装置

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JP3427001B2
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雄一 伊澤
高志 小川
秀明 加藤
哲男 野本
新 関野
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数極の永久磁石
を有し回転子の回転によって通電していない固定子巻線
に生じる誘起電圧の変化を検出し、この検出信号に基づ
き通電する固定子巻線を順次切り換えるようにしたブラ
シレスモータの駆動装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】モータの駆動装置の従来技術としては、
特開平7−147795号公報に記載されたものがあ
る。この公報等に記載されたブラシレスモータの始動方
法は、固定子巻線への通電を順次切り換える同期運転に
より始動し、通電周期を徐々に高めて、回転子速度を所
定の速度まで高めた後、誘起電圧による位置検出運転へ
と切り換えるというものであった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記公報によるブラシ
レスモータの始動方法において、始動時は回転子位置が
不明であり、また常に同じではないため、所定の固定子
巻線の組み台わせから通電を開始した場合、通電開始す
る固定子巻線の組み台わせが必ずしも適当でなく、回転
子が逆転することや、また負荷トルクの状態によっては
同期運転に引き入れることができず、モータが始動でき
ない恐れがある。また、始動に失敗し、再始動を行う場
合、始動を失敗した時と同じ固定子巻線の組み台わせか
ら通電を開始するため、同様の始動の失敗を繰り返して
しまう恐れがある。 【0004】本発明は、モータの始動を良好にしたブラ
シレスモータの始動装置を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、複数極の永久磁石を有する回転子と通電時にこの回
転子に回転磁界を与えるように配置された複数の固定子
巻線とを有し、この複数の固定子巻線のうちの幾つかの
固定子巻線に通電して回転磁界を得ると共に、通電して
いない固定子巻線に回転子の回転によって生じる誘起電
圧の変化を検出し、この検出信号に基づき通電する固定
子巻線を順次切り換えるように成したブラシレスモータ
の駆動装置において、前記モータが正常に始動にできず
再始動を行う場合に、正常に始動できた回数の多い固定
子巻線の組み合わせから最初の通電を開始するように構
成したものである。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づき説
明する。 【0007】図1に本考案の実施例の制御ブロック図を
示す。交流電源1は整流回路2により整流され三相ブリ
ッジ結線された半導体スイッチング素子4を介してブラ
シレスモー夕5に接続されている。 【0008】マイクロプロセッサ7は、位置検出回路6
において各モータ端子から誘起電圧の変化を検出し得ら
れた回転子の位置検出信号に基づき、通電する固定子巻
線を順次切り換えるよう駆動回路に駆動信号を与える。 【0009】ブラシレスモータを始動させる場合、図2
に示すように固定子巻線の組み合わせを通電パターンと
して予めマイクロプロセッサ内に記憶させておき、通電
パターン1から通電を開始し、順次通電パターンを切り
換えて、停止状態にある回転子を回転させる。 【0010】ここで始動時に最初に通電する通電パター
ンを同じ通電パターンからではなく、例えば最初の始動
時は通電パターン1から、次の始動時は通電パターン2
からというように始動する毎に最初に通電する通電パタ
ーンを変える。 【0011】最初に通電するパターンの選択は、パター
ン1からパターン6まで順序通り行ったり、図3に示す
ようにパターンを選択する方法やランダムに選択する方
法などとしてもよい。通電パターン1から通電を開始し
て始動に失敗し、再始動する場合、同じ通電パターンl
からではなく、別の通電パターン(例えば通電パターン
2)から通電を開始することになり、同じ始動の失敗を
繰り返すことを防ぐ。 【0012】また、始動に失敗した場合、始動失敗した
ときの最初の通電パターンをマイクロプロセッサ内のメ
モリに記憶させておき、失敗したときと同じ通電パター
ンからの始動を行わないようにする。 【0013】最初に通電する通電パターンの選択を、通
電パターン1から通電パターン6まで順序通り行ってい
る場合を例に説明する。最初に始動するときは通電パタ
ーン1から通電を開始する。次に始動する場合は通電パ
ターン2から通電を開始し、以降同様に始動する毎にパ
ターン1からパターン6までを順番に選択していく。 【0014】ここで、通電パターン1から通電を開始し
て始動に失敗した場合は、通電パターン1から通電開始
をしないよう、パターン2からパターン6までを順番に
選択していく。つまり、始動を失敗した場合と同じ通電
パターンから通電開始する始動を行わないようにして、
同じ始動の失敗を繰り返すことを防ぐ。 【0015】また、始動失敗回数が多い場合、失敗した
回数とそのときの通電開始パターンをマイクロプロセッ
サ内のメモリに記憶させておき、始動失敗回数の少ない
通電パターンから通電を開始し、始動が失敗する確率を
下げることができるものである。その結果、始動を良好
にすることができる。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のブラシレ
スモータの駆動装置によれば、始動失敗回数が多い場
合、失敗した回数とそのときの通電開始パターンをマイ
クロプロセッサ内のメモリに記憶させておき、始動失敗
回数の少ない通電パターンから通電を開始し、始動が失
敗する確率を下げることができるものである。その結
果、始動を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示す制御ブロック図である。 【図2】通電する固定子巻線の通電パターンを示す説明
図である。 【図3】始動回数と最初に通電する通電パターンの例と
の関係説明図である。 【符号の説明】 1 交流電源 2 整流回路 3 平滑コンデンサ 4 半導体スイッチング素子 5 3相DCブラシレスモータ 6 位置検出回路 7 マイクロプロセッサ 8 駆動回路
フロントページの続き (72)発明者 野本 哲男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 関野 新 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−217591(JP,A) 特開 平7−107777(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/18

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数極の永久磁石を有する回転子と通電
    時にこの回転子に回転磁界を与えるように配置された複
    数の固定子巻線とを有し、この複数の固定子巻線のうち
    の幾つかの固定子巻線に通電して回転磁界を得ると共
    に、通電していない固定子巻線に回転子の回転によって
    生じる誘起電圧の変化を検出し、この検出信号に基づき
    通電する固定子巻線を順次切り換えるように成したブラ
    シレスモータの駆動装置において、前記モータが正常に
    始動にできず再始動を行う場合に、正常に始動できた回
    数の多い固定子巻線の組み合わせから最初の通電を開始
    することを特徴とするブラシレスモータの駆動装置。
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