JPH0622520A - フラットモータのステータ構造 - Google Patents

フラットモータのステータ構造

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JPH0622520A
JPH0622520A JP4148572A JP14857292A JPH0622520A JP H0622520 A JPH0622520 A JP H0622520A JP 4148572 A JP4148572 A JP 4148572A JP 14857292 A JP14857292 A JP 14857292A JP H0622520 A JPH0622520 A JP H0622520A
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譲 鈴木
Sakae Fujitani
栄 藤谷
Masaaki Inagaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型モータの組み立て途上において、巻回さ
れたコイルが緩まないようにするとともに、組上がった
状態で電機子コイルと磁極間の絶縁が十分に確保でき、
電機子コイルのアンペアターンも可及的に多く採れ、し
かもモータの厚みも従来より扁平に構成でき、組立ても
従来よりも簡単になるようなフラットモータのステータ
構造を提供すること。 【構成・効果】 リング状のヨーク部材から放射方向に
複数の磁極を突設し、該磁極に電機子コイルを巻回した
フラットモータのステータ構造であって、前記磁極の両
側面には断面方向の長さが該磁極の厚みよりも大きい絶
縁薄層を形成するとともにステータコアの磁極に電機子
コイルを巻回せしめる。またステータコアの裏面に位置
決めと電機子コイルの端末を絡めるボスを設ける。この
ため、フラットモータは電機子コイルの絶縁が保持され
て且つ扁平に構成でき、組み立ての際に電機子コイルが
ほぐれない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットモータのステ
ータ構造に関し、特に簡単な構造で電機子コイルの絶縁
を図り、かつ組立てが極めて容易なフラットモータのス
テータ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のテープレコーダや電子複写機など
の電子機器はユーザーの要求や性能の向上をはかるため
などの理由から小型化・軽量化の傾向を辿っている。こ
れに伴いこれらの電子機器に使用されているモータも小
型化されるとともに薄型に形成されるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】モータを小型・扁平化
したときの問題の一つにステータに巻回された電機子コ
イルの絶縁の問題がある。即ち、ステータの磁極に電機
子コイルが巻回されるが、この巻回途中において、電機
子コイルの導線を被覆している絶縁膜が磁極と強く接触
して破損したり、また電機子コイルと磁極との間の絶縁
が破れないようにするために、磁極にボビンを設ける。
しかしながら、モータが小型・扁平化してくるとボビン
そのものを磁極に嵌め込むことができず、厚い合成樹脂
膜をステータ全体に付着させたり、或いは、テープを磁
極に張り付けたりするため、電機子コイルを巻回する容
積が少なくなり、電機子コイルを多く巻回できないとい
う不都合を生じる。
【0004】また他の問題として巻回された電機子コイ
ルの端末処理がある。通常では、磁極上に巻回された電
機子コイルが緩まないように、巻き上がった電機子コイ
ルの上にワニス、封蝋などを塗布或いは付着させて電機
子コイルを仮止めしていた。従って、組み立ての途中で
電機子コイルの端末が何かに絡みつき、引っ張り力を受
けたような場合、巻線の端末が電機子コイルから離れ、
ワニスや封蝋迄も剥離して折角巻回した電機子コイルが
巻き戻ってしまうようなことがしばしばモータの製造過
程で起こる。
【0005】そこで本発明は、上述のような従来の不都
合を解消しようとするものであり、その目的は、小型モ
ータの組み立て途上において、巻回されたコイルが緩ま
ないようにするとともに、組上がった状態で電機子コイ
ルと磁極間の絶縁が十分に確保でき、電機子コイルのア
ンペアターンも可及的に多く採れ、しかも扁平に形成で
きて組立ても従来よりも簡単になるようなフラットモー
タのステータ構造を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような本発明の目
的を達成するために、本発明は、強磁性体からなるリン
グ状のヨーク部材から放射方向に複数の磁極を突設し、
該磁極に電機子コイルを巻回したフラットモータのステ
ータ構造において、前記の磁極における電機子コイルが
巻回される部分の両側面に、磁極の厚さ寸法より大なる
絶縁薄層を形成させたフラットモータのステータ構造を
提供する。
【0007】
【作用】フラットモータは電機子コイルの絶縁が保持さ
れて且つ扁平に構成でき、組み立ての際にコイルがほぐ
れない。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例を、図面を用いて詳細
に説明する。図1は、本発明にかかるアウターロータ型
扁平モータの断面図である。図1において、1はプリン
ト配線基板からなるモータ基板である。モータ基板1の
中央には支承軸2が立設されている。この支承軸2に
は、2個のベアリング3、4を介してアウターロータ5
が回転自在に軸承されている。アウターロータ5は薄い
平板状の皿を裏返したような形状をしており、中央には
軸承柱6が立設されている。該軸承柱6の内側には、前
述のベアリング3、4が配置されている。またアウター
ロータ5の外周壁7の内側には、フェライトからなりリ
ング状の界磁磁石8が設けられている。アウターロータ
5の内側には、リング状のヨーク部材9を内側にし、こ
れの外周から放射状に突出し外端にポールピース11を
持った磁極10を複数個設けたステータコア12が配設
されている。このステータコア12はヨーク部材9、磁
極10、ポールピース12を持った珪素鋼板3枚を積層
したものである。この磁極10には電機子コイル13が
巻回されている(未図示)。なお、電機子コイル13を
含めたステータコア12の詳細な構造は後に述べる。ス
テータコア12のヨーク部材9と軸承柱6の間の空間に
は、モータを駆動するための電子部品14が配置されて
いる。なお、ステータコア12は上記のように珪素鋼板
から構成しても良いが、フェライトコアにより構成する
こともできることは言うまでもない。
【0009】図2は本発明に係るフラットモータのコイ
ルを巻回していないステータコア12の正面図である。
ステータコア12は、図3に示すヨーク部材9、磁極1
0、ポールピース11を備えた珪素鋼板からなる薄板1
7を3枚積重ねて芯とし、合成樹脂のインサートモール
ド法を用いて、そのヨーク部材9は、合成樹脂製の内枠
130により覆われ、磁極10の両側面は絶縁薄層13
3が上記インサートモールドのとき、同時に付着され
る。
【0010】図4は図2に示すY−Y線に沿って切断し
た断面図、図5は図4の二点鎖線で包囲した部分の拡大
断面図であり、図6はステータコア12の裏面図であ
る。内枠130の表面には表面平坦台部139(図2に
おける斜線表示部分)が形成されるとともに、その外縁
には一段低い外縁部136が形成される。その外縁部1
36は、磁極から次の磁極に接続する導線の渡り部とな
る。内枠130の裏面には、図6に示すように、裏面平
坦台部140(図6における斜線表示部分)が形成され
ている。
【0011】また、図2、図4、図5及び図6から解る
ように内枠130の内側には中心方向に向って鰭状体1
31が設けられ、さらに内枠130の上下面を貫通する
小孔132が設けられ、電機子コイル13の端子となる
L型のピン138が打込まれるように形成されている。
なお、15は内枠130の裏面平坦台部140に突設さ
れたボスで、前述のモータ基板1への取付時の位置決め
となるものである。また裏面平坦台部140の外縁に
は、外縁部136と同じ役割を果す外縁部141が形成
されるとともに、内枠130の外周面から内周面に向っ
て溝142が形成されている。この溝142の底部は裏
面平坦台部140の面と同じ高さである。この溝142
は、電機子コイル13の端末の通路となる。ステータコ
ア12の裏面にある小孔132の出口には、この出口に
連通する端子挿入溝143が形成されており、この端子
挿入溝143にL型のピン138が嵌合される。
【0012】図7はステータコア12の磁極1極分を示
す部分斜視図で、図8は図7に示す切断線A−Aに沿っ
て切断した断面図であり、これらの図面に示すように磁
極10の両側面にはインサートモールド時に形成される
絶縁薄層133が設けられ、その縦方向の長さDは磁極
10の厚さdより、例えば0.2ミリ程度大きく形成さ
れ、磁極10に電機子コイル13を巻回するとき、電機
子コイル13の導線と磁極10の角部との接触を防いで
いる。なお、絶縁薄層133の上端と下端は内側に廻り
込んで、上縁端部134と下縁端部135が形成されて
いても良い。また、通常は磁極10の上下両面中央部分
は磁極10が表出しているが、この部分に、電着塗装に
より、0.1mm程度の厚みを持つ絶縁被膜133及び
134を被着してもよい。これらの厚みは磁極10の表
裏面から突出している部分の高さ(D−d)/2よりも
十分小さい。
【0013】電機子コイル13は各磁極10毎に巻回さ
れるが、本実施例では例えば4極分ずつ連続して巻かれ
て、その巻始めと巻終りとが前述の小孔132に植設さ
れたピン138にそれぞれ絡められて接続される。この
場合、前述の内枠130における低い部分の外縁部13
6は隣接する電機子コイル13間を結ぶリードの通路と
なり、また、図6に示す内枠130の溝部137は巻始
め/巻終りのリードがピン138に配線される通路とな
るものである。
【0014】そして、巻線工程の終了した電機子コイル
13にはニスなどが塗布されて巻きほぐれが防止され、
また、巻線のリード線は内枠130の低い部分を通路と
し、さらに巻線の端部は溝部を介してピン138に絡め
られて接続されているため、極めて丈夫な電機子コイル
が得られることになる。
【0015】図1に示すモータ基板1には、ステータコ
ア12に設けられたボス15(位置決め及びステータコ
ア12の取付け用)が挿通する小孔16が設けられてい
る。なおこの小孔16は、ステータコア12の位置決め
のためとステータコア12の取付のためのものである。
フラットモータの組み立ては、電機子コイル13を巻回
し終わったステータコア12のボス15を、電子部品を
組みつけたモータ基板1の小孔16に挿通し、接着剤に
よる接着或いはボス15の頭部を熱で溶かしてステータ
コア12をモータ基板1に固着し、電機子コイル13の
端部をモータ基板1に設けられて端子に接続するなどの
配線作業を行なう。次にアウターロータ5の軸承柱6に
支承軸2を挿通し、Cリング100(図1)を支承軸2
の先端に嵌め込んでモータの組み立てを終了する。
【0016】上記実施例では、ステータコア12の裏面
側の裏面平坦台部140上に位置決め用のボス15を立
設しているが、図9に示すように、裏面平坦台部140
に少し幅広でステータコア12の内側から外側に繋がる
切溝144を形成し、この切溝144中に長めのボス1
50を立設し、これを位置決め用に用いるとともに、電
機子コイルの端末145をからめるためのボスとして利
用するように構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
磁極の側面に絶縁薄層を設け、かつその上下方向の幅を
電極の厚みより少し大きく装着しているので、電機子コ
イルを磁極に巻回した時、電機子コイルを構成する導線
が磁極の角部と接触しない。このため導線は磁極と接触
せず、これの絶縁被覆が破れるようなことはなく、導線
が磁極の表面あるいは裏面と直接接触するようなことは
ない。したがって、ステータコアの厚みを十分薄くした
にもかかわらず、十分電機子コイルと磁極間の絶縁間隔
を確保することができる。また、電機子コイルの巻始め
端と巻終わり端とをピンに絡めるようにしたので、コイ
ル端末に長手方向の引っ張り力が加わっても電機子コイ
ルがほぐれるようなことはない。したがって、モータの
組み立てが従来のものより簡単になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラットモータの断面図
【図2】本発明に係るステータコアの正面図
【図3】珪素鋼板からなる磁極とヨークの部分正面図
【図4】図2のYーY線に沿って切断した断面図
【図5】図5は図4の1点鎖線で包囲した部分の拡大断
面図
【図6】本発明に係るステータコアの底面図
【図7】本発明に係るステータコアの磁極1極分を示す
部分斜視図
【図8】図7のA−A線に沿って切断した断面を示す断
面図
【図9】本発明の他の実施例を示す部分断面図
【符号の説明】
1・・・モータ基板 2・・・支承軸 3・・・ベアリング 4・・・ベアリング 5・・・アウターロータ 6・・・軸承柱 7・・・外周壁 8・・・界磁磁石 9・・・ヨーク部材 10・・・磁極 11・・・ポールピース 12・・・ステータコア 13・・・電機子コイル 14・・・電子部品 15・・・ボス 16・・・小孔 17・・・薄板 100・・・Cリング 130・・・内枠 131・・・鰭状体 132・・・小孔 133・・・絶縁薄層 134・・・上部縁端 135・・・下部縁端 136・・・外縁部 137・・・溝部 138・・・ピン 139・・・表面平坦台部 140・・・裏面平坦台部 141・・・外縁部 142・・・溝 143・・・端子挿入溝 144・・・切溝 145・・・電機子コイルの端末 150・・・ボス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】モータを小型・扁平化
したときの問題の一つにステータに巻回された電機子コ
イルの絶縁の問題がある。即ち、ステータの磁極に電機
子コイルが巻回されるが、この巻回途中において、電機
子コイルの導線を被覆している絶縁膜が磁極と強く接触
して破損したり、また電機子コイルと磁極との間の絶縁
が破れないようにするために、磁極にボビンを設ける。
しかしながら、モータ小型・扁平化に対してボビンそ
のものを磁極に嵌め込むことはその阻害要因となる。こ
のため、厚い合成樹脂膜をステータ全体に付着させた
り、或いは、テープを磁極に張り付けたりするが、これ
らは電機子コイルを巻回する容積が少なくなり、電機子
コイルを多く巻回できないという不都合を生じる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような本発明の目
的を達成するために、本発明は、強磁性体からなるリン
グ状のヨーク部材から放射方向に複数の磁極を突設し、
該磁極に電機子コイルを巻回したフラットモータのステ
ータ構造において、前記の磁極における電機子コイルが
巻回される部分の両側面に、磁極の厚さ寸法dとの関係
が(D−d)/2≦0.1mmとなる縦方向の長さDを
もつ絶縁薄層を形成させたフラットモ−タのステータ構
造を提供する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例を、図面を用いて詳細
に説明する。図1は、本発明にかかるアウターロータ型
扁平モータの断面図である。図1において、1はプリン
ト配線基板からなるモータ基板である。モータ基板1の
中央には支承軸2が立設されている。この支承軸2に
は、2個のベアリング3、4を介してアウターロータ5
が回転自在に軸承されている。アウターロータ5は薄い
平板状の皿を裏返したような形状をしており、中央には
軸承柱6が立設されている。該軸承柱6の内側には、前
述のベアリング3、4が配置されている。またアウター
ロータ5の外周壁7の内側には、フェライトからなりリ
ング状の界磁磁石8が設けられている。アウターロータ
5の内側には、リング状のヨーク部材9を内側にし、こ
れの外周から放射状に突出し外端にポールピース11を
持った磁極10を複数個設けたステータコア12が配設
されている。このステータコア12はヨーク部材9、磁
極10、ポールピース12を持った珪素鋼板3枚を積層
したものである。この磁極10には電機子コイル13が
巻回されている(未図示)。なお、電機子コイル13を
含めたステータコア12の詳細な構造は後に述べる。ス
テータコア12のヨーク部材9と軸承柱6の間の空間に
は、モータを駆動するための電子部品14が配置されて
いる。なお、ステータコア12は上記のように珪素鋼板
から構成しても良いが、フェライトコア等の強磁性体材
により構成することもできることは言うまでもない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】図7はステータコア12の磁極1極分を示
す部分斜視図で、図8は図7に示す切断線A−Aに沿っ
て切断した断面図であり、これらの図面に示すように磁
極10の両側面にはインサートモールド時に形成される
絶縁薄層133が設けられ、その縦方向の長さDは磁極
10の厚さdより、例えば0.2ミリ程度大きく形成さ
れ、磁極10に電機子コイル13を巻回するとき、電機
子コイル13の導線と磁極10の角部との接触を防いで
いる。なお、絶縁薄層133の上端と下端は内側に廻り
込んで、上縁端部134と下縁端部135が形成されて
いても良い。また、通常は磁極10の上下両面中央部分
は磁極10が表出しているが、この部分に、電着塗装に
より、0.03mm程度の厚みを持つ絶縁被膜133及
び134を被着してもよい。これらの厚みは磁極10
の表裏面から突出している部分の高さとは、(D−d)
/2≧tの関係となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強磁性体からなるリング状のヨーク部材か
    ら放射方向に複数の磁極を突設し、該磁極に電機子コイ
    ルを巻回したフラットモータのステータ構造において、
    前記の磁極における電機子コイルが巻回される部分の両
    側面に、磁極の厚さ寸法より大なる絶縁薄層を形成させ
    たことを特徴とするフラットモータのステータ構造。
  2. 【請求項2】前記のステータコアの裏面には該ステータ
    コアをモータ基板へ取付けるための位置決め用ボスを突
    設したことを特徴とする請求項1記載のフラットモータ
    のステータ構造。
  3. 【請求項3】前記のステータコアの裏面には前記電機子
    コイルの端末を掛け止めるボスを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のフラットモータのステータ構造。
  4. 【請求項4】前記のステータコアの裏面には前記電機子
    コイルの端末を掛け止めとステータコアの位置決め用を
    兼ねるボスを設けたことを特徴とする請求項1記載のフ
    ラットモータのステータ構造。
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JP2015535171A (ja) * 2012-11-29 2015-12-07 ハニル パテック シーオー., エルティーディー.Hanil Patech Co., Ltd. 電気機器用ビーエルディーシーモータ

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