JPH06224781A - 並−直列変換器 - Google Patents

並−直列変換器

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JPH06224781A
JPH06224781A JP5200351A JP20035193A JPH06224781A JP H06224781 A JPH06224781 A JP H06224781A JP 5200351 A JP5200351 A JP 5200351A JP 20035193 A JP20035193 A JP 20035193A JP H06224781 A JPH06224781 A JP H06224781A
Authority
JP
Japan
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parallel
signal
phase
clock signal
clock
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5200351A
Other languages
English (en)
Inventor
Jacques Majos
マジョー ジャック
Alain Chemarin
シュマラン アラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CENTRE NAT ETD TELECOMM
Orange SA
France Telecom R&D SA
Original Assignee
CENTRE NAT ETD TELECOMM
France Telecom SA
Centre National dEtudes des Telecommunications CNET
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CENTRE NAT ETD TELECOMM, France Telecom SA, Centre National dEtudes des Telecommunications CNET filed Critical CENTRE NAT ETD TELECOMM
Publication of JPH06224781A publication Critical patent/JPH06224781A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M9/00Parallel/series conversion or vice versa
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/22Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral
    • H03K5/26Circuits having more than one input and one output for comparing pulses or pulse trains with each other according to input signal characteristics, e.g. slope, integral the characteristic being duration, interval, position, frequency, or sequence

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 並−直列変換器は標準的に、並−並列レジス
タ(3)と並−直列レジスタ(4)を含む。先行技術に
よると、並−直列レジスタ(4)のローディングが第1
のクロック信号とは独立した第2のクロック信号(LO
AD)でタイミングされるのに対し、第1のクロック信
号は並−並列レジスタ(3)の出力での入並列データ
(DE)のワードをタイミングする。本発明はこれらの
タイミングのずれによるデータ喪失を防止する。 【構成】 局所タイムベースは、これらの信号間に時間
依存性が存在するように位相的にほぼ反対の2つのクロ
ック信号と第2のローディングクロック信号(LOA
D)を同時に生成する。位相解析回路(5)は、入デー
タワードと第1のクロック信号(HM )の間の位相ずれ
に応じて反対の位相の前記2つのクロック信号のうちの
1つを選択するための制御信号(CM)を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局所クロック信号との
関係において位相ずれしたデータ信号を直列化すること
を可能にする並−直列変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】標準的には、並−直列変換器は処理装置
から入並列データを1本の母線内で受理し、これらの並
列データを伝送媒体内に直列化された形で複製する。
【0003】このような変換器は少なくとも1つの並−
並列レジスタと並−直列レジスタを含んでいる。
【0004】論理フリップフロップをベースとして構成
されたこれら2つのレジスタは、変換器内でカスケード
式に配置されている。並−並列レジスタは、入並列デー
タを受理し、これを第1のクロック信号のリズムで、並
−直列レジスタの入力に適用された出力母線の中に伝送
する。並−直列レジスタは、これらの伝送データにより
第2のクロック信号のリズムでローディングされ、これ
らの伝送データは次に直列化されて伝送媒体内に伝送さ
れる。
【0005】先行技術に従うと、同じ周波数をもつ第1
及び第2のクロック信号は、その位相に関して互いに独
立している。実際、従来の実施態様によると、変換器の
タイムベースは第1のクロック信号とは独立した第2の
クロック信号を供給するのに対して、並−並列レジスタ
の出力でデータの転送をタイミングする第1のクロック
信号を生成するための整相器が変換器内に具備されてい
る。この整相器は、入並列データの位相の関数である位
相を伴う第1のクロック信号を生成する目的で使用され
る。2つのレジスタは、基本的に論理フリップフロップ
を伴って製作されていることから、その作動はクロック
信号の論理遷移時点(上昇縁又は下降縁)によって左右
される。従って、当然のことながら、特に高い流量にお
いて、並−並列レジスタの出力での入並列データの転送
時点は、並−直列レジスタ内の並−並列レジスタの出力
でのこれらのデータのローディング時点と一致する。こ
の特定のケースにおいて、並−並列レジスタのローディ
ングは、並−直列レジスタ内のデータのローディングに
関するサンプリング時点が、並−並列レジスタの出力で
データが安定していない時間と一致していないことか
ら、データの喪失をひき起こす可能性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、並−並列レ
ジスタと並−直列レジスタのタイミングクロック信号が
依存し合っているような並−直列変換器を提供すること
によって前述の欠点を補正することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
に基づくと、伝送媒体内で第1の周波数で伝送される直
列化されたビットの形に変換するため各々M個の並列ビ
ットをもつ入データワードをデジタル処理装置から受理
する並−直列変換器は、タイムベース、並−並列レジス
タ、及び並−直列レジスタ、を含み、このタイムベース
は、前記第1の周波数のクロック信号を受理し、並−直
列レジスタにおいて並−並列レジスタの出力端に予め転
送された並列ビットデータワードのローディングをタイ
ミングするための第1の周波数のM分の1である第2の
周波数のローディングクロック信号、及び前記デジタル
処理装置に対しその同期化のために伝送される前記第2
の周波数の第1のクロック信号を生成し、前記タイムベ
ースがさらに、互いに本質的に反対の位相の前記第2の
周波数の2つの第2のクロック信号を設定すること、及
びさらに、前記並−並列レジスタの出力へのデータワー
ドの転送をタイミングする選択されたクロック信号の形
に、前記データワード及び第1のクロック信号がそれぞ
れほぼ同相か又は反対の相かに応じて2つの第2のクロ
ック信号のうちの一方を選択するべく前記第1のクロッ
ク信号の位相との関係において前記並列ビットの入デー
タワードの位相を解析するための位相解析手段が含まれ
ていること、を特徴とする。
【0008】好ましい一実施態様によると、この位相解
析手段には、カスケード式に接続され、それぞれ複数の
遅延信号の形へと前記入データワード内のM個の並列ビ
ットに関するM個のビット信号のうちの予め定められた
1つを遅延させる目的で、予め定められた位相解析時間
がその和によって決定されることになる複数の遅延を課
し、しかもその解析時間が第2の周波数の前記クロック
信号の半周期よりも小さい、複数の遅延手段、それぞれ
複数のサンプリング信号を生成するべく前記遅延信号と
前記予め定められたビットの信号の予め定められた論理
的遷移に応えて、前記第1のクロック信号をサンプリン
グするための複数のサンプリング手段、及び前記複数の
サンプリング信号のうちの2つに応じて、それぞれ前記
第2のクロック信号を選択する論理状態をもつ制御信号
を生成するための論理手段が含まれている。
【0009】なお、特に変換器の作動の初期設定に影響
を及ぼす効果をもつ入データ内のジッタを補正するた
め、位相解析手段にはさらに、前記並−直列変換器の初
期作動手順の際に、前記2つのクロック信号のうちの一
方を選択する一定の与えられた状態にセットされた信号
の形に制御信号をセットするための手段、が含まれ、予
め定められたビットの信号は、前記初期手順の際に、最
大位相ジッタよりも小さい入データワード内の任意の位
相ジッタとは独立してセットされた制御信号を最終的安
定状態で初期設定するための制御信号初期設定手段を通
して受理される。好ましくは、最大位相ジッタは、第2
の周波数での前記クロック信号の半周期と前記位相解析
時間との差にほぼ等しい。
【0010】本発明のその他の特徴及び利点は、相応す
る添付図面を参照しながら好ましい2つの実施例につい
ての以下の記述を読むことによりさらに明白になること
だろう。
【0011】
【実施例】図1を参照すると、先行技術に基づく並−直
列変換器は、M本のケーブルを伴う入力母線BS0 内で
遠隔デジタル処理装置EQから、各々M個の並列ビット
をもつワードの形をしたデータDEを受理し、出力で伝
送媒体ST内に直列化された形でこれらのデータを生成
する。既知の変換器は標準的に、タイムベース1、再整
相装置2、並−並列レジスタ3及び並−直列レジスタ4
を含んでいる。
【0012】タイムベース1は、第1の周波数Fの直列
処理クロック信号Hを受理し、ローディング信号LOA
D及び第2の周波数F/M(Mは並−直列変換器の入力
母線BS0 のケーブルの本数を表わす)の並列処理クロ
ック信号HM を生成する。信号H及びLOADは、並列
/直列レジスタ4のそれぞれの2つの入力に適用され
る。クロック信号HM は、再整相装置2の入力に適用さ
れ、基準クロック信号として遠隔処理装置EQに伝送さ
れる。この基準クロック信号HM を考慮に入れると、遠
隔処理装置は、1つの周波数(F/M)ならびに母線B
0 内でM個の並列ビットを伴うデータDEのワードを
この周波数で伝送するための1つの基準位相を利用する
ことができる。なおここで整数Mは標準的に8に等し
い。受理したデータワード及びクロック信号HM に応じ
て、装置2はデータ信号を正しくサンプリングするべく
補正されたクロック信号HCを生成する。この信号HC
は、変換器から遠隔処理装置EQまでの離隔距離により
左右されかつ並列処理局所クロック信号HM との関係に
おける入データDEの位相ずれを導入するクロック信号
M の位相補正の結果としてもたらされる。
【0013】補正クロック信号HCは、並−並列レジス
タ3のクロック入力に適用され、このレジスタ3は同様
に、再整相装置2のM本のケーブルを伴う出力母線BS
1 を通して入データDEワードをも受理する。レジスタ
3内では、データDEワードは、M本のケーブルを伴う
出力母線BS2 を介して信号HCのリズムで並−並列レ
ジスタ4のデータ入力へと伝送される。ローディング信
号LOADは、並−直列レジスタ4の緩衝記憶機構のM
個のセルの中への母線BS2 内に存在するデータワード
各々のM個のビットのローディングを制御する。並−直
列レジスタ4内に並列の形で記憶されたこれらのワード
ビットは次に、直列処理クロック信号Hの制御下で1つ
ずつ読みとられて、伝送媒体ST内に直列化された形で
伝送される。ローディング信号LOADは、そのパルス
の時間幅が直列処理クロック信号Hの周期に等しく周期
がこのクロック信号HのM回の周期に等しいような周期
的パルス信号である。
【0014】この既知の実施態様によると、補正された
クロック信号HCの上昇縁は、ローディング信号LOA
Dのパルスの上昇縁との関係において「擬似無作為」的
に位置づけられることになると思われる。従って、レジ
スタ3及び4の間の転送段階に際してのデータの安定性
は保証されず、データ喪失がひき起こされる可能性があ
る。
【0015】なお、位相ジッタが先験的に入データDE
内に存在しうる。このジッタは、補正クロック信号HC
の位相の変更を誘発し、変換器の作動にとって不利なも
のである予見不可能な可変的時点におけるレジスタ3及
び4の間の転送をひき起こす。
【0016】上述の第1の欠点は、局所タイムベース1
によって供給されるローディング信号LOADとは反対
に、1つの任意の時間基準との関係における補正クロッ
ク信号HCの独立性の結果としてもたらされる。信号H
C及びLOADの位相のうち一方が他方との関係におい
てスリップするという現象がかくして発生する。
【0017】図2は、図1の変換器内に含まれる再整相
装置2の既知の一実施態様を詳細に示している。「整相
器」とも呼ばれる再整相装置2は、遷移検出及びアドレ
ス計算回路21、サンプリング回路22、遅延回路23
及びNから1のマルチプレクサ24を含む。
【0018】遅延回路23は、直列接続された基本遅延
TdのN本の遅延ライン231 〜23N で構成されてい
る。タイムベース1によって生成された並列処理クロッ
ク信号HM は、第1の遅延ライン231 の入力に適用さ
れ、遅延ライン231 〜23N の各々23n は出力にお
いて(n・Td)だけ遅延されたこのクロック信号HM
(1≦n≦N)を複製する。かくしてクロック信号HM
は、遅延ライン231〜23N のそれぞれの出力で基本
遅延Tdの倍数により、位相ずれされた複数のクロック
信号の形に遅延される。
【0019】これらの位相ずれされたクロック信号は、
一方ではマルチプレクサ24のN個の入力に、又他方で
はサンプリング回路22のN個のクロック入力にそれぞ
れ適用される。
【0020】サンプリング回路22は、各々そのデータ
入力Dで、母線BS0 のM本のケーブルのうちの1本を
通して受理されDE0 と記された入データDEのワード
の並列ビットのうちの1つを受理するタイプDのN個の
フリップフロップ221 〜22N で構成されている。フ
リップフロップ221 〜22N のクロック入力にはそれ
ぞれ、遅延ライン231 〜23N の出力で生成された位
相ずれしたクロック信号が適用される。フリップフロッ
プ221 〜22N の出力Qは、遷移検出及びアドレス計
算検出回路21のそれぞれの入力に適用される。フリッ
プフロップ221 〜22N の中で、入データビットDE
0 はそれぞれ、信号HM の上昇縁の後に生じる時点T
d,(2・Td),…(N・Td)においてサンプリン
グされる。フリップフロップの出力Qは、それぞれの連
続する異なるサンプリング時点における入データビット
DE0 の論理状態「1」又は「0」を離散的な形で表わ
している。各々の遅延ライン231 〜23N によって課
せられる遅延Tdを適切に選択することにより、フリッ
プフロップの出力Qは、ビットの上昇縁又は下降縁、よ
り一般的にはデータ信号DE内の遷移の時間的位置づけ
を表示する。かくして例えば、iを1〜Nの任意の整数
指標としてフリップフロップの出力211 〜21i 及び
21i+1 〜21N でそれぞれ生成されたレベル「1」及
び「0」は、i番目の遅延ライン23i の出力端で生成
された位相ずれしたクロック信号の上昇縁とほぼ位相が
一致した状態で、信号DE0 の下降縁、ひいては信号D
Eの各ビットについての論理遷移の位置づけを識別す
る。
【0021】サンプリング回路22内のフリップフロッ
プの出力0の状態に応じて、回路21は、上述の例に従
ったフリップフロップ21i の指標に相応するアドレス
adiを設定する。アドレスadiは、マルチプレクサ
24の出力で補正クロック信号HCを生成する形で位相
ずれされたN個のクロック信号の中から遅延ライン23
i により生成された位相ずれしたクロック信号を選択す
るべく、マルチプレクサ24の選択入力ESに適用され
る。
【0022】図3のタイミング図は、本発明に従った並
−直列変換器の考慮されている作動に関するものであ
る。この図では、母線BS0 内の並列入データDEは、
M=8の並列ビットをもつワードであるものと仮定され
ている。上述の先行技術に基づく並−直列変換器に固有
の主要な欠点は、その上昇縁が母線BS1 から母線BS
2 へのデータの転送を誘発するような位相補正されたク
ロック信号HCが、並−直列レジスタ4内への母線BS
2 のデータのローディング信号LOADとは独立したも
のであるという点にある。本発明によると、図3の3行
目に表わされているローディング信号LOAD及び4行
目に示されているクロック信号HM ′は、同時に、変換
器内に含まれている同じ局所タイムベースによって生成
される。入データDEの時間−ワードの長さに等しい周
期M/Fのこのクロック信号HM ′は、ローディング信
号LOADの2つのパルス間にほぼ含まれる上昇縁と下
降縁を提供する。入データの位相に応じて、入データD
Eがその母線BS2 内での転送のために適正にサンプリ
ングされるように入力データDEの時間−ワード環境と
一致するために最も適した上昇縁を示す選択されたクロ
ック信号HSの形で、クロック信号HM ′か或いは又
【数1】 と記されるこの信号の相補的信号が選択される。
【0023】図4を参照すると、本発明に従った並−直
列変換器は、タイムベース1a、論理NOT回路11
a、2つの並−並列及び並−直列レジスタ3及び4、位
相解析回路5及び電子スイッチ6、を含んでいる。
【0024】タイムベース1aは、周波数Fを有する直
列処理クロック信号Hを受理し、並−直列レジスタ4の
ローディング入力に適用されるローディング信号LOA
Dならびに第1及び第2の並列処理クロック信号HM
びHM ′を生成する。第1の信号HM は解析回路5の入
力に適用され、又遠隔デジタル処理装置EQへと伝送さ
れ、この装置が信号HM の周波数で、回路5の入力に接
続された母線BS0 内で各々M個の並列ビットをもつデ
ータワードを伝送するようにしている。
【0025】後で説明する理由から信号HM との関係に
おいてかなり位相ずれした第2の並列処理クロック信号
M ′は、それぞれ直接、及びNOT回路11aを介し
て、スイッチ6の2つの入力に適用される。第2の並列
処理クロック信号HM ′及び相補的な又は逆転した第2
の並列処理クロック信号
【数2】 はかくして、スイッチ6のそれぞれの2つの入力に適用
される。入並列データDEと、第1の並列処理クロック
信号HM の間の位相ずれに応じて、位相解析回路5は、
スイッチ6の制御入力ECに適用される論理制御信号C
Mを生成する。実際には、スイッチ6は、2から1のマ
ルチプレクサであってよい。一定の与えられた時点にお
ける制御信号CMの論理状態は、母線BS2 内で入デー
タDEのワードの転送をタイミングするため並−並列レ
ジスタ3のクロック入力に適用すべき選択されたクロッ
ク信号HSの形で、前記2つの第2のクロック信号
M ′及び
【数3】 のうちの1つを選択する。
【0026】図3に戻ると、本発明に従った並−直列変
換器の優れた作動に必要な1つの条件は、クロック信号
Hの周期に等しい幅をもちしかもクロック信号HのM回
の周期毎に送り出されるローディング信号LOADのパ
ルスの上昇縁が、信号HM ′の下降縁が相補的信号
【数4】 の上昇縁に相応することを知った上で、第2の並列処理
クロック信号HM ′の中の連続する上昇及び下降縁に対
し顕著な形で各々後続しなくてはならないということに
ある、ということがわかる。
【0027】本発明に従った並−直列変換器の中に含ま
れる位相解析回路5の以下で記述する実施態様において
は、整数Mは、8に等しいものと仮定される。かくし
て、入並列データDEは、母線BS0 内で8つの並列ビ
ットをもつワードの形で伝送される。従って入データD
Eの1つのワードはオクテットの形で記される(D
0、DE1 、DE2 、DE3 、DE4 、DE5 、DE
6 、DE7 =DEM-1 )。
【0028】図6を参照すると、位相解析回路5は、記
憶回路51、サンプリング回路52、遅延回路53及び
制御信号生成論理回路54を含んでいる。例えば入デー
タDEのワード内のビットのうちの1つつまり最低位ビ
ットDE0 のみが本発明に従った変換器の解析回路5に
より予め定められたビットの信号として利用されるが、
母線BS0 のそれぞれのケーブル内の1つのワードの全
てのビットは厳密に同一の位相及び周波数を示すことか
ら、入力母線BS0 により伝送されるM=8の並列ビッ
トを伴うデータワードの中のビットのうちいずれのビッ
トでも利用することが可能である。
【0029】遅延回路53は、例えば直列の3本の遅延
ライン531 、532 及び533 から成り、そのうち第
1のラインは入データDEの各ワードの予め定められた
ビットの信号DE0 を受理する。各々の遅延ライン53
1 〜533 は、自ら受理するビットを、予め定められた
1基本遅延Tdだけ遅延させる。3本の遅延ライン53
1 〜533 の出力では、従って、遅延されたつまりそれ
ぞれ基本位相ずれ(2π・Td/TM )の倍数だけ位相
ずれされた最低位ビットの信号が得られる。(なおここ
でTM =M/Fは入データワードの周期である)。最低
位ビット信号DE0 及び遅延ライン531 〜533 に由
来する位相ずれ信号はそれぞれ、サンプリング回路52
を構成するタイプDの4つのフリップフロップ521
522 、523 及び524 のクロック入力に適用され
る。
【0030】フリップフロップ521 〜524 は各々そ
のデータ入力Dにより第1のクロック信号HM を受理す
る。これらの異なるフリップフロップ521 〜524
おいて、第1のクロック信号HM は、位相ずれしていな
い(遅延されていない)最下位ビット信号DE0 の上昇
縁の各々に応えて、異なる位相の位相ずれした信号によ
りサンプリングされる。かくして異なる連続位相に応じ
た第1のクロック信号HM のサンプリングの結果として
の4つの論理状態が、かくして、サンプリング回路52
の4つのフリップフロップ521 〜524 の出力Qによ
ってそれぞれ供給される。4つのフリップフロップ52
1 〜524 の出力Qは、それぞれ、記憶回路51内のタ
イプDのフリップフロップ511 、512 、513 及び
514 のデータ入力Dに適用される。各フリップフロッ
プ511 〜514 のクロック入力は、予め定められたビ
ットの信号DE0 を受理する。かくして、信号DE0
上昇縁に応えて、異なる位相ずれ信号によってサンプリ
ングされた第1のクロック信号HM の論理状態は回路5
1内で安定化され、フリップフロップ511 〜514
出力Qにおいて信号DE0 の次の上昇縁と同期的に複製
される。フリップフロップ511 〜514 のうちの2つ
つまりサンプリング回路51の最初と最後のフリップフ
ロップ511 及び514 の正出力Q及び逆出力
【数5】 は、同様に再初期設定信号RESETをも受理する制御
信号生成回路54のそれぞれの入力に接続されている。
回路54は、第2のクロック信号HM ′か或いは又逆転
した第2のクロック信号
【数6】 を選択するべくスイッチ6(図4)を制御するため特に
フリップフロップ511及び514 の出力におけるサン
プリング信号Q1
【数7】 、Q4 及び
【数8】 に応じて制御信号CMを生成する。
【0031】制御信号生成回路54についてさらに詳し
く説明する前に、位相解析回路5の作動について記述す
るため、ここで図5及び7を参照する。
【0032】図5に示されているタイミング図は、サン
プリング回路52による信号HM の走査に関する。この
タイミング図の3行目は、サンプリング回路52のフリ
ップフロップ521 〜524 のデータ入力Dの各々に適
用される第1のクロック信号HM を示している。4行
目、5行目、6行目及び7行目はそれぞれ、入データの
最低位ビット信号DE0 及び3本の遅延ライン531
533 の出力における信号DE0 の位相ずれ又は遅延の
結果として得られる信号を示している。
【0033】これらの信号の各々の上昇縁は、フリップ
フロップ521 〜524 内の第1のクロック信号HM
サンプリング時点を構成する。これらの連続する異なる
サンプリング時点は、第1のクロック信号HM の3・T
dに等しい位相解析時間Ta内に含まれている。特に第
1のクロック信号HM のこれらの異なるサンプリング時
点は、母線BS2 内の入データDEワードを伝送するた
めクロック信号HSとして第2のクロック信号HM ′又
は逆の第2のクロック信号
【数9】 を選択するべく第1のクロック信号HM の上昇又は下降
縁との関係において入データの時間−ワード(上昇縁)
の開始を「マークする」ことを可能にしている。本発明
に基づく並−直列変換器の作動は、次の2つの条件を満
たさなくてはならない。
【0034】一方では、母線BS2 内の入データDEの
転送を確保するためには、入データDEのワード−時間
の長さの中で最もうまくセンタリングされた、つまり換
言すると時間−ワードの初めと終りの付近での入データ
の生来不安定な遷移ゾーンから最も離れた上昇縁を示
す、2つのクロック信号HM ′及び
【数10】 のうちの一方を選択しなくてはならない;又他方では、
母線BS2 内に存在するデータワードをサンプリングし
記憶するためには、並−直列レジスタ4のローディング
信号LOADは、適切なクロック信号HSつまりHM
又は
【数11】 の制御下で、M=8の場合にはオクテットずつ転送した
後データワードが母線BS2 内で安定しているようにク
ロック信号HM ′及び
【数12】 の上昇縁から時間的に比較的離れているサンプリング上
昇縁を示さなくてはならない。
【0035】図5を参照しさらに前述の第1の条件を考
慮すると、解析時間Ta又はそれと等価である遅延ライ
ン531 〜533 により課せられる基本遅延Tdの合計
に関し、2つの情報をひき出すことができる。まず第1
に、この解析時間Taは、クロック信号HM との関係に
おける入データワードの位相を「マークする」のに唯一
の縁の検出だけで充分であることから、最大限でもこの
クロック信号HM 内の唯一の上昇縁又は下降縁を検出す
るべく第1のクロック信号HM の周期の半分未満でなけ
ればならない。一方、この解析時間Taは、並−並列レ
ジスタ3の入力端上の入データDEワードの最低予備位
置づけ時間よりも長くなければならない。そうでなけれ
ば、充分に大きい時間的範囲の中でクロック信号HM
の関係における入データDEのワードの位相を「マーク
する」こと、又かくして入データDEのワードの時間−
ワードの初めが信号HSの形で選択された2つのクロッ
ク信号HM ′及び
【数13】 のうちの一方の上昇縁の付近にないことを確実に保証す
ることは、不可能であろう。
【0036】図7のタイミング図は、記憶回路51のフ
リップフロップ511 〜514 の出力で生成されうる異
なるサンプリング状態と、母線BS2 内で入データDE
のワードの転送クロック信号として選択すべきクロック
信号HM ′又は
【数14】 の間の対応性を打ち立てることを目的としている。
【0037】ここで留意すべきは、2つの第2のクロッ
ク信号のうちの一方HM ′が第1のクロック信号HM
の関係においてかなり位相的に先行しており、又もう1
つの第2のクロック信号
【数15】 が定義上信号HM ′との関係において位相的に反対であ
ることである。図7の4行目では、前述のように解析時
間Taの上限と下限を考慮に入れて、記憶回路51のフ
リップフロップ511 〜514 を用いて信号HM の上昇
縁が検出されることを知った上で、入データDEの時間
−ワードの初めを一時的に位置設定することのできる1
つの時間的範囲ptが限定されている。信号DE0 を用
いたサンプリングによる信号HM の上昇縁の検出の場
合、入データDEのワードの各々は、図7の4行目にそ
れぞれ実線及び破線で表わされているような2つの最大
位相の間に必然的に記入される。この場合、並−直列レ
ジスタ4の入力へ母線BS2 内で転送するべく入データ
DEをサンプリングするために、逆クロック信号
【数16】 を選択しなければならないと思われる。実際、この4行
目上に斜線の入った薄いゾーンが示しているように、信
号HM ′が入データDEをサンプリングする目的で選択
された場合、サンプリング時点は入データDEの時間−
ワードの初めとほぼ一致する可能性があり、このような
一致は、母線BS2 内にて転送すべきデータの喪失をひ
き起こす可能性がある。
【0038】図7の5行目は、信号HM の下降縁が遅延
した信号DE0 による連続的サンプリングの際に検出さ
れた場合、母線BS2 内での転送のため入並列データを
サンプリングするのに第2のクロック信号HM ′を選択
しなければならないということを示している。
【0039】故意に、特殊な2つのケースについては上
記では触れなかった。すなわち、第1のクロック信号H
M の上昇縁も下降縁も検出されない場合である。これら
のケースは、記憶回路51内の全てのフリップフロップ
511 〜514 の出力端Qで同じ論理状態「1」又は
「0」に相応する。図7に戻り、解析時間Taが厳密に
入データDEの各ワードの最低予備位置づけ時間よりも
長くかつ第1のクロック信号HM の半周期よりも厳密に
短いという仮定を維持しながら、以下では、全ての記憶
用フリップフロップ511 〜514 が状態「1」を記憶
するケースについて検討する。このような記憶は、それ
が、それぞれクロック信号HM の位相との関係における
入データDEの位相のフリップの方向に応じてフリップ
フロップ511 〜514 への状態「0」、「1」、
「1」、「1」か或いは又状態「1」、「1」、
「1」、「0」の先行記憶に続いている場合に発生しう
る。
【0040】フリップフロップ511 〜514 の出力で
状態「1」、「1」、「1」及び「1」が状態「0」、
「1」、「1」及び「1」の後に続いている場合、この
ことはすなわち、図7の4行目を参照して、入データD
Eがそのときこれらの状態「1」、「1」、「1」及び
「1」について、状態「0」、「1」、「1」及び
「1」に相応する破線で表わされた時間−ワードとの関
係においてかなり位相的に先行しているということを意
味する。このとき、クロック信号
【数17】 は、並−直列変換器の良好な作動を確保し又並−並列レ
ジスタ3の出力への入データのワードの転送を命じる選
択されたクロック信号HSの位相の不利な変化を避ける
ような形で、維持される。
【0041】状態「1」、「1」、「1」及び「1」が
状態「1」、「1」、「1」及び「0」の後に続く場
合、このことはすなわち、図7の5行目を参照して、入
データDEのワードがこのとき、5行目に実線で表わさ
れ状態「1」、「1」、「1」及び「0」に相応する時
間−ワードとの関係においてかなり位相的に遅延してい
ることを意味する。このとき、第2のクロック信号
M ′は、並−並列レジスタ3の出力で複製するべく入
データDEをサンプリングするために維持される。
【0042】同じ論理で、先行する選択された第2のク
ロック信号HM ′又は
【数18】 を維持することにより記憶回路51のフリップフロップ
511 〜514 の出力に記憶された状態「0」、
「0」、「0」及び「0」についても類似の結果が得ら
れる。
【0043】従って、真理値表TVが以下のように作成
される:
【0044】
【表1】
【0045】回路52及び51内の第2及び第3のフリ
ップフロップ522 及び523 、512 及び513 は、
実際には削除でき、回路5の作動を理解するためにのみ
図6(又は9)で示されている。
【0046】図6を再び参照すると、制御信号生成回路
54は、表TVに対応して、スイッチ6の出力で第2の
クロック信号HM ′又は第2の逆クロック信号
【数19】 を選択するのにフリップフロップ511 〜514 の出力
が組合わさって貢献するような形でスイッチ6を制御す
る信号CMを生成するように設計されている。この表を
見るとわかるように、記憶回路51の中の最初と最後の
フリップフロップ511 及び514 の出力Q及び
【数20】 のみが制御信号CMの生成に必要である。
【0047】生成回路54は、NOT回路541、2つ
の入力をもつ2つのNOT−ANDゲート542及び5
43及び多入力をもつフリップフロップRS544を含
む。フリップフロップRSは、3つの入力をもつNOT
−ANDゲート544及び2つの入力をもつNOT−A
NDゲート545で構成され、ゲート544の出力は制
御信号CMを生成する、フリップフロップRS544の
2重記憶入力EMは、それぞれフリップフロップ514
の相補的出力
【数21】 及びフリップフロップ511 の出力Qに接続される入力
を有するゲート542の出力及びNOT回路541を介
して再初期設定信号RESETの入力に接続されている
ゲート544の2つの入力で構成されている。フリップ
フロップRS544の消去入力EEは、それぞれフリッ
プフロップ514 の出力Q及びフリップフロップ511
の相補的出力
【数22】 に接続されている入力をもつゲート543の出力に接続
されているゲート545の入力により構成されている。
回路54は、2つの励起入力すなわち
【数23】 (なお式中Q1 及びQ4 はそれぞれフリップフロップ5
1 及び514 のデータ出力Qを表わす)という関係式
で定義づけられる唯一の「1」設定入力S(セット)及
び「0」設定入力R(リセット)をもつフリップフロッ
プRSと等価である。
【0048】従って、等価フリップフロップRSの出力
信号すなわち制御信号CMは、励起関数Sにより、Q1
が状態「1」でQ4 が状態「0」にある場合、状態
「1」にある。逆に、信号CMは、励起関数Rにより、
1 が状態「0」、Q4 が状態「1」にある場合、状態
「0」にある。Q4 及びQ1 が両方共「1」又は「0」
の状態にある場合、R=S=「0」であるためフリップ
フロップRSの作動に従って信号CMの先行する状態が
維持される。フリップフロップRS544の出力従って
信号CMを初期設定段階にあたり一定の与えられた状態
「1」にセットするため、信号RESETが利用され
る。
【0049】特に図6及び7を参照しながら上述した本
発明に従った並−直列変換器の第1の実施態様は、好ま
しくは、顕著に位相ジッタが入データの転送を妨げる可
能性がない場合に利用されるものである。
【0050】以下で図8及び9を参考にして記述する本
発明に基づく並−直列変換器の第2の実施態様は、位相
ジッタ効果を補正するものである。
【0051】真理値表TVに示されているように、入デ
ータDEのワードの転送をタイミングするための、クロ
ック信号HM ′の信号
【数24】 に対する又はその逆の置換を暗に意味する制御信号CM
の状態変化は、それぞれ記憶回路51のフリップフロッ
プ511 及び514 の出力Q1 及びQ4 が状態「1」及
び「0」から状態「0」及び「1」へ、又は状態「0」
及び「1」から状態「1」及び「0」へと切換わる場合
に発生すると思われる。
【0052】図8は、1行目に第1のクロック信号HM
を示しており、一方この図の2行目は、極端なケースに
おいて、並−並列レジスタをタイミングする選択された
信号HSの位相のスキップ、さらに厳密に言うと2つの
クロック信号HM 及び
【数25】 の選択の変更をひき起こす入データの位相ジッタGmax
を表している。
【0053】TM をクロック信号HM の周期とし又Ta
を遅延回路53の遅延ライン531、532 及び533
により課せられた3つの基本遅延Tdの合計に等しい解
析時間として、Gmax =TM /2−Taによって与えら
れる最大値をとる入データDEの位相ジッタが、選択ク
ロック信号HSの変更をひきおこす。真理値表TVと一
致して、図8に示されている例は、状態「1」及び
「0」から状態「0」及び「1」へのフリップフロップ
511 及び514 の出力Q1 及びQ4 の切換え、ならび
にHM ′から
【数26】 への選択信号HSの変更に相当する。
【0054】以下では、解析時間Taがクロック信号H
M の周期の4分の1に等しいつまりTa=TM /4であ
る好ましい一例を基準とする。この例では、最大ジッタ
値Gmax は、155MHzに等しい直列処理クロック信
号Hのクロック周波数について、又M=8ビットで構成
されたデータワードについて、12nsに等しく、これ
は、極端な条件の場合でさえ充分に許容できる位相ジッ
タの上限に相当する。許容可能な位相ジッタはこの位相
ジッタGmax 未満である。
【0055】しかしながら、Gmax 未満の入データの位
相ジッタの場合、Taに対する上述の条件(Ta=TM
/4)を考慮に入れると、フリップフロップ511 〜5
4の出力端は、真理値表TV内で直接隣接している一
定の与えられた状態から次に続く状態へと切換わること
ができる。さらに厳密に言うと、このときフリップフロ
ップ511 〜514 の出力Qは、真理値表TVの中です
ぐ上に隣接する状態か又はすぐ下に隣接する状態へしか
切換わることができない。かくして、一例を挙げると、
フリップフロップ511 及び514 の出力Qは、状態
「0」及び「0」から状態「0」及び「1」へ又は状態
「1」及び「0」へと切換わることができる。図6を参
考にして、変換器の初期設定の際に信号RESETがフ
リップフロップRS544の出力ひいては制御信号CM
を状態「1」へとセットするということが示された。と
ころで、この再初期設定段階の後で、フリップフロップ
511 及び514 の初期の「自然な」出力状態が「0」
と「0」又は「1」と「1」(真理値表)であり、かく
して制御信号CMを状態「1」に維持することが可能で
ある。しかしながら、前に見てきたように、入データD
Eの位相ジッタGは、すぐ上又は下に隣接する状態へ
の、フリップフロップ511 及び514 の一定の与えら
れた状態からの切換えを誘発する可能性がある。
【0056】従って、真理値表TVを参照して、フリッ
プフロップ511 及び514 の出力にそれぞれ記憶され
しかも変換器の再初期設定の後の制御信号CMの状態
「1」(RESET=「1」)に相応する状態「0」と
「0」又は「1」と「1」は、状態「0」と「1」へと
切換わることができる。このとき、制御信号CMは、変
換器の作動にとってきわめて不利でしかもデータの喪失
をひき起こしうる位相の変更である再初期設定後の選択
クロック信号HSの位相変更を課すことによって、状態
「0」をとる。ここで信号RESETによる状態「1」
への制御信号CMの初期設定の直ぐ後で、制御信号CM
が位相ジッタGの増大の際に状態「0」に切換わると仮
定すると、そのとき信号CMはもはや次に状態「1」に
再度切換わることができない。これは、前述のように、
位相ジッタG(G<Gmax )及び解析時間Taについて
の条件を考慮して、フリップフロップ511 〜514
出力の状態は、位相ジッタの正及び負のエクスカーショ
ンにより、真理値表TVを参照して一定の与えられた状
態から直ぐ上又は下に隣接する状態にしか切換わること
ができないからである。
【0057】従って位相ジッタの問題は、制御信号CM
を生成するフリップフロップRS544の初期の「自然
な」出力が、信号RESETによる初期設定の際にフリ
ップフロップRSが最初にセットされた状態と同じ状態
「1」をとる場合にのみ発生する。さらに厳密に言う
と、この位相ジッタの問題は、制御信号CMを状態
「1」に維持しながらフリップフロップ511 及び51
4 の出力が状態「1」、「1」又は「0」、「0」をと
る場合に発生する。実際この場合、位相ジッタは、フリ
ップフロップ511 〜514 の出力をすぐ隣接する状態
つまりフリップフロップ511 及び514 については
「0」と「1」へと切換えさせることができ、選択クロ
ック信号HSの位相変更をひき起こす。しかしながら、
データ信号のジッタが最大位相ジッタGmax 未満である
場合、この位相スキップは1度しか発生しないだろうと
いうことに留意すべきである。
【0058】図9は、本発明に従った並−直列変換器内
に含まれこの位相ジッタの問題を解決する位相解析回路
5Aの第2の実施態様を示している。回路5Aは、図6
に示されている前述の回路5におけるものと同一でかつ
同じ要領で配置された記憶回路51、サンプリング回路
52、遅延回路53及び制御信号生成回路54を含んで
いる。位相解析回路5Aはさらに、制御信号の初期設定
回路55を含んでいる。この回路55は、カスケード式
に接続され各々1つの基本遅延Trを課す2本の遅延ラ
イン5511 及び5512 、4から1のマルチプレクサ
552、Dタイプの2つのフリップフロップ5531
び5532 からなる2ビットの同期計数器553、2つ
の入力をもつNOT−ANDゲート554及び2つの入
力552をもつANDゲートを含む。
【0059】マルチプレクサ552の4つの入力E0
1 、E2 及びE3 は、例えば、それぞれ第1の遅延ラ
イン5511 を介して、2本の遅延ライン5511 及び
5512 を介して、直接、及び第1の遅延ライン551
1 を介して、M個の並列ビットをもつデータDEのワー
ドの最低位ビットDE0 の信号に相応するものといっ
た、変換器の入力母線のケーブルのうち予め定められた
1本に関する信号を受理する。マルチプレクサ552の
2つのアドレス入力ADは、計数器553の2つのそれ
ぞれの出力Qに接続され、それぞれ、AD=「00」、
「10」、「11」及び「01」である場合に入力
0 、E1 、E2 及びE3 を選択する。マルチプレクサ
552の1つの出力Sは、図6に示された回路5内で予
め定められたビットの信号DE0 が直接適用されている
のと同様に、遅延回路53内の第1の遅延ライン531
の入力、サンプリング回路52内の第1のフリップフロ
ップ521 のクロック入力、及び記憶回路51内のフリ
ップフロップ511 〜514 のクロック入力に適用され
る。
【0060】ゲート554の2つの入力はそれぞれ、フ
リップフロップ5532 のデータ出力Q及びフリップフ
ロップ5531 の相補的データ出力
【数27】 に接続される。かくしてNOT−ANDゲート554の
出力は、計数器553のフリップフロップ5531 及び
5532 のそれぞれの出力Qにおいて記憶された状態
「0」及び「1」について状態「0」にある。ゲート5
54の出力及び予め定められたビットの信号DE0 はそ
れぞれANDゲート555の入力に適用される。信号D
0 は、「0」及び「1」とは異なる計数器553のフ
リップフロップ5531 及び5532 の出力Qで記憶さ
れたそれぞれの状態についてのみゲート555の出力に
おいて妥当性検査される。この信号DE0 は、フリップ
フロップ5531 及び5532 のクロック入力において
供給される。同期計数器553において、第2のフリッ
プフロップ5532 の相補的データ出力
【数28】 は、第1のフリップフロップ5531 のデータ入力D上
に循環させられる。制御信号CMを初期設定段階の際に
状態「1」にセットするべく、制御信号生成回路54の
入力に適用された再初期設定信号RESETは、計数器
553のフリップフロップ5531 及び5532 の2つ
の再初期設定入力Rにも供給される。
【0061】上述のように、制御信号の初期設定回路5
5は、変換器の初期設定段階の際に最終的安定状態に制
御信号CMを位置づけすることを目的としたものであ
る。
【0062】初期設定段階の際に、再初期設定信号RE
SETは、計数器553の出力Qのゼロ設定「0」及び
「0」を制御する。予め定められたビットの信号DE0
の連続的な3つの上昇縁は、この計数器内のフリップフ
ロップ5531 及び5532の出力Qを状態「1」及び
「0」、次に「1」及び「1」、次に「0」及び「1」
に設定する。このとき計数器553のこれら2つの最後
の状態「0」及び「1」は、NOT−ANDゲート55
4の出力が、AND閉ゲート555を介して予め定めら
れたビットの信号DE0 を妥当性検査しない状態「0」
にあることから、もはや変更されない。
【0063】計数器553の出力Qにおけるこれら4つ
の連続した状態対については、入力E0 、E1 、E2
びE3 はそれぞれマルチプレクサ552の出力Sで選択
される。かくして連続的に、それぞれTrだけ遅延され
次に2Trだけ遅延され次に全く遅延されず、最後にT
rだけ遅延された信号DE0 は、マルチプレクサ552
の出力Sで選択される。
【0064】遅延Trは、変換器が耐えている最大ピー
クジッタGmax にほぼ等しくとられる。
【0065】2本の遅延ライン5511 及び5512
利用は、そのとき遅延ライン5511 によりTrだけ遅
延された、信号DE0 の位相によって決まる予め定めら
れたビットの信号DE0 の平均位相のまわりでのこの位
相ジッタの最大の正及び負のエクスカーションについて
位相ジッタの存在下での変換器の挙動を研究する1つの
手段を構成している。
【0066】この記述中で前に記したとおり、位相ジッ
タGが最大位相ジッタGmax 未満である場合、位相ジッ
タの正及び負のエクスカーションによるこれら2つの位
相変更に際して、制御信号CMは最終的な安定状態を保
つか又はとり、従って選択されたクロックHSはその後
いかなる位相変更も受けない。
【0067】初期設定の際に信号RESETは制御信号
CMを状態「1」にセットしかくしてクロック信号
M ′を選択することがわかっているため、この初期設
定の際に2つのケースが発生しうる。Trだけ遅延され
た信号DE0 の位相の両側の入力データ信号の位相の正
及び負のエクスカーションの際に制御信号CMが状態
「1」に維持された場合、この状態は最終的なものであ
る。これらのエクスカーションの際に信号CMが状態
「0」に切換わった場合、それは、それぞれ信号RES
ETの適用の後及び予め定められたビットの信号DE0
の位相ジッタの正および負のエクスカーションの前にフ
リップフロップ511 及び514 の出力で記憶された状
態「1」と「1」又は「0」と「0」に相応し、このと
き、この状態「0」は制御信号CMについて最終的に維
持され、クロック信号
【数29】 は並−並列レジスタ3をタイミングするために選択され
る。ここで、この位相ジッタの問題は制御信号CMがR
ESETの後で状態「1」をとる場合にのみ発生するこ
と、又、この状態「1」は、フリップフロップ511
び514 の出力でそれぞれ「0」及び「0」又は「1」
及び「1」に相応することに留意しなくてはならない。
【0068】前述のとおり、本発明に基づく並−直列変
換器により許容可能な最大位相ジッタGmax は、遅延回
路53の遅延ライン531 〜533 により課せられる3
つの遅延Tdの合計に等しい解析時間Taに正比例す
る。
【0069】第1の変形態様によると、これらの遅延ラ
インは各々、カスケード式の偶数の一連のNOT回路に
より実現される。各々のNOT回路は、それを構成する
トランジスタの寸法の関数である遅延を生成する。
【0070】図10に示されている第2の変形態様によ
ると、遅延回路53は、カスケード式に接続されたDタ
イプの複数のフリップフロップBAで構成されている。
第1のフリップフロップBA1 のデータ入力は図6に従
った予め定められたビットの信号DE0 又は図9に従っ
たマルチプレクサ552の出力Sでの信号を受理する。
その他のフリップフロップの各々の出力Qは、それぞれ
の次に続くフリップフロップの入力Dに接続されてい
る。遅延ライン531 〜533 の各々は、解析時間Ta
及びデータDEワード内のビット数Mすなわちビットク
ロック信号Hの周波数とワードクロック信号の周波数H
M 及びHSの間の比率Mにより左右される数の単数又は
複数のフリップフロップによって構成されうる。フリッ
プフロップBAのクロック入力は、2つに1つの割合で
交互に、それぞれ直列処理クロック信号Hとその相補的
信号
【数30】 を受理する。かくして各々のフリップフロップは、クロ
ック信号Hの半周期に等しい遅延を誘導する。
【0071】一例として、図10は、各々クロック信号
Hの半周期に等しい遅延Tdを課し、各々2つのフリッ
プフロップBA1 及びBA2 、BA3 及びBA4 を含ん
で信号Hの1.5周期に等しい位相解析時間Taを付与
するようになっているような2本の遅延ライン531
び533 で構成された遅延回路53を示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術に従った並−直列変換器のブロックダ
イアグラムを示す。
【図2】図1の並−直列変換器内に含まれた再整相装置
のブロックダイアグラムを示す。
【図3】本発明に従った並−直列変換器の作動に関する
論理信号のタイミング図を示す。
【図4】本発明に従った並−直列変換器のブロックダイ
アグラムである。
【図5】サンプリングタイミング図である。
【図6】本発明に従った並−直列変換器内に含まれた位
相解析回路の第1の実施態様のブロックダイアグラムで
ある。
【図7】本発明に従った並−直列変換器内に含まれた並
−並列レジスタの出力における入データのワード転送を
制御するための2つの「第2の」クロック信号のうちの
1つの選択に関するタイミング図を示す。
【図8】変換すべき入データ信号内のジッタによる効果
を示すため、「第1の」クロック信号のタイミング図を
示している。
【図9】本発明に従った並−直列変換器内に含まれ、ジ
ッタ効果を補正する位相解析回路の第2の実施態様のブ
ロックダイアグラムを示す。
【図10】位相解析回路内に含まれたフリップフロップ
遅延回路の一例を詳細に示している。
【符号の説明】
1 タイムベース 2 整相装置 3 並−並列レジスタ 4 並−直列レジスタ 5 位相解析回路 6 スイッチ 11 論理NOT回路 21 遷移検出・アドレス計算回路 22 サンプリング回路 23 遅延回路 24 マルチプレクサ 51 記憶回路 52 サンプリング回路 53 遅延回路 54 制御信号生成回路 55 制御信号初期設定回路 542,543 入力手段 5511 ,5512 遅延手段 552,553 選択手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送媒体(ST)内で第1の周波数
    (F)で伝送される直列化されたビットの形に変換する
    ため各々M個の並列ビット(DE0 〜DEM-1 )をもつ
    入データ(DE)ワードをデジタル処理装置(EQ)か
    ら受理する並−直列変換器において、 タイムベース、並−並列レジスタ(3)及び並−直列レ
    ジスタ(4)、 を含み、 このタイムベース(1a)は、前記第1の周波数(F)
    のクロック信号(H)を受理し、並−直列レジスタ
    (4)において並−並列レジスタ(3)の出力に予め転
    送された並列ビットデータ(DE)ワードのローディン
    グをタイミングするための第1の周波数(F)のM分の
    1である第2の周波数(F/M)のローディングクロッ
    ク信号(LOAD)及び前記デジタル処理装置に対して
    その同期化のために伝送される前記第2の周波数の第1
    のクロック信号(HM )を生成する並−直列変換器であ
    って、 前記タイムベース(1a)がさらに、互いに本質的に反
    対の位相の前記第2の周波数の2つの第2のクロック信
    号を設定すること、及びこの変換器にはさらに、前記並
    −並列レジスタ(3)の出力へのデータ(DE)ワード
    の転送をタイミングする選択されたクロック信号(H
    S)の形に、前記データワード及び第1のクロック信号
    がそれぞれほぼ同相か又は反対の相かに応じて2つの第
    2のクロック信号のうちの一方を選択するべく前記第1
    のクロック信号(HM )の位相との関係において前記並
    列ビットの入データ(DE)ワードの位相を解析するた
    めの位相解析手段(5)が含まれていることを特徴とす
    る、並−直列変換器。
  2. 【請求項2】 前記第1のクロック信号(HM )及び前
    記2つの第2のクロック信号のうちの1つが互いとの関
    係においてかなり位相ずれされていることを特徴とす
    る、請求項1に記載の並−直列変換器。
  3. 【請求項3】 前記ローディングクロック信号(LOA
    D)によって決定される前記並−直列レジスタ(4)の
    ローディング時点は、前記2つの第2のクロック信号の
    うちのいずれか1つによって決定された入データワード
    の転送時点からかなり後で周期的に発生することを特徴
    とする、請求項1又は2に記載の並−直列変換器。
  4. 【請求項4】 タイムベース(1a)が、前記2つの第
    2のクロック信号のうちの1つ(HM ′)を直接設定
    し、これら2つの第2のクロック信号のうちのもう1つ
    のものを、前記第2のクロック(HM ′)を受理する論
    理NOT回路手段(11a)を介して設定することを特
    徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の並−
    直列変換器。
  5. 【請求項5】 前記位相解析手段(5)が、 カスケード式に接続され、それぞれ複数の遅延信号の形
    へと前記入データ(DE)ワード内のM個の並列ビット
    に関するM個のビット信号のうちの予め定められた1つ
    (DE0 )を遅延させる目的で、予め定められた位相解
    析時間(Ta)がその和によって決定されることになる
    複数の遅延を課し、しかもこの解析時間(Ta)が第2
    の周波数(F/M)の前記クロック信号の半周期よりも
    小さい、複数の遅延手段(531 、532 、533 )、 それぞれ複数のサンプリング信号(Q、52)を生成す
    るべく前記遅延信号と前記予め定められたビットの信号
    (DE0 )の予め定められた論理的遷移(「0」から
    「1」へ)に応えて前記第1のクロック信号(HM )を
    サンプリングするための複数のサンプリング手段(52
    1 、522 、523 、524 )、及び前記複数のサンプ
    リング信号のうちの2つ(Q1 、Q4 )に応じて、それ
    ぞれ前記第2のクロック信号を選択する論理状態をもつ
    制御信号(CM)を生成するための論理手段(54)を
    含むことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項
    に記載の並−直列変換器。
  6. 【請求項6】 それぞれ2つの入力を通し前記2つの第
    2のクロック信号を受理し又制御入力(EC)を介して
    前記制御信号(CM)を受理して、制御信号の論理状態
    に応じて前記選択されたクロック信号(HS)として前
    記2つの第2のクロック信号のうちの1つを並−並列レ
    ジスタへ適用するスイッチ手段(6)が含まれているこ
    とを特徴とする、請求項5に記載の並−直列変換器。
  7. 【請求項7】 前記位相解析手段(5)にはさらに、並
    列ビット入データ(DE)ワードの一定の伝送時間中、
    前記複数のサンプリング手段(521 、522 、5
    3 、524 )によってそれぞれ生成された前記サンプ
    リング状態信号(Q、52)の論理状態を記憶するた
    め、前記論理手段と複数のサンプリング手段の間に接続
    されている複数の記憶手段(511 、512 、513
    514 )が含まれていることを特徴とする、請求項5又
    は6に記載の並−直列変換器。
  8. 【請求項8】 前記2つのサンプリング信号(Q1 、Q
    4 )は、前記予め定められたビット信号(DE0 )と前
    記遅延信号のうち最も遅延したものによる前記第1のク
    ロック信号(HM )のサンプリングの結果として得られ
    ること、及び前記論理手段(54)は、前記2つの第2
    のクロック信号のうちの1つ(HM′)を選択する前記
    制御信号の第1の論理状態(CM=“1”)を前記論理
    手段が生成するべく、前記2つのサンプリング信号のう
    ちの1つ(Q1 )及び前記2つのサンプリング信号のう
    ちのもう一方(Q4 )の逆信号に対し感応する第1の入
    力手段(542)及び、前記2つの第2のクロック信号
    のうちのもう一方を選択する前記制御信号の第2の論理
    状態(CM=“0”)を前記論理手段が生成するべく前
    記2つのサンプリング信号のうちの前記もう一方のもの
    (Q4 )と前記2つのサンプリング信号のうちの前記一
    方(Q1 )の逆信号に対し感応する第2の入力手段(5
    43)、を含むこと、 を特徴とする、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の
    並−直列変換器。
  9. 【請求項9】 前記位相解析手段(5A)が、さらに、
    並−直列変換器の初期作動手順の際に前記2つのクロッ
    ク信号のうちの一方を選択する一定の与えられた状態
    (「1」)にセットされた信号の形に制御信号(CM)
    をセットするための手段(541 、RESET)を含ん
    でいること、及び前記予め定められたビットの信号(D
    0 )は、前記初期手順の際に、最大位相ジッタ(G
    max )よりも小さい入データ(DE)ワード内の任意の
    位相ジッタとは独立してセットされた制御信号を最終的
    安定状態で初期設定するための制御信号初期設定手段
    (55)を通して受理されること、 を特徴とする、請求項5乃至8のいずれか1項に記載の
    並−直列変換器。
  10. 【請求項10】 最大位相ジッタ(Gmax )が、第2の
    周波数(F/M)での前記クロック信号の半周期と前記
    位相解析時間(Ta)との差にほぼ等しいことを特徴と
    する、請求項9に記載の並−直列変換器。
  11. 【請求項11】 前記初期手段(55)が、それぞれ第
    1及び第2の遅延信号を生成するため前記予め定められ
    たビット信号(DE0 )を受理するカスケード式に接続
    された第1及び第2の遅延手段(5511 、55
    2 )、及び前記初期手順の間にまず第1の遅延手段
    (5511 )により遅延された第1の信号、次に第1及
    び第2の遅延手段(5511 、5512 )により遅延さ
    れた第2の信号、次に前記予め定められたビットの信
    号、そして最後に前記第1の遅延信号を連続して選択す
    るための手段(552、553)を含んでおり、これら
    の第1及び第2の遅延手段は各々最大位相ジッタ(G
    max )にほぼ等しい遅延(Tr)を課すこと、を特徴と
    する、請求項9又は10に記載の並−直列変換器。
JP5200351A 1992-07-20 1993-07-20 並−直列変換器 Withdrawn JPH06224781A (ja)

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