JPH0621935A - Isdn−sインタフェース回路 - Google Patents

Isdn−sインタフェース回路

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Publication number
JPH0621935A
JPH0621935A JP4195980A JP19598092A JPH0621935A JP H0621935 A JPH0621935 A JP H0621935A JP 4195980 A JP4195980 A JP 4195980A JP 19598092 A JP19598092 A JP 19598092A JP H0621935 A JPH0621935 A JP H0621935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
isdn
counter
circuit
digital pll
Prior art date
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Pending
Application number
JP4195980A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Kishimoto
一徳 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4195980A priority Critical patent/JPH0621935A/ja
Publication of JPH0621935A publication Critical patent/JPH0621935A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ISDN−Sインタフェース回路で使用する
ディジタルPLLの出力クロックの安定度を向上させ
る。 【構成】 ISDN−Sインタフェースでは、回線クロ
ックと同期をとるためにディジタルPLL18を有し、
ここで回線クロックと出力クロックとの位相ずれをカウ
ンタ14でカウントし、このカウント数の条件により位
相切換回路15において出力クロックの位相をずらせて
いるが、このカウンタ14の設定値を回線の使用状態を
管理することによって随時同期可能な最適値とする回線
状態管理部19を設け、出力クロックの安定度を向上さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はISDN回線に接続され
るSインタフェース回路に関し、特にISDN網との同
期をとるためディジタルPLLを使用するSインタフェ
ースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のISDN−Sインタフェ
ース回路ではISDN網と同期をとるためにディジタル
PLL(Phase-Locked Loop )回路を使用することが多
い。このディジタルPLLの例を図2を使用して説明す
る。ISDN回線からの信号は受信回路10で受信され
るが、これよりビットタイミング検出器11はビットタ
イミングを抽出する。この回線から抽出されたタイミン
グ信号をもとにして、ディジタルPLL18を動作させ
る。
【0003】ディジタルPLL18は、位相比較器12
において回線より抽出されたビットタイミング信号とデ
ィジタルPLL出力クロックを分周器17において回線
クロックと同じ周波数に分周した信号とを位相比較す
る。比較結果は誤差判定器13によって「同期」,「位
相進み」,「位相遅れ」を判定される。この判定された
位相のずれが、「進み」または「遅れ」の同方向に連続
して検出されたとき、この回数をカウンタ14でカウン
トし、カウント値が予め設定した値になったとき位相切
換回路15において基準発振器16の基準クロック信号
出力の信号位相を誤差判定器13が検出した方向と逆方
向にずらす操作を行い、回線クロックとディジタルPL
L出力クロックの位相差を無くす動作を行う。この動作
によってディジタルPLLは回線クロックと同期したク
ロックを出力する。
【0004】前記カウンタ14に設定するカウント値は
多くする方が回線のジッタ、ノイズ等に対して安定した
出力クロックが得られるが、大きくし過ぎると同期外れ
を生じさせることになる。このカウント値をm、位相切
換回路15での1回の動作でずらせる位相量(単位:時
間)をΔt、回線クロックをfi、基準発振器16の発
振クロックをfoとするとカウント値は次の条件にあ
最も大きな値が最適となる。 |m(1/fi−1/fo)|≦Δt …(1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ISDN−Sインタフ
ェースではCCITT勧告I.430によって信号方式
が決められており、符号にはAMI符号を用いる。この
符号は図3に示すようにデータ「0」によって信号に振
幅を生じさせるようになっておりデータ「1」では信号
無しと同じ状態になる。このため信号からビットタイミ
ングを抽出するためには、信号中にデータ「0」が必要
で、データ「1」だけでは抽出できない。このためIS
DN−Sインタフェース回路では回線の使用状態によっ
て受信データに含まれる「0」の数が大きく変化し、例
えば回線を全く使用していない状態では信号1フレーム
48ビットのデータ中に数ビットの「0」しか含まれない
が全チャネルが使用状態であれば「0」の数はデータ中
かなりの割合を示す。
【0006】このため従来のISDN−Sインタフェー
ス回路では内蔵するディジタルPLL28内のカウンタ
24に設定するカウント値は回線との同期を保持してお
くためには、受信信号に含まれるデータ「0」が最も少
ない時の条件にあわせて決めなければならない。これで
は(1)式に示した条件よりかなり小さな値をカウンタ
値として設定せざるを得なくなり、回線のジッタ、ノイ
ズに対して十分安定しうる値にならなくなるという問題
がある。本発明の目的は、ディジタルPLLの出力クロ
ックの安定度を向上させたSインタフェース回路を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ISDN回線
の使用状態によって変わる回線クロックの抽出条件に対
して随時ディジタルPLL内に設けたカウンタのカウン
ト値の設定を変える回線状態管理部を有している。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のISDN−Sインタフェースの一実
施例のブロック図であり、図2に示した従来構成と同一
部分には同一符号を付してある。ここでは、ディジタル
PLL18を構成するカウンタ14に回線状態管理部1
9を接続している点が図2の構成と相違している。
【0009】この構成によれば、ISDN回線からの信
号は受信回路10で受信され、これよりビットタイミン
グ検出器11はビットタイミングを抽出する。この回線
から抽出されたタイミング信号をもとにして、ディジタ
ルPLL18を動作させる。
【0010】ディジタルPLL18は、位相比較器12
において回線より抽出されたビットタイミング信号と、
ディジタルPLL出力クロックを分周器17において回
線クロックと同じ周波数に分周した信号とを位相比較す
る。比較結果は誤差判定器13によって「同期」,「位
相進み」,「位相遅れ」を判定される。この判定された
位相のずれが、「進み」または「遅れ」の同方向に連続
して検出されたとき、この回数をカウンタ14でカウン
トするが、カウント値が回線状態管理部19によって設
定された値になった位相切換回路15において基準発振
器16の基準クロック信号出力の信号位相を誤差判定器
13が検出した方向と逆方向にずらす操作を行い、回線
クロックとディジタルPLL出力クロックの位相差を無
くす動作を行う。
【0011】回線状態管理部19は、回線の使用状態を
管理する。つまり2つのBチャネルと1つのDチャネル
が現在どのように使用されているかを管理し、この情報
から回線からの受信データに含まれるデータ「0」の数
を見積もることによって、カウンタ14に設定するカウ
ント値を、随時設定可能な最大値に設定する。この回線
状態管理部19は、例えば、今、Bチャネル1チャネル
だけが通常の音声通話で使用中であるとする。音声通話
のデータは殆どランダムなデータと考えられるため1フ
レーム48ビット中16ビットの音声データをランダムデー
タとみなすと16ビット中8ビット程度の「0」が含まれ
ることになる。このため1フレーム中の「0」の数は、
最小値+8個とみなされるため回線状態管理部19はカ
ウンタ14に設定するカウンタ値を8程度大きくする。
【0012】また、Bチャネル2チャネルが音声通話で
使用中であれば、前記した場合と同様に考えると1フレ
ーム中32ビットの音声データをランダムデータと見なせ
る。そのため1フレーム中の「0」の数は、最小値+16
個とみなせ、回線状態管理部19はカウンタ14の設定
するカウンタ値を16程度大きくする。また音声通話では
なく、データ通信でBチャネルを使用している場合、デ
ータはランダムであるとはみなしにくい。それでもデー
タの受信中であれば、「0」の数は最小値より幾分多く
なるとみなせるが、データの送信中であれば回線からの
受信データは未使用時とほぼ同じ為、「0」の数は最小
値と同じとしかみなせない。このためカウンタ14に設
定するカウンタ値はデータの受信か送信かによっても変
化することになる。回線状態管理部19はこのような条
件で回線使用状態を管理することによりカウンタ14に
設定するカウンタ値を決める。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ISDN
回線の使用状態によって変わる回線クロックの抽出条件
に対し、回線状態を管理することで随時ディジタルPL
L内のカウンタのカウント値の設定を変える回線状態管
理部を設けることにより、ディジタルPLLの位相ずれ
の検出回数を計数するカウンタのカウント値を回線の使
用状態に応じて可変させ、回線クロックの抽出度に対応
した同期を保持できる最適なカウント値に設定して出力
クロックの安定度をあげることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のSインタフェース回路の一実施例のブ
ロック図である。
【図2】従来のSインタフェース回路の一例のブロック
図である。
【図3】AMI符号化方式を示す信号波形図である。
【符号の説明】
10 受信回路 11 ビットタイミング検出器 12 位相比較器 13 誤差判定器 14 カウンタ 15 位相切換回路 16 基準発振器 17 分周器 18 ディジタルPLL 19 回線状態管理部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9182−5J H03L 7/06 B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDN回線と同期をとるためのディジ
    タルPLLを備え、このディジタルPLL内には位相ず
    れの検出回数を計数するカウンタを有し、ディジタルP
    LLで発振する出力クロックの位相切換動作を行わせる
    条件として前記カウンタのカウント値を使用するISD
    N−Sインタフェース回路において、前記ISDN回線
    の使用状態によって変わる回線クロックの抽出条件に対
    して、随時前記カウンタのカウント値の設定を変える回
    線状態管理部を有することを特徴とするISDN−Sイ
    ンタフェース回路。
JP4195980A 1992-06-30 1992-06-30 Isdn−sインタフェース回路 Pending JPH0621935A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4195980A JPH0621935A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 Isdn−sインタフェース回路

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JP4195980A JPH0621935A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 Isdn−sインタフェース回路

Publications (1)

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JPH0621935A true JPH0621935A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16350210

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JP4195980A Pending JPH0621935A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 Isdn−sインタフェース回路

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