JPH06211610A - 水田除草用組成物及び錠剤 - Google Patents

水田除草用組成物及び錠剤

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JPH06211610A
JPH06211610A JP10342693A JP10342693A JPH06211610A JP H06211610 A JPH06211610 A JP H06211610A JP 10342693 A JP10342693 A JP 10342693A JP 10342693 A JP10342693 A JP 10342693A JP H06211610 A JPH06211610 A JP H06211610A
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JP
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herbicidal
tablet
paddy field
dimethyl
pts
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Application number
JP10342693A
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English (en)
Inventor
Tsunekazu Fujita
恒和 藤田
Takekazu Nakamura
武和 中村
Kazuyuki Maeda
和之 前田
Yasuo Morishima
靖雄 森島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、相乗作用を有し且つ残効性が優れ
た水田除草用組成物、該組成物の簡便なる施用を可能と
する水田除草用錠剤並びにそれらを用いた水田除草方法
を提供する。 【構成】 ピラゾール系化合物と水田雑草であるヒエの
防除に有効な化合物とスルホニルウレア系化合物との組
合せから成る水田除草用組成物、前記化合物、界面活性
剤及び発泡剤を含有する水田除草用錠剤並びにそれを用
いた水田除草方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相乗作用を有しかつ残
効性が優れた水田除草用組成物、該組成物の簡便なる施
用を可能とする水田除草用錠剤並びに水田除草方法に関
する。
【0002】
【従来技術】特開昭62−212309号公報、同62
−292708号公報及び特開平3−24003号公報
には、水田用除草剤として、2種或は3種の混合除草剤
組成物が開示されているが、これらには本発明に係る特
定の除草成分の組合せについての記載は見られない。
【0003】また、特開平3−128301号公報、同
3−173802号公報及び同3−223203号公報
には簡易な薬剤施用を目的とした水田除草用錠剤が開示
されているが、これらには、本発明に係る特定の除草成
分の組合せを用いたものは具体的に記載されていない。
【0004】このように、数多くの水田用除草剤が研究
・開発されているが、依然として優れた除草効果を有し
且つ散布作業が省力化された除草剤として、より満足さ
れるものの出現が希求されている。
【0005】
【発明の開示】本発明者等は優れた除草効果を有する除
草剤を開発すべく研究を行い、後記する特定の除草有効
成分を含有する水田除草用組成物がイネに対して薬害を
与えることなく、該有効成分単剤の除草効果が相加的に
得られるのみならず、相乗的除草効果を奏すること並び
に薬剤処理後に田水が漏水したり、降雨が続いて流出し
たり(オーバーフロー)しても、また、低温が続いて雑
草の発生が長期に亘ったりしても、除草効果が低下せ
ず、優れた残効性を有することを見出した。さらに該組
成物を簡便に施用すべく研究を行い、前記除草有効成
分、界面活性剤及び発泡剤を混合して錠剤化すると、前
述の効果を損なうことなく散布作業が大幅に省力化され
ることを見出し本発明を完成させた。
【0006】すなわち本発明は、4−(2,4−ジクロ
ロベンゾイル)−1,3−ジメチル−5−フェナシルオ
キシピラゾール(一般名:ピラゾキシフェン、以下A−
1と略す)、4−(2,4、ジクロロベイゾイル)−
1,3−ジメチルピラゾール−5−イル−p−トルエン
スルホネート(一般名:ピラゾレート、以下A−2と略
す)又は4−(2,4−ジクロロ−3−メチルベンゾイ
ル)−1,3−ジメチル−5−(4−メチルフェナシル
オキシ)ピラゾール(一般名:ベンゾフェナップ、以下
A−3と略す)から選ばれたピラゾール系化合物(以下
化合物Aと略す)と、水田雑草であるヒエの防除に有効
な2−クロロ−2′,6′−ジエチル−N−(2−プロ
ポキシエチル)アセトアニリド(一般名:プレチラクロ
ール、以下B−1と略す)、2−(2−ベンゾチアゾリ
ルオキシ)−N−メチル−N−フェニルアセトアミド
(一般名:メフェナセット、以下B−2と略す)及び
S,S−ジメチル−2−ジフルオロメチル−4−(2−
メチルプロピル)−6−(トリフルオロメチル)−3,
5−ピリジンジカルボチオエート(一般名:ジチオピ
ル、以下B−3と略す)から成る群より選ばれた少なく
とも一種の化合物(以下化合物Bと略す)と、N−
〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノ
カルボニル〕−4−エトキシカルボニル−1−メチル−
5−ピラゾールスルホンアミド(一般名:ピラゾスルフ
ロンエチル、以下C−1と略す)のスルホニルウレア系
化合物との組合せからなることを特徴とする水田除草用
組成物(以下単に除草組成物という)に関する。さらに
は前述の除草有効成分、界面活性剤並びに発泡剤を含有
することを特徴とする水田除草用錠剤(以下単に錠剤と
いう)、そして当該錠剤を10アール当り10〜200
ケ、且つ該錠剤の総重量が500〜1500gになるよ
うに湛水した水田に施用し、除草有効成分を田水中に分
散せしめる水田除草方法に関する。
【0007】本発明の除草組成物について以下に説明す
る。本発明除草組成物の有効成分の混合割合は、比較的
広い範囲をとることができるが、通常は化合物Aの1重
量部に対して化合物Bは0.02〜2重量部、望ましく
は0.03〜1重量部であり、化合物C−1は0.00
4〜0.2重量部、望ましくは0.006〜0.1重量
部である。
【0008】本発明除草組成物の施用量は、有効成分の
混合比、製剤形態、対象雑草の種類、気象条件等により
異なるので一概に規定できないが、通常10アール当り
化合物Aが90〜180g、望ましくは120〜180
g、化合物Bが6〜120g、望ましくは6〜100
g、化合物C−1が0.9〜15g、望ましくは1.2
〜9gとなるように施用される。本発明の除草組成物は
従来の農薬、特に水田除草剤の場合と同様に製剤される
が、以下に述べるものが施用上最も効率的であり望まし
い。即ち、それは本願発明の除草組成物を錠剤化し、そ
れを用いた除草方法であり、それらについて次に説明す
る。
【0009】本発明錠剤における界面活性剤は、除草成
分などに親水性を与えるものであり、例えば混合脂肪酸
ソーダ石ケン、ヒマシ油カリ石ケンのような脂肪酸塩;
ラウリル硫酸ナトリウム、高級アルコール硫酸ナトリウ
ム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸
アンモニウムのようなアルキル硫酸エステル塩;アルコ
ール硫酸エステルナトリウムのようなアルコール硫酸エ
ステル塩;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムのよ
うなアルキルベンゼンスルホン酸塩;アルキルナフタレ
ンスルホン酸ナトリウムのようなアルキルナフタレンス
ルホン酸塩;ジオクチルスルホコハク酸ナトリウムのよ
うなアルキルスルホコハク酸塩;アルキルジフェニルエ
ーテルジスルホン酸ナトリウムのようなアルキルジフェ
ニルエーテルジスルホン酸塩;アルキルリン酸カリウム
のようなアルキルリン酸エステル塩;ポリオキシエチレ
ンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミンのような
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩;
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸ナト
リウムのようなポリオキシエチレンアルキルアリルエー
テル硫酸エステル塩;β−ナフタレンスルホン酸ナトリ
ウム塩ホルマリン縮合物、特殊芳香族スルホン酸ナトリ
ウム塩ホルマリン縮合物のようなナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物の塩;ポリカルボン酸ナトリウムのよ
うなポリカルボン酸塩;ポリスチレンスルホン酸塩;ポ
リオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩;リグニン
スルホン酸塩などの陰イオン系界面活性剤;
【0010】ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポ
リオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン
ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン高級アルコー
ルエーテルのようなポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル;ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテルのようなポリ
オキシエチレンアルキルアリルエーテル;ポリオキシエ
チレンスチリルフェニルエーテルのようなポリオキシエ
チレンスチリルアリルエーテル;ポリオキシエチレン・
ポリオキシプロピレンブロックポリマーのようなオキシ
エチレン・オキシプロピレンブロックポリマー;ソルビ
タンモノラウレート、ソルビタンモノパルミレート、ソ
ルビタンモノステアレート、ソルビタントリステアレー
ト、ソルビタンモノオレエート、ソルビタントリオレエ
ート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタンジステ
アレートのようなソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキ
シエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレン
ソルビタントリステアレート、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノオレエートのようなポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル;グリセロールモノステアレー
ト、グリセロールモノオレエートのようなグリセリン脂
肪酸エステル;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;ポリ
オキシエチレングリセリンステアリン酸エステル、ポリ
オキシエチレングリセリンオレイン酸エステルのような
ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;2,
4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオ
ール、3,6−ジメチル−4−オクチン−3,6−ジオ
ールのようなアセチレングリコール;3−メチル−1−
ブチン−3−オールのようなアセチレンアルコールなど
の非イオン系界面活性剤が挙げられるが、特にC−1が
製剤中で分解する場合、オキシアルキレン基を含まない
界面活性剤を用いると分解が抑制されるのでそのような
界面活性剤の使用が望ましい。
【0011】オキシアルキレン基を含まない界面活性剤
としては、例えばアルキルベンゼンスルホン酸塩、アル
キルスルホコハク酸塩、アルキルスルホコハク酸エステ
ル塩、アルキル硫酸塩、高級アルコール硫酸塩、リグニ
ンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合
物の塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩などの陰イオン系界面活性剤;ソルビ
タン脂肪酸エステル、アセチレングリコール、ジグリセ
リンボラートモノステアレートなどの非イオン系界面活
性剤が挙げられる。
【0012】界面活性剤はこれらのものを1種或は2種
以上の混合物として使用してもよく、また陰イオン系及
び非イオン系のものの混合物として使用してもよい。
尚、オキシアルキレン基を含有する界面活性剤であって
も、化合物C−1の分解を著しく促進しない程度であれ
ば、その量的範囲内で併用できる。
【0013】本発明における発泡剤は、水の存在下にお
いて反応してガスを発生する、酸性物質及びアルカル性
物質を組合せたものである。酸性物質としては、そのも
の自身が酸性を示すもの或は水に溶解して酸性を示すも
のであって、例えばクエン酸、酒石酸、蓚酸、コハク
酸、マレイン酸、フタル酸、リンゴ酸、アジピン酸など
の有機酸;リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリ
ウム、リン酸二水素アンモニウム、硫酸水素カリウムな
どの水素塩;カリミョウバン、アンモニウムミョウバン
などのミョウバン類などが挙げられ、アルカリ性物質と
しては、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸アンモニウムなどの
炭酸塩;重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウムなどの重炭
酸塩、過炭酸ナトリウムのような過炭酸塩などが挙げら
れる。
【0014】なお、界面活性剤と発泡剤の選択に当って
は除草有効成分の種類、製剤全体の配合割合により異な
るため、実際には試行錯誤的な実験によって適当なもの
を選択せねばならない。本発明錠剤における各成分の配
合割合は、該錠剤全体を基準に重量比で表わすと、化合
物Aが6〜36重量部、望ましくは8〜36重量部であ
り、化合物Bが0.4〜24重量部、望ましくは0.4
〜20重量部であり、化合物C−1が0.06〜3重量
部、望ましくは0.08〜1.8重量部であり、界面活
性剤が1〜8重量部であり、発泡剤が29〜92.54
重量部である。発泡剤については、前記酸性物質とアル
カリ性物質との重量比が通常1:2〜2:1の範囲で調
製される。勿論、これら範囲外のものでも所望の効果を
示す限り本発明に含まれる。
【0015】本発明に含まれる除草有効成分としてのB
−1は油状物質である為、そのまま本発明錠剤の一成分
として用い、調製すると、充分な硬度が得られなかった
り、該油状物質が染み出てきたりすることがあるので、
吸油性担体に含浸させて使用する。ここで用いることが
できる吸油性担体としては、吸油量が50wt%以上の
ものであって、得られる錠剤に悪影響を与えないもので
あればいずれのものでもよいが、例えば微粉状無定形二
酸化ケイ素(商品名:カープレックス、サイロイド、ニ
プシール、トクシール、アエロジル等)、澱粉加水分解
物(商品名:パインフロー、パインデックス等)、タル
ク(商品名:LM−P、LM−R、ハイフィラー等)、
珪藻土(商品名:ラヂオライトF、ラヂオライトSP
F、セライトSSC、セライトFIOSS、セラトムM
W−23、セラトムMW−25、オプライト)、珪藻土
・石灰の人工合成物(商品名:ミクロセル等)、ワール
ドセラボン、カオリナイト及びセリサイトの混合物(商
品名:ジークライトMC等)、ケイ酸カルシウム(商品
名:トロヒーロー等)、軽質炭酸カルシウム(商品名:
トヨスターTF−X等)、ケイ酸化軽質炭酸カルシウム
(商品名:トヨファインTF−X200等)、酸性白
土、粉末活性炭、カーボンブラック、天然土状黒鉛、パ
ーライト(真珠岩)加工物(商品名:トプコ等)、超微
粒子無水酸化アルミ(商品名:アルミニウムオキサイド
C等)、超微粒子状酸化チタン(商品名:チタニウムジ
オキサイドP25等)、塩基性炭酸マグネシウム、ケイ
酸アルミン酸マグネシウム(商品名:ノイシリン等)、
シリカ・アルミナ合成フィラー(商品名:ゼオフィール
等)、含水マグネシウムケイ酸塩(商品名:ミラクレイ
等)などが挙げられ、これらは必要に応じて混合して使
用してもよい。ここでいう吸油量は、JISK5101
によって測定したものである。
【0016】また、除草有効成分としてのB−1を前記
吸油性担体に含浸させる場合必要に応じて界面活性剤と
混合して含浸させることができる。その界面活性剤の比
率は化合物B−1 1重量部に対して0.2〜1重量
部、望ましくは0.4〜0.7重量部である。ここでい
う界面活性剤は、前述のものと同様であるが、特に化合
物B−1を乳化するための界面活性剤として、例えばポ
リオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレ
ンフェニルアルキルアリルエーテルサルフェート、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピ
レンブロックポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどの非イ
オン系界面活性剤;アルキルアリルスルホン酸塩、アル
キルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸エステル塩など
の陰イオン系界面活性剤を使用するとよい。界面活性剤
はこれらのものを1種或は2種以上の混合物として使用
してもよく、また非イオン系及び陰イオン系のものの混
合物として使用してもよい。尚、特にC−1の分解を抑
制する為に、オキシアルキレン基を含まないものを使用
することが望ましい。
【0017】本発明錠剤は前述の成分以外に結合剤、固
体担体、他の農薬助剤を必要に応じて含有することがで
きる。結合剤としては各構成成分粒子を結合するもので
あって、望ましくは水溶性のものであればいずれのもの
でもよいが、例えばカルボキシメチルセルロース、その
塩、デキストリン、ポリエチレングリコール、ポリビニ
ルアルコール、ポリアルキレングリコール、ポリビニー
ルピロリドン、リグニンスルホン酸塩、アラビアゴム、
澱粉のり、その他澱粉類、ショ糖などが挙げられる。ま
た、本発明における結合剤として、そのもの自身が一般
的に結合剤として用いられていなくても、各構成成分粒
子を結合する役目を果たすものであれば適宜使用するこ
ともできる。このようにして使用することができるもの
としては、例えばコハク酸、アジピン酸、リン酸などの
酸性物質及びそれらの塩;炭酸ナトリウム、重炭酸ナト
リウムなどのアルカリ性物質;流動パラフィン、イソパ
ラフィンなどの高沸点溶剤;ワックス類;動植物油など
が挙げられる。固体担体としてはカオリン、タルク、ク
レー、ベントナイトなどの鉱物性微粉末;無水硫酸ナト
リウム、塩化ナトリウムなどの無機塩類、尿素などの有
機物質、ポリアクリル酸塩系のような合成ポリマー系、
セルロース系、デンプン系の高吸水性樹脂、ステアリン
酸マグネシウム、炭酸カルシウムなどが挙げられ、他の
農薬助剤としては通常使用される溶剤、分解防止剤、薬
害軽減剤、分散安定剤、防黴剤、崩壊剤、乾燥剤、増量
剤などが挙げられる。
【0018】前述の吸油性担体、結合剤、固体担体及び
他の農薬助剤の配合割合は一概に規定することはできな
いが、一般に錠剤全体を100重量部としそれを基準に
重量比で表わすと0.1〜40重量部である。尚、これ
らを本発明錠剤に配合する場合は、通常前記発泡剤の一
部と置きかえて配合する。
【0019】また、本発明錠剤は、食用青色1号、食用
赤色2号のような、主に食品分野で用いられる色素を含
有することができ、その場合色素は散布作業時の目安と
なるため散布作業を効率的に行うことができ、さらに重
複散布を回避する上で有効である。
【0020】本発明錠剤は通常、下記の方法或はそれに
準じた方法により製造される。化合物Aは水への分散性
を高めるために予め粉砕することにより、粒径が50μ
m以下、望ましくは0.1〜5μmの微粒子として使用
し、また化合物B(B−1を除く)、化合物C−1、界
面活性剤、発泡剤並びに必要に応じて含有される吸油性
担体、結合剤、固体担体及び他の農薬助剤も必要に応じ
て粉砕して使用する。ここで、除草有効成分としてのB
−1は必要に応じて界面活性剤と混合し吸油性担体に含
浸させ、さらに必要に応じてこの含浸物を粉砕してから
使用する。錠剤の製造方法としては、例えば前述のよう
に処理した除草有効成分、界面活性剤及び発泡剤を同時
に混合するか或は予め混合した任意の成分にその他残り
の成分を混合することにより全成分を均一に混合し、こ
れを打錠機或いはブリケットマシンなどの圧縮成型機を
用いて通常の方法に従い圧縮成型することにより錠剤化
する方法、さらには一旦任意の成分を例えば顆粒化した
後錠剤化する方法が挙げられる。なお、圧縮成型機の成
型圧については、製剤中の成分、配合割合、さらには圧
縮成型機の種類、性能により異なるため、実際には試行
錯誤的な実験によって適当な圧力を選択せねばならな
い。また、本発明錠剤を工業的に製造する場合は、通常
の錠剤の製剤方法に準じて連続的に製造することができ
るが、この場合連続的に圧縮成型できるようにする為前
記配合物に流動性を与えることが望ましい。
【0021】更に、結合剤、固体担体及び/又は他の農
薬助剤を配合する場合、これを予め前述のように処理し
た除草有効成分、界面活性剤と均一に混合し粉砕して水
和剤に製剤してから発泡剤と混合する方法、前述のよう
に処理した除草有効成分、界面活性剤及び発泡剤と同時
に混合するか或いは予め任意の成分と混合し、さらにそ
の他残りの成分と混合する方法などが挙げられる。前述
の錠剤の製造方法は勿論、薬効、製剤性などを考慮し適
宜変更され、適当なものが実施される。
【0022】錠剤はその製造方法、圧縮成型機などの相
異により、円形板状、長円形板状、角形板状、棒状、球
状、楕円球状、ドーナツ状など種々の形状、大きさのも
のとして製造される。錠剤の形状によって薬効が大きく
影響されるものでないので、いずれの形状、大きさ、重
さのものであってもよいが、形状が球状のもの或いは円
形板状で大きさが直径1〜5cm、厚さ0.2〜3c
m、重さが1〜150gのものが製剤上、薬剤施用上好
ましい。また、本発明における所望の効果を損なわない
限り、前述の配合成分を用いてカプセル剤とすることも
できる。
【0023】該カプセルの製造方法としては、例えば前
述のように処理した除草有効成分、界面活性剤及び発泡
剤を均一に混合し、必要ならば結合剤、固体担体及び/
又は他の農薬助剤を加えてそれらを均一に混和し、粉砕
した粉砕物を造粒し、この顆粒を水溶性セルロース、水
溶性澱粉、ゼラチンなどで作製したカプセルに充填する
か或は造粒せずに前記粉砕物、水和剤をそのままカプセ
ルに充填する方法、さらには、任意の成分を前述のよう
に造粒したもの及びその他残りの成分を前記錠剤の製造
方法に準じて錠剤化した後解砕したものを用いて同様に
カプセルに充填する方法が挙げられる。このカプセルも
錠剤の場合と同様種々の形状、大きさ、重さに製剤する
ことができる。また該カプセルには前述のごとく製剤し
たもののほかに、前記顆粒、粉砕物又は水和剤をカプセ
ルに充填せず、そのまま水溶性セルース、水溶性澱粉、
ポリビニルアルコール、ゼラチンなどの水溶性フィルム
により包んだものも含まれる。
【0024】本発明錠剤は、湛水した水田に施用する
と、水との接触によりガスを発生し、除草有効成分が田
水中に速やかに放出され、さらに界面活性剤も作用し
て、除草有効成分が水中に拡散して均一に分散する。か
くして本発明錠剤を水田に投与すると速やかに除草有効
成分を田水中に分散させることができ、例えば数時間〜
20数時間後に田水中に除草有効成分を均一に分布させ
ることができるので、水稲に薬害を与えず雑草を万遍な
く防除することができる。
【0025】本発明錠剤を用いて水田の除草を行なう場
合10アール当り10〜200ケ、かつ錠剤の総重量が
500〜1500gになるように施用するが、この範囲
を大きく逸脱すると薬効、薬害上望ましくなく、或は散
布作業に多大の労力を要する。望ましい施用方法につい
ては錠剤の製造方法、大きさ、除草有効成分、界面活性
剤、発泡剤及びその他の添加物の種類、配合割合などの
相違により一概に規定できないが、10アール当り除草
有効成分100〜300gを錠剤1ケに1〜30g宛分
割し、これを10〜100ケ施用する。かくして錠剤又
はカプセルは10〜100mに1ケ宛施用すればよ
く、従って水田に入らず畦畔から当該面積の水田に投込
めばよいので、散布作業は簡単であり、水稲苗に損傷を
与えることもないため従来の薬剤施用方法に比して有利
である。
【0026】また、本発明の除草組成物について、前述
した錠剤以外の製剤については通常の農薬の製剤方法に
準じて前記除草有効成分と各種補助剤とを配合し、調製
した種々の形態、例えば粒剤、水和剤、顆粒水和剤、懸
濁剤等の製剤も含まれる。これら製剤中には除草有効成
分を重量比で1〜98%、望ましくは1〜95%含有さ
せる。
【0027】前記補助剤としては、錠剤に関して前述し
た界面活性剤、吸油性担体、固体担体、農薬助剤等から
選ばれたもの並びにオリーブ油、カポック油、ひまし
油、パパヤ油、椿油、ヤシ油、ごま油、トウモロコシ
油、米ぬか油、落花生油、棉実油、大豆油、菜種油、亜
麻仁油、きり油、液状パラフィンなどの植物油や鉱物
油、プロピレングリコールモノメチルエーテルのような
溶剤、アルミニウムマグネシウムケイ酸、有機化ベント
ナイトのような沈降防止剤、ザンサンガムのような増粘
剤などから選ばれたもの、さらには農薬分野で一般的に
使用されている各種補助剤から選ばれたものが適宜使用
される。
【0028】本発明の除草組成物及び錠剤は、一年生雑
草から多年生雑草までの生育を良好に防除でき、且つ雑
草の発芽前及び発芽後のいずれに施用しても除草効果を
有する。また、該組成物及び錠剤を用いて水田の除草を
行う場合は、一般に水稲苗移植前から移植20日後まで
に施用することにより好ましい効果が得られるが、除草
効果、薬害の上で支障を来たさない範囲内であれば他の
時期に施用することもできる。
【0029】
【実施例】以下に本発明の実施例を記載するが、本発明
はこれらによって限定されるものではない。尚、以下の
製剤例において「部」は重量基準で表わしたものであ
る。
【0030】製剤例1 (1)超音速ジェット粉砕機(日本ニューマチック工業
(株)製)で平均粒径5μm以下に粉砕したA−1 1
2.62部、粉末状のC−1 0.16部、微粉状無定
形二酸化ケイ素(商品名:カープレックスCS−7;塩
野義製薬(株)製)1.50部、高級アルコール硫酸エ
ステルナトリウム(商品名:モノゲンY−500;第一
工業製薬(株)製)1.0部、ジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム(商品名:ニューカルゲンEX−70;竹
本油脂(株)製)1.00部及びカルボキシメチルセル
ロースナトリウム(商品名:セロゲンPR;第一工業製
薬(株)製)2.00部をポリ袋内で混合し次いで、ミ
クロサンプルミル(ホソカワミクロン(株)製)で混合
粉砕して混合粉イを得た。 (2)澱粉加水分解物(商品名:パインフロー;松谷化
学(株)製)8.60部、重炭酸ナトリウム22.00
部、炭酸ナトリウム14.50部、及びコハク酸30.
50部をポリ袋内で混合し、混合粉ロを得た。
【0031】(3)B−1 4.62部とソルビタンモ
ノラウレート(商品名:ソルゲン90;第一工業製薬
(株)製)1.50部をビーカに入れ、ステンレス匙で
手撹拌して混合液ハを得た。 (4)その後、前記混合粉イ及びロをロッキングミキサ
ー(愛知電機(株)製)に入れ、回転混合しているとこ
ろへ前記混合液ハを吹付け添加し、ロッキングミキサー
の運転を適宜に回転、揺動、又は解砕としながら前記混
合粉と混合液を充分に馴染ませて配合粉ニを得た。 (5)前記配合粉ニを直径2.5cmの打状臼に入れ、
ハンドプレス(SSP−10A形;島津製作所製)のゲ
ージ指示油圧3.5tで圧縮成型し、直径2.5cm、
厚さ1.7cm、重さ12.54gの錠剤を得た。
【0032】製剤例2 (1)ソルビタンモノステアレート(商品名:ソルゲン
50;第一工業製薬(株)製)2部、ニューカルゲンE
X−70(商品名)4部及びカープレックスCS−7
(商品名)6部をポリ袋内で混合し、更に乳鉢で予備的
に混合粉砕したのち遠心式粉砕機((株)日本精機製作
所製)で混合粉砕して混合粉イを得た。 (2)ベントナイト15部をバット内に薄く広げて入
れ、そこへB−1 4.62部を均一に振りかけ、充分
に吸油させたのち軽く手混合して混合粉ロを得た。
【0033】(3)A−1 12.62部、C−1
0.16部、ベントナイト15部、炭酸カルシウム3
9.1部、前記混合粉イ及び前記混合粉ロをポリ袋内で
混合したのち、遠心式粉砕機で混合粉砕して配合粉ハを
得た。 (4)ビーカにリグニンスルホン酸カルシウム塩の50
%水溶液(商品名:サンエキスC;山陽国策パルプ
(株)製)3部を取り適当量の水を加えて希釈し、前記
配合粉ハに注加混合したのち更に、適量の水を追加して
押出し造粒に適した状態となるまで乳鉢混練した。その
後混練物を卓上整形造粒機(72φ×32−100W型
(株)新栄機械製作所製)で押出し造粒し、乾燥、整粒
して粒剤を得た。
【0034】試験例1 1/1,700aのプラスチック製バットに水田土壌を
詰め、ノビエ、ホタルイ及びコナギの種子を播種し、そ
の上に軽く覆土した。湛水深0.5〜1cmの状態で温
室内に静置し、ノビエ及びホタルイが発芽した時点で、
ウリカワおよびミズガヤツリの塊茎を植え込み、さらに
2葉期に生育させた水稲苗を移植した。その後湛水深を
3〜4cmに保ち、ノビエ:2葉期、ホタルイ:1.5
葉期、コナギ:1.5葉期、ウリカワ:1.5葉期、ミ
ズガヤツリ:1葉期に達した時点で本発明除草組成物の
除草有効成分各々について、通常の製剤方法に準じて調
製した水和剤の水希釈液を各除草有効成分の所定薬量と
なるように各々ピペットで均一に滴下処理した。
【0035】薬剤処理後20日目に生育状態を肉眼観察
し、下記の基準に基づいて除草効果および薬害を評価
し、表−1の結果を得た。
【0036】
【表1】
【0037】表−1の結果からわかるように、本発明除
草組成物は、各々の除草有効成分を単独で使用した場合
に比し、優れた除草効果を有する。
【0038】試験例2 1/3,000aのプラスチック製バットに水田土壌を
詰め、ホタルイの種子を播種し、その上に軽く覆土し
た。湛水深0.5〜1cmの状態で温室内に静置し、ホ
タルイが発芽した時点でウリカワの塊茎を植え込んだ。
その後湛水深を3cmに保ち、ホタルイ:2.5葉期、
ウリカワ:3葉期に達した時点で、試験例1と同様の水
和剤水希釈液を各除草有効成分の所定薬量となるように
各々ピペットで均一に滴下処理した。
【0039】薬剤処理後30日目に各雑草の地上部の残
存状態から除草率をもとめ、下記の基準に基づいて判定
し、表−2の結果を得た。
【0040】尚、3種の化合物による除草活性の相互作
用を検定する方法として知られているコルビー(Col
by)の計算式(S.R.Colby、「Weeds」
15巻、20〜22頁、1967年を参照)により予測
される除草率を求め、上記の基準に基づいて判定し、比
較の為表−2に示す。 Ea=化合物aをx g/a処理した場合の除草率
(%) Eb=化合物bをy g/a処理した場合の除草率
(%) Ec=化合物cをz g/a処理した場合の除草率
(%) A =化合物a,b,cをそれぞれx,y,z g/a
処理した場合に予測される除草率(%) 除草効果の実測値(%)の値がAを上回れば、3種の化
合物組成物には相乗作用が、下回れば拮抗作用が認めら
れることを意味する。
【0041】
【表2】
【0042】表−2の結果からわかるように、本発明除
草組成物は、明らかに相乗的除草効果を有する。
【0043】試験例3 1/3,000aのプラスチック製バットに水田土壌を
詰めたものを2つ同時に用意し(排水区と無排水区)、
試験例2と同様の方法によりホタルイおよびウリカワを
生育させ、ホタルイ:2葉期、ウリカワ:2.5葉期に
達した時点で、試験例1と同様の水和剤水希釈液を各除
草成分の所定薬量となるように各々ピペットで均一に滴
下処理し、その48時間後に、排水区の水を水深0.5
cmまで吸引排水し、約5時間後に無排水区と同様の水
深(3cm)まで再度注水した。薬剤処理後30日目に
各雑草の地上部の残存状態から除草率を求め、試験例2
と同様の基準に基づいて判定し、表−3の結果を得た。
【0044】
【表3】
【0045】表−3の結果から、本発明除草組成物は、
薬剤処理後の早い時期における田面水の移動によってそ
の効果が変動を受けにくいことが明らかであり、実際の
水田に本発明除草組成物を供した場合でも漏水や降雨に
よる田水の流出によって、効果が低下しにくい性能を有
しているものといえる。
【0046】試験例4 ビニールハウス内に1.25m×10mの試験区(図
1)を設け、ヒエ、ホタルイ及びコナギの種子を含む水
田土壌を入れ、入水後代掻きを行った。2日後にウリカ
ワ及びミズガヤツリの塊茎を植え込み(図1中の×地
点:ウリカワ、◎地点:ミズガヤツリ)、水深2〜3c
mで管理した。その後、ヒエ:0.8〜1.2葉期、ホ
タルイ:0.8〜1.3葉期、コナギ:0.5葉期、ウ
リカワ:1〜1.5葉期、ミズガヤツリ:0.5〜1葉
期に達した時点で水深を約4cmに調製し、前記製剤例
1で調製した錠剤1ケを投下処理した(図1中の○地
点)。薬剤処理後30日目に生育状態(図1中のA〜D
各々の部分において)を前記試験例1と同様に評価し、
表−4の結果を得た。
【0047】
【表4】
【0048】表−4の結果から、散布作業が大幅に省力
化される本発明錠剤の局所散布によっても全体にわたっ
て優れた除草効果が得られることがわかる。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】1.25m×10mの試験区を表わし、×はウ
リカワの塊茎を、◎はミズガヤツリの塊茎を植え込んだ
地点を各々示し、○は錠剤の投下処理した地点を示す図
である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 43/40 101 B 9159−4H 43/56 C 9159−4H A 9159−4H 43/78 101 9159−4H (72)発明者 前田 和之 滋賀県草津市西渋川二丁目3番1号 石原 産業株式会社中央研究所内 (72)発明者 森島 靖雄 滋賀県草津市西渋川二丁目3番1号 石原 産業株式会社中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−
    1,3−ジメチル−5−フェナシルオキシピラゾール、
    4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチ
    ルピラゾール−5−イル−p−トルエンスルホネート又
    は4−(2,4−ジクロロ−3−メチルベンゾイル)−
    1,3−ジメチル−5−(4−メチルフェナシルオキ
    シ)ピラゾールから選ばれたピラゾール系化合物と、2
    −クロロ−2′,6′−ジエチル−N−(2−プロポキ
    シエチル)アセトアニリド、2−(2−ベンゾチアゾリ
    ルオキシ)−N−メチル−N−フェニルアセトアミド及
    びS,S−ジメチル−2−ジフルオロメチル−4−(2
    −メチルプロピル)−6−(トリフルオロメチル)−
    3,5−ピリジンジカルボチオエートから成る群より選
    ばれた少なくとも一種の化合物と、N−〔(4,6−ジ
    メトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕−
    4−エトキシカルボニル−1−メチル−5−ピラゾール
    スルホンアミドのスルホニルウレア系化合物との組合せ
    からなることを特徴とする水田除草用組成物。
  2. 【請求項2】 4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−
    1,3−ジメチル−5−フェナシルオキシピラゾール、
    4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,3−ジメチ
    ルピラゾール−5−イル−p−トルエンスルホネート又
    は4−(2,4−ジクロロ−3−メチルベンゾイル)−
    1,3−ジメチル−5−(4−メチルフェナシルオキ
    シ)ピラゾールから選ばれたピラゾール系化合物と、2
    −クロロ−2′,6′−ジエチル−N−(2−プロポキ
    シエチル)アセトアニリド、2−(2−ベンゾチアゾリ
    ルオキシ)−N−メチル−N−フェニルアセトアミド及
    びS,S−ジメチル−2−ジフルオロメチル−4−(2
    −メチルプロピル)−6−(トリフルオロメチル)−
    3,5−ピリジンジカルボチオエートから成る群より選
    ばれた少なくとも一種の化合物と、N−〔(4,6−ジ
    メトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕−
    4−エトキシカルボニル−1−メチル−5−ピラゾール
    スルホンアミドのスルホニルウレア系化合物との組合せ
    からなる除草有効成分、界面活性剤並びに発泡剤を含有
    することを特徴とする水田除草用錠剤。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の水田除草用錠剤を
    10アール当り10〜200ケ、且つ該錠剤の総重量が
    500〜1500gになるように湛水した水田に施用
    し、除草有効成分を田水中に分散せしめることを特徴と
    する水田除草方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999065314A1 (de) * 1998-06-16 1999-12-23 Basf Aktiengesellschaft Herbizide mischungen mit synergistischer wirkung
US6433082B1 (en) 1998-06-26 2002-08-13 Bayer Aktiengesellschaft Herbicidal mixtures exhibiting a synergistics effect
MD4559B1 (ro) * 2006-03-24 2018-04-30 Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd Compoziţie erbicidă pe bază de sulfoniluree şi procedeu de combatere a plantelor nedorite cu utilizarea acesteia

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MD4559B1 (ro) * 2006-03-24 2018-04-30 Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd Compoziţie erbicidă pe bază de sulfoniluree şi procedeu de combatere a plantelor nedorite cu utilizarea acesteia

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