JPH06210890A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH06210890A
JPH06210890A JP474393A JP474393A JPH06210890A JP H06210890 A JPH06210890 A JP H06210890A JP 474393 A JP474393 A JP 474393A JP 474393 A JP474393 A JP 474393A JP H06210890 A JPH06210890 A JP H06210890A
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JP
Japan
Prior art keywords
toner
recording
electrode
carrier
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP474393A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kagayama
茂 加賀山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP474393A priority Critical patent/JPH06210890A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な記録を安定して行うことが可能な画像
記録装置を提供すること。 【構成】 担持ローラ23と記録電極30は、プロセス
ユニット20として一体的に構成されている。両部材
は、トナー27層を介して密着して設けられており、ト
ナー層の厚さを常に安定化することにより、優れた印字
特性を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタに用
いられる画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飛翔する荷電粒子の流れを直接変
調して、受像体上に記録する画像記録装置が提案されて
いる。この画像記録装置は、米国特許第3689935
号の明細書及び図面において開示されているように、ト
ナー供給源と、開口部を有した記録用電極と、対向電極
とから構成されている。前記記録用電極は、絶縁層を介
して、基準電極と多数の制御電極とから構成されてお
り、基準電極と制御電極とが重なる部分には開口部が設
けられている。そして、上記構成により、トナー供給源
から帯電したトナーが記録用電極の基準電極に供給さ
れ、この記録用電極により、トナー流の前記開口部の通
過が変調されるようになっている。また、変調されたト
ナーは、対向電極の方向に引き寄せられて、この対向電
極に搬送される支持体に付着し、画像が形成されるよう
になっている。
【0003】そして、その後さらに本出願人は検討を進
め、特願平4−254494号の明細書および図面に示
すように、トナーを担持した担持体と記録用電極とを接
触させて配置するものを提案し、これにより記録特性を
大きく改善することに成功した。本方式の実施により、
画質向上はめざましく、画像記録装置としても小型化、
低コスト化が大いにはかられるようになった。また、本
方式に於いては、アパチャー電極と担持体を分離し得る
ように構成し、前記担持体とトナーを備えた記録カート
リッジを使用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された画像記録装置において、次のような問題
が発生していた。すなわち、従来の画像記録装置に於い
ては、記録電極と担持体をトナーを介して接触させて供
給することにより、良好な特性を呈しているのである
が、この接触状態が記録状態に大きな影響を与えている
ことが判明してきた。そのため、使用者が担持体を有し
た記録カートリッジ交換の際に、本機側に設けられた電
極と、記録カートリッジの担持体の相対位置が一定にな
らないことがあり、記録状態にばらつきが生じることが
あった。
【0005】つまりトナーの接触供給状態が記録に重大
な影響を及ぼすのに関わらず、電極と担持体の位置が不
安定であることがあった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、良好な記録を安定して行うこと
が可能な画像記録装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像記録装置は、少なくとも開口部を有し、
その開口部を通過する荷電粒子の流れを制御する電界制
御手段と、その電界制御手段の開口部に前記荷電粒子を
供給すべく、前記荷電粒子を担持する担持体と、その担
持体とは、前記電界制御手段を介して対向する位置に配
置される対向電極とを備えるものであり、更には前記電
界制御手段と前記担持体とを、前記荷電粒子を介して常
に接触する状態に配置したものである。
【0008】
【作用】上記構成を有する本発明の画像記録装置は、記
録用電極と担持体とが、荷電粒子を介して常に接触した
状態にある。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0010】図1は、本発明を適用した画像記録装置の
断面図である。画像記録装置10は、大きく分けて、プ
ロセスユニット20と、記録用電極30と、定着器40
と、用紙搬送ユニット50と、対向電極60と、電源部
70とにより構成されている。それにより、本装置にお
いては、プロセスユニット20において、記録用電極3
0により、用紙51上にトナー像が形成された後、定着
器40で加熱定着が行われて排出されるようになってい
る。前記記録装置の外装11には、左側面に出力紙の排
出口12及びトレー13が設けられている。
【0011】本機中央に設置されたプロセスユニット2
0は、次のような構成を有している。すなわち、プロセ
スユニット20は、帯電ユニット21及びトナー供給ユ
ニット22とで構成されており、前記帯電ユニット21
には、図中矢印方向に回転可能な担持ローラ23、供給
ローラ24、アジテータ26、及びブレード25が配置
されている。担持体である担持ローラ23は、金属もし
くは樹脂等の絶縁体の表面を有した剛体のローラであ
り、後述する記録用電極30とは、トナー層を介して密
着して設けられている。すなわち両者は一体に構成さ
れ、記録電極と担持ローラ間の相対位置関係は一義的に
規定され、変化することはない。尚、両ローラはいずれ
も接地されている。供給ローラ24は、スポンジやゴム
でできた弾性体のローラであり、前記担持ローラ23と
共同して、トナーを帯電せしめるようになっている。
【0012】トナー供給ユニット22は、内部にトナー
27が充填されており、ユーザがトナー補給の際に本体
に装着し得るようになっている。前記トナー27として
は、粒径7μm程度のいわゆる小粒径トナーが画像品質
的に好ましく、粉砕トナー、重合トナー共に使用するこ
とができる。特に重合トナーの場合には、真球状の形状
を有し、粒径分布も極めて小さいため、本記録方式には
適している。本機に設置がなされると、トナー80は帯
電ユニット21に放出され、アジテータ26によりかく
はんされる。
【0013】プロセスユニット20の下部には、電界制
御手段たる記録用電極30が配置されている。ここで図
2を使用して、記録用電極について説明する。記録用電
極30は、アパチャー32が多数設けられた基板31
と、各アパチャー32の周辺に設置された開口電極33
と、各開口電極33に連なる導線部34とで構成されて
いる。
【0014】基板31の材料としては、絶縁性を有する
ものであれば良く、ポリイミドやポリエステル等の樹脂
フィルムや、アルミナやジルコニア等のセラミックが使
用できる。また、基板31の厚みは、印加電圧にもよる
が50μm以下、望ましくは25μm程度が選択される
と良い。ただしこの厚みは、アパチャー近傍においての
み適用されるのであって、外形的には大きな規制となら
ない。
【0015】アパチャー32は、前記基板31を貫通す
る穴であり、穴径としては、300DPIの場合、10
0〜120μm程度が選択される。アパチャー32の周
囲には、開口電極部33が配置されている。開口電極部
33は、アパチャー32より大きい内径を有しており、
厚さ1μm以下の銅のスパッタ膜や蒸着膜で形成されて
いる。
【0016】また、前記開口電極部33より導線部34
が延ばされており、図示しない駆動回路、シフトレジス
タやラッチ回路からなるデータ出力回路に接続されてい
る。そして、駆動回路より画像信号データに基づき、開
口電極33に対して0ボルトと40ボルトが選択的に印
加される。
【0017】プロセスユニット20の記録用電極と対向
する位置には、用紙51を挟んで、対向電極60が設け
られている。その対向電極60は、1キロボルトの電圧
が印加される電極部62と、前記電極部を保持絶縁する
支持部61とで構成されている。
【0018】また、装置下方には用紙搬送ユニット50
が設けられている。用紙搬送ユニット50は、用紙51
を収納する用紙カセット52と、蹴り出しローラ53
と、用紙反転ローラ54と、搬送ガイド55と、送出ロ
ーラ56と、搬送ローラ57とで構成されている。各ロ
ーラは、図中矢印方向に回転可能であり、用紙を搬送し
得るようになっている。
【0019】また、用紙搬送方向下流には、定着ユニッ
ト40が配置されている。定着ユニット40は、ヒータ
42を内蔵したヒートローラ43と、加圧ローラ41に
より構成されている。
【0020】装置上方には、記録に必要なデータ処理を
行うコントローラ部71と、駆動や電圧制御をつかさど
る電源部70が設けられている。
【0021】次に、上述のように構成される画像記録装
置の動作について説明する。
【0022】外部のコンピュータからデータが送出され
てくると、本装置は作動を開始する。プロセスユニット
20においては、収納されたトナー27がアジテータ2
6により、供給ローラ24に送られ、接地されたブレー
ド25の摩擦帯電により、負帯電性を付与される。帯電
したトナー27は、供給ローラ24から担持ローラ23
に載せられ、記録用電極30と接する位置まで運ばれ
る。
【0023】記録電極においては、データ出力回路から
の信号が導線部を通じて、駆動回路に伝達される。これ
により駆動回路は、0ボルトと40ボルトを選択的に開
口電極部33に印加する。このとき接地した担持ローラ
23と開口電極33間には、電界が発生し、記録電極3
0と担持ローラ23により挟まれたトナーは、静電力を
受け、記録制御を行うことができる。すなわち、0ボル
ト印加時には、トナーはアパチャーへ移動することなく
静止しているが、40ボルト印加時には、負帯電したト
ナーはアパチャーをくぐり抜け、その後対向電極60に
よって形成された電界により飛翔する。
【0024】このようすを図面を使用して説明する。図
3は、アパチャー近傍の拡大断面図である。担持ローラ
23と記録電極30の基材31側の面とは、トナー27
を介して密着配置されている。トナー27層(図中G)
は、せいぜい数粒子層であり、30μm以下が最適であ
る。この担持層の量は、記録特性に大いに関わってお
り、例えば担持層厚が厚すぎると電界力が十分働かず所
要の記録速度が満たせず、また薄すぎる場合にもトナー
量自体が少ないため、必要の濃度が達成できないという
問題があった。
【0025】このような記録プロセスにおいて、前記記
録電極30と担持ローラ23がトナー27を介して、一
体化して配置されている。このため両者の空隙が常に一
定にされることにより、トナー担持層厚が安定化する。
その結果、いつでも良好なトナー供給が行われ、優れた
記録品質が維持できることになる。
【0026】装置の起動と同時に用紙搬送ユニット50
からは、用紙51が送出されてくる。すなわち、半円状
の蹴りだしローラ53が、用紙カセット52より用紙5
1を送り出し、用紙反転ローラ54によって搬送方向を
変更された後、搬送ガイド55と搬送ローラ57により
保持送出される。用紙51が前記記録電極30のアパチ
ャー32の真下にくると、トナー27が飛翔して付着す
る。各開口電極33の電圧を独自に制御することにより
トナーが飛翔し、対応した画像が用紙51上に形成でき
る。
【0027】その後、トナーによる画像が形成された用
紙51は、定着器40へと搬送される。そして、定着器
において用紙上の画像が、ヒートローラ43と加圧ロー
ラ41によって圧接されることにより定着される。画像
形成された用紙は、搬送ガイド55を経由して、排出口
12へと搬送され出力される。
【0028】本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可
能である。例えば、本実施例では担持ローラと記録電極
を一体化した記録ユニットを使用したが、記録電極と担
持ローラを本機側にそれぞれ配置固定してもよい。この
場合、前記両部材は交換不要となるため、ランニングコ
ストの低減に大いに寄与できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像記録装置は、電界制御手段たる記録用電極と
担持体とを、荷電粒子を介して常に接触する状態に配置
したことにより、接触する両者間の距離が変化すること
がないため、良好な記録を安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置の構成を具体化した一実
施例を示す断面図である。
【図2】本発明の画像記録装置に搭載される記録用電極
の斜視図である。
【図3】記録用電極と担持ローラ近傍の状態を示す拡大
断面図である。
【符号の説明】
20 プロセスユニット 27 トナー 30 記録用電極 32 アパチャー 33 開口電極部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも開口部を有し、その開口部を
    通過する荷電粒子の流れを制御する電界制御手段と、 その電界制御手段の開口部に前記荷電粒子を供給すべ
    く、前記荷電粒子を担持する担持体と、 その担持体とは、前記電界制御手段を介して対向する位
    置に配置される対向電極とを備える画像記録装置におい
    て、 前記電界制御手段と前記担持体とを、前記荷電粒子を介
    して常に接触する状態に配置したことを特徴とする画像
    記録装置。
JP474393A 1993-01-14 1993-01-14 画像記録装置 Pending JPH06210890A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP474393A JPH06210890A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP474393A JPH06210890A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 画像記録装置

Publications (1)

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JPH06210890A true JPH06210890A (ja) 1994-08-02

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ID=11592400

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP474393A Pending JPH06210890A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 画像記録装置

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